−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年のスペイン滞在日記です。
2月3日(土)
仕事が終わって、さぁと思っていたら「明日は」と来た。「明日は休みです」と言うと「明日は何の日ですか」だって。「明日は共同通信杯です」と言うと「そう言われると何も言えません」だって。馬鹿野郎。明日は東京競馬場に行くに決まってるだろうが。
帰って来て録画していたビデオで競馬を見終わってTVをつけたら『世界不思議発見』でパキーリが闘牛をやっていた。イサベル・パントーハの歌が流れている。そして、あの日の事故が映し出された。84年9月26日ポソブランコ。右太股に角が刺さり10秒くらい全体重が角の刺さった右太股に掛かる。TVでは、角は内蔵に達したと言っていたが、本当は、太股の大動脈が切れて出血多量で救急車でコルドバに向かうが渋滞に巻き込まれて市内に入る前に死亡する。ビデオは、TVEのニュースで流れスペインで初めて闘牛士の死が伝えられた。しかも、1流闘牛士の死だった。
フランシスコ・リベラ“パキーリ”は、セビージャのトゥリアナで生まれる。ヒターノ(ジプシー)が多く住む地区だ。古くはファン・ベルモンテもここの出身だった。闘牛士として有名になり、アントニト・オルドニェスの娘カルメンと結婚する。彼女との間に生まれた息子の一人が、今闘牛士として活躍するフランシスコ・リベラ・オルドニェスだ。目がパキーリに似ている。カルメンは、裕福な闘牛士一家で育ち、パキーリは、貧乏人の息子だった。結婚生活は長く続かなかった。
そして、2回目の結婚が、イサベル・パントーハ(歌手)とのもだった。パントーハもセビージャのトゥリアナ出身だった。闘牛の会でパキーリの死ぬところのビデオを流したことがあるが、パントーハとの結婚式の時、パキーリを見るパントーハの眼差しは思い詰めたような眼だった。パキーリは正視できずに正面を見ていた。牛にビビらない男が女の視線にビビっていた面白いシーンだった。
パントーハは、パキーリが死んでから生涯独身を貫くと言ったらしい。パントーハの歌はあの声と共に耳に残る。何故かCDの1枚も持っていないが、何を買えばいいのか良く判らないのが理由の1つだ。何を買えば良いのか知っている人がいたら教えて欲しい。TVのクイズの答えはコレタ(弁髪)。TVでは、髷と言っていたが。これは基本的なことだ。今日の『世界不思議発見』は、どうやらスペイン特集だったようだ。闘牛のことが流れたので、またアクセスが増えるのだろうか。
今日の競馬は、小倉で岡部がメインレースで完璧な騎乗で勝った。京都10RエルフィンSで勝った、フローラルグリーンは、ナリタトップロードの半妹。桜花賞のステップレースで勝ったので有力候補になった。鞍上は桜花賞男、河内洋。東京では、久々フサイチゼノンが出てきたが展開も不向きで惨敗。田原成貴調教師が育てたが、馬主と喧嘩して森調教師の所に転厩になって初戦を飾れなかった。
さて、明日は共同通信杯。東京には岡部も、横山典弘もいない。何のために競馬に行くんだろう。これじゃ、ペリエの1人舞台だろう。でも、ジャングルポケットと角田を見に行こう。2着には何が来る。これから考えよう。
2月4日(日)
曇り空の東京競馬場。共同通信杯は3歳(去年までは、4歳)戦らしく、馬体重の変動が激しい。パドックで馬を見ていたら1番貧相な体つきをしていたのがプレジオ。ガレたような体つきに発汗が目立ち、後脚を引きずるようにして歩いていた。これは、シンコウラブリーもそうだったから気にはならないけど、いくら410キロ代と言う小さい馬体でも、牝馬のプライムステージは良い体をしていた。それに尻尾が尻にくっついていて元気がない。本当に見栄えのしない馬。あれじゃ買う気がしない。
