断腸亭日常日記 2006年 その6

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
2001年4月19日〜5月3日 5月4日〜5月17日 5月18日〜5月31日 6月1日〜6月11日
6月12日〜6月22日 2002年4月16日から4月30日 5月1日〜5月15日 5月16〜5月31日
6月1日〜6月13日 2003年4月16日〜5月24日 5月25日〜6月10日 6月12日〜6月26日
2004年4月14日〜5月7日 5月8日〜5月31日 6月1日〜6月17日 2005年1月1日〜1月28日
1月29日〜2月25日 2月26日〜3月30日 3月31日〜4月24日 4月25日〜5月22日
5月23日〜6月16日 6月19日〜7月28日 7月29〜8月13日 8月14日〜9月7日
9月8日〜10月7日 10月9日〜11月10日 11月11日〜12月31日 2006年1月2日〜2月9日
2月10日〜3月17日 3月18日〜4月12日 4月13日〜5月6日 5月7日〜5月29日
5月30日〜6月19日 6月22日〜7月22日 7月23日〜8月17日 8月20日〜9月12日

 9月13日(水) 雨

 東京は雨が降り続き、最高気温が19.4度だった今日HPを開設して8年目を迎えた。秋の気配を感じながら良く続けてきたなぁと思う。このHP作成のために使った時間を違う方に使えば色んな事が出来るだろうと思うようになってきた。

 松井秀喜が骨折からの復帰戦で4打数4安打1打点1四球で5打席連続で出塁した。総立ちになったヤンキースタジアム。

≪ ◆ヤンキース・松井秀喜外野手の話
「また、こうやってグラウンドに立つ日を待ってやってきた。(第1打席のスタンディングオベーションは)非常にうれしかった。歓声はずっと忘れないと思う。(4打席連続安打は)びっくりです。4カ月間、ファンに寂しい思いをさせた。その分、お返しできるように頑張りたい」

 ★松井秀、4打数4安打−「全部よかった」復帰戦
プレー中に声援に応えるのは好きじゃない。ただ、5万人を超える観客の拍手と歓声が鳴りやまず、次打者も球審も待っている状況では、応えざるを得ない。六回一死、中前打で一塁に立った松井秀は、髪を直すように軽く右手でヘルメットを取った。これが、この日4本目の安打だった。
4打数4安打の復帰戦は、一回の適時打で始まった。一死一、三塁、カーブにやや泳ぎながら、打球を中前に落とした。「スタンディングオベーションで迎えてくれた。忘れられない瞬間になったと思う。かなり詰まって(左手首の)骨に悪そうな当たりでしたけど」
第2打席からは強い当たりが続いた。先頭打者の三回は151キロをライナーで右に打ち返した。四回も151キロを中前打すると、六回はチェンジアップを中前打。八回は四球を選んだ。「全部良かった。ストライク、ボールの見極めができたし、打つべき球に手を出していた」
今月初めに調整のため出場したマイナーリーグ4試合で計3安打だった。それが大リーグ復帰戦で4安打。「ピンストライプのユニホームを着て、ヤンキースタジアムでプレーするということが、いいふうに影響したのかもしれない」。必要なのは、やはり大リーグという舞台だったようだ。

 ★松井秀の存在の大きさ知る−舌を巻く監督、同僚

123日間、試合から離れていた。大リーグデビューから518試合連続出場を続けていた松井秀は「当たり前の日々がこんなにもうれしくて、ありがたいものだと、今日という日があらためて気付かせてくれた」と言った。監督、チームメートも、松井秀の存在の大きさをあらためて感じているようだった。
「あいつにとっての再開幕。予想していたわけじゃないけど、こうなっても驚かない。ただ頭を振って笑うしかない、という感じかな」
4安打の再出発をトーリ監督は喜ぶ。何度も驚かされてきたから、もう驚かないのか。「チャンスを逃さない。特別だ。重圧のかかる場面でどうプレーするかは、教えようのないことなんだ」
5月11日、折れて異様に曲がった左腕を抱えてうずくまる松井秀に付き添っていたのは、デーモンとジーターだった。「久しぶりでもいい振りをする。いい打者だな。まあ、いい打者だから、ここにいるんだろうけど」とデーモンは笑う。ジーターは「簡単なことでない。4カ月休んでいて、4安打だぞ」。

松井秀はチームメートの祝福にどう答えたのだろう。「実は折れてなくて、ただ休んでいただけなんだって、言っておいた」 ≫ ーーサンスポよりーー

 スターとは、確固たる存在感を持ち合わせている物なのだ。実力だけでなく運も持っている。そして、冷静でいられる。凄い!!!

 12日の結果。 アルバセーテ。カステージャ、セルヒオ・マルティネス、セサル・ヒメネス、耳1枚。 ムルシア。ヘスリン、耳要求、弱い耳要求。ラファエリジョ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。フリ、耳1枚。 グアダラハラ。エウヘニオ、耳なし。クーロ・ディアス、耳1枚。イバン・ビセンテ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。 バサ。ペピン・リリア、耳2枚。強い耳要求でプレシデンテに罵声。オルドニェス、耳2枚。エル・シド、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 モゲル。フィニート、耳なし。ファンディ、耳2枚と尻尾1つ。マンサナレス、耳1枚。 トルデシジャス。ラモス、耳1枚が2回。ロブレニョ、耳なし。カスターニョ、耳2枚。 シエンポスエロス。マヌエル・アマドール、耳なし。ルイス・ビルチェス、耳1枚が2回。フェルナンド・クルス、耳1枚。 ジェブラ。バウティスタ、耳1枚、耳2枚。サンチェス・バラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。セラニト、耳1枚が2回。


 9月15日(金) 曇り

 麻原彰晃の死刑が確定した。裁判で自分がやったことを殆ど語らずに1審の判決が出、そして死刑確定。オウム真理教が起こした一連の事件で弟子たちが次々と死刑判決が言い渡されて、本丸の麻原彰晃の死刑が確定した。裁判で殆ど事件や心情を語らなかったのは、戦略なのか、演技なのか、裁判を受ける能力がなかったからか、それは判らない。しかし、麻原彰晃に死刑判決がくだされなかったら、どうなるのだろう?死刑以外の判決はあり得ないような気がする。

 「やむを得ないとはいえ、高裁決定にも反省点が残った。刑事裁判では、被告が自らを法的に守る防御権や、被告が裁判で不利益を被らないように弁護人の弁護権が保障されているが、控訴棄却はそうした原則を損ないかねない面がある。
 なにより、控訴審の審理が閉ざされることで松本被告の事件への関与が明らかにされず、歴史に残る特異な事件の全体像が解明されないまま終わる可能性が高いのが残念だ。国民の期待を裏切る結果で、東京高裁や弁護団の責任は重い。」 ーー南日本新聞、社説よりーー

