断腸亭日常日記 2008年 その7

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
2001年4月19日〜5月3日 5月4日〜5月17日 5月18日〜5月31日 6月1日〜6月11日
6月12日〜6月22日 2002年4月16日から4月30日 5月1日〜5月15日 5月16〜5月31日
6月1日〜6月13日 2003年4月16日〜5月24日 5月25日〜6月10日 6月12日〜6月26日
2004年4月14日〜5月7日 5月8日〜5月31日 6月1日〜6月17日 2005年1月1日〜1月28日
1月29日〜2月25日 2月26日〜3月30日 3月31日〜4月24日 4月25日〜5月22日
5月23日〜6月16日 6月19日〜7月28日 7月29〜8月13日 8月14日〜9月7日
9月8日〜10月7日 10月9日〜11月10日 11月11日〜12月31日 2006年1月2日〜2月9日
2月10日〜3月17日 3月18日〜4月12日 4月13日〜5月6日 5月7日〜5月29日
5月30日〜6月19日 6月22日〜7月22日 7月23日〜8月17日 8月20日〜9月12日
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2月26日〜4月19日 4月20日〜5月19日 5月20日〜6月16日 6月20日〜7月31日
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8月21日〜8月31日

 9月1日(月) 曇 7362

 北京オリンピックでDVDに録画が溜まっていたが、それの整理を初めてダビングや番組を見て削除をしている。『プロフェッショナル 〜仕事の流儀〜』科学者・小池康博「つきつめろ、そして、つきぬけろ」は、冒頭、手塚治虫の鉄腕アトムの原画を見ながら、♪ミミミミファファソ、ソファソラララシドソ、ラソレ、ラソミ…♪とアトムのテーマ曲を歌うところから始まる。子どもの頃アトムに憧れた「心優し、科学の子」は50年後、世界的な科学者になる。彼の専門は光。プラスチックで光りファイバーを作ったり、電子機器のディスプレイの開発でノーベル賞候補に名前をあがるという。

 途中大学のカフェに向かう。そこにあるピアノを弾くためだ。頭の中に浮かんだメロディーを即興で弾く。何処かで聴いた事があるようなメロディだがそれはどうでもいい。茂木健一郎が言っていた、『すべては音楽から生まれる』の本の中の文章が浮かぶ。こういうところが良いなぁと思う。自分の専門じゃないところで息抜きというか、楽しみがあるのが良い仕事が出来る条件のような気がする。

 「結構あるんですよ。200曲くらいあるんですよ。まだねぇ、肝心の論文数がその数を超えられません」と、笑顔で言う。「それは、本業の研究においても変わらない小池のスタイルだ。理屈で考えがちな科学の世界だが、わき上がる直感に従う方が、常識にとらわれず、革新的なものができると、小池は考えている。」 「研究を続けていると、必ず壁にぶち当たる。そんな時、小池には貫く流儀がある。目の前の壁を見るのではなく、研究の原点に立ち返り、根本を見つめなおすこと。たとえ遠回りのように感じられても、それこそが真理にたどり着く最短の道だと信じるからだ。小池はこの流儀を、プラスチック製光ファイバー開発時に味わった、14年に及ぶ挫折の末につかみ取った。さまざまな原因不明の壁が立ちふさがる中、小池は「光とは何か?」という根本的な疑問を持つようになる。それがブレイクスルーにつながり、ノーベル賞級と言われる技術開発を成し遂げたのだ。」 ーーNHK『プロフェッショナル 〜仕事の流儀〜』HPよりーー

 「プロフェッショナルとは、誠実に一歩一歩未来をつくっていく。未来を予測するのではなく未来をつくっていける人がプロフェッショナルだと思います。」と、言う。

 31日の結果。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。フンディ、耳1枚。ディエゴ・ウルディアレス、耳2枚。バウティスタ、耳1枚。 バイヨンヌ(フランス)。ポンセ、耳1枚。エル・シド、ペレラ、耳1枚、耳2枚。 アルカラ・デ・エナレス。パディージャ、耳1枚。エンカボ、耳1枚。コヒーダされて左太腿に20cm、7cm、8cmの角傷を受け手術。重傷。サンチェス・バラ、耳1枚が2回。 アルカサール・デ・サン・ファン。コルドベス、オルドニェス、耳1枚。アニバル・ルイス、耳1枚が2回。 カラオラ。アントニオ・バレラ、耳なし。ファンディ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 クエジャール。ルギジャーノ、レアンドロ、口笛。ホセリージョ、口笛、耳1枚。 メリダ。フィニート、耳2枚。マンサナレス、耳2枚、耳1枚。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。 セプルベダ。ハビエル・ロドリゲス、耳1枚、耳2枚。カナレス・リベラ、耳1枚。アベジャン、耳2枚が2回。 ビジャ・デ・アルバ。セサル・ヒメネス、耳2枚。マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。パコ・ラモン、耳なし。


 9月2日(火) 曇 47188

 福田康夫首相が昨日辞意を表明した。去年の今頃、安倍晋三首相が所信表明演説後の代表質問寸前に辞意を表明しし、2代にわたって自民党は、国家最高決定権を持つ首相の座を、途中で投げ出した。非常に無責任な政治家、政党と言われても仕方がない状況である。こんな驚きを誰も望んではいないのだ。

 「波頭 反省のない日本、よくいえば桜の文化。駄目なら駄目で、潔く散ればよいとする考え方ですね。そのせいか、科学的な分析を嫌う傾向にあります。科学的、倫理的なことに対して、嫌悪感とまで言わなくても、あまり善しとしない感覚が社会全体に強い。負けたことをいつまでもネチネチ言うなんて、女の腐ったみたいな奴だと。失敗は忘れ、体勢を立て直して、ぶつかって行こうというのが日本人は好きです。その潔さの最多雨ものが切腹です。切腹で全ての総括になってしまう。
 論理的であるということはどういうことなのかといえば、原因と結果の間の説得力に尽きます。客観的説得のレベルが高いことを論理的であるというわけです。この原因があり、この結果がある。風邪をひきたくないのなら、暖かい服を着るなり、風邪をひいている人のいる場所に行かないなり、その原因を回避する。それが論理的な思考。
 しかし、日本人は理屈で考えたり、理屈で話すことが嫌いで苦手。「理屈はどうでもいい。おなえら、どうなんだ?」「私やります!」こういうのが好きなんです。やるのかやらないのか、その結果だけを欲しがる。
茂木 腹を切れば全部許してしまうようなところがありますね。
波頭 企業や組織でも、もっと責任を追求すべきなのに辞めてうやむやにする場合と、たいして悪くないのに辞めざるをえないところまで追い込まれてしまうような場合が目立ちます。
 誰もが身の潔白を明らかにしたり、自分の正当性を主張したり、面倒くさいことに対して立ち向かったりするのに疲れてしまっている。
 これもピアプレッシャーの延長なのかも知れないけれど、高い地位にある者をその身内の者たちが、しきりと引きずりおろしたがる。高い地位にある者は、責任論よりも、それにうんざりして辞めてしまうわけです。
 組織の責任を全てトップにある者に問うなら、行政を管轄する次官も大臣も、場合によっては天皇まで射程にするような、非合理的な責任の無限ループになるのは目に見えているのだから、やはり直接的に責任がない者まで辞める必要はない。
 反対に、仮に薬害で100人の死者が出たようなケースで、その責任者が、故意ではないにしても、未必の故意が成立するような状況にある場合、辞めて済むような問題ではないでしょう。むしろ、辞めてしまうことで追及の手が止まってしまう。
 こういうところが日本社会の不健全なところ。不健全というのが言い過ぎなら、論理的でないところ。だから、本当の意味での正義が根付かないのだと思います。」 ーー茂木健一郎、と波頭亮の対談本『日本人の精神と資本主義の倫理』よりーー

