断腸亭日常日記 2007年 その2

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年のスペイン滞在日記です。

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 6月20日(水) 晴 39500/3

 2ヶ月ぶりに日本に帰ってきた。バルセロナのように蒸し暑さを感じた。成田で、スーツケースは出て来たが、カートがなかなか出てこなくてイライラした。真っ先にやりたいことは、タバコが吸いたい。それが吸えないのがイライラする。それと、着陸して飛行機が停まるまでに15分以上かかっている。着陸したが、9時7分くらいなのに、タバコを吸ったのは10時過ぎだった。バラッハスなら荷物を待っている間にタバコが吸えるのに・・・。

 タバコを吸いながら家と仕事場にTELした。変わりなく順調のようだった。明日、仕事場にお土産をもっていくことにした。眼が痛いのは、どうやら眼鏡が合っていないようだと言うことが判ったので、明日は眼鏡屋に行く。部屋に帰って掃除や整理をして寝ようと思っていたが、寝れなかった。DVDの整理をしてビデオのダビング準備をしなければならない。昼食は、名古屋うどん屋に行って、冷たいスタミナうどんと納豆おろしとお新香を食べた。やっぱり納豆が食えるのが嬉しい。

 バルセロナでは色々あった。それは今は時間がないので、明日以降少しずつ書いていこうと思う。


 6月22日(金) 曇のち雨 23861/2

 朝、5時半に目が覚める。寝て次に目が覚めたのが7時半頃。起きたのが8時20分頃だ。朝ドラを観て、朝飯を食って洗濯をして眼鏡屋に行った。新しいのを作って買い物をして昼飯を食って仕事場に行った。挨拶をしてお土産を渡し、仕事の話。色々と準備が必要なことがあることが判った。帰ってきて床屋に行き風呂に入ってDVDのダビングを始めた。

 16日バルセロナに行く日は、20時頃夕飯を食って夜行に乗った。昔は、1番線のメトロにはチャマルティン駅はなく、乗り換えないと行けなかったが、今は1本で行けた。初めてだったので迷ったが、チャマルティンはチャマルティンだった。タバコを吸って朝まで吸えないので備えた。夜行では、うるさくて夜中に起こされた。あれだけ騒がれて起きない人は、普段からいびきをかく人だ。朝、車掌に起こされて、通路に立っていたら、ホセ・トマスの闘牛を観に来ている人たちがいることに気付いた。だから、バルセロナに着いたらトイレに行って、直ぐに闘牛場へ向かった。

 闘牛場へ着くと、6人目だった。切符が買えるか列の人に訊くと、買えるという。それからTELを入れた。8時頃だと思う。折り返しTELがあった。それから、YさんにTEL。もうすぐ着くと言うことで、5分くらいでやってきた。買えるようだと言うと、喜んででいた。新聞を買ってきた。朝食を買って戻ってくると、新聞には800枚の当日券を発売すると書いてあった。

 17日の結果。 バルセロナ。フィニート、耳なし。ホセ・トマス、耳1枚ともう1枚要求、耳2枚と尻尾要求。カジェタノ・オルドニェス、耳2枚が2回。

 20日の結果。 アリカンテ。エスプラ、耳1枚。フリ、耳1枚と強いもう1枚要求で場内2周。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。

 21日の結果。 アリカンテ。ポンセ、ホセ・トマス、フランシスコ・ホセ・パラソン、耳なし。


 6月24日(日) 晴 24765/2

 土曜日、家に帰ってきてDVDのHDDを整理して闘牛のビデオのダビングを始める。まず始めにやるのはやはり、セビージャのセサル・リンコンから。それから、セバスティアン・カステージャのがあったのでそれも。そうしている内に、実家から荷物が届く。盛岡商業の県大会決勝から選手権決勝までのDVDが入っていた。闘牛のビデオのダビングをしながら、ノートPCではサッカーのDVDを観る。取りあえず、岩手県で放送された優勝特集番組を観る。それから、市販の選手権総集編の、『最後のロッカールーム』を観た。

 泣き落としに近い番組だが、観ながらもらい泣きした。敗れた監督が泣きじゃくる生徒たちに言う言葉は、印象的だ。それぞれの夢、それぞれの思いが凝縮された形で、ロッカールームで展開される。体の成長と、心の成長が、同時期に起こって大人へのステップになる大事な時期に、生徒たちに監督・先生が大事な物を伝え教え、1人1人に考えて人生を歩んでいくように真剣に語りかける。「いい加減な事をやってきた奴に、こういう悔しさは味わえないんだ」 ロッカールームに号泣の声が響く。こんなの観てたら、何にも出来ない。

 バルセロナの続きを書く。朝食は、ボカディージョ半分にしてYさんと食べた。9時半頃、下山さんからTEL。闘牛場に並んでいるというと、当日券は300枚出ると新聞に書いているという。新聞によって枚数が違うことが判った。いずれにしても、列は10mないので買えるはずだ。11時にアニヤにTELしてそれから昼食を食べることにした。10時過ぎには、列は長くなり、この時点で50人くらいは並んでいた。それから6番目だったのに、先頭で待っている人の辺りに、友人とか、一時列を離れていたと言う人が沢山出て、その人数が最終的には30人以上になった。

 その中で、割り込みだ!そうじゃない!と、言い合いがいくつもあった。バルセロナの人間は、平気で嘘をつくし、後から来たくせに堂々と友人の横に割り込んでくる。文句を言うと、私は6時半にここに来たと、おそらく嘘を言うし、文句を言った相手に、国に帰れと平然と言う。ラス・ベンタス闘牛場でも、割り込む奴は一杯いるけど、ダフ屋じゃないのにこんな状態にまでは、ならない。普段闘牛場に並びなれていないからだろうが、非道すぎる。Yさんはカンカンになっていた。カタルニア人は、嫌な感じだ。マドリードの方がずっとずっと良い。

 時間が近づくとあちこちで、自分の前後を確認する行動をしていた。それで、そのまま列に並ばないのがバルセロナ。本当に嫌な奴らだ!確認したらそのまま並べばいいのに、どうして並ばないのか理解できない。ソンブラのテンディドが2500〜3000ユーロと言われていたり、ネットでは200ユーロ前後でグラダやアンダナーダが売られていた。もし、闘牛場で買えなかったらいくらで買えるか分からない状態なのに・・・。本当にどう理解して良いのか分からない。バルセロナはおかしい!マドリードに返り、月曜日にくまさんに会ったときにこの事を言うと、僕もバルセロナは好きじゃないんだよねと、言っていた。人の問題だよな。11時過ぎに列が動き出した。タキージャが開いたのだ。

 その頃には列は可成り長くなっていて、ポスターが貼ってある所より後ろになっていた。50m以上あったかも知れない。先に買った人が、手に入れた切符を両手にかざして歓喜の声を上げて通り過ぎた。こっちは、その切符の場所が知りたくて手に持っていた切符に目をやった。ソンブラのアンダナーダだった。やっぱり、アンダナーダしかないようだ。タキージャ前に順番が来ても列に並ばず順番の確認をやっている。信じられない。こっちはしっかり順番を守ってYさんと別れて2つ開いているタキージャ前に並び次ぎまできた。そして、自分の番になったとき、後ろには3人の男が囲んだ。まるで、泥棒でもするように体を合わせる。

