断腸亭日常日記 2009年 スペイン編 その4または帰国後

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
2001年4月19日〜5月3日 5月4日〜5月17日 5月18日〜5月31日 6月1日〜6月11日
6月12日〜6月22日 2002年4月16日から4月30日 5月1日〜5月15日 5月16〜5月31日
6月1日〜6月13日 2003年4月16日〜5月24日 5月25日〜6月10日 6月12日〜6月26日
2004年4月14日〜5月7日 5月8日〜5月31日 6月1日〜6月17日 2005年3月31日〜4月24日
4月25日〜5月22日 5月23日〜6月16日 2006年4月13日〜5月6日 5月7日〜5月29日
5月30日〜6月19日 2007年4月20日〜5月19日 5月20日〜6月16日 2008年5月13日〜6月16日
2009年1月1日〜2月10日 2月11日〜3月19日 3月20日〜4月16日 4月17日〜4月24日
4月25日〜5月11日 5月12日〜5月25日 5月25日〜6月6日 6月7日〜6月12日
6月13日〜6月22日 6月23日〜7月3日

 7月4日(土) 晴/曇 11041 バルセロナのホテルにて

 バルセロナに無事到着。サンス駅からタクシーに乗ってホテルへ。手続きをしているいるときに、手紙が来ているのを知る。中を調べたらちゃんと明日の切符が入っていた。ホッと一安心。日付を確認したら7月2日の夕方になっていた。ホテルの近くをや美術館などを教えて貰い、部屋にはいる。ちょっと狭い。灰皿ないのと、ネット接続の事を訊いていないのに気付く。取りあえずノートPCを開いてやってみたが、パスワードがないと接続できない。受付に行きパスワードを訊く。そして、灰皿のことも訊くと、部屋では吸えないという。そんな馬鹿な!でも、ベランダで吸えるという。

 部屋に戻り、ネットが接続できることを確認して昼食を取りにメルカドに行く。歩いて10分。メルカドに入ると直ぐに目に付いたのが、沢山のフルーツのジュースを売っている。兎に角、飲みたくなってスイカのジュースを飲む。美味い。昔、マラガのカフェで飲んだことがあるが、あれより安いし美味い。それから中をウロウロした。肉野菜、魚、卵だけを売っているところもある。バルのようなところもあり人が一杯だ。そこで日本にあるようなサクランボを買う。アメリカンチェリーは何処でも食べれるが、これは探さないと食えない。

 それから、メルカドの裏に良さそーなレストランがあり入る。サラダと、たぶん平目の焼いたものにバルサミコがかかりスライスポテトが下に重なっている。デザートがスイカとパイナップルのジュース。サラダも美味しかったし、バルセロナに来て魚が食えたのも嬉しい。帰りにまたメルカドを観た。タコスとか焼きめしのようなもを売っている、多分メキシコ料理の屋台のような店があった。あの焼きめしが食いたくなった。しかし、取りあえずホテルに戻りシャワーを浴びたかった。ホテルに戻りJosemiさんにTEL。明日の昼食を合流する下山さんと一緒に取ることにした。

 夜は、バルセロネッタに行って明日の予約を入れておきたい。そうホセ・トマスのレアパレシオンの時にYさんと下山さんと3人で昼食を取ったところで、男なのか女なのか判らない胸の大きな女が客でいたところで、パエジャやメヒジョーネスが美味しいところだ。

 3日の結果。 ブルゴス。ラモス、場内1周。フェレーラ、耳なし。モレニート・デ・アランダ、耳1枚。


 7月5日(日) 晴 13935 バルセロナのホテルにて

 いよいよその朝を迎える。天気予報は、雷雨になっているが、快晴である。降水確率は、昼が40%、夜が30%である。大丈夫だろう。朝食を取りに下に降りていくと、下山さんからTEL。今、飛行機で近くの村に着いたという。これからバルセロナに向かうとのこと。僕はこれからシャワーを浴びて出掛ける準備をする。

 『ただ、ありがとう』 MONKET MAJIK 、ボブ・ディランの、『運命のひとひねり』、ザ・バンドの『ザ・ウェイト』を聴いて気持ちを静めている。下山さんの話だと、飛行機の中では、ほぼ全員が、ホセ・トマスのウニコ・エスパーダの話をしていたという。凄いことだ!!!