 僕はこういう言い方をしたらあれだが、ある時点で、一連の事件の真相は解明できないと思った。直感的にそれを感じた最初が、上佑フィーバー状態の青山の総本部前で教団幹部、村井秀夫がマスコミや大勢の人の前で暗殺されたときだった。それから、多くの逮捕者を出し裁判が進む中でその思いが段々強くなった。恐らく事件の真相は解明できないだろう。しかし、何故、オウム真理教という物があの時期に存在して今のその残骸が残り続けているのか。また、そういう宗教集団(彼らは宗教だと言い続けている)に入信する信者がい続けるのかという、家庭の問題、社会の問題が、未だにあるのだ。夜回り先生が未だに夜回りを続けたり、リストカットや自殺願望の少年、少女に生きる希望を問い続ける状況はちっとも変わらない。そのことが、最も重要なことのような気がする。家族から始まるコミュニケーション。それを取れない人間が如何に多くなっているか、その部分を解消しなければこういう事件に類意したり、根本が同じ事件はなくならないだろう。いやこれから増え続けるだろうと思う。

 13日モラタ・デ・タフニャで、イバン・ガルシアがエル・キンタナル牧場の牛をインドゥルトした。

 13日の結果。 サラマンカ。ヘスリン、耳2枚。セラフィン・マリン、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、耳2枚。 アルバセーテ。フリ、耳1枚。カステージャ、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 ムルシア。ポンセ、ファンディ、セサル・ヒメネス、耳なし。 モストレス。フィニート、耳1枚。エル・シド、耳1枚、耳2枚。マンサナレス、耳なし。 モラタ・デ・タフニャ。ビクトル・ハネイロ、耳1枚、耳2枚。イバン・ガルシア、耳2枚と尻尾1つ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。アルバロ・フスト、耳2枚。 ロス・ジェバネス。ハビエル・コンデ、オルドニェス、エウヘニオ、耳2枚。

 14日の結果。 サラマンカ。ファンディ、耳なし。カステージャ、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 アルバセーテ。ポンセ、エル・シド、セラフィン・マリン、耳なし。 ムルシア。ペピン・リリア、耳1枚が2回。フリ、耳1枚、耳2枚。ペレラ、耳2枚。 グアダラハラ。ラファエリジョ、ロペス・チャベス、耳なし。サンチェス・バラ、耳1枚が2回。 モストレス。パディージャ、フェレーラ、耳1枚、耳2枚。イバン・ガルシア、耳2枚、耳1枚。 カステジャル・デ・サンティアゴ。アニバル・ルイス、アルバロ・オルテガ、耳1枚が2回。セルヒオ・マリン、耳なし。 バレンシア・デ・ドン・ファン。ヘスリン、耳2枚。イバン・ビセンテ、耳1枚、耳2枚。カペア、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 ボラノス・デ・カラトラバ。サンチェス・プエルト、耳1枚。ビクトル・プエルト、耳4枚。ウセダ・レアル、耳1枚が2回。


 9月17日(日) 曇りのち雨

 台風の影響で九州では電車が突風で脱線転覆した。所により大雨、所により風が凄い台風のようだ。東京も夜になって雨が降ってきた。

 死んだ寺山修司が好きだった吉永正人調教師が死んだ。離婚したとは知らなかったが、吉永みち子が病院で看病をしていたという。最後方からの追い込みで三冠馬ミスターシービーに乗って競馬ファンを沸かせた寡黙な人だった。寺山は、そんな吉永正人に何とかダービーを取らせたいと思って死んでいった。最後の予想は、三冠最初の皐月賞で、「勝つのは、吉永正人が乗るミスターシービー」だった。

 そして、寺山が死んだ年に吉永正人はミスターシービーで三冠馬(ダービーを含む)になる。管理する松山康久調教師は、ミスターシービーが三冠馬に成れたのは、吉永正人が乗ったから。他の騎手なら三冠馬には成れなかっただろうと賞賛を惜しまなかった。吉永みち子が書いた、『気がつけば騎手の女房』の中にはミスターシービーの話や、減量に苦しむ騎手の姿などが書かれている。減量で全身がコブラ返りの様になるのだと書いているのを読んで驚いたことがある。天才でも、名人でもなかったが強烈な印象を残した騎手だった。

 15日アルバセーテでアントニオ・フェレーラがマルケス・デ・ドメク牧場の“ガスタスエラス”という名の牛(NO20、525キロ)をインドゥルトした。カレラ・イ・チョサスでセラニトがフェルナンド・ペーニャ牧場の“トゥリスタン”という名の牛をインドゥルトした。

 16日フエンラブラダでルイス・ミゲル・エンカボがホセ・エスコラル牧場の牛をインドゥルトした。

 15日の結果。 サラマンカ。ポンセ、耳なし。エル・シド、耳1枚、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 ムルシア。セサル・リンコン、モランテ、カステージャ、耳1枚。 アルバセーテ。フェレーラ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。アベジャン、耳なし。サルバドール・コルテス、耳1枚。 ニーム。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳なし。闘牛士、フリ、耳1枚、耳2枚。カジェタノ・オルドニェス、耳なし。 グアダラハラ。ヘスリン、耳要求。セサル・ヒメネス、耳なし。フェルナンド・クルス、耳1枚。 ピエドラブエナ。オルドニェス、耳2枚。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳1枚。コヒーダされて太腿と胸部を挫傷。マンサナレス、耳2枚と尻尾1つ。 カレラ・イ・チョサス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ホセ・マヌエル・コルデロ、耳1枚、耳2枚。闘牛士、ダニエル・ドゥアルテ、耳2枚と尻尾1つ。セラニト、耳2枚、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。 ビジャカリジョ。フィニート、耳2枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳2枚。 モイタ。ヌ ノ・ベラスケス、耳なし。ペレラ、マリオ・ミゲル、場内1周。

 16日の結果。 サラマンカ。モランテ、耳1枚。フリ、耳2枚、耳1枚。ペレラ、耳1枚、耳要求で場内1周。 アルバセーテ。エル・シド、アントン・コルテス、耳なし。アンドレス・パラシオス、耳1枚。 ムルシア。ペピン・リリア、耳2枚が2回。オルドニェス、耳1枚、耳2枚。ファンディ、耳2枚が2回。 ニーム。デニス・ロレ、耳なし。パディージャ、耳1枚が2回。パコ・ペルラサ、場内1周。 グアダラハラ。バウティスタ、セラフィン・マリン、耳なし。ガジョ、罵声。 パルラ。セサル・リンコン、耳なし。コヒーダされて左足の中手骨骨折。痛がりながら続けたファエナに「トレロ、トレロ」の叫び声がこだました。ポンセ、耳2枚が3回。マンサナレス、耳1枚、耳2枚。 アランダ・デ・ドゥエロ。フィニート、耳要求。カステージャ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。セサル・ヒメネス、耳1枚。