 Yさんと列に並んでいたときからの打ち合わせで、ソンブラのバレラというと、そんな席ないと返ってきたので、1番したの席と言って出て来たのが、やっぱり、ソンブラのアンダナーダだった。買えた喜びと、早くこの嫌なバルセロナ人たちから離れようと、近くのバルに言ってビールを頼んだ。取りあえずホッとして、でも嫌な気分を引きずりながら緊張から解放された喜びとビールの冷たさが咽を通っていく心地よさを感じた。続きは後日。

 所で春最後のGT宝塚記念の予想。本命、ウオッカ。対抗、メイショウサムソン、単穴、ダイワメジャー、注、アドマイヤムーン、△、アサクサキングス。目で書くと、2−17、2−6、2−11、2−15。3連複は、2−6−15にした。さて、どうなるか。


 23日の結果。 アルヘシラス。セサル・リンコン、耳なし。ホセ・トマス、耳2枚。エル・シド、耳2枚、耳1枚。 アリカンテ。オルドニェス、耳なし。マンサナレス、耳1枚が2回。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚と強いもう1枚要求。 レオン。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 LA BREDE(フランス)。フリエン・レスカレット、耳2枚。フェルナンド・クルス、耳1枚が2回。イバン・ファンディニョ、耳1枚。


 6月25日(月) 晴 25362

 用事があって区役所に行って資料を貰ってきた。これから資料の読み込みをしなければならない。

 ウオッカは8着と惨敗した。あんなもんかも知れない。古馬の壁は厚かった。アドマイヤムーンは武豊から岩田康誠への乗り替わりでの優勝だった。陣営が主戦騎手武豊を降ろすというのは、非常に珍しいことだしGTでそういう乗り替わりでの優勝というのはおそらく初めてではないかと思う。2着メイショウサムソン、3着に武豊のポップロック。

♪こわしてしまうのは 一瞬でできるから
 大切に生きてと 彼女は泣いた
 MOONあなたは 知っているの
 MOONあなたは 知っているの
 初めてキスした日のことを♪ ーー『MOON』 歌詞:NOKKO。歌:REBECCAよりーー

 24日の結果。 バダホス。フェレーラ、耳2枚と尻尾1つ。ペレラ、耳1枚が2回。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 アリカンテ。フリ、耳1枚ともう1枚要求、耳2枚。マンサナレス、耳2枚。コヒーダされ右太腿に8cmと14cmの角傷を受ける重傷。 アルヘシラス。ヘスリン、耳なし。オルドニェス、罵声。サルバドール・ベガ、耳なし。 カブラ。セサル・リンコン、耳1枚、耳2枚。ハビエル・コンデ、耳2枚。エル・シド、耳2枚、耳1枚。 イストゥレス。パディージャ、耳2枚。ラファエリジョ、耳なし。ロペス・チャベス、耳1枚。 ムロ。オルテガ・カノ、耳なし。コルドベス、耳2枚、耳1枚。バレラ、耳1枚が2回。 サリア。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ホセ・ミゲル・カジェホン、耳2枚と尻尾1つ。闘牛士、バルベルデ、耳2枚、耳1枚。フリオ・ベニテス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 ビナロス。アパリシオ、耳1枚。セラフィン・マリン、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、耳なし。 アベノハル。アルフォンソ・ロメロ、耳1枚、耳2枚。ホセ・モンテス、ガブリエル・ピカソ、耳1枚が2回。


 6月26日(火) 曇 6123

 バルセロナの続き。バルでビールを飲んでいたら、酔いがまわってきて眠くなってきた。それというのも切符が手に入ってホッとしたのもある。Yさんと列の中での出来事など話していると自然とバルセロナの悪口になった。それと、何と言っても、切符を闘牛場で買えてホセ・トマス復帰の闘牛が観れる嬉しさを話した。トイレに行ったら下山さんからTELが入った。アニヤは未だ寝ていて切符は未だ手に入っていないので昼飯を取ろうというものだった。

 Yさんに話したら、ホテルに荷物を置いて合流することにして、別れ、下山さんを待つことにした。それから、タクシーが近くに来たとTELがあり、闘牛場で合流。新しくできた棒状のビルを観て、カフェテリアでウンコをして、バルセロネッタへ。Yさんは先に着いたようで途中でTELが入っていたことに気付く。それから合流してレストランに向かった。レストランは混んでいて、20分待つと言われ、待っていたら、物凄く胸のでかい女の子がいて、目を奪われる。続きは、また。

 ここのところ、闘牛士の怪我が続いている。5・6人が怪我で休んでいる。

 25日の結果。 ブルゴス。アベジャン、カステージャ、アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 バダホス。ポンセ、耳なし。フェレーラ、耳1枚、耳2枚。フリ、耳2枚。 アリカンテ。コルドベス、耳2枚。ペピン・リリア、耳2枚、耳2枚と尻尾要求。ハビエル・コンデ、口笛、耳2枚。


 6月28日(木) 曇 26539/2

 日曜日の函館12Rで落馬して脳挫傷と診断された開頭手術が行われた藤沢和雄厩舎所属の塚田祥雄騎手は集中治療室で経過観察中である。競馬は、闘牛と同じで命賭けである。

 バルセロナの続き。混んでいるレストランに後から来た物凄く胸のでかい女の子。通りを通っていた男がその胸を観るために立ち止まって1分くらい観ていった。後ろから見ると判らないが、横や前から見るとその大きさが判る。何か入れているんじゃ何かを入れているかと思うくらい大きい。そろそろ順番かと言うときに、後から来たおばちゃんが、カマレロに、あたしは10時半に来て予約を入れていたのよ早くしてと、言っている。また始まったと思った。バルセロナってこう言う人が多いみたい。何処言ってもこれかよ!ウンザリしてくる。救いは、胸のでかい女の子。胸を観ていると嫌なことを少しは忘れられる。

 それからようやく席について、注文を頼もうとしたら、胸のでかい女の子の所にはもう、飲み物が来ている。これがスペインだよなぁと思った。その後、飲み物が来た頃には、もう向こうは始めの皿が来ていて、こちらに2皿目が来た頃には、デザートだった。こういう風にハッキリしていると腹も立たない。それから、あの胸にはシリコンを入れているのではないかとか、実は男だったのではないかとか、馬鹿話をしながら昼食を取った。16時頃、下山さんがアニヤにTEL。待ち合わせ時間を決めてレストランを出た。タクシーを捕まえようとしたが、全然つかまらず、結構遠いショッピングセンターまで歩いて、列に並んで、タクシーに乗ったが17時15分頃。前に並んでいた9人グループも闘牛場へ向かう人たちだった。

 アニヤとの待ち合わせは、闘牛場に17時20分。下山さんがTELを入れて状況を説明して遅れることを伝える。取りあえず闘牛場へ向かった。5分か10分遅れくらいで闘牛場に到着。闘牛場の向かいには、アンチタウリナが、「アセシノ」コール。闘牛場側では、闘牛ファンが罵声を飛ばしている。その中に、ロスコがいた。そうラス・ベンタス闘牛場のテンディド7にいる有名なヤジ将軍だ。Yさんと笑ってしまった。ロスコまでホセ・トマスの闘牛を観に来ているんだと。そのままタクシーで待って、下山さんが戻ってホテルへ。

