−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年のスペイン滞在日記です。
7月14日(水)
土曜日、闘牛の会があった。遅くなったがその模様を少しずつ書いていく。開始約20分前から、つまり17:40頃から5月22日に行われたフィリッペ皇太子とレティシア・オルティスの結婚式の模様を流した。オープニングは、マルとアレハンドロ・サンスが歌う、『CORAZON
PARTIO』 のDVDを流した。結婚式の頃は未だ3人くらいしか来ていなかったが、『CORAZON
PARTIO』 が終わる頃にはある程度集まった。まるでラス・ベンタス闘牛場の観客のような入り方だ。ビデオで始めようと思ったが、時間がないので、DVDに録画したメディアで始めた。これだとチャプターで飛ばせるから時間の節約になる。
始めは、5月12日のアントン・コルテスのグラン・ファエナ。右角の方が良い牛で、テンプラールのパセが感動的。角2本のクルサードも良かったし、ダメな方の左角でも良いパセを引き出した。剣が決まらなかった時の泣きそうな顔も印象的。次が17日のセルヒオ・マリンのコヒーダ。今年のフェリア中、1番重傷だった怪我だ。左膝十字靱帯断列で6ヶ月。痛さで顔を歪めて担がれていく姿が、闘牛の危険性を物語っている。人間の体なんて牛には人形みたいに簡単に持ち上げられてしまうのだ。2つ目のファエナは、同じ日のエドゥアルド・ガジョ。大粒の雨の中でプエルタ・グランデに繋がる耳1枚。体の前から後ろまで長いパセが良かった。
次が19日のファンディのバンデリージャ。後ろに走っていく歩幅が前に走るときのように広い。3回目にコヒーダされたが3度とも角の間で完璧に打っていた。3つ目のファエナは、同じ日のマティアス・テヘラ。手の低い長いパセを繋いでプエルタ・グランデ。特にナトゥラルが良かった。4つ目のファエナは、20日のミゲル・アベジャン。お約束の様なコヒーダ。牛が悪かったが、良いパセを繋いで観客を沸かせた。パセ・デ・ペチョの後のウィンク。そんな事するから剣が決まらないんじゃないの。グラン・ファエナは剣で耳2枚が消えた。
続きは明日にする。
13日の結果。 パンプローナ。ウセダ・レアル、耳要求で場内1周。フリ、耳要求で場内1周、口笛。セサル・ヒメネス、耳1枚。
7月16日(金)
新潟であった集中豪雨の被害者は、12人目の死亡者が確認された。堤防決壊で逃げ遅れた老人がその殆どだった。
土曜日、闘牛の会の続き。5つ目のファエナは、25日のセラフィン・マリン。ファエナの始めはグラン・ファエナだった。手の低い長いパセが繋がったが、クルサードを繰り返しても後半は牛が動かなくなった。またしてもプエルタ・グランデならず。残念な耳1枚だった。6つ目のファエナは、26日のセサル・リンコン。新聞は40m牛を呼んだと書き、6TOROS6は、50m牛を呼んだと記した。こんなに遠くから牛を呼んでパセをする闘牛士はセサル・リンコンだけ。驚異的な距離だ。そのことをラス・ベンタス闘牛場の観客に改めて認識させたファエナだった。セサルは前半、牛の持っている能力を最大限に引き出して最高のファエナをしたが、後半牛は本性を出して非常に危険になった。コヒーダされたのはその証拠。逆に言えば、それだけ危険な牛からあれだけのパセを引き出したセサルの闘牛士としての能力は物凄いものなのだ。剣はレシビエンドで1回ピンチャソの後、レシビエンドで良い剣を刺した。ファリア中、レシビエンドで剣刺しをしたのはセサルだけだった。これもまたファエナ同様、簡単なことではない。牛は、ファリア中唯一の場内1周になった。
14日の結果。 パンプローナ。ハビエル・コンデ、場内1周、弱い口笛。フリ、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳なし。 ラス・マバス・デル・マルケス。プエルト、耳2枚。アベジャン、耳2枚、耳1枚。バルベルデ、耳2枚と尻尾1つ。
15日の結果。 モラレハ。ラモス、耳1枚。フリオ・ペドロ・サアベドラ、耳なし。バルベルデ、耳2枚。
7月17日(土)
K-1でまた曙が負けた。負けるべくして負けた。手も足も出さないのだから勝てるわけがない。殆ど唯立っているだけ。優勝したのはタイのムエタイの選手。軽量だったが切れのあるパンチやキックだった。日本人はダメ。
ネットで来年のセマナ・サンタとコルプスを調べたら、セマナ・サンタが、3月20日から27日まで。コルプスが、5月26日だった。ついでに書けばフェリア・デ・アブリルは、4月3日から17日まで。
