断腸亭日常日記 2000年、その15

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年のスペイン滞在日記です。

99年1月13日〜2月16日 2月19日〜4月14日 4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日
6月7日〜6月10日 6月13日〜7月9日 7月11日〜8月8日 8月9日〜9月9日
9月12日〜10月7日 10月10日〜11月10日 11月14日〜11月28日 12月12日〜12月31日
2000年1月1日〜15日 1月16日〜1月31日 2月1日〜2月28日 3月2日〜3月29日
4月2日〜4月19日 4月20日〜4月29日 5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日
6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日 6月30日〜7月15日 7月17日〜7月31日
8月1日〜8月15日 8月16日〜8月31日

 9月1日(金)

 熊谷組が、4500億円の債務放棄を住友銀行などに申し入れた。これは建設業者では過去最高だそうだ。熊谷組はグループ全体で2兆円を超す負債があるという。いよいよ、不況がゼネコンを襲い始めている。ドッタンバッタン大変なことになってくるかも知れないぞ。

 ホセ・トマスは2日のパレンシアから復帰という記事が出たが、復帰は先に延びる。と言うことは、大した怪我じゃなかったようだ。

 エル・カリファの記事がABCに載っていた。それは、楽観的展開だった。「大きな不快感を持っていた」 「本当のことを言えば、怪我をした夜は、自分の命にとって最悪の夜だった。恐ろしい痛みを感じ、その痛みが治るとは思えなかった。昨日は非常に心配していました。でも、全て回復に向かっています。」 「明るい結論を下せます。僕が闘牛に復帰するのはもう少し先になるでしょう。勿論フェリア・デ・オトーニョで会う約束をします。それは間違いありません。」

 所でそのフェリア・デ・オトーニョだが、ビクトル・プエルトがウニコ・エスパーダをやりたいと言っていたが、何と10月7日にやることになった。今年のビクトルは去年までとはちょっと違う。アポデラードがサンティアゴ・ロペスに代わったからだろうか。ビクトルのウニコは、多分、ポルタガジョーラの6連発になるだろう。キーテは、カポーテを半分に折ってのパセ。ムレタでは、椅子に座ったパセも見せるだろう。うーん。見たいな。

 アポデラードのサンティアゴ・ロペスは、元闘牛士。どんな闘牛をやっていたかは知らない。が、この人を初めて闘牛場で観たのは、ホセ・トマスのアポデラードとしてだ。闘牛士にとって非常に有能なアポデラードであることは確かだ。

 31日の結果。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。エスプラ、耳なし。ホセリート、ファン・バウティスタ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 カラオラ。フィニート、カバジェーロ、耳なし。パディージャ、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。


 9月2日(土)
 

 今日は暑い日だった。残業の帰り、駅に向かっていたらどしゃ降りの雨が降った。2,3分の凄い雨だった。

 今日のサッカーを見ていてちょっと心配になった。心配のもとは中田だ。殆ど機能していない。どうしたんだろう。中村はちゃんと機能していた。吉原も良かった。本山の緩急のドリブル。吉原のスピードのドリブル。こういうタレントが沢山いることが今の日本の強さになっているのだろう。課題は、守備と中田になってくると思う。

 「 潮騒がセレナーデを奏で、淡い月の光の下で結ばれた夏の恋。何もかもが輝いていて見えた。どこまでも続く白い砂浜、マリンブルーの海、波間にカラフルな帆が揺れる。そんな2人を冷やかすように灯台の鴎が騒々しい、足元に蟹が戯れ、松林の奥にひっそり佇む苫屋にさえ、キュンと胸がしめつけられた。が、夏が過ぎ秋が来て、それらすべて愛の小道具、そうしらされた時、一夏の、GVほどの小さい恋はジュッと音をたてて燃え尽きた。

 東京で会おう。オフィス街の小粋な喫茶店で再会した褐色の恋人は、その人であってその人ではなかった。一体どうしたというのか、何もときめかない。ただ、流れるBGMがサザンからビバルディに替わっただけなのに。やはり野におけ蓮華草、で今、アンティークな置時計の横にある純白の胡蝶蘭を瞬きもせず眺めている。そう夢なのだ。

 新潟にしろ小倉にしろ、3歳Sはすべて一夏の夢。夢というより、いつかそういう馬がいたことさえ忘れ去られてしまうのだから幻だろう。クラシックに無縁のGV、それは一夏の刹那を生きた悲しい名馬の激闘譜でもある。 」 ーー 『一馬』 「今日のスーパーショット」 清水成駿 より引用 ーー

