−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年のスペイン滞在日記です。
9月19日(金)
朝、急いで東京駅へ。喫煙所は1箇所ホームの上野寄りにあり反対側はないのか聞くと、「弁当屋があって、それを食べてる人の苦情で撤去しました」という。バカ野郎。じゃ喫煙者がみんなで騒ぐとかデモして喫煙所を増やせと言えば増やすのか。スペインでは考えられない暴挙がこの日本でおこっている。何でもかんでもアメリカに右習え。おかしくないか?「NO」と、いえる日本になれないわけ。タバコを止めなさい。それに対して明確に、断固として、「NO」 といっていかなければならない。吸わない人間がタバコを止めろと吸う人間に言うのは、個人の人格を否定し侵害する越権行為をしているのではないのか?
盛岡までは喫煙車で帰ってきた。タバコが嫌いなヤツは禁煙車に乗っておとなしくして他人に迷惑をかけないように。盛岡は寒い。弟が車で向かえに来て昼飯を食った。そばか何か食いたかったが、何故かオムライス。でかいショッピングセンターの中で食ったので全館禁煙。もう来ないぞこんな所。タワーレコードが入っていたのでCDを観ていたら欲しいのがあったので買おうとレジに行ったら前の爺さんが手にしていたジャズのCDに、SPAIN
の文字。気になって調べたら、ミシェル・カミロとトマティートの、『SPAIN』
だった。だから買った。他に買ったのが、イブライム・フェレールの、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ』、と、弟が見つけた、ステージ101 『ゴールデン☆ベスト ヤング青春の日々』
『SPAIN』 は、やはりあのチック・コリアの名曲、「スペイン」 だった。トマティートのフラメンコ・ギターがミシェル・カミロのピアノと良く合っている。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ』
は、オマーラ・ポルトゥオンドとのデュエットで名曲、「シレンシオ」。これが聴きたかったのよ。ステージ101 は、「涙をこえて」「人生すばらしきドラマ」などあの頃NHKで歌っていたナンバーがCD2枚になっている。こんなの東京じゃ見つからない。かえって地方の方がこう言うのを忘れずに覚えているから売れるのだろう。
久々の盛岡。夕食は、芋のこ汁やフキ、お新香などを食べた。明日は親戚が集まる。
18日ムルシアで、ペピン・リリアがこの日、5頭目の牛、トレストレジャ牧場のNO88、黒色、562キロの“セビジャーノ”という牛を、インドゥルトした。
18日の結果。 ムルシア。ダマソ・ゴンサレス、耳1枚が2回。ペピン・リリア、耳1枚、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。フリ、耳2枚。 ニーム(フランス)。フェルナンデス・メカ、デニス・ロレ、耳なし。セラフィン・マリン、耳1枚。
9月20日(土)
家に帰ったら居間は禁煙だと、言う。芋のこ汁をよそう手の震える母親が。13回忌を終えて家に戻り昼食。食事が終わり叔父ちゃんが、「灰皿は何処ですか」というと、母親が、「すいませんがここは禁煙です」と言った。それから禁煙喫煙の話になった。女どもはみんな一様に禁煙賛成派。今年の税金値上げでタバコを止めた定年したばかりの叔父さんは、「タバコを喫まなくなって体調が良くなった」と言って喫煙車の兄に禁煙を奨める。女どもは、しきりに部屋が綺麗になったことを強調し、時代がこういう時代になったという。何でもかんでもアングロサクソンの真似をするのが良いのか?
だから僕が言った。他の人よりタバコや酒を飲んで国に多く税金を納めているのに、路上でタバコを吸っている人間に罰金を取る。訳が分からない。本来ならタバコを吸わない人間からタバコを吸っている人と同じくらい税金を取るべきだ。これだけ国に余計に税金を納めているのに全く配慮がない。世の中間違っている、と。女どもは笑って聞いていた。叔父さんも納得していた。ポンセじゃないけどタバコ吸って税金多く払っている人間に対して尊敬が足りないよ。国家の配慮がなさ過ぎる。タバコの何処が悪いの?
