断腸亭日常日記 2005年 その8

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
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9月8日〜10月7日 10月9日〜11月10日

 11月11日(金)

 宇多田ヒカルの新曲を聴いた。暗い曲だ。♪母さんどうして 育てたものまで 自分で壊さなきゃならない日がくるの?♪今のヒット・チャートがどういう状況なのかは知らないがこんな暗い曲がメジャーな宇多田ヒカルの曲としてランクインするのかと考えると不思議な気がする。今東京12チャンネルで、『たけしの 誰でもピカソ』に平原綾香が出ている。新潟の震災復興の時に彼女の、『Jupiter』 がシンボル曲になっていたそうだ。

 そして、本田美奈子のミニ特集をやっていた。平原綾香もそうだが歌が上手いというのは凄いことだ。


 11月13日(日)

 昨日闘牛の会があった。上智大学助教授のエレナ・ガジェゴさんがブルゴスの昔からの祭りコラチョ(el corcho)をやった。時間がないので後で書く。終わって荻内先生が故郷の似た祭りについて話をした。山口に辺りまで同じような祭りがあってそれはフランシスコ・ザビエルが宣教した土地だという。いつか調べないとと思っているがちゃんと調べていないと言っていた。

 スペインはワールド・カップ最終予選第1戦をスロバキアに2−1(訂正、5−1)で勝った。今日から大相撲が始まる。琴欧州の大関取りの場所。朝青龍が史上初の7場所連続優勝を目指す。


 11月14日(月)

 人の欲望は際限がない。例えば、レコードで出ていたアルバムが、CDになるとボーナス・トラックが付いているので同じものが欲しくなる。こういう気持ちには、何処で折り合いをつけれるか自分でそれを見つけるしかない。TVでストレス解消はと問われて、「酒、タバコ、競馬、麻雀」と言っていたタレントがいた。「不健康です」と言われていたが、麻雀は友人と言いたいことを言いながらワイワイやるからストレスが取れるのだろう。他の、酒、タバコ、競馬については、ストレスにもなるかも知れないが、大いに判る見解だ。

 エリザベス女王杯は、オースミハルカの大逃げであわやのゴール前、男馬相手に宝塚記念を勝ったスイープトウショウが差し切って優勝。3着が復調したアドマイヤグルーヴ。1番人気の武豊、エアメサイアはスロー・ペースを後方で進み4コーナーで内を突き5着と人気を裏切った。武豊の騎乗は最悪だった。まるでペリエの菊花賞の大ちょんぼを観ているようだった。本人は言い訳をしているが、結果が出ないときは批判にされされるべきだ。ハッキリ言って下手くそ。

 31日の結果。 リマ(ペルー)。フェスティバル闘牛。ホセ・アントニオ・カンプサーノ、耳1枚。エスパルタコ、ポンセ、耳なし。バレラ、耳1枚。カステージャ、耳2枚。フェルナンド・ロカ・レイ、耳なし。

 1日の結果。 リマ(ペルー)。フィニート、口笛。フリ、耳2枚。カステージャ、場内1周。

 6日の結果。 メキシコ。ソトルコ、耳なし。ポンセ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。フェルミン・リベラ、耳なし。 リマ(ペルー)。エスプラ、耳なし。エンカボ、イバン・ガルシア、耳1枚。

 10日の結果。 バレンシア(ベネズエラ)。フリ、耳2枚。レオナルド・ベニテス、耳1枚。セサル・バルガス・ヒロン、耳なし。

 11日の結果。 バレンシア(ベネズエラ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ホセ・ルイス・ロドリゲス、耳なし。闘牛士、セサル・リンコン、弱い口笛。オットー・ロドリゲス、オクタビオ・チャコン、耳なし。

 12日の結果。 バレンシア(ベネズエラ)。レオナルド・ベニテス、耳1枚。ハビエル・コンデ、罵声が2回。アベジャン、耳1枚。 TLAXCALA(メキシコ)。フリ、ホセ・ルイス・アンヘリノ、耳1枚。ヘスス・ルハン、耳なし。

 13日の結果。 メキシコ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、フリア・カルビエレ、負傷。闘牛士、マノロ・アルサ、イグナシオ・ガリバイ、カステージャ、耳なし。 グアダラハラ(メキシコ)。ホルヘ・グティエレス、耳なし。エル・コンデ、耳要求。モランテ、場内1周。 モンテレイ(メキシコ)。エロイ・カバソス、耳なし。セサル・リンコン、耳1枚が2回。アレハンドロ・アマジャ、耳1枚。


 11月15日(火)

 有馬記念の前売り入場券を19万枚発売することをJRAが決めた。オグリキャップ全盛の空前の競馬ブームの頃は20万枚売っていた。21年ぶりの無敗の三冠馬ディープインパクト誕生で混乱を避けるための入場制限措置だという。50回目の有馬記念。古馬勢との戦いに日本一売り上げのある年末(今年はクリスマスと同じ日)の総決算。物凄い人出になるだろう。

 「前回の13年は14万2000枚の発売だったのが、4万8000枚も多く発売する背景には、入場券を記念に取っておくファンが続出する場合も想定してのことだろう。」 「これまでの有馬記念入場人員レコードは、オグリキャップの引退レースとなった平成2年の17万7779人。その鞍上は、ディープの主戦・武豊騎手だった。劇的なオグリVの場面はいまだに語り草になるほど日本中のファンの記憶に鮮烈に残っている。」 ーーサンスポよりーー

 50年と言えば今日、自民党は結党50周年を迎える。


 11月16日(水)

 ジーコ・ジャパンは、攻めていたがなかなか得点を取れなかったが終了間際に俊輔のクロスを柳沢がヘッドで折り返し松井が代表初ゴールを決めて1−0で勝った。高原は前半あれだけ決定的な場面で何度もシュートをしているのに1つも決まれなかった。アンゴラは調子が悪いのかあんまり良いところがなかった。今日の試合なら3,4点取れる試合だった。

 元ちとせの2年ぶりの復帰シングル、『語り継ぐこと』が11月23日に発売されるという。

 今週はマイルチャンピオンシップ。デュランダルと、新旧桜花賞馬、ダンスインザムード、ラインクラフトの争いになるだろう。穴馬は何かも考えながら新聞をチェックしないと。


 11月17日(木)

 12月の闘牛の会の内容が判ったのでアップした。講談、『ドン・キホーテ』をやることになった。これは注目の演目になるだろう。昨日追い切り調教が行われて、各馬が良い動きを見せた模様だ。JCの1週前追い切りも行われてタップダンスシチーは馬場入りを嫌がり仕舞いもも伸びず調教師が落胆しているという。またスローペースになるのかと思わせる嫌な予感だ。

 スペインはワールド・カップ最終予選で、1−1でスロバキアに引き分けてトータルでドイツワールド・カップ出場を決めた。他の4つの枠も決まりこれで32ヶ国全ての出場国が決まった。

 13日の結果。 バレンシア(ベネズエラ)。夜。ポンセ、耳2枚が2回。レオナルド・リベラ、耳なし。セサル・ヒロン、耳1枚。

 14日の結果。 メリダ(メキシコ)。ソトルコ、耳2枚(インドゥルトの要求)。フリ、耳なし。


 11月18日(金)

 ♪ルルルーリラリラ ルルルー 帰れない世界の外で 小さく君を抱いた 静かに時は流れて 瞳を伏せる ずっと探してた 愛し合う意味を 風に攫(さら)われた 哀しみの理由(わけ)を 震える長い睫毛(まつげ)ルルリラ 風花が濡らす♪ ーー『風花』 森山直太朗  NHK朝の連ドラ、『風のハルカ』の主題歌よりーー

 今日の昼に直太朗がTVに出ていた。主題歌を歌っているからなのだが、その中でデビュー当時、スタパ・デ・ライブに出演し『さくら』を歌った。それを聴いた視聴者がNHKに手紙を送った。その年の3月に、6年間の闘病生活中、高校受験を受けた当日に病死した娘を思いながら夫と一緒に聴いていたら心が洗われるようで涙が溢れて仕方がなかったという。

♪僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を
 さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ
 どんなに苦しいときも 君は笑っているから
 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ

 霞ゆく景色の中に あの日の歌が聴こえる

 さくら さくら 今、咲き誇る
 刹那に散りゆく運命と知って
 さらば友よ 旅たちの刻 変わらないその想いを 今

 今なら言えるだろうか 偽りのないその言葉
 輝ける君の未来を願う 本当の言葉

 移りゆく街はまるで 僕らを急かせるように

 さくら さくら ただ舞い落ちる
 いつか生まれ変わる瞬間を信じ
 泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ

 さくら さくら いざ舞い上がれ
 永遠にさんざめく光を浴びて
 さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で♪ ーー『さくら』ーー