 一種の腹切り。辞めてしまうのが潔いとでも思っているのか?そう思っているから無責任な辞意を繰り返す。「力量に限界があった」という石原慎太郎の発言には、説得力がある。なるほどと思う。そういう人材しかいない自民党なら、総選挙で民意に問うべきなのだ。政界で言う、権勢の常道から言えばこの時点で、第2党である民主党に政権を任せるべきなのだ。しかし、権勢の常道などという言葉など、一般的でないので、やはり、総選挙をすべきことだ。

 日本人は、驚いている。そして、世界も驚いている。これが日本的なやり方なのか?そうじゃないと思うのだが…。新聞3紙を買ったが未だ全部読んでいない。TVでは、もう後継者の話になっている。もっと、何故辞めたのかと言うことを、じっくり検証することも必要だと思う。

 11日のバジャドリードのホセ・トマスの切符は、4時間で売り切れた。

 1日の結果。 パレンシア。パディージャ、アビソ3回で罵声。カペア、カルロス・ドジャゲ、耳1枚。 コルメナール・ビエホ。ポンセ、エル・シド、耳なし。左足首捻挫で治療。 イジェスカス。フィニート、耳なし。マンサナレス、耳1枚が2回。ペレラ、耳2枚、耳1枚。 モンティジャ・デル・パランカル。オルドニェス、耳1枚、耳2枚。ファンディ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アンドレス・パラシオス、耳1枚が2回。


 9月3日(水) 曇 8468

 1日福田首相の辞意表明記者会見で、切れた。

 「(問) 一般に、総理の会見が国民には他人事のように聞こえるというふうな話がよく聞かれておりました。今日の退陣会見を聞いても、やはり率直にそのように印象を持つのです。
 安倍総理に引き続く、こういう形での辞め方になったことについて、自民党を中心とする現在の政権に与える影響というものをどんなふうにお考えでしょうか。
(総理) 現在の政権。自民党・公明党政権ですか。
(問) はい。
(総理) それは、順調にいけばいいですよ。これに越したことはないこしたことはない。しかし、私のこの先を見通す、この目の中には、決して順調ではない可能性がある。また、その状況の中で不測の事態に陥ってはいけない。そういうことも考えました。
 他人事のようにというふうにあなたはおっしゃったけれども、私は自分自身を客観的に見ることはできるんです。あなたと違うんです。そういうことも併せ考えていただきたいと思います。
(総理) どうもお世話になりました。 」

 自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。と語気を強めた。違和感を感じる発言だ。そう思えないからだ。語気を強めているのも、冷静でない証拠なので、そのことにも内容との差異を感じるのだ。

 2日の結果。 パレンシア。ポンセ、耳要求。フィニート、耳なし。コルドベス、耳1枚が2回。 コルメナール・ビエホ。アパリシオ、口笛。イバン・ビセンテ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 ダイミエル。ファンディ、耳2枚。ペレラ、耳2枚。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚が2回。


 9月4日(木) 曇のち雨 45127

 自民党総裁戦に向けて、立候補する4人の名前が出て来た。総裁になることは今まで考えたこともありませんと言っていた、与謝野肇がその中にいる。政治というのは面白いモノだ。どうやって化けるが競われる。政界の風見鶏と言われる小池百合子もその中にいる。面白いことをやって今まで注目を集めるのが上手い。TVキャスター出身だからそうなのだが…。慎太郎の息子も名乗りを上げた。そして、本命の麻生太郎。この中で2世議員でないのは、与謝野と小池なのかな?

 ここで消費税率の話が出てくるかどうか、景気対策をどうするのか、財政再建の話と絡めてどうまとめるかが焦点になるのだろうか?

 3日の結果。 パレンシア。オルドニェス、耳1枚。ファンディ、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。コヒーダされて胸部の打撲で呼吸困難を起こし人工呼吸器による蘇生?重傷。 クエジャール。エル・シド、ペレラ、耳1枚が2回。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 メリダ。ハビエル・ソリス、耳1枚。アンベル・ポサダ、耳2枚、耳1枚。ミゲリン・ムリジョ、耳1枚、耳2枚。 ダイミエル。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳2枚、耳1枚。闘牛士、ポンセ、耳1枚、耳2枚。ルイス・ミゲル・バスケス、耳なし。 ホダル。パディージャ、耳2枚、耳1枚。クーロ・ディアス、耳2枚。アルフォンソ・ロメロ、耳1枚が2回。


 9月5日(金) 曇 4383

 「プロフェッショナルとは、誠実に一歩一歩未来をつくっていく。未来を予測するのではなく未来をつくっていける人がプロフェッショナルだと思います。」と、光が専門の科学者・小池康博は言った。彼は未来という希望を語った。まさに光りを語ったのだ。しかし、福田康夫は、首相として希望を見いだすことが出来なかった。政治は、国民や社会に対して「希望」を語らなければならない。語彙が貧弱な人には務まらない。

 「 焦げた手拭いを頬かぶりした中年の女が二人、ぼんやりと路傍に腰を下ろしていた。風が吹いて、しょんぼりした二人に、白い砂塵を吐きかけた。そのとき、女の一人がふと蒼空を仰いで
 「ねえ、・・・・・・また、きっといいこともあるよ」
 と、呟いたのが聞こえた。
 自分の心の中にその一瞬、電流のようなものが流れ過ぎた。
 数十年の生活を一夜にして失った女ではあるまいか。子供でさえ炎に落として来た女ではあるまいか。あの地獄のような阿鼻叫喚を十二時間前に聞いた女ではあるまいか。
 それでも彼女は生きている。また、きっと、いいことがあると、もう信じようとしている。人間は生きてゆく。命の絶えるまで、望みの灯を見つめている。・・・・・・この細々とした女の声は、人間なるものの「人間の賛歌」であった。   」  ーー山田風太郎 『戦中派不戦日記』 よりーー