お寺で拝んで貰って墓に行った帰り、叔母ちゃんの墓にも寄った。おばあちゃんが死んだときは、有馬記念の当日だった。そのことを親爺に言ったら、妹が死んだのも有馬記念の日だったと、言っていた。
今TVCMを観ていたら、布袋が出て、ザ・バンドの「ザ・ウェイト」か「オールド・ディキシー・ダウン」がかかっていた。バンドってサントリーの角瓶?でも、何だか角瓶が飲みたくなるから角なのかも知れない。
セサル・リンコンはニームでポンセと一緒にプエルタ・グランデ。ポンセのバンデリジェーロ、Jean-Marie
Bourret(ジャン・マリ・ボウレと読むのかフランス人)がニーム最後の場内1周をした。多分、テンポラーダが終わったら引退するのだろう。ファンディは怪我から40日後の復帰初戦で、耳3枚と尻尾1つの活躍。右手に尻尾、左手に子ウサギをもって場内を廻った。
19日の結果。 ニーム(フランス)。セサル・リンコン、耳1枚が2回。ポンセ、耳2枚。マティアス・テヘラ、耳なし。 グアダラハラ。ホセリート、耳なし。フリ、耳要求、強い耳要求でプレシデンテに罵声。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。 カソルラ。コルドベス、耳1枚、耳2枚。ルイス・マヌエル、耳4枚。ファンディ、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。
アルモドバル・デル・カンポ。パディージャ、耳2枚。ビクトル・ハネイロ、耳1枚。セラフィン・マリン、耳2枚。
9月21日(日)
総裁選で、小泉首相が圧勝した。臨時国会の後、総選挙になるようだ。台風が接近中で東京は雨。寒い。
20日マハダオンダのフェレーラは、ヘストが悪いと書かれている。そういうこともあるだろうと思う。
20日の結果。 ニーム(フランス)。フリ、耳1枚ともう1枚要求。セサル・ヒメネス、耳なし。フリエン・ミレット、場内1周。 グアダラハラ。ポンセ、耳1枚ともう1枚要求。ヘスリン、耳なし。フィニートに代わり、マティアス・テヘラ、耳なし。 タラゴナ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳2枚。闘牛士、コルドベス、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。アベジャン、耳なし。 マハダオンダ。プエルト、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。エンカボ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。フェレーラ、耳2枚、耳2枚と尻尾要求。 モロン・デ・ラ・フロンテラ。マンサナレス、耳なし。ミウラ、耳1枚、耳2枚。ファンディ、耳2枚。 アランダ・デ・ドゥエロ。フェルナンド・ロブレニョ、イバン・ビセンテ、バルベルデ、耳1枚。 フレネガル・デ・ラ・シエラ。パディージャ、耳1枚、耳2枚。カナレス・リベラ、耳なし。ルイス・ビチェス、耳2枚。 リアサ。ラモス、耳1枚、耳2枚。セラフィン・マリン、耳1枚。イバン・ガルシア、耳2枚。
9月22日(月)
昨日から台風が冷気を呼んでいたが、今日はもう長袖が必要だ。秋の気配ではなく、秋を感じさせる天気だ。
小泉内閣の組閣が、党三役人事に続き決まった。総裁選で支持した勢力への配慮と抵抗勢力を取り込むような人事で挙党一致体制を作ろうとしている。臨時国会も召集が決まり、解散総選挙も始まりそうだ。円高ドル安で2円以上円が上がった。ユーロがあまり上がっていないのが不満だ。株価は大幅に値下がり。
またイラクで国連事務所付近で爆弾テロがあった。イスラエルはアラファト議長追放を決め、いつ実行にうつすか時期を待っている。国連はこの決定に対して反対の決議を可決してアラブ人自治政府を支持している。和平は遠い。世界の火薬庫は未だ変わらず。