 マラゴン。カナレス・リベラ、耳1枚、耳2枚。アニバル・ルイス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ルイス・ミゲル・バスケス、耳1枚、耳2枚。 サングエサ。カリファ、場内1周、耳2枚。エウヘニオ、イバン・ファンディニョ、耳なし。 アルコリサ。パウリタ、ルイス・ボリバル、耳1枚。モレニート・デ・アランダ、耳1枚が2回。 マハダオンダ。ウセダ・レアル、耳2枚。フェレーラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アルバロ・フスト、耳1枚。 フエンラブラダ。フンディ、耳1枚。エンカボ、耳1枚、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。ロブレニョ、耳2枚が2回。 バルガス。アントニオ・バレラ、耳暗視。サンチェス・バラ、耳1枚、耳2枚。バルベルデ、耳1枚、耳1枚と強いもう1枚要求。

 カサルビオス・デル・モンテ。ルイス・デ・パウロバ、ラモス、耳なし。ロペス・チャベス、耳2枚。 リアサ。ラファエリジョ、耳なし。カスターニョ、ラファエル・デ・フリア、耳2枚。 オルカホ・デ・サンティアゴ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ファン・カルロス・ヒメネス、場内1周が2回。闘牛士、アンヘル・デ・ラ・ロサ、耳なし。バレンティン・ルイス、耳4枚。 フエンテ・デル・マエストレ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、エンリケ・ピラキベ、耳なし。闘牛士、ミウラ、ラウル・クアドラド、耳1枚。 ウマネス。イバン・ビセンテ、耳2枚。イバン・ガルシア、耳2枚と尻尾1つ。ミゲル・クビジョ、耳1枚が2回。 ビジャパラシオス。エル・ヒノ、ダニエル・ドゥアルテ、耳1枚、耳2枚。アンヘル・ロメロ、耳2枚、耳1枚。 トラルバ・デ・カラトラバ。ルイス・ビルチェス、耳1枚、耳2枚。フェルナンド・クルス、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 ウブリケ。ヘスリン、耳1枚、耳2枚。ハビエル・コンデ、口笛。サルバドール・ベガ、耳2枚。 アルモドバル・デル・カンポ。ビクトル・プエルト、耳1枚が2回。アベジャン、耳1枚、 耳2枚。カペア、耳なし。


 9月19日(火) 

 牛丼復活祭の昨日食べることおろか臭いさえ嗅げなかった。牛丼食いたかったのに・・・。

 物事には基準という物がある。モチベーションを上げるために、怒ったり、怒鳴ったりして気合いを入れたりする。それはスポーツでは通用するときもありかも知れないが、それとて、一過性の物。長い時間、歳月では通用しない。夜回り先生、水谷修が親に言うのは、子供を褒めて育てなさいと言う物。褒められれば嬉しいからもっと褒めれようと努める。宮里藍が子供の頃、父親にそうやってゴルフを教えて貰ったので、彼女の今がある。

 一方、あまり褒めずにモチベーションを上げるのが上手いのがオシム監督だ。彼の基本は、「モチベーションアップとは、選手が自分で考えることのサポートである」と語っている。やる気を刺激するために、オシム語録を発するのだ。自分で考えさせる=自分で状況判断を的確に出来るように考えさせる。アフォリスト、オシムがここにある。だた、怒るだけでは、相手に伝わらない。怒っていることで、相手がここがダメだったんだ、ここを注意しないといけないんだと、考え方を整理出来なければ、成長しない。勿論、自分も成長しない。果たして、自分は本当にそう言う伝達が出来ているのかと、考えるときがある。つまり出来ていないからである。

 勿論そういう基準からずれて怒鳴ったりするときもあるかも知れないが、それで相手に伝わればいい。が、仮に伝わったとしても、自分が冷静に対処しているのかという眼。意識が必要不可欠だ。これが欠如して怒鳴っているのであれば、それはパニックという物。そういう反省をした。

 17日の結果。 バルセロナ。フィニート、耳なし。エル・シド、耳2枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 サラマンカ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ジョアオ・モウラ(息子)、耳なし。闘牛士、ガジョ、カペア、耳なし。カジェタノ・オルドニェス、耳2枚。 ニーム。ポンセ、耳要求。バウティスタ、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。 ニーム。カステージャ、マンサナレス、耳1枚。メディ・サバジ、耳2枚。 アルバセーテ。マヌエル・アマドール、ファンディ、ペレラ、耳1枚。 ログローニョ。エンカボ、ロペス・チャベス、耳なし。ルイス・ボリバル、耳要求で場内1周。 グアダラハラ。ウセダ・レアル、耳なし。アベジャン、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳なし。 アランダ・デ・ドゥエロ。オルドニェス、耳1枚。フリ、耳1枚、耳2枚。モレニート・デ・アランダ、耳2枚が2回。

 アルコリサ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、セルヒオ・ドミンゲス、耳1枚。闘牛士、カナレス・リベラ、口笛。ビクトル・ハネイロ、耳1枚。 ジェペス。ラモス、場内1周、耳1枚。ロブレニョ、耳なし。バルベルデ、場内1周。 サン・アグスティン・デ・グアダリックス。クーロ・マルティネス、耳なし。イバン・ビセンテ、耳1枚、耳2枚。ガブリエル・ピカソ、耳2枚、耳1枚。 アリサ。マリオ・コエロ、耳1枚。ギジェルモ・アルバン、アルベルト・アルバレス、耳2枚。 チィロエチェス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アルフォンソ・ロペス・バジョ、耳2枚、耳1枚。闘牛士、サンチェス・バラ、耳2枚、耳1枚。イバン・ファンディニョ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 ロルカ。ハビエル・コンデ、耳1枚ともう1枚要求。モランテ、耳なし。パコ・ウレニャ、耳2枚が2回。 ジェクラ。アンヘル・デ・ラ・ロサ、耳なし。ラファエリジョ、耳1枚、耳2枚。フランシスコ・バロソ、耳1枚。 ナバ・デ・ラ・アスンシオン。フンディ、耳1枚、耳2枚。パディージャ、耳1枚が2回。ホルヘ・アレジャノ、耳2枚。

