−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年のスペイン滞在日記です。
2009年1月1日(木) 曇 40021
年が明けた。昼過ぎ、銭湯に行って風呂にはいる。ネットで検索して開いている風呂屋を探す。やっぱり、日曜日に朝風呂をやっている風呂屋が開いていた。新春の浮世風呂。最近は、会話という物がないなぁ。山田風太郎の『戦中派不戦日記』のように、溜息も出ないし、不満も語らない。ただ湯船につかり体を洗うだけ。土建屋の親方のような老人が、湯船に入ろうと近づいて来ていざ湯船に足を入れたが、10秒くらいで出てた。熱くて入っていられないのだ。昔の爺さんはやせ我慢でも、熱い湯に真っ赤な顔をしてでも入った物だが、今はそうはならない。
紅白など録画した番組があるが、まず観たのがNHK教育TVの『メジャー』。茂野五郎の高校時代のシリーズ第3弾をまた正月になってやっているので観た。何でこんなに熱くなるんだ。それから落語を観た。柳家小三治の『お化け長屋』と、上方落語演芸ホール、『ちりとてちん』の落語を聞こう、『愛宕山』を聞く。案内役は、徒然亭草原役の桂吉弥。正月だから落語ではない。実は去年の末から落語の本を読んでいる。漱石が落語をヒントに、風太郎が落語から小説の引用をして書いている。色々と参考になる。
21時からNHKで面白い番組をやっている。『激論2009 世界はどこへ そして日本は』。
1月2日(金) 晴 6757
年末年始で、嫌なことが続く。イスラエルのガザ地区への空爆停止についてフランスのサルコジ大統領が交渉を始めたが、思わしくない。それに続いて、ロシアがウクライナへのガス供給を止めた。ヨーロッパ向けの80%が、このパイプラインを通っている。政治的にも、経済的にも状況は悪化している。大恐慌の時に…。日本も政局は混沌としているし、経済状況も先が見えない。暗い年が始まった。個人的には、明るい希望を持っているのだが…。
1月3日(土) 曇 39207
正月にはTVなどは観ないようにしようと思っていたが、録画したDVDをチェックしていたら面白くて観てしまった。『新春蔵出し!立川談志』を観ていたら、師匠は、柳家小さんであることを知る。と、言うことは、柳家小三治と同じ師匠から教わったと言うこと。小さんの落語は嫌いだが、こういう名人を育てたという事は、凄いことだ。談志は、師匠の小さんに破門されて、落語立川流の家元になる。そして、独演会で観客を満員にしている。彼の場合、独演会ではなく、毒演会と言った方が良いかも知れない。そういう落語だ。今回初めて談志の『芝浜』を聞く。小三治の『芝浜』の方が断然僕は好きだ。
夜、ETV特集・選「アンジェイ・ワイダ 祖国ポーランドを撮り続けた男」を観る。感動的だった。共産党体制で検閲がある状態なのに、良くあんな作品群を作った物だ。意志の強さを感じる。そういえば、談志が、「酒を止めるとか、タバコを止めるとか言うのは、意志の弱い奴のやることだ」と言っていた。同じ事を思っていると思って笑った。ワイダ監督も、最新作『カティン』を作れたことは、至福の事だっただろうと思った。
1月4日(日) 晴 6264
ついにイスラエルの地上部隊の侵攻が始まった。いい加減にして欲しい!インドネシアのニューギニア諸島で大地震があった。被害情報は未だ入っていない。アメリカの年明けの株価は9000ドルを回復した。ビッグ3救済案を好感して値上がりした。世界は経済危機の中にあり暗いが、オバマ次期大統領に期待を寄せている。今日から競馬が始まる。今年も良い年でありますように、初詣には行けないけど馬券を買おう。肩こりが凄い。何とかならないのか。
1月5日(月) 曇 34092
月曜なのに競馬があるのは、正月編成のため。朝から地元のラーメン屋に並ぶ。約1時間半も並ぶ羽目になった。問題のラーメンは、年末TV東京でやった番組で、5人の達人たちに参ったを言わせた、新作ラーメン。喜多方ラーメン「麺や七彩」の煮込みラーメン。ハッキリ言えば、期待はずれだった。でも、他のラーメンが食べたくなった。やっぱりラーメンは、煮込まない方が良い。TOKYO味噌ラーメンというのが美味そうだった。店を出たら、外には30人くらい並んでいた。やはり、いつも並んでいる店だが、今日は凄い並び様だ。TV番組は凄い宣伝効果だ。
1月7日(水) 曇 51980/2
次期衆議院総選挙予想が、週刊文春に載っている。買ってきて観たら、自民党は、現305→149になり156減。公明党は、31→18になり13減。民主党は、現114→280になり166増という衝撃的な予想になっている。今日も漢字の読み間違えをしたり、定額給付金を今までは受け取らないと言っていたが、どうするか決めていないと、ブレが生じている麻生太郎首相。国会が始まって、経済政策、年金問題などの色々と手を打って欲しい事が沢山があるが、期待薄だ。
土曜日の闘牛の会、定例会の情報をアップした。99年のホセ・トマス。凄かったファエナの連続をじっくり観ようと思う。夜、貸しビデオ屋に行ってチェ・ゲバラのDVDを2本借りてきた。
1月8日(木) 曇 7423
経済封鎖と地上部隊投入で、子どもたちがいる学校まで攻撃し殺戮を繰り返しているイスラエル。国際世論がイスラエルを非難して、1日3時間の攻撃停止を始めた。エジプトが、停戦案を出した。それがどうなるのが?ガザ地区では、もう700人くらいの人が死亡した。国家テロを起こす国が、その大儀に、テロ撲滅を訴えている。世界は矛盾に満ちている。力と力のぶつかり合いからは、恨みを生むだけだ。共存共栄の道は遠い。
1月9日(金) 雨 43294
朝から寒い雨が降り続いた。朝方、東京では初雪を観測したという。チェ・ゲバラのDVD2本を観る。今、明日の闘牛の会で流すDVDの編集中。DVDレコーダーの調子が悪く苦労している。ボロになったので修理するか、買い換えないと駄目かも知れない。
1月11日(日) 曇 11956/2
昨日の夜、高田馬場で闘牛の会を開催した。17時半過ぎくらいにFM東京の放送で、僕の話が流れたのをみんなで聞いた。スタジオで1時間以上も話して収録をしたのに、放送で流れたのはホセ・トマスの話だけ。FM東京のHPに載っている。それを聞いてから会を始めた。1999年ラス・ベンタス闘牛場のホセ・トマス。5月18日エル・トレロ牧場の牛を相手にしたプエルタ・グランデのファエナ2つ。5月26日エル・プエルト・デ・サン・ロレンソ牧場の牛を相手にしたグラン・ファエナ2つ。剣刺しが悪く耳1枚しか取れなかったが、耳4枚の価値があるファエナだった。観客の熱狂が凄かった。6月1日のコヒーダ。牛の上に8秒くらい乗っていたもの。最後が6月17日のガルシグランデ牧場の牛を相手にしたグラン・ファエナ2つ。熱狂は最高潮に達した。
それから二次会へ行って、中村さんも合流して盛り上がった。今年はサン・イシドロをみんなで観る。
1月12日(月) 曇 32731
寒い成人式。何度目の成人式の日を迎えるのだろう。不況のせいか、荒れる成人式のニュースは流れていない。 「渡辺喜美元行政改革担当相は12日夕、栃木県大田原市で記者団に対し、13日に自民党に離党届を提出する考えを表明した。 平成20年度2次補正予算案への対応については「抗議の意思を表明する」と述べ、反対する考えを示した。」 ーーサンスポよりーー いよいよ総選挙への序章が始まった気配だ。