秋競馬が開幕して一線級がレースに出だした。今週は神戸新聞は。3冠を目指すネオユニヴァースも始動する。関東馬もなかなか良い布陣で挑む。岡部も調教を再開したのでその内ターフに帰ってくるだろう。待ち遠しい。
21日の結果。 バルセロナ。ヘスリン、オルドニェス、耳なし。フリ、耳2枚。 ログローニョ。パディージャ、ディエゴ・ウルディアレス、エル・シド、耳なし。 グアダラハラ。エンカボ、耳なし。フェレーラ、耳1枚。ファンディ、耳なし。 オビエド。カミノ、耳1枚。ウセダ・レアル、耳2枚。ファン・ディエゴ、耳1枚が2回。 ロルカ。セサル・リンコン、コルドベス、耳1枚。モランテ、耳1枚が2回。 ムネラ。アベジャン、耳1枚が2回。イバン・ビセンテ、耳1枚。アントン・コルテス、耳2枚と尻尾1つ(牛、場内1周)。 サン・アグスティン・デ・グアダリック。サンチェス・バラ、耳2枚が2回。グエリタ・チィコ、耳2枚。セバスティアン・ペレイラ、耳2枚が2回。右太股に3箇所に角傷を受け重傷。 タラベラ・デ・ラ・レイナ。ホセリート、耳なし。セサル・ヒメネス、耳2枚。 ジェクラ。プエルト、耳1枚、耳2枚。ラファエリジョ、耳2枚と尻尾1つ、場内1周。ホルヘ・イバニェス、耳1枚。
ニーム。(昼)。ハビエル・コンデ、マンサナレス、耳1枚。 ニーム。アントニオ・バレラ、セバスティアン・カステージャ、耳なし。イバン・ガルシア、耳1枚。 フエンサリダ。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、ラウル・マルティン・ブルゴス、耳1枚。闘牛士、ファン・クエジャール、耳なし。ホセリート・デ・ベガ、耳1枚。ホセ・モンテス、耳2枚。ダニエル・ドゥアルテ、耳1枚。
9月23日(火)
朝寒い。冬物の服を出して着込まないとダメだ。スペインも寒くなってきているんだろうなぁ。
22日ログローニョは、ノー・アイ・ビジェテだそうだ。ポンセ、フリ、ヒメネスで、ファン・ペドロ・ドメク牧場。
22日の結果。 ログローニョ。ポンセ、耳1枚。フリ、耳なし。セサル・ヒメネス、耳1枚と強いもう1枚要求。 バルガス。アベジャン、耳2枚。アントニオ・バレラ、耳1枚、耳2枚。ホセ・モンテス、耳2枚。 コンスエグラ。エスプラ、耳なし。ファンディ、耳要求で場内1周。フェルナンド・ロブレニョ、耳2枚、耳1枚。 ラ・プエルタ・デ・セグラ。イガレス、コルドベス、耳2枚、耳1枚。プエルト、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。 ビジャビシオサ・デ・オドン。フンディ、エンカボ、耳1枚。セラフィン・マリン、耳なし。
9月26日(金)
毎度のことだが、また新種のウィルスが出回っている。添付ファイル付きのメールには気を付けよう。Windows は、色々問題がある。ビル・ゲイツには、恨みや怨霊が取り付いている。今や国家単位で、脱Windowsソフトの開発を急いでいる。ウィルスがないシステムをネット化しないと大変なことになるからだ。
早朝、北海道で震度6弱の地震があった。津波も押し寄せている。
24日のテンディド・セロはログローニョとムルシアのフェリアをやったようだ。目玉は、9月17日ムルシアでペピン・リリアがトレストレジャ牧場の、“セビジャーノ”をインドゥルトしたファエナだろう。
フィニートが復帰戦を耳3枚で飾った。
23日の結果。 ログローニョ。カバジェーロ、フェレーラ、マティアス・テヘラ、耳なし。
24日の結果。 ログローニョ。ファンディ、フェルナンド・ロブレニョ、耳なし。セサル・ヒメネス、耳1枚。
25日の結果。 ログローニョ。アベジャン、耳なし。フリ、口笛。アントニオ・バレラ、耳なし。 ポソブランコ。モレノ、耳1枚、耳2枚。ミウラ、エンリケ・ペニャ、耳1枚。 ベラ。フィニート、耳1枚、耳2枚。モランテ、マンサナレス、耳2枚。