 18日の結果。ログローニョ。ポンセ、耳なし。ファンディ、耳1枚。カステージャ、耳なし。 カソルラ。オルドニェス、耳2枚。フリ、耳1枚、耳2枚。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 バルガス。フィニート、耳1枚が2回。エル・シド、耳2枚。セラフィン・マリン、耳1枚が2回。 ハドラケ。アントニオ・バレラ、耳2枚。ロブレニョ、耳2枚、耳1枚。サンチェス・バラ、耳2枚。 ブルゴオンド。フェスティバル闘牛。闘牛士、アベジャン、耳2枚と尻尾1つ。イバン・ガルシア、ルイス・ゴンサレス、フェルナンド・クルス、耳2枚。見習い闘牛士、ハビエル・コルテス、耳2枚。


 9月20日(水) 曇り

 政情不安のタイで、首相不在中に軍事クーデターが起こった。「国連総会出席のためニューヨークに滞在しているタイのタクシン首相はタイ時間の19日午後10時(日本時間20日午前0時)すぎから、タイ国内のテレビを通じ、非常事態宣言を発表した。しかし、首相に反対する部隊は首相府やテレビ局を占拠し、バンコク市内の制圧を発表した。ーーーータクシン首相をめぐっては、首相一族の不透明な株取引をきっかけにして今年初めから辞任要求運動が高まった。タクシン首相は4月4日に「国民和解」のため、次期国会で首相指名を受けないとして退任を表明したものの、その後も国会が開けない事態が続き、首相交代が実現していなかった。」 ーー毎日新聞よりーー

 日本では、飲酒運転が問題になっている。殺人マシンに酔っぱらって乗って事故を起こす意識は、殺人者と同等。警察はガンガン取り締まるべきだ。飲酒運転する人は、ドンドン役所や会社を首になって、別の人生を味わうべき。

 19日の結果。 ログローニョ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳なし。闘牛士、フェレーラ、場内1周。アントニオ・バレラ、耳なし。 モラ。エウヘニオ、耳2枚、耳1枚。ファンディ、耳1枚、耳2枚。マンサナレス、耳2枚と尻尾1つ。 ウマネス。ハビエル・コンデ、耳なし。ウセダ・レアル、耳2枚、耳1枚。アベジャン、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 メホラダ・デル・カンポ。フィニート、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。エル・シド、耳2枚と尻尾1つ。エル・ホセ、耳1枚が2回。


 9月21日(木) 曇り

 この前風呂に行った時のこと。上がって体を拭いていたときである。番台の方に足音が聞こえて、「今、人が溺れていて」風呂屋の女将が慌てて駆け出す足音。少ししてまた、足音が聞こえ119番する声。慌てて声がうわずっている。「顔が真っ青で」という言葉と「意識はあります」と言う言葉が聞こえた。頭の中に、心臓マッサージと人工呼吸が浮かんだ。俺が行ってやらなきゃいけないのだろうか?体から汗が噴き出てきた。

 場所は女湯。素っ裸の女がいる中に医者でもないのに、救命救急が出来るからといっても痴漢に間違われる。真っ青だけど、意識があるなら救急車が来れば大丈夫だろうと思って帰ってきた。こう言うときは難しいよなぁと思った。仮にあれで意識がないなら行かなければならない状況なのだろう。浴槽の方なら、AEDは使えない。想像だが風呂屋には何十万もするAEDはないだろうけど・・・。こう言うのは難しいよなぁと思った。人命に関わることだからである。

 仕事の帰り、讀賣の日曜日の書評に載っていた、『風の影』カルロス・ルイス・サフォン著 木村裕美、訳 を、買ってきた。楽しみな本。

 20日の結果。 ログローニョ。フリ、耳要求。エル・シド、耳1枚。ガジョ、耳なし。


 9月22日(金) 曇り

 日の丸、君が代は、嫌いだ。最近では、サッカーの試合前に君が代が流れ大分慣れたが、出来れば聴きたくない歌だ。僕の中では非常にイメージが悪い。日の丸についてもそれは言えるが、世界的に観たら、日本を表す象徴になっていることは確かだ。そういうのを考えると何とも言えなくなるが、強制すると言うこと自体が、違憲だという判決は、納得できる。

 「卒業式や入学式などで、日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう義務付けた東京都教委の通達は違憲違法だとして、都立学校の教職員ら401人が義務がないことの確認などを求めた訴訟で、東京地裁は21日、原告全面勝訴の判決を言い渡した。難波孝一裁判長は「通達は不当な強制に当たり、憲法が認める思想・良心の自由を侵し、教育基本法にも違反する」と指摘。教職員らに従う義務がないことを確認したうえ、通達違反を理由にした処分の禁止や1人当たり3万円の賠償も都と都教委に命じた。都側は控訴する方針。
 判決は、国旗国歌の生徒への指導が有意義であることを認めつつ、懲戒処分などを背景に教職員に強制するのは「行き過ぎた措置」と明確に断じ、教育現場での日の丸、君が代を巡る訴訟で初めて違憲判断を示した。処分の「事前差し止め」を認めた判決は異例。全国各地の同種訴訟に大きな影響を与えそうだ。ーーーー判決はまず、日の丸、君が代について「第二次大戦までの間、皇国思想や軍国主義の精神的支柱として用いられ、現在も国民の間で宗教的、政治的に価値中立的なものと認められるまでには至っていない」と指摘。「掲揚や斉唱に反対する教職員の思想・良心の自由も、他者の権利を侵害するなど公共の福祉に反しない限り、憲法上保護に値する」と位置づけた。」 ーー毎日新聞よりーー

 20日自民党総裁選が行われ安倍晋三が選ばれた。選挙前から選ばれるのが判っていた結果。「美しい日本」を作るのだと言うが、何を言っているのかさっぱり判らない。幹事長時代から、野党に質問されると、視線があっちこっちに行って何を言っているのか分からない人だった。頼りなさは、ピカ一です。勉強不足だけと人望があるというか、利用されやすい人なのか?

 21日の結果。 ログローニョ。セサル・ヒメネス、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。マンサナレス、耳1枚。 ポソブランコ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ファン・コントレラス、耳要求で場内1周、耳1枚ともう1枚要求で場内2周。闘牛士、マティアス・テヘラ、ガジョ、耳なし。 オビエド。フィニート、ハビエル・コンデ、耳2枚。サルバドール・コルテス、耳2枚が2回。


 9月24日(日) 晴れ

 競馬ってのは、面白い物だ。自信があった、神戸新聞杯は、武豊がこけてメイショウサムソンが勝ったと思ったら、外からドリームパスポートが飛んできて差しきって、皐月賞1,2着が反対になって決着。武は何で逃げないんだ。下手くそも良いところ。これじゃ、凱旋門賞なんて勝てないよ!馬鹿はフランス行っても馬鹿だろう。一方自信のなかったオールカマーは、バランスオブゲームとコスモバルクで決まって当たった。両レースとも、4頭の馬の戦いだというのは想定して、その中から、神戸はメイショウサムソンとアドマイヤメインを選んだのに、逃げるはずの武が逃げずに7着。本当に馬鹿!だから武なんか買いたくなくなるんだ。競馬ファンを舐め腐っている!