ジャングルポケットは、結構体高があり長めの胴でトウカイテイオーのようにシェパードのような締まった体つき。周回を重ねる馬の中では明らかに物が違う。が、返し馬で角田がタズナを引くとしきりに首を振って、イヤイヤをする仕草。非常ーに感じの悪い返し馬だった。これを見て馬券を買うのを止めた。
レースは、3コーナー付近で角田が押さえるとジャングルがかかっているような感じだったが、直線坂上まで持ったまんま。左右を確認してスイートゥンビターの内からプレジオが伸びてくるのを見て追い出し、右鞭1発。内に刺さりながら楽勝の2馬身。2着、プレジオ、3着、スイートゥンビター。
本当に強い!やっぱり物が違った。未だ、子供子供しているが能力の高さを証明した。これでアグネスタキオンとの再戦に希望が繋がった。前走は休み明けというハンデがあったから本番では、刺さり癖が気になるが逆転の目も出てきた。渡辺栄調教師は、荒れた中山を使いたくないと言っていたが、毎日杯あたりを叩けば皐月賞が楽しみになるだろう。プレジオはあの体で2着を確保。これでクラシック出場の賞金を稼いだ。岡部は何に乗ってクラシックに出てくるのだろう。
隣で見ていたおっさんが、1点だよな。と呟く。そして、「俺はタクシー飛ばして5分前に競馬場に着いたんだ。オッズ見ずに8−12の1点を2万買った。これしかないんだ。」と言った。成績的に考えれば異議はない。実は俺もその1点を買おうと思っていたのだから。パドック見てガッカリして止めたのだ。おっさんこの競馬で約10万の儲けだ。京都も直線でタイキトレジャーが抜け出しその後を飛び込むように突っ込んできたトロットスターがゴールに雪崩れ込んだ。抜けてきたとき「来た、来た」というとおっさんが、こっちを見る。これもこれしかない1,2着。「この2頭で決まらなかったら何で決まるんだ、と言う競馬だ」と俺が言うとおっさんが「その通り」と笑って返した。「これも2万の1点買いですか?」馬券を見せながら「うん」と言った。おっさん良い競馬をしている。儲かったからじゃない。考え方が純粋なのだ。こういう競馬をする人は羨ましい。競馬は健康に良い。良い空気を吸って良いレースを見れば生きる気力が沸いてくる。
3日の結果。ボゴタ(コロンビア)。セサル・カマチョ、フィニート、耳1枚。エル・コルドベス、耳なし。 メデジン(コロンビア)。エル・カリファ、場内一周。ウセダ・レアル、リカルド・ゴメス、耳なし。
2月5日(月)
プレジオに乗ったペリエが、勝った馬は次元が違った、と言った。渡辺栄調教師は皐月賞に直行する事を明言した。皐月賞よりダービーの方が面白いかも知れない。今週は、京都できさらぎ賞。アグネスタキオン、ジャングルポケットに続く勢力の戦いがある。もう1頭の2戦2勝のアグネスゴールド、3戦3勝のシャワーパーティー、4戦3勝のダンツフレーム、シンザン記念勝ち馬、ダービーレグノなど。うーん。今年の3歳は高橋源一郎が言うように、ハイレベルのような気がする。今年の春は面白いぞ。
昨日入れ替え戦で負けた、新日鉄釜石は、不況でチームは解散。釜石市民チームとして4月からクラブチーム化して再出発する。ラグビー日本選手権7連覇など輝かしい栄光の記録も今は昔。7連覇しているときでさえ、優勝の褒美は新グランドとか欲のない要求をしていたのは、東北人的な所だろう。また、日本一を目指して再出発と言っているらしいがもう無理だ。世界のラグビーの潮流がプロ化に向かって動いている時代に、選手は新日鉄釜石の社員で残るとはいえ東北リーグでも勝つのは大変だろう。