 丁度ホテルに着いたらアニヤからTEL。ソルの3列目の切符が余っているがいらないか?欲しい。だけど今すぐ来ないとダメだという。だから諦めた。実は、朝下山さんと闘牛場で待ち合わせたとき、男が100ユーロでソルの6列目をいらないかと言ってきた。「俺はプロじゃないから、高い値段ではない」と言った。それは判る。新聞でも、ネットでも、相当高い値段が付いているからだ。熟考して断った。闘牛場で並んだ所でビデオを撮ろうと覚悟した方が良いと思ったからだ。ソルだと逆光になると言うのもある。それにしても、あれだけ高いと言われている今日の切符。あるところには、余るほどあるのだ。ホテルでビデオを受け取ってまた闘牛場へ。

 26日の結果。 ブルゴス。フリ、耳1枚、耳2枚。カステージャ、耳2枚、耳1枚。 バダホス。コルドベス、耳なし。オルドニェス、耳1枚。イスマエル・ランチョ、耳2枚、耳1枚。 チョタ。エウヘニオ、耳なし。サンチェス・バラ、耳1枚。イバン・ガルシア、耳2枚。

 27日の結果。 ブルゴス。フェレーラ、場内1周。セサル・ヒメネス、ペレラ、耳なし。 ソリア。ガジョ、耳なし。サルバドール・コルテス、ダニエル・ルケ、耳1枚。


 6月29日(金) 曇時々雨 23342

 人との話し合いというのは、難しいものだ。こうなるだろうと思っていても、そうならない場合が多い。仕事の場合も、プライベートの場合も・・・。おそらく7月上旬が山になるだろう。だからといって、嫌なことばかりととは、思わない。こう言う物だと思うべきだ。そうじゃないと、前に進めない。面倒くさいと思うと何も出来なくなる。 「ボクはね、ここまで叩かれて、叩かれてきた。だれに何を言われても気にしない。目標に向かって努力するのがボクのスタイルですから。努力する姿勢が好きなんです。だからメジャーに上がったら偉いとか、マイナーのままだったらダメだというのはない。大事なのはプロセスなんです」 ーー桑田真澄の言葉。サンスポよりーー

 桑田の言葉は、今では素直に入ってくる。昔は敵チームの投手だったので、何を言っているだと思ったかも知れない。でも、今は冷静にそれでいて素直に受け止められる。1つのことを愚直なまでにやり続けた男の言葉は、重みがある。

 バルセロナの続き。闘牛場へ到着して下山さんと別れた。終わってからの待ち合わせは、プエルタ・グランデ。Yさんと闘牛場の中へ。ビデオ・チェックはされなかった。水を買いに行ったら、今まで見たことがないほどの人でごった返していた。そう22年ぶりの、ノー・アイ・ビジェテ。バルの店員は忙しくて1回言っただけでは水が出てこない。汗を流して働いている。色んな人が闘牛場に来ている。TV関係者もそうだし芸能関係者も。勿論、闘牛関係の人も多い。ホアキン・サビナもビセンテ・アミーゴも来ている。アルバ公爵夫人も。

 午後に下山さんと闘牛場で待ち合わせた時に、TVEのカルロス・ビジャスソや、6TOROS6の編集長などがいた。その中で、挨拶に行っていたら、お前は、アントニオ・コルバチョのスパイで来たのかと、言われて、そうだと、応えたという。そしたら笑っていたという。闘牛関係者の中では、下山さんがコルバチョの所に行っているのは知られていることだ。特にセビージャの辺りでは。

 28日の結果。 ブルゴス。ラモス、耳1枚が2回。ホセ・トマス、耳1枚ともう1枚要求。エル・シド、耳1枚。


 6月30日(土) 曇のち小雨 3361

 部屋の片付けをして、闘牛のビデオのダビングをしている。おそらく7月の闘牛の会で流すのは、セビージャのフェリアから、サン・イシドロと記念闘牛、そして、バルセロナのホセ・トマスまでになるだろう。未だ、全部ダビングしていないから編集も未だ。だから、どのくらいの時間になるのか判らない。去年までは、2時間以内と時間が決まっていたが、Aoyuzuでやるなら、その制限はないはずなので、どうしようかと思っている。取りあえず、ダビングが完了して、編集の段階になったら考えようと思う。

 29日の結果。 ブルゴス。ポンセ、カステージャ、モレニート・デ・アランダ、耳なし。 セゴビア。ファン・バウティスタ、アレハンドロ・タラバンテ、フリオ・ベニテス、耳1枚。


 7月2日(月) 曇 37166/3

   「名画といわれるものは案外そういうものだ。けっこうたくさんの欠点を抱えている。でもぎりぎりのところで、その欠点を上回る輝きがあり、その輝きの素晴らしさのために結局は欠点を許してしまう。
 欠点と思われるものが、その絵の輝きに飲み込まれてしまうのだ。むしろそのことがその輝きを保障する物となる。

 傘の心棒がないことに気づいた。婦人が手に持っているところの絵柄はちゃんとある。でもその先が傘の中心につながる はずで、そのこところの心棒が消えている。見えない。たぶん描き忘れたのだろう。あるいはその先を描かないという手法でもある。 ーー中略ーー リアリズムというのはすべてを描くことではない。描かないものまでもそこに潜り込ませるということである。 ーー中略ーー

 やっぱり夢中になるというのは、見ていて気持ちがいい。この青空のタッチなんて、相当荒っぽいものだ。婦人の脚もと後ろ側にある空色のタッチなど、白い雲の上から生々しく払われている。青空はもちろん白い雲の向こう側にあるわけで、それを思うと非常に違和感がある。でもそれは観念というものをもっている人間の頭の理屈で、モネは何か夢中になって描くうちに、sの理屈を一瞬なくしたものだ。それは本当に危ないことだけど、そういう勢いで描かれているものが見えるものを嬉しくさせる。
 この期に及んでなおも厳然と理屈が支配し、それに従って何の過ちもなく絵の具が運ばれているようであれば、この絵にみなぎる嬉しさは出てこなかっただろうと思う。
 では理屈を破れば夢中になれて、嬉しい絵ができるのか、とやりはじめるのが現代美術のいけないところで、理屈で理屈を破っても何も変わらない。考えてやることは、いまでいうウケ狙いというもので、そういう作意はどうしても透けて見えて、夢中にはなれないものである。

 ーー『赤瀬川源平の名画読本』赤瀬川源平 モネ 「日傘をさす女」よりーー

 こういう文章を読むと、感じる物がある。ホセ・トマスの闘牛に欠点がないかと言えば、欠点はある。牛を誘うときの距離がないとか、パセの時の手が高いとか・・・。セサル・リンコンの闘牛に欠点がないかと言えば、やはり、欠点があるのである。しかし、そう言った「欠点を上回る輝きがあり、その輝きの素晴らしさのために結局は欠点を許してしまう」のである。理論的に言って、良い闘牛という物を説明できる。だからといって、そう言う闘牛を実践しているからと言って、面白いかと言えばそうとも限らないのだ。ウセダ・レアルの闘牛は良い闘牛であるが面白味に欠ける。