16日の結果。 ベニドルム。フィニート、耳2枚。ファンディ、場内1周、耳1枚。バンデリジェーロ、バシリオ・マルティン、重傷。ルイス・ルビアス、耳1枚。
7月18日(日)
ネットでまた1人闘牛の会へ入会した。北海道の人で定例会へは参加できない。今週中には、会員証などが送られるだろう。
昨日ミゲル・アンヘル・ペレラが左手に6cmの角傷を負った。
17日の結果。 バレンシア。パディージャ、ミウラ、耳1枚。ファン・アルベルト、耳1枚が2回。 マンサナレス。プエルト、耳1枚。ファンディ、耳2枚が2回。セサル・ヒメネス、耳1枚。 ビジャフランカ・デ・ロス・バロス。ヘスリン、耳2枚。オルドニェス、耳1枚が2回。ミゲル・アンヘル・ペレラ、耳2枚。左手に6cmの角傷。 グアルダマル・デル・セグラ。ファン・アントニオ・エスプラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。コルドベス、耳2枚が2回。ハビエル・コンデ、耳2枚と尻尾1つが2回。 ベニアハン。バレラ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。アルフォンソ・ロメロ、耳2枚が2回。エミリオ・ラセルナ、耳2枚、耳1枚。 サン・フェルナンド。カナレス・リベラ、耳なし。オクタビオ・チャコン、耳1枚、耳2枚。ヘスリ・デ・トレセラ、耳1枚が2回。 バルデラグナ。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、セルヒオ・ベガス、耳2枚。闘牛士、ルイス・ミジャ、エウヘニオ、ラファエル・デ・フリア、耳2枚。見習い闘牛士、サマンド、耳1枚。
7月19日(月)
昨日はあることで冷や汗を汗を掻き、暑い中、歩いて汗を流した。はあーあ、溜息だ。まあこんな事もある。汗を掻きすぎてミネラル不足。
先週の月曜日火曜日に北海道ノーザンホースパークで行われたセクレトセール2004で、ダンスインザダークXエアグルーヴの牡が4億9000万円の史上最高額で関口房朗が落札した。サンデーサイレンス産駒がなくてもこの盛況。アグネスタキオン、クロフネ、ジャングルポケット産駒も1億円以上の売り上げを記録した。サンデー亡き後の群雄割拠の時代に入りどの産駒が良い馬を出すのか。でも、走った有名牝馬の子どもに人気が集中しているようだ。
中田のフィオレンティーナ移籍が決まった。
18日の結果。 マドリード。ラファエル・オソリオ、ラファエル・デ・フリア、耳なし。ルイス・ビチェス、耳1枚。 バルセロナ。フィニート、耳なし。ハビエル・コンデ、耳1枚、口笛。マンサナレス、耳1枚。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。バレラ、口笛。ミウラ、マティアス・テヘラ、耳1枚。 タラゴナ。ヘスリン、耳1枚、耳2枚。オルドニェス、耳2枚。カステージャ、耳2枚が2回。 ジョレトゥ・デ・マル。ファン・ムリエル、チャモン・オルテガ、耳2枚、耳1枚。 マルベージャ。コルドベス、耳1枚。ファンディ、耳1枚が2回。サルバドール・ベガ、耳なし。 ジュンクレル。ギジェルモ・アルバン、耳1枚。ゲリータ・チィコ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。フリオ・ペドロ・サアベドラ、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。 モン・ド・マルサン(フランス)。フンディ、耳1枚、場内1周。エル・シド、口笛。アントニオ・バレラ、耳なし。
7月20日(火)
「先月10日に死去したソウル界の大御所、レイ・チャールズ(享年73)の遺作デュエットアルバムが、8月18日に緊急発売されることになった。約1年前から亡くなる直前まで、エルトン・ジョン、ウィリー・ネルソン、ノラ・ジョーンズら12人の超豪華アーティストたちとデュエット曲をレコーディング。人選も選曲もすべてレイ自身が行った自信作だ。日本盤のみ「エリー・マイ・ラブ」が収録される。」 ーーサンスポよりーー 『エリー・マイ・ラブ』 とは、サザンの、『いとしのエリー』 の事だ。他に、ボニー・レイット、B・B・キング、ジェームス・テイラー、ヴァン・モリソンなど。欲しいCDだ。
このCDを作る 「きっかけは、死を迎える1年前の昨年6月、テレビ番組でヴァン・モリソン(55)と「クレイジー・ラブ」をデュエットした際、気の合う仲間や自分を敬愛してくれる歌手たちとデュエットアルバムを制作することを思い立った。人選も選曲も本人が行い、自ら声を掛けるほど力が入っていたという。
」 ーーサンスポよりーー