NHKスペシャル『男と女』。録画予約を忘れた。TVをつけたらやっていた。途中からだが今日の第2回「何が違う?なぜ違う?」を観た。非常に興味深い視点が語られていた。空間認識を方向と距離で認識している男。目印で認識している女。競争意識が強く、結論を求める男。協調して、プロセスを大事にする女。
1月13日(火) 晴/曇 7467
週刊文春の総選挙予想が衝撃的だったが、他の処で出した予想も民主党が260という数字を出している。ほぼ、次回の総選挙では、民主党の単独政権が成立するだろう。文春の予想で、民主党に次いで議席を伸ばすのが共産党になっている。理由は、『蟹工船』ブームとなっている。これには疑問を持ったが、土曜日の朝日新聞に派遣労働者が解雇されて、住む家もなくなったときに、自民党や民主党が受け皿になっておらず、共産党が全国2万ヶ所以上張り巡らせた事務所が相談所になって、救済に当たっているという。
それまで、共産党に全く興味も関心もなかった人々が、現状を説明しそして、救済して貰うことによって入党して他の派遣労働者で解雇された人たちを救済しているという。だから当然、対応がきめの細かい物になっていくのだろう。こういう動きが、年末の派遣村になって政府を動かしたようだ。ある地方の限界集落では、長年の自民党支持者が共産党支持動き、選挙区では、民主党、比例区では共産党支持という運動をしているという。小泉改革の、郵政民営化により自民党に見切りを付けて、共産党支持にためらいを感じなくなったという。政局が動いているように、民意も大きく動いている。
1月14日(水) 曇 33035
オバマ次期大統領への政権移行に伴い、次期国務長官のヒラリー・クリントンがその任務を任せるに足るかという判断をするために、議会の公聴会に出席した。その中で、アメリカ一国主義ではなく各国との協調によってスマート・パワーで臨むことを言った。また、アジアにおいて日本が最重要国であることを協調した。観ていて思ったのだが、議会の承認なしに、たとえ大統領が指名しても拒否できるのがアメリカのようだ。こういう決定的な違いが日本との差になっているような気がする。
それにしても、ヒラリーの顔は、疲れ切っている。目の下のシワの深さがそれを物語っている。それだけ、政権移行後の政策立案などを叩き込んできたのだろう。オバマ政権の船出は、決して明るくない。ブッシュが残した様々な負の遺産を背負って始まる。ヒラリーの顔を観ていて前途多難、問題山積の諸問題にそれでも勇敢に挑んでいくのだという強い意志を感じた。神様じゃないのだから、色んな困難が待ち受けているだろう。ブッシュとは全然違う世界観が政権に反映して実務をこなしていくのだろうと思う。
12月30日カリ(コロンビア)でセバスティアン・カステージャとゲリタ・チィコが、ファン・ベルナルド・カイセド牧場の“フレロ”という名の牛(No62、518キロ)と、“アベホロ”という名の牛(No3、484キロ)2頭をインドゥルトした。 1月8日マニサレス(コロンビア)でマティアス・テヘラがファン・ベルナルド・カイセド牧場の“トゥロトン”という名の牛(No68)をインドゥルトした。 9日マニサレス(コロンビア)でルイス・ボリバルがエルネスト・グティエレス牧場の“レペレルモ”という名の若牛(No385)をインドゥルトした。 11日マニサレス(コロンビア)でエル・フリがエルネスト・グティエレス牧場の“レベルデ”という名の牛(No385)をインドゥルトした。
12月26日の結果。 カリ(コロンビア)。パコ・ペルラサ、サルバドール・コルテス、アルトゥロ・マシアス、耳なし。
12月27日の結果。 カリ(コロンビア)。パコ・ペルラサ、耳2枚。サンチェス・バラ、耳1枚が2回。リカルド・リベラ、耳なし。
12月28日の結果。 カリ(コロンビア)。ウセダ・レアル、耳1枚。カステージャ、耳1枚、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳2枚。
12月29日の結果。 カリ(コロンビア)。フェレーラ、耳2枚。モランテ、耳なし。ルイス・ボリバル、耳2枚。
12月30日の結果。 カリ(コロンビア)。アントニオ・バレラ、耳1枚。カステージャ、耳1枚、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)、ゲリタ・チィコ、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。
12月31日の結果。 カリ(コロンビア)。ミックス闘牛。闘牛士、クリストバル・パルド、ホセリート・アダメ、耳なし。騎馬闘牛士、ジョアオ・モウラ、耳1枚。
2009年1月2日の結果。 カリ(コロンビア)。フェレーラ、耳なし。アベジャン、耳2枚。カステージャ、耳なし。ルイス・ボリバル、耳1枚と強いもう1枚要求。アルトゥロ・マシアス、リカルド・リベラ、耳なし。
3日の結果。 カリ(コロンビア)。アベジャン、パコ・ペルラサ、耳なし。ルイス・ボリバル、耳2枚、耳1枚。
4日の結果。 カルタヘナ・デ・インディアス(コロンビア)。フェレーラ、耳2枚。アベジャン、耳1枚が2回。ラミロ・カデナ、耳1枚。
5日の結果。 カルタヘナ・デ・インディアス(コロンビア)。フリ、耳1枚。カステージャ、耳1枚、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳1枚。
6日の結果。 マニサレス(コロンビア)。パコ・ペルラサ、耳1枚。アンドレス・デ・ロス・リオス、エクトル・ホセ、耳なし。
7日の結果。 マニサレス(コロンビア)。ペペ・マンリケ、耳要求で場内1周。ルイス・ボリバル、耳1枚、耳2枚。サルバドール・コルテス、耳2枚。
8日の結果。 マニサレス(コロンビア)。ウセダ・レアル、耳1枚。クリストバル・パルド、場内1周。耳2枚。シンボルとしての耳1枚(牛、インドゥルト)
9日の結果。 マニサレス(コロンビア)。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、ホルヘ・エンリケ・ピラビケ、耳なし。闘牛士、ポンセ、モランテ、フリ、耳1枚。カステージャ、ルイス・ボリバル、耳2枚(牛、インドゥルト)。
10日の結果。 マニサレス(コロンビア)。ポンセ、カステージャ、耳なし。ルイス・ボリバル、耳1枚。
11日の結果。 メキシコ。ウンベルト・フロレス、エル・サパタ、耳1枚。アベジャン、耳なし。 マニサレス(コロンビア)。モランテ、耳2枚。フリ、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)、耳1枚。ホセ・アルシラ、耳2枚、耳1枚。 ドゥイタマ(コロンビア)。セバスティアン・バルガス、耳なし。ウセダ・レアル、マティアス・テヘラ、耳1枚。
12日の結果。 ドゥイタマ(コロンビア)。カステージャ、耳2枚が2回。ルイス・ボリバル、耳1枚、耳2枚。
1月15日(木) 晴 4203
また、ドル安、ユーロ安の波がやって来ている。ドルは一時88円台、ユーロは一時116円台になった。今週か来週がユーロの買い時かも知れない。そろそろアルル、カステジョン、バレンシアのカルテル情報が出てくるだろう。その後は、セビージャ、マドリードと続いてくる。そうなるとアップするのが忙しくなる!