日本のラグビー自体が、世界の潮流に乗り遅れて再び宿沢を担ぎ出し、建て直しを計っても、「構造改革ではなく、景気回復をする」と言っているとおり根本的な改革は出来ないだろう。あくまで繋ぎだ。宿沢が日本代表の監督をやっていたときは住友銀行、ティーリングルームのチーフだったが、今は役員になっている。ラグビー界では絶大な信頼と人気がある。でも多大な期待は禁物だと思っている。
釜石のOBで監督もやっていたヒゲの森こと、森重義さんは、身の丈にあったチーム作りをすることが釜石のチームにとって長続きするだろうと言っている。釜石を愛すればこその忠告だ。僕も森さんの意見に賛成だ。日本のラグビーもまた同じだと思う。
4日の結果。 メキシコ。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳1枚が2回。闘牛士、エロイ・カバソス、口笛2回。アルミジータ、耳1枚。カバジェーロ、耳なし。 ボゴタ(コロンビア)。フェスティバル闘牛。フィニート、ディナスティア、耳なし。エル・コルドベス、場内一周。ファン・バウティスタ、パキート・ペルラサ、耳なし。 グアダラハラ(メキシコ)。フリ、耳2枚と尻尾1つ。イグナシオ・ガリバイ、耳1枚。アルベルト・エスピノサ、耳1枚。 ロルカ(ムルシア)。フェスティバル闘牛。ルイス・ミゲル、耳なし。ペピン・ヒメネス、耳1枚。肋骨骨折。パディージャ、耳2枚。ビクトル・プエルト、モリタ耳なし。ラファエル・オソリオ、耳1枚。見習い闘牛士、エル・ルビオ、耳1枚。
2月6日(火)
この前、飯を食いにラーメン屋に入ったとき隣のおじさんが色々話しかけてきた。人の良いおじさんで嫌みがない。昼時で中は込み合っている。若者が入っていたら、「混んできたなぁ」と言って丼を両手で持ち上げて席を立って汁をすする。ラーメン屋のおやじが「旦那さん、旦那さん。ゆっくり食べて下さいよ」と言うが、おじさんは急いで丼をからにするとお金を払った。女将さんは、「気使わせて、お金使わせて、済みません」と言った。僕は思わず笑ってしまった。
今時東京にこんな人がいたのだと感心した。下町ならいざ知らず。昔はこんな人が一杯いた。今は人に気を使うことをしない人がいかに多いことか。こういう庶民が沢山いる方が世の中は良くなると思うのだが。他人に強要するのではなく、自分で実践する。自分の中にある境界線がちゃんと引いている人だ。僕は立派な人だと思った。小さな感動を静かに感じた。
今日の『プロジェクトX』は、瀬戸大橋を造った技術者の話だった。その中に、「瀬戸大橋を造ったからと言ってその人間の価値と全く関係のないことです。いかに素晴らしい人生を生きるかと言うことは、瀬戸大橋を造ることよりも遙かに難しいことです」と言っていた。何かを成し遂げた人の言葉は謙虚である。奢りがない。そう言う穏やかさを持たなければ良い人生を送れないと言うことなのだろう。
書き忘れていたが、パキーリの目が似ているのは息子のフランシスコ・リベラ・オルドニェス。闘牛が似ているのが、パキーリの姉の子供、カナレス・リベラだ。実力的にはオルドニェスよりカナレス・リベラの方が上だ。そのことは、下山さんとも話したことがあるし、マドリードの丸山さん夫婦とも確認した。
円高がさらに進んだ。ヨーロッパにも景気不安が囁かれているためだ。円よ上がれ。スペインに行くまで。
牧場主のアルバロ・ドメク(83歳)が梗塞の為に重体になっている。
5日の結果。 メキシコ。ソトルコ、耳2枚が2回。ポンセ、口笛。フリ、耳1枚が2回。イグナシオ・ガリバイ、耳なし。
2月7日(水)
今日は雨が降った。冬の雨は寒い。