 そして、つまらない闘牛というのは、理屈以前の問題として感じる物である。そう言うことを、闘牛を1度も観たことがない人にも説明する言葉のヒントが赤瀬川源平の文章にあるように思って、読んでいて嬉しくなったのだ。

 30日の結果。 ブルゴス。ヘスリン、耳1枚が2回。コルドベス、耳1枚、耳2枚。オルドニェス、耳なし。 セゴビア。エスプラ、耳1枚。ロペス・チャベス、サンチェス・バラ、耳1枚が2回。 ソリア。ハビエル・コンデ、罵声、耳1枚。フェレーラ、耳1枚が2回。サルバドール・コルテス、耳1枚。 ラ・ムエラ。フリ、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳なし。 トゥールーズ(フランス)。ファン・バウティスタ、耳1枚が2回。カステージャ、耳1枚。フリエン・ミレット、耳2枚。

 7月1日の結果。 ソリア。コルドベス、口笛。エル・シド、耳1枚。ダニエル・ルケ、耳1枚、耳2枚。 テルエル。エンカボ、耳なし。フェレーラ、耳1枚、耳2枚。コヒーダされ臀部に8cmの角傷。胸を強打してして肺と肋骨に痛みがあり肋骨骨折の可能性があり重傷の模様。セサル・ヒメネス、耳2枚。 トゥールーズ(フランス)。セサル・リンコン、耳1枚。カステージャ、ヘレミ・バンティ、耳なし。 ビナロス。ヘスリン、耳1枚、耳2枚。バレラ、耳1枚が2回。カナレス・リベラ、耳2枚。 エル・エヒド。パディージャ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ハビエル・コンデ、耳1枚。ホセ・オリベンシア、耳2枚、耳1枚。


 7月5日(木) 曇 29696/2

 昨日久々に会った奴が痩せていて、どうしたのと訊いたら、ダイエットをしたのだという。今年の正月に、過去10年の健康診断のデータを見ていたら、13キロ増えているのに気づき、これではいかんと、奮起して3ヶ月で15キロ落としたという。「あなたが今までやっていたダイエットは間違いです。効果的なやり方があります」なんて言うのがありますが、あれは嘘です。ダイエットとは、ひたすら根性です!と、言っていた。現在体重は59キロ台。3ヶ月という短期間で15キロのダイエットをしたので、リバウンドが来るよと言ったら、リバウンドしたら1万円上げますよ!そうやってみんなに公言して自分を戒めて、根性で体重を保ちますと、言っていた。

 実は、スペインから帰るときに、スーツケースの重量を量るついでで、体重を量ったら、スペインに行く前に比べて5キロ増えていた。ヤバイと思って、日本に帰って仕事を始めたら少し痩せるだろうと思っていた。日本に帰ったその日風呂屋で計量したら、1キロしか太っていないことが判った。2日で4キロ減ったとは考えられないので、おそらく、スペインで使った体重計が狂っていたのだと思う。

 最近何処でもダイエットが流行っている。お袋もダイエットで42キロになったという。でも、そう言うダイエットはバカだと思う。ほどほどのバランスというのが必要だしそれが崩れるとやばいことになる。


 7月6日(金) 晴れ/曇  30578

 全てが満足できる事ってあるのか?理想を言うのは誰でも出来る。その理想に共感できなくても。でも、誰の共感できないような理想など糞食らえだ。それとやっかいなのは、共感できる理想でも、その時点で実現不能な物は空論となるのだ。そう言うことを考えの中に入れて、現実と折り合いを付ける。それを批判されても、どうしようもない。それなら、こちらの要求という物は、通らなくなる。実現不能な理想は、ただ空しいだけだ。批判の根源にある物が何なのかと言うことを考えて、その根源を取り除くことに気づくことが重要な気がする。それが出来れば、批判は収まる。理想を実現するためには、犠牲はつきものだ。長いヴィジョンで見れば、今ある批判に挫けてはいれないのだ。

 現実は止まらない。いつも動き続けている。状況もいつも動いている。1日前の状況と今は違う。この前ああいう風に言っていたのにと言うのとは、変化が生じている。そう言う変化に対応できなければ、やっていけない。その中で最善の努力をする。結果という物は、直ぐには出てこない物もある。しかし、良い結果を出すためには、批判なども含めて、受け入れて、作業していかないといけないのだ。 


 7月7日(土) 曇 4296

 今日って七夕。朝から洗濯や片付けをして、闘牛の会で流すビデオの編集をやった。出来るだけ良い物を流そうと思って編集したが、流せる時間は限られているので、ホセ・トマスのバルセロナだってしょうがなしにカットした部分がある。でも、ホセ・トマスの闘牛は、カポーテやムレタを持って牛を相手にしているところは、殆ど入っている。そうしないと、今回の発表の重要性が出ないだろうから・・・。


 7月8日(日) 曇 3324

 スペインのパンプローナでは、サン・フェルミン祭が開幕した。HPのトップからエンシエロがに観れるようにリンクを貼った。バルセロナの続き。水を買ってYさんと席に着く。切符の席には日本人のカップルが座っていた。話しかけたら、移動した。闘牛場の中は、人で一杯。ノー・アイ・ビジェテなのだから当たり前だけど、バルセロナのでこういう風になるのは、22年ぶりで夢のような事だ。しかし、所々に10とか20とかまとまって空席がある。おそらくダフ屋の買い占めで売れ残った席だと思う。

 開始時間が近づくと、どうなるのだろうという期待と不安だった。夜行出来て、朝早くから闘牛場に並び、切符を買って、旅行の予定まで変更して観ようと思ったホセ・トマスの闘牛。そんな僕の気分も、闘牛場に詰めかけた闘牛ファンの気持ちも同じようなもで、異様な雰囲気だった。時間になり、アルグシルが登場。そして、闘牛士が出てくる。ホセ・トマスは1番最後にアレナに登場すると観客は立ち上がって喝采を送る。

 白山千鳥は、1年のうちの10ヶ月我慢して、2ヶ月だけ花を咲かせる高山植物。この11年間俺は、白山千鳥のように2ヶ月だけ花を咲かせる為に、10ヶ月を我慢する事を繰り返して来た。これからは、違う1年のサイクルで過ごしたいものだ。

 7日ルセナでフィニート・デ・コルドバが、トレエルベロ牧場の牛をインドゥルトした。

 7日の結果。 パンプローナ。ウセダ・レアル、イバン・ビセンテ、セラフィン・マリン、耳なし。 ルセナ。フィニート、耳1枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。カステージャ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。


 7月9日(月) 曇 23964

 不快から深いに変わった感情。昨日は仕事場で怒鳴り散らした。意味不明、論理的でない話に非常に強い不快感を感じた。話の前提条件を説明するが、かなりの無理がある。言っていることがちぐはぐで、一体何を言いたいのか全く判らない。ただ単に感情を言っているようにしか思えない。この事柄について、何をどうしたいのか、見えない。理想論としては判っても、実現可能な事を言っていない。そんなことも解らないのと言う強い憤り。話を訊かないんですか?と言うから、訊くけど、現実的な話ならと言った。それからの話は、実に意義深かった。途中で、何故始めからそう言う話をしないのかと思った。この口げんかは周りの人間が観ている。

 それからは、現実的かつ建設的な話が出来だ。今日は昨日の話し合いの結果を他と摺り合わせた。こちらの要求は蹴られたが、要望は通った。全てが100%通ることはないのが現場の仕事。その後、口げんかを相手が、言った。みんなが観ている中で、こういう状況で自分が言わなければ、他に不満を持っている人間が言うより、良いと思った、と言った。その言葉には、昨日口げんかした理由が込められていた。なるほどと思った。そこまで深く考えていたのかと、納得した。

 スペインで1ヶ月ちょっと一緒に住んでいたY君からTELがあった。弟の結婚式で帰国して帰省していた。佐賀に行っていた。集中豪雨が凄くて笑ってしました言っていた。それとイカが美味かったと言っていた。俺が食いたかった!