 昭和20年3月10日東京大空襲でボロボロになった女の、「ねえ、・・・・・・また、きっといいこともあるよ」というつぶやきに、山田風太郎は電流が流れる様な衝撃を受ける。こういう状況でも、人は希望を口にする。福田康夫は、漠然とした「希望」も語ることも出来なかった。

 正式な発表はまだだが(今日発表する予定)、どうやら、オトーニョでペレラがウニコをやるらしい。アニベルサリオでプエルタ・グランデをした余勢を駆って同じラス・ベンタスでウニコをって事。オトーニョの目玉になるが、それほど魅力を感じない。勿論彼は必死で闘牛をやるだろうけど…。どうもウニコの闘牛が嫌いなのだ。あれをやると、ホセリートのように自分の闘牛を乱してしまうような気がする。セサルやホセ・トマスはウニコをやらない。マノ・ア・マノまでなら良いがウニコになると、普段やらないことまで色々やろうとして、牛に合わせて闘牛をするという本来の闘牛士の姿を見失う危険性があるからだ。まっ若気の至りで、ウニコをやって失敗しても良いけど(成功するかも知れないけど…)止めた方が良い。特にラス・ベンタスでは。フィグラがやることではないと思う。セサルも地元のボゴタで1回?やったことがあるが、そういう限定的な形なら解るが、そうじゃなければ避けた方が良い。モランテじゃあるまいし…。

 4日の結果。 パレンシア。エル・シド、カステージャ、アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 メリジャ。フンディ、アパリシオ、耳1枚が2回。ダビ・モラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 トレモリノス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳2枚。闘牛士、ハビエル・コンデ、耳なし。ファンディ、耳1枚。


 9月6日(土) 曇のち雨 45729

 蝉の声はほとんど聞こえなくなってきた。代わりに、秋の夜には虫の声が大きくなってきた。秋の気配を感じつつも、いつ突発的な大雨が降るか判らない状態で、今まさにその大雨が降っている。稲光がなり爆音が響いている。TVでは、税金の話をしている。教育TVでは北京パラリンピック開会式を放送している。税金の話を訊いていると、お金のことばっかり話して気分が悪くなってくる。そういうことを国民みんなで話し合おうというのは良いことだが、数字(データ)に対する不信感があるので、訊いていて判らない。勿論、勉強不足というのが大きいのだが。

 「北京五輪で日本が悲願の金メダルを獲得したソフトボール女子の日本リーグが6日、全国各地で再開し、北海道石狩市スポーツ広場で行われた2試合では日本代表のエース上野由岐子投手(ルネサス高崎)らを一目見ようと、超満員となる約3000人の観衆が詰め掛けた。
 五輪の準決勝から3連投で413球を投げた上野投手はシオノギ製薬戦で先発し、6回無失点の好投で開幕12連勝に貢献した。大会実行委員会によると、6、7日の前売り券4000枚は8月下旬で既に完売。この日は早朝から当日券500枚を求める長蛇の列ができ、試合後は五輪選手のサイン会も実施された。
 上野投手は大盛況に「うれしさとびっくりの両方。ファンに圧倒された」と笑顔で話し、元日本代表主将でもあるルネサス高崎の宇津木麗華監督は「今までの努力が認められ、すごく感動している」と感慨を込めて話した。
 日本協会によると、今後のリーグ戦も各会場で前売り券がほぼ完売という。元米国代表エースで五輪復帰プロジェクトの国際連盟親善大使を務めるミッシェル・スミス投手(豊田自動織機)は「金メダル効果はやはり絶大。日米でソフトボール人気をもっと高め、五輪復帰へ勢いをつけていきたい」と話した。 」 ーースポーツナビよりーー

 5日の結果。 パレンシア。フリ、耳1枚が2回。マンサナレス、耳1枚。ペレラ、耳2枚。 アランフェス。アパリシオ、耳1枚。アントニオ・バレラ、セサル・ヒメネス、耳なし。 エヘア・デ・ロス・カバジェーロス。ポンセ、エル・シド、耳なし。ファンディ、耳2枚が2回。 エル・アラモ。フンディ、耳2枚。フェレーラ、イバン・ガルシア、耳1枚、耳2枚。


 9月7日(日) 曇、夜雨 6764

 ワールド・カップ最終予選の初戦バーレーン戦は、3−0から終了間際に2点を入れられハラハラの勝ち点3。良い薬になればいいけど…。

 6日ソティジョ・デ・ラ・アドゥラダで、セルヒオ・アギラールが、カリキリ牧場の“エレデロ”という名の牛をインドゥルトした。

 6日の結果。 ダックス(フランス)。フリ、耳2枚。バウティスタ、耳1枚が2回。 アルバセーテ。セルヒオ・マルティネス、耳要求。ダビ・モラ、耳要求、耳1枚。 ロンダ。オルドニェス、耳1枚。マンサナレス、耳1枚、耳2枚。ペレラ、耳2枚、耳1枚。 イジェスカス。フンディ、耳1枚、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳1枚。アルベルト・アギラール、場内1周、耳2枚。 ビジャルエンガ・デル・ロサリオ。アパリシオ、耳2枚、耳1枚。モランテ、耳1枚が3回。 アルマサン。サルバドール・ベガ、耳1枚。ホセ・マリア・ラサロ、耳2枚が2回。ダニエル・ルケ、耳1枚。 エヘア・デ・ロス・カバジェーロス。ヘスス・ミジャン、カスターニョ、耳なし。セラニト、耳1枚。 レルマ。ラモス、耳1枚が2回。セラフィン・マリン、耳2枚。モレニート・デ・アランダ、耳なし。 サントニャ。フランシスコ・マルコ、耳2枚。カステージャ、耳なし。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。 ソティジョ・デ・ラ・アドゥラダ。ロブレニョ、耳なし。イバン・ビセンテ、耳2枚。セルヒオ・アギラール、耳2枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。 バルデ モロ。ウセダ・レアル、アベジャン、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳2枚が2回。 バルデペニャス。コルドベス、ファンディ、耳1枚ともう1枚要求、耳2枚。アントン・コルテス、口笛。 ビジャマヨル・デ・サンティアゴ。カリファ、レイ・ベラ、耳なし。ラファエル・デ・フリア、耳2枚と尻尾1つ。耳2枚。 サラメア・ラ・レアル。パディージャ、耳なし。バルベルデ、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳なし。


 9月8日(月) 曇 38328

 最近夜中にラジオを聴くことが多い。時々聴く曲に驚くことがある。検索して判ったのは、『蒼氓(そうぼう)』という曲?声から言って山下達郎。アメリカン・ポップ・マニアの達郎がこんな歌を歌っていたのかという驚きだった。♪生き続けることの意味♪なんて言葉が出てくるのか驚きだった。CDを買って聴いてみたくなった。 ポップスなんて、ボノじゃないけど反吐が出るような思いで聴き流していた。ボノも年を取って少し丸くなってアバを絶賛するようになった。それと同じような事なんだと思う。達郎やユーミンは、聴きたくない音楽だった、聴けるようになってきたんだなと、思う。