鈴木善幸が昨日死亡した。ある意味で岩手県人らしい人だった。少なくとも小沢一郎よりずっとそうだ。そうかと思うと椎名悦三郎のような政治家もいた。
19日の結果。 モン・ド・マルサン(フランス)。ウセダ・レアル、フリ、耳なし。マティアス・テヘラ、耳2枚。
7月21日(水)
昨日が、39.1度。今日が、38.5度。東京はヒートアイランド現象で猛暑。クーラー使う奴がいるからこれだけ暑くなる。エコロジーとか言っている人に限ってクーラー使ってんじゃないの?アスファルトとコンクリートで固めた人口都市、東京の季節感はこのような形で表れる。塩分とミネラルを補給して、良い汗流そう。
俺の部屋にもクーラーがある。あるが、天然だから電気代もかからないし、故障もない。
20日の結果。 モン・ド・マルサン(フランス)。ハビエル・コンデ、罵声が2回。セバスティアン・カステージャ、耳1枚。サルバドール・ベガ、口笛。
7月23日(金)
夜は涼しかった。でも、また日があがれば一緒で暑い。昨日はビデオなどを整理していた。これだけあると訳が分からなくなってくる。ビデオのDVD化計画も進んでいる。
21日の結果。 バレンシア。アンヘル・デ・ラ・ロサ、耳1枚。レアンドロ・マルコス、場内2周。ファン・アルベルト、場内1周。 モン・ド・マルサン。ハビエル・コンデ、罵声。セサル・ヒメネス、耳1枚。フリエン・レスカレット、耳なし。
22日の結果。 バレンシア。カリファ、口笛。ウセダ・レアル、アベジャン、耳なし。 モン・ド・マルサン。メカ、耳なし。パディージャ、耳1枚。ロブレニョ、耳なし。
7月25日(日)
23日カルメン・オルドニェスが死んだ。息子のリベラは闘牛をキャンセルしてマドリードに到着した。お爺さんがニーニョ・デ・ラ・パルマ(カジェタノ・オルドニェス。ヘミングウェイの、『日はまた昇る』のモデル。)。父親がヘミングウェイの、『危険な夏』 の主人公、アントニオ・オルドニェス。そのライバルのルイス・ミゲル・ドミンギンは叔父。フランシスコ・リベラ“パキーリ”に嫁ぎ離婚。スペインのワイドショーでは、いつも登場するカルメン・オルドニェス。ワイドショーでは、カルミナ・オルドニェスと呼ばれていたが。
死因は判らないが、いつも噂として流れていたのは、麻薬をやっているというものだったので、多分それが原因だろう。大闘牛士の娘として可愛がられて育ったお嬢様は、芸能人の様にいつも注目の的。情緒不安などを抱えて・・・と、言ったところだろうか?
23日、バレンシアでセサル・リンコンがグラン・ファエナをした。HPのタイトルには、セサル・リンコンの前にバレンシアは屈服したとなっている。新聞には、グラン・レセルバ(最高のワインの等級)の芳香などと書かれている。今年のセビージャ以降で最も重要なファエナだとセサルは言っている。観たかった。
23日の結果。 バレンシア。セサル・リンコン、耳1枚、耳2枚。マティアス・テヘラ、耳要求で場内1周。マンサナレス、耳1枚。
24日の結果。 バレンシア。フリ、耳なし。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。ルイス・ボリバル、コヒーダで左足2ヶ所に10cmと12cmの角傷を受け重傷。 サンタンデール。プエルト、耳なし。ファン・ディエゴ、耳1枚。ミゲル・アンヘル・ペレラ、耳なし。コヒーダ。
7月26日(月)
朝、雨が降って温度が下がったので今日は少しは良かった。夕方雨が降るかも知れないと言っていたので期待していたら予報ははずれた。
ずーと、観たかった、5月18日のエル・トレオンの特集を観た。勿論DVDにダビングした。セサル・リンコンがマノロ・モレスを牧場の中を案内して牛の説明や牧場の説明をしている。生まれた直後の仔牛がいたり、テンタデロを自分でやったりしながら牛の特徴を喋ったりしていた。それにしても牧場の牛を遠くから呼んで動かしたり、立たせたり、本当にセサルは牛を魔法のように扱う。
バレンシアのフェリア・デ・フリオが終わった。最優秀闘牛士は、セサル・リンコン。トゥリンファドールのナランハ・デ・オロを受賞した。
23日の結果。 ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオン。ヘスリン、サルバドール・ベガ、耳1枚。ヘスリ・デ・トレセラ、耳2枚。 メンギバル。フェルナンド・セペダ、耳1枚。カナレス・リベラ、耳1枚が2回。ルイス・マヌエル、耳1枚。 ロケタス・デ・マル。ハビエル・コンデ、耳2枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。