9月28日(日)
早朝また余震とみられる地震があった。あの辺は馬産地で混乱しているだろう。
昨日、デポルティーボが2−3で負けた。今日レアルがバレンシアに勝てば首位になる。
26日の結果。 セビージャ。フェレーラ、耳なし。ミウラ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。ファンディ、耳なし。 ログローニョ。ファン・モラ、ポンセ、ハビエル・コンデ、耳なし。 ポソブランコ。19年前のこの日死んだパキーリのために1分間の黙祷が捧げられて闘牛が始まった。フィニート、耳なし。モレノ、セサル・ヒメネス、耳1枚。 アルヘメシ。騎馬闘牛士、セルヒオ・ガラン、耳2枚。闘牛士、バレラ、耳2枚が2回。カリファ、耳1枚、耳要求で場内1周。 コレジャ。ヘスリン、耳1枚。オルドニェス、耳要求が2回。セバスティアン・カステージャ、耳2枚と尻尾要求、耳1枚ともう1枚要求。
27日の結果。 セビージャ。プエルト、エウヘニオ、耳なし。エル・シド、耳1枚、場内1周。 ベラ。ペピン・リリア、耳2枚。アントン・コルテス、マティアス・テヘラ、耳1枚。 コレジャ。カリファ、耳1枚。フランシスコ・マルコ、耳なし。ファン・ディエゴ、耳1枚ともう1枚要求。 モハドス。ルギジャーノ、耳なし。マノロ・サンチェス、耳1枚が2回。レアンドロ・マルコス、耳なし。怪我。 アバラン。ハビエル・コンデ、耳2枚。ファンディ、耳要求で場内1周、耳2枚。セサル・ヒメネス、耳2枚が2回。
9月29日(月)
君は観たか、あの末脚を。昨日阪神競馬場で行われた菊花賞トライアル、神戸新聞杯は、ダービー1,2,3着馬と皐月賞2着馬が出走して3歳2000mチャンピオン決定戦の様なレースだった。1番人気が札幌記念で古馬エアエミネムを破ったサクラプレジデント。2番人気馬は皐月賞、ダービーを勝った2冠馬ネオユニヴァース。3番人気がダービー2着馬ゼンノロブロイで、4番人気がダービー3着馬ザッツザプレンティで、上位3番人気までの3強の戦いというこの世代の強豪が集結したレースだった。
その中でゼンノロブロイの脚は物凄かった。次元が違った。一叩きしたサクラプレジデントが有利と見られたこのレースで4ヶ月ぶりに出走したロブロイは、鞍上にケント・デザーモを配して落ち着いたレースをした。3コーナー過ぎで大外からまくったサクラにユニバースが怯むような感じになり、直線では一気に先頭に躍り出た。所が坂下から満を持して仕掛けたロブロイが重心を低くしてスパートするとあっという間にサクラを交わして突き抜けた。3馬身半の圧勝。ゴール前はタズナは持ったままだった。タイム、1.59.5。
驚く強さを見せ付けた。藤沢和雄厩舎所属の先輩、シンボリクリスエスと同じステップで同じ結果を残した。新聞では、菊花賞に行くか天皇賞にするかオーナーと話し合ってその内発表すると藤沢調教師は言ったとなっているが、どうやら天皇賞に向かう公算が大きいようだ。つまり、自厩舎のシンボリクリスエスとの最強馬対決が実現するかも知れないと言うことだ。
今日、歯医者の帰りに新宿でマルチのビデオを買ってきた。今まで使っていた物がヘッドの摩耗で寿命のようで上手く映らなかったから仕方なしに買ってきた。早速セットしてフランスで買ってきたビデオを観た。ちゃんと映った。今までは観れなかったから嬉しい。これでちゃんとした画像でのダビングが可能になった。
レアルは27日に試合があり0−2でバレンシアに完敗。首位はバレンシアに替わった。
マドリードでも耳が出たがノビジェーロ。26日27日と惜しいところでプエルタ・デル・プリンシペが出なかったが、騎馬闘牛で、28日2人、ラウル・マルティン・ブルゴスとディエゴ・ベントゥラがプエルタ・デル・プリンシペをした。