 それと夜中にやる落語や小唄、新内など邦楽も聴けるようになった。昔は文楽を観に行って眠くてしょうがなかったが、今なら大丈夫かも知れない。小唄で、『お富、与三郎』をやっていた。市川雷蔵の、『切られ与三郎』の基になる話。春日八郎の、『お富さん』の歌でも知られる物は、歌舞伎の、『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)』である。が、講談か何かでは、歌舞伎よりももっと長く、島抜けから戻ってから、親の葬式に出ようと家の近くで叔父に会い、たしなめられ、江戸を出ようと品川宿でお富と再会してそこで、お富に殺されるのだという。

「与三郎:え、御新造(ごしんぞ)さんぇ、おかみさんぇ、お富さんぇ、
    いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ。
お 富:そういうお前は。
与三郎:与三郎だ。
お 富:えぇっ。
与三郎:おぬしぁ、おれを見忘れたか。
お 富:えええ。
与三郎:しがねぇ恋の情けが仇(あだ) 命の綱の切れたのを
    どう取り留めてか 木更津から めぐる月日も三年(みとせ)越し
    江戸の親にやぁ勘当うけ よんどころなく鎌倉の 谷七郷(やつしちごう)は喰い詰めても
    面(つら)に受けたる看板の 疵がもっけの幸いに 切られ与三と異名をとり
    押借(おしが)り強請やぁ習おうより 慣れた時代(じでえ)の源氏店
    そのしらばけか黒塀(くろべえ)の 格子造りの囲いもの
    死んだと思ったお富たぁ お釈迦さまでも気がつくめぇ
    よくまぁ おぬしぁ 達者でいたなぁ
    安やい これじゃぁ一分(いちぶ)じゃぁ 帰(けぇ)られめぇじゃねぇか」 ーー『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)よりーー

 そういあー雷蔵の、『切られ与三郎』は冒頭は、歌舞伎の三味線を弾いていて役者が下手で、怒って啖呵を切って出ていって木更津で新内流しをやっているところで、お富に出会う設定になっていた。あの頃の大映の脚本は、ひねっているところが凄いと思う。歌舞伎ファンや、時代劇ファンが誰でも知っている物語をひねることによって、次がどうなるのだろうと見る側に思わせながら進行していく。それが面白さを倍増させていた。ある物語の設定を変えただけで面白くなる。音楽でいうアレンジのような物。

 7日バジャドリードで、ミゲル・アンヘル・ペレラが、ビクトリアーノ・デル・リオ牧場の“デスガルバド”という名の牛(No67)をインドゥルトした。また、バルカロタで、アントニオ・フェレーラが、ホセ・ルイス・ペレダ牧場の“カノソ”という名の牛をインドゥルトした。

 7日の結果。 バジャドリード。フンディ、ロペス・チャベス、バルベルデ、耳なし。 ダックス(フランス)。ポンセ、耳なし。モランテ、耳1枚。ペレラ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。 ウティエル。エル・シド、耳1枚が2回。マンサナレス、耳1枚。 カラタジュ。レアンドロ、耳1枚。パウリタ、セラニト、耳なし。 アルコルコン。セサル・ヒメネス、耳2枚、耳1枚。イバン・ガルシア、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳2枚、耳1枚。 アンドゥハル。コルドベス、耳2枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。ダビ・バリエンテ、耳2枚。 バルカロタ。フェレーラ、耳2枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。フリ、耳2枚が2回。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚が2回。 カルボネロ・エル・マイヨール。ウセダ・レアル、耳4枚。アベジャン、耳なし。ガジョ、耳1枚、耳2枚。 ビジェナ。フィニート、耳なし。ホセ・アマドール、耳1枚。パディージャ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。


 9月9日(火) 晴 8878

 本屋によって雑誌を立ち読みしようとした。『女性セブン』の深浦加奈子の記事が読みたかったのだ。立ち読みをして直ぐに涙が出て来たので読むのを止めて買うことにした。ついでに普段買わない雑誌を見ていたら、『週刊現代』が300選挙区当落予想の記事を発見。それと、『週刊金曜日』で今さらこの時期に高田渡の特集が面白いと思ったので、3誌を買ってきた。

 8月25日48歳でS字結腸ガンで死んだ深浦加奈子。彼女を初めて見たのは、新宿のアシベで、川村毅の劇団第3エロチカの公演を観たときだった。川村の脚本も良かったが、主演した深浦加奈子が1番印象に残った。当時1ヶ月に10本以上の映画か芝居を観ていた時期だった。色んな面白い役者を観た。片桐はいりも新宿の小さな芝居小屋(タイニン・アリス)で観て、ピント来た1人だった。他にも色々な役者を観た。何年かして、第3エロチカの公演で彼女が脇役をやっていてガッカリしたことがある。芝居を観ていて、思った。劇団の象徴である主役から下りると言うことは、多分劇団を辞めるんだと思った。川村の脚本はその頃、あまり面白くなくなっていたし、第3エロチカにと言うか、川村毅に縛られている必要はないし、それで劇団を辞めたのだろうと勝手に考えている。まあ、喧嘩したのかも知れないが…。それから、第3エロチカの芝居は観なくなった。

 その後、TVに出るようになった。当然だと思った。TVの世界で充分食っていける役者だと思っていたからだ。TVでは、主演ではなく脇役だったが、役者としては成功するだろうと思っていた。でも、TVではなく舞台で輝く役者だったと思う。ガンは、肝臓、肺に転移して腸閉塞を繰り返し、「呼吸が出来なくて、3、4秒ごとに"クックッ"って苦しそうに息を大きく吸い込むんです。一生懸命、酸素を吸い込むんです」(父・栄助)最後は、「ベッドに腰掛けてテーブルを引き寄せて、それをお腹の下に当てて体を前のめりにし、枕を両手で抱えてそこに顔を置いている状態」(父・栄助)で逝ってしまったそうだ。

 「松嶋(菜々子)さんは、"ねえさん、ねえさん"って慕ってくれて、プライベートでも仲良くさせてもらったみたいです。入院中も何度もお見舞いに来てくれました」(母・京子) 亡くなる3日前、戸田恵子と高橋克美が見舞いに来た。「戸田さんは加奈子を抱きしめて、"パワーをあげる。私のパワーをあげるから元気になって"といってくれたんです」(母・京子) この時ばかりはつらそうにしていた深浦さんも笑顔で「ありがとう」と答えたという。(上記、女性セブン参考)

