断腸亭日常日記 2022年 10月

--バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--

por 斎藤祐司


 2022年10月1日(土) 晴 7141

 元気ですか!いつもそう叫んでいた、アントニオ猪木が死んだ。日本生まれだが、ブラジルで育ったために日本人離れした感性をもっていた。ナポリタンなどに使う、タバスコの代理店契約を結び日本人にその味を定着させた。マテ茶の輸入などもやったが、当時は売れなかったらしい。プロレスラーとして卍固めや延髄斬りなどの技で活躍した。相手レスラーに攻撃させてそのレスラーの良さを出すようにしてから逆転勝ちする。たぶんそれが演出なのだろうが、それがファンの心をつかんだのだろう。国会議員になって、北朝鮮へ行って独特の外交をやった。イラクへ行って、人質解放したり、政治家の頭と行動力では出来ないことやった。「1!2!3!ダァ~!」や闘魂ビンタも流行った。

 時間になりMLB中継を観た。先発はデトマーズ。6回を投げ9奪三振1失点と好投し7勝目を上げた。アデルのソロで先制しレンヒーフォのソロ、ウォードのタイムリーで3-1で勝った。大谷は、3番DHで4打数2安打、1三振。昨日のあわやノーノ―の快投で、MVP論争に爆弾を投じたと、米メディアが騒いだようだ。ジャッジ一辺倒の意見が多いようだが、ちゃんと観ている人は観ているのだ。たぶん雰囲気では今年のMVPはジャッジだろうけど、大谷派の声も大きくなっているようだ。大谷の目的はMVPを取ることではない。世界一の野球選手になること。残り5試合白球を追えば良いのだ。ダルビッシュは、6回104球投げ被安打8、与四球1、奪三振6、3失点。25回目のクオリティースタート(8試合連続)だったが1-3で負け投手になり自身最多17勝目はお預けとなった。菊池雄星は、3回を投げメジャー初セーブを上げた。

 東京ではここ3日、5327、5032、4558人の感染者が出て、昨日までの累計で、316万8251人。合計5832人の死亡になった。昨日の時点で、36646人増え、うち4都県で、約29%の9755人増え、合計2126万5862人の感染者、合計4万4789人の死者。東京は、3834人の感染者が確認された。


 10月2日 晴 6414

  大谷翔平の保有権を2023年まで持っているエンジェルスは、来年1年間の契約を3000万ドル(43.5億円)で結んだ。5000万ドルともいわれていたので少ない気もするが、どうせ来年FAを宣言するのだから、そのステップの契約なのだろう。なおこの契約で、日本プロ野球で1番チーム年俸が高いソフトバンク球団の総額よりも高いのだという。もちろん過去にさかのぼっても、日本人最高年俸になる。エンジェルスの先発のスアレスは、6回までパーフェクト。7回の先頭打者に安打を打たれ、ローの2ランを浴びて1-2と逆転された。しかし、7回裏にソトのタイムリーなどで逆転して3-2で勝った。スアレス8勝目。エンジェルスは、6連勝。大谷は、4打数1安打で16試合連続安打。自己最長連続試合安打を更新した。

 試合前に、今シーズンのエンジェルスのMVPと最優秀投手が発表され、大谷翔平が2年連続で受賞した。球場は、「MVP」コールに包まれた。先日の大谷のノーノー未遂でも、球場は「MVP」コールに包まれたが、ヤンキース・ファンで知られるアナウンサーが、強行にMVPはジャッジといっていたが、罪悪感を覚えると正直にいった。二刀流選手としての「大谷は驚くべき選手だから」とし「我々が今、野球界で目にしているものを、楽しもうじゃないか」と呼びかけたという。他の記者の中には、ショウヘイ・オオタニ賞を創設しなければならないという複数の記者がいるらしい。

 東京ではここ3日、5032、4558、3834人の感染者が出て、昨日までの累計で、317万2085人。合計5845人の死亡になった。昨日の時点で、35418人増え、うち4都県で、約28%の9755人増え、合計2130万1280人の感染者、合計4万4894人の死者。東京は、2722人の感染者が確認された。


 10月3日(月) 晴 6641

 5時に起きて、MLB中継を観る。先発のデービットソンは、7点取って貰ったのに5回2ランなどを打たれ3失点して降板した。その後、バリア、ループ、ワンツなど繋ぎ、8-3で勝ち7連勝。打線は、トラウト、ウォード、ソトが3安打。打線は好調だ。大谷は、5打数1安打、2三振、1併殺。これで17試合連続安打。エンジェルスもチームとして、良い方向へ向かっているように思う。『ラファエルとアストリッド 文書係の事件簿』が終わった。真逆の二人が主人公。刑事と犯罪資料局文書係がタックを組んで事件を解決していく。他人とも接触が苦手な自閉症のアストリッドが、離婚で子供育てる刑事のラファエルの影響、社会生活に馴染んでいく。パズル好きから事件簿から謎解きをするアストリッドが、最終回に対応できないはずの突発事項に自分で対応して行く姿が良かった。また、アストリッドの残した謎を解いて、助けたラファエルもまた素晴らしかった。これは新しいドラマを感じることが出来た。キャラクターもそうだが、物語の根幹になる部分が非常に大事であることが判る。

 英が所得税の最高税率引き下げを撤回した。市場は直ぐに反応した。間違った政策は、市場が過剰に反応してそれを抑えた。ところで、日曜の凱旋門賞は、ガッカリした。日本馬が4頭挑戦しその筆頭のタイトルホルダーが逃げる展開で、土砂降りの雨が降り差をつけて逃げることが出来ない。こういう馬場は、日本馬には不利だ。最後300mで脱落して11着。これが日本馬最高着順だった。これでは日本馬は勝てない。

 東京ではここ3日、4558、3834、2722人の感染者が出て、昨日までの累計で、317万5007人。合計5856人の死亡になった。昨日の時点で、29421人増え、うち4都県で、約26%の9755人増え、合計2133万772人の感染者、合計4万4965人の死者。東京は、1673人の感染者が確認された。


 10月4日(火) 晴 5797

 早く目が覚めたので、朝食の準備をした。豚肉を炒め、チャーハンの上に乗せ、イカげそと砂肝炒めも乗せ味噌汁で取った。今日は暑い。それからMLB中継を観た。先発はサンドバル。6回無失点の好投。4-0のリードで8回9回に救援が打たれ同点で延長になる。大谷は申告敬遠され、ウォード、レンヒーフォが凡退して10回裏タイムリーを打たれ4-5で負けた。大谷は、3番DHで4打数1安打、3三振、1申告敬遠、1打点。18試合連続安打。打点も95になった。あと2試合。

 野球が終わって、時間まで細雪。それから、4回目のワクチンのために、主治医の病院へ行った。オミクロン株対応のワクチンは、直ぐに打てた。直後に、腕に違和感を感じた。15分待って、以前よりは全然変な気分にならなかった。そのまま帰路についた。途中、スーパーによって帰る。それから、神社へ参拝した。今のところ、大きな異常はない。

 東京ではここ3日、3834、2722、1673人の感染者が出て、昨日までの累計で、317万6680人。合計5867人の死亡になった。昨日の時点で、15167人増え、うち4都県で、約27%の4136人増え、合計2134万5939人の感染者、合計4万5018人の死者。東京は、4310人の感染者が確認された。なお、東京都のホームページは、9月26日以降、厚生労働省が発表する数と合わなくなっている。


 10月5日(水) 雨 6828

 早く目が覚めた。雨が降っていないので、外へ出てお寺と神社へ参拝した。ワクチンを打った腕が痛い。戻って豚肉とピーマン炒めと作り、トマトと納豆と味噌汁と合わせて朝食を取った。MLB中継が始まったので観た。先発のロレンゼンが好投した。6回被安打3、与四球3、無失点。救援のワンツ1失点。9回に同点の追い付いて延長戦。大谷は1アウト1、2塁であわやのセンターフライ。その裏にテペラが押し出しで2日連続のサヨナラ負けした。大谷は、4打数無安打、1死球、1三振。連続試合安打は18試合で止まった。心配された右腕への死球。直後には腕を気にしていたが、大事に至らなかったようだ。明日最終戦で先発登板。何とか勝って欲しいが、それはファンの欲目。無事に終わって欲しい。