1月16日(金) 晴 39504
歯医者に行き、帰りに本屋で、『落語 昭和の名人 決定版 1 古今亭志ん朝』を買う。話は、『夢金』と『品川心中』。やはり、この調子が素晴らしい。落語の王道といえる江戸弁とテンポ、間である。付いている小冊子に、志ん朝エピソードが載っている。
「姉・美津子は、志ん朝が鰻を食べなかったので、「鰻が嫌い」と思い込んでいたほどだが、じつは違う。落語家になって間もない時期から芸の上達を願い、大好物だった鰻を断っていたのである。 美津子さんがその事実を知ったのは、志ん朝が出演したテレビ番組がきっかけ。司会者に「最後の晩餐には何が食べたいですか」と聞かれてた志ん朝が、「鰻が食べたい」と答えていたのである。その放送から1ヶ月後、志ん朝は不帰の人となった。 志ん朝がなくなってから、美津子さんは鰻重と酒を陰膳に供えて、こう語りかけた。 「志ん朝があと10年も生きていたら、お父さんを超える噺家になって、志ん生の名を継いでいたに違いない。それを思うと、すごく悔しい。私の10年を、あの子にあげられたなら、どんなによかっただろうか……」 ーー『落語 昭和の名人 決定版 1 古今亭志ん朝』の小冊子よりーー
込み上げてくる物があった。死ぬ前に独演会とかもっと行っていれば良かったと思った。
ドル安、ユーロ安の波はまた去っていった。ドル90円台、ユーロは120円台に揺り戻しの動きがあった。ドル高ユーロ安も揺り戻した。しかし、経済状況が変わったわけではないので、ユーロは再び安値を探す展開になるだろう。
1月17日(土) 晴 6740
バードストライクで2つのエンジンが止まった旅客機がハドソン川に不時着した。アメリカのメディアは、“ハドソン川の奇跡”と、機長の判断を賞賛している。その後、市民が救出に参加して死者ゼロで155人が助かった。こういう時期に明るい話題だ。一方、イスラエルの攻撃でガザ地区では、1100人以上の死者を出している。
1月18日(日) 曇 36955
有馬記念以来の馬鹿当たり!今日の競馬は、狙っていた馬がズバリ。気持ちの良い京成杯だった。年が明けて3歳牡馬クラシック路線の展望は、思った通りに進んでいる。アーリーロブストは、前走エリカ賞を圧勝してすでに重賞クラスとは思っていたが、東京スポーツ杯2歳ステークスを好タイムで勝ち上がったナカヤマフェスタを抑えて初めての中山コース重賞で結果を出した。リーチザクラウンとロジユニヴァースがいるラジオNIKKEIを避けて万全を期して皐月賞を目指して東上し関東の3本指に数えられるナカヤマフェスタを破ったのは今後のローテーションも楽になるし展望も明るい。俺の懐も暖かくなった。
一方、日経新春杯は、引退レースになった2歳牝馬チャンピオン、テイエムプリキュアが逃げ切り勝ち。最軽量49キロを生かしてノーマークの中で圧勝して有終の美を飾った。
1月19日(月) 晴 4592
イスラエルは、一方的に攻撃を始め、国際社会の強い批判を受けてようやく、一方的に攻撃停止を発表した。ハマスもこれに同調して一時的な停戦になった。国連の怒りの批判と、国連の非難決議でアメリカが棄権したことも大きいのだろう。オバマ次期大統領就任前に、好き放題やったイスラエル。このテロ国家を何とかしないといけないだろう!
18日メキシコにホセ・トマスが登場。3万人の観客が入った中で、耳1枚ずつ取ってプエルタ・グランデした。因みにアベジャンが出場したときは2千人しか入らなかった。何度もコヒーダされても牛に向かって奪ったプエルタ・グランデだ。18日コロンビアのトゥタでダビ・モラがペニャリサ牧場の牛をインドゥルトした。
18日の結果。 メキシコ。ホセ・トマス、耳1枚が2回。アルトゥロ・マシアス、耳1枚。エル・パジョ、耳なし。 アルメニア(コロンビア)。ウセダ・レアル、耳1枚。アベジャン、耳1枚、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳2枚。 サン・クリストバル(ベネズエラ)。ヘスス・コロンボ、カナレス・リベラ、耳なし。ビクトル・ハネイロ、耳1枚、耳要求で場内1周。エル・ピノ、耳なし。 トゥタ(コロンビア)。ペペ・マンリケ、耳2枚、耳1枚。ダビ・モラ、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。リカルド・リベラ、耳2枚。
1月20日(火) 曇 4226
実は先週の時点で、スペイン行きの飛行機の予約を入れた。値段が未だ出ていないので、いくらかかるかは分からないが、これで、カルテルが発表になってくれば変更は可能なはずなので、ひとまず安心している。休みが取れなかったらどうしようなどと考えたことはない。取るのだ!!!これは意志の問題。しかし、もしホセ・トマスがラス・ベンタス闘牛場に出場しないとしたら行く価値があるかどうかは疑問。そのことを確認してから決定しようと思っている。
年明けに、アメリカのバンク・オブ・アメリカと、イギリスのロイヤル・バンク・オブ・スコットランドへの救済策が行われた。シティー・バンクもリストラを発表している。まだまだ、金融危機は道半ばというエコノミストが言っている。特にアメリカよりもヨーロッパの方が今後深刻な状況になっていくだろうと言う。ユーロはまた値下がりを始めた。中長期的に観て、ユーロは下がり続けるだろう事が予想される。ユーロを買うのももう少し様子を見た方が良いのかも知れない。ユーロは、1.3ドルを切って1.28ドルくらいになっていくんじゃないかと思う。ドルが90円で留まるすれば、1ユーロは、115円という計算が成り立つことになる。
「昨年からユーロの乱高下が続く中、ブリュッセルで19日からユーロ圏財務相会合、20日から欧州連合(EU)財務相会合が行われる。15日に欧州中央銀行(ECB)は政策金利を0.5%ポイント引き下げて2.0%としたが、今年に入ってからユーロ圏では域内国の格下げが相次いでいる。今後のECBの政策運営見極めに向けて、各国財務相の発言に関心が集まりそうだ。トリシェ総裁は15日の会見で、最近の一連の利下げは必ずしも終了したわけではないと指摘している。」 ーーロイターよりーー