 9月2日葬儀告別式は親族のみの密葬にもかかわらず松嶋菜々子、戸田恵子、高橋克美も参列し目を真っ赤にして号泣して最後の別れをしたという。記事を読んできてジーンと来た。病状が非道くなっても愚痴一つ言わずに、座ったまま絶命したことを読んで、衝撃を受けた。≪財産は、ニコラス(猫)に預けたい。後は、家族と貧しい人に渡してください≫という言葉が、喋れなくなってから紙に書いた最後のだったそうだ。人間の生き様には色々あるが、彼女も真面目で、そして、ガン告知後は壮絶な役者人生を全うしたのだろう。勿論、これからの役者人生にも未練があったのだろうけど…。今でも覚えている。舞台でスポット・ライトが当たって、真っ直ぐに前を向いて目が輝いていた深浦加奈子を。

 8日の結果。 バジャドリード。ディエゴ・ウルディアレス、耳なし。レアンドロ、耳1枚が2回。モレニート・デ・アランダ、耳なし。 ポスエロ・デ・アラルコン。アパリシオ、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、アンヘル・テルエル、耳なし。 サントニャ。オルドニェス、エル・シド、耳1枚。ペレラ、耳1枚、耳2枚。 アロベラ。アベジャン、耳1枚。サンチェス・バラ、耳2枚。ピネダ、耳1枚が2回。 アジャモンテ。カリファ、耳2枚、耳1枚。レイ・ベラ、耳なし。 バルバストロ。ハビエル・コンデ、耳なし。ファンディ、耳1枚、耳2枚。サルバドール・ベガ、耳なし。 ラグナ・デ・ドゥエロ。バルベルデ、耳1枚。ルイス・ボリバル、耳1枚が2回。ホセリージョ、耳1枚、耳2枚。


 9月10日(水) 晴 44328

 格差社会。これは小泉首相が構造改革を実施していく過程で発生した現象だ。自民党の総裁選の公示がされ立候補者が出揃ったが、総裁選でどうのような論戦が為されるのか、多くのニュースが提供されることになるだろう。茂木健一郎、と波頭亮の対談本『日本人の精神と資本主義の倫理』の中で面白い視点があった。それは、格差社会というけれど、それは、経済的な視点で言っていることで、文化的な視点で言っている格差社会ではないないと言うこと。彼らの言い方では、経済的な格差社会はどうでも良いという視点で人間を見ないと駄目で、文化的な裕福さがあれば経済的な格差社会は、どうでも良いと思わないと、政治的な物の見方に偏るという物だった。こういう論点、視点という物が人生には必要だと思った。

 処で、自民党の総裁選に話を戻すと、5人の中で1番情熱を感じたのは、驚くかな石破茂だった。あの語り口は何かをやってくれそうな期待を持たせてくれる。おそらく当選しないだろうけど。それに思想的にも嫌いな方だ。特に、インド洋での石油補給特措法や安全保障の問題では危ういと思う。

 9日の結果。 バジャドリード。ポンセ、場内1周。エル・シド、カステージャ、耳1枚。 セエヒン。ペピン・リリア、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。モランテ、耳1枚、耳2枚。 ナバルエンガ。ウセダ・レアル、アベジャン、耳1枚。バルベルデ、耳2枚。 ミゲル・エステバン。 モノバル。コルドベス、耳2枚。フェレーラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。フランシスコ・ホセ・パラソン、耳2枚。 カラタジュ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳1枚。闘牛士、セサル・ヒメネス、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳1枚、耳要求で場内1周。 ビジャヌエバ・デル・アルソビスポ。オルドニェス、耳2枚が2回。ファンディ、耳4枚。ペレラ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。 サン・マルティン・デ・バルデイグレシアス。フンディ、耳1枚。パディージャ、耳2枚。サンチェス・バラ、耳1枚が2回。


 9月11日(木) 曇一時雨 8425

 今日は久々の休みで部屋の片付けやら洗濯などをしてDVDの整理もしている。土曜日の闘牛の会用のDVDとビデオはすでに編集済みで、ダビングをすればいいだけの状態になっている。ネットを観ていたら、ユーロが対ドルで、1.4ドルを割り込んで、対円でも150円を夕方の時点で割り込んだ。世界的にはユーロ安の方向で進んでいるようだ。原油価格が、100ドルを割っても、ユーロ高にはならないというエコノミストの見方らしい。それと、そんなに安くもならないだろうとも付け加えられている。

 ついに、DVDのHDDの整理完了。HDDの中にあるデータは全て闘牛だけにした。これこそあるべき姿だ。闘牛の会の準備はほぼ完了。時間があったら、10月分の編集が出来るかも知れない。それと今日ホセ・トマスがバジャドリードに出場する。

 10日の結果。 バジャドリード。ポンセ、耳なし。モランテ、罵声。ホセリージョ、耳2枚。 アルバセーテ。ミックス闘牛。メンドーサ、耳なし。闘牛士、カステージャ、耳1枚。ペレラ、耳2枚、耳要求。 ナバルカルネロ。コルドベス、エル・シド、耳1枚が2回。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。 サン・マルティン・デ・バルデイグレシアス。ハビエル・コンデ、耳1枚。ファンディ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。マンサナレス、耳1枚が2回。 アルカニス。アパリシオ、耳2枚。オルドニェス、耳1枚が2回。コヒーダされ左足外転筋に角傷を受ける。マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。 フエンテ・エル・サス・デル・ハラマ。ラモス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。トレス・ヘレス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。イバン・ファンディニョ、耳なし。 モセホン。ロブレニョ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。アルバロ・フスト、パコ・ウレニャ、耳1枚。 ビジャルビア・デ・ロス・オホス。モレノ、耳1枚。フェレーラ、ルイス・ミゲル・バスケス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。


 9月12日(金) 晴 7085

 編集をしてダビング終了。これで終わりと、ホッとしていたら、何と前後のチャプターを間違えて編集したのに気づき再びダビング中。これだけで時間を相当ロスした。昼にメールが来て、試験に受かっているのを知らされた。裏を取ったら会社からの報告だという。その報告のメールも観た。発表は16日なんだけど、4日も早く判るというのはどういう事なんだろうと、首を傾げた。大分の教員試験の様な就職の試験じゃないから、業界の中での試験なのでこう言うことになるのかも知れない。受けた感触が良かったので受かるような気がしていた。

 バジャドリードのホセ・トマスは非道い牛で耳を切った。しかし、ペレラが耳2枚。見出しに、cumbre って出ていたのでてっきりホセ・トマスだと思ったら、ペレラだった。6月6日のラス・ベンタス闘牛場でのプエルタ・グランデの自信で、今シーズン大活躍。若いっていうのは恐ろしい。その気になって、闘牛を続けている。

 11日の結果。 バジャドリード。マノロ・サンチェス、ホセ・トマス、耳1枚。ペレラ、耳2枚。 アルバセーテ。ペピン・リリア、モランテ、アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 ナバルカルネロ。フンディ、耳1枚。アベジャン、耳なし。ルイス・ボリバル、耳なし。コヒーダされて右くるぶしに10cmの角傷を受ける