 4日の結果。 アレバロ。エル・シド、耳1枚、耳2枚。ペレラ、耳1枚が2回。カジェタノ・オルドニェス、耳2枚。 アニョベル・デ・タホ。サンチェス・バラ、耳なし。トレス・ヘレス、耳1枚。イバン・ファンディニョ、耳なし。 ブエナビスタ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、モウラ・カジェタノ、耳なし。闘牛士、マティアス・テヘラ、カペア、耳1枚、耳2枚。 ベナルマデナ。リマ・デ・エステポナ、セバスティアン・パロモ、耳1枚が2回。アンヘル・テルエル、耳1枚、耳2枚。 フエンテサウコ。カナレス・リベラ、耳なし。アベジャン、ファン・アンドレス・ゴンサレス、耳1枚が2回。 SAINT GILLES(フランス)。マルク・セラノ、耳1枚。フリエン・ミレット、耳1枚が2回。カミジェ・ファン、耳1枚。


 7月6日(月) 晴 16247 マドリードにて

 昨日闘牛が終わって直ぐにプエルタ・グランデに向かう。もうホセ・トマスを迎えようという人だかりが出来ている。まもなく担がれたホセ・トマスが来ると、、「オーレ、オレ、オレ、オレ、オーレ、オーレ」の合唱が起きた。そのあと、待ち合わせたので探していたら、寿美さんと会う。壁ぎわのところにみんないるからと教えてくれる。行くと、番長、Tさん、Yさんがいる。直ぐにSさんも来る。下山さんがいないのでTEL。プエルタ・グランデの反対側にいたのでそっちへ行った。すると、グロッキーなので帰りますという。一緒にホテルを出るときに、眠そうにしていたので闘牛が終わってからどっと来たのだろう。メトロの駅も同じ方向なので取りあえずあっちへ行きましょうと連れて行く。

 挨拶だけのつもりが、Yさんが兎に角、祝杯を挙げましょうというのに押されて近くのバルへ行った。中が空いていたのでそこに入ってビールで乾杯。下山さんはシン・アルコール。生ハムとトマトを付けたパン、コロッケを平らげてホセ・トマスのウニコ・エスパーダの話を続ける。Yさんはピストルのように喋り続ける。グロッキーだった下山さんはそれのつられるように元気になる。恐ろしやYさんトーク。でも何でこんなに楽しくなるんだろう。下山さんの元気が復活するのは判る。

 支払いで中国人がもたついてYさんが交渉。仕事のようなことはしたくないのにあの男の子はあっちからもこっちからも何やってるのよって言われてたわよ!と、怒っていた。それからメトロで移動して、そこで一旦別れた。ホテルのカフェテリアに下山さんと入る。カフェ・ソロが5.5ユーロ以上する。5つ星ホテルのカフェテリアは高い。それからやっぱり腹減ったので、0時過ぎていたがレストランへ入る。

 ムール貝蒸しとガスパチョ、イカ墨のパエジャを注文。ムール貝とガスパチョが来た頃に、YさんからTELが入ってこれからまた合流するというので快く迎える。そして、ムール貝とイカ墨のパエジャを3人で食べながらホセ・トマスの話の続き。あっち行って話したら声涸れてると、言われたそうだ。それからホセ・トマスの泊まっているホテルに行ったが、流石に6頭もやったのでもう休んでいるようで会えなかった。タクシーで帰ってきて、下山さんは直ぐに寝たが、取りあえず観戦記にタイトルと結果を記入した。食べ過ぎて腹が重い。タバコを吸って寝た。

 朝起きてシャワーを浴びて、9時過ぎにチェックアウト。タクシーを呼んで貰いサンツ駅へ行き朝食を食べる。バルセロナの新聞は、1面がホセ・トマス。時間が来たのでAVEに乗る。サラゴサ辺りで下山さんからTEL。Tさんとメトロであってお茶したことを訊く。そのあとYさんからTEL。未だバルセロにいるので直接下山さんへTELした方が良いという。TELのあと、ホテルに忘れ物をしたのに気付く。石けんと体を洗うたわし。

 マドリードに戻りダラダラしていて、遅い昼食を取る。Mさん、Y君、佐々木さんにTEL。これから佐々木さんと会う。明日は部屋の片付けをしてY君のところへ移動して、明後日の朝に東京へ戻る飛行機に乗る。