24日の結果。 ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオン。マンサナレス、セサル・リンコン、耳1枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。 アルマデン。エスプラ、ミウラ、耳なし。アントン・コルテス、耳1枚。 ブルホン。ホセリージョ・デ・コロンビア、耳1枚。ルイス・ルビアス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 コジャド・ビジャルバ。ウセダ・レアル、ロブレニョ、耳なし。セラフィン・マリン、耳1枚。 ラ・ソラナ。アベジャン、耳1枚が2回。エル・シド、カステージャ、耳なし。 プエルト・デ・マサロン。ラファエリジョ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ギジェルモ・アルバン、耳1枚、耳2枚。ホルヘ・イバニェス、耳なし。 ロケラス・デ・マル。フェルナンド・セペダ、耳なし。ヘスリン、耳1枚。マンサナレス、耳なし。 ビジャミエル。ゲリタ・チィコ、耳2枚。フリオ・ペドロ・サアベドラ、耳2枚、耳1枚。エル・ルビオ、耳1枚。 ソリア。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アルバロ・モンテス、耳なし。闘牛士、ホセ・ルイス・パロマール、耳2枚。コルドベス、耳1枚。見習い闘牛士、ルベン・サンス、場内1周。
25日の結果。 マドリード。フラスクエロ、ハビエル・バスケス、耳なし。フリオ・ペドロ・サアベドラ、場内1周。 バルセロナ。プエルト、アベジャン、耳なし。アントニオ・バレラ、耳2枚、耳1枚。 バレンシア。バレラ、耳1枚が2回。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。カバジェーロ、ファンディ、カステージャ、耳なし。 タラゴナ。ルベン・マリン、耳1枚。セラフィン・マリン、耳1枚、場内1周、耳2枚。 コジャド・ビジャルバ。エスプラ、耳1枚が2回。エンカボ、耳2枚。フェレーラ、耳1枚。 マルベージャ。コルドベス、耳2枚と尻尾1つ。フィニート、ハビエル・コンデ、耳2枚。 ロケラス・デ・マル。ペピン・リリア、パディージャ、耳なし。ミウラ、雨のため出来ず。以降中止。
7月27日(火)
ビデオDVD化計画実施して、HDDを整理したり、DVDメディアに直接ダビングしたり色々やっている。夕方、銀座に行ってTAKEさんに会って借りていた携帯を返してきた。美味いモツ煮と冷えたビール。場所を変えて、ジャックダニエルとスペインのチョリソを食べた。闘牛や闘牛の会のこと、本のことなどを話した。結構飲んで酔っぱらって眠くなったので寝ることにする。
26日の結果。 サンタンデール。カステージャ、耳1枚、耳2枚。アントン・コルテス、セラフィン・マリン、耳なし。 トゥデラ。アベジャン、アントニオ・バレラ、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳なし。
7月28日(水)
今日は、山田風太朗の命日。あれから3年が経った。書いた本は殆ど傑作ばかりだった大天才作家だった。数多くの著作とその生き方で、多くの読者に、多くの驚きと感動を与え続け未だに色褪せることがない。
そういえば、20日フラメンコ・ダンサーで振付家のアントニオ・ガデスが胃ガンのために死亡した。闘牛士に憧れ夢叶わず、舞踏家に。カルロス・サウラ監督の映画、『血の婚礼』 『カルメン』 『恋は魔術師』 の3本に主演、その後、舞台にして成功を収める。個人的には、東急シネマスクエアーで観た、『カルメン』が衝撃的だった。あの映画で、アントニオ・ガデスを知り、クリスティーナ・オヨスとパコ・デ・ルシアの才能の輝きに愕然とした事を思い出す。どちらかというと、アントニオ・ガデスよりクリスティーナ・オヨスとパコ・デ・ルシアの方が好きだ。セビージャからマドリードに戻るAVEの中で、クリスティーナ・オヨスを観たことがある。声を掛けたかったが、プライベートの時間だろうからと我慢したのを覚えている。闘牛場では、「モランテが好き」と恥ずかしそうに照れ笑いをしながらTVで言っていたのを思い出す。パコ・デ・ルシアの曲だって牧場の風景や闘牛関係のTV番組では、しょっちゅう使われている。フラメンコって闘牛と強く結びついているようだ。
27日の結果。 サンタンデール。ファンディ、耳1枚、場内1周。セサル・ヒメネス、マティアス・テヘラ、耳1枚。
7月30日(金)