 中継が終わったら、なんか体のあちこちが痛いのに気付いた。これから、細雪だったのに・・・。こういうときは、寝るのが1番良いので寝ることにした。起きたら、ちょっとは良くなった。出来れば、細雪したい。

 東京ではここ3日、2722、1673、4310人の感染者が出て、昨日までの累計で、318万990人。合計5875人の死亡になった。昨日の時点で、39723人増え、うち4都県で、約27%の10806人増え、合計2138万5662人の感染者、合計4万5083人の死者。東京は、4067人の感染者が確認された。


 10月6日(木) 雨 5677

 5時に起き、MLB中継を観る。今日がシーズン最終戦。つまり今年最後の大谷翔平。3番DH兼投手で先発。初打席で右前打。投手では順調な滑り出しで、1回14球三人で抑えた。4回までパーフェクト、47球で4奪三振。しかし5回、三振、四球、左二塁打で、犠牲フライで1失点。最後に三振を取ったが、どうやら指にマメが出来たようで、ここで降板した。救援が打たれ、トラウトの40号ソロが出たが、2-3で負け9敗目(15勝)がついた。それでもシーズン規定投球回数162イニングを超える、166イニングになった。投打で規定に達した初めての選手になった。

 去年も思ったが、大谷翔平は記録でもそうだが、寸止めの状態で終わる。今年も100打点と思ってもその手前で終わる。本塁打35本と思ってもその手前で終わる。自己最多16勝と思っても、これまたその手前で終わる。つまり、そこに伸び白を感じるのだ。来年どれだけやれるんだろうと、次を夢想させる。それもまた、大谷の魅力なのだろう。終わってから、伊藤若冲の番組を観ていた。それから細雪。

 東京ではここ3日、1673、4310、4067人の感染者が出て、昨日までの累計で、318万5067人。合計5882人の死亡になった。昨日の時点で、41193人増え、うち4都県で、約25%の10453人増え、合計2142万6855人の感染者、合計4万5157人の死者。東京は、3042人の感染者が確認された。取り合えず厚生労働省発表の数字を記載するが、東京都の方が500人以上多くなっている。このズレはどちらが正しいんだ、という不信感に繋がらないのかと思う。


 10月7日(金) 雨 7412

 ゆっくり起きた。昨日から一気に冬の気配になった。丁度今に時期に、サラゴサへピラール祭をへ行った。92年だったと思うが、マドリードはまだ秋で、そういう格好で行った。闘牛終わり、サッカー場へ向かった。ダイアストレイツのコンサートがあったからだ。大ヒットした「悲しきサルタン」(Sultans of Swing)を初めてラジオで聴いたとき飛び起きた。全てが驚きだった。リズム、声、そして独特のギターが、非常に新鮮だった。行ったのは良いが、気温7度。薄いズボンに半袖。その上には薄手のジャケット。寒くて震え上がった。それが2時間。ライブを聴けたのは良かったが、体の芯から冷え切った。ホテルでシャワーを浴びたが、マドリードへ帰ったら、風邪を引いていた。オトーニョへ行ったが、闘牛場での待ち合わせをすっぽかして、ホテルに戻り寒気で革ジャン着て寝ていたが、1時間おきにトイレに起きた。風邪による下痢が凄かった。そんなことを思い出すような寒さだ。昨日は15度くらいだったろうが、今日は日中11度。部屋の中でも靴下をはかないと寒い。

 朝食は、親子丼に鉄活して作った味噌汁で取る。パソコンが不味いことになったので、古い物を出して使っている。文章を書くのに、不都合なのでこのHPも細雪も進みにくい。また、ネットサーフィンも、サポート期間が過ぎているのでこのパソコンではやらないようにしている。大谷翔平の今シーズンの記録は、去年に比べ上回っている。本塁打と打点以外特に、投手のとして記録は凄い。普通に考えてMVPなのだが、アメリカメディアの論調はジャッジ一色に近い。何とかアメリカ人に取らせたいのだろう。そんな中MLBのホームページは、大谷の今シーズンの活躍をまとめた18分を超える動画を載せた。アメリカは、こういう粋な計らいをするのだ。ホームランと三振を中心に編集されている。観ていて楽しい動画だ。これも異例のことだろう。

 東京ではここ3日、4310、4067、3042人の感染者が出て、昨日までの累計で、318万8637人。合計5891人の死亡になった。昨日の時点で、33440人増え、うち4都県で、約25%の8382人増え、合計2146万295人の感染者、合計4万5248人の死者。東京は、3016人の感染者が確認された。


 10月8日(土) 曇 594

 目覚まし前に起きて、グリーンカレーと味噌汁で朝食を取った。9時になりMLB中継を観た。日本のプロ野球もMLBも今日からプレーオフ。パドレスのダルビッシュがメッツ戦に先発。シャーザーとの投げ合い。これは観ないと。シャーザーは1回表いきなり2ランを浴びて2-0。ダルビッシュは、1回2回制球が定まらず、苦労したが何とか無失点に抑えた。シャーザーは、2回にソロ、5回に3ランとソロを浴び4被弾の7失点。もうメロメロになった。ダルビッシュは5回にソロを浴びたが、7回1失点で勝ち投手になった。マウンドが固く、右足の親指から血が出ていたが2イニング痛みをこらえての熱投だったという。

 パドレスのメルビル監督は、序盤のピンチをしのいで、修正力の高さを示した。いつものダルビッシュと称賛した。投球を受けたノラ捕手は、ベストな状態ではなかった。気迫とガッツで乗り切ったといった。それでもメッツのシューウォルター監督は、簡単に打たせてくれなかった。 それだけ絶好調ともいえると讃えたという。カブスのストローマンはツイッターで、まるでマウンドに立つ芸術家だと絶賛したという。夕方、神社へ参拝しスーパーで買い物した。日持ちする安い物を買ってきた。そばなどである。こういう買い方をして、物価高に対応しようとしている。ささやかな抵抗だ。

 東京ではここ3日、4067、3042、3016人の感染者が出て、昨日までの累計で、319万1653人。合計5898人の死亡になった。昨日の時点で、29443人増え、うち4都県で、約26%の7788人増え、合計2148万9738人の感染者、合計4万5321人の死者。東京は、2605人の感染者が確認された。


 10月9日(日) 曇のち雨 7474

 ゆっくり起きて、朝食はトマトと砂肝炒めとチーズ、親子丼と味噌汁で取った。メッツ対パドレス戦を観た。メッツのデグロームの三振ショーだったが、メッツが勝ち1勝1敗のタイにして、決戦の最終戦をむかえる。プホルズやモリーナのガージナルスは連敗して終わった。主軸のゴールドシュミットは、無安打。アレナドは1安打。引退する二人のはなむけにはならなかった。マリナーズ、カーディアンズ、フィリーズが地区シリーズ進出を決めた。終わって細雪をしようとしたら、データが飛んでいた。最低の気分になった。どういうこと?なぜこういうことになるんだ。ガッカリした。

 『日曜美術館』で、「朝倉摂のいた時代」をやっていた。それを録画で観た。昔、芝居を毎週のように観ていた頃に、印象に残る舞台美術をやっていたのが、彼女だ。蜷川幸雄演出の舞台もそうだった。集団演劇の蜷川演出には欠かせない舞台美術だ。市川猿之助のスーパー歌舞伎などもそうだった。今回初めて知ったが、父親は文化功労者受賞の彫刻家朝倉文夫。若い頃から美人姉妹として女性雑誌に取り上げられていた。画家を志し、上村松園賞を取ったが、男性社会に嫌気がさし、画家をやめ舞台美術の世界に転身する。蜷川幸雄や谷川俊太郎、舞台俳優などのインタビューがあり、渡辺えりが朝倉摂の(隠してあった)絵(展覧会会場)を観て語る。曲が何曲か流れた。そのうちの二曲が印象的だった。玉置浩二の『メロディー』と、岡林信康の『私たちの望むものは』である。

 ♪あんなにも 好きだった きみがいた この町に いまもまだ 大好きな あの歌は 聞こえてるよ いつも やさしくて 少し さみしくて あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら ぼくたちは 幸せを 見つめてたよ  なつかしい この店の すみっこに 置いてある 寄せ書きの はじのほう きみと書いた ピースマーク みんな 集まって 泣いて 歌ってたね あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー いつのまに 大切な ものなくした♪ ♪私たちの望むものは 生きる苦しみではなく 私たちの望むものは 生きる喜びなのだ 私たちの望むものは 与えられることではなく 私たちの望むものは 奪いとることなのだ 私たちの望むものは あなたを殺すことでなく 私たちの望むものは あなたと生きることなのだ 今ある不幸せに とどまってはならない まだ見ぬ幸せに 今跳び立つのだ♪