 7月7日(火) 晴 11508 マドリードにて

 今日は七夕。短冊を書くとすれば、来年ラス・ベンタス闘牛場でホセ・トマスが観れますようにと書きたい。帰国準備をしているが、夕方、Mさんに会いに行く。昨日は、Kさんに誘われたが、佐々木さんと会って夕食を取った。フラメンコと闘牛の話などをした。佐々木さんと話をしていていたら涙が出て来た。隣に座っているスペイン人はどう思ったか知らないが、良い話が出来た。来年来れたら、セビージャの春祭りから来たいと思った。そうすれば一緒にセビージャに行ける。

 昼はY君に手伝って貰って荷物を移動した。それからイベリコ豚の焼き肉を作って食べた。これから、部屋に戻り掃除をして、Mさんのところに行く。帰国前にメールをくれた人には、時間がなくて返信を書けそうにない。日本に帰ってからになるでしょう。


 7月8日(水) 曇 13929 マドリードにて

 4時過ぎまで飲んでいて、6時半過ぎに目が覚める。目覚ましは1時間間違っていたがちゃんと起きれた。これからバラッハスへ向かい帰国の途に着く。


 7月9日(木) 曇 11391 東京にて

 無事日本に帰ってきた。日本とスペインは、同じ北半球にあるがヨーロッパとアジアという離れたところにあり、気候も違う。この湿度がある意味なつかしい。成田で缶コーヒーを飲む。散歩を買って喫煙所でタバコを2本吸う。会社にTEL。メールで入っていた連絡事項を伝える。成田エクスプレスの切符を買う。時間があるので、喫茶店に入り、『Aplausos』の続きを読む。95年4月24日号に載ったホセ・トマスのインタビュー記事。アントニオ・コルバチョと深く関わっていたことが解る記事だ。

 駅を降りラーメンを食べようとするが、あったはずのラーメン屋がないのでタクシーに乗って部屋へ。近くのつけ麺を食べる。掃除と片付けをする。録画していたDVDを整理しながら、『メジャー』の続きを観る。WBC決勝戦、日本対アメリカ。茂野五郎とギブソンとギブソン・ジュニア。茂野五郎はホセ・トマスのように自分の仕事を全うしようとする気迫がある。『メジャー』第5シリーズは終わった。いよいよ、メジャー・リーグが待っている。

 掃除などで汗をかいたので風呂へ行く。髭を剃り体を洗いサッパリした。7月5日バルセロナのホセ・トマスのウニコ・エスパーダをDVDにダビングした。成田からの荷物は来ない。遅くなったが、外に夕食を取りに出る。今度こそラーメン。帰りの自転車では顔に風を感じた。まるで髭があるように風がなびいている感じがするが、それは幻想で、髭はない。風が肌に触れているだけなのだ。

 スペインはパンプローナのサン・フェルミンが開幕して朝8時からエンシエロの中継が連日行われている。明日も掃除が続く。そして、DVDの編集。


 7月10日(金) 曇 5865 東京にて

 コムニダ・デ・マドリードが、ラス・ベンタス闘牛場の興行権を、タウロデルタにまた1年間延長した。入札をしないで2回続けてこういうことをした。ネットではアフィショナードが批判をしている。当然だ。これで来年もホセ・トマスはラス・ベンタス闘牛場に出場しない可能性が高くなったといって良いだろう。非常に腹立たしい事だ。

 DVDの調子は最悪だ。取りあえずDVDのHDDには録画できるがダビングが出来ない状態だ。だから、ビデオ・テープに録画するしかない状態だ。編集しようかとも思ったが取ってきたテープをそのまま流して方が良いんじゃないかと思い、まるまる垂れ流しをするつもりでテープを作っている。メーカーに出張修理を依頼した。早ければ週明けに来るという。仕事のスケジュールと調整して直して貰う。