アテネ・オリンピックで金メダル最有力候補、男子ハンマー投げの室伏広治の事をNHK『人間ドキュメント』でやっていた。今まで早く回転することが遠くへ飛ばすことと思っていた彼にコーチはリラックスした状態からゆっくり回転を始め、3回転目からスピードを上げハンマーを投げる4回転目で最大の力ハンマーに伝えるようにとフォームの改造をやっていた。理論というのは凄い物で、回転するとき今までのフォームでは回転軸がぶれていたが、改造を試みているフォームは回転軸が左足になってぶれがなくなる。結果として、ハンマーはコントロールされ安定して遠くへ飛ぶ。
フォーム改造中、今までの考えや今まで肉体に刻んできた物を棄てなければならない。そのことについて、「そういう物を否定して替えるのが苦しい」といっていた。が、「自分が進歩するとか、磨かれていくとか、記録が伸びるとか、言うことは非常に嬉しいこと。新しいことをして気持ちが楽になった。運動会に出るように楽しく出来る」といって明るい顔をしていた。理論という物は素晴らしい物だ。が、それを実践する肉体はもっと素晴らしい。
夕方、2本のTELがあった。TAKEさんとNAKAMURAさん。TAKEさんからは誘いのTELで、NAKAMURAさんからは質問というか問い合わせ。それにしても良く喋る。元気そうだった。京都は台風の影響で風が強くなってきたそうだ。
29日の結果。 サンタンデール。フィニート、耳なし。アベジャン、耳1枚、場内1周。フリ、耳2枚。
7月31日(土)
昨日のサッカーは男女とも快勝だった。FWが4点取ったことをマスコミなどが喜んでいるがそれはどうでも良いことだと思う。流れの中で点を取れたことが重要だ。
イチローが5安打して打率が3割5分近くに上がってきた。首位打者も見えてきた。月間50安打にも後2本。達成すると3回目になる。これは大リーグ史上初の快挙になるという。
30日の結果。 サンタンデール。パディージャ、ミウラ、バルベルデ、耳なし。 カラスパラ。ハビエル・コンデ、口笛が2回。ファンディ、耳1枚が2回。セサル・ヒメネス、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。 ポルスナ。騎馬闘牛士、アントニオ・ドメク、耳1枚。闘牛士、エウヘニオ、ペペ・モレノ、耳2枚。
8月1日(月)
昨日は、昔NHKで放送した、BBC制作の、『ダンシング・イン・ザ・ストリート』 のビデオを引っぱり出して観ていた。TVEのグロリア・エステファンの特集番組をDVD化した後、思い出したように観た。面白くて約6時間、ロックの歴史を辿った。ビートルズ以前の黒人音楽や、ボブ・ディラン、フラワー・ムーブメント、パンクなど。でも、モータウン設立の話や、チェス・レーベル、そして、僕にとって伝説の“マッスル・ショールズ”とジェリー・ウェクスラーの話は特に印象的だった。数多くのソウル・サウンドを送り出した“マッスル・ショールズ”に、アレサ・フランクリンが始めてきてレコーディングしたときの話は面白かった。
“マッスル・ショールズ”のスタジオ創業者のリック・ホールは、アレサ本人については知らなかったが父親のことは知っていたと、いう。そして、L・C・フランクリン牧師の、「失敗を怖れる者が、失敗を味わうことになる」の説教が流れる。ブッカー・T&MG’S、トム・ダウト、オーティス・レディング・・・。だが、マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺で、リズム&ブルースが衰退していく。
「我々は黒人だ。我々の鼻は広い。唇は厚い。髪の毛は自然だ。我々は美しい!我々は美しい!」 テロップはないがこの言葉は、マルコムxの言葉だったはずだ。キング牧師が掲げた黒人と白人の融合という理想はもろくも崩れる。それは、フラワー・ムーブメントの、「ラブ&ピース」が崩れたように。やっぱり60年代のアメリカ音楽は実にパワフルで面白い。もし、ブラック・ミュージックがなかったら、これほどの活気はなかっただろう。
31日の結果。 サンタンデール。ウセダ・レアル、耳なし。エル・シド、耳1枚、場内1周。ロブレニョ、場内1周。 ウエルバ。マンサナレス、フィニート、耳なし。サルバドール・ベガ、耳1枚。 アスペイティア。ハビエル・コンデ、罵声。マティアス・テヘラ、場内1周、耳1枚。マンサナレス、耳なし。 カステージャ、耳2枚。イバン・ビセンテ、ミゲル・アンヘル・ペレラ、耳1枚が2回。 エステージャ。アベジャン、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳1枚、耳2枚。セルヒオ・マルティネス、耳なし。 サンタ・マリア・デ・トルメス。オルドニェス、耳2枚、耳1枚。ファンディ、耳1枚が2回。 バルデペニャス。ヘスリン、耳2枚。オルドニェス、耳2枚、耳1枚。ファンディ、耳1枚が2回。 ピノソ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、セルヒオ・ガラン、耳1枚。闘牛士、コルドベス、耳1枚。バレラ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。