 『さくら』は翌年シングルとして発売され卒業式に良く歌われて様になる。新たな旅立ちの歌だ。「新しい道を歩んで行く希望に満ちた者たちへの応援歌なのでしょう。けれど私たち夫婦にとっては2002年3月に亡くなったの娘への思いが重なり森山さんがコンセプトとして持っていたものとは違い、別の思い入れを持って聴くようになりました。」(馬場二三子)。それでもその母親は娘の死を 、『さくら』に重ねて聴くのだという。

 直太朗は、この手紙を持って、『さくら』のキャンペーンで全国を廻ったのだという。同じ曲を何度も歌うのは嫌になるときもある。でも、この手紙を胸に真剣に歌を歌ったと、言っていた。そして、今回のTV出演と手紙の紹介を受けてまた手紙が届いた。

「・・・あの手紙が直太朗さんのもとへ届いていたと伺って、大変光栄に思っています。そして、そのことを3年たった今でも覚えていてくださったことを知って嬉しい限りです。初めて『さくら』という歌に出会ったあの日以来これまで何度となく直太朗さんの歌声を耳にしていますが、『さくら』は未だに娘、美紗都のことを思い出させ涙を誘います。最近、朝のテレビ小説『風のハルカ』を拝見していますが、ハルカは今年9月に19歳になるはずだった美紗都と重なります。今年の春、高校を卒業しどんな道に進んでいただろうかと思いが及びます。直太朗さんが歌われている主題歌『風花』は恋の歌でしょうか?これからハルカがどんな出会いをしていくのか楽しみにしています。と同時に美紗都は恋愛も知らずに逝ってしまった。そんなことも思ってしまいます。15歳までの人生と言っても小学校6年生から入院生活を送っていました。出会った人は余りにも少なすぎます。でも、このような機会を与えて戴き直太朗さん始め多くの方々に美紗都の事を知って戴くことが出来ました。美紗都が出来た経験や体験は少ししかなかったけれど、みなさん心の中で美紗都を生かして戴ければ幸いです。美 紗都の友達は進学就職とそれぞれの道を歩き始めています。地元を離れた子も少なくありません。その友達が美紗都が旅たった日にはまたみんなで来てくれると言っています。春休み福島ではそのつぼみは未だ固い時期ですが、直太朗さんの『さくら』が溢れる季節に久しぶりに友達に囲まれて笑っている美紗都に会える気がします。その時には私も直太朗さんの歌声を聴けるようになっているかしら。」(馬場二三子)

 手紙を読んだ渡邊(旧姓黒田)あゆみアナウンサーは涙声になっていた。平原綾香の、『Jupiter』も震災復興のテーマ曲のようになったように、直太朗の、『さくら』も人の心の奥底深くに届く歌なのだと言うことを改めて感じさせたくれた「スタジオパークからこんにちは」だった。本当に言い歌というのは、それを作り歌う人間の思いを超えて聴く人の思いを膨張されて意図とは違う独立した世界を作り出すものなのだ。そして、『さくら』だけではない直太朗もまたいる。明日の朝もまた、さわやかに、『風花』が流れる。


 11月19日(土)

 「20日の東京国際女子マラソンで2年ぶりのフルマラソンに臨むシドニー五輪金メダリスト・高橋尚子(33)=ファイテン=が18日、会見を行い、席上で右足3個所に肉離れを発症していることを公表した。欠場を勧める医師の“ドクターストップ”を振り切っての強行出場。」 ーーサンスポよりーー

 出場を取りやめるべきだ。こんな事をして何の意味があるのだろうか?マイルチャンピオンシップの枠順が発表された。3連覇を狙うデュランダルが7枠14番。ダンスインザムードは4枠8番。ラインクラフト1枠1番。この3頭は力を出せそうな枠に入った。

 17日の結果。 マルカイボ(ベネズエラ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、フランシスコ・ハビエル・ロドリゲス、耳1枚。闘牛士、マリ・パス・ベガ、耳1枚。パキート・ペルラサ、耳なし。ラファエル・オレジェナ、耳2枚。


 11月20日(日)

 今日のスポーツ3大ニュースは、マイルチャンピオンシップでデュランダルが負け、京都巧者の3番人気ハットトリックが、好位からダンスインザムードを交わし先頭に立った皐月賞馬ダイワメジャーを差し切って優勝する大波乱。デュランダルは4コーナーで話され過ぎで追い込みは不発。同一GT、3連覇はメジロマックィーンも出来なかったこと。こんな事もあるかとは思っていたが・・・。それと、宮里藍が逆転で優勝し再び賞金ランキング1位に返り咲いた。しかし、残り1試合で不出場。来季の米ツアー出場権を懸けた最終予選会だからだ。不動が最終戦で14位以内に入れば6年連続賞金王になる。

 それと東京国際女子マラソンで怪我を押して出場した高橋尚子が2時間24分39秒で復活の優勝した。人生には賭けをしなければならない瞬間がある。その賭けに高橋尚子は勝った。とても信じられない事だ。奇跡に近い結果。彼女は賞賛されるべきだ。レース後小出監督が祝福した。おめでとう!


 11月21日(月)

 現実生活の中で、闘牛の会でエレナ・ガジェゴ女史がやった事を時間がなくて書けないでいる。それと、昨日の夜からメールの受信がおかしい。あるメールになるとフリースしたように受信が止まってそれ以降のメールが入らない。何か重要な連絡がなければいいが。今週はJC2つ。新聞とにらめっこだ。23日19:30−23:00にNHKBSハイビジョンでボブ・ディランの映画が放送される。観たいが観れない。誰かビデオで撮る人がいないかなぁ。


 11月22日(火)

 「スタジオパークからこんにちは」には、盲目の歌手、新垣勉が出演した。面白い話を聞かせて貰った。駄洒落が好きで色々言っていたが、「同じ話を何度言ってもお客さんは笑ってくれます。でも、落語でも同じ噺をしてもお客さんは笑いますから」と。これは名言だと思った。彼の人生もまた凄い人生だった。だが、一生懸命やろうとする人には周りが黙っていない。力を貸してくれる。人生でも、仕事でもそうだ。何とかしようとしている人には、周りが助けてくる。昔、仕事しているときに、「この仕事は1人で出来ない。1人ではどうしようもない状況が出てくる。その時に、どれだけの人が助けてくるか。それまでも仕事のやり方で、助けてくる人が増えるんだ。そういう仕事をいつもしてないとダメだよ」と、言われたことがあった。新垣勉さんもそういう人が沢山いるんだなぁと思った。

 「米フォーク界の代表的存在として知られ「時代の代弁者」ともいわれた歌手ボブ・ディラン(本名ロバート・ツィマーマン)(64)がミネソタ大の学生だった1959−60年につくった手書きの詩が21日、ニューヨークのクリスティーズで競売にかけられ、7万8000ドル(約930万円)で落札された。

「題名のない詩」と題された16ページの作品集で、同社によると「ディラン」の名前を使って書かれた詩としては最も初期のものという。

詩は「たばこがやめられない。愛することが好きなのと同じくらい、たばこが好きなんだ」などと、デビュー後の作品の機知や皮肉をうかがわせるものとなっている。」 ーーサンスポよりーー

 「愛することが好きなのと同じくらい、たばこが好きなんだ」と、言うディランは実に正しい!

 18日の結果。 プエブラ(メキシコ)。ソトルコ、耳1枚、耳2枚。フリ、耳なし。 マラカイボ(ベネズエラ)。レオナルド・ベニテス、耳2枚。セサル・ヒロン、耳2枚、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳なし。

 19日の結果。 リマ(ペルー)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳なし。闘牛士、エウヘニオ、耳1枚。セラフィン・マリン、怪我。 マラカイボ(ベネズエラ)。レオナルド・ベニテス、耳2枚。エリック・コルテス、耳内s。ヘスリン、耳1枚。パキート・ペルラサ、耳なし。セサル・ヒロン、耳要求。サルバドール・コルテス、耳1枚。 サン・ルイス・ポトシ(メキシコ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ホルヘ・エルナンデス・ガラテ、場内1周。闘牛士、フリ、耳1枚。レオポルド・カサソラ、場内1周。フェルミン・リベラ、耳なし。

 20日の結果。 メキシコ。エル・コンデ、モランテ、耳なし。エル・クアテ、耳1枚が2回。ファンディ、耳1枚。 サン・ルイス・ポトシ(メキシコ)。ホルヘ・グティエレス、カステージャ、ラファエル・リベラ、耳なし。 オリサバ(メキシコ)。ソトルコ、耳2枚が2回。フリ、耳1枚、耳2枚。 イラプアト(メキシコ)。ラファエル・オルテガ、耳2枚と尻尾1つ。アントニオ・バレラ、耳1枚。イスマエル・ロドリゲス、耳1枚、場内1周。


 11月23日(水)