28日の結果。 グラナダ。ゴヤ闘牛。ヘスリン、耳1枚。ファンディ、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、耳2枚。 アルコス・デ・ラ・フロンテラ。パディージャ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。プエルト、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。カナレス・リベラ、耳2枚。 ロルカ。フィニート、セサル・ヒメネス、耳1枚。マンサナレス、耳なし。 トレモリノス。ホセリート、耳1枚が2回。ハビエル・コンデ、耳2枚が2回。オルドニェス、耳1枚が2回。 ビジャルビジャ。ペペ・モレノ、耳なし。チャモン・オルテガ、耳1枚が2回。ファン・コントゥレラス、耳2枚、耳1枚。 トリホス。カバジェーロ、アベジャン、耳2枚。ホセ・モンテス、耳1枚が2回。
FLOIRAC(フランス)。フンディ、耳1枚。ドミンゴ・バルデラマ、耳なし、怪我。フリエン・レスカレット、耳1枚が2回。 ルセナ・デル・シド。フェスティバル闘牛。ペピン・リリア、耳1枚、耳2枚。アルベルト・ラミレス、耳2枚。フリオ・ペドロ・サアベドラ、耳1枚。 ペドロスエラ。フェスティバル闘牛。ゴメス・エスコリアル、イバン・ビセンテ、耳1枚。ルイス・ゴンサレス、耳1枚、耳2枚。
9月30日(火)
長崎の幼児殺人事件の犯人の少年は、埼玉の更正施設に長期間入ることになった。裁判などで良く被害者や裁判官が、「反省していない」と言うが、本来判決で重要なのは犯した罪によって量刑が決定されるべきなのだ。反省しているから情状酌量の余地があるというのは人間的だが法的に言ったらおかしいことだろう。純粋に罪に値する罰を決めるべきだと思う。
未だ忙しい。3日過ぎると楽になる。
29日の結果。 ウベダ。ホセリート、耳1枚、耳2枚。アパリシオ、罵声。ポリ、耳なし。 コレジャ。バレラ、耳1枚。ウセダ・レアル、セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。 ジェレナ。騎馬闘牛士、ホセ・ルイス・カナベラル、耳2枚。闘牛士、ヘスリン、耳2枚。オルドニェス、耳2枚と尻尾1つ。
10月1日(水)
月が変わっても未だ忙しい。もう少しすれば楽になるはず。ダイエーが優勝して今日からセールがある。何か良い物があるかな。
フェリア・デ・オトーニョはカナル・プルスが中継する。観たいなぁ。
10月3日(金)
今日有り難いお言葉を戴いた。TELで、向こうが嘘をついているのに散々バカ呼ばわりして、行ったらそういうヤツなんだみたいなことを言われた。こういう評価についてどう思うと言うから、評価は自分がするものでなく他人がするものですから、と言ったら、向こうはまた怒っていた。話して解る人だと思っていたけどそうじゃない。まともな話が出来ない。だから一切言い訳は言わなかったし、説明もしなかった。それから、そういう人間なんだと言う評価になる。と言うから、ありがとうございますと頭を下げた。向こうはビックリした顔をしていた。どうでも良いけど気合いが入った。
帰ってきてフリやフェルナンド・ロブレニョのビデオを観ていたらフェルナンドがレアル・マドリードのジダン、ロベルト・カルロス、ミチェル・サルガドにブリンディースしてファエナをしてコヒーダされるのを観ていて思いだした。スポーツ新聞にジダンがチャンピオンズ・リーグで頭に膝が入って大流血してもピッチに立ち続けて逆転を演出してだめ押しのシュートも決めた記事を。フェルナンドは血だるまになりながら牛に向かって行った。それをジダンは観ていた。僕は勝手にフェルナンドの闘牛がジダンを奮起させて大流血してもピッチに立って勝利に貢献したんじゃないかと。
さっき元ちとせのCDを買ってきて聴き始めた。
10月4日(土)