8月3日(火)
暑い夏に、熱いラーメンをすする何て事は、あまりしないが、その方が体に優しい。外食産業の業績が発表されているが、マクドナルドは既存店の売り上げが増えて大幅増益。一方、吉野家は4ヶ月連続で前年比30%以上の売り上げ減。アメリカの牛肉輸入禁止措置は、大きな影響を与えている。夏に豚丼って良いんだけど。カレー丼も290円で廉価だが商品が客への認知度が低いから売り上げが伸びないのだ。
今日はそんなに太陽が顔を出さなかったのに蒸して熱かった。ポンセもボリバルも長期離脱で代わりの闘牛士が入れ替わり立ち替わり出場している。また、怪我も多い。
1日の結果。 マドリード。アルフォンソ・ロメロ、エル・レンコ、パウリタ、耳なし。 バルセロナ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アルバロ・モンテス、怪我。闘牛士、バルベルデ、ハビエル・ソリス、場内1周。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。セサル・リンコン、耳なし。フリ、罵声。ヘスリ・デ・トレセラ、耳2枚。 アスペイティア。ファン・ディエゴ、場内1周。エル・シド、アレハンドロ・アマジャ、耳なし。 カストロ・ウルディアレス。イガレス、耳2枚。パディージャ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。ホセ・ボレロ、耳なし。 エステージャ。ハビエル・コンデ、口笛、耳1枚。フランシスコ・マルコ、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、耳2枚。 インカ。フィニート、耳1枚。コルドベス、耳1枚、耳2枚。怪我。オルドニェス、場内1周、耳2枚。 イスカル。セサル・ヒメネス、耳1枚、耳2枚。レアンドロ・マルコス、マンサナレス、耳2枚。 ラ・ロダ。フェレーラ、耳1枚が2回。エンカボ、セルヒオ・マルティネス、耳なし。 マルベージャ。アベジャン、ファンディ、カステージャ、耳2枚。
2日の結果。 ウエルバ。ヘスリ・デ・トレセラ、マヌエル・エスクリバノ、耳なし。ミゲル・アンヘル・ペレラ、耳1枚。 アスペイティア。エル・シド、場内1周。セサル・ヒメネス、耳なし。サルバドール・ベガ、耳2枚、耳1枚。 イスカル。フィニート、耳要求。ハビエル・コンデ、口笛、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳2枚。 Chateaurenard(フランス)。エンカボ、耳なし。エル・ロボ、弱い口笛。サンチェス・バラ、耳1枚。
8月4日(水)
昨日の中国で行われたサッカーのアジア・カップ準決勝は、延長で4−3で勝った。前半に退場者を出して負けると言い訳が出来る状態で0−1とリードされそれでも後半早々逆転して2−1。後半の後半2点を入れら2−3と逆転され終了間際、中沢のヘッドで追いつき延長戦へ。そして、玉田の決勝ゴール。2試合連続で綱渡り的な勝利だった。ベスト・メンバーでないので苦戦していると言うこともあるが、それでも選ばれたメンバーが試合ごとにねばり強く最後まで諦めずに良い仕事をしている。絶賛に値する。
所で、TVニュースではこの結果をアナウンサーが原稿を読み放送した。プロ野球の結果を流すときは解説者を付けて放送するのとは違うやり方だ。放送局の姿勢は何処も同じでこのスタイル。アジア・カップって重要な試合じゃないわけ?これじゃ、長い目で見て良いサッカーファンが増えないんじゃないの?TV中継の視聴率は多分、プロ野球よりサッカー中継の方があったはずだ。真面目にニュース放送のやり方を考え直した方が良いと思う。
3日の結果。 ウエルバ。ハビエル・コンデ、口笛。フリ、耳1枚が2回。ファンディ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。 ソト・デル・レアル。パディージャ、耳なし。サンチェス・バラ、耳1枚。バルベルデ、耳なし。 Chateaurenard(フランス)。セサル・リンコン、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。サルバドール・ベガ、耳1枚。