 昨日の夜にようやくメンテナンスが終わったプロバイダーのウェブリメールで迷惑メール受信拒否設定などをして問題解決した。なるほどなぁ、こう言うのを使うと簡単に設定が出来るんだと思った。しばらくは、ウェブリメールで設定作業をしてからPCのソフトで受信すれば毎日にあれだけ削除したメールをもう受信しなくて良いようになるだろう。

 JCのデータをちょっと観た。『Gallop』のデータでは日本馬は、ゼンノロブロイ、ヘヴンリーロマンス、アドマイヤジャパン、シックスセンスの4頭が残る。外国馬は、全頭GT馬だが、凱旋門賞馬のバゴ、去年の欧州年度代表馬のウィジャボード、などが良いかも知れないが日本馬に比べれば落ちると思う。さらに、『週刊競馬ブック』のデータで検討、新聞のチェックで今週はつぶれるだろう。

 昨日また段ボールに詰められた少女の遺体が発見された。本当に猟奇的な事件が多い。まともに考えていたら頭がおかしくなるような事が多すぎる。

 未だ、ボゴタ、メデジンのカルテルをアップ出来ていない。時間がない。


 11月24日(木)

 マイルチャンピオンシップの予想の結果の反省からもう1度考え方を整理しなければならない。「競馬とは、縦の比較と横の比較である」と、言ったのは競馬評論家(予想屋)の清水成駿だ。これは、枠順確定後の馬柱のある馬の縦の比較と、一緒に出走する馬たちの比較という意味だ。枠順が確定したレースは何処の競馬場の芝かダートか、距離は何メートルなのか。その前提での、縦の比較と横の比較である。

 では、縦の比較とは何かというと、ある馬の前走、前々走・・・と過去のレースとの比較である。何処の競馬場の芝かダートか、距離は何メートルのレースでどういう成績だったのか。そして、出来ればその時のパドックの状態も観て記憶していれば最高である。そうすれば、今度のレースのパドックで比較出来る。良い時の馬の状態を覚えていれば今回がどういう状態かが見えてくる。良い場合は買いで、ダメな時は切る。簡単に言えば縦の比較はこうである。では、横の比較は、これらの縦の比較と各馬のこのレースでの馬場適性、距離適性、能力、調教などの状態比較、レース展開などを加味して横の比較をする。そうすることによって、データだけでは見えてこない、生き物である馬の状態を比較の中に組み込むことが出来るようになるのだ。

 マイルチャンピオンシップの予想では、レースが関西地区であるためにパドックでの比較が出来ない。TVモニターを見ることは出来るが、やはり生で観た時に比べて馬が見えにくいので自信が持てない。その他に、厩舎サイドの思惑、騎手との相性、なども加味しなければならないのだ。それと天皇賞もそうだったが展開は重要である。ハイペース、平均ペース、スローペース。これを読むことも必要で、天皇賞では超スローペースを読めなかった。逆にマイルチャンピオンシップでは、よどみないハイペースを読んだが、年齢的な衰えか、デュランダルが来ないことを予想できなかった。

 言ってみれば競馬は、数学の証明問題のようなものだ。この命題に、正しい答えを導くために、どう証明するのかが競馬の予想だ。しかし、いかに立派な予想でも、レースの結果が一致しなければただの空論。逆に、山勘やひらめきで当たっても、空論よりも素晴らしいことは言うまでもない。が、確率の問題だ。縦の比較と横の比較、パドックなどを観て決めないとどうも落ち着かないのでこのやり方をやめることはない。

 さあ、これから枠順が確定したJCとJCダートの夕刊紙を見ながら予想をしようか。


 11月25日(金)

 姉歯1級建築士が起こした一連の耐震強度偽造事件でマンションやホテルが営業停止や退去要請などが出ている。施工した建設会社、検査機関など責任のなすりあいをしている。鉄筋の太さ、柱の大きさ、壁や梁の厚さなどを偽造して設計書を書いていた。それを民間検査機関が見抜けず施工された、と、言うがそれを施工した現場の監督や施工業者は、耐震強度がないという事を当然知っていたと思う。この事件は、今の日本を反映しているのだろう。これは氷山の一角。こんな事は、常識的に、日常的に、当たり前に行われているような気がする。現実的に施工された建物やそこに住む人、営業する店舗をどうするか、と言う問題が出てきているが、それよりこのような建物を常識として施工する事が根本的に問題なのだ。こういう出鱈目がまかり通っているのが、今の日本って言う国の一面でもある。

 だが、それでも真面目に仕事をしている人も多くいる。どちらの側に自分が入るのか、普段から考えて生きていかなければならないのだ。


 11月27日(日)

 昨日は競馬三昧。午前中はWINS、午後は東京競馬場へ行った。久しぶりに多くのレースの馬券を買った。新聞で予想、パドックで決断。昔、土日朝早くから競馬場へ通ってパドック、返し馬、レース、を12レース繰り返していたこと事を思い出したが、疲れた。競馬は闘牛と一緒で体力だ。パドック、返し馬、レースを繰り返したのは、9レースから12レースまでだけど体力が落ちたことを実感した。でもやっぱりパドックに通うとやっぱり見えるものがある。レースはモニターで見ても良いが、パドックは馬体を生で観ないと判らない。

 はずしたレースは買い方を間違ったのが殆ど。唯一、JCダートは判らなかった。ダート馬はパドックの見方が、芝馬とちょっと違う。踏み込みにしても別に深くなくて良いからだ。でもそれは良い。何せゴール前200mからの3頭のデットヒートの叩き合いは競馬史に残るような壮絶なものだったのだから。アメリカの名手、豪腕ケント・デザーモと、日本の天才横山典弘、優等生武豊。息詰まるゴール前の競り合いだった。競馬場の観客の歓声は凄かった。終わった後も、何が勝ったのか全く判らない。ターフビジョンのスロー再生でようやく判った状態だ。さて今日のJCはパドックに張り付いてしっかり馬を観よう。そうすれば見えてくるものがあると思う。僕が出来る作業はそういうことだ。結果は、どうなるか解らないがその作業が大事なことになる。パドックで馬糞の臭いを嗅ぐことに、毎週競馬場に通っていた時のことを思い出した。これから競馬場へ向かうことにする。


 11月28日(月)

 JCは、2日連続の鼻差(3cm)レコード決着だった。勝ったのは天才ランフランコ・デットーリ騎乗のアルカセット(イギリス)。1000m通過が58秒3というハイペースでタップダンスシチーが引っ張り直線は前日のJCダートを同じ壮絶な叩き合いになりアルカセットがハーツクライ怒濤の末脚を封じて、2分22秒1のレコード勝ち。デットーリ騎手はJC3勝目で単独で最多勝騎手になった。それにしてもゼンノロブロイは負けるとすれば、レコード決着だけだろうと思っていたけどまさか本当に出てしまうとは・・・。ホーリックス、オグリキャップの2分22秒2のタイムを破るのは困難だろうと思っていたが、掲示板に、レコードの文字が出ると観客から拍手が沸き上がった。昨日のJCダートに続きレコードの鼻差決着。競馬の醍醐味を充分味わえたのだが・・・。

 アルカセットはこれで、有馬記念の出走権を得て参戦が検討されるという。共有馬主のシンボリの和田オーナーが出走を希望しているという。ディープインパクトとの対決が実現すると盛り上がるだろう。ゼンノロブロイはどうしたんだろう。有馬での復活はあるのだろうか?アルカセットが出走すれば3強の対決で大変な盛り上がりになるだろう。絶対観たい有馬記念だ。

 朝青龍が7場所連続優勝して小泉首相から賜杯を受け取った。琴欧州が11勝して大関昇進を決定的にした。


 11月29日(火)

 国会で、耐震強度偽装事件についての参考人質疑が行われた。「この中で、民間の指定確認検査機関「イーホームズ」(東京都新宿区)の藤田東吾社長は、姉歯秀次・1級建築士による強度偽装は、別の建築士が2004年4月の段階で指摘していたことを明らかにした。この情報を得たのは、民間の指定確認検査機関で最大手の「日本ERI」(港区)だったが、同社は情報の真偽も確認しないまま見逃し、その後も姉歯建築士が構造計算を行った建物の建築確認を出し、結果的に被害を拡大させていた。ERIの関係者は招致されず、参考人質疑後に鈴木崇英社長らが国土交通省で記者会見した。それによると、04年1月に同社でいったん建築確認を出した港区内のオフィスビル(10階建て)について、元請け設計事務所が計画変更を申し出て、横浜市内の建築士が構造計算を見直した。この結果、構造計算の不備が分かり、建築士は同年4月、「前任の姉歯事務所の設計はずさん」などとERIの構造審査担当者に伝えた。

 だがERIによると、この担当者は上司に一切、この件を報告していなかった。また上司の確認検査員も、オフィスビルが計画変更された理由などを確認しなかったという。この経緯について「イーホームズ」の藤田社長は参考人質疑で、「当社が偽造に気付く1年以上前に日本ERIによる隠ぺいがあった」とERIを批判。これに対し、ERIの鈴木社長は「隠ぺいの事実はまったくない。(藤田社長を)告訴する準備を進めている」と述べた。」 ーー讀賣新聞よりーー