 情感あふれる玉置浩二の『メロデイー』が流れると、朝倉摂は、何を考え舞台美術の仕事をしていたのだろうかと考えた。「あたしは過去は振り返らない」といっていたが、過去の絵を、封印したのもそういう信条だったようだ。岡林信康の『私たちの望むものは』が流れると男社会への不満を感じたが、最後の方で、20代か30代の女性の声でこの歌が流れた。すると印象がだいぶ違ってくる。舞台美術のデザインを、画用紙に鉛筆で描いている。いつでもこうやって絵を描きながら、演出家との打ち合わせの要望を入れて創造していったのだろう。曲は二回ずつ流れた。「先の方を見つめている方が、わたしにとっては … 今やっているから、この先があるんだ。わたしは自分が好きなことしかやらない」。いつまでも心に残る、舞台美術を作り続けた人だった。番組を観ていて、データがなくなったことなど、どうでもいいように気分になった。タイトルを変える前のデータが残っていた。また心機一転、新しいものを作る気持ちで取り組めばいいのだ。

 東京ではここ3日、3042、3016、2605人の感染者が出て、昨日までの累計で、319万4258人。合計5904人の死亡になった。昨日の時点で、26785人増え、うち4都県で、約25%の6699人増え、合計2151万6523人の感染者、合計4万5404人の死者。東京は、2242人の感染者が確認された。


 10月10日(月) 曇 430

 ゆっくり起きて、味噌汁を作り朝食を取った。今日は、前々回の東京オリンピックを記念した体育の日で休日。ダルビッシュのパドレスは、メッツに勝って地区シリーズに進出した。水曜日からドジャーズ戦。ダルビッシュが望んだ通り、ドジャーズ戦。闘志満々で、挑むだろう。野球選手の幸せは、シーズンが終わってもこうやって、プレーオフに出ることだ。大谷が望むのは、こうやってワールドシリーズ目指して野球をやることだろう。いつになるか分からないが、ワールドシリーズへ出て欲しい。

 今日も午後は競馬。3日連続開催。今日は面白かった。網に引っ掛かったのもあるが、網をかけ間違えたのもあった。もっと、冷静に考えればもっと良い網がかけられたのがあって、大魚を逃したがそれもまた競馬。悔しかったが、笑ってしまった。俺が悪い。

 東京ではここ3日、3016、2605、2242人の感染者が出て、昨日までの累計で、319万6500人。合計5908人の死亡になった。昨日の時点で、227896人増え、うち4都県で、約25%の5614人増え、合計2153万9319人の感染者、合計4万5461人の死者。東京は、1372人の感染者が確認された。


 10月12日(水) 曇一時雨 8204/2

 スペインの日。オトーニョは、今日が最終日。トライしているが、闘牛中継が観れない。モランテとアンヘル・テジェスが観たかったが、観れなかった。今日は、タラバンテが出る。おそらく、観れないだろうけど…。地区シリーズ初戦が行われ、マリナーズは、9回裏、アルバレスの逆転サヨナラ3ランを打たれ負けた。バーランダーを打って、4-0からの逆転サヨナラ。ヤンキースが勝ち、フィリーズが逃げ切り勝ち。パドレスは、ドジャースに負けた。明日ダルビッシュが先発登板する。これはしっかり中継を観ようと思う。

 部屋代が未だ、支払われていないという電話があった。それで銀行へ行ってきた。どうやら勘違いしていたようだ。そのまま、散歩へ出た。もう秋だ。彼岸花は、枯れてなくなっている。今日は曇っていて、月は観えない。この前の栗名月に、栗食べたいと思った。栗ご飯もいいし、焼き栗も良い。近いうちに食べたいものだ。『ヒューマニエンス』を観ていると、現代科学の最先端が観えてくる。こういうのを、観ていると時々新しい発想が浮かぶことがある。

 東京ではここ3日、2242、1372、1594人の感染者が出て、昨日までの累計で、319万9376人。合計5918人の死亡になった。昨日の時点で、13123人増え、うち4都県で、約27%の5614人増え、合計2159万3705人の感染者、合計4万5561人の死者。東京は、4790人の感染者が確認された。


 10月13日(木) 曇/雨 9117

 夜中やっぱりオトーニョの闘牛中継は観れなかった。タラバンテはダメで、ロカ・レイが耳2枚、フランシスコ・デ・マヌエルが、耳1枚、耳2枚で二人のプエルタ・グランデが出た。あれっと思ったのは、5頭目がマヌエルで、6頭目がロカ・レイだったのは、何故なんだろう?それが良く判らない。間違って牛を先に出したためなのか、それとも違う事情が発生したためなのか。ダイジェスト動画もまだ観ていないが、どうだったんだろう?ダルビッシュ登板のドジャーズ戦を観た。相手はカーショー。マチャードのソロで先制も、1回2回のソロを浴び逆転される。3回にタイムリーなどで2点取り逆転するもその裏、またソロを浴びて3-3の同点。6回にタイムリーで勝ち越し。その裏連打を浴びて、降板した。代わったスアレスは去年阪神のクローザーをやっていた。ノーアウト一二塁のピンチで、101マイル(162.6キロ)のシンカーで三振。そして、併殺打で無失点に抑えた。7回もスアレスが投げ満塁のピンチも無失点に抑えた。8回のソロが出て5-3になり、そのまま終わった。試合後、ダルビッシュは、スアレスをべた褒めしていた。当然だろう。ソロ3被弾も、勝ち投手。前回より調子が良かったが、失投を打たれた。それでもプレーオフでは、ダルビッシュがいうように「チームが勝てば、グレートジョブ」なのだ。

 今日は寒いくらいで、秋真っ只中って感じの気温だ。雨が降る前に、外へ出た。お寺と神社へ参拝して、スーパーへ買物へ行った。スーパーから出たら、小雨が降っていた。再び円安が進行して、1ドル147円手前まで下落した。株も下落傾向だ。このところ総数把握をやめてから、感染者数が下落傾向だったがこの2日増えている。これは、祭日があったためにこうなったのか、それとも本当に増加傾向に転じてしまったものなのかまだ判断できない状態なのだろう。

 東京ではここ3日、1372、1594、4790人の感染者が出て、昨日までの累計で、320万4166人。合計5923人の死亡になった。昨日の時点で、45505人増え、うち4都県で、約25%の11416人増え、合計2161万500人の感染者、合計4万5615人の死者。東京は、4338人の感染者が確認された。


 10月14日(金) 曇/雨 7311

 下山さんから連絡があって、オトーニョのロカ・レイとフランシスコ・デ・マヌエルの順番が入れ替わったことについては、ロカ・レイが左手を怪我して、牛を入れ替えても出場したいということで替わったという。ダイジェスト動画を観た。ロカ・レイは、ロカ・レイだった。怪我が何処でしたかは判らなかった。気づいたのは、タキージャドールが闘牛グッズ店で普通売っている物ではなく、高級な杖とかのような黒塗り?で端が金属のもの。軽いのかもしれない。そしておそらく、扱いやすいのだろう。フランシスコ・デ・マヌエルの、5頭目の牛は、ファエナをするにはとても良い牛だった。口を空いて舌を出しながらも、ムレタについてくる。しかもデレチャッソもナトゥラルも丁度良いテンプラールになる。だから、闘牛場が沸く。伝統的な闘牛で、大満足の観客。こういう闘牛が観たいのだ。タラバンテは、なんだかなぁ。

 季節の変わり目でなのか、体がだるい。午後散歩へ出た。神社へ参拝。『美の壺』を観ていたら、美山山荘の栗ご飯が出てきた。皮をむき、渋皮は擂粉木に水を入れ取り、それから包丁で取る。渋皮を少し残すのがここのやり方。それを天日で干し、甘味をましてからご飯と土鍋で炊く。こうすると塩だけ美味しくなるという。食いたい。アケビも出てきた。秋だ。

 東京ではここ3日、1594、4790、4338人の感染者が出て、昨日までの累計で、320万8504人。合計5928人の死亡になった。昨日の時点で、45690人増え、うち4都県で、約23%の10545人増え、合計2165万6190人の感染者、合計4万5693人の死者。東京は、3495人の感染者が確認された。