ゼンノロブロイで神戸新聞杯を勝ったケント・デザーモは、シンボリクリスエスと甲乙をつけがたいスーパーホースだと言い、今後同じ3歳馬に負けるという事は考えられないと絶賛した。藤沢調教師はシンボリクリスエスとの使い分けはしないと明言していたとおり、2頭とも天皇賞へ向かう。こんな調教師がスプリンターズ・ステークスへ2頭出しで挑む。心情的には、無敗馬レディブロンドの単勝を握りしめてレースを観たいと思っていたら、サンスポに佐藤洋一郎が昔の競馬ファンはへそ曲がりが多く、叩き上げ的な、イルバチオの方に一票を投じただろうと書いているのを観てなるほどなぁと思ってしまった。
枠順は発表された。日曜日何を買うか。その日まで検討しよう。
マドリードではフェリア・デ・オトーニョが始まった。ノビジェーロでフェルナンド・クルスが耳1枚取った。
3日の結果。 レガネス。パディージャ、耳1枚、耳2枚。プエルト、耳1枚。フェレーラ、耳1枚が2回。 ウベダ。ゴヤ闘牛。フィニート、耳2枚、耳1枚、耳2枚。セサル・ヒメネス、耳2枚と尻尾1つ。マンサナレス、耳2枚。コヒーダ。 サフラ。オルドニェス、耳2枚。モランテ、フリ、耳1枚が2回。 ラス・ロサス。カリファ、耳なし。ゴメス・エスコリアル、耳1枚。イバン・ビセンテ、耳なし。
10月5日(日)
今日は馬券を握ってレースを観るつもりでいたが、馬券を買わずにTVでレースを観た。ビリーヴの安藤勝己は落ち着いたレース運びで直線で抜け出したらソラを使ったのか馬がよれてふらついて、馬も騎手もバランスを崩していた。おそらくタイムで言ったら0.5秒は確実にロスしていただろう。それが最後のハナ差の逆転を許した要因だろう。最後方から進んだ池添のデュランダル。直線坂下から豪快に外から追い込んでゴール前きっちり射した。池添の好騎乗でG12勝目。若い思い切りが栄光をたぐり寄せた。
武のアドマイヤマックス、レディブロンドの柴田善臣は無難な騎乗だった。レディブロンドは6戦目でのG1挑戦。重賞経験どころかオープンの経験すらないのに4着に入った。やっぱり勝てはしなかったが凄い馬だ。
夜、女の声でTELがあり、営業かと身構えたらNAKAMURAさんからだった。質問があって久々にかかってきた。初めは誰か判らなかったが話している内に記憶されている声とTELの声が一致した。質問に答えた後、30分以上闘牛の話をしていた。情報のやり取りを色々してやる気になってきた。マンガの脚本も10月になって少し暇なスケジュールになるので書き始めようと思っていたときにタイミングの良いTELだった。彼女は物書き。お互いに良いものを書きましょうと言い合った。
4日ウベダでグアダルメナ牧場の“オノラブレ”という牛をエル・ファンディがインドゥルトした。
マドリード、ラス・ベンタス闘牛場のフェリア・デ・オトーニョ2日目、2頭目のエル・ピラール牧場の牛がカジェホンの中に飛び込んでコンフィルマシオンのサルバドール・ベガのモソ・デ・エスパーダ、アルフォンソ・ロメロを突き刺した。右足首を貫通した角。タブラの所で逆さになるアルフォンソ・ロメロ。首を振る牛。足首はねじれ膝と反対方向になる。明らかに骨折しているのが判る。逆さまになってタブラを押さえている。あれがなかったら右足はもげていただろう。それからどうやって足首から角抜けたのか・・・。カジェホンからアレナに戻った牛は、アルフォンソ・ロメロと一緒にタブラを越えて頭からアレナに落ちたディヒタル・プルスのホセ・マヌエル・アグアドを襲った。落ちたときに左腕を着いた為か、牛に襲われた為なのか、左腕を骨折した。