 床屋に行きサッパリした。今日も昼飯はラーメン。床屋のあと夕食は、焼き鳥を買ってきて、豆腐と納豆とご飯。ビデオ・テープにダビングしたウニコを観ている。

 今日のパンプローナのエンシエロで死亡者が出た。マドリード近郊のアルカラ・デ・エナレスのダニエル・ヒメロ・ロメロという27歳の青年だ。

 7日の結果。 パンプローナ。ルイス・ボリバル、サルバドール・コルテス、耳なし。ミゲル・テンデロ、耳1枚。

 8日の結果。 パンプローナ。アントニオ・バレラ、耳1枚。フランシスコ・マルコ、耳なし。セルヒオ・アギラール、場内1周。

 9日の結果。 パンプローナ。エル・シド、コヒーダされ左太腿に10cmの角傷を受ける。重傷ではない。カステージャ、耳1枚。マンサナレス、耳なし。


 7月12日(日) 曇 5850 東京にて

 昨日ノートPCが復活した。闘牛の会の後だ。闘牛の会は、ビデオデッキがなくてホセ・トマスのウニコ・エスパーダは流せなかった。残念だ。でも、2時間スペインに行ってきた僕や、とろろさん、Tibsさん、カエルさんの話などを歓談した。それからウニコの時の秘密の話をしたが、これがうけた。荻内先生も来て15日セルバンテス・センターで行われる、『禅と闘牛』の講演をする。そこで今後の展開が変わるかも知れない。会員が6人くらい集まるはずでヒョッとしたら昨日できなかったホセ・トマスのウニコ・エスパーダを8月に例年ない臨時の闘牛の会を、8日に実施するかも知れない。


 7月13日(月) 晴 43005 東京にて

 昨日の東京都議会選挙で、自民党は大敗して、民主党は大勝して第1党になった。政権交代に向けた風は民主党に吹いている。情勢は政権交代に近づいている。「麻生太郎首相は13日夜、首相官邸で記者団に対し。衆院を21日にも解散し、8月30日に衆院選を実施する日程で与党幹部と合意したことについて「2009年度当初予算、補正予算、重要法案を成立させた。ここで国民に信を問いたい」と説明した。 首相は「どの党が国民の生活、日本を守るのかが争点だ」と指摘。その上で、「民主党は政権交代と言っているが、政策も財源も示していない。国民不在の党利党略以外の何物でもない」と批判した。 一方、東京都議選の敗因に関しては「自民党やわたしに対する批判がある」と認めた。しかし、「だからといって直ちに辞職して投げ出す無責任な態度は取るべきでない。歯を食いしばっても頑張らなければいけない」と述べ、自発的な辞任を求める党内の声に反論した。」 ーー時事通信よりーー

 早く政権交代して欲しい。色々問題が出てくるだろうが、今の便秘気味の顔をした口のゆがんだ麻生より、年金問題で奮闘した民主党の方が期待が大きいからだ。

 「原爆の破壊力などを調べるため、戦後、日本に派遣されたアメリカの調査団の一員として原爆投下後の広島や長崎を撮影した男性が保管していた写真が13日、広島市の原爆資料館で公開されました。 この写真は、アメリカの戦略爆撃調査団の映像班の一員として、原爆投下後の広島や長崎を撮影したハーバート・スッサン氏が保管していたものです。写真は210点あり、長女のレスリー・スッサンさんが13日、広島市の原爆資料館に持参しました。広島で撮影された写真のうち23枚は、これまで資料館に収蔵されていなかったもので、焼け野原にわずかにバラックと呼ばれる小屋が立つ様子や、被爆してけがをした人たちなどが写されています。また、戦略爆撃調査団の撮影風景などを写した写真もあります。レスリーさんは原爆資料館でスピーチを行い、「広島で見た光景は生涯、父を苦しめました。できるだけ多くの人に父の写真のことを伝えたいです」と述べました。また、原爆資料館の学芸担当の落葉裕信さんは「復興に向かう広島やアメリカの調査団の撮影の様子がわかる貴重な写真だと思う」と話していました。原爆資料館は、写真の画像を保存して、今後、あらためて公開するかど うか検討することにしています。」 ーーNHKニュースよりーー

 もう60年以上経った今になっても、こうやって新しい写真が公の場に出てくる。「広島で見た光景は生涯、父を苦しめました。」アメリカ人の良心。いや、人間の良心がこういう行動を取らせるのだ。こういうアメリカ人たちは帰国の時にフィルムを工夫して秘密裏に持ち帰っている。何十年も封印しているケースが多いようだ。何故封印するかというと、人間としての良心が理屈とか理論とかを覆せないからなのだと思う。スッサン氏もおそらくそういう人の1人なのだろう。

 今日DVDの修理にメーカーが出張して来た。それでDVDは、復活した。DVDはでは光を使うので、煙やホコリが原因でこういう風にダビングが出来なくなると言う。タバコを吸うので原因はタバコであるのは明白である。それでホセ・トマスのウニコ・エスパーダもちゃんと出来ている。非常に良い1日になった。