 最近疲れている。成駿の文章を読んでいたら競馬に行きたくなった。これから新聞を見て考えよう。競馬に行かなきゃ、映画『17歳』でも観てこよう。

 ホセ・トマスの復帰戦は8日ムルシアから。モランテは、4日パレンシアから。エル・カリファは15日間のけがの模様。

 1日の結果。 パレンシア。ポンセ、耳なし。ビクトル・プエルト、耳1枚。エル・フリ、耳2枚。プエルタ・グランデ。


 9月3日(日)

 風の強い日だった。夜になると虫が鳴き出してきた。もう秋の気配が感じられる。疲れているので競馬にも映画にも行かずに部屋で寝ていた。お陰で競馬の結果すら知らない。来週からは、中山で秋開催が始まる。本格的な競馬シーズンになる。G1馬がそろそろ始動する。そしたら中山に行こう。

 2日の結果。 バイオンヌ。ポンセ、耳なし。エル・フリ、耳2枚。プエルタ・グランデ。セバスティアン・カステージャ、耳なし。 パレンシア、クーロ・バスケス、耳2枚。プエルタ・グランデ。ホセリート、オルドニェス、耳1枚。


 9月4日(月)

 朝から肌寒い日だった。天気予報では、明日は午後から大雨が降るという。気温は今日より寒いそうだ。

 今日は朝から手をぶつけて甲を破いてしまった。今日からしばらく風呂に入れない。涼しくなったので丁度良いか。

 3日の結果。 バルセロナ。ミゲル・ロドリゲス、耳なし。エンカボ、耳1枚、場内一周。ラファエル・オソリオ、耳1枚。 アルカサール・デ・サン・ファン。ポンセ、耳1枚。カバジェーロ、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。アニバル・ルイス、耳2枚。プエルタ・グランデ。エル・レンコ、耳なし。 アランフェス。フィニート、オルドニェス、耳なし。エウヘニオ、耳1枚。 ダイミエル。パディージャ、耳1枚。ウセダ・レアル、耳なし。ゴメス・エスコリアル、耳1枚。 エヘア・デ・ロス・カバジェーロ。エル・フンディ、場内一周。タト、ミウラ、耳なし。 メディナ・デル・カンポ。ソトルコ、耳なし。ビクトル・プエルト、耳1枚。セバスティアン・カスティージャ、耳なし。 メリダ。ペドゥリート・デ・ポルトゥガル、アベジャン、耳なし。エル・フリ、耳1枚。 モティジャ・デル・パランカル。レオナルド・ベニティス、耳2枚、耳1枚。ホセ・イグナシオ・ラモス、耳1枚。フェレーラ、耳2枚と尻尾1つ。プエルタ・グランデ。 パレンシア。エスプラ、マノロ・サンチェス、耳なし。エル・ミジョナリオ、耳1枚。 プリエゴ・デ・コルドバ。パブロ・エルモソ・デ ・メンドーサ、耳2枚、耳1枚。ラファエル・カミノ、耳2枚。エル・ファンディ、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。プエルタ・グランデ。 バイオンヌ。フェルナンド・メカ、耳1枚、耳2枚。牛場内一周。プエルタ・グランデ。ペピン・リリア、耳1枚。モレノ、耳なし。


 9月5日(火)

 涼しいというより寒い1日だった。昨日破いた手の甲の傷口は抗生物質入りの軟膏をつけているので化膿はしていない。

 今日のサッカーはこの前より中田が良かった。このチームはツートップよりワントップの方がチームが機能するようだ。ワントップの方がフラットスリーが機能する。前半と後半では全然違う。でも、ああゆう風に相手が自殺点を入れるのはそれだけこのチームが恐れられているからだ。本山のゴールは非常に良かったが、柳沢と平瀬は決定的な場面でゴールを決めれないのはフォワード失格。いくらアントラーズファンでも、動きがいくら良くてもゴールを決めるのがフォワードだ。

 「 愛のディスクールは相手を窒息させる。巨大なことばの山に押し潰されて、自分のためのスペースがみつからなくなるからだ。わたしがあの人に口をきかないというのではない。ただ、わたしは、代名詞を横すべりさせることができるのである。「わたしがしゃべり、きみが聞く。ゆえに、わたしたちがある。」(ポンジュ)。

 ときとしてこの逆転に気づき恐怖におそわれることがある。自分は純粋な主体だ(もろく、デリケートで、同情に値する束縛の主体だ)とばかり思ってきたのに、その自分のディスクールでなにもかも押し潰してゆくような存在に変じているのがわかる。恋をしているわたしはと、好ましからざる人間だ。

 なにかにつけて押しつけがましく、相手の迷惑をかえりみず、その好意につけこみ、あっさりしたところがなく、いろいろと要求の多い、脅迫的なところのある(もっと簡単に言えば、おしゃべりな)、不愉快きわまる連中の一人なのだ。わたしはとんでもない思い違いをしていたのだった。 」  ーー『恋愛のディスクール・断章』 ロラン・バルト よりーー