 8日の結果。 パンプローナ。エンカボ、ラファエリジョ、ロブレニョ、耳なし。 シウダ・レアル。コルドベス、弱い耳要求、耳2枚。カステージャ、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。 エステポネ。ハビエル・コンデ、耳1枚。フリ、耳2枚。サルバドール・ベガ、耳1枚、耳2枚。 EAUZE(フランス)。ロペス・チャベス、耳なし。ファン・バウティスタ、耳1枚が2回。フリエン・レスカレット、耳1枚。


 7月11日(水) 曇時々雨 29815/2

 イチローが大リーグのオールスター戦で、3打数3安打。オールスター史上初めてのランニングホームランを打って、MVPになった。「楽しかった。こういう舞台を用意してくれたファンに、あらためて感謝したい。7年目で、これまでと違う感覚を持ってやってこられた。これまで6年の成果が、ようやく表れてきている。そんな自分に対しても、喜びを感じられたオールスターでした。」 ーーサンスポよりーー

 イチローが素晴らしい選手であることは、日本人は勿論、アメリカ人も、大リーガーもみんな解っているが、こういう結果を出したことは、本当に嬉しいことだ。TVでイチローは、「たとえオールスターでも、結果を出さないとダメだなぁと思いました」と言っていた。野球が楽しい!そういう気持ちを職業として野球をやっていても持ち続けるということは、本当に凄いことだ。今日の天気と違って、非常に気分が良い。おめでとうイチロー。こういう気持ちになるのは、スポーツの良いところだ。そして、絶えず努力と工夫を続けてきた結果だ。

 9日の結果。 パンプローナ。フェレーラ、マティアス・テヘラ、耳なし。サルバドール・コルテス、耳2枚、耳1枚。

 10日の結果。 パンプローナ。ロペス・チャベス、ファン・バウティスタ、耳なし。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。


 7月12日(木) 曇のち雨 7393

 最近、腹の具合が良くない。背骨が今までより反り方が違ってきているからだと思う。それというのも、ちっと太り気味だからだろうと思う。腹が出て来たからかこう言うことになるのだろう。腹が凹むように何らかの対策が必要な状況だ。それをしないと、腰痛になるだろう。

 ここのところ、カルテルがドンドン発表されている。それのこっちが追いつかない状態。

 11日の結果。 パンプローナ。フランシスコ・マルコ、耳1枚。エル・シド、耳1枚、耳2枚。サルバドール・コルテス、耳1枚。


 7月13日(金) 曇一時雨 33237

 2点目が入ったときオシムが左手でガッツポーズをした。前半を終えて3−0。このまま圧勝すれば決勝トーナメントへ進めるだろう。初戦は、たるい試合だった。ハーフライン付近でのバックパスとか、シュート打つべき所でパスとかガッカリした。今日は、結果が伴うようなゲームプランになっているようだ。

 台風接近に伴い準備プランなどした。明日の闘牛の会は台風の影響で、雨が降るだろう。ニームのカルテルも発表になった。

 12日の結果。 パンプローナ。ヘスリン、カステージャ、アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。


 7月15日(日) 雨 10539/2

 昨日は、安田スタジオで闘牛の会の発表をした。台風接近で遠方から来る予定の人たちが、来れなくなった。雨が降っていたが、それでも、荻内先生以下12名が集まった。ビデオは、セビージャのセサル・リンコン、バルセロナのホセ・トマス。サン・イシドロのセバスティアン・カステージャ、ファン・バウティスタ。エル・フリ。記念闘牛のセバスティアン・カステージャを流した。雨の影響で、遅れてきた人が多く、セサル・リンコンのファエナを観なかった人が多かった。やはりホセ・トマスが注目の的で、その話が多かった。

 Mさんは、ホセ・トマスの闘牛について、ビデオを観ていて鳥肌が立った。と言っていた。

 13日の結果。 パンプローナ。フリ、エル・シド、カステージャ、耳なし。 リンコン・デ・ビクトリア。フィニート、ハビエル・コンデ、耳1枚。オルドニェス、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。

 14日の結果。 パンプローナ。ペピン・リリア、耳なし。フェレーラ、耳要求で場内1周。フェルナンド・クルス、耳なし。 ロス・カジャドス。ミックス闘牛。闘牛士、イガレス、耳なし。クーロ・マルティネス、耳1枚。見習い闘牛士、アレハンドロ・カルモナ、耳1枚が2回。 ラス・ナバス・デル・マルケス。パウリタ、耳1枚。サルバドール・ベガ、マティアス・テヘラ、耳なし。 コックス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、トマス・ソレル、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。コルドベス、オルドニェス、耳2枚と尻尾1つが2回。 モンタルバン。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、セルヒオ・ドミンゲス、耳なし。アントニオ・ドメク、耳2枚。闘牛士、アベジャン、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。レイ・ベラ、耳1枚、耳2枚。 カベサ・ラ・バカ。フランシスコ・マルコ、耳1枚。サンチェス・バラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ミゲリン・ムリージョ、耳2枚。


 7月17日(火) 雨 32020/2

 昨日新潟で、阪神大震災を超える地震があった。倒壊した建物の下で多くの人が怪我をして、死亡した人も9人が確認された。電気・水道・ガスなどのライフラインが寸断され避難所には、1万人以上の人が避難している。交通網も寸断さている状態。TVでは、ニュースをずっとやっていた。選挙の応援で長崎にいた首相は急遽東京に戻りそれから新潟に向かった。

 昨日の夜は、米ちゃんと会った。今後の計画などを訊いた。えむさんからは、闘牛の会の会場についての提案があった。そういうことをみんなに提示した方が良いと思う。

 15日の結果。 バルセロナ。ヘスリン、口笛、場内1周。エル・シド、耳1枚。カステージャ、耳なし。 バイヨンヌ(フランス)。デニス・ロレ、耳なし。フリエン・レスカレット、場内1周。フリエン・ミレット、耳なし。 Ceret(フランス)。エスプラ、コヒーダされ胸を刺され手術。他に陰嚢と顔を刺される重傷。パディージャ、耳1枚ともう1枚要求。サンチェス・バラ、耳なし。 サン・フェルナンド。フィニート、耳1枚が2回。オルドニェス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ベンハミン・ゴメス、耳2枚が2回。