 「姉歯建築士は24日の国交省による聴聞で、木村建設などの名前をあげ、「『鉄筋量を減らせ』などと迫られた」と述べている。

 この点について、木村建設の篠塚明・元東京支店長は「(鉄筋量を減らせと)言ったかも知れないが、当然、法令を守るという暗黙の了解があった」などと釈明した。その一方で、姉歯建築士に架空請求書を出してもらい、資金のキックバックを受けていたことは「私の営業経費の工面のために行った」と全面的に認め、二人の間柄が極めて密接だったことをうかがわせた。こうした点について、同社の木村盛好社長は、「現場のことは全く関知していない」「すべて東京支店に任せていた」などと繰り返すばかりだった。

 また、ヒューザーの小島社長も「(姉歯建築士に)圧力は全くかけていない。コストダウンの努力は正しく『経済設計』が悪いというなら、コストアップが正しいのですか」と声を荒らげた。」 ーー讀賣新聞よりーー

 参考人質疑で1年前の段階で耐震強度偽装の構造計算を行っていたという事実が明らかになった。国会中継を観ていて1番まともだったのはこの藤田社長だった印象が強い。小島社長は、藤田社長に恫喝まがいの大声を出したり不誠実な印象である。それでも、割とみんな話をした。また、参考人質疑をやった方が良いと思う。


 11月30日(水)

 耐震強度偽装事件で思うことは、施工するときに現場監督や責任者の部長なり所長なりが偽装について判らないというのが、僕には判らない。現場サイドが実際に施工するときには、建築基準法に照らし合わせて施工するはずだ。鉄筋の太さや使用する本数などはそこに書かれてある。実際、生コン打せつする前にそういったことを確認して行うのだ当たり前だ。それをしない、あるいは、判っていて工事をすすめたとしか思えない施工会社としか思えないのだが・・・。

 つまり、明らかに故意にやっていたと思うのだ。狂っているとしか思えない状態だ。この問題はかなり深刻な問題だと思う。

「ブラジル代表MFロナウジーニョ(25)=バルセロナ=が27日、05年欧州年間最優秀選手(バロンドール)に初選出された。ブラジル人の受賞は3人目(4度目)。2位以下を大差で突き放し、昨年のFIFA最優秀選手に続く栄冠となったロナウジーニョは、さらに来年の受賞も宣言し、ドイツW杯優勝への意欲を示した

50周年を迎えたバロンドール。ついにロナウジーニョも歴史的スターが名を連ねる由緒ある栄冠をつかんだ。

「神はすべての人に贈り物を与える。ある者には書き手としての能力を、またある者にはダンスの才能を。この与えられた力を、僕は最大限に使わせてもらっているだけなんだ。とにかく夢が現実になった気分だ」

パリで行われた表彰セレモニー。ちょんまげ状に結んだ長髪にスーツのフォーマルな姿で、世界最高のテクニシャンは珍しく神妙な表情で喜びを表した。」 ーーサンスポよりーー


 12月1日(木)

 今年のもう12月。人と話していて、「権利を行使しないと、それは権利を持っていないのと一緒だ」という事を言っていた。それで、思い出したのが、ロナウジーニョの言葉だ。「神はすべての人に贈り物を与える。ある者には書き手としての能力を、またある者にはダンスの才能を。この与えられた力を、僕は最大限に使わせてもらっているだけなんだ。とにかく夢が現実になった気分だ」

 僕は自分の持っている才能を最大限に生かしているのか?もし生かしていないのであれば、それは、才能を持っていないのと同じ事じゃないかと。考えてしまう。

 「今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(自由国民社主催)に武部勤・自民党幹事長の「小泉劇場」と、堀江貴文・ライブドア社長がニッポン放送株問題で連発した「想定内(外)」が選ばれ、1日、東京都内で表彰式が行われた。同賞は昨年12月から今年11月にかけて生まれた新語や流行語の「発生源」を表彰する。
 「小泉劇場のプロデューサー兼演出家」として衆院選で自民大勝に導いた武部幹事長は「小泉劇場を小泉オペラにまで盛り上げていきたい」と喜びの言葉を述べた。一方、衆院選に出馬して、小泉劇場で自ら「刺客」も演じた堀江社長は「まさかこんな言葉が選ばれるとは。私にとって想定外」と笑いを誘った。
 新語・流行語に選ばれたトップテンは以下の通り。(大賞を除く)
 クールビズ(小池百合子環境相)▽刺客(受賞候補者辞退のため受賞者なし)▽ちょいモテオヤジ(中年男性向け雑誌「LEON」の岸田一郎編集長)▽フォーー!(レイザーラモンHGさん)▽富裕層(すみしんウエルスパートナーズの田中嘉一社長)▽ブログ(ブログ本「鬼嫁日記」作者のカズマさん)▽ボビーマジック(プロ野球千葉ロッテのボビー・バレンタイン監督とサブロー、今江敏晃両選手)▽萌え〜(東京・秋葉原のメイドカフェ「完全メイド宣言」グループ)」 ーー毎日新聞よりーー

 今の自分の状況は想定外だ。反省の師走だ。


 12月2日(金)

 広島で段ボールの中に入った少女の殺人事件で逮捕されたペルー人、フアン・カルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)が女児殺害を認める供述を始めたことを接見した弁護士が明らかにした。「弁護士によると、ピサロ容疑者は「女の子に謝りたい。反省している。両親におわびしたい」と話している。
 女児に「オーラ」と声を掛け、名前を尋ねると、答えたが、初めて聞いた名前だったため、覚えていない。
 殺害場所は、自宅アパートの階段上り口付近で、部屋には女児を入れていないと主張。遺体の入った段ボール箱を空き地に置いたと認めたが、発見現場ではないとの認識を示した。ランドセルは自転車に乗って運び、駅の近くに置いたという。さらに「殺すつもりはなかったが、悪魔が入ってきた。否認も悪魔が言った」「首を絞めた自覚はない。声を掛け、次に横たわっているのを見るまで、何が起きたか分からない」としている。」 ーー時事通信よりーー

 NHK紅白歌合戦の出場メンバーが決まった。松任谷由実などが初出場する。イチローが来年行われる「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の出場を受諾したと1日付のシアトル・タイムズ(電子版)が報じた。


 12月4日(日)

 この前、買ってきた岡部幸雄全史といえる、『馬と歩んだ日々』(全3巻)をようやく観た。一芸を極めた男は、その芸の世界を楽しめるし、発見など、日々を新鮮に過ごせていたようだ。1頭の馬の骨折に涙し、1頭の馬の勝利に感激しと、そうやって前人未踏の2943勝を積み重ねてきた。仕事で行けなかったが、3月20日の引退式の模様も納められている。重要なレースがないのに、関東は勿論、関西からも武豊を始め有名騎手が岡部の引退式に出るために駆けつけた。競馬ファンは絶対的な信頼を寄せる岡部幸雄。彼の馬への情熱はこうやって養われ、作られていったのだというのがこのDVDを観れば良く解る。岡部にあって、武豊にない物は、何なのかを・・・。それも、ここにある。


 12月5日(月)

 宮里藍は、プロ・スポーツ選手として世界を目指すための大事な物を持っている二十歳の選手だ。技術も意識も向上心も世界から吸収しようとしている。彼女の今回の挑戦は、素晴らしい結果をもたらした。

「女子プロゴルフツアーの来季出場権を懸けた最終予選会は4日、当地のLPGAインターナショナルのレジェンズコース(パー72)で最終ラウンドを行い、首位を独走してきた宮里藍が4バーディー、4ボギーの72で回り、通算17アンダーの343でトップ通過した。最終予選会が5日間になった昨年にポーラ・クリーマー(米国)が記録した通算11アンダーを大きく上回り、2位に同予選会最大の12打差をつけた。」「女子ゴルフの宮里藍が4日まで行われた米女子ツアー最終予選会(米フロリダ州)を突破した。来季からあこがれの米国でプレーすることになり「チャンスがあれば勝ちたい」と意欲満々だ。2位に大差をつけてのトップ通過で、米ツアー本格参戦への注目度も増す一方。1981年の最終予選会でトップ通過した森口祐子は「夢実現へのスタート。自分で取った切符を持って、走り続けてほしい」と激励の言葉を贈った。日本ツアーへの影響も気になるところだが、日本女子プロゴルフ協会の樋口久子会長は「大変な快挙。米ツアー優勝の予感がする」と期待を込めて高く評価した。」 ーーサンスポよりーー