 これは同性愛の対象者に対しての思いなどを書いた本の一節だ。が、これはプラトニックなもので肉体関係が介在していない関係の中で片思いのことを書いている本なのだ。だからだろう、バルトは間違っている。言葉が、肉体が、行ったり来たり、しなければ関係が成立しないではないか。片側通行じゃなく、両側通行じゃなきゃ。人間の関係は、視線の交差と、言葉の交換から始まる。それが恋愛に発展する場合は、視線の交差と、言葉の交換が“愛撫”になるのだ。そして、恋愛とは、相手に迷惑をかけたり、かけられたりする関係なのだ。だからこそ、恋愛は人を、優しく、強く、逞しくしてくれる。

 それは、迷惑をかけたくてかけているわけではないのに結果として、かけたり、かけられたりするのだ。だからこそ真面目に真剣にならざるを得ないのだ。だからバルトが言う、「恋をしているわたしはと、好ましからざる人間だ。」という言葉は肉体が介在しない言葉なのだ。つまり、想像の中で恋愛をするバーチャル・リアリティーの世界の話だ。

 でもこの本の良いところは、大人になって恋愛のリアリティーを感じたときに読むと、懐かしいプラトニックな世界を思い出させてくれることだろう。つまり、思春期の基本だ。そして悩むことの滑稽さを客観的に教えてくれる。考えると言うことと、悩むと言うことは、根本的に違うのだ。悩むのではなく、考えなければ上手く行くものも上手く行かなくなる。考えるのは肉体。つまり、脳だ。悩むのは、僕の嫌いな、心だ。だから、いつまでも悩んでいる人は、大人になり切れていない証拠だろう。

 モランテはパレンシアでの復帰戦をプエルタ・グランデで飾った。剣刺しはレシビエンドで決めた。

 ノビジェーロのダビ・サントスがアルガンダ・デル・レイ(マドリード)で重傷を負った。角は右腿の動脈と静脈を破き、大出血をした。非常に重い症状のようだ。幸い神経は損傷していないようなのでそれだけが救いだ。闘牛場からマドリードのグレゴリオ・マラニョン病院に搬送された。

 4日の結果。 パレンシア。ルギジャーノ、耳1枚。フィニート、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。モランテ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 ポルクナ。タト、耳1枚。ペピン・リリア、耳なし。ミウラ、耳1枚。


 9月6日(水)

 降らなくて良い雨が朝から降って、その後日が照った。16時くらいにはどしゃ降りの雨。変な天気、変な気候だ。家の近くで自転車に乗っていた小学生が思いっきり咳をしていた。体調崩すのが当然かも知れない。

 新聞の三面記事には、「一生ストカーするぞ」と書いた手紙を投函して下着を取ろうとした18歳の大学生が逮捕された。警察に通報した女性は犯人とは中学の同級生だった。犯人は、「女性に片思いしていた」などと話しているそうだ。好きな人にそんなことしても嫌われるだけだろう。でも、そんなことすら判らない。思春期に肉体が変化してくる頃に、ちゃんとした手続きを踏んだ恋愛を経験してこなかったから、自分の気持ちをどう表現して良いのか判らなくなるのだろう。

 でも、異性との付き合い方は、基本的には同性との付き合い方の延長線上にしかない。恐らく、ちゃんとした同性との友達付き合いが出来ていなかったのだろう。人(他者)と付き合うという当たり前のことがちゃんと出来ない人が増えているようだ。

 その下の記事には、「パンティーちょうだい」と若い女性の耳のとで囁いて、背後から下着を奪った、宗教法人、幸福の科学、職員逮捕の関連記事があった。こんなの論外。横には、インストラクターを殺害し、遺体を切断して山中などに遺棄した、殺人、死体損壊罪などに問われていた、山下洋介に懲役14年(求刑18年)が言い渡された。(法律では、刑はそんなに重くないのは何故なんだろう)事件は、妊娠を打ち明けられ対応に困り殺害した。遺体は、頭部と両腕、両足と切断した。妊娠を打ち明けられて対応に困るというのはどういうことなんだろう。身勝手、我が儘。

 その下に、34歳の主婦が生後6ヶ月の知人の子供を床に落として意識不明の重体にさせた。動機は、その知人が家を購入して社宅から引っ越すことや、その知人の夫が家事などを手伝って優しいのをねたんだ犯行のようだ。女のねたみは恐ろしい。去年、護国寺であった幼児殺人事件を起こした主婦も、有名小学校に入った事をねたんだ犯行だった。