 7月18日(水) 曇 29088

 参院選のさなか、元日本共産党議長、宮本顕治が老衰のために死亡した。昔、国会で浜田幸一が「昭和八年十二月二十四日、宮本顕治ほか数名により、当時の財政部長小畑達夫を股間に……針金で絞め、リンチで殺した。このことだけは的確に申し上げておきますからね」「私が言っているのは、ミヤザワケンジ君が人を殺したと言っただけじゃないですか。」と発言。何で宮沢賢治が人を殺したのか訳が分からなかったが、これは単にハマコーの言い間違いで、宮本顕治のことを言っていたのだ。興奮すると人の名前も間違えてしまうのがやんちゃなハマコーだった。事の真意は知らないが・・・。

 選挙には、是非行く。与野党逆転になるかどうかの選挙。実は、東京選挙区には選挙戦の応援をしたいと思っている候補がいる。無所属から出馬しているが、その人には議員になって欲しい。母親も補欠選挙で当選して議員になっている。今度は本人が立候補した。だから、いつ死ぬか判らないだろうから是非、政治の世界を観て欲しいと思う。そうやって、自分の受けた薬害と言う物に決着を付けて欲しいと思うのだ。

 17日の結果。 バレンシア。カリファ、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。


 7月19日(木) 曇 4596

 サン・セバスティアン・ロス・レジェスのカルテルが発表されたが、書く時間がない。セサル・リンコンが出場する。他にカステージャ、アレハンドロ・タラバンテ、ファン・バウティスタ、フリ、セサル・ヒメネスなどが出るが、ホセ・トマスは出ない。

 18日の結果。 バレンシア。バレラ、耳1枚。フリ、耳要求。カステージャ、耳1枚。


 7月22日(日) 曇 54192/3

 武豊が、岡部幸雄のJRA最多勝記録2943勝超える新記録、2944勝目を記録した昨日、オシム・ジャパンは、ベトナムでオーストラリアに1−1からPK戦の末、ようやく勝った。今日は、琴光喜が負け、朝青龍が優勝した夕方に、投票に行った。勝ち馬投票券ではない。参院選の投票である。ネットなどの報道では、民主党が60議席に迫る勢いと報じられている。自民党は、40議席を切るかどうかという。確か今日のネットだと思うけど、それまでのNHKや大手新聞社の参院選の有権者TEL調査は2000人くらいのものだったが、共同通信社TEL調査は3万5千人くらいの大きなデータで、その中で民主党が第1党へ、自民党は40議席前後という調査結果が出ている。ただし、これは、有権者の中で未だ、誰に投票をするのか決めてない人が2割以上いる。この人たちがどう動くかで、今回の参院選の結果がかかっている。

 来週の日曜日までに大きな動きがあるのか、ないのか、それは判らない。

 「感動呼ぶ話題の演説「泣かせる龍平節」で病と闘い選挙と戦う

 「聴衆が思わず涙する」と感動を呼んでいる街頭演説がある。参院選東京選挙区に無所属で出馬している薬害エイズ訴訟の元原告、川田龍平氏(31)だ。エイズ発症の恐怖を抱えながら、4種類の薬を毎日飲んで精力的に遊説し「命が大切にされる社会を」と訴える。川田氏以外にも、病と闘いながら選挙を戦う候補者たちの奮闘が話題となっている。
◇ 「今年、31歳になることができました。こんなに長く生きられるとは、思っていませんでした」

 率直な心境を話す。絶叫調ではなく、むしろ冷静な口調。周りにはじっくり演説に聞き入り、涙をぬぐう聴衆の姿も。候補者だけが泣いて訴えかける選挙運動が多い中では、異例の光景だ。

 屈指の激戦区・東京で既成政党の候補者たちを相手に、無所属の川田氏が“台風の目”となっている。薬害エイズの被害者として厚生行政や官僚の天下りの問題点などを中心に訴え、毎日都内5カ所前後で街頭演説を行っている。

 「いつエイズを発症し死ぬかもしれない、という不安と闘っています」。血友病患者で、非加熱輸入血液製剤の投与によりHIV(エイズウイルス)に感染。10歳の時に母親から感染を知らされた。平成7年にHIV訴訟の原告では初めて実名を公表、エイズ問題の先頭に立ってきた。

 元衆院議員の母、悦子さん(58)は「命を縮める」と当初は出馬に反対したが、「できるうちにやりたい」と出馬を断行。毎日昼に発症を抑える薬を4種類服用しながらの選挙戦で、副作用は強いというが「前よりも体調は良くなっています」と元気そうだ。

 「仲間が次々と目の前で殺されていった。私は生き延びてきた人間として、政治を変えたいんです」と訴える川田氏に、聴衆から拍手が起きた。

 21日の目黒区内での演説を聞いていた50代男性は「エイズと闘っている彼の言葉はとても心に響く。演説に説得力があった」と涙目に。主婦(58)は「裁判をやってきた強さが確固たるものになっていると感じる。体力を維持してもらい、ぜひ国会に送り出してあげたい」と期待を込めていた。


■川田氏の演説要旨
 10歳の時に薬によってエイズに感染したことを母から聞かされました。友人が次々とエイズを発病し、亡くなっていきました。私も、いつ発病し死ぬかもしれないという不安と戦いながら、人は何のために生きるのかを考え生きてきました。 高校3年生の時、製薬会社、国に、責任を認め謝ってもらうため裁判に加わりました。19歳の時、堂々と生きていきたいと思い、実名を公表しました。多くの人が動き出し、画期的な裁判の和解へとつながりました。 私は31歳になることができました。ここまで生きられるとは思いませんでした。皆さんのご支援のおかげで、今の私があります。薬害エイズを引き起こした、当時の厚生官僚が社保庁に天下り、年金問題を引き起こしています。このまま社会が悪い方向へ変えられていくのを黙ってみていられません。 薬害エイズの被害に遭い、仲間が次々と殺されていくのを見ながら生き延びた人間として、一人一人の命が大切にされる社会を作るために立候補しました。動けば変わる。生きるって楽しい、と思える日本へ。皆さんとともに頑張ります。(21日、東京・学芸大学駅前での演説)」 ーーサンスポよりーー

 19日の結果。 バレンシア。ポンセ、耳1枚。カステージャ、耳なし。マンサナレス、耳1枚。

 20日の結果。 ロケタス・デ・マル。ペピン・リリア、耳2枚。ビクトル・プエルト、耳1枚。フェレーラ、耳1枚、耳2枚。 ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオン。フィニート、耳2枚。コルドベス、耳2枚、耳1枚。マンサナレス、耳1枚。

 21日の結果。 バレンシア。ホセ・カルボ、フェルナンド・クルス、アンベル・ポサダ、耳なし。 サンタンデール。セサル・ヒメネス、マティアス・テヘラ、ペレラ、耳1枚。 マンサナレス。フィニート、耳1枚。カジェタノ・オルドニェス、耳なし。フリオ・ベニテス、耳要求でプレシデンテに罵声、耳2枚。 ロケタス・デ・マル。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳1枚、耳2枚。闘牛士、ガジョ、場内1周。トレス・ヘレス、耳1枚が2回。 ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオン。ヘスリン、耳1枚が2回。パディージャ、耳1枚。ハビエル・コンデ、耳なし。 アルキジョス。ミックス闘牛。闘牛士、モレノ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ビクトル・ハネイロ、耳2枚。見習い闘牛士、エル・レモンタ、耳2枚。騎馬闘牛士、ハビエル・カノ、耳2枚。