 オールカマーは、中山得意な馬を狙った。だから、バランスオブゲームとコスモバルクを買えたのだ。天皇賞に2頭とも出てくるのだろうか?なお、ドリームパスポートで神戸新聞杯を勝った高田潤騎手は、平場重賞初制覇。苦労人が報われた。皐月賞で生涯最高の騎乗をしたのにダービーで降ろされたが、これで本番の菊花賞には乗せて貰えるだろう。高田潤チャンスだぞ!気持ちは、メイショウサムソンの三冠馬を取らせたいが、君にも初GT制覇をさせてあげたい気持ちも大きい。馬券はその辺も絡めて検討していくことになるだろう。

 22日の結果。 ログローニョ。パディージャ、フェルナンド・クルス、耳なし。サルバドール・コルテス、場内1周。 ポソブランコ。モレノ、耳2枚、耳1枚。ミウラ、耳なし。ファンディ、耳1枚と強いもう1枚要求が2回。 オンルビア。カリファ、バルベルデ、耳なし。セラニト、耳2枚。 コンスエグラ。ビクトル・プエルト、耳1枚、耳2枚。フェレーラ、セラフィン・マリン、耳2枚。

 23日の結果。 セビージャ。エル・シド、耳1枚、耳2枚、耳1枚。 ポソブランコ。フィニート、耳2枚。ペレラ、耳2枚、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳1枚が2回。 タラベラ・デ・ラ・レイナ。オルドニェス、耳1枚ともう1枚要求。マンサナレス、耳2枚、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。 ロルカ。フリ、耳1枚、耳2枚。ファンディ、耳4枚。カステージャ、耳1枚。 ビジャビシオサ・デ・オドン。ヘスリン、耳1枚、耳2枚。カナレス・リベラ、場内1周。イバン・ガルシア、耳1枚。 プエルト・デ・セグラ。カリファ、耳1枚。エウヘニオ、耳1枚が2回。ルイス・ビルチェス、耳2枚と尻尾1つ。


 9月25日(月) 曇り

 「なにかを感じとるのに、それを理解する必要はない」 ーー『風の影』カルロス・ルイス・サフォン著よりーー

 切ない感じで始まった、『風の影』。何故だかこれからの展開が気になって早く読みたくなる本だ。丹波哲郎が死に、高校生ドラフトで、田中が楽天、堂上が中日、大嶺はソフトバンクではなくロッテ、阪神は3巡目で橋本を指名した。

 24日の結果。 セビージャ。オルドニェス、耳なし。カステージャ、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 バルセロナ。エスプラ、場内1周。モランテ、口笛、罵声。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 グラナダ。ポンセ、耳なし。ファンディ、耳1枚と強いもう1枚要求でプレシデンテに罵声、耳2枚と強い尻尾要求でプレシデンテに罵声。サルバドール・コルテス耳1枚。 エジン。フリ、耳2枚。マンサナレス、耳2枚、耳1枚。ペレラ、耳2枚と尻尾1つが2回。 Floirac(フランス)。サンチェス・バラ、場内1周、耳1枚。フリエン・ミレット、耳なし。メディ・サバジ、耳1枚。


 9月26日(火) 曇りのち雨

 DVDのハードディスクを整理した。データが一杯になって入らなくなったからだ。こんなに溜めてからやるんじゃ遅いのだ。危なく予約している番組が出来ない状態になっていた。これから闘牛の方のデータ整理もやらなければならない。

 『純情きらり』は最終週。どういう結末になるのか見えてきた。悲劇的だが希望を持てるように終わるのだろう。

 TVEの闘牛放送予定が発表され12日、15日のサラゴサが中継される。

 26日の結果。 ベラ。オルドニェス、耳なし。ファンディ、耳1枚ともう1枚要求、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。


 9月27日(水) 雨のち晴れ

 人のために仕事をしているつもりではないけれど、結果的に人のために仕事をしていることになっている。思惑と事実は違うのだ。

 新庄引退の日、日本ハムはパ・リーグ1位を決めた。優勝まではプレーオフを勝たなければならない。会見で、名古屋の人には悪いけど甲子園でやりたいと、早くもリーグ優勝の先の日本シリーズを見越した発言をした。


 9月28日(木) 晴れ

 安倍総理が内閣の組閣を行った。補佐官と大臣の関係がどうなるのか、その辺の興味があるが・・・。予算、選挙後にどうなっているか、支持率などに反映されることだろう。

 凱旋門賞に向けて最終追い切りを行ったディープインパクトは最高の状態で出走できそうだ。

「本当にいい動きでしたね。今年、ボクが調教で乗った中では、間違いなく一番。ここまで順調にこれたことが、本当に嬉しいです」 「凱旋門賞は勝つのが一番難しいレースだけど、ディープは十分に資格のある馬。世界一にさせてやりたいですね」
 【武豊騎手に聞く】
 −−27日の追い切りの感触は?
 「2週前にロンシャンで乗ったときより、かなり良くなっています。ディープは自分から走ろうとしていたし、見事に仕上がっています」
 −−相手関係は?
 「頭数が少ないのはいいけど、過去20年で最強のメンバーだと聞いています。強い馬が揃ったけど、そのうちの一頭がディープだと思う。今でも“この馬より強い馬がいるのかな?”と思っているし、もしいるとしたら、すごいですね」
 −−凱旋門賞はヨーロッパの調教馬以外勝ったことがありません
 「フランスのホースマンの凱旋門賞への思い入れは特別ですからね。日本とはレースの流れ、コース、芝も違う。他の国の馬が勝つことは難しいレースだけど、ディープの強さは別格。(ヨーロッパ以外の)最初の勝ち馬になれたらいいですね」 ーーサンスポよりーー

 チャンピンズ・リーグでバルセロナは勝てなかった。バレンシアは勝った。レアルはラウルの2ゴールなどで5−1で快勝。それでもチーム状態はあまり良くないようだ。監督が替わりシステムなどがしっくりしていない様だ。

 27日の結果。 アバラン。ペピン・リリア、耳1枚が2回。エル・シド、耳2枚と尻尾1つ。マンサナレス、耳2枚。


 9月29日(金) 曇り

 茶色いヤリイカを売っていたので買ってきて、昆布でダシを取って大根の千切りを入れてみそ汁を作った。最後の仕上げに入れるのはイカの肝。昆布ダシが多かったかも知れない。これだけで美味しくご飯が食べれる。こういう季節になったんだ。