18日の結果。 レオン(メキシコ)。イグナシオ・ガリバイ、耳2枚。カステージャ、耳1枚。ホセリート・アダメ、耳なし。
1月21日(水) 曇のち雨 35801
イスラエルは、ガザ地区からの撤退を完了した。しかし、占領は依然続いていることに変わりはない。そして、アメリカでは、リンカーンの使った聖書に手を置いて宣誓しバラク・オバマが大統領になった。ワシントンでは、250万人が式典を見守ったという報道もあるほど沢山のアメリカ国民が、期待をもってオバマ新大統領の演説を聞いた。
「今求められているのは、こうした真理への回帰だ。責任を果たすべき新たな時代だ。我々米国人一人ひとりが、自分自身や国家や世界に義務を負っていることを認識し、こうした義務を嫌々ではなく、喜んで受け入れることだ。私たちにとって、困難な仕事に全力で立ち向かうことほど、自らの性格を定義し、精神をみたすものはない。」 ーー毎日新聞よりーー
「米国誕生の年、酷寒の中で、愛国者の小さな一団は、氷が覆う川の岸辺で、消えそうなたき火の傍らに身を寄せ合った。首都は見捨てられた。敵は進軍してきた。雪は血で染まった。我々の革命の結末が最も疑わしくなった時、我が国の祖は、この言葉を人々に読むよう命じた。
「酷寒の中、希望と美徳しか生き残ることができない時、共通の脅威に気づいた町も田舎もそれに立ち向かうために進み出た、と未来の世界で語られるようにしよう」
アメリカよ。我々自身が共通の脅威に直面している時に、我々自身の苦難の冬に、時を超えたこれらの言葉を思い出そう。希望と美徳を抱き、このいてつく流れに再び立ち向かい、どんな嵐が訪れようとも耐えよう。
そして、我々の子孫に言い伝えられるようにしようではないか。我々が試された時、旅を終わらせることを拒み、後戻りすることも、くじけることもなかった、と。そして、地平線と、神の慈しみをしっかりと見つめ、自由という偉大な贈り物を運び、未来の世代に無事に届けた、と。」 ーー讀賣新聞よりーー
オバマ新大統領について希望を持っているのは、アメリカ国民だけではない。世界中の人たちがアメリカが何処へ行こうとしているのか、経済危機がどう収まるのか、テロとの戦いはどうなるのか、注目している。オバマとアメリカは新しい旅を始めたのだ。
20日メキシコのレオンで行われた闘牛で、セバスティアン・カステージャが、ベゴニャ牧場の“シエンプレ・トゥジョ”という名の牛(476キロ)をインドゥルトした。
20日の結果。 レオン(メキシコ)。ソトルコ、耳2枚。カステージャ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ、耳要求。
1月22日(木) 雨 5701
色々な調査で自民党惨敗という結果が出ている中で、麻生総理は反対の多い給付金や消費税率を上げることにこだわっているどういう事なのだろうかと思っている。給付金は公明党が言いだし、消費税率見直しは、与謝野経済財政担当相が強く言っているようだ。与謝野大臣は、政界再編を口にしているようなので、自民党が分裂しても良い。そうなれば政界再編が始まると思っているのだろうか?
TVで野中元幹事長が次の選挙は、任期満了になるとか、総裁は代えて選挙をすれば、自民党も民主党も過半数を取れないと、言っていた。この人たちはどういう人なのか、訳が分からなくなく。もし、自民党も民主党も過半数を取れないなら政界再編になるだろう。でも、現実には民主党単独か、連立政権が誕生するだろう。野中にしても、口の曲がった人相の悪いお金持ちの爺さんといい、国民の声という物を聞こうとしない人が自民党の政治家なのかと思ってしまう。一体何の意味があって政権にしがみつくのか?
1月23日(金) 雨のち曇 40233
暖かい日だった。それも今日までのようだ。明日には寒気団が来て、九州から北海道の方まで雪が降るようだ。ひょっとしたら京都は雪になるかも知れない。そうなったら競馬の予想が狂ってくる。中山は、大丈夫。しかもメインのアレキサンドライト・ステークスは、大本命、カジノドライヴが登場する。確勝をきしている。こんな処で負けたらフェブラリー・ステークスなんて言ってられない!と、藤沢調教師も言っている。その通りだ。
「スペイン統計局が発表した2008年第4・四半期の同国失業率は13.9%と、予想を大幅に上回り、9年ぶりの高水準に達した。また、欧州連合(EU)平均失業率のほぼ2倍となった。 ロイターがまとめた予想は13%。第3・四半期は11.3%だった。 08年の同国失業者数は128万人増の320万人となった。」 ーーロイターよりーー
スペインは、昔のように厳しい顔をした老人が増えるのだろうか?おぼろげな記憶では、昔は失業率20%以上あったはず。あの頃に比べればずっと状況は良いはずだが、時代が変わったからどうなるのか。治安も悪くなるのだろうけど…。
「欧州司法裁判所(ルクセンブルク)はこのほど、米フォークロック界の大御所、ボブ・ディランが1960年代に作曲した名曲「風に吹かれて」「エデンの門」の著作権は欧州連合(EU)域内で依然有効とする判断を示した。著作権を持つソニー系の独音楽事業会社が判断を求めていたもので、これにより、両曲の自由な販売は禁止される。」 ーー時事ドットコムよりーー
ホセ・トマスのセビージャ出場について、興行主のカノレアとの交渉は非常に難しい物になるようだ。去年と同じく不出場の可能性が高そうだ。カノレアの交渉力が弱すぎる。その辺が、海千山千のチョペラやロサノとは決定的な違いだろう。因みにマドリードは、チョペラ系のホセ・アントニオ・マルティネス・ウランガのタウロデルタだ。
1月24日(土) 曇 4679
寒い日だった。風が冷たく耳が冷たかった。中山は昨日の雨が残っていてダート不良、芝重馬場だった。メインのアレキサンドライト・ステークスは、カジノドライヴの馬体重がマイナス22キロと発表されると、大丈夫?とメールが入ったので、調教をバッチリやって絞ってきたので大丈夫Vと返信した。レースはスタートから余裕のレースぶり。直線満を持して追い出すとあっという間に突き放して3馬身半の余裕の勝利。楽勝だった。これでドバイに行ける。明日はどうなるか?