 9月13日(土) 曇 28886

 朝、目覚めたら8時半前。TVではNHKの朝の連ドラ『瞳』をやっていた。やべー遅刻かよと、思って、寝る前に目覚ましをかけてないことを思い出す。そうか、今日は休み。それから録画していた、「生活ほっとモーニング」の北野武インタビューを観る。それから競馬の予想をしようとサンスポを買いに行った。帰りに八百屋の前に物凄い人だかり。そこで野菜を買った。お金がなくて会計の時に、忘れたことを言ったら、「あとで持ってきて」と、おっさんに言われた。つまりツケみたいな物。こういうアナログな世界の方が人間活き活きする。勿論直ぐに払いに行った。

 競馬は、中山に帰ってきた。これから本格的な秋競馬。今週は変則開催で土日月の3日間競馬が出来る。中山の紫苑ステークスは、レッドアゲートが抜けている。負けないだろう。札幌のエルム・ステークスは、メイショウトウコン、アドマイヤスバル、トーセンブライトの3点。

 12日の結果。 バジャドリード。フリ、耳なし。マンサナレス、耳1枚。ペレラ、耳2枚が2回。 サラマンカ。ファン・ディエゴ、弱い口笛。カスターニョ、耳なし。レアンドロ、耳1枚。 アルル(フランス)。セサル・ヒメネス、ダニエル・ルケ、ホセリージョ、耳なし。 ポスエロ・デ・アラルコン。アベジャン、耳1枚が2回。エル・シド、耳1枚、耳2枚、耳1枚。 ナバルカルネロ。アパリシオ、口笛、罵声。クーロ・ディアス、口笛。モレニート・デ・アランダ、耳1枚。 バサ。ペピン・リリア、ファンディ、耳1枚、耳2枚。アレハンドロ・アマジャ、耳2枚。 タフィファ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アントニオ・ドメク、耳1枚。闘牛士、フェレーラ、耳2枚。マヌエル・エスクリバノ、耳1枚、耳2枚。 ビジャカリジョ。フィニート、耳2枚、耳1枚。カステージャ、耳2枚が2回。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。


 9月14日(日) 曇 5891

 昨日、闘牛の会があった。ビデオは、アレハンドロ・タラバンテ(5月30日)エル・シド(5月31日のファエナ2つ)セバスティアン・カステージャ(6月1日のアランフェス)アレハンドロ・タラバンテ、ミゲル・アンヘル・ペレラ(6月6日)ホセ・トマス(5月28日コルドバ)を流した。全て闘牛場でDVカメラで撮影したものを使用した。


 9月15日(月) 曇 34704

 ドルが、ユーロ、円に対して一気に安くなった。休み明けのアジア、ヨーロッパ市場が開け、為替相場、株式市場は混乱している。株式は、アジア、ヨーロッパ市場共に、4%下落した。先週末に米政府は、サブプライム・ローン問題で金融不安を打ち消すために、政府系住宅金融2社を国の公的管理下に置くと発表して安心感広まっていた。「株価が急落していた2社の再建に政府が直接介入することで国際的な金融危機を阻止するとともに、拡大する金融不安に伴う米景気の一段の悪化を防ぐのが目的だ。資金注入の規模は最終的に数兆円に達するとみられ、サブプライム問題は米史上最大規模の救済劇に発展した。」(産経新聞より)が、いきなりよりもどしのような倒産。これから世界金融不安で市場経済は大混乱になるのかも知れない。

 「複数の米国および外国銀行は14日、最大500億ドルの基金を設立し、危機に直面している金融機関向けの融資資金とする計画について協議を行った。米リーマン・ブラザーズ<LEH.N>の破たんがあり得る事態となり、世界の金融市場への影響波及を防ぐのが目的という。 APは、米財務省と米連邦準備理事会(FRB)の高官が、FRBの商業銀行および投資銀行向けの緊急融資制度の基準を一段と緩和する用意があると発言したとも報じている。 同高官は、バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>によるメリルリンチ<MER.N>買収案について、財務省とFRBは後押ししているが、交渉はまだ初期的な段階だと述べたという。」

 「流血の日曜日−。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)が不可避となった14日、CNBCのホームページにはこんな見出しが躍った。米メディアでは、失職を覚悟し、私物を入れた段ボール箱を運び出すリーマンの従業員の姿も紹介された。
 一方、リーマンの次の「標的」と目されていた同業メリルリンチは米銀大手バンク・オブ・アメリカへの身売りで難を逃れた。「瀕死(ひんし)の状態にある患者より、比較的元気な患者を救う方が良い」。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、リーマンとメリルを対比する関係者の言葉を伝えた。」 ーー時事通信よりーー

 昨日の競馬は惨敗。今日は、札幌4Rは固いと思った。前走8馬身差で圧勝した馬がタイムも良いし勝てるだろうと思って、そこから馬連と3連単を買った。しかし、2歳馬。とんでもない惨敗だった。ガッカリしたので、阪神のメイン、朝日チャレンジカップだけ買って帰ってきた。本命、前走圧勝のドリームジャーニー、対抗、良血のキャプテンベガ、単穴はデータからトーホウアラシ。この3頭で決まり、ようやく当たった。これで来週もやる気になる。

 13日ポスエロ・デ・アラルコンで、アントニオ・フェレーラが、アントニオ・サン・ロマン牧場の“アルガベノ”というの名の牛(No125)をインドゥルトした。

 13日の結果。 バジャドリード。アパリシオ、口笛。ファンディ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 サラマンカ。カステージャ、弱い口笛、耳2枚。マンサナレス、耳1枚。カペア、耳なし。 アルル(フランス)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳2枚。闘牛士、フリ、耳1枚、耳2枚。バウティスタ、耳1枚が2回。 アルバセーテ。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。セラフィン・マリン、耳なし。アンドレス・パラシオス、耳1枚が2回。 ムルシア。ラファエリジョ、耳1枚、耳2枚。ダニエル・ルケ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。コルドベス・イホ、耳なし。 エシハ。モランテ、耳1枚が2回、耳2枚と尻尾1つ。エル・シド、耳要求、耳1枚が2回。 ポスエロ・デ・アラルコン。フンディ、耳1枚。エンカボ、耳2枚、耳1枚。フェレーラ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)、耳2枚。

 モストレス。アベジャン、イバン・ガルシア、耳2枚。ガジョ、耳2枚、耳1枚。 パルラ。パディージャ、耳2枚。バルベルデ、耳なし。サルバドール・コルテス、耳1枚。 ウブリケ。コルドベス、耳1枚が2回。サルバドール・ベガ、耳2枚が2回。ペレス・モタ、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。 ボラノス・デ・カラトラバ。ウセダ・レアル、マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。ルイス・ボリバル、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 コルメナール・デ・オレハ。アントニオ・バレラ、フェルナンド・クルス、耳なし。セラニト、耳1枚。 ブハランセ。ペピン・リリア、耳1枚、耳2枚。モレノ、耳1枚。クーロ・ディアス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 オルカホ・デ・サンティアゴ。リマ・デ・エステポナ、エル・ヒノ、耳2枚が2回。エウヘニオ、耳なし。