ニュースステーションで、大阪の女子高生社長の事をやっていた。身障者と企業を繋ぐ商社のような会社で月商300万あるという。これからの会社の展望を福祉関係で知り合った自分で設立した会社の社長さんたちに相談する。これがツキに回あるそうだ。その中でのアドバイスが彼女を成長させているようだった。インターネットで身障者のやっている仕事のネットワークを作ろうとしたり、色々なアイデアで会社の発展と社会への貢献を両立させようとしている。今年の春から大学生。今は女子高生社長として注目されていますがこれが大学を卒業して、学生でなくなったときになっても注目される仕事をしていきたい、と言っていた。
コメンテーターが、21世紀は東京ではなく大阪から良い物が出てくるような気がします、と言っていた。それは、コミュニケーションの問題とそこに暮らす人たちの事を結びつけて言っていたが、成る程なと思える部分があった。
闘牛の会井戸さん、足立さんにTELで連絡を取った。井戸さんは、月報の原稿は少なくして、極力コンパクトにと、言うので、バレンシアのカルテルが発表になったからと言うと、それは斎藤君のHP見て下さいと書いとくからと言われた。足立さんの方には会に問い合わせで闘牛のカルテルを知りたいという人がいるのだそうだ。闘牛にあわせてスペイン旅行に行くという。そう言う人がどんどん増えてくることを望む。
2月8日(木)
久々にAERAを買った。新大久保駅で死んだ李秀賢さんと関根史郎さんのことが乗っていたからだ。記事は李さんが去年の11月に交通事故にあうところから始まる。関根さんの母親、千鶴子さんは、「相手を救えず、これでは無駄死にだよ」と言ったそうだ。しかし、報道機関などの呼びかけで2人に対する見舞金は2月1日までに、朝日、毎日、読売の全国3紙で6679件、約5190万円が集まった。それだけではなく、何件ものホーム転落事故を近くにいた乗客が救うという行動が各地で起きたことを伝えている。
在日外国人の権利に詳しい梓澤和幸弁護士は、「人が人を助ける、と言う美しい行動を見て素直に感動する完成は日本人にも残っている。外国人が見知らぬ日本人を助けようとして犠牲になった今回の事件に、はっと気づかされた事は多い。でも、外国人に日本の制度は冷たい。」と言うことだ。
李さん、関根さん2人の死が日本の制度、日本人に与えた衝撃は非常ーに大きい。2人の死を無駄にしないためにも制度の改革や僕たちの行動を考えなければならない。
2月9日(金)
AERAの記事で1番面白かったのは、「お母さんのおちんちん騒動記」副題が、ーむくべきか、むかざるべきかー だった。こんな事で何故母親が悩むのか僕にはちっとも判らないからだ。
記事は主婦A子さんが、生後3ヶ月になる長男の健康診断に行ったとき保健所の老先生が息子のおちんちんを見ると、やおら周囲の皮をつまみ、ぐっと引っ張った。赤い中身がちょこっと見えたかと思うと、息子は火がついたように泣き出した。少し血がにじんでいた。「仮性包茎ですな。そのうち治りますから。あかはたまないようにむいて洗ってあげてくださいね」 先生の言葉にA子さんは絶句した。ショックだった。聞き返すことが出来ず震える手で夫の携帯にTELした。
ここで包茎の簡単な説明があり、一人っ子で、女子校育ちのA子さんには、こうした男の子の体の仕組みがよくわからない。夫に訴えると、「よく覚えていないけど、自然にむけたような気がする」と、頼りない返事。帰宅後、早速むいて洗おうとしたが、長男は痛がってうまくできない。実家に母親は知識がない、姑にも聞き難い。公園のママたちに聞いたりしたら、息子の秘密をばらしてしまうことになるような気がする。結局A子さんは息子のおむつを外して悶々とする日々なのである。
4歳の長男がいるエッセイストのうえさきひろこさん(43)もその1人。自らの育児体験を『おたおたママのうんち日記』に書いたら、最も反響があったのが、「おちんちん」騒動の章だった。うえさきさんは、長男が1歳前後の時、おちんちんの先が赤くはれて膿が出る亀頭包皮炎になり、医者に診て貰ったところ、「真性包茎一歩手前の不完全真性包茎」と言われ、手術を進められた。皮がむけず、洗いにくいので、謹賀繁殖して炎症を起こしやすいのだという。