 でももっと恐ろしいと思ったのは、殺人を起こした主婦に対して同情する主婦が多いと聞いたことだ。そういう雰囲気がこの国にあることがおかしいと思わないのか。だからこそ、犯罪者に対して「普通の人」という言い方をするのだろう。でもそういうのは、バカ野郎だ。何が正しくて、何が間違っているのか、自分の頭で考えろ!世の中、正しいことだけが通るものではないが、良い悪いを分ける基準がなかった何でもかんでも、「可哀想」になってしまうじゃないか。

 5日の結果。 パレンシア。カバジェーロ、耳なし。エウヘニオ、耳1枚。アベジャン、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。


 9月8日(金)

 朝、電車の中の吊革の前でサンスポを折り畳もうとして腕を広げて折り返したら右手の甲が隣の人の胸に当たった。何か柔らかかった。電車を降りるとき隣を見たら女の人だった。ペチョじゃなく、ペチャだった。胸触られても何も言わなかったのはわざとじゃないからだろう。あれで痴漢なんて言われたらたまったもんじゃないよな。向こうも全然気にしてなかったようでこっちを見なかった。俺は競馬の記事を真面目に読んでいた。

 TVで宮沢賢治のことをやっていた。賢治の真面目さと生きる工夫は凄い。そして逃げない。人生を肉体に刻んでいく姿は儚いが美しい。僕は死ぬまでに賢治の全作品を読むことが出来るだろうか、と思った。出来れば賢治と風太郎は全部読んでから死にたい。ジョーゼフ・キャンベルにしろ賢治にしろ風太郎にしろ何度も詩のように読めるところがある。

 TVを観ていたら突然、チャラが聴きたくなって、YEN TOWN BAND の Swallowtail Butterfly を出して聴いた。 「汚れた世界に 悲しさは響いてない ・・・ ここから何処へ行っても 世界は夜を乗り越えていく ・・・ 心に 心に 魔法があるの 嵐に翼ひろげ 飛ぶよ 」 詞は、チャラの他、映画監督の岩井しんじ(漢字が判らない)など3名の共同作業だ。

 これはチャラの為に脚本を書いて岩井しんじが撮った映画の挿入歌だったようだ。ようだというのは映画を観てないからだ。チャラはこの映画で結婚相手を見つける。チャラは、仕草や声が女の子っほくて蜂蜜のようにネットリして気持ち悪かったが、良い歌を歌うので好きになった。サウンドに声が合っている。岩井しんじが惚れ込むだけのことはある。

 明日は、闘牛の会。未だ原稿を送っていない。7月の発表の事と、最新情報。今回の締め切りは明日の午前中まで。所で明日ビデオは何を流す。何にしようかなか。みんなスペインに行っているのであまり集まらないかも知れない。でも、そんなことは関係なく良いビデオを流したい。

 そして明日はヒシアマゾンの初仔が7Rの新馬戦に出る。中山に行って来るかな。

 今日ムルシアでホセ・トマスが復帰する。

 7日の結果。 アルコルコン。タト、耳1枚。ビクトル・プエルト、耳2枚。プエルタ・グランデ。ミウラ、耳1枚。 メディナ・デル・カンポ。ポンセ、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。フィニート、耳1枚。ルギジャーノ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 メリジャ。オルドニェス、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。アベジャン、耳1枚。アルバロ・ゴメス、場内一周、耳1枚。 ソティジョ・デ・ラ・アドゥラダ。マリアノ・ヒメネス、耳1枚。エンカボ、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。ゴメス・エスコリアル、耳2枚、場内一周。プエルタ・グランデ。


 9月9日(土)

 闘牛の会に行ってきた。スペインに行っている人が多くあまり集まらなかったが面白いコルドバの話が聞けた。

 掲示板にも書いたがホセ・トマスがムルシアでの復帰戦をプエルタ・グランデで飾った。肩車されても心配した玉は大丈夫だったらしい。流石ティエネ・コホネスだ。

 復帰早々のハビエル・カスターニョがアルバセーテでコヒーダされて8cmの怪我を負った。5日間の怪我でサラマンカのアルテルナティーバには間に合いそうだ。

 8日の結果。 ムルシア。ホセリート、耳なし。ホセ・トマス、耳2枚。プエルタ・グランデ。モランテ、耳1枚。 カラタジュ。フィニート、耳1枚。アベジャン、耳1枚。エル・フリ、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。 ラグナ・デ・ドゥエロ。エスプラ、耳なし。エル・フンディ、耳4枚。プエルタ・グランデ。フェレーラ、耳2枚。 マバルエンガ。ファン・モラ、耳1枚が2枚。プエルタ・グランデ。ミウラ、耳2枚。プエルタ・グランデ。セバスティアン・カステージャ、耳なし。