 14日の結果。 サラマンカ。ロペス・チャベス、耳1枚が2回。アントニオ・バレラ、バウティスタ、耳1枚。 アルバセーテ。フンディ、耳1枚。ディエゴ・ウルディアレス、ルイス・ボリバル、耳なし。 ムルシア。コルドベス、耳1枚が2回。フリ、エル・シド、耳1枚。 アルル(フランス)。エスプラ、耳1枚。バルベルデ、耳なし。セルヒオ・アギラール、耳1枚が2回。 パルラ。ファンディ、耳1枚、耳2枚。セサル・ヒメネス、耳2枚、耳1枚。ペレラ、耳1枚、耳2枚。 アルヘテ。カリファ、耳1枚。エンカボ、耳2枚、耳1枚。コルドベス・イホ、耳2枚と尻尾1つ。 カダルソ・デ・ロス・ビドリオス。フラスクエロ、ガジョ、耳なし。モレニート・デ・アランダ、耳1枚。 ナバス・デ・ラ・アスンシオン。フェレーラ、耳1枚、耳2枚。セラフィン・マリン、耳なし。ダビ・モラ、耳1枚。 パレデス・デ・ナバ。バレラ、耳1枚。サルバドール・ベガ、カルロス・ドジャゲ、耳1枚が2回。 バレンシア・デ・ドン・ファン。ウセダ・レアル、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、耳1枚、耳2枚。ファン・ディエゴ、耳1枚が2回。 ジュンコス。アベジャン、耳1枚、 耳2枚。ビクトル・ハネイロ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。イバン・ガルシア、耳1枚。


 9月16日(火) 雨 6554

 ニューヨークのダウは504ドル安という全面安になった。「金融不安が深刻化したことを受けて急落した。ダウ工業株30種平均は前週末終値比504.48ドル安の1万0917.51ドルと2006年7月以来、2年2カ月ぶりの安値引け。下げ幅は、01年9月の米同時テロ直後以来となる史上6番目の大きさで、ブラックマンデー(1987年10月19日)の508ドルとほぼ並んだ。」(時事通信より)アメリカ発の世界金融不安に突入した模様だ。市場は大混乱している。

 リーマン・ブラザースの総資産は、67兆円を超えるという(間違い!負債総額は、約63兆円)。野村證券の約2倍。史上最大の経営破綻は、アメリカの屋台骨である証券会社がぐらついている事で、世界的な不況に一気になるのかも知れない。

 15日の結果。 サラマンカ。アパリシオ、口笛、罵声。モランテ、耳なし。ペレラ、耳1枚ともう1枚要求、耳2枚。 ムルシア。ポンセ、耳なし。ペピン・リリア、耳2枚、耳1枚。ファン・ベルダ、耳2枚。 アルバセーテ。エル・シド、アントン・コルテス、耳1枚。マンサナレス、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。


 9月17日(水) 晴 41822

 馬鹿みたいな誤解を受けた。信じられないような事例だ。馬鹿を相手にするためには、一つ一つ確認を取っていかないといけないみたいだ。頭おかしい。気を取り直して平常心。日経新聞を買ったが、眠くて読んでいない。

 「米連邦準備理事会(FRB)は16日声明を発表し、ニューヨーク連銀が保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)<AIG.N>に最大850億ドルの有担保融資を実施すると表明した。
 FRBは、世界経済に悪影響を及ぼす可能性のあるAIGの「無秩序な破たん」を回避することが狙いと説明している。
 融資期間は2年。政府はAIG株の79.9%を受け取るほか、普通・優先株への配当支払いを拒否する権限を持つ。
 AIGへの融資は、米財務省の全面的な支持を得ているという。
 FRBは声明で「金融市場はすでにかなりぜい弱であり、現在の状況でAIGの無秩序な破たんが起きれば、さらにぜい弱性が増し、借り入れコストの大幅な上昇、家計資産の減少、景気の大幅な悪化を招く恐れがある」と表明した。
 融資はAIGの全資産が担保になる。AIGは、今回の融資を受け、秩序だった方法で資産の売却を進めることが可能になる。
 同社は、資産の売却益で、FRBに資金を返済するとみられる。
 ポールソン米財務長官も同日声明を発表し、「市場の安定と秩序を確実にし、わが国経済の混乱を最小限に抑えるため、FRB、証券取引委員会(SEC)など監督機関と密接に協力して行く」と表明した。」 ーーロイターよりーー

 どういう事なのか?リーマンは救済せず、AIGは救済する。救済の基準が全く判らない。場当たり的な対応と言われてもおかしくないだろう。これでは金融の信用を回復できないだろう。一時的には、為替・株価は安定するだろうけど、今後はどう転ぶか判らない状態に変わらない。TVの解説では、リーマンは、利ざやを主な収益で、AIGは、金融機関へのリスクを負担する保険が主な収益。と言うことで、他の金融機関への影響が大きいのと、130ヶ国で営業していて世界の保険業界への影響が大きいからと言うのが、救済の理由らしい。また最近、TV東京の『ワールド・ビジネス・サテライト』を観るのが楽しみになってきた。

 16日トラルバ・デ・カラトラバで、フィニート・デ・コルドバが、アントニオ・バニュエロス牧場の“デサフィアドール”という名の牛(No56)をインドゥルトした。ホセ・トマスはサラマンカでプエルタ・グランデ。ネットでビデオを観たが、一定のレベルのファエナだった。

 16日の結果。 サラマンカ。フンディ、耳1枚。ホセ・トマス、耳1枚が2回。アルベルト・レベサド、耳なし。 ムルシア。エル・シド、耳1枚。カステージャ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。ペレラ、耳2枚と尻尾1つ。 アルバセーテ。ファンディ、耳1枚。セラニト、アンドレス・パラシオス、耳なし。 トラルバ・デ・カラトラバ。フィニート、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。ハビエル・コンデ、耳1枚ともう1枚要求。ルイス・ミゲル・バスケス、耳2枚、耳1枚。 シエンポスエロス。アントニオ・バレラ、耳1枚が2回。セサル・ヒメネス、耳2枚。フリオ・ベニテス、耳なし。アルベルカ・デ・サンカラ。リマ・デ・エステポナ、耳2枚。コヒーダされて左太腿に17cmの角傷を受け手術。重傷ではない。サンチェス・バラ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。ファン・ベルダ、耳4枚。