 10月15日(土) 晴 7755

 ゆっくり起きて、朝食はトマトとチーズ、グリーンカレーと味噌汁で取った。昨日から、録画して『忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段』を観ている。そして、中村仲蔵関連を調べていた。いろいろ面白いことがあった。それにしてもこのドラマ面白い。参考にしたのは、仲蔵の自伝『月雪花寝物語』と三代目仲蔵の『手前味噌』で、それをまとめて脚本にしてドラマを撮ったのが、源孝志。仲蔵を演じた、中村勘三郎が素晴らしかった。和楽器などの囃子方も良かった。江戸時代に近い舞台を再現しているのだろうと思った。この初代中村仲蔵の浮世絵が残っている。描いたのが、勝川春章。まさにドラマに出てくる仲蔵の姿。もし四代目市川団十郎(二代目松本幸四郎)に、認められなかったら、仲蔵はなかっただろう。良い物語だ。これ落語にもなっている。

 午後は競馬をやった。MLBは、ヤンキースが負け1勝1敗になり、パドレスが勝ってリーグ優勝戦に大手をかけた。夕方は大谷翔平特集。今年のベストゲームと、今年のダイジェストを続けてやっていた。それを観終わってからスーパーへ出かけた。それから神社へ参拝。それから『ブラタモリ』を観た。

 東京ではここ3日、4790、4338、3495人の感染者が出て、昨日までの累計で、321万1999人。合計5932人の死亡になった。昨日の時点で、36605人増え、うち4都県で、約24%の8625人増え、合計2169万2795人の感染者、合計4万5756人の死者。東京は、3239人の感染者が確認された。


 10月16日(日) 晴 6223

 昨日の夜、録画していた浮世絵関連の番組を観た。時代、風俗、文化が判るのも面白い。しかし、注意しなければならないのが、いつ描かれているかということ。東錦絵が始まった明和の頃と、幕末目前の浮世では意味が違ってくる。その中間にあるのが、北斎。そういうことを、本当は研究者などに教えてもらいたい。そういう機会がないので、本を読んだりして調べなければならない。それも新しい気づきがあったり、これとあれが結びついたりする発見がある。東錦絵の頃から、俳諧ネットワークが絡んでいて、それが天明狂歌に繋がって行く。そして、俳諧ネットワークと歌舞伎などが結びついていく。これと同時期に、落語とも結びついているようだ。この時期は、ほとんど、俳号を持っている。

 今日は朝から競馬。そして、MLB中継を観た。ヤンキースのジャッジがプレーオフ大不振だったが、ようやく2ランホームランを打った。このまま、勝つかと思ったらカーディアンズが逆転サヨナラ勝ち。コール、ジャッジ、スタントンの合わせた年収とほぼ同等なのがカーディアンズ総選手の年収。そんなチームがヤンキースに、2勝1敗とリードした。こういうのは痛快だ。あと1勝でリーグ優勝戦進出が決まる。アストロズは、延長18回ペーニャのソロで勝ちリーグ優勝戦進出を決めた。ナ・リーグは、ワイルドカードの2チームがリーグ優勝戦進出を決めた。フィリーズは、シンダーガードが先発し、マーシュの3ランで先制して勝った。パドレスは、ドジャースに逆転勝ちして決めた。本拠地球場にこだまする「Beat LA」(ドジャースを倒せ!)の大合唱。スアレスが今日も中継ぎで好投。いまや秘密兵器的な戦力だ。ジャンパンファイトで、ダルビッシュも喜んでいた。牝馬三冠馬最終の秋華賞が行われ、三冠馬を目指すスターズオンアースはスタートでへぐって後方からレースを進めもう駄目だろうというところから伸びてきて何とか3着を死守した。優勝は、トライアル紫苑ステークスを勝ったオークス2着馬スタニングローズ、2着がオークス3着馬ナミュールの高野友和厩舎のワンツーだった。坂井瑠星騎手は、嬉しいGⅠ初制覇。ルメールだけじゃねぇんだぞと、いうところをみせた感じだ。

 東京ではここ3日、4338、3495、3239人の感染者が出て、昨日までの累計で、321万5233人。合計5936人の死亡になった。昨日の時点で、35138人増え、うち4都県で、約23%の8073人増え、合計2172万7933人の感染者、合計4万5829人の死者。東京は、2714人の感染者が確認された。


 10月17日(月) 雨/曇 5869

 起きたら雨が降っていた。昔古本屋で買ってきた、『別冊 歴史読本 江戸人物ものしり事典』を読んでいた。朝食は、豚肉とキノコと小松菜入り炒めと、海老入りさつま揚げとネギを入れたそばで取った。家康が江戸を開き、太平の世になって将軍が住む江戸で暮らすことに誇りをもった町人が「江戸っ子」と自分たちを呼ぶようになる。延宝七年(1679)に、八百八町、寛保三年(1743)に、千六百七十八町に達して以降寛政三年(1791)まで増減しない。町方人口は、元禄六年(1693)に35万3150余人、享保十九年(1734)に、53万3000余人に達し以降幕末で50万人を維持したという。

 武士の町として出来た江戸の町が、商人や町人の町になっていくと、「江戸っ子」という言葉が出てくる。宝暦・明和を過ぎて安永になると出てくるのだという。その起源は、寛延二年(1749)二代目市川団十郎が踊った「助六狂言」の格好らしい。当初は、「東都子ノ気情」と「知恵と胆気」を合わせて「江戸っ子の意気」といっていたようだが、だんだん変化して行ったようだ。十辺舎一九の『東海道中膝栗毛』の弥次喜多の二人のように、教養はあるが深いものではなく、向う気は強いが軽率である、威勢よく啖呵を切るがその場限りで、物事を深く執着しない等々の「江戸っ子」のイメージが近代の人々に定着した。「江戸っ子」は、笑われるべき存在、滑稽の対象以外何物でもなくなると、神保五彌(じんぽかづや)氏が書いていた。これまさに、落語の八っつぁん、熊さんである。

 東京ではここ3日、3495、3239、2714人の感染者が出て、昨日までの累計で、321万7923人。合計5941人の死亡になった。昨日の時点で、29662人増え、うち4都県で、約23%の6689人増え、合計2175万7595人の感染者、合計4万5870人の死者。東京は、1588人の感染者が確認された。


 10月18日(火) 雨/曇 8088

 体調不良なのか、朝食後に横になった。気づいたら外が暗くなっていた。夜もこのまま、テレビをつけずに過ごしたい。パソコンに向かって打つか、本を読むかで過ごすの1番良い。あれもこれもと、欲張ってやるのも問題だ。まるでスポーツ選手が、これもそれも出来ますと技を披露しているような気もする。何かに絞ってやって行かないと、感じるものがなくなるのかもしれない。テーマややり方を考えた方が良いのかもしれない。下山さんが、あげていたスペインの日の少年の闘牛は、ホセ・トマス風だった。カポーテのガオネラやムレタのエスタドアリオなどがそうだった。動かない、クルサードを繰り返す姿に意志を感じる。あの闘牛が、成牛で出来ればスターになれる。そういうテーマややり方が必要だ。

 東京ではここ3日、3239、2714、1588人の感染者が出て、昨日までの累計で、321万9540人。合計5947人の死亡になった。昨日の時点で、15372人増え、うち4都県で、約25%の3788人増え、合計2177万2967人の感染者、合計4万5890人の死者。東京は、4213人の感染者が確認された。


 10月19日(水) 晴 671

 夜中録画していた『日曜美術館』を観た。「死を想え、生を想え。写真家・藤原新也の旅」。冒頭で1番有名なあの写真が出た。インド・ガンジス川のほとりで、野犬が遺体を食べている写真。「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」の言葉と共に。インドでは、死ぬと聖なる河・ガンジスに水葬する風習がある。川に流された遺体は、沈んで水面と底の間を流れると浮いてこない。底に沈むと、遺体が浮いてくる。それが下流の岸辺に辿り着くと、野犬が出たりするのだと藤原新也がいっていた。そうあの『東京漂流』という本だ。新鮮な驚きと、凄いインパクトがあの旅行記にはあった。東京で日常生活を暮らす者にとっては、全く違う視点で生死をとらえていた。バブルに向かう日本で、こんな死生観を提示したことに、ハッとさせられたのを思い出した。たぶん江戸時代の飢饉の時や、疫病や大火の時など同じような光景があったのだと思う。東北の「間引き」などもそうだろうと思う。地獄太夫の話も日本にはある。一休宗純と地獄太夫の話。これが仏教の始まりの地であるインドで、藤原新也が感じた死生観なのだろう。