 9月10日(日)

 今日の競馬は、京成杯AHはようやく力でねじ伏せたG1馬、シンボリインディがハナ差でNHKマイルC以来の優勝をした。でもこれじゃマイルチャンピオンシップは期待薄になった。岡部幸雄はJRA通算150回目の重賞制覇を飾った。インタビューでしらされてビックリしていた。西では、セントウルSは夏の上がり馬、ビハインドザマスクが強烈な末脚で刺しきり優勝。G1馬ブラックホークは押さえての勝利はスプリンターSに向けて大きな希望が膨らんだ。福永祐一はまた自厩舎の馬でG1を狙う。

 昨日の闘牛の会は、アントニオが 『コルドバ』 −闘牛関連を巡って− をやった。

 アントニオが言うには、コルドバといわれればフリオ・ロメロの絵と言う。現在AVEの駅周辺に残る5世紀のローマ以降の遺跡の話。マノレーテゆかりの地サンタ・マリア地区とラグニージャス広場。バリオ・デル・トレロスは闘牛士の地区。通りの名が闘牛士の名前になっている。

 マノレーテのデスマスクや墓は知られているが、今回アントニオは、マノレーテ最後の言葉を教えてくれた。「お母さんが知ったらどんなに悲しむだろう」

 マノレーテが死んで、コルドバに来る闘牛士は彼の母親に必ず会いに来て挨拶していったそうだ。それだけ闘牛士達がマノレーテを尊敬していた証拠だという。資料を見せて貰ってが、マノレーテは、ラス・ベンタス闘牛場で尻尾を切っていた。これは今まで4人の闘牛士しか切ってないがその内の一人だった。

 コルドバでは屠殺場があった近くから闘牛士が出てきていたようだ。墓地に眠る闘牛士達。コルドバ出身の偉大な4人の闘牛士を、カリファと呼んで称えていることが紹介された。

 明日は雨の予報。

 ビクトル・プエルトがアントニオ・オルドニェス牧場の牛で、インドゥルトをした。

 9日の結果。 アルル。ポンセ、耳1枚、耳2枚。カバジェーロ、耳2枚。ファン・バウティスタ、耳2枚。3人ともプエルタ・グランデ。 ダックス。エスプラ、耳なし。フェルナンド・メカ、耳1枚。フェレーラ、耳なし。 ムルシア。ペピン・リリア、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。エル・フリ、耳1枚、耳2枚、耳1枚。プエルタ・グランデ。 オカーニャ。ソトルコ、耳2枚。エル・フンディ、耳1枚、耳2枚。エウヘニオ、耳2枚と尻尾1つが2回。3人ともプエルタ・グランデ。 ロンダ。(ゴヤ闘牛)ホセリート、オルドニェス、モランテ、耳なし。 ナバルエガ。マノロ・サンチェス、耳2枚。プエルタ・グランデ。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。プエルタ・グランデ。アルベルト・ラミレス、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。 サントニャ。アベジャン、耳2枚。プエルタ・グランデ。 アンドゥハル。ミウラ、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。 フエンテ・エル・サス。ボテ、場内一周、耳2枚。プエルタ・グランデ。イニエスタ、耳なし。エスコリアル、耳1枚、場内一周。


 9月11日(月)

 日本時間で今日の朝、スペイン時間で昨日の夜に、非常に重大なことが書かれていた。それはこんなタイトルで書かれていた。Cesar Rincon, enfermo de Hepatitis C (セサル・リンコンがC型肝炎に罹った)

 セサルは、90年コロンビアのパルミラで怪我をしたときの輸血でC型肝炎に感染した。それが92年の9月に発病した。サラマンカの大学病院に入院したりして治療をした。C型肝炎だと恐らく一般的にはインターフェロンの治療になるのだろう。

 記事は、治療で治る可能性は60%と予想されている。セサルは厳しい毎日を過ごしている。5錠の錠剤を飲んでいる。その上さらに非常に強い副作用を示しているので、細心の注意をはらって暮らしている。この病気は非常にやっかいな病気だ。この1年間を我慢強く治療に費やさなければならない。「この1年間は厳しい。健康が1番であることを強く自覚しています。健康を取り戻す為なのだから。」

 97年にセサルは僕と会ったときに、C型肝炎は完治したと、言っていたのに・・・。再発したか潜伏していたか。C型肝炎は、肝硬変、肝臓癌の順番で進み死を向かえる病気だ。肝炎の中で1番治りにくく、死亡率が高い。