 「歌手宇多田ヒカルの母、藤圭子が今年3月、米ニューヨークのケネディ国際空港で、所持していた現金約42万ドル(約4950万円)を差し押さえられていたことが28日、分かった。米国の民間団体「ザ・スモーキングガン」が明らかにした。
 同団体がインターネット上で公開した検察当局の資料によると、空港当局は3月3日、藤さんの手荷物からプラスチックの袋に入った多額の現金を発見し麻薬取り締まり当局に連絡。麻薬探知犬が反応を示したため、差し押さえた。検察当局が没収手続きを進めている。
 藤圭子の所属事務所の宇多田照実代表は「差し押さえは確かだが、金額など詳細は調査している。不法な薬物の取引に関係したものでは100パーセントない」としている。」 ーー共同よりーー

 どういう意味のニュースなのか?よく分からない。安倍総理の所信表明演説はもっと判らない内容。美しい日本という人は、カタカナがお好きなようで109回言ったそうだ。煩悩より多い数字だ。彼の言う美しい日本というのはカタカナで作る物らしい。田中真紀子が、基礎学力強化プロジェクトをお作りになるそうですから、ご本人がお入りになってしっかり基礎学力を着けて欲しいですね。と、皮肉を言った。その言葉が分かり易かった。

 「競馬の世界最高峰レース、凱旋門賞(10月1日・ロンシャン競馬場、GI)の発走ゲートと騎手が29日決まり、日本期待のディープインパクト(武豊騎乗、池江泰郎厩舎(きゅうしゃ))は2番ゲート(馬番は1)からスタートすることになった。
 ディープインパクトの強力なライバルとみられているハリケーンラン(ファロン騎乗)は1番ゲート(馬番は2)、シロッコ(スミヨン騎乗)は6番ゲート(馬番は3)に決まった。池江調教師は「枠順(ゲート)は関係ない。当たった枠がこの馬の運命だと思っている」と話した。
 発走予定時間は当初から5分遅れ、午後5時35分(日本時間2日午前0時35分)となった。」 ーー共同よりーー

 ディープが勝つかどうかは天候と展開と芝の状態によって決まるだろう。


 10月1日(日) 曇りのち雨

 土曜日の競馬は最低だった。自信の札幌2歳Sは、ハナ差で1着3着。中京は本命が1着だったが対抗は惨敗。ハンデ戦で買うのを止めた中山が何と1点で当たっていた。俺の人生ってこんなもんだ。

 後何時間かするとディープインパクトが走る凱旋門賞の発走がある。NHKが総合TVで初中継する。じっくり見たい。

 29日の結果。 マドリード。エウヘニオ、ラファエル・デ・フリア、耳なし。アルバロ・フスト、場内1周。 サフラ。オルドニェス、耳1枚、フリ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚と尻尾1つ。 アルヘメシ。ミックス闘牛。闘牛士、パディージャ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。エンカボ、耳1枚が2回。騎馬闘牛士、アルバロ・モンテス、耳なし。 ウベダ。ウセダ・レアル、耳1枚が2回。カルニセリト・デ・ウベダ、耳2枚。ファン・ルイス・ピサロ、耳なし。 コレジャ。フェレーラ、耳2枚。アベジャン、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳なし。

 30日の結果。 アルヘシラス。セサル・リンコン、耳なし。ファンディ、耳2枚。マンサナレス、耳1枚。 サフラ。ポンセ、耳1枚、耳2枚。フェレーラ、耳2枚。ペレラ、耳1枚が2回。 トレモリノス。ハビエル・コンデ、耳1枚。オルドニェス、耳要求で場内1周。エル・シド、耳2枚が2回。 ラス・ロサス。エンカボ、耳なし。イバン・ビセンテ、耳1枚ともう1枚要求。ガブリエル・ピカソ、耳1枚、場内1周。 アルベルチェ・デル・カウディジョ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ルベン・サンチェス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。闘牛士、ダニエル・ドゥアルテ、エル・ホセ、耳1枚。 コレジャ。フランシスコ・マルコ、耳1枚。セラフィン・マリン、耳2枚、耳1枚。フェルナンド・クルス、耳1枚が2回。 トレス・デ・ラ・アラメダ。ラファエリジョ、耳なし。ゴメス・エスコリアル、耳2枚。ルイス・ゴンサレス、耳なし。


 10月2日(月) 雨

 「神の手」福島孝徳と「匠の手」上山博康の事を、TV東京の『主治医が見つかる診療所』でやっていた。脳外科手術の2人の天才。「神の手」福島孝徳は、脳腫瘍。「匠の手」上山博康は脳動脈瘤で動脈のバイパス手術の巨匠。次世代に手術技術を伝えるためにアメリカで研修をしているという。この2人は若いときはライバルだったという。そして、技術だけではなく医者としての心構えも教えているという。素晴らしい協力態勢だ。こういう風に自分の習得した技術を、オープンにして後世に伝えようとする姿勢には頭が下がる。

 ディープインパクトは最後の直線で先頭に立ったが、軽量馬に差されて3着になった。ライバルのハリケーンラン、シロッコには先着したが、やはり凱旋門賞を勝つのは難しい。多くの日本人がフランス、パリのロンシャン競馬場に駆け付けたが、ヨーロッパ調教馬以外の優勝という快挙は達成できなかった。競馬は難しい。万全と言って良い状態で挑んだが、宝塚記念以来となるローテーションが懸念されていたが、現実の物となった。間に1走入れていたら結果も違っていたかも知れないが、関係者がそういうことも含めて考えたローテーションで挑んだのだから仕方がない。レース発走直前、1.1倍の単勝オッズには驚いた。残念だった。

 レース解説は、岡部幸雄。返し馬の時から耳の使い方で馬がリラックスしていることを言っていた。レース前半にシロッコと内外を入れ替えた時の状況解説など他の人では聞けない言葉だ。最後の直線でディープインパクトが先頭に立ったとき、まだまだと言っていた。未だ、長い直線の1/3も行っていない時点だった。ちょっと早く先頭に立った。でも、レースの流れの中なので仕方ないのかも知れない。

 1日メディナ・デ・ポマルでサンチェス・バラがアントニオ・バニュエロス牧場の牛(NO36)をインドゥルトした。

 1日の結果。 マドリード。クーロ・ディアス、イバン・ガルシア、耳なし。ルイス・ボリバル、場内1周。 ウベダ。ミウラ、耳2枚、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。マンサナレス、耳1枚が2回。 エジン。オルドニェス、耳1枚。ファンディ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。 メディナ・デ・ポマル。マリアノ・ロホ、場内1周、耳1枚。サンチェス・バラ、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。セラフィン・マリン、耳1枚、耳2枚。 バレラ・デ・アバホ。イバン・ビセンテ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。トレス・ヘレス、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。アレハンドロ・モリジャ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。