8月5日(木)
床屋に行ってさっぱりしてきた。暑いので少しは楽になって欲しいがそうも行かないだろう。東京は31日に真夏日が続いている。熱帯夜も続いている。
4日の結果。 ロス・バリオス。ヘスリン、耳1枚。オルドニェス、耳1枚、耳2枚。サルバドール・ベガ、耳2枚。
8月6日(金)
何故か唇が腫れている。多分夜中に蚊に刺されたのだろう。めくれ上がって厚い唇になった。イチローが絶好調だ。後半戦は打率5割で、現在首位打者。1試合5安打が2回あったり打ちまくっている。
5日の結果。 ビトリア。コルドベス、アベジャン、ファンディ、耳なし。 ラ・コルーニャ。ハビエル・コンデ、耳なし。サルバドール・ベガ、耳1枚が2回。マンサナレス、耳なし。
8月8日(日)
ジーコ・ジャパンは、3−1でアジア・カップで中国を破り優勝した。後半終了間際、玉田のだめ押し点は気分が良かった。選手はブーイングの中で最後まで諦めず良くやった。1試合1試合チームが成長した。チームとしてのバランスも非常に良かった。俊輔が大車輪の活躍だった。川口、宮本、中沢の守備陣もしっかりしていたし、遠藤、福西も、鈴木、玉田も良かった。そして、ジーコがが勝ったのだ。監督の構想をゲームの中で選手が表現できた。選手交代やシステムなど采配もさえた。
ジーコが何故日本に来たのか詳しい理由は知らないが、引退試合でスタジアムに沸き起こった、「ジーコ」コールが今、日本中に再び鳴り響いているような気がする。非常に嬉しい。
6日ポンテベドラでセサル・リンコンがグラン・ファエナをしたそうだ。
6日の結果。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。ハビエル・コンデ、口笛、罵声。サルバドール・ベガ、耳なし。マンサナレス、耳1枚。 ラ・コルーニャ。ウセダ・レアル、耳1枚、耳2枚。アベジャン、耳なし。ファン・ディエゴ、耳1枚。 ポンテベドラ。マンサナレス、耳なし。セサル・リンコン、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。 ビトリア。ヘスリン、耳なし。オルドニェス、フリ、耳1枚が2回。 ラ・アドラダ。ホセリージョ・デ・コロンビア、耳なし。アルバロ・ゴメス、耳1枚。エル・ルビオ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 ビジャヌエバ・デ・コルドバ。コルドベス、耳1枚が2回。アレハンドロ・カストロ、耳なし。ファンディ、耳2枚、耳1枚。
8月10日(火)
昨日の夜、銀座にてTAKEさん、カエルさんと韓国料理屋で食事をした。暑いときにキムチなど辛い物は、体に刺激と元気を与えた。MEGUさんは、スペイン語の授業があって来なかった。話も闘牛の話だけじゃなく、映画、風太朗など色々な話題がでた。店員の韓国人女性は1年前にタバコを辞めて5キロ太ったと言っていた。そんなにまでして健康に気を使っても、中年になって太ったら成人病が待っているのに、禁煙の意味があるのだろうか?僕は、風太朗のように車椅子になってもスプーンで酒を飲んで、震える手でタバコを吸って、滑稽に死んでいきたい。
甲子園のスコアボードに、スタンドは禁煙の文字があってビックリした。野球観ながらタバコ吸えないなんて野球観に行く意味がなくなるではないか。野球は、ビールにタバコで見るものだ。ドームじゃなるまいし、野球ファンをなくすこのような措置に野球の将来は暗いなと思った。
9日サン・セバスティアンでエドゥアルド・ガジョがセサル・リンコンからアルテルナティーバを受けプエルタ・グランデした。セサルは始めの牛でまた牛を遠くから呼んでファエナをした。
7日の結果。 ラ・コルーニャ。ヘスリン、耳1枚。フィニート、耳2枚。オルドニェス、耳1枚。 ポンテベドラ。ウセダ・レアル、耳なし。ファンディ、マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。 サンタンデール。ハビエル・コンデ、口笛、罵声。アントニオ・バレラ、耳1枚、耳2枚。カステージャ、耳なし。 ビトリア。セサル・ヒメネス、耳1枚。サルバドール・ベガ、マンサナレス、耳なし。 アルモナステル・ラ・レアル。イガレス、耳2枚。アニバル・ルイス、耳1枚。ホセ・ボレロ、耳なし。 マンサナレス・エル・レアル。エル・ミジョナリオ、耳2枚が2回。パディージャ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。イバン・ビセンテ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 ナバス・デ・サン・ファン。モレノ、耳2枚、耳1枚。ラファエリジョ、耳2枚。ホルヘ・イバニェス、場内1周。 ペドロ・ムニョス。ペピン・リリア、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。エル・シド、ルイス・ミゲル・バスケス、耳なし。 ビナロス。ビクトル・プエルト、耳1枚、耳2枚。アベジャン、耳なし。フリ、耳1枚。