 拙いスペイン語でセサルにメールを送った。セサルには元気でいて欲しい。僕が闘牛を見ているときいつも頭にあった詩がある。アレン・ギンズバーグの『吠える』の中の一節だ。「きみが無事でないときは僕も無事でないのだ」。メールは今年会ったときに書いて貰ったアドレスに出した。あの時、Eメールの事を聞いたら、「今時Eメールがなければ仕事にならない」と、言っていた。もう、僕はC型肝炎のことは忘れていたのに。非常に驚いているし、非常に悲しい記事だ。

 ホセ・トマスがまたプエルタ・グランデした。ダックスでポンセとのマノ・ア・マノで2人とも肩車されているとき観客は興奮のあまり、「トーレーロ、トーレーロ」の叫び声が沸き上がった。牛は、サルドゥエンド。

 10日の結果。 ダックス。ポンセ、耳2枚、耳1枚。ホセ・トマス、耳1枚、耳2枚。2人ともプエルタ・グランデ。 アルバセーテ。エスプラ、耳1枚。ハビエル・バスケス、カナレス・リベラ、耳なし。 バルセロナ。アンドレス・サンチェス、耳なし。ルイス・ミゲル、場内一周。エスコリアル、場内一周が2回。 ムルシア。クーロ・ロメロ、耳なし。ペピン・ヒメネス、耳1枚が2回。エル・フリ、耳1枚。 バジャドリード。マノロ・サンチェス、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。タト、ミウラ、耳なし。

 アルカニィス。モレノ、耳1枚。ファン・バウティスタ、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。 ベナメヒ。ラファエル・カミノ、耳1枚。ハビエル・コンデ、耳1枚。マリ・パス・ベガ、耳2枚、場内一周。プエルタ・グランデ。 セエヒン。ボテ、耳なし。ウセダ・レアル、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。セバスティアン・カステージャ、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。 シントゥルエニゴ。ファン・モラ、耳2枚。プエルタ・グランデ。ソトルコ、耳なし。フリオ・アパリシオ、耳なし。 エヘア・デ・ロス・カバジェーロ。ペドゥリート・デ・ポルトゥガル、場内一周。エウヘニオ、ヘスス・ミジャン、耳なし。 パルラ。フェルナンド・セペダ、耳1枚。イガレス、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。コヒーダされ右手を怪我。ロメリト、耳2枚。プエルタ・グランデ。 サン・マルティン・デ・バルデイグレシアス。フィニート、耳2枚。カバジェーロ、耳なし、オルドニェス、耳1枚。 バルデモロ。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アベジャン、耳1枚が2回。2人ともプエルタ・グランデ。 ビジャルビア・デ・ロス・オホス。ミゲル・ロドリゲス、耳1 枚。エンカボ、耳なし。エリック・コルテス、耳2枚。プエルタ・グランデ。


 9月12日(火)

 非常に頭が痛い。体調不良。

 ホセ・トマスがまたプエルタ・グランデした。

 11日の結果。 アルバセーテ。ファン・モラ、耳なし。ホセ・トマス、耳2枚。プエルタ・グランデ。エル・フリ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 ムルシア。エスプラ、耳なし。カバジェーロ、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。ペピン・リリア、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。プエルタ・グランデ。 バジャドリード。マノロ・サンチェス、場内一周。オルドニェス、エウヘニオ、耳なし。

 アランダ・デ・ドゥエロ。ホセリート、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。ボテ、場内一周、耳1枚。ポンセ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 シエンポスエロス。フィニート、耳1枚。パディージャ、耳4枚。プエルタ・グランデ。アベジャン、耳なし。 カルボネロ・マイヨール。ラファエル・カミノ、耳なし。パキート・ペルラサ、耳2枚。プエルタ・グランデ。フェルナンド・ロブレーニョ、耳1枚、場内一周。 ナバルカルネロ。エル・フンディ、耳2枚。プエルタ・グランデ。ロドルフォ・ヌニェス、耳1枚。エンカボ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 パルラ。ビクトル・プエルト、耳2枚。プエルタ・グランデ。ウセダ・レアル、耳2枚。プエルタ・グランデ。ミウラ、耳2枚。


 9月13日(水)

 今日でHPを開設して2年になる。闘牛に対する色々な思いを書いてきたつもりだ。2年たっても未だ色々な思いがある。このHPは、エル・フリのトマール・デ・アルテルナティーバの日に開設した。その時は、未だ見たことがなかったので噂でしか知らなかった。その後その日のビデオを観てワクワクした。ロペシーナなどのカポーテ技が特に目を引いた。そして、未だアレナにはセサル・リンコンがいた。