 「本当に長い5日間を終えて、とにかくホッとしている。期末テストを終えたような感じの達成感でいっぱい。自分の夢に一歩近づいた」 「「きょうはショットがうまくいかなくて、最後はパットまでおかしくなった」と、後半は16番、18番でともにわずか1メートルのパーパットを外すなどスコアを崩し、今週の目標にしていた連日の2アンダーには届かなかった。」「未体験ゾーンの5日目は、「日本女子版タイガー・ウッズ」と評した地元紙『デイトナビーチ・ニュース・ジャーナル』の報道を受け、予選会としては異例の50人を超えるギャラリーを引き連れてのプレーだった。」

「「きょうはショットがうまくいかなくて、最後はパットまでおかしくなった」と、後半は16番、18番でともにわずか1メートルのパーパットを外すなどスコアを崩し、今週の目標にしていた連日の2アンダーには届かなかった。腰痛防止のテーピングを施し、気力を振り絞っての全力プレー。「スタート前から通算20アンダーを目標にしていた。そのプレッシャーを乗り越えられずに、しょーもないボギーを打って…。レギュラーツアーでは4日間で20アンダーを超えるスコアがバンバン出る。本当に厳しいと思う」それだけに、トップ合格にも、「込み上げてくるもの? 全米女子オープンの優勝じゃないから。やっとスタートラインに立ったところで、これは通過点。ここから先がもっと長い」と有頂天にならず、まずは反省が口をついた。だが、男子ゴルフの会場からニューヨーク・タイムズの記者が駆けつけるほどの注目を集めた12打差のぶっち切り突破。

中学時代の『世界ジュニア』出場以来、目標にしてきた“夢の入り口”に胸を張って立てる。「大きなこと(トップ合格)を言って、本当にできたので、今年最大の目標を乗り越えたことは自分でほめたい。収穫の多い1週間で、この結果は絶対、今後の自信になる。今回と同じようにプレーできれば絶対に優勝争いに絡める」実感がわくに従い、ようやく笑顔になった。日本ツアーで高校生優勝を果たし、一躍注目を集めた女の子が、自ら「怖いぐらい順調」と言うほど、次々に目標をクリアし、また階段を一つ登った。早くも照準は次の目標に向かう。「アニカ(ソレンスタム)はルーキーイヤーで勝つのは難しいと言っていたけど、ポーラ(クリーマー)はやってのけた。私も優勝を目指していきたい」今回の活躍で宮里を「アイちゃん」と呼ぶようになった外国人記者のひとりは、「とても難しいと思うけど、アイちゃんは来季、1勝か2勝できるかもしれない」と、宮里の力を高く評価していた。」 ーー夕刊フジよりーー

 物凄いことだ。サッカーの中田英寿も高校の頃から世界を目指して自分に厳しくサッカーに取り組んできた。鬼のようになっていった。自分の世界に入っていく人はそういう人間だ。宮里藍も、上手くなりたいと一生懸命だ。イチローや松井秀喜、野茂英雄もそうだ。世界を目指し活躍する人には技術以外に大切な物を持っているようだ。

 闘牛の会への参加確認などの為に、MEGUさんにTELした。シーラさん、カエルさんの分と広島のToshiさんの参加確認を足立さんに連絡。TAKEさんと鈴鹿のHamaさんの確認も取れた。


 12月6日(火)

 日曜日の阪神ジュベナイルフィリーズは、大波乱になった。2歳牝馬は本当に当てにならない。1番人気なんて屁のような物。良馬場発表だったが雷鳴が鳴り大粒の雨が降る中でテイエムプリキュアがシークレットコードを差し切って優勝した。250万円で買われた馬のGT勝利。鞍上は熊沢重文。91年有馬記念のメジロマックイーンを内からレコードで差して、「あっと驚くダイユウサク!」とアナウンサーが叫んで単勝万馬券を出した、「穴の熊沢」本領発揮の会心のレース。14年ぶりのGT制覇。横山典弘、松永幹夫の同期生。ゴール後左手薬指の結婚指輪にキスをして新妻にGT勝利を捧げた。

 熊ちゃんの愛称で知られる彼は、今は珍しくなった障害レースにも乗る騎手。前出の2人のように花形ではないが地道に歩いてきた。連勝無敗でも8番人気の低評価。レース後は、会心の笑みだった。熊ちゃんまた有馬で大暴れしたりして。まさかね。武豊のアルーリングボイスが1番人気。14着惨敗に敗因が判らないとのコメント。そういう風に馬の分析が出来ないのよね君は。

 「自分との戦いになったとき、自分の世界に入り込めたり入れなかったりする。これが欠けている部分」と宮里藍はいう。こういう風に冷静に自分を分析し、そこを補おうとする意識があることが彼女の良さだ。凄い選手だ。尊敬に値する。


 12月8日(木)

 ようやく闘牛の会用のビデオの編集が終わった。10年間を振り返るビデオ。入れたい物が色々あったが、時間の関係で入れれない物が沢山ある。でも、TVの放送じゃあるまいし全てを入れるのは無理な話で、そういう編集ではない。出来るだけインパクトがあり、面白く、良い仕事をしている所をまとめた。本当、ビデオには出ていないが入れたい闘牛士が入っていないのは、時間の問題。決められた時間の中では、仕方ない。それでも、闘牛の凄さや面白さが判るように編集したつもりだ。時間がもう少しあればと、どうしても思うが、あればあったで余計な物まで入ってくると思うしこれくらいで丁度良いのかも知れない。


 12月9日(金)

 闘牛の会用の原稿の催促があり書き上げて送った。ギリギリにならないとやらない悪い癖。一昨日までは、12月は原稿なしと勝手に決めていたのにエンジンが掛かるとディープインパクトのように走り出す自分がいた。自分で自分が分からない。後は、闘牛の会用ビデオなどの用意をして競馬予想。そして、NHKのテキストを読もう。

 今ネットを観ていて重要なことが判った。今夏NHKハイビジョンで放送された『山田風太郎が見た日本 未公開日記が語る戦後60年』を明日10日にNHK教育TVで22:00〜23:30まで放送される。そして、来年1月NHK教育TV、『知るを楽しむ 私のこだわり人物伝』(火曜日)に山田風太郎が取り上げられる。担当は仏文学者の鹿島茂。

 雨の降る寒い中、地元ボゴタ(コロンビア)でセサル・リンコンがグラン・ファエナをしてプエルタ・グランデした。

 11月26日の結果。 キト(エクアドル)。ウセダ・レアル、ファンディ、耳なし。エドゥアルド・ガジョ、耳1枚。

 27日の結果。 メキシコ。カステージャ、耳1枚(ファエナの最中に観客はインドゥルトを要求した)。イグナシオ・ガリバイ、耳なし。ホセ・ルイス・アンヘリノ、耳1枚が2回。 キト(エクアドル)。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳1枚。闘牛士、ルイス・ミゲル、ニーニョ・デ・ラ・カペア、耳1枚。エドゥガール・ペーニャエレラ、耳なし。ビクトル・メンデス、強い耳要求で場内1周。カルロス・ジャネス、耳なし。

 30日の結果。 キト(エクアドル)。ギジェルモ・アルバン、カステージャ、エル・カペア、耳1枚。

 12月1日の結果。 キト(エクアドル)。ポンセ、場内1周、耳1枚と強いもう1枚要求。モランテ、口笛、凄い罵声。クルス・オルドニェス、耳1枚。

 3日の結果。 キト(エクアドル)。アントニオ・カンパナ、耳なし。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳1枚と強いもう1枚要求。セラフィン・マリン、耳なし。

 4日の結果。 メキシコ。ホルヘ・グティエレス、ポンセ、ホセ・マウリシオ、耳なし。 キト(エクアドル)。フリ、耳2枚。ギジェルモ・アルバン、耳1枚、耳2枚。サルバドール・ベガ、耳1枚。 メリダ(メキシコ)。ラファエル・オルテガ、場内1周。ファンディ、場内1周。 モンテレイ(メキシコ)。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、エドゥアルド・クエバス、場内1周、闘牛士、エロイ・カバソス、耳2枚。マノロ・アルサ、耳なし。エンリケ・ガルサ、耳2枚と尻尾1つ。ファン・バウティスタ、耳2枚と尻尾1つ。アレハンドロ・アマジャ、耳1枚。

 6日の結果。 キト(エクアドル)。ハビエル・コンデ、口笛、場内1周。カステージャ、耳2枚。クルス・オルドニェス、耳1枚。

 8日の結果。 ボゴタ(コロンビア)。セサル・リンコン、耳2枚。フリ、耳1枚。 ブカラマンガ(コロンビア)。セバスティアン・バルガス、エンカボ、耳なし。フェレーラ、耳1枚が2回。


 12月11日(日)