 今日はMLB中継を観た。ダルビッシュ登板の試合。7回被安打3、与四球1、7奪三振、被本塁打2、2失点で、クオリティースタートだったが打線も1安打と援護なく0-2で負けた。ハーパーとシュワバーにソロを浴びた。1回の投球から制球が定まらず、フォームも乱れていた。右足の膝上から出血していた。投球時に、左足のかかとのスパイクが当たって出来たもののようだ。それだけバランスが悪かったのだろう。しかし、投手は0-1とか0-2とかで負ける時って悲しいけど、美しい。打者には感じない、美しさがある。もちろんそういう点差で勝った投手も美しい。が、心惹かれるのは、負けた投手の方だ。野球で最も美しい姿かもしれないと思う。

 東京ではここ3日、2714、1588、4213人の感染者が出て、昨日までの累計で、322万3753人。合計5952人の死亡になった。昨日の時点で、42294人増え、うち4都県で、約24%の9941人増え、合計2181万4973人の感染者、合計4万5946人の死者。東京は、4204人の感染者が確認された。


 10月20日(木) 晴 9295

 懲りずにMLB中継を観た。パドレスは、4点先制されたが逆転勝ちで1勝1敗になった。ア・リーグは、アストロズがヤンキースに先勝した。ホームランでしか得点できないヤンキースは苦しいだろう。終わって、図書館から借りてきた本を開いた。『ニッポンチ!』河治和香著。資料かと思っていたら、小説だった。小説とは知らなかった。河治和香が書く小説は、時々年表が間違っていたりする。それが意図的なものかどうかは判らないが…。話は、明治になって歌川国芳の娘や弟子たちのことを書いている。当然のように芳宗や芳艶、落合芳幾、河鍋暁斎、月岡芳年が出てくる。物語は面白い。そこは映画の脚本などを書いているからだろう。そして浮世絵にも詳しい。特に国芳関連のシリーズ物を書いているから余計にそうだ。

 円安が進み32年ぶりに、一時1ドル150円台になった。おそらく、日銀の黒田総裁が任期を終える来年3月までは、この傾向は変わらないだろう。いわゆるアベノミクスの政策を続けるだろう。あの人、死んでまで世の中を悪くしたいようだ。旧統一教会にしろ、大問題を残して死んでいった。政府の入国制限撤廃以降、新型コロナウイルス感染者数が増えている。1週間続けて前週曜日を、全国で上回ったが、昨日今日で下回った。こういうのを繰り返しながら、たぶん下がっていくのだろう。スーパーで、キャベツが安く売っていた。鍋の季節になったが、白菜ではなくキャベツを入れる家庭もあるという。そういう鍋を作るのもいいかなと思った。

 東京ではここ3日、1588、4213、4204人の感染者が出て、昨日までの累計で、322万7967人。合計5956人の死亡になった。昨日の時点で、42555人増え、うち4都県で、約23%の9852人増え、合計2185万8528人の感染者、合計4万6014人の死者。東京は、3489人の感染者が確認された。


 10月21日(金) 晴 9302

 今日はア・リーグだけで、アストロズがヤンキースに連勝した。テレビを観た時はもう後半前で、3-2とリードしたまま逃げ切った。移動日のあと、ヤンキース・スタジアムに戻り、コールが登板する。ここで勝てなければ、アストロズのワールドシリーズ進出になるだろう。ノートなどをつけて、本を読んでいる。どうも風太郎のように年表とかをしっかりしないとダメだし、他のものも書いておかないと忘れてしまう。イギリスのトラス首相が昨日、突然辞任を表明した。経済政策の失敗が響いた。これでポンドは安定したようだ。しかしこれも、円安に振れる要因になっているという皮肉な状況である。

 9月の物価上昇は、31年ぶりに3%を超えたという。コロナ禍、輸送費の高騰、円高などいろいろな要素で物価が上がった。特に日常で常に買う食料品やエネルギー関係の値上がりが顕著だという。保存が利くものは安い時に買うことが出来るが、生鮮食品はなかなかそうもいかない。もうそういうものも、冷凍にして使うしかないのかもしれない。夕方、散歩へ出た。神社へ参拝。散歩道には、最近マスクをつけていない人がボツボツ出てきた。東京都か、分科会か忘れたが、第8波の懸念が示された。ワクチン接種も5回目は、3ケ月あけて出来るという指針が示されたが、その後のことは分からないという。

 東京ではここ3日、4213、4204、3489人の感染者が出て、昨日までの累計で、323万1446人。合計5962人の死亡になった。昨日の時点で、36110人増え、うち4都県で、約24%の8499人増え、合計2189万4638人の感染者、合計4万6085人の死者。東京は、2840人の感染者が確認された。


 10月22日(土) 曇 7295

 昨日の『京コトはじめ』は、時代祭だった。衣装や、鎧、道具などは、時代ごとにその時代に合わせた物を職人たちが用意しているという。幕末から平安時代に遡るように、行列が行進する。平安神宮から京都御所までを往復する。市内を各時代の担当を決め、子供から大人までが参加する。そして今日が、時代祭だという。仁和寺で行われた竜王戦七番勝負第二局。藤井聡太竜王が、広瀬章人八段に勝った。これで、一勝一敗になった。時代祭当日に完勝したのは、初防衛戦には縁起がいいだろう。

 MLB中継を観た。パドレスはまた先制され2-4で負けた。午後競馬をやり、散歩へ出た。お寺と神社へ参拝。スーパーで買物をして帰ってきた。円は、1ドル152円に迫ったが、一気に144円台に値上がりして、147円台を推移している。テレビで、旧統一教会が自民党の選挙に深く関わっていたことを、元信者たちがいっていた。ズブズブの自民党。政権支持率は、どの世論調査でも不支持が支持を上回っている。物価高に、こういう政治不信は深刻な状態になっている。

 東京ではここ3日、4204、3489、2840人の感染者が出て、昨日までの累計で、323万4286人。合計5967人の死亡になった。昨日の時点で、31513人増え、うち4都県で、約23%の7215人増え、合計2192万6231人の感染者、合計4万6152人の死者。東京は、3231人の感染者が確認された。


 10月24日(火) 雨/曇 6668/2

 昨日が25度で、今日は12度。秋から一気に冬になった感じだ。部屋にいても寒い。旧暦では、明日から10月。つまり暦の上では冬になる。そして新月。MLBのリーグ優勝戦が行われている東海岸のフィラデルフィアもニューヨークも寒い。ダルビッシュが登板し6回0/3、91球投げ被安打4、奪三振5、2失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、8回スアレスがハーパーに逆転の2ランを打たれ3-4で負け敗退が決まった。今年は、自己最高勝利の16勝を上げて、クオリティースタートもリーグ最多といういい成績だった。ナ・リーグは、ワールドカードのパドレスとフィリーズの決勝になり、フィリーズが勝ち上がった。ア・リーグは、ヤンキースが先制してアストロズが追いつく展開で逆転勝ちしてアストロズが優勝した。ヤンキースは、3戦で41三振して、なかなか打てなかったが今日は5点取ったが、それ以上にアストロズに打たれて負けた。ア・リーグは、どちらも地区優勝チームの戦いだった。土曜日からワールドシリーズが始まる。

 昨日阪神競馬場で行われた、3歳牡馬クラシック最終戦、菊花賞。1番人気のガイアフォースは前半かかっていたために最後の伸びを欠いて8着。優勝は、ハイペースで逃げた馬の番手に控えていた2番人気アスクビクターモア。外から追い上げた2頭を抑えた。優勝した田辺裕信騎手と田村康仁調教師は久々のGⅠ制覇。鼻差まで追い詰めたボルドグフーシュが2着、ジャスティンパレスが3着。これで今年のGⅠの1番人気は16連敗になった。今村聖奈は、今週3勝して45勝目を上げた。女性騎手年間最多勝記録を破り、50~60勝ペースになっている。武豊の69勝は無理でも、福永祐一の53勝を超えるのではないかといわれだした。物凄い記録だ。