 去年で引退しこの9月にまたC型肝炎が再発した。セサルを始めてみた1991年5月21日以来僕は闘牛の虜になった。世界一のラス・ベンタス闘牛場でプエルタ・グランデを連発したセサルは僕の英雄になった。また、マドリードの観客にとっても同じだった。イドロ・デ・マドリード。それがセサル・リンコンだった。

 「 セサル・リンコンの為に、マドリードの闘牛ファンは大きな驚きの中にある。彼はほとんど知られていないコロンビア人だった。同郷のガブリエル・ガルシア・マルケスは「一つの驚きを述べる人」と言ったが、カリ、マニサレス、ボゴタ、メデジンなどから、コロンビア人達は、今までにも沢山の役割を果たし、スペイン人闘牛士にも影響を与えた。

 時代の証人は、オルテガ・カノとロベルト・ドミンゲスよって行われた。選ばれたのはセサル・リンコン。彼は、多くの努力と犠牲を結晶させた。それは確認された事実と認めざるを得ない。良いことと、悪いこととを選別する頭を持った、真実の闘牛士。遠いアンデスから私達に、危険な無気力から、疑いのない闘牛の世界に、連れ戻す為にやって来たのだ。

 彼と牛との間に行われる距離のコンクールは、危険に立ち向かう強靱な勇気によって、心地よい余韻を作り出している。パズルは一つの作品を完成させた。今後一年間の価値は、これらの色調の中のある。その事は、多くの議論を必要としない。

 それは、私達が出会った全てだ。

 あなた達と私は、闘牛場で。そして何百万の人達は、テレビによって簡単に目撃する事ができた。真実の情熱、明晰な存在は、疑う余地がない。彼は闘牛士の技術、真実の芸術を、私達に発見させたのだった。 ありがとう。セサル・リンコン。 」

 91年のサン・イシドロ祭が終わった後にペペ・ドミンギンが書いた文章を読むとあの頃のセサルが甦る。

 今日仕事から帰ってきてネットを繋いだらモンチョリのHPにまたセサルのことが書かれてあった。セサルは今病気と闘っている。みんなで連帯して応援しようと言うものだった。

 セサルに、応援のメッセージを送ってくれる人がいたら出来ればスペイン語(英語でも良いのかも知れない。)でこの日本にも闘牛を愛し、セサルの体をいたわる人間がいることをメールに乗せて送って欲しい。

 アドレスは、   cesarricon@burladero.com  に送って欲しい。

 これは、Burladero.com というテレマドリーで闘牛の中継総責任者(アナウンサーもしている)ミゲル・アンヘル・モンチョリが闘牛専門のHPを開設しているがそこに届く。セサルにも届くようになっている。

 スペインに行っていた中村さんからTELがあった。ビセンテ・バレラはフェスティバル闘牛で復帰したそうだ。シン・ピカから始め、コン・ピカでの若牛を相手にして南米で本格的に復帰する予定だそうだ。

 サラマンカでハビエル・カスターニョは不出場になった。代わりは14日、ギジェモ・マルティン。15日、ビクトル・プエルト。また、14日、アルバセーテにはエスパルタコも不出場。代わりは、エル・カリファになった。

 今日の甲子園の阪神、巨人戦のオープニングセレモニーに、江夏豊と田淵幸一の黄金バッテリーが始球式をした。

 12日の結果。 アルバセーテ。フィニート、カバジェーロ、耳1枚。ホセ・トマス、耳1枚。 ムルシア。ポンセ、ペピン・リリア、オルドニェス、耳なし。 バジャドリード。ルギジャーノ、モランテ、耳なし。アベジャン、耳1枚。 アランダ・デ・ドゥエロ。タト、耳1枚が2回。エウヘニオ、耳1枚、耳2枚。エル・フリ、耳2枚。3人ともプエルタ・グランデ。 バサ。モレノ、耳なし。ミウラ、耳1枚が2回。アルカサベニョ、耳2枚耳1枚。プエルタ・グランデ。


 9月14日(木)

 オリンピックのサッカーは、身体能力の高い南アフリカに再三ゴール前でフリーにし、守備はボロボロに近かった。前半中田のパスの精度が悪く、中村が守備で活躍する悪い状態で同点に追いつき、後半は少しずつゴール前でパスが繋がるようになって本山が交代した直後、中田から精度の高いパスがディフェンスの裏に出て高原が決勝点を決めた。

 前半固く負けるんじゃないかと思ったくらいだから勝ったのは立派だが、ちょっと期待はずれ。グランド状態が悪く足を滑らせる場面が再三あった。代わった本山もそうだった。あのグランドでは日本の良いところが出にくいようだ。フォワードが点を取ったのは良いことだが、中田は未だ本調子にない。守備もフラットスリーがどうも怪しい。今日は中村がいなかったら負けていただろう。メダルは厳しいかも知れない。