 9月18日(木) 雨 4168

 AIGの救済が発表されても、株価は続落した。市場は、次のリーマンは何処かと疑心暗鬼に包まれている。昨日の夜に、『SONGS』で沢田研二を観る。60歳、還暦になったと言うが、声は爺の声じゃなく、昔のような声だった。しかし、流石に顔や動きは、年を取ったなぁと思った。台風が接近中。週末の馬場に気になる。

 17日の結果。 サラマンカ。エル・シド、耳1枚。ファンディ、耳なし。バルベルデ、耳1枚が2回。 ムルシア。モランテ、アルフォンソ・ロメロ、耳なし。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。 アルバセーテ。フリ、耳なし。ペレラ、耳1枚が2回。 フエンラブラダ。フンディ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。セサル・ヒメネス、耳1枚、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。


 9月19日(金) 雨 39580

 イチローが8年連続200本安打の107年ぶり大リーグタイ記録を達成した。ハタから見れば毎年の恒例事なのだが、大リーガーや野球関係者の話は絶賛の嵐だ!「Rソックスの松坂大輔投手(28)は17日(日本時間18日)、レイズ戦後にイチローの快挙を知り、改めて脱帽した。「当たり前に思われている中で、その数字をクリアするのは大変なこと。8年間、けがをしないで結果を残し続けるのがすごい。200からいかに数字を伸ばすかだと思っているでしょうし、最多安打も一気にまくると“さすが”と思っちゃいます」とチームメートのダスティン・ペドロイア内野手(25)の203本を抜いてリーグ最多に躍り出ることにも期待していた。」 ーーサンスポよりーー

 「17日のカンザスシティー・ロイヤルズ戦で3安打を放ったイチローは、8年連続の200安打という偉業を107年ぶりに達成したのだ。
「(キーラーと)関連付けて語られる機会を得られるのは嬉しいこと」と通訳を介して語ったイチロー。これまでも数々の偉業を達成してきた希代の巧打者には、試合後にこれまでの記録と比べて、8年連続200安打はどこにランクインするかという質問が飛んだが、その答えは「ランク付けしなきゃいけない?」というものだった。
 ただし、イチローは個人的な満足度でいえば、今回の記録は2004年にジョージ・シスラー(元ブラウンズ=現オリオールズほか)が持っていたシーズン最多記録の257安打を破り、262安打をマークしたときに似ているという。「個人レベルで言うと、(8年連続200安打は)今季最大の出来事だね」
 イチローの入念な練習とボディケアをもってすれば、今年10月に35歳になるイチローが来季にキーラーの記録を破る9年連続200安打を達成する可能性は大いにあるようにみえる。ジム・リグルマン監督代行が「イチローは年間を通じてプレーの準備をしている」と語れば、この日先発した若手のライアン・ローランドスミス投手は「打率3割1分とか3割1分5厘の打者はいるが、彼らだってまだ200安打には到達してないんだ。本当にとてつもないことだよ」とあらためて驚嘆。かつて右中間コンビを組み、この日は敵としてイチローと対したロイヤルズのホセ・ギーエン外野手は「彼なら今後2、3年は今のペースを維持できると、おれは信じている」と、元相棒にエールを送っていた。」 ーーMLB公式HPよりーー

 「【イチロートーク】「正直しんどかった」
−−達成した感想は
 「正直、メチャクチャしんどかった。あと20本前後というところで周りの人から『もう少しだね』と言われるのにムカついたが、達成できてよかった。190本になってからは割とノーマルな状態だった。できると思ったのは、きょうの2本目。できなかったら日本に帰りたくない。それは恐怖。8年という数字から生まれた恐怖だった。(プレッシャーは)昨年はクリアしたが、今年のものはまた別。なんとしても外せない年だった。今年越えたのは大きい」
 −−内野安打で到達
 「何となくバットが出た。体が安打にできると感じたからだと思う。(200安打目は)内野安打以外と思っていたし、あの瞬間はアウトにしてくれないかなと思った」
 −−ウイリー・キーラーに並んだ
 「100年以上前の人と僕がつながるのがうれしい。そこに夢がありますね」
 −−過去を振り返ると3年ごとに苦しいシーズンがある
 「それはなぜか分からない。ただ、去年の技術的な前進はさておいて、今年は精神的に間違いなく苦しくなると思っていた。残り10試合であと1本に早くもっていきたかった。そうすれば、どこかバットの変なところに当たっても1本くらいはヒットになると…」
 −−達成の瞬間、グッとくるものは
 「いや、それがないのが僕。それがあると、多分8年続けてやっていないでしょう」
 −−8年も続いた
 「5年やったとき、“まだ8年やった人がいるのか”と思ったが、結局そこに来てしまった。結果的にシーズンで200本打つ選手はいますが、それを(最初から)具体的にイメージできるのは(5年連続200安打のレンジャーズの)ヤングと僕しかいないと思っている」
 −−記録へ向け、どう自身を保ってきたか
 「試合後クラブハウスから早く出ていくことかな。(低迷する)チーム状況では重要だった。マイナスの空気というのは、どうしても皮膚から入ってくる。これまでよりもっと、クラブハウスの中では僕の世界をつくり上げていたと思う」
 −−次の目標は張本さん(3085本)超えか
 「やりたいし、やるつもり。(残り11試合で)毎試合1本ずつ打ったとして、そのうちの5試合で2本以上ということ。簡単ではないが、十分に可能性はある。年の初めの目標だったし、次の段階は(メジャー1800安打の)208本だけど、段階を踏んでやっていきたい」 」 ーーサンスポよりーー

 正直しんどかった、と、いうイチロー。本人にとってはそれが正直な気持ちなのだろう。何をするにも偉業をする人も、人の子。偉大ではあるが、不安もあるのだ。それを打ち消す物をもっている人が偉大な記録や選手になれる。

 太田誠一農水相が白須敏朗農水省事務次官と共に辞任を発表した。事実上の更迭だ。「消費者はやかましい」「じたばた騒いでいない」という失言が続き、事務所経費の不正問題も絡んでの辞任だ。事務次官は、事故米不正転売問題で「(農水省に)責任があるとは考えていない」と発言した。しかし、辞任するなら失言した時か、事務所経費をちゃんと説明できない時点で辞任すべきだった。もう数日しかない任期期間を残して、今辞任するのは選挙対策としか思えない。農水行政空白で、政府は本気で汚染米問題の真相を究明し、対策を立てるつもりないようだ。有耶無耶にしてしまうのだろう。

 18日の結果。 サラマンカ。フリ、耳要求、耳2枚。ペレラ、耳2枚、耳1枚。ガジョ、耳1枚が2回。 ムルシア。バウティスタ、セサル・ヒメネス、耳なし。マティアス・テヘラ、耳1枚。 ニーム(フランス)。クーロ・ディアス、サルバドール・ベガ、耳1枚。ルイス・ボリバル、耳なし。 グアダラハラ。サンチェス・バラ、フェルナンド・クルス、耳なし。イバン・ファンディニョ、耳要求。


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