 東京ではここ3日、2840、3231、2805人の感染者が出て、昨日までの累計で、324万322人。合計5977人の死亡になった。昨日の時点で、30873人増え、うち4都県で、約23%の7152人増え、合計2199万1277人の感染者、合計4万6274人の死者。東京は、1735人の感染者が確認された。


 10月25日(火) 曇 603

 昨日の夜に、19年からここ3年ずっと引っ掛かっていた勝海舟と田中久重が、どこかで出会うか関わっていたと思っていたが、その裏付が取れてホッとした。幕府が作った長崎海軍伝習所で、安政四年にいたことが判ったのだ。海舟は、第1期生で入り、第3期までいた。当時佐賀藩の佐野常民と京都で知り合った。蒸気機関の模型の船を作った田中久重は、佐野の誘いで佐賀藩に行っていた。佐野が第1期に伝習所へ行き、第3期に久重が入っている。これが接点になっているはずだ。第3期には、五代友厚もいた。『長崎海軍伝習所の日々』というオランダ軍人カッテンティーケが教官でいて本を書いている。これを読めば何かエピソードがあるのかもしれない。

 今日は図書館から借りてきた本を読んでいた。夕方近くになり、お寺と神社へ参拝。そのまま散歩をして、スーパーで買物をした。朝食は、おでんを食べ、そばを食べた。江戸中期から後期が面白い。この辺を調べると、ドンドン面白さが増すだろう。

 東京ではここ3日、3231、2805、1735人の感染者が出て、昨日までの累計で、324万2057人。合計5980人の死亡になった。昨日の時点で、16852人増え、うち4都県で、約24%の4110人増え、合計2200万8129人の感染者、合計4万6309人の死者。東京は、4702人の感染者が確認された。


 10月26日(水) 晴 10745

 明治時代の作家と思っていた仮名垣魯文が、江戸時代から活躍していたことを知る。安政の大地震で、これをルポルタージュした『安政見聞誌』を書いた。絵を描いたのは、歌川国芳。江戸の被害状況を調べ分かり易く絵にもした。国芳の弟子たちも手伝ったようだ。しかしこれは、発売禁止になってしまう。ここのところは、宮武外骨の『筆禍史』に詳しい。この時期、仮名垣魯文は、のちの河鍋暁斎と組んで「鯰絵」を描いている。昔は、鯰(なまず)が地震を起こすと信じられていた。これらのことが、明治になって新聞錦絵になって行ったようだ。国芳の弟子たちが『安政見聞誌』でやったことを、明治になって新聞錦絵になったのだろう。落合芳幾が創立に関わった東京で最初の日刊新聞の東京日日新聞は、のちの毎日新聞になっていく。これを真似て、郵便報知新聞が出来る。記事に、月岡芳年の錦絵を添えた。芳年も国芳の弟子である。国芳と関わった人たちが、生き残って明治時代に活躍した。

 夕方神社へ参拝。そのまま散歩して、スーパーで買物をした。野菜を買い肉を買った。朝食は、豚肉野菜炒めとそば。夕食は、豚肉とナス、ピーマン、キクラゲ、シイタケを炒めて、トマト、味噌汁で取った。今日も図書館から借りてきた本を読んで過ごした。

 東京ではここ3日、2805、1735、4702人の感染者が出て、昨日までの累計で、324万6750人。合計5982人の死亡になった。昨日の時点で、47706人増え、うち4都県で、約24%の11401人増え、合計2205万5835人の感染者、合計4万6347人の死者。東京は、4347人の感染者が確認された。


 10月27日(木) 晴/曇 8733

 起きて朝食の準備をした。豚肉とナス、ビーマンと甘とうを炒め、味噌汁で取った。それからずっと本を読んでいた。途中疲れて休んで、また続きを読んだ。今日は昨日より過ごしやすい。それでも、だんだん寒くなってきた。歌川国芳が生きていた時代は、いろいろな変化があった。天保の改革、ジョン万次郎の帰国、黒船来航、安政の大地震、安政の大獄など。それから一気に幕末へ向かうが、そこで死ぬ。

 国芳一門の弟子たちが、幕末、瓦解後の明治でも絵を描き続ける。そういう姿が、『ニッポンチ!』に書かれている。残った次女のお芳のことも。長女の登鯉は、文久に病気にかかり息子を産んで死ぬ。それが明治に、新聞記者なる。上野の彰義隊の死にざまを描いて絵にした月岡芳年。東京日日新聞を四人で立ち上げた落合芳幾や、墨絵一枚百円で売れて有名になった河鍋暁斎など。その生きざまは、時代をとらえて生きた国芳の生き方に似ていた。時につまずきながらも、名を成した絵師たち。そして、今の落語界に多大な影響を与えた三遊亭円朝もまた、国芳の弟子だった。円朝の落語は速記され本として出版され明治文学に影響を与えた。いわゆる教科書で習った、言文一致というもの。江戸時代のような文語体が、話すように書くという今の時代に繋がる。その基が円朝の落語の語りが参考にされた。二葉亭四迷から始まるが、夏目漱石だって、森鴎外だってそういう書き方になっていく。

 東京ではここ3日、1735、4702、4347人の感染者が出て、昨日までの累計で、325万1106人。合計5986人の死亡になった。昨日の時点で、50294人増え、うち4都県で、約22%の11212人増え、合計2210万6126人の感染者、合計4万6414人の死者。東京は、3941人の感染者が確認された。


 10月28日(金) 晴 589

 起きて朝食の準備した。トマトのサラダとチーズ。豚肉とナス、ピーマン炒めと味噌汁で取った。『ニッポンチ!』河治和香著を読むと、江戸から東京へ変わった瓦解後の東京の町で、国芳の次女や弟子たちがどのように過ごしたかが判る。そして、それと関わった人たちの心持ちなども、落語の人情の噺のようにどん底の生活をしていても江戸っ子の正しい心意気が伝わってくる。もちろん絵も売れて金持ちになった人も多いが、死ぬ頃にはヒドイ生活になった人もいるし、弟子に恵まれて人もいる。こういうのを読むと、人の人生なって物は人それぞれで、どういう風に生きていくかは、関わる人にも影響を受けながらもやっぱしその人の心持ちになっているんだろうと思う。

 それにしても、江戸っ子の意地ってのは、意志が固いし美しい。そして、悲しい。まるで、0-1で負ける投手のようだ。そういうものに惹かれる。永井荷風にしろ、夏目漱石にしろ、江戸から東京へ変わった町の中で生活した。そしてそういう物を書いている。荷風は、元幕臣の玄人を相手に色を好んだ。徹底している。前も書いたが、漱石の『坊ちゃん』に出てくる清は、元幕臣の女だと思わせる。だから、何をやってもかばってくれるし、坊ちゃんは立派な人になるといい続け、「坊ちゃんと同じ墓に入りたい」という。国芳の次女と弟子たちを辿るだけで、そういう落語の人情噺のようなそれぞれの物語がある。夕方神社へ参拝して、スーパーで買物をした。鶏の鍋でも作って食べようと思う。

 東京ではここ3日、4702、4347、3941人の感染者が出て、昨日までの累計で、325万5047人。合計5991人の死亡になった。昨日の時点で、42737人増え、うち4都県で、約23%の9885人増え、合計2214万8863人の感染者、合計4万6485人の死者。東京は、3520人の感染者が確認された。


 10月30日(日) 晴 9655/2

 9時に起きて、MLB中継を観た。今日もアストロズが5-0とリードした。昨日はバーランダーが打たれて同点になったが、今日は1失点に抑えて逃げ切った。ハーパーが今日は打てなくてブレーキがかかった感じだった。それでも1勝1敗。明後日は、フィリーズの本拠地での開催。リリーフ陣も温存できたし、いい試合を期待したい。日本シリーズはオリックスがヤクルトに、3勝2敗として日本一まであと1勝になっている。肩入れしているのはオリックス。佐々木朗希に完全試合されたチームが日本一ってちょっと良いと思う。