 7月14日(火) 晴 8476 東京にて

 政治はある意味で力学で動く。今の力学は、自民党内では、麻生おろしの力学が強く、とても総選挙を乗り切るだけのまとまりがない。民主党は、一気に総選挙で第1党を目指し政権交代を目指している。メディアは、世論調査をして発表している。この数値は、各党が気になる数字をはじき出していくだろう。


 7月16日(木)  57737/2 東京にて

 昨日の夕方、スペイン国営セルバンテス文化センターで行われたホセ・マリア・カベサの、『禅と闘牛』を訊く。無が中心主題だった様な気がする。その後、7回のバルで飲んだのだが、そこで荻内先生が、闘牛の会メンバーを、セルバンテス文化センターの館長とホセ・マリア・カベサ氏に紹介し、セルバンテス文化センターで今後、闘牛の会が行う闘牛の講座を開催すべく話をすることになった。プロットなどを作り、8日のホセ・トマスのウニコ・エスパーダを流すときに集まり、話し合いをして、館長側と交渉に行こうと思う。MIXIでも、このプロット作成などの意見を募集する。

 自民党はメロメロだ。選挙対策委員長が辞任。沈みゆくタイタニックから逃げたといわれている。このダメージは、麻生自民党にとって、麻生おろしの火にガソリンをまいたような結果を招くかも知れない。

 アルバセーテのカルテルが発表された。サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェスも。時間がないので明日当たりアップできるだろう。

 10日の結果。 パンプローナ。ファンディ、耳1枚、マティアス・テヘラ、耳なし。ルベン・ピナル、耳1枚が2回。

 11日の結果。 パンプローナ。セラフィン・マリン、ダビ・モラ、ホセリージョ、耳なし。 テルエル。ポンセ、耳なし。ファンディ、耳2枚、耳1枚。タラバンテ、耳なし。 CERET(フランス)。フラスクエロ。耳なし。フェルナンド・クルス、耳なし。モレニート・デ・アランダ、場内1周が2回。

 12日の結果。 バルセロナ。コルドベス、耳1枚が2回。オルドニェス、耳1枚。ファンディ、耳1枚が2回。 パンプローナ。パディージャ、耳なし。ラファエリジョ、場内1周。ヘスス・ミジャン、耳なし。 CERET(フランス)。ロブレニョ、耳1枚。セルヒオ・アギラール、ダビ・モラ、耳なし。

 13日の結果。 パンプローナ。フェレーラ、ペレラ、耳1枚。ダニエル・ルケ、耳なし。

 14日の結果。 パンプローナ。モランテ、耳1枚。フリ、耳1枚、耳2枚。ペレラ、耳1枚が2回。

 15日の結果。 ラス・ナバス・デル・マルケス。フィニート、耳なし。コルドベス、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。アベジャン、耳1枚が2回。 サン・フェルナンド。エル・シド、ファンディ、耳2枚。ベンハミン・ゴメス、場内1周、耳2枚。


 7月18日(土) 曇 41054/2 東京にて

 仕事を始めたら時差ボケより疲れがたまる。それでも、セルバンテス文化センターへ行ったりしているが…。飯を食ったあと急に眠くなるは、やっぱり時差ボケかも知れない。スペインで撮ってきた闘牛のビデオをDVDにダビングする作業は、全然進んでいない。ホセ・トマスのウニコ・エスパーダだけしか出来ていないのだ現状。

 世間は今日から3連休。そして、学校は夏休みになる。自民党は、ゴタゴタが続いている。反麻生派は、両院総会開催が出来ないことになって腰砕け状態。誰もが嫌いな、麻生首相で総選挙を戦うしかない。 「ゴルフの全英オープン選手権は17日、英北西部のターンベリー・エイルサコース(7204ヤード、パー70)で第2ラウンドを行い、初出場で初日21位につけていた17歳の石川遼はボギーを連発して8オーバー、通算6オーバーで予選落ちした。 石川と同組のタイガー・ウッズ(米国)も4オーバー、通算5オーバーで予選落ちした。ウッズがメジャー大会で予選落ちするのは父親の死去で調整不足だった2006年の全米オープン選手権以来の出来事で、プロ入りしてから2度目。」 ーー産経新聞よりーー