1月25日(日) 曇 25807
100年に1度の世界同時不況に対して、ドイツではワークシェアリングなどで乗り切ろうとしている。正社員だけではなく派遣社員にも適用されるようにし、今まで雇用保険などで、働けなくなった日数の8割を補填しているという。適用期間も、半年から1年半に延長した。こういうことは、おそらく世界的に真似される様になっていくような気がする。
最新情報では、ホセ・トマスは、ドミンゴ・デ・レスレクシオン(今年は4月12日)でマラガに出場するようだ。前日は、セバスティアン・カステージャが出場する。
1月26日(月) 曇 32876
不況の中でJRAの売り上げは落ちている。中山競馬場の売り上げは前年比で100%をクリアしているが、中京、京都の競馬場は95%くらいしか売り上げがない状態だ。悪役になっている朝青龍は、完全復活といえる優勝を遂げた。横綱審議会は、今回の優勝を高く評価するというコメントを出した。内舘牧子は横審には出席していないようだ。何故なら心臓弁膜症の手術を受け療養しているからだ。「昨年12月6日、岩手・盛岡市で上演された盛岡文士劇に出演後に体調を崩し、救急車で同市内の病院に搬送され緊急手術を受けた。術後は回復に向かっているが、現在も入院中で長期療養が必要な状況だという。」 ーー日刊スポーツよりーー
俺の故郷で体調を崩したというのは面白いと思った。多分、岩手医大に入院しているのだろう。親父が心臓の動脈が詰まって手術を受けたところ。何故内舘牧子が朝青龍を批判しているのかは、知らない。多分スペインにいた頃に、始まったのだろうから…。でも、あの恨みを買うような言い方には賛成できない。今回の優勝は2人の明暗の対比が非常に面白い形で現れたと言って良いだろう。朝青龍に対して、「私の中では引退した人」などという言い方を聞くと、あんた何様という感情が勃起してくる。朝青龍、良くやったと言いたい。
24日ベネズエラのサン・クリストバルで、ホセ・マリア・マンサナレスが、エル・プラド牧場の“カピタン・ボリス“という名の牛(No56、455キロ)をインドゥルトした。
24日の結果。 サン・クリストバル(ベネズエラ)。フィニート、耳なし。レオナルド・ベニテス、耳1枚、耳2枚。マンサナレス、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。 サン・クリストバル(ベネズエラ)。夜。フェスティバル闘牛。ニーニョ・デ・ラ・カペア、耳2枚。モレニート・デ・マラカイ、耳なし。ビクトル・ハネイロ、耳1枚。マラビジャ、カペア、セサル・ヒロン、セバスティアン・カスタニェダ、ミゲル・デ・パブロス、耳なし。 メデジン(コロンビア)。アントニオ・バレラ、耳なし。クリストバル・パルド、耳1枚。エクトル・ホセ、耳なし。
25日の結果。 メキシコDF。マノロ・メヒア、弱い口笛。ペレラ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ホセ・マウリシオ、耳2枚。 ボゴタ(コロンビア)。ペペ・マンリケ、耳なし。モランテ、罵声。フリ、耳1枚。 レオン(メキシコ)。ラファエル・オルテガ、耳2枚。ホセ・トマス、耳1枚、耳2枚。アルトゥロ・マシアス、耳1枚が2回。 サン・クリストバル(ベネズエラ)。セサル・ヒメネス、ルベン・ダリオ、セサル・ヒロン、耳なし。
1月27日(火) 曇 7765
麻生内閣の支持率は20%を切った。色々なメディアが調査結果を発表している。予算も衆議院と参議院での話し合いが続いている。景気対策が最優先と言っているが、誰も評価していない。自民党も総裁選を前倒しして次期総裁で総選挙をという動きも出て来ているという。就任そうそうオバマ大統領は重要課題への着手に取りかかっている。この違いは何なんだ!首相の地位にしがみつきたいだけか、と思ってしまうような駄目さ加減だ。硬直している頭では何も生み出せない。社会には閉塞感が漂っている。
「国際通貨基金(IMF)は、2009年の世界成長率予測を08年11月時点の2.2%から0.5%に引き下げた。 20カ国・地域(G20)の当局者が26日、ロイターに明らかにした。 米国の経済成長率予想はマイナス0.7%からマイナス1.6%に、ユーロ圏はマイナス0.5%からマイナス2%、日本もマイナス0.2%からマイナス2.6%にそれぞれ引き下げた。 10年の見通しについては、世界経済がプラス3%。米国が1.6%、ユーロ圏が0.2%、日本が0.6%とそれぞれプラス成長を見込んでいる。」 ーーロイターよりーー
1月28日(水) 曇 38103
映画 『チェ 28歳の革命』 を観てきた。キューバ革命の英雄チェ・ゲバラを描いた映画だが、革命への盛り上がりがない。それよりも、人間チェ・ゲバラを描いている。7月26日運動に参加を希望する農民たちに武器を持っている者、文字の書ける者を選ぶ。すでにいる兵士には、字が読めるように勉強するように言い聞かせる。くたくたで休憩を取っている時に、ゲバラは本を読んでいる。そこに、時を教えてくれといっていた兵士が来て横になる。今から勉強しろという。くたくたで出来ない。という兵士に、やるようにいう。
多分、チェ・ゲバラは、いつでもそういう風に生きていたんだろうと思える印象的な場面だった。兵士への統率力や、他の反フルヘンシオ・バティスタ勢力との交渉力は凄い。キューバ革命の1959年にチリのサルバドール・アジェンデに初めてあったとき、著書の『ゲリラ戦争』(CIAの教科書になったともいわれる)を送る。その本には、「私と違った手段で、しかし私と同じようものを獲得しようとしているサルバドール・アジェンデへ。心をこめて。チェ。」と書かれていたという。その後、チリの大統領になったサルバドール・アジェンデは、「私は世界の多くの優れた人間に会ったけれども、その中で二人だけが他の人たちにない何ものかで私を印象づけた。それはチェ・ゲバラと周恩来であり、その二人のまなざしであった。両人のまなざしには内的な力と確信と皮肉があった。」と71年に言ったという。
97年スペインに行っていたとき、新聞では盛んにチェ・ゲバラの記事が載っていた。丁度没30年の年だったからだ。パンプローナで出会った地元の人たちと飲んでいるとき、お前は誰が好きだ聞かれ、ゲバラが好きだというとポカーンとした顔をしていた。スペインでは一般的に、「チェ」と呼ぶ。言い直して、チェ・ゲバラというと、俺はフィデル・カストロが好きだと真面目な顔で言われた。あの時、『上を向いて歩こう』を日本語で歌った。この映画は、キューバ革命の盛り上がりを欠いているが人間チェ・ゲバラが良く描かれているのだろうと思った。それは、ちゃんとした取材で得たディテールが描かれているからだと思った。