 ラス・ロサス。パコ・ペルラサ、耳1枚。バルベルデ、耳1枚が2回。フェルナンド・クルス、耳なし。 オルメド。ロペス・チャベス、耳2枚。カスターニョ、耳1枚が2回。レアンドロ・マルコ、耳なし。 アルコス・デ・ラ・フロンテラ。パディージャ、耳2枚と尻尾1つ。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳1枚。カナレス・リベラ、耳2枚。 オリアス・デル・レイ。パウリタ、セラニト、耳1枚。ガブリエル・ピカソ、耳2枚が2回。


 10月3日(火) 曇り

 1日サンチェス・バラがインドゥルトしたアントニオ・バニュエロス牧場の“スルシド”という名の牛は、99年7月2日ブルゴスでエンリケ・ポンセがインドゥルトした牛の子供だと言うことが判った。つまり、こうやってインドゥルトされた牛が牧場に戻って種を残すとまた、良い牛やインドゥルトの牛を残すことになる。淘汰されて非常に良い血統が繋がっていることになる。なお、アントニオ・バニュエロス牧場の血統は、トレアルタ牧場である。


 10月4日(水) 曇り

 10月は少し楽なスケジュールなのでどうやって色々なことをやろうかと考えていたら、今日突発事項があった。どうなるかは分からないが、呑気なことを言っていられなくなるかも知れない。状況は今週中には判るだろう。

 北朝鮮が、核実験をすると明言した。大変なことだ。もし本当にそんなことをしたら日本の地政学的リスクが非常に大きくなる。中国や韓国は相次いで冷静さと自制を促しているが、やけくそ的に実行しそうな感じだ。国連は何らかの決議をしたり、何とか核実験をしないように最大限の努力をするだろう。しかし、最悪のシナリオは、戦争である。そうなったら、とんでもないことになるだろう。

 3日の結果。 ロソジャ。サンチェス・バラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。セラニト、耳1枚、耳2枚。イバン・ファンディニョ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 オリアス・デル・レイ。フェスティバル闘牛。フンディ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ビクトル・プエルト、耳1枚。アベジャン、ロブレニョ、耳なし。マティアス・テヘラ、耳2枚。ガジョ、耳2枚と尻尾1つ。


 10月5日(木) 

 オシム・ジャパンは、良い試合をしたが0-1で負けた。「試合の内容は日本の方が上回っていた」と、オシムは言った。その通りである。ジーコ・ジャパンの時は、試合前には、どの選手がここで活躍して得点を入れて勝つだろうとか、今日は難しい試合になるから負けるかも知れないと、思った物だ。でも、オシム・ジャパンになってからは、今日はそういう新しい選手が先発してどれだけチームの為に献身的にプレーできるのか、と言うことが楽しみだ。

 「 「非常に積極的に、攻撃的にいった。将来もこういう積極的なやり方でやりたい」。この戦いぶりなら−。オシム監督は試合後の会見で白い歯を見せ続けた。
 「他にどうしようもなくなったときに、彼らが助けに来てくれるようにするための準備をしていきたい」。俊輔ら欧州組を呼ばなかった理由をこう口にした。今は国内組の磨き上げが肝要。その意味での成功は確かだ。土台の1本は組み上げた。今は顔ぶれが地味でスタンドも満員にできなかったオシム軍団だが、司令官は上昇を信じている。

★オシム節

−−ワンタッチのプレーでチャンスを作った
 「もしきょういい記事を書けないのなら、私がボールを1個ずつ選手に買ってあげて、ボール扱いがうまくなるようにしてあげたい…。これから真剣に答えます」
−−ビルドアップを課題とするにあたって、ガーナはいい相手だったか
 「チャレンジは途中までは成功した。しかもDFラインの5人は4つの異なったクラブで集まって形成したにしては…。選手たちにはきのう“家を作るときには土台が大事”と話した」
 (司会が「質問のある方」と聞くと、オシム監督が手をあげ会場笑い)
−−欧州組は招集しなかったが
 「欧州では毎週ガーナのようなチームと試合できるが、Jはできない。きょうのメンバーでもっとできる、まだ伸びる可能性を感じた。戦術は問題ない。個人スキルは少し問題がある。プレッシャーの中で質の高いプレーができるか。前進の可能性はあった。遠藤も中村ももっと走れ、といえば走れた。試合中に走ることで死ぬことはない」
−−選手のオートマティズム (連動性)はどうか
 「家内と結婚してもう40年だが、家内とのオートマティズムはない。3日間の練習で選手にそれを求めるのは難しい」
−−3トップながら守備的にも見えたが
 「そんなことはない。攻撃も守備もできる選手でないとその選手の未来は短い。ブラジルは攻撃選手ばかりで、ドイツW杯でフランスに負けた」 」 ーーサンスポよりーー

 味のある言葉だ。オシムという人間は、努力する人間が報われるのだという、メッセージを日本人に伝えているのだと僕は思うようになっている。チームの為に自分を犠牲にて、走り、汗を流し、ひたすら影で必死になる人間を、厳しく指導するが、それは彼らへの惜しみない愛情があるからである。中村俊輔のように、才能豊かな選手にはそういうことは出来ない。でも、決して豊ではない才能しか持っていない選手でも、そういう努力をすれば、日本代表に選ばれ、その中心選手にも成れるのだと言うことを日本人に教えているようですらある。

 こういう考え方は、好きだ。ドンドン選手が入れ替わっても、チームは攻めの姿勢は失わなかった。オシムは日本人に生き方すら教えようとしているようにさえ思うのだ。試合は負けたが、希望が持てた。どんなに苦しくても、必死になって向かっていかなければ、ごく平凡な人生でもまともに生きていけなくなるという危機感を持つことは最低条件であることをオシムのサッカーを観ていると思う。殆どの選手がスターではない。殆どの人間は凡庸である。しかし、と言うか、だからこそ、オシムはそういう努力が人生には必要だと説いている様に思うのだ。

 マドリードのラス・ベンタス闘牛場の興行権の入札の為の企画書が3つの興行主から提出された。トマス・エンテロのグループが値段では1番高く着けたが、実質的には、現興行主のホセ・アントニオ・マルティネス・ウランガのタウロデルタ(ラス・ベンタス闘牛場の興行をするときは、タウロベンツ)と、フランス人シモン・カサスのトレアルツの争いになるだろう。実際2年前の入札では2ポイント以内の激戦でタウロデルタが興行権を奪取した。企画書に目を通したが、タウロデルタの方が分かり易い。トレアルツの方はアレハンドロ・タラバンテ(5月15日に出場と書かれているが、それがコンフィルマシオンにるかは不明)とカジェタノ・オルドニェスのコンフィルマシオンの企画書に載せている。そんなの載せなくても実施されるだろう。カステージャとアレハンドロ・タラバンテのマノ・ア・マノも書かれてある。

 注目は、タウロデルタが勝つか、あるいは、恐らく初めてスペイン人以外のフランス人が興行権を獲得するかと言うことだろう。

 ルノーとGMとの提携交渉は合意にいたらず決裂した。実に馬鹿馬鹿しいGM会長のコメントだった。あれをアメリカ的と言うのだろうか?