驚愕したうえさきさんは、図書館で医学書、インターネットで関連サイトを当たった。電話相談は勿論、口の堅そうな友人に頼み、同じ年頃の男の子のおちんちん見学ツアーにも出かけたし、小児科、泌尿器科など3人の医師にも診て貰った。人によって言うことが違い戸惑ったが、最終的には、「尿道口が出ていて排尿に問題がないので、手術しなく手の大丈夫」
「読者の反応も『何が正しいのか判らない』『詳しいイラストを描いて欲しい』と情報不足を嘆く物が多かった。男の子は母親には理解できない生き物。その象徴がおちんちんで、いったん息子のそれが『異常』だと思い込んでしまうと、引きこもり、非行とどんどん連想してしまう。くわえて、17歳の犯罪やストーカー殺人などの報道にふれると、いっそう恐怖感が募ってしまい、まだ小さくて母親が管理できる時期に、何とかしなくちゃと焦るんですね」
この「親の責任」を感じすぎて間違った処置をして逆効果になった例。主婦B子さん(36)は、長男が4歳の時、育児書に「むいて洗え」という言葉に従い試みるのだが、皮がくっついていてうまくいかない。何ヶ月も続けるうちに、ある日やっと先が出るようになったので、戻したらもったいないと思い、一晩風通し良くしてやろうと、むきっぱなしのまま寝かせてしまった。翌朝起きると、むいた皮が腫れ上がり、締め付けたようになって元に戻らない。慌てて病院に連れていくと、先生に大笑いされてしまった。力ずくで外してもらい、事なきを得た。
「普通は思春期の男の子が自分でやって駆け込んでくるのに、母親がやったのは初めてと言われ、恥ずかしかった。むいたら必ず戻すのが鉄則だそうです」
これを読みながらなんて馬鹿なことを考える母親がいるんだろうと思った。おちんちんは、おしっこをする場所だけじゃないんだなと段々気づいてくる。いじっているうちに気持ちよくなって来る時期があるのだ。それからオナニーを覚える。その頃になると異性への興味が沸く。成長と共に段々と段階を踏んで知識が入ってくる。
僕が、小学校高学年だったとき、転校してきたSが、「面白い物見せてやろうか」と言った。雪が積もった堤防の下の畑の中だった。Sは、ズボンとパンツをめくっておちんちんを出して、皮をつまんだかと思うと先で皮をくっつけた。「これ押して見ろよ」と言った。親指と人差し指でつまんで押すと、「ブー」という音がした。Sは面白いだろうと言った。おちんちんからおならの様な音を聞いたのは最初で最後だった。後から考えると、陰茎と皮の間に空気を入れていたのだ。
競馬界に輝く、「花の15期生」。岡部幸雄、柴田政人、伊藤正義、のダービージョッキーと天才、福永洋一たちが競馬学校時代、みんなで階段に座って飛ばしっこした話は有名だ。男はそうやって友達と共に色々な事を学んでいくのだ。この母親たちは何にも判っちゃいない。彼女たちは子供が病気になったらどうするのだろう。ただ慌てるだけなのか。母親なら子供の個性や体調に合わせてどうにかするだろう。母親はどんと構えていて欲しい。僕も子供の頃手遅れになって死にそうになったことがある。おちんちんの事なんかで悩むなよ。お母さん。真性包茎だろうが、仮性包茎だろうが、露茎だろうが幸せになる子は幸せになるし、ならない子はならないのだから。所で旦那さんはどっちなの。