1月29日(木) 曇 10215
「フランスの作家レジス・ドブレは、革命軍に帯同した際のゲバラの印象を「好感は持てないが、驚嘆に値する人物」と評した。他にもジャン=ポール・サルトルから「20世紀で最も完璧な人間」と称され、「世界で一番格好良い男」とジョン・レノンに言われている。」 ーー『ウィキペディア(Wikipedia)』よりーー
チェ・ゲバラが凄いと思うところは、子どもの頃からの喘息の持病を持ちながらサッカーやラグビーの様な激しいスポーツを愛好し、葉巻を吸っていたところだ。医者であった彼がこの自己矛盾を抱えながらそれを徹底してやり通した事は、凄い!!!銃を抱え、山中を移動する中で本を手放さず、休憩時間には読書をしているところだ。こういうところは、空襲で灯火管制の中でも爆音を聞きながら本を読み、医者に止められているのに死の直前まで、スプーンでビールを飲み、タバコを吸っていた山田風太郎に重なる部分がある。そういえば2人とも医者なんだよなぁ。
シエラ・マエストラの山中から、サンタ・クララをチェ・ゲバラが陥落させた頃、独裁者、フルヘンシオ・バティスタ大統領がドミニカ共和国へ亡命してキューバ革命が成功する。レアル・マエストランサ闘牛場があるセビージャ。下山さんが住む町だが、彼の家に行く中継点にサンタ・クララ・デ・クバがある。キューバのサンタ・クララという名前が何故付けられたのだろうかとふと思った。
セビージャの興行主、カノレアと、ホセ・トマスのアポデラードの話し合いは、日付も牧場も決まっていない状態のようだ。
1月30日(金) 雨 41655
夜中から降り続いている雨は、明日も続くようだ。こういう状態では不良馬場必至だ。東京開催に替わる初日の雨。芝なら逃げ馬を狙うのが常道だ。なおかつ、東京実績と重馬場実績を重視して検討したい。日曜日も、距離・コース適性と重馬場実績を重視したい。
さっき、NHKで、 プレミアム10「手塚治虫 漫画 音楽 そして人生」をやっていた。大阪府豊中市で生まれ、5歳で宝塚市に引っ越しして、母親に連れられて宝塚少女歌劇団に通うようになった。その頃から、宝塚の雑誌に漫画を書いていたという。『鉄腕アトム』で日本のアニメが始まったが、当初からテーマ曲についてこだわりがあった。アトムは誰でも知っているテーマ曲だが、『ジャングル大帝』のテーマ曲を担当した冨田勲だったことを番組で知ったが、あの曲は、聴いていてとても感動した事を今でも思い出す。世界的な音楽家にアニメのテーマ曲を担当させることが出来たのも手塚治虫だから出来たことなのだろう。
闘牛のカルテルが動き始めた。そろそろ、カステジョンやバレンシア、セビージャのカルテル情報がネットで一杯流れるだろう。ラス・ベンタス闘牛場も情報があがってきている。
2月2日(月) 曇 53158/3
昨日の競馬は惜しかった。番手勝負で直線先頭に立ったセントラルコートが最後の最後でたれて3着になり馬券を外した。清水成駿の予想はほぼ当たっていたが、逆転を食らった。こういう競馬は仕方ない。土曜日は、不良馬場で外しまくったが10Rの97.7倍の馬券を取って今週はプラス計上。共同通信杯に繋がった。
闘牛は、アルルが正式に発表になった。それも4月と9月を同時に発表という初めての形を取った。カステジョンは、情報があがっているが、正式な発表は2月6日になるようだ。もうすぐバレンシア、セビージャ、ラス・ベンタスも動いて来るだろう。
2月3日(火) 曇 42624
新宿をプラプラ歩く。探している物は店が開店しないと見つからない。朝飯を食べて11時過ぎにプラついていたら小さな店があったので何気なしにそこに入り観ていたら、良さそうなのがあった。でも、もうちょっと良い物がないかと店員に訊いた。違う物を出してそれを試したらそっちの方が良かったので購入を決めた。その後、2000円台で買える8GBのUSBメモリーを買ってきてPCを整理した。削除したので少しはメモリーが増えた。
明日はサーバーのメンテナンスのためにHPのアップが出来ない。カルテル情報など新しい物があって5日のアップになる。
2月5日(木) 晴 56308/2
昨日はサーバーのメンテナンスのためにアップできず。不況は先行きの見えない不安を日本社会の中に渦巻いてきている。大企業のリストラが派遣社員から正社員に移ってきている。ロイターは、1月から3月の年度末を、不況の最大瞬間風速と表現している。オバマ大統領が就任以降、急速な経済対策を打つべく政策を立案して議会に提出を始めている中で、日本政府の景気対策は停滞している。政権交代が、景気対策と、民主党の主張は今やあながち間違いでなかったと、思えるようになってきた。
欧州中央銀行は理事会で、金利の据え置きを決めた。利下げの憶測が流れていたがアナリストの予想が当たった形になった。円は、対ユーロ、対ドルでどういう動きをするのか?それでも、昨日は、ユーロが上がったが上値を探す動きと取られ、これからまた値下がりをするのかも知れない。イギリスは利下げを発表したがポンドは下がっていない。むしろここ数日で値上がりしている。
2月6日(金) 晴 4603
スーパー・ルーキー三浦皇成が騎乗停止明けで、100勝を目指して始動する。「デビュー以来初の騎乗停止処分。昨年91勝を挙げて武豊騎手の新人最多勝記録(87年・69勝)を21年ぶりに塗り替え、今年も順調に勝ち星を伸ばしてきた皇成にとっては初めての試練だった。 「1週間乗れなかったのは自分を見つめ直すいい機会でした。いろいろ反省して、映像も見て、体のケアもしました」。美浦では普段どおりに調教に騎乗したが、外から競馬を見ることで得るものもまた多かった。 「今までがうまくいきすぎた。また1からやっていくつもり。先々週は100勝を意識しすぎました。それを意識しないと言えばウソになるが、色気を持たずに馬の能力を出せるように、あせらず頑張っていきたいです」。初心に戻った皇成を後押しするように騎乗依頼が続々と舞い込んだ。」 ーーサンスポよりーー
今週の共同通信杯の狙いは、本命トーセンジョーダン、対抗はブレイクランアウト。この1点でいけるのかどうかが馬券の鍵になる。
サラゴサの興行主不在の状態になっているようだ。どうなっているのだろう?それで入札をするのだろうか?