 7月23日(月) 曇 4569

 ようやくは医者に行ってきた。4月セビージャでスパゲッティを食べたときに貝を囓ってボリッと音が鳴ってから調子が悪かったり、良かったりを繰り返していた。それを見て貰ったのだ。欠けているが大丈夫と言うことだった。大丈夫じゃなかったら今まで痛くて苦しんでいただろう。取りあえずは安心した。バルセロナのホセ・トマスのことを未だ最後まで書いていない。それも書かなきゃダメなんだけど何というか時間がないというゆうか・・・。

 ネット、参院選の情勢を観たり、マニフェストなど政策比較やそれを選挙民がどう受け止めているかを観ている。民意は、総じて安倍首相を信じられないと思っている。だからといって小沢民主党が良いと思っているわけでもない。この辺の微妙な感情が選挙にどう反映されるのか。

 22日の結果。 バルセロナ。フィニート、口笛。コルドベス、耳1枚ともう1枚要求。カステージャ、耳なし。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。ペレラ、耳なし。アレハンドロ・モリジャ、耳2枚、耳要求で場内1周。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚、耳2枚。 モン・ド・マルサン(フランス)。ペピン・リリア、耳なし。エンカボ、強い耳要求で場内1周。フリエン・レスカレット、耳なし。 アビラ。ホセ・トマス、耳1枚ともう1枚要求。フリ、耳1枚が2回。 マンサナレス。フェレーラ、耳1枚と強いもう1枚要求、耳1枚。アントン・コルテス、耳なし。マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。 ロケタス・デ・マル。ルイス・マヌエル、耳2枚が2回。サルバドール・ベガ、耳1枚、場内1周。マンサナレス、耳1枚が2回。 マルベージャ。ヘスリン、耳1枚、耳2枚。オルドニェス、カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。 ビナロス。ハビエル・ロドリゲス、ミゲル・アンヘル、耳なし。ヒネメス・カバジェーロ、耳1枚。 ペーニャ・デ・サン・ペドロ。エル・レンコ、耳1枚。ダニエル・ドゥアルテ、耳なし。ハビエル・ソリス、耳2枚、耳1枚。


 7月26日(木) 晴 39665/3

 オシム・ジャパンは、負けるべくして負けた。攻める気が感じられない。バックパスばからりのバックスラインのパス。攻めの時は、シュートで終わらない。綺麗なパスを通そうとする。何を考えているんだか判らない。ゴール前のシュートは、強引さがない。攻撃的なスペイン・リーグとは、雲泥の差。チームとして意思統一もない。選手は、レベルが低い。3点目はキーパーの責任。あれを止められないなら、国際レベルとは言えないだろう。

 サッカーが負けたことにより、日曜日の選挙特報はTBSを観ることにする。

 23日の結果。 モン・ド・マルサン(フランス)。クーロ・ディアス、耳なし。フリ、耳1枚。マンサナレス、耳なし。

 24日の結果。 サンタンデール。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳2枚。闘牛士、マンサナレス、カジェタノ・オルドニェス、耳なし。 モン・ド・マルサン(フランス)。ファン・バウティスタ、耳1枚。カステージャ、セサル・ヒメネス、耳なし。

 25日の結果。 サンタンデール。フリ、耳2枚。カステージャ、耳なし。 ビトリア。ヘスリン、耳1枚。コルドベス、耳なし。オルドニェス、耳1枚とも強いもう1枚要求。 モン・ド・マルサン(フランス)。フンディ、耳1枚。ロペス・チャベス、口笛。フェルナンド・クルス、場内1周。 コジャド・ビジャルバ。パディージャ、耳1枚が2回。エンカボ、耳2枚が2回。フェレーラ、耳2枚。


 7月28日(土) 晴 45040/2

 サッカー日本対韓国は、全く気迫を感じない選手たちのプレーにイライラが募る。退場で1人少ないのに何故、得点できないのだ?攻撃で殆どドリブルがない。パスが繋がらない。勝ちたいという意欲が感じられない。非道いものだ。サッカーとは殆どがイライラであるが、こんなんだったらミジメに負けた方が良いと思うくらいの試合だ。

 明日は参院選挙。野党は多くの世論調査の通り本当に圧勝するのだろうか?

 26日の結果。 サンタンデール。フェレーラ、耳2枚。フランシスコ・マルコ、場内1周。アレハンドロ・タラバンテ、罵声。 モン・ド・マルサン(フランス)。ポンセ、罵声。カステージャ、耳なし。

 27日の結果。 サンタンデール。フンディ、耳1枚が2回。エンカボ、ロペス・チャベス、耳なし。 カバニジャス・デル・カンポ。サンチェス・バラ、耳1枚。ロブレニョ、セルヒオ・マリン、耳なし。


 7月30日(月) 雨 25926/2

 今日の朝は、昔阪神タイガースが優勝したときのように、新聞を全部買った。買ったのは、スポーツ新聞ではなく、一般紙だ。「自民歴史的大敗」朝日新聞、「与党惨敗民主第1党」讀賣新聞、「自民歴史的惨敗」毎日新聞、「自民惨敗、30議席台」日本経済新聞、「民主参院第一党」産経新聞、「自公惨敗 首相は「続投」」東京新聞。なんて気分の良い朝なんだろう。日本が変わろうとしている。

 投票終了後に、各放送局は出口調査を基に自民惨敗を報じた。しかし、安倍首相は、超倫理的判断で、引き続き政権に着くことを明言した。お坊ちゃまだから、民意など言う物は判らないし、判ろうともしない!社会保険、閣僚の事務所の不正経費、失言などへの対応で、リーダーとしての資質に不信感を持たれた。そして、国会での強行採決の連発。これだけ、嫌われることをして、選挙で勝ったら日本はおかしい。国民は、決して民主党が良いと思って投票したのではない。自民党への反対票として投票した人も多いのだ。

 「反省すべきは反省していかなければいけないが、私の国造りはまだスタートしたばかりだ。改革を進め新しい国をつくっていくために、これKらも総理として責任を果たしていかなければいけない」と、安倍首相は言った。訳の分からない話だ。選挙が始まると、安倍首相は、「私と小沢さんとどちらが首相に相応しいかを選ぶ選挙」と、言っていたのに、退陣しない。余りにも鈍い反応。リーダーとしての資質があるとは思えない。民意は退陣を要求している。

 「姫の虎退治」。耳に残るフレーズで、保守王国岡山で、勝った民主党の女性候補、姫井由美子は、一人区6勝23敗で自民党惨敗、民主党大勝の象徴的な選挙区となった。また、激戦の東京は、民主2、公民1、無所属1、自民1、となり、最後の議席を自民の2人で争った。無所属で当選したのは、HIV感染の血輸製剤で感染した薬害エイズの原告、川田龍平さんだった。これも今回の選挙で嬉しかったこと。