 昨日、闘牛の会があった。寝方が悪かったせいか体調不良で頭痛がした。朝WINSへ行って有馬記念の入場券を買って馬券も買ったが、馬券の方は惨敗に近い結果だった。余計、頭が痛くなる。門前仲町へ向かう電車の中で東スポの清水成駿の記事を読む。朝日杯の予想は、本命は確信のフサイチリシャール。ジャリスコライトは、前走2度の不利を克服してキレ勝負で勝っているが、翌日の未勝利より0秒5も劣り、上がりにしてもレースの上がり33秒8の中での33秒3ではないかと、切り捨てている。リシャールは、前走タイムが1分46秒9のレコードで、97年キングヘイロー(後のダービー馬)を1秒1上回っていることと、自分でレースを作ってのレコードを評価している。

 まさに、自分の中で核心を突かれたような思いがした。何故なら、俺の本命は清水が切ったジャリスコライトだったからだ。どうなるかは今の時点では判らないが、予想としては、清水が正しいと思った。思い入れを排除して予想を立てようとしても、やっぱり、思い入れが入ってしまうのだ。記事を読んで反省せざるを得なかった。東西線の車中で、隣の女がこっちを観ているので、何だと、思っていたら、「斎藤さん」と声を掛けられる。何とカエルさんだった。そのまま、例の耐震強度偽装事件の話をした。彼女は、1級建築士だから話が面白かった。

 闘牛の会は、足立さんが準備万端で、吉沢さんなども手伝って出来ていた。後はワインの栓を抜くだけ。講談、「ドン・キホーテ」を田辺一凛さんがやった。こういう事が出来るのは、荻内先生だからこそ。スペイン大使館でやった朗読会の時に、一凛さんの後に出てきた俳優が、「実にやりにくいです」とつぶやいたのを思い出す。それは、俳優としてのプライドとかそういう物ではなく、正直な気持ちだったと思う。そういう俳優としての感性は逆に素晴らしいと思った。その次に出てきたねじめ正一にはそういう感性はなかった。

 その後、それぞれに話が弾んだようだった。始めてきたチリの日系3世、カエルさんの友人のフランス人など色々。最後に、「この10年で心に残る闘牛」のビデオを流した。あっという間の40分だったと、広島から奥さんと一緒にわざわざ来たToshiさんが言っていた。例年以上に、みんながビデオに釘付けになっていたようだったので、編集は成功だったと思う。


 12月12日(月)

 久々に銀座で映画を観る。シネスイッチ銀座でやっている<松竹110周年祭 日本の美がここにある>の中から、山田洋次監督の『下町の太陽』(1963年白黒作品)。主演は同名のヒット曲を歌った倍賞千恵子。当時の向島辺りの下町の平凡な生活を描いている。確か山田洋次の第1回監督作品で主演が倍賞千恵子というのは何とも因縁深い気がする。『寅さん』シリーズで妹、さくらを演じるのが彼女だからだ。映画の彼女は若い。平凡で幸せな生活に憧れ恋人と一緒に結婚したいと思っているが、彼から「黙って俺に付いてくれば良いんだ」という言葉とその背景に疑問を持ち結婚を断る。一方、不良ぽいが真面目に働く青年に交際を迫られる。

 作品中で、子どもを交通事故で亡くして頭がおかしくなった老人が近所を歩き回り、警笛を吹いて交通整理のまねごとをしていたり、息子は来ていないかと尋ね歩いたりする。また、左卜全もとぼけた役を演じ、父親は頑固親父だが、涙もろい、落語の登場人物のようだ。おそらく『下町の太陽』がヒットしたから出来た映画だろうがアイドル映画と違う描き方だ。思えば小津安二郎も平凡な日常を描き続けた。俺には退屈すぎて面白いとは思わなかったが。それでも思うのは今の映画は、こういう平凡な日常を描くことはない。おそらく、観客がそれを望まなくなったからだろう。

 これだけ、日常の中で異常な事件が続くような世の中では、個々人の中に日常生活感覚が希薄になっているかのような気がする。人とのコミュニケーションを正常に取れなくなっているからではないかと思う。TVゲームやPCでインターネット、携帯でメールとかばかりやっていると、生身の人間関係が正常に作用しなくなってきている。土曜日京都で起きた塾講師が小学生の生徒を刺殺した事件などはそういう状況を表しているのだろう。本来上位の立場に人間が関係性が上手くいかなくなると相手の存在を排除しようとする。排除は塾講師にとって殺害を意味するという、単純な方程式だが頭の中に浮かぶようだ。未来や将来よりも、今の苦痛を取り除くことの方が、重要と言うよりも自分の精神が耐えられないというのは何とも、発育不足の脳細胞なのだろう。挨拶すら出来ない人には、現実は見えてこないのかも知れない。本当に怖い社会になっている。

 来年のバレンシアのファジャス(火祭り)のカルテル情報がネットに出た。


 12月13日(火)

 信じられないことだが、ホセ・トマスが復帰する。アントニオ・コルバチョが言っているのだから間違いないことだ。アントニオ・コルバチョは、ホセ・トマスに闘牛のやり方を叩き込んだ初代アポデラード。アポデラードが、サンティアゴ・ロペスになっても、エンリケ・マルティン・アランスになっても、その信頼は変わらなかった。僕は下山さんと今年のセビージャのフェリア・デ・アブリルで出会い、サン・イシドロですれ違い、アランフェスで隣の席で闘牛を一緒に観た。セビージャでは、三島由紀夫の本を読んで深い感銘を受けたと言っていた。闘牛士は、サムライでなければならない、と言う考えが彼の中にはあるようだった。

 勿論、ホセ・トマスは、闘牛場で異様なまでの勇気と、尋常じゃないクルサードとアグアンタールで観客を熱狂させ、恐怖させた。その闘牛は、まさに現在のサムライを思わせる戦いぶりだった。そのホセ・トマスが戻ってくる。バレンシアのカルテル情報が入ってきたが、どこから復帰するのか、本当に注目だ。


 12月15日(木)

 耐震偽装事件で姉歯1級建築士の証人喚問などが昨日行われた。「これ以上できません」というのは、違法建築を意味しているので、向こうはそのことを知っていたはずだ、と言った。一方、篠塚明は、鉄筋を減らせと言ったがそれはあくまで法を守った上での経済的な事を言ったまでだと言った。違法であると言うことは、明言したかという質問について、姉歯1級建築士は、それは言っていませんがそう言う意味です、と言っていた。

 風太郎は、『山田風太郎が見た日本 未公開日記が語る戦後60年』の中でやった日記の中で、日本人の無責任さについて言っていたが、誰も責任を取ろうとしない日本人の体質があると絶望し、怒っていた。それは、言葉を明確に限定して言わないで、会話する事から来ていないかと思ってしまう。それで、言葉が通じてしまうと全てにおいて思っている節があるのだ。友人、恋人、夫婦の間においてもおおむね大差はないだろう。

 11日の結果。 メキシコ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ロドリゴ・サントス、耳なし。闘牛士、フィニート、口笛。ウンベルト・フロレス、ファンディ、耳なし。 バレンシア(ベネズエラ)。ファン・デ・ラ・クルス、ギジェルモ・アルバン、耳2枚。マルク・セラノ、耳1枚が2回。 レオン(メキシコ)。エロイ・カバソス、耳1枚。ラファエル・オルテガ、耳2枚。アレハンドロ・アマジャ、耳1枚。 トバラ(アルバセーテ)。サンチェス・バラ、耳1枚、耳2枚。アブラアム・バラガン、トマス・プレシアド、耳1枚。


 12月16日(金)

 オリックス前監督の仰木彬が死んだ。球界の関係者は哀悼の意を表した。イチローは、気持ちの整理が付かないほど深い悲しみに包まれているそうだ。僕はプロ野球ファンを辞めてしまったが、球界にとっては大事な人を失ったと思う。

 今日はTVで、本田美奈子の哀悼番組やフィギュア・スケートのグランド・ファイナルが行われた。哀悼番組の方は、今までの彼女の歴史など歌を流すのかと思っていたら裏切られた様な番組だった。殆どが闘病生活のことだった。フィギュア・スケートのグランド・ファイナルは、何とショート・プログラムで浅田真央が1位になった。ノーミスだった中野友加里は採点結果に不満を漏らした。何故ならミスをした安藤美姫が自分より上の3位につけたのもあるからだ。自分の採点を観てガッカリした表情が印象的だった。一方、浅田真央は緊張したと言っていたが、それでいてアッケラカンと言うか天真爛漫。物凄い15歳だ。


 12月17日(土)

 耐震偽装事件で国会の証人喚問で篠塚明が提出した書類についての鉄筋量が、少ない建物が多くあることが判り、騒ぎになっている。相当な部分で木村建設東京支社長篠塚明と総研の指示で行われたようだ。

 オリックス前監督の仰木彬の死に対して球界からだけじゃなく、震災後に、「がんばろう神戸」を合い言葉に優勝し神戸市民に勇気を与えた。そういう人たちの1人1人の中に仰木彬の残像がの焼き付いて生きているのだ。


 12月19日(月)