 ホセ・トマスがプエルタ・グランデした。

 13日の結果。 バジャドリード。ポンセ、耳1枚ともう1枚要求。ホセ・トマス、耳2枚。プエルタ・グランデ。エル・フリ、耳2枚。プエルタ・グランデ。 アルバセーテ。ホセリート、耳1枚。カバジェーロ、耳2枚。プエルタ・グランデ。アベジャン、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。 サラマンカ。パディジャ、オルドニェス、フリアン・ゲラ、耳なし。 ビジャカリジョ。タト、耳2枚。プエルタ・グランデ。ビクトル・プエルト、耳2枚。プエルタ・グランデ。ミウラ、耳1枚。


 9月15日(金)

 今日のスポーツ紙の1面は全て、高原2本、だった。2本と日本が掛かっているわけではないだろう。浮かれ気分の新聞の見出しは日本人の気分そのままだろう。トルシエも浮かれ気分に近いが、選手が1番冷静のようだ。彼等は自分達がしなければならないことを知っているようだ。

 オリンピック開会式はなかなかの演出だった。だが、1番観客を沸かせたのは南北が統一の旗のもと同時に入場行進をしたときだった。観客はスタンディングオベーションで向かえた。あれを観てこみ上げてくる思いを感じた人は多いだろう。オーストラリアに暮らす南北朝鮮人もそうだったし、日本にいる在日の人達もそうだろう。

 在日朝鮮人3世のボクサーで世界チャンピオン、徳山選手は涙を流していた。彼はタイトルマッチで韓国人を破ってチャンピオンになった。その時、統一の旗、統一の歌でリングに上がってチャンピオンになる。ソウル市民も統一の夢を実感したようだ。政治よりもスポーツが先にそれを感じさせた。明日の1面はこれだろう。その次が聖火。

 サラゴサのフェリア・デ・ピラールのカルテルが発表になった。ホセ・トマスは出ない。ホセリートは出る。ホセリートは93年か94年にウニコをやったって成功したので出るのかも知れないが、僕はこの第1級闘牛場が好きじゃない。サラゴサ出身のエル・タトが出てから観客の質が大分落ちたからだ。

 久々に97年に行ったときに失望した。なんてつまらないのだろうと思った。タトの腰の引けた牛を体の遠くを通すパセに、オーレで熱狂する。サラゴサの観客にとって最高の闘牛士はタトなのだ。実力ある闘牛士なら良いのだが、ラス・ベンタスで口笛しか吹かれない闘牛士が、セビージャのフェリア・デ・アブリルで2年か3年続けて活躍したらこの騒ぎだ。

 でも、言って置くけどセビージャで活躍してもタトにはコントラートが来なかった。つまりお呼びじゃないのだ、君は。10年前のバレンシアのエル・ソロと同じだ。つまり、ローカル闘牛士なのだ。第3級闘牛場向きの闘牛士。だが、そうやって地元の闘牛士が出てくることによって新しい良い闘牛士が出てくるのも闘牛の世界だ。エル・ソロの後、バレンシアにはポンセとビセンテ・バレラが出たことからも分かるだろう。

 マドリード出身の闘牛士が活躍するのは、ラス・ベンタス闘牛場、サン・イシドロ祭があるからだけじゃない。優秀な教授陣を揃えベンタ・デル・バタンで週1回ティエンタを出来る環境や、やる気のある生徒達が多い。セビージャに比べれば涼しいのもトレオ・デ・サロンで練習に精を出せることもある。

 14日の結果。 アルバセーテ。ラファエル・デ・ラ・ビーニャ、耳1枚。エル・カリファ、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。モランテ、耳なし。1頭目の剣刺しでコヒーダされ右太股8cmの怪我。 サラマンカ。ポンセ、耳1枚。アベジャン、耳2枚。プエルタ・グランデ。牛、場内一周。ギジェモ・マルティン、耳なし。 バジャドリード。ファン・モラ、ホセリート、耳なし。エル・フリ、耳1枚。

 カダルソ・デ・ロス・ビドゥリオ。ペピン・リリア、耳なし。ビクトル・プエルト、耳2枚。プエルタ・グランデ。エウヘニオ、耳1枚。 グアダラハラ。ソトルコ、タト、耳なし。パディージャ、耳1枚が2回。プエルタ・グランデ。 イゲラ・ラ・レアル。ミウラ、耳1枚。オットー・ロドリゲス、耳なし。ダビ・ビラリニョ、耳1枚。 モストレス。エル・フンディ、耳2枚。ルギジャーノ、耳なし。ウセダ・レアル、耳1枚、耳2枚。プエルタ・グランデ。


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