4日の結果。 マドリード。ハビエル・コンデ、モランテ、サルバドール・ベガ、耳なし。 ウベダ。ヘスリン、耳1枚が2回。オルドニェス、耳1枚、耳2枚。ファンディ、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。 サフラ。ポンセ、耳2枚。フェレーラ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。 エジン。ペピン・リリア、カリファ、アントン・コルテス、耳1枚。 ラス・ロサス。プエルト、耳1枚が2回。ラファエル・デ・フリア、耳1枚。セラフィン・マリン、耳2枚。 ベジョン。サンチェス・バラ、耳1枚、耳2枚。イバン・ビセンテ、耳2枚。 パントハ。イガレス、ラファエリジョ、エル・レンコ、耳なし。 ピカソ。カナレス・リベラ、耳2枚。ルイス・ビチェス、耳1枚。ゲリタ・チィコ、耳2枚。
10月6日(月)
石原大臣は、藤井総裁の更迭を発表した。当然の結果だろう。
ベンタスで重傷を負ったサルバドール・ベガのモソ・デ・エスパーダ、アルフォンソ・ロメロはどうやら片足を切断する手術を受けなければならないようだ。あれだけの怪我なのでそれは仕様がないのかも知れない。
レアル・マドリードはロナウドの2点で勝ったが、バレンシアがバルサに勝って首位になれなかった。
5日の結果。 マドリード。エスプラ、耳なし。ミウラ、口笛。ヘスス・ミジャン、耳なし。 ロケタス・デ・マル。ペピン・リリア、耳2枚。パディージャ、耳なし。ヘスス・デ・アルメリア、耳1枚。 エジン。カバジェーロ、モランテ、耳2枚。マンサナレスに代わり、ファンディ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。 フエンヒロラ。ハビエル・コンデ、耳要求。セサル・ヒメネス、耳1枚、耳2枚。ホセ・マリア・カマチョ、耳要求。 ロス・バリオス。バレラ、耳1枚。エウヘニオ、レアンドロ・マルコス、耳なし。 オリアス・デル・レイ。イガレス、耳1枚、耳2枚。ギジェルモ・アルバン、耳1枚。ホセ・モンテス、耳1枚が2回。
10月8日(水)
このまま辞表を提出すると思われた藤井総裁はごねて、「前大臣や公団職員の名誉のために辞任はしない」というようなことを言って、退職金2600万円をふいにしてまで我を通している。プライドの高さだけがこういう行動をとらせている印象だ。一方黙して語らずの巨人原辰則。「夢の続き」を語り満員の阪神甲子園球場で退団セレモニーを行った。それを用意した星野仙一はまた男を上げた。人間的な情、野球に対する情熱はいつまでも暑い男だ。
4日ラス・ベンタスで、足首を牛に刺されたアルフォンソ・ロメロは、足の感覚が戻って松葉杖を着いて歩行練習を始めるようだ。ちゃんと読んでないので詳しくは言えないが、足は切断してないようだ。
7日の結果。 サラゴサ。ファン・ディエゴ、耳なし。ヘスス・ミジャン、セラフィン・マリン、場内1周。 オリアス・デル・レイ。フェスティバル闘牛。プエルト、カリファ、耳なし。エウヘニオ、耳2枚。アベジャン、場内1周。フェルナンド・ロブレニョ、耳なし。ホセ・モンテス、耳1枚。
10月9日(木)
田中真紀子が出馬宣言をした。無所属からの出馬に山崎拓は黙認するようだ。そして、国会は明日解散して選挙になるようだ。円高でこの1ヶ月で対ドルで、7円上がった。ユーロも対ドルで上がっているため、対円ではそれほど安くなっていない。
昨日、片山先生にTELをした。NHK教育TVで、『人間講座』 「古の武術」に学ぶ 甲野善紀 をやっているのを知らせるためだった。先生はここの所家庭の事情なので色々あったので先月は闘牛の会へ行けなかったと言っていた。今度は行くよと、言っていた。そして、「古の武術」に学ぶ を観た。本で読んでいたことが実技をするので分かり易い。これから毎週水曜日に合計8回放送される。
遠征中のサッカー日本代表はチュニジアに1−0で勝った。柳沢の決勝ゴール。