 17日の結果。 モン・ド・マルサン(フランス)。フンディ、耳なし。フリ、耳2枚。バウティスタ、耳なし。 ロケタス・デ・マル。オルドニェス、耳1枚。マンサナレス、耳2枚が2回。カジェタノ、耳1枚。 リスボア(ポルトガル)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、場内1周。闘牛士、ビクトル・メンデス、場内1周が2回。ペドゥリート・デ・ポルトガル、場内2周。


 7月19日(日) 曇一時雨 43171 東京にて

 安田スタジオで8月8日第2土曜日に臨時のTTTビデオ上映会を開催することになった。時間は17時半から。

 18日の結果。 モン・ド・マルサン(フランス)。アパリシオ、口笛。カステージャ、耳1枚、耳2枚。マンサナレス、耳なし。 ロケタス・デ・マル。フィニート、耳1枚。ファンディ、耳2枚が2回。ペレラ、耳2枚、耳1枚。 サンルカール・デ・バラメダ。パディージャ、耳2枚が2回。モランテ、耳2枚。エル・シド、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。


 7月20日(月) 曇 7534 東京にて

 『週刊朝日』と『週刊現代』という2つの週刊誌を買った。総選挙の予想などが出ているが、『週刊現代』は、全300小選挙区で自民党は25しか当選できないというもので、比例区を合わせて78議席。民主党は、小選挙区で246、比例区で86議席で、合計332議席という衝撃的な数字を出している。この中には、麻生首相落選も入っている。『週刊朝日』でも、2人(森田実、野上忠興)が予想しているが、森田の予想は、自民党、小選挙区90、比例区51、合計、141。民主党、小選挙区、187、比例区92、合計、278。野上の予想は、自民党、小選挙区、111、比例区、49、合計、160。民主党、小選挙区、167、比例区、94、合計、261。どの予想を観ても、民主党単独過半数という予想になっているのだ。

 この予想には、自民党の大物議員が多数落選になっている。ズタズタの自民党に、森田は、2大政党になる前に、自民党が解党状態になって消滅するだろうといっている。総選挙まで40日あまり。未だどうなるかは判らないが、政権交代は目前だ。フジTVで、民主党の岡田幹事長が、自民党の細田幹事長に対して、「もう立派な野党ですね」という皮肉をいったという。

 本屋で、『連塾…方法日本…T 神仏たちの秘密 日本の面影の源流を解く』松岡正剛著(春秋社1800円)を買う。この人は、ネットの、松岡正剛の千夜千冊で博学な事は知っていた。今読んでいる、田中優子の『カムイ伝講義』も非常に面白いが、これも物凄い手応えだ。連塾という形で8回の講義を収録したのだが、田中優子も聞きに来ているのには驚いた。


 7月21日(火) 雨 45463 東京にて

 衆議院は解散。総選挙へ動き出した。NHKでは、夜関連のニュースを流していた。週刊誌によって、総選挙の議席予想にはばらつきがある。こういうのを観ると、民主党の単独過半数というのも、危ういかも知れないと思う。

 雨の中、遅い夕食を取りに出る。帰りに、レンタル・ビデオ屋で、二ノ宮知子の『のだめカンタービレ』#1,2,3を借りてきて、#1を読む。面白い!これは続けて読めそうだ。

 19日の結果。 バルセロナ。フィニート、口笛。カステージャ、弱い耳要求、耳1枚。タラバンテ、口笛。 モン・ド・マルサン(フランス)。フリエン・レスカレット、耳なし。セルヒオ・アギラール、耳1枚、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳2枚。 ロケタス・デ・マル。コルドベス、耳1枚。ルイス・マヌエル、耳2枚。エル・シド、耳1枚が2回。 マンサナレス。アニバル・ルイス、耳1枚が2回。ヘレミ・バンティ、場内1周。ルベン・ピナル、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。 マルベージャ。ファンディ、耳2枚。サルバドール・ベガ、耳2枚。ダニエル・ルケ、耳1枚が2回。 CHATEAURENARD(フランス)。フェレーラ、耳なし。マルコス・セラノ、場内1周。サンチェス・バラ、耳1枚、耳2枚。

 20日の結果。 サンタンデール。エスプラ、ペレラ、タラバンテ、耳なし。 モン・ド・マルサン(フランス)。ポンセ、耳1枚、耳2枚。エル・シド、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳なし。


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