1日コロンビアのボゴタで行われた闘牛でルイス・ボリバルがアラマ牧場の“ガジャルド”という名の牛(#87)をインドゥルトした。
30日の結果。 トレオン(メキシコ)。ソトルコ、耳2枚が2回。フェルナンド・オチョア、耳1枚。フリ、耳2枚、耳1枚。
31日の結果。 メデジン(コロンビア)。ディエゴ・ゴンサレス、耳なし。モランテ、耳2枚、耳1枚。ペレラ、耳2枚。 レオン(メキシコ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳1枚。闘牛士、ギジェルモ・マルティネス、耳なし。ビクトル・モラ、耳1枚、耳2枚。 フリケジャ(メキシコ)。フェルナンド・オチョア、耳2枚。フリ、耳2枚と尻尾1つ。イグナシオ・ガリバイ、耳1枚。 アハルビル。ハビエル・ロドリゲス、耳1枚。サンチェス・バラ、耳2枚が2回。トレス・ヘレス、耳2枚。
1日の結果。 ボゴタ(コロンビア)。ミックス闘牛。闘牛士、ウセダ・レアル、耳1枚、耳2枚。ルイス・ボリバル、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。騎馬闘牛士、ジョアオ・モウラ、耳1枚。
2日の結果。 エンカルナシオン・デ・ディアス(メキシコ)。ソトルコ、耳2枚。フリ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ビクトル・モラ、耳2枚。
4日の結果。 メリダ(メキシコ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ホルヘ・エルナンデス・ガラテ、耳1枚。闘牛士、ソトルコ、耳1枚。フリ、耳1枚、場内1周。
2月8日(日) 晴 54809/2
復帰そうそう三浦皇成は、100勝を達成した。「平成の天才ジョッキー・三浦皇成騎手(19)=美・河野=が7日、東京競馬4Rでインフィニットエアで1着。武豊騎手の持つ1年1カ月16日を大幅に短縮する、11カ月7日のデビュー最速でJRA100勝を達成した。「12月にはリーディング争いをしていたい」と今年の目標を話した皇成。8日の共同通信杯ではショウナンアルディで重賞2勝目を狙う。また、新たな“ユタカ超え”だ。7日の東京競馬4Rで三浦皇成がインフィニットエアで勝ち、史上最速でJRA100勝を達成した。昨年3月のデビューから11カ月7日。武豊騎手の持つ1年1カ月16日を大幅に短縮する大記録だ。
「(100勝は)待ち遠しかったですね。騎乗停止などもあってなかなか達成できず、競馬場に駆けつけてくれたファンのみなさんに申し訳ない気持ちでしたから。確定してからは嬉しかった」
1月24日の中山2Rで99勝目を挙げたが、翌日の5Rで強引な進路の取り方で開催2日間の騎乗停止処分を受けてしまった。ファンに向けて1週遅れの記録達成の報告に、皇成はホッとした表情だ。初めての騎乗停止でレースに乗れなかった先週。「いろいろ反省させられたし、悔しかった。でも、この1週間で自分を見つめ直せました」。競馬を見学に行った1日(日曜日)には、関西トップジョッキーの藤田伸二騎手から声をかけてもらい、焼き肉をごちそうになるなど大先輩の貴重な声も聞けた。まるでダービー当日かと間違えるほどのテレビカメラと取材記者、そしてスタンドのファンの声が、再び競馬に乗れる幸せを皇成に感じさせたに違いない。 8日の東京11R・GIII共同通信杯では素質馬ショウナンアルディに騎乗。4日の追い切りに跨って「終いの切れを生かすには直線の長い東京はもってこいでしょう」と自信を深めており、フィフスペトルで勝った昨夏の函館2歳S以来の重賞2勝目も十分可能だ。
「これから勝ち星を積み重ねていって、12月の最後には先輩達とリーディングを争いたい」。100勝は単なる通過点。またひとつ、ユタカを超えた平成の天才ジョッキーは、さらなる高みを目指して邁進してゆく。」 ーーサンスポよりーー
今日の共同通信杯は、控えるレースをするというトーセンジョーダンの本命が揺らいでいる。ブレイクランアウト、プロスアンドコンズ、ショウナンアルディの4頭を考えている。どういう馬券にするかは馬体重とか今日の新聞を参考にして決めたい。
2月9日(月) 晴/曇 41462
NHKスペシャル『職業“詐欺”〜増殖する若者犯罪グループ〜』を観る。人生の最大の価値を、「金」を思っている世代が僕等の世代だと、詐欺グループの首領が、30代前半から20代の事をいう。詐欺という犯罪を、自己の快楽的な生活のために正当化する職業詐欺の男。彼らは、良い家に住み、高級車にに乗り、ブランド物で身を飾る。良い女を連れ回し飲んで騒いで楽しく過ごす生活をしているという。その為に、老人たちから、オレオレ詐欺をして金を奪う。
リーマン・ブラザースの破綻を期に、世界同時不況状態になったが、アメリカでは、お金だけが最も重要な物という価値観が、崩れさり、オバマ大統領が言うように、真面目に責任感をもって生きていかなければならいというような事を言っている。詐欺グループ世代の金が最高の価値で自分以外は犠牲にしても良いという考え方は、「幸福を後世に繋ぐ」という価値観とは対照的な考え方だ。
良い家に住み、高級車に乗り、ブランド物で身を飾り、良い女を連れ廻る事でしか、自分を他人に見せられないと言うことは、非常に貧しいことだと思う。多分彼らは、本を読んだり、物事を深く考えたり掘り返したりする作業が出来ない人なのだろう。進学校に通い、1流大学から1流企業から内定を貰い、この不況で内定取り消しを貰った人間は、僕等にとっても最高ですよ。彼らは社会に不満を持ってますから、詐欺グループに来ればガンガンやりますよ。将来の幹部候補生ですよ。と、いう言葉には気分が悪くなった。
短絡的で、ちゃんと人生と向かい合っていないと思った。
7日メキシコのモレライアでエンリケ・ポンセが、サンティアゴ・ペレス・サラサル牧場の“アスカレロ”という名の牛(#84)をインドゥルトとした。 8日コロンビアの首都ボゴタで行われた闘牛で、セバスティアン・バルガスが、ラス・ベンタス・デル・エスピリトゥ・サント(セサル・リンコン)牧場のグラシオソ”という名の牛(#435)をインドゥルトした。
7日の結果。 メデジン(コロンビア)。エル・シド、耳なし。カステージャ、強い耳要求。ルイス・ボリバル、耳1枚。 モレライア(メキシコ)。ポンセ、耳2枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。ヘロニモ、ファン・チャベス、耳2枚。 バルデモリージョ。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。