7日の結果。 サラゴサ。ウセダ・レアル、耳なし。アントニオ・バレラ、場内1周。レアンドロ・マルコス、左太股に角傷を受け剣刺しが出来ず医務室へ行った。傷は、6cm入り、上へ15cm、下へ12cm。重傷の可能性。 セグラ・デ・ラ・シエラ。フェスティバル闘牛。カバジェーロ、耳2枚。アベジャン、耳2枚と尻尾1つ。アントン・コルテス、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳2枚。
10月10日(金)
衆議院は今日解散した。総選挙に向けて動き出した。リストラ、中高年の再就職が非常に難しいし、高校生新卒者の就職率が半分行くか行かないかという経済状況で国民はどの政党を選択するのだろう。政権公約を義務づける法改正も行われた。
「第43回衆院選の日程を「28日公示、11月9日投票」とすることを決定。各党は、デフレ克服や社会保障、イラクへの自衛隊派遣などを争点に事実上の選挙戦に突入した。自民、公明、保守新による3党連立政権の継続か、旧自由党を合併した民主党に政権を委ねるかの「政権選択」が最大の焦点だ。政策実現の時期や財源などを明示したマニフェスト(政権公約)の内容も問われる。」 ーーYahooよりーー
政策論争が選挙の争点になって欲しい。しかしはたして本当に政策が争点になるのか疑問もある。投票日が11月9日というのは、競馬のG1がない日なので投票に行く気になる日付だ。マニフェストを良く読んで投票しようと思う。
中坊公平弁護士引退を決意した。「元日本弁護士連合会会長の中坊公平弁護士(74)が10日、所属する大阪弁護士会に退会届と弁護士名簿登録取消請求書を提出した。住宅金融債権管理機構(整理回収機構=RCC)の社長だった時の債権回収に関して東京地検から事情聴取を受けたことをきっかけに、弁護士廃業を決意したとみられる。大阪で会見した中坊弁護士は「部下が回収に熱心のあまりとはいえ、他の債権者の信頼に反する行き過ぎた回収行為をした。最終決裁者は私で、私の責任として厳粛に受け止めなければならない」と述べ、「断腸の思いで46年にわたった弁護士資格を返上する決意をした。国民の皆様におわび申し上げる」と話した。」 ーーYahooよりーー
「中坊弁護士は、京都大卒業後、73年、森永ヒ素ミルク中毒事件の被害者弁護団長を、85年に豊田商事の破産管財人などを引き受けた。90年から2年間、日弁連会長を務め、99年に設置された政府の司法制度改革審議会では委員として参加し改革案づくりに関与した。」 ーーYahooよりーー
弁護士だった父親が命名した公平とは、法の下に公平にと名付けたのだろうか?中坊さんは、いつでも正義の人だった。森永ヒ素ミルク事件の時、被害者家族から話を聞き回ったときに、被害者が一様に自責の念にかられているのを観る。「お金がないものだから・・・。自分がもう少し良いミルクを買っていたら」と言って泣いているのを観る。高いミルクを買っている人には被害がなかった。被害者が申し訳ないと思う社会は間違っている。と、立ち上がり被害者弁護団長を務める。それから社会派弁護士として活躍は誰でも知っていることだ。
その中坊さんが、部下のしたことで、最終責任者の自分が責任を取らなくどうなると言う誠実な思いで弁護士廃業を決めた。正直に言えば悲しい。厳粛に受け止めたい。こういう社会状況だと言うことなのだ。
学名、ニッポニア・ニッポンという名を持つ野生種の朱鷺(とき)のキンが死に絶滅した。何年か前、清水成駿が、「朱鷺はもうすぐ絶滅し競馬のレース名にその名を残すだけになるだろう」と、言っていたのを想い出す。
9日の結果。 サラゴサ。フィニート、耳なし。ファンディ、場内1周。マティアス・テヘラ、耳なし。 バレンシア。アントニオ・ルイス・ソロ、口笛。ビクトル・マヌエル・ブラスケス、耳1枚が2回。アンヘル・デ・ラ・ロサ、耳1枚ともう1枚要求で場内2周が2回。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tougyuu/以下のHPの著作権は、斎藤祐司のものです。勝手に転載、または使用することを禁止する。