 野球が終わったあとは、東京競馬場で行われた天皇賞・秋を観た。逃げ馬が4頭いるが、海外GⅠを勝ったパンサラッサが逃げるだろうと思っていた。レースはその通り、4頭が先頭争いをしていたが予想通りパンサラッサがハナを切った。それもぶっ飛ばして、1000m57.4秒の超ハイペースを刻む。3・4コーナー中間にある大欅の左側にパンサラッサ、右側に後続集団のカメラアングルになっていた。おそらく、20馬身くらい離れていただろう。直線に入って、後続が残り400mの処でも、まだ15馬身差。200mでも10馬身くらいあった。このまま逃げ切るのか?大外から1番人気のイクイノックスがグングン伸びてくる。内からダノンベルーガも突っ込んでくる。残り100mでも5馬身差。50mでも2・3馬身差。大歓声の中で、馬体が交錯したように観えて、あっという間にイクイノックスがパンサラッサを差し切った。最後の3完歩で1馬身差をつけて優勝した。2着はパンサラッサ、3着が首差届かなかったダノンベルーガ。鞍上クリストフ・ルメールが右こぶしを何度も振ってガッツポーズをしてたてがみを撫でた。春のクラシック皐月賞、ダービーでいずれも2着だった鬱憤を晴らした。皐月賞馬ジオグリフと2頭だしの木村哲也調教師は、秋にようやくイクイノックスの才能を開花させた。ルメールは天皇賞・秋4勝目。木村調教師はGⅠ、3勝目。イクイノックスはキタサンブラックとの親子制覇になった。野球でも競馬でも、闘牛でもそうなのだが、技と技、肉体と肉体、頭脳と頭脳の戦い。なかでも、動物の動きをコントロールする競馬は難しい。さらに、人間と違う意思を持つ闘牛はもっと難しい。

 東京ではここ3日、3941、3520、4121人の感染者が出て、昨日までの累計で、326万3491人。合計5999人の死亡になった。昨日の時点で、44523人増え、うち4都県で、約23%の10372人増え、合計2223万2640人の感染者、合計4万6594人の死者。東京は、3687人の感染者が確認された。


 10月31日(月) 晴 6206

 朝起きて朝食の準備をする。昨日の残りの豆腐と豚肉、シイタケ、ネギにキャベツなどを煮た鍋とナポリタンを作って食べた。それから本を読んでいた。竹内田蝶は、浅草・田町の提灯屋で、提灯の字を蝶に変えて田蝶と名のった。人形町の国芳の処に通って絵も習った。その息子が父親の計らいで象牙彫刻家に弟子入りするが1年後に死亡して、山車人形を作っていた川本州楽に弟子入り。内国勧業博覧会で、奈良の興福寺の仏像を観て木彫彫刻家に転身。松浦武四郎の紹介状を持って奈良を旅する。奈良で修行して東京も戻っても仕事がなかった。それでお芳が煎餅屋の掛け紙に虎の絵を描いていたで、仕事を回してもらう。虎屋の看板にある虎の置物。それが評判になり帝国博物館総長九鬼隆一観に来る。そこで新しく出来た東京美術学校の教授に迎えられる。彫刻科の教授に、同じ仏像彫刻の高村光雲を招き入れた。

 これが河治和香が書く、竹内久一のことである。調べたら、東京帝国博物館を開らくのに尽力し初代館長になった町田久成が虎屋の置物を観に来たようだ。東京帝国博物館も帝国博物館も同じで名前が違うだけで、今の東京国立博物館の前身である。東京美術学校は、東京藝術大学の前身で、町田の「久」の字をもらい久一の名前になったようだ。町田人脈も東京美術学校のフェノロサ・岡倉天心の人脈もあったと思われる。九鬼隆一に誘われて美術学校教授になったが、九鬼の四男周造は、京都帝大で哲学を教え『「いき」の構造』を書いた。子どもの頃、岡倉天心が父親だと思っていたという話も残る。また、祇園から人力車に乗り教壇に立ったという噂もある。竹内久一が招いた高村光雲は、光太郎の父親である。こういうのを絡めて物語る河治和香は良い腕をしている。

 東京ではここ3日、3520、4121、3687人の感染者が出て、昨日までの累計で、326万6375人。合計6005人の死亡になった。昨日の時点で、40611人増え、うち4都県で、約23%の9363人増え、合計2227万3251人の感染者、合計4万6636人の死者。東京は、2019人の感染者が確認された。


 11月1日(火) 曇一時小雨 7884

 ワールドシリーズは雨で中止のようだ。2度寝したら起きるのが昼過ぎになった。朝食は、トマトとチキンカツ弁当に味噌汁で取った。昨日録画していた、『新美の巨人たち』川瀬巴水(はすい)を観た。大正から昭和にかけて新版画を提唱して描いた人。洋画を勧められるが、鏑木清方から日本画を学び、渡辺版画店から北斎や広重、小林清親の絵から風景画を学びそれを活かしたものを描いたという。鏑木清方の父親は条野採菊で、三遊亭円朝が開いていた三題噺の会「粋狂連」を仮名垣魯文と組織した。『ニッポンチ!』にも出てくる国芳関連の人だ。『東京日日新聞』の創業者の1人でもある。

 アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズが発売時に、画面に使ったのが川瀬巴水の絵だったという。彼は日本来るたびに、ある版画店を訪れ巴水やその関連の新版画を買って行ったという。彼が亡くなった時、部屋には巴水の五重塔の版画が飾られていたと娘が記述しているそうだ。1番欲しがった旅みやげ第1集の中の『秋の越路』は手に入れれなかったという。彼はコンピューターグラフィックで、新版画を作りたかったのかもしれない。巴水は胃癌で死ぬが、絶筆は、『平泉金色堂』だった。図書館から借りてきた本を読んで、夕方散歩へ出た。

 東京ではここ3日、4121、3687、2019人の感染者が出て、昨日までの累計で、326万8288人。合計6010人の死亡になった。昨日の時点で、22341人増え、うち4都県で、約23%の5355人増え、合計2229万5592人の感染者、合計4万6659人の死者。東京は、6520人の感染者が確認された。


 11月2日(水) 晴 10407

 目覚まし通りに起きれず、遅れてMLB中継を観た。シンダーガードは、雨で順延により、3戦から5戦へ廻ったようで、フィリーズ先発はスアレス、アストロズがマカラーズ。何と被本塁打5本を浴びたマカラーズ。7-0でフィリーズが勝ち2勝1敗にした。ハーパーの2ラン、ベームのソロ、マーシュのソロ、シュワバーの2ラン、ホプキンスのソロ。1試合5本塁打はワールドシリーズ歴代最多タイ記録。投球時に速球と変化球の時の足の上げ方の癖が違いで球種が判り打たれたとマスコミがいっているが、マカラーズは否定している。それにしても、面白いように打った。

 夕方散歩出た。お寺と神社へ参拝。スーパーで買物をした。途中タバコ屋へ行った。タバコ屋のばあさんは、いつもおまけをくれる。今日は、無糖の缶コーヒーで、その前はペットボトルのお茶を4本もくれた。その他に定番のライターと携帯用の吸い殻入れ。今は外ではタバコを吸わないので必要ないが、コロナが収まれば必要になる。その時まで、たくわえておこう。岸田首相は、懲りずに更迭した山際元大臣を自民党のコロナ対策の責任者にした。このまま旧統一教会と共に、自民党も落ちていくような気がする。ズブズブはボロボロになっていくだろう。政界再編が始まるかもしれない。維新が自民党のどことくっつくかが鍵になるのかもしれない。

 東京ではここ3日、3687、2019、6520人の感染者が出て、昨日までの累計で、327万4808人。合計6013人の死亡になった。昨日の時点で、65280人増え、うち4都県で、約24%の5849人増え、合計2236万872人の感染者、合計4万6711人の死者。東京は、6346人の感染者が確認された。これで、11日連続前週曜日を上回った。


 11月4日(金) 晴 9362/2

 また北朝鮮からミサイル発射のニュース。どれだけ挑発すれば気がすむのか。MLB中継を観た。昨日は、フィリーズがノーヒットで、0-5で完敗。今日はシンダーガードとバーランダーの投げ合い。いきなりアルトゥーベに三塁打で、ペーニャのタイムリーで先制された。その裏、シュワバーのソロで同点。4回にペーニャのソロでアストロズが勝ち越し。8回に1点の追加点。その裏タイムリーで1点返すもここまで。バーランダーはワールドシリーズ9戦目にして、初勝利(6敗)をあげた。フィリーズは、連敗して2勝3敗でアストロズの本拠地へ戻る。アストロズが有利だ。