 参院選の態勢が決まった30日小田実が胃ガンのため死亡した。「元「ベ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)代表で、ベトナム反戦運動など市民運動の先頭に立った行動派の作家、小田実(まこと)さんが30日午前2時5分、胃がんのため東京都内の病院で死去した。75歳。
 大阪市生まれ。東大卒業後にフルブライト留学生として渡米。南米や欧州、アジアなどを回った旅行記「何でも見てやろう」(1961年)はベストセラーとなった。
 65年には米軍の北ベトナム(当時)爆撃に反対する哲学者の鶴見俊輔さんらと反戦運動を開始。ベ平連を結成し、代表になった。大規模なデモやワシントン・ポストなど米紙へ意見広告を掲載して注目を集めた。ベ平連は米軍が撤退した後の74年に解散。その後も湾岸戦争の際には同様の意見広告を出すなど、一貫して反戦の立場を貫いた。
 95年1月の阪神大震災は西宮市の自宅で遭遇。恒久的な公的支援の法制度を作るために奔走し、98年の「被災者生活再建支援法」成立の原動力にもなった。
 ◇  ◇
 文学者としての小田さんは、虐げられる側、庶民の目線を大切にしながら、民族、国、性などをつぶさに見据え、その成果を小説などに結実させた。
 デビュー作は1951年に出版された小説「明後日の手記」。デビューの2年前、高校2年だった小田さんは兄事していた作家、中村真一郎さん(故人)を通じ、当時、名編集者として鳴らしていた文芸誌「文芸」の坂本一亀さん(同)に出会い、出版を勧められた。
 若者の好奇心に火をつけ、ベストセラーになった旅行記「何でも見てやろう」(61年刊)を書くように勧めたのも坂本さんだ。
 最初の長編小説「アメリカ」(62年刊)では、米国内での人種差別などに実直に目を向けていて、後にベトナム戦争を市民の目から徹底的に批判していく小田さんの文学的なスタンスが見て取れる。
 大阪のブルジョアの女生大学院生の恋愛を通じて日本の縮図を映し取った長編小説「現代史」(68年刊)、遺骨収集を素材に戦争の痕跡を描いた政治小説「ガ島」(73年刊)をはじめ、長編3部作といわれる「冷え物」「羽なければ」「円(まる)いひっぴい」(77年刊)がある。
 この10余年の間でも、終戦直後の大阪の闇市を舞台にした「大阪シンフォニー」(97年刊)、川端康成文学賞を受賞した短編「『アボジ』を踏む」(98年刊)、戦争末期の日本軍の玉砕をテーマにした「玉砕」(同)、阪神大震災をモチーフにした「深い音」(02年刊)など旺盛な創作意欲は衰えず、最期まで文芸誌「すばる」の連載を続けていた。 」 ーー毎日新聞よりーー

 小田実で思い出すのは、「朝まで生テレビ」に出演中に、小田実への反対論者に、「あんたは人相が悪い」と言われた言葉だ。あの時、思わず笑ったものだ。論理的話とか、分かり易い語り口とか、鋭い指摘とか、そういう物以外に、人を話すことで説得したり、納得させたりするには、小田実のように人相が悪くてはいけないのかもと思った。あの語り口は、確かに東大出の官僚的な、威圧的な、話し方だった。それはそれで好きだったのだが・・・。


 7月31日(火) 雨 5813

 昨日新聞を見せてと言われて渡したら、それを読んで、「辞任に値する審判。当たり前だよね!!!」と怒った女性がいた。笑いながら訊いていた。こうゆうのは一般的な反応だと思う。昨日選挙行った?訊いた男の子は、18歳なので選挙権がないです。と言っていたが、新聞を読んだ後、タバコを吸ったので、選挙権はなくてもタバコは良いんだ?と、訊くと、一瞬固まった後笑って、痛いところを突きますね。と言ったので、普通だよね。と言うと、普通ですと言っていた。

 新聞は全部読んでいない。今週かけて選挙関連の記事を読んでいこうと思っている。

 28日の結果。 サンタンデール。パディージャ、ルイス・ボリバル、サルバドール・コルテス、耳なし。 コジャド・ビジャルバ。ロペス・チャベス、耳なし。イバン・ガルシア、耳1枚。フェルナンド・クルス、耳なし。 トレモリノス。ハビエル・コンデ、耳1枚、耳2枚。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。フリオ・ベニテス、耳1枚、耳2枚。 コンスタンティナ。ミックス闘牛。メンドーサ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。闘牛士、フィニート、耳1枚が2回。マンサナレス、耳4枚。 トゥデラ。ファン・バウティスタ、ガジョ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 サンタ・マルタ・デ・トルメス。ファン・ディエゴ、耳なし。カスターニョ、耳2枚。ラウル・クアドラド、耳1枚。 ラ・ソラナ。ヘスリン、耳なし。コルドベス、耳2枚。ホセ・マリア・ラサロ、耳1枚。 トレ・デル・マル。オルドニェス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。サルバドール・ベガ、耳2枚、耳1枚。ダビ・ガラン、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。 カンポフリオ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ホセ・ルイス・カナベラル、耳1枚。闘牛士、ルイス・デ・パウロバ、耳2枚。リマ・デ・エステポナ、耳1 枚、耳2枚。 カバニジャス。ゴメス・エスコリアル、耳なし。イバン・ビセンテ、耳1枚が2回。ハビエル・バルベルデ、耳1枚。 

 29日の結果。 サンタンデール。フィニート、耳なし。ガジョ、耳1枚、耳2枚。トレス・ヘレス、耳なし。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。フリ、耳なし。カジェタノ・オルドニェス、コヒーダされ左太腿2個所に12〜15cmと6〜8cmの角傷を受ける重傷。 コジャド・ビジャバ。ヘスリン、耳なし。コルドベス、耳1枚。アベジャン、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 Beaucaire(フランス)。ハビエル・コンデ、耳なし。ファン・バウティスタ、耳2枚。 Saint Vicent de Tyrosse(フランス)。ラファエリジョ、耳1枚。ロペス・チャベス、耳なし。フェルナンド・クルス、耳1枚。 Orthez(フランス)。サンチェス・バラ、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳1枚が2回。メディ・サバジ、耳1枚。

 アタルフェ。ポンセ、耳2枚、耳2枚と強い尻尾要求でプレシデンテに罵声。マンサナレス、耳2枚。フリオ・ベニテス、耳1枚と強いもう1枚要求。 インカ。バレラ、耳1枚、耳2枚。カナレス・リベラ、耳2枚。フェレーラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 モンテアグド。ラモス、耳2枚が2回。エル・レンコ、耳2枚。エミリオ・ラセルナ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 カラスパラ。ロブレニョ、場内1周。ルイス・ビルチェス、耳2枚、場内1周。セラフィン・マリン、耳1枚が2回。 トゥデラ。マルコ、耳1枚。パウリタ、耳1枚、耳2枚。サルバドール・コルテス、耳1枚。 ビジャパラシオス。アルフォンソ・ロメロ、耳1枚、耳2枚。ファン・デ・フェリックス、耳1枚。ハビエル・ソリス、耳1枚、耳2枚。 オンダラ。エル・ヒノ、ダニエル・デアルテ、耳1枚。 ピノソ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳1枚が2回。闘牛士、ウセダ・レアル、耳2枚。フランシスコ・ホセ・パラソン、耳2枚、耳1枚。


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