8日の結果。 メキシコDF。ポンセ、アルトゥロ・マシアス、耳2枚と尻尾1つ。ホセリート・アダメ、強い耳要求。 ボゴタ(コロンビア)。セバスティアン・バルガス、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。ホセ・トマス、耳1枚が2回。マンサナレス、耳1枚、耳2枚。 バルデモリージョ。フンディ、フェレーラ、アンヘル・テルエル、耳1枚。
2月10日(火)
こんな時期だからこそ笑いが重要だ!忘れてしまったが、誰かが言った言葉だ。
「第一生命保険は9日、毎年恒例のサラリーマン川柳コンクールの入選100作品を発表した。22回目となる今回も家庭や職場における中高年の悲哀を感じさせる作品が多く寄せられたが、とくに深刻化する金融危機や混乱する政局など政治・経済を題材にしたものが目立った。 ーー中略ーー 今回は2万1455句が寄せられた。3月13日までホームページなどで人気投票を行い、5月中旬に上位10作品を発表する。
■句/雅号
コスト下げ やる気も一緒に 下げられる/敏腕経営者
パパ部長 家の中では ママ社長/一般公務員
「明日、有休」 妻の舌打ち 気のせいか/愛妻亭主
スタッフ〜と 妻が呼ぶ朝 ゴミ出し日/読み人知らず
叱っても 「ママがいいって 言ってたよ」/ヒヤヒヤ父さん
子供らに また教えてる 総理の名/ゆきこ
格差だゎ 肌年令と 実年令/−苦労性−
社運賭け 社員総出で ジャンボくじ/社長
妻が買う 義理チョコリストに 俺の名が/サラ川マン
辞表出し 「あずかっとくよ」は ドラマだけ/北の揺人
女房が 見つけてしまった 埋蔵金/アラフィフティ
ヒラで終え 町内会で 役員に/しゅう
社内婚 裏目に出れば 共倒れ/春之助
「言ったよね!」 覚えていたら ミスしません/チャリンジャー
「テストどう?」 こたえはいつも 「アラフォーさ!」/北限の教師
良い上司 見ざる言わざる 褒め上手/部下の気持ち
もったいない しまったままが 勿体ない/りおぱんだ
仕事減り 休日増えて 居場所なし/居候
塗り壁か(?!) 我家の大奥 厚姫だ/妻は化粧好き
「おかえり」の 笑顔のために 仕事する/フナチュー
里帰り おふくろの味 五つ星/天童ラフランス
能あるが 隠しっぱなしで もう定年/内弁慶の妻
マンガ好き 末は首相と 息子云う/−凡人パパ−
「愛してる」 妻の返信 「愛すてる」/あけお
三ツ指を ついてた妻は つの三本/悲しい夫
妻よりも 家電の方が いい返事/脳コメント
「パパがいい!」 それがいつしか 「パパはいい」/はりきりパパ
就職先 自宅警備と 言う息子/親の心子知らず
破綻した オレの小遣い 支援なし/サラのリーマン
就活で 苦労の次は 婚活か/アラフォー
父さんに 「似てるね」と言われ 泣く娘/瓜二つ
ナビの言う 「おかえりなさい」に 癒される/読み人知らず
夢を持て 夢を持ったが 夢だった/気楽 天家
出がらしを エコだと部下に 差し出され/周 知信
俺もだよ 何も言えねぇ この家じゃ/浮き草
篤姫に 仕切らせたいな 国会を/玲子命
ガソリンが 決める我が家の 旅行先/みかけ だおし
天職を 求めて転職 フリーター/夢追人
団欒は 昔ちゃぶ台 今携帯/☆一徹
崖の上? いいえ私は 崖っぷち/中級な人
昼食は 低カロリーより 低コスト/金欠おやじ
胃がいたい。 されど休日 絶好調!/架空
KYを 演じています 妻の前/空気評論家
切れる奴 昔は賢人 今危険/美瑠句堂
おかえりと 言わぬ寝息に ほっとする/真夜中のシンデレラ
見渡せば いるいる名ばかり 管理職/休憩時間
胸よりも 前に出るなと 腹に言う/えんどうまめ
「解散!!」と 叫んでみたい 無駄会議/田村
返信の 早さでわかる 妻の機嫌/小心者
朝バナナ 効果があったの お店だけ/品切れ店長
しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ/オー マイ ガット
タスポなく コンビニ入り 無駄使い/信濃ポエマー
久々に 定時で帰る 誰も居ぬ/孤独な亭主
趣味読書 昔新刊 今図書館/オタッキー
ダメもとで 辞めた会社を 受けてみる/粋徹
減収で 効果出てきた ダイエット/読み人知らず
やってみろ!! うまくいったら オレもやる/2番打者
家庭でも 内部統制 きつくなり/たるみ
円高を 実感したいが 円が無い/能少納言
iPod すぐに沸くかと 祖母が聞く/アッパレ
投げ出すな! 国とは違う 学業は/真面目な親
子どもより 大人に足りぬ 羞恥心/たゆ
出来る人 出来ない俺が いるお陰/上司育成担当
待ちわびて 来れば寂しい 給料日/そらちゃんパパ
大画面 見るのは嫁で オレ携帯/ほたる族
老眼で ブラインドタッチが 上手くなり/前歯の折れたエンジェル
「作る、刷る」 書くとは言わない 年賀状/筆不精
体調が 悪くて病院 明日にする/元気でナイト
送別会 主役が去りて 盛りあがる/一生課長
妻とする ボーナス交渉 手取りなし/読み人知らず
節約と エコと貧乏 気持ち次第/前向きなパパ
「一発屋」 当たるだけでも うらやまし/はずれ雲
通勤の 電車の中は ゲーセンか?/磯仁
言ってみたい 部長に向かって 「いうよねぇ〜」/頑張るな愛
「今買いだ!」 判ちゃいるけど 金が無い/茨木童子
書き初めに 家庭円満 子が書いた/タピタピニャンタン
ノー残業 おかげで明日は 超残業/ノー残業デー大好き
ぼくの嫁 国産なのに 毒がある/歩人
久しぶり ハローワークで 同窓会/転起
連立を 組もうとポチに 言ってみる/むしろ旗
まな娘 くどき文句は パパが好き/年金波止場
職安で 知った顔見た あ、上司/前向き太朗
バラ撒きを 批判しつつも 待ちわびる/複雑な庶民心
遼君に 生涯賃金 追い越され/ハナカミ親父III世
無神経 なのに姑 神経痛/あいあい
金融危機 慣れたものです 我家では/読み人知らず
やせたのは 一緒に歩いた 犬の方/花鳥風月
妻が聞く ウソの単位は バレルなの/センのヒネりん坊
チェックする 添加物より 輸入元/毒味役
うぶ毛でも オレは育てる 妻は抜く/李 才来
まだ来ない・・・ カネは天下を まわるはず/ブリ大根
「ストレスか?」 聞かれる上司が その原因/読み人知らず
妻からは いつも低額 交付金/毎日が酔曜日
玉のコシ 乗った瞬間 底が抜け/着ヤセする女
忘れもの 呼ばれて行けば ゴミ袋/染塩
国会より ねじれて欲しい ウエストよ!!/悩む妻
円下げて! ドル上げないで 株上げて!/手旗小僧
ガス抜きに 誘ったつもりが 引火させ/よっくん
政権を 奪回できぬ うちの父/北斗
チェンジしろ! 怒鳴った部長が チェンジした/掃除大臣」 ーー産経新聞よりーー
こういう無名の庶民感覚は面白い。そういえば今週の土曜日に闘牛の会があるんだよなぁ。準備は未だ出来ていない。
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