 今日は早めに散歩へ出た。お寺と神社へ参拝。花の前で、透明な羽の蛾が飛んで蜜を吸っていた。蝶や蜂のように花に止まって蜜を吸わない。終始羽ばたいて飛んでいる。おそらくあの体だと、花に止まるとその重さで大きく揺れるからだろう。ハチドリのように羽ばたき続けるホウジャク。蜂だと思って人に聞いたら、蛾だという。始め1匹しか気づかなかったが、5匹くらい飛んでいた。こんなに多く観たのは初めてだ。もう季節がら最後の蜜になるかもしれない。オオスカシバではなく、ホウジャクだった。緑や黄色ではなく、黒とオレンジ色だったからだ。

 東京ではここ3日、6520、6346、6686人の感染者が出て、昨日までの累計で、328万7840人。合計6018人の死亡になった。昨日の時点で、67473人増え、うち4都県で、約24%の16026人増え、合計2250万313人の感染者、合計4万6850人の死者。東京は、3090人の感染者が確認された。東京都は、前週対比で、1.3倍上回ったと発表した。専門家会議の関係者は、「早ければ11月から第8波に入る可能性もある」という。


 11月5日(土) 晴 11091

 今日の競馬は大荒れ。東西のメインレース2歳馬戦、京王杯2歳ステークスは、10番人気オオバンブルマイ。ファンタジーステークスも10番人気リバーラだった。1,2,3番人気が全てこけた京王杯に、2番人気が2着したがやはり1,3番人気がこけたファンタジーも3連単で50万近い荒れ方だった。これはなかなか難しい馬券だ。こういうのは、やっぱりワイドでやる方が正解だろう。3連単で、222万馬券が出た京王杯の勝ち馬がオオバンブルマイって名前っていうのが笑ってしまう。そらそうだよね。

 『マエストロたちの晩餐会』という番組がある。今まで、すし・天ぷら・ステーキ編を3回やったが、昨日は、そば編だった。個人的にラーメンには、千円以上出したくないが、そばなら千円以上出して良いと思っている。十割そばと九割そば、二八そば3人の職人が出た。二八は女性で、他は男。それぞれが作るまかない調理が美味しそうだった。1番年上の細川さんが作った、ワサビの根元を刻みみりん酒醤油で漬けた箸休め。しだしを取った後の鰹節にかえし太白のごま油、鷹の爪、花山椒を炒ったふりかけ。めしのお供に最高な物。純米酒で飲んでいた。こういうのは、料理も美味そうだが語りも面白い。二八の店で出しているそば前が美味そうだった。合鴨焼きや黒豚の自家製みそ漬け焼きなど。銀座ある店らしくそば前を楽しみに来る人も多いからのようだ。

 東京ではここ3日、6346、6686、3090人の感染者が出て、昨日までの累計で、329万930人。合計6013人の死亡になった。昨日の時点で、34064人増え、うち4都県で、約23%の7829人増え、合計2253万4377人の感染者、合計4万6909人の死者。東京は、7967人の感染者が確認された。


 11月8日(火) 晴 13349/3

 『プロジェクトX 挑戦者たち』の富士通・池田敏雄と『映像の世紀 バタフライエフェクト』「世界を変えた‟愚か者”フラーとジョブズ」を観た。アメリカの巨大企業IBMに挑んだ、富士通の池田敏雄とその仲間たち。絶望的な状況でも池田はいった。「挑戦者に無理という言葉はないんだ」 コンピューター開発チームのリーダー。100倍も違う性能に挑んでIBMを超えた。池田を中心に開発されたコンピューターは、ナサ(NASA)に採用された。

 『映像の世紀 バタフライエフェクト』「世界を変えた‟愚か者”フラーとジョブズ」。2005年6月12日スタンフォード大学の卒業式で、スティーブ・ジョブズがいった。「これから新たな道を行くあなたたちにこの言葉を贈ろう。ハングリーであれ、愚か者であれ(Stay hungry, Stay foolish)」 「本当にやりたい仕事でなければやらなくてよい。子ども時代の気持ちに戻れと」とバックミンスター・フラーは言った。彼は三角形の骨組みを組み合わせて作るドーム型の建物ジオデシックドームは、米軍にシェルターや格納庫として利用された。富士山頂の気象観測所の建屋にも採用された。フラーが発明家としてではなく、思想家といわれるのは、「宇宙船地球号」を提唱した。地球を一つの宇宙船に例え、乗組員である人類が航海を続けるためには、争いをやめ、限りある資源を有効に使わなければならないと説いたからだ。フラーの考えは、当時のヒッピー文化と相まって『ホールアースカタログ』という雑誌を生む。創刊号冒頭にはフラーの写真と共に言葉が添えられていた。「このカタログは、バックミンスター・フラーの思想に導かれて作られました。フラーの言葉はまるで、即興の音楽のような驚きに満ちています。フラーは今、最も独創的で実用的な知性の持ち主なのです」250万部のベストセラーなった。70年代に入って売れなくなり廃刊イベントで、売上金2万ドルをユニークな使い道を発表したものにあげるという。「100ドルを燃やそう」といった、フレッド・ムーアがそれを受け取った。兵役を拒否して世界を放浪した男。金は燃やさず、4年後、ホームブリュー・コンピューター・クラブを作る。コンピューター愛好家たちが、情報とアイデアを無償で交換する場だった。ここに大学を中退して参加していたスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックがアップルを起業した。

 「 … あなたたちの時間は限られている。誰かの言いなりになって、人生を浪費してはならない。誰かの教えにとらわれるな。それは他人に従って生きることだ。あなた自身の内なる声を、周囲の意見に埋もれさせるな。最も大事なのは、あなたの心と直感を信じる勇気をもつことだ。 … 若かった頃、素晴らしい本に出会った。『ホールアースカタログ』。私たちの世代のバイブルだった。当時は1960年代後半で、パソコン編集など出来ない。すべてがタイプライターとはさみ、ポラロイドカメラで作られていた。いわば紙でできたグーグルだった。実際にグーグルが生まれる35年前だ。理想を掲げ、すばらしいツールと気づきにあふれていた。最終号が出たのは、1970年代半ばのことだ。最終号の裏表紙に1枚の写真が載っていた。早朝の田舎道を撮ったものだ。ヒッチハイクをするときに、目にするような風景だった。そこにこの言葉があった。Stay hungry,Stay foolish.ハングリーであれ、愚か者であれ。カタログからの送別のメッセージだった。私自身いつもそうありたいと願ってきた。これから新たな道を行くあなたたちに、この言葉を贈ろう。ハングリーであれ、愚か者であれ」(ジョブズのスタンダード大学卒業式の言葉より) ジョブズは、1つの図面を残している。アップル社の新社屋。設計にあたったのはジョブズが世界一と称した、ノーマン・フォスター。フラーの弟子だった。ジョブズの死後7年後に完成した。再生可能エネルギーだけで稼働する、時代を先取りする建物だった。ジョブズはこの建物を、「宇宙船」と呼んでいた。

 ジョブズの言葉は、今も世界中の若者たちの人生を変えている。この若者もその一人である。 「ジョブズの言葉は元気をくれます。そのとき自分が思い悩んでいることが、すごく小さなことだと思えたりする。楽になれるとうか、自分が変わるためのいいきっかけになってくれる。人と違うことをやってきて、そこに至ったとき、どうなるのか。できるか、できないかよりも、誰もやらないことをやってみたい」(大谷翔平) 「私は、若者の精神などまったくあてにならないと考えている、古い世代にしつけられた。でも、私が考えたことの方が真実で、社会が信じろと言ったことの方が真実じゃなかったことが、何度も何度もあったんだ。人生を振り返ろう。若き日に挫折し、捨て去った願いや、好奇心を呼び覚まそう。あらゆる人にしてほしいのは、澄んだ心で考えることなのだ」(フラー)

 大谷翔平が、ジョブズの言葉から元気をもらっている。今日はこれから月を観る。満月でしかも皆既月食になる。夏目漱石は、I love you. を、月が綺麗ですね。と、ロマンティック訳せと生徒に教えたそうだ。そう今日は綺麗な月が観れそうだ。

 東京ではここ3日、7967、6297、3489人の感染者が出て(土曜日時点で、前週比で、1.9倍)、昨日までの累計で、330万8650人。合計6025人の死亡になった。昨日の時点で、31622人増え、うち4都県で、約27%の8442人増え、合計2270万6566人の感染者、合計4万7069人の死者。東京は、8665人の感染者が確認された。


過去の、断腸亭日常日記。  --バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--

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