8日の結果。 マドリード。ファン・カルロス・ランドロベ、ルイス・マヌエル、ラファエリジョ、耳なし。 バルセロナ。パディージャ、クーロ・ディアス、耳1枚。カステージャ、場内1周。 アリカンテ。フィニート、耳なし。マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。フランシスコ・ホセ・パラソン、耳1枚。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。フリ、耳なし。セサル・ヒメネス、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳なし。 ポンテベドラ。エンカボ、フェレーラ、場内1周。エル・シド、耳1枚。 タラゴナ。アルベルト・エルビラ、耳なし。イバン・ビセンテ、耳1枚が2回。バルベルデ、耳2枚。 ビトリア。ロブレニョ、場内1周。セラフィン・マリン、場内1周。怪我。イケル・ハビエル・ララ、場内1周。 ベルハ。フェルナンド・セペダ、耳2枚。コルドベス、耳2枚、耳1枚。カナレス・リベラ、耳2枚。 ジョレット・デ・マル。マリオ・コエロ、耳2枚、耳1枚。レイ・ベラ、耳2枚。 マルベージャ。ヘスリン、耳1枚が2回。オルドニェス、耳2枚が2回。マンサナレス、耳1枚、耳2枚。 Palavas(フランス)。フンディ、耳1枚、耳2枚。メカ、耳2枚。デニス・ロレ
、耳1枚。
9日の結果。 サン・セバスティアン。セサル・リンコン、場内1周、耳1枚。フリ、耳なし。エドゥアルド・ガジョ、耳1枚が2回。 ビトリア。ラモス、パディージャ、フェレーラ、耳なし。
8月11日(水)
昼にTELがあり、父親が入院したとのこと。会社にTELを入れて休みを取って盛岡に帰ってきた。直ぐに病院に行って集中治療室で会う。元気で普通の感じだが、やはり年を感じる顔や声をしている。病名は急性心筋梗塞。動脈が詰まって血が廻らなくなって心臓が痛くなったようだ。1日遅かったら死んでいたそうだ。手術と言っていたがカテーテルのような管を足の付け根の動脈から入れて詰まりを除去するもの。昔だったらこんな技術はないから当然死んでいたはずだ。
技術の進歩は凄い物だ。死ぬ間際の重体の人が集中治療室へ入ると思っていたが、大学病院の循環器の集中治療室に入っている人みんな結構元気そうだった。多分、心筋梗塞などの人が多いだろうからそうなのだろう。この病院は僕が通っていた幼稚園の裏にある岩手医科大学。お袋が勤めていたところだ。その病棟は、新しく建った病棟で最新の設備があるようだ。親爺は家族がみんな揃って嬉しいのか饒舌に病院に行った経緯や入院の過程、手術のことなどを話していた。嬉しそうに手を振って出てきた。
集中治療室への出入りは必ず手洗いが義務づけられている。病室前には消毒用のアルコールなのだろう用意されていた。帰りに東屋に行ってそばを食った。やっぱりうどんよりそばの方が美味い。当たり前だ。盛岡はわんこそばが有名だがそういう物しか出来なかった土地と風土がそばの文化を作ったからそこで生まれ育った人間だから当然そばが好きだ。帰りにそば茶を買ってきて飲んだが美味しかった。
10日の結果。 サン・セバスティアン。ファンディ、耳1枚、場内1周。カステージャ、重傷。セサル・ヒメネス、耳なし。 ウエスカ。セサル・リンコン、耳なし。サルバドール・ベガ、マティアス・テヘラ、耳1枚。 サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル。フィニート、耳2枚。フリ、耳なし。マンサナレス、耳1枚。 ソクエジャモス。パディージャ、耳2枚、耳1枚。エンカボ、耳なし。フェレーラ、耳1枚。 ミアハダス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アルバロ・モンテス、耳2枚、耳1枚。闘牛士、カナレス・リベラ、耳1枚、耳2枚。アニバル・ルイス、耳1枚が2回。
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