この記事の中央に1枚の写真がある。ミケランジェロのダビデ像だ。これも立派な包茎である。大人になって段々物が判ってきた頃、ミケランジェロに疑問を持った。ダビデはユダヤ人。ナチスがユダヤ人を捜すのに小学校に行って子供たちのパンツを下ろさせて露茎の子供を連れていって親も捕まえた。ユダヤ人は割礼の習慣があったからだ。ミケランジェロのダビデ像は包茎である。でも、ユダヤ人がいつから割礼の習慣があったか僕は知らない。多分ダビデ以降なのだろうと思う。じゃなきゃ、ミケランジェロが間違っていることになるもの。
医者が言うようにおちんちんで悩むのは思春期の男の子。母親じゃ御座いません。でしょ。
三浦海岸で体を8つに切断された遺体が発見された。ルシー・ブラックマンさんの遺体なのか未だ不明。織原容疑者の犯行なのかも不明。遺体を発見したのはルシー・ブラックマンさん失踪事件を担当している警察が発見した。
日銀が公定歩合を、年0.5%から0.35%に引き下げられた。これで円は下がるだろう。
2月11日(日)
闘牛の会が終わってトイレに行ったら杉浦君が用を足していた。「面白くてずーとトイレに来れなくて」と言っていた。こうでなくちゃ。
競馬を録画するのを忘れていたので未だ見てない。ダイジェストを見なきゃ判らないが、シャワーパーティーは惨敗。アグネスゴールドがダンツフレームを半馬身押さえて優勝。第3勢力はこれで勝負付けが着いたのだろうか。休み明けが多かったのでそう言うわけではないだろう。
10日の結果。 メデジン(コロンビア)。セサル・カマチョ、耳1枚。ディナスティア、ラミオ・カデナ・パジャン、耳なし。 バルデモリージョ(マドリード)。マノロ・サンチェス、ルイス・デ・パウロバ、耳なし。エル・レンコ、耳1枚、場内一周。
2月12日(月)
仕事が終わる頃、「お宅、競馬する。買い方とか色々教えてよ。飯おごるからさ」飯は200gのサーロインステーキだった。マークシートの書き方、競馬の体系。競馬場によるコースの違い。距離、血統。馬柱の読み方。データの取り方。比較の仕方などを1時間半くらいかけて教えた。ずぶの素人なので全部を把握するのは無理だろう。
教え終わると、「株もやったけど、これは相当勉強しないと馬券は買えないな」と言っていた。今日教えたのは競馬の基本。最後の方で具体的な予想の仕方をかいつまんで話した。そんなわけで闘牛の会のことは明日にする。
今日の朝、ブルラデロ・コムにセビージャのフェリア・デ・アブリルのカルテルが出た。何か知らないけど変なことになっている。それは、4月28日は、ヌニェス・デル・クビジョ牧場の牛で、ホセリート、ホセ・トマス、モランテ・デ・ラ・プエブラ。
4月30日は、ファン・ペドロ・ドメク牧場の牛で、エスパルタコ、エンリケ・ポンセ、ホセ・トマス。だったが、28日は、モランテじゃなく、フェルナンド・ピネダに、30日は、オルテガ・カノ、ホセ・トマス、モランテに変わって、3日ホセリートは出ず、2日にカバジェーロと出場になっていた。恐らく、明日の新聞にも出るだろうから、確認してから載せることにする。
ラ・ビクトリア(ベネズエラ)でマヌエル・プンタがファン・カンポラルガ牧場の“ラモラ”という牛をインドゥルトした。
11日の結果。 メキシコ。エル・コルドベス、エル・コンデ、耳なし。フェルナンド・オチョア、耳1枚。 ボゴタ(コロンビア)。フリ、耳2枚、場内一周。ファン・バウティスタ、場内一周。パキート・ペルラサ、耳なし。 ラ・ビクトリア(ベネズエラ)。エル・ルビ、耳2枚。マヌエル・プンタ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。インドゥルト。エリック・コルテス、耳1枚。 バルデモリージョ(マドリード)。フラスクエロ、耳なし。鼻骨骨折。ペピン・ヒメネス、口笛。ホセ・ルイス・ボテ、耳1枚。
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