 信汗(しんかん)不乱。好きなことで汗を流してその汗を信じ、他の事に気をとられないこと。仰木彬の座右の銘である。フィギュア・スケートのグランド・ファイナルで浅田真央が優勝した。まさに信汗不乱に飛んで舞った。女王スルツカヤを相手に堂々と、そして、いとも簡単にノーミスでしかもノビノビと演技をしていた。驚異的な15歳だ。新聞には、天才という文字が綴られている。

 土日は第1級の寒波がやってきて大雪が降ったところが多かった。東京は強風が吹き寒かった。こんな天気だからまぎれが大きいと思って馬券は買わなかった。中京競馬場は8Rを終えて降雪のために中止になった。東西の重賞は共に牝馬のレース。こういう日の牝馬は特に当てにならない。案の定2歳牝馬のフェアリーステークスは1番人気のエンシンアモーレが転けて波乱になった。阪神牝馬ステークスは、こちらも1番人気のラインクラフトは逃げて直線失速。4コーナーで先頭に並びかけたアドマイヤグルーヴが引退レースを優勝で飾った。ラインクラフトは逃げてしまった展開と斤量、秋の連戦の疲れが出たのか精彩を欠いた。

 さっ、来週はいよいよ総決算、有馬記念。ゼンノロブロイとディープインパクトの対決で盛り上がるだろう。が、何が来るかは判らない。こんな天気が続けば大波乱になるかも知れないし・・・。


 12月21日(水)

 疲れていて何も出来ずに寝てしまった。昨日、耐震偽装事件で全国で100ヶ所以上に、500人以上の捜査員が建築基準法違反の容疑で一斉捜査を行った。


 12月22日(木)

 本屋に行ってTVガイドを買った。そしたら、注文していた、『PLAYBOY』9月号のボブ・ディラン特集もあったので取ってきた。家には、Amazonから届いたユニバーサルから出ているスパー・ショック・プライス、シリーズの中からボブ・マーリーの『レジェンド』と、ジミ・ヘンドリックスの『ブルー・ワイルド・エンジェル〜ワイト島のジミ・ヘンドリックス』が届いた。まず、DVDの整理をしてTVガイドを見て近日の予約を入れて、HDDに入れていた物をDVD-RWに移してDVDのHDDの容量を増やして、PCではモンタレー・ポップ・フェスティバルのジャニスとザ・フーとジミ・ヘンドリックスを観た。

 それから、ボブ・マーリーの『レジェンド』に付いているDVDを観た。このシリーズはCD2枚とDVDのおまけが付いている超お買い得品。ユニバーサルもやるもんだ。考えてみれば、ジミ・ヘンドリックスもボブ・マーリーもイギリスで火が点いた。この個性は誰も真似が出来ないウニコな物だ。僕が今まで観たコンサートの中で最高の物はボブ・ディランではない。勿論、素晴らしかったが、1番興奮したのがボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのコンサートだった。目をつぶって踊ったりしながら観客がレゲイのリズムに引き込まれていく様は魔法を観るようだった。こんな偉大な音楽がアーティストがいるのかと尊敬と崇拝の気持ちで物凄く興奮していたのを覚えている。DVDを観るとあの興奮がよみがえってくるようだ。

 ボブ・マーリーは来日してから直ぐに死んだ。あの時はショックだったが、麻薬をやっているいるので元々最後の来日だろうと思っていたので、あのコンサートが観れたことが宝物になった。中野サンプラザの興奮は生涯忘れられない物の1つだ。

 所で有馬記念の枠順が決まった。新聞をコンビニに買いに行ったら枠順が載っているB版はなくA版しか置いていなくてキオスクに行ったが同じだったので、買うのを諦めた。ネットに出ているので判るのだが、やっぱり新聞を見ないとダメだ。展開を左右するタップダンスシチーが5枠9番。コスモバルクが2枠4番。ゼンノロブロイが2枠3番。ディープインパクトが3枠6番。ヘヴンリーロマンスが4枠7番。ハーツクライが5枠10番。リンカーンが7枠14番。デルタブルースが8枠15番。


 12月23日(金)

 今日からシアター・イメージフォーラム、シアターN渋谷、吉祥寺バウスシアターで、マーチン・スコセッシ監督のボブ・ディランの映画『ノー・ディレクション・ホーム』が劇場公開される。有馬が終わったら行こうと思う。

 偏西風が蛇行してそれが入れ替わり下りてきたり上がったりするのが例年の冬だが、今年は三波型になって長期に渡って停滞して寒さが続くという。長ければ来年の1月いっぱいこのまま寒いという。栗東には雪が降り、急遽ディープインパクトは水曜追い切りを行った。デキは素晴らしいようだ。他の馬も仕上がりは良い。天気も寒いが雨や雪の予報ではない。ミゲル・アンヘル・ペレラは、今日右足の手術をするようだ。


 12月24日(土)

 夕方、混み合っているケーキ屋に行ってショートケーキを買ってきて夕食を食べケーキを食べた。TVでは、女子フィギュア・スケートSPをやっていた。来るかなと待っていたらAmazonからDVDが届いた。『ボブ・ディランの頭のなか』(MASKED AND ANONYMOUS)をそのまま観る。ディランは爺になっている。ジェシカ・ラングも婆になっている。映画の中の、『I 'll Remenber You 』がこんなに浸みてくるのかと驚いた。

 これから、白菜の漬け物とチーズを摘んで酒でも飲んで、新聞読んで有馬の事を頭に入れようと思う。


 12月25日(日)

 今日は僕にとって、クリスマスではなく有馬記念当日である。中山競馬場へ行ってきた。1番期待していた、ゼンノロブロイはパドックで今まで見たことがない非道い状態だったので買わなかった。調教のやり過ぎか、歩様が悪かったのだ。馬体重はプラス12キロだったが雪が降る天気が続いたので、調教量自体が8本も追っているので気にならなかった。良い状態に見えたのは、コスモバルク、タップダンスシチー、ハーツクライ、リンカーン、デルタブルースだった。タップは逃げても捕まると思ったので買わず、ハーツは前脚の捌きが外に向くのが気になって蹴ることにした。ディープインパクトは、そんなに悪くはなかったが、周回を続けているときに後ろ脚が前脚にぶつかり蹄鉄が鳴る音が聞こえていた。踏み込みは前脚の着地点より後ろ脚の方が深くなっているがバランスが悪いのだ。負けもあるような予感がした。

 レースは、タップが逃げてハーツが3番手、その後ろに折り合ってバルク、リンカーン。ゼンノとデルタは少し後ろ過ぎで、ディープは最後方から行った。向正面からディープが上がって行ったので早いと思った。バルクが良い感じでレースを進めていた。4コーナーから直線に入ったところでタップの外からバルクが並びかけるとドキドキした。その後ろからハーツとリンカーンが上がってきて大外からディープが上がってきた。ハーツに閉められる様な感じでリンカーンに馬体が当たり不利を受けた。あれがなければ2着はあったかも知れない。結果は、ハーツクライ優勝、2着ディープインパクト、3着リンカーン、4着コスモバルク、5着コイントス。ゼンノもデルタも良いところなし。デルタのペリエは乗り方を間違えた。本来ならハーツとデルタの位置取りは逆だろう。

 武豊は敗因が判らないと言っている。こう言うところが本当にダメなとこ。岡部とは競馬に対する意識、レベルが全く違うのだろう。今日上手く乗ったのは、バルクの五十嵐とリンカーンの横山典弘。でも1番上手く乗ったのは、ハーツのルメールだった。賞賛に値する騎乗だった。それにしてもディープインパクトはJCをパスして有馬1本に絞って出走したのにこの結果は、来年の競馬の基準馬がないという状況を表していると感じた。嬉しかったのは、バルクの復活だった。しっかり折り合ったレースぶりに、やっぱり五十嵐との相性の良さを感じた。

 「君を忘れないよ 他の全てを忘れてしまったとしても 君だけが僕の真実だった 君こそが僕の最高の人だった あきらめかけた時も君は心の底まで来てくれる 僕が知る誰よりも素早く 誰にも知られず独りぼっちになっても 君を忘れないよ
 君を忘れないよ 旅路の果てでも やり残したことはたくさんあったのに 失敗しているヒマはほとんどなかった 決して忘れられない人たちがいる 一度か二度しか会わなくても バラが色あせ僕が人に忘れられても 君を忘れないよ
 僕は君を愛そうとしなかったかい? 君を気遣おうともしなかったかい? 君のそばで眠ることも涙を流さなかったかい? 雨が君の髪を濡らしてたときに
 君を忘れないよ 針葉樹を 風が通りぬけても 頼れるのは君だった 僕を理解してくれたのも君だった 君が僕に望んでいたように 僕がやったことは決して言わないけれど でも 僕の大切な友よ 君を忘れないよ」 ーーボブ・ディラン 『I 'll Remenber You 』よりーー

 「俺はずっと一介のシンガーだった。物事の意味を知るだけでなく、何が無意味か知ることも必要だ。愛する人の能力を知ることに何の意味がある?物事は壊れやすい。規則や法律は特にそうだ。世の中の姿は我々の姿そのものだ。一見美しく見える光景も、高みからは、略奪や殺人に見えるだろう。真実と美は、見る者によって異なる。俺はとっくに答え探しをやめた」と、詩のようなディランの台詞で終わる。 それから『風に吹かれて』が流れる。「友よ。答えは、風の中に舞っている」と繰り返される名曲がエンディングに流れるのだ。『ボブ・ディランの頭のなか』(MASKED AND ANONYMOUS)は、ディランらしい映画だった。


 12月27日(火)

 岡部幸雄が紀伊國屋ホールでの講演会で、ディープインパクトとシンボリルドルフ、どっちが強いですか?と言う質問に対して、即答で、「それは勿論、ルドルフ方が強いです」と断言していたことを思い出す。ディープインパクトは、三冠を取ったが気性が子ども。有馬のパドックでもハミの処を何度も舌を出し入れして遊んでいた。体の方は、弥生賞以来観たが、こっちの方は春に比べて大人になっていた。特に後ろ脚、飛節の揺らつきがなくなっていた。

 厩舎サイドでは、厩務員や調教助手などが色々な努力を積み重ねて菊花賞や古馬と戦う準備に取り組んでいた。ルドルフは、菊花賞後中1周でJCに行き3着。そして、有馬でJCを勝ったカツラギエースを破って4冠を取った。ディープインパクトは、JCをパスして2ヶ月の準備をして有馬1本に絞って4冠目を目指したが負けた。史上最高を信じていたファンは敗戦に涙したようだが、競馬なんてこんなものだ。武豊は一体どういう風にディープインパクトに関わってきたのだろうか?少なくとも外側から観ていると、岡部幸雄がシンボリルドルフに関わってきたような関わり方はしていないように思う。

 僕の周りの競馬ファンは、ディープインパクトに対しては相当厳しい見方をしている。ディープとルドルフじゃルドルフの方が上じゃん、と、断言している。岡部が講演会で言った同じことを有馬後に言っているのだ。2歳や3歳春でやんちゃな馬は可愛いし魅力を感じる。それは、今後成長するであろう未来を感じるからこそ、そう思うのであって、そのまま終わる馬も多い。ジャングルポケットもGTを2勝したが最後までやんちゃな部分が抜けなくて大成できなかった。ディープインパクトは、その狭間に立っているような気がする。これまでの馬への扱いや、調教、訓馳、レースでの教育がこれからの結果に出てくるのだと思う。どうなるかは、来年解ると思う。そう簡単な事ではないような気がする。


 12月28日(水)

 吉祥寺で、マーチン・スコセッシ監督のボブ・ディランの映画『ノー・ディレクション・ホーム』を観てきた。凄い映画だ。観ていて体が熱くなった。210分の映画なのにどの場面においても飽きることがない興奮に包まれている。当時のアメリカの音楽や社会状況まで判るし、ディランが何を聴いてきたかが分かる。映画の冒頭、『ライク・ア・ローリング・ストーン』が大音響で響く。そのサビの部分は「独りぼっちでいるってどんな気分だい?家に帰る道しるべもなく、転がる石みたいでいるっているのは」の所の「ノー・ディレクション・ホーム」から映画のタイトルを取っている。

 映画は昔の映像を編集して使っているが、その他に非常に重要なことは、ディラン自身への10時間に及ぶインタビュー(ディランの26年来の友人ジェフ・ローゼンが行った)を敢行してディランから面白い話を聞き出している。ミネソタ州ヒビングで育ったディランがある日、家にあったターンテーブル付きのラジオを見つけ、それに乗っていたビル・モンローを聴きそれから、ラジオで色んな曲を聴いて外の世界に興味を持つ。自分はこの家に生まれる人間ではなかった。自分の帰る家を探して街の外に出る。俺は、ずっと家にたどりつこうとしてきただけだ。と、言う。監督のマーチン・スコセッシは、この言葉に胸を打たれたという。

 ウディ・ガスリーを聴きたくてレコード・コレクターの所へ行って聴き、それでも足りなくて盗んで来る話や、曲は1,2回聴けば覚えたと言う話など初めて聞く話だった。また、デビューアルバムに入っている『朝日のあたる家』のコード進行をデイヴ・ヴァン・ロンクから借用した話、当時フォークロア・センターを訪ねていたと言う事実にも驚いた。アル・クーパーが何故、『ライク・ア・ローリング・ストーン』のレコーディングに参加できたが、また、オルガンの弾き方を1/8拍子遅らせてわざと弾いていた話、その後ディランとのツアーから何故姿を消したか、その後のバンドメンバーがのちにザ・バンドになった話など、数えたらきりがないくらい面白い話が一杯ある。

 映画の中でインタビューをされている人も、上記以外では、詩人のアレン・ギンズバーグ、ガスリーの後継者ピート・シガー、プロデューサーのボブ・ジョンストン、ゴスペルのステイプル・シンガーズのメイヴィス・ステイプルズ、勿論ジョーン・バエズ、歌手、マリア・マルダー、セカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』のジャケットに映っている元恋人スージー・ロトロなど多数。

 真珠湾攻撃がきっかけでアメリカが第2次世界大戦に参戦した年でもありチャーリー・パーカーがディジー・ガレスビーに出会った年でもある1941年の5月24日ミネソタ州デュルースに生まれたロバート・アレン・ジンママンがニューヨークへ出てボブ・ディランになり『風に吹かれて』『激しい雨が降る』などのプロテスト・ソングでデビューするまでと、それからフォーク・ロックのサウンドが非難された65年ニューポート・フォーク・フェスティバルまで。初めて観た泣きながら歌った『イッツ・オール・オーバー・ナウ・ベイビー・ブルー』を聴いた。

 ディランの初めての恋人の名前がグロリア・ストーリー。栄光の物語って名前だって言うのには笑った。また、アル・クーパーがケネディーが暗殺されたテキサスでコンサートスケジュールを見てこの批判の中では身の危険を感じて逃げたことなどが語られている。実際殺人予告のようなものがあったようだ。映像は、64年ペネベイカー監督によるディランのドキュメンタリー映画『ドント・ルック・バック』や同監督の翌年のヨーロッパ・ツアーを納めた『イート・ザ・ドキュメント』それと前出の『65年ニューポート・フォーク・フェスティバル』から映画では納められていなかった、『ライク・ア・ローリング・ストーン』や泣きながら歌った『イッツ・オール・オーバー・ナウ・ベイビー・ブルー』が入っている。

 映画を観ていて黙って観ていられない衝動すら感じた。俺もたどりつくべき家を探さなければと思った。


 12月29日(木)

 『ノー・ディレクション・ホーム』を観たら、『ボブ・ディラン自伝』と『ボブ・ディラン・スクラップブック 1956−1966』が読みたくなった。『ノー・ディレクション・ホーム』の中で白い衣装で歌っていたジョーン・バエズは天使のように美しかった。声とその雰囲気が凄い!崇高なビルヘンの様だ。ディランはあれを観て強烈に惹かれ将来のパートナーの予感がしたと、言っていた。これも変な言い方だよな。実際そうなったんだけど。彼女はディランと知り合ってからツアーに同行してホテルで一緒に過ごす。その中の曲作りをするディランに黙ってレコーディングしてその曲をディランがすっかり忘れていて、ラジオでかかったその曲を聴いて良い曲だと誉めていたという。

 ディランは、多くの曲を聴いて学んだのは歌詞やスタイルではなく、リズムや曲を学んでいたと言っている。まさにそれはディランの曲を辿ればその通りなのだ。あらゆるアメリカ音楽がそこから聞き取れるからだ。例えば、『ボブ・ディランの頭のなか』で歌っている『ディキシー』はトラディショナル・ソングの轍を踏んでいて一聴しただけでそれが判るし、実にアメリカ的な歌だ。デビューして割と直ぐに南部を旅するが、それも音楽を吸収するための勉強の場だったと言っている。そういうことが判らない、判ろうとしないディランファンは歌詞が良いとかそう言うことだけを言いすぎる。それではディランの音楽が分からないと思う。


 12月31日(土)

 あっという間に過ぎ去ろうとしている2005年。昨日の夜、青山でTAKEさん、MEGUさん、カエルさんとマドリードから来たアナスタシアさんと飲んだ。ワイワイガヤガヤ馬鹿話に花を咲かせて良い気分転換になった。物凄く混んでいる店で、こういう店が今流行っているのかと思った。女性陣は元気だ。偉いよな。俺もTAKEさんもあそこまで元気はいられない。何か嫌な事件やニュースが多いのが今の時代の気分だからだと思う。株価が1年で40%も上がったので景気は上向きになってきたようだが・・・。でも、街を歩く女の子は昔はみんな元気に見えたが、昨日の帰りに観たら結構暗い顔が多いのに気付いた。


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