 4日の結果。 ウベダ。ポンセ、ファンディ、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 グアダラマ。フェスティバル闘牛。闘牛士、エンカボ、耳2枚。フェレーラ、耳なし。アベジャン、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳2枚。ガジョ、耳1枚。見習い闘牛士、ダニエル・ルケ、耳2枚。


 10月6日(金) 雨。強風が吹く。

 昨日の夜から痛かった奥歯を治しに雨降る強風の中、歯医者に行った。予約を入れていなかったが、直ぐに観て貰った。多分、こんな天気だから予約を入れていた人が来なかったのだろう。レントゲンを撮って観て貰ったら、やはり痛かったところが炎症を起こしていたようだった。治療をしたのだが未だ鈍い痛みがある。1日中雨で気分も憂鬱。歯医者の帰りに、『図解雑学 失敗学』畑村洋太郎 著 を買ってきた。

 『迷宮美術館』で、オスカー・ココシュカのことをやっていた。『殺人者、女たちの望み』の戯曲とポスターを制作し上演しセンセーションを巻き起こし、アルマ・マーラー(マーラーの未亡人)との恋の中で、『風の花嫁』と言う傑作を描いた。非常に興味深い活動だった。


 10月7日(土) 晴れ

 何と昨日の寒さで風邪をひいたようでフラフラする。そんな体調なのに新宿に馬券を買いに行ってきた。こんな状態なので、頭が働かない。予想をよそうかを思ったが、かえって素直に考えて当たるかなと思って買ってきた。日曜日の毎日王冠は、本命ダンスインザムード、対抗アサクサデンエン。もう最後になるかも知れない岡部馬券。これで来なかったら仕様がない。

 とても本を読む気になれない。録画していた朝ドラを観た。『純情きらり』は、津島祐子が原作。今度の、『芋たこなんきん』は田辺聖子が原作。日常の面白さは女の方が上手く描けるのかも知れない。

 6日の結果。 マドリード。フランシスコ・マルコ、コヒーダされクアドリージャが喝采を受ける。右太腿に20cmの角傷を受ける重傷。フェルナンデス・ピネダ、トレス・ヘレス、耳なし。 レオン。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ルイ・フェルナンデス、耳1枚。闘牛士、エウヘニオ、耳1枚。カスターニョ、耳1枚、耳2枚。 ビジャヌエバ・デル・ロサリオ。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、ルイ・サントス、耳1枚。闘牛士、イガレス、カナレス・リベラ、耳1枚、耳2枚。ホセ・アントニオ・マンセボ、耳2枚。 マンチャレアル。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、Antonio D’Almeida、耳1枚。闘牛士、ビクトル・プエルト、耳2枚。ミウラ、耳1枚。ビクトル・ハネイロ、耳2枚と尻尾1つ。プンタッソを受ける。見習い闘牛士、ミゲル・イダルゴ、耳なし。ベセリスタ、ミゲル・デ・フェルナンド、耳1枚。


 10月8日(日) 晴れ

 体調不良は続いている。寒気やフラフラはなくなったが、腹の具合がおかしい。アメリカのタワーレコードが倒産した。日本にあるタワーレコードは独立しているようで関係ないようだ。今はネット時代なので、厳しいだろう。昔は、輸入盤屋などを廻ってレコードを探さなければ欲しい物が手に入らなかった。その為には、友人から情報をいつもやり取りしなければ欲しい物が手に入らなかったのだ。今は、ネットで簡単に探せる。これは古本でも同じだ。情報はネットで流れ、商品もネットで手に入れることが出来る。便利と言えば便利だけど・・・。ちょっと違う気がするのだ。その違いを分からない人は、大きな勘違いをしていることになるのだと思う。

 7日の結果。 マドリード。エスプラ、マティアス・テヘラ、耳なし。ペレラ、耳1枚。 サラゴサ。ルイス・ビルチェス、耳1枚。イバン・ガルシア、耳なし。アルベルト・アルバレス、耳なし。コヒーダされ右太腿に4cmなど2個所、左太腿に16cmの角傷を受ける重傷。 チィンチョン。フェスティバル闘牛。闘牛士、パコ・オヘダ、耳1枚。アパリシオ、耳なし。パディージャ、耳2枚と尻尾1つ。モランテ、アベジャン、耳2枚。見習い闘牛士、ミゲル・エルナンデス、耳なし。 エスパルティナス。フェスティバル闘牛。エスパルタコ、耳2枚。ぺぺ・ルイス・バスケス、耳なし。ルイス・ガルソン、耳2枚。ダニエル・ルイス、ホセ・マリア・ガルソン、耳1枚。アフィシオナド、レンソ・コルノ、耳1枚。ホセ・マリア・コンラディ、耳2枚と尻尾1つ。

 ブレア・デ・タホ。サンチェス・バラ、耳2枚、耳1枚。イバン・ファンディニョ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 カネンシア。エル・レンコ、耳2枚と尻尾1つ2回。パコ・ペルラサ、耳2枚。レジェス・メンドーサ、耳なし。 マカエル。ビクトル・プエルト、オルドニェス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ホセ・ダビ、耳2枚が2回。

 6日の結果。 セグラ・デ・ラ・シエラ。フェスティバル闘牛。パディージャ、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(若牛、インドゥルト)、エンカボ、耳2枚。ウセダ・レアル、耳2枚と尻尾1つ。ロペス・チャベス、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(若牛、インドゥルト)。


 10月9日(月) 晴れ

 「北朝鮮の朝鮮中央通信は9日午前、同国の科学研究部門が同日、「地下核実験を安全に成功裏に行った」と報じた。朝鮮中央通信は核実験について「科学的計画と綿密な計算によって行われた今回の核実験では、放射能漏れのような危険が全くなかったことが確認された」と強調。実施場所や実験内容には言及していない。
 韓国政府は同日午前10時35分ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道花台(ファデ)郡付近を震源とする地震波を観測しており、核実験によるものかどうか確認を急いでいる。」 ーー讀賣新聞よりーー

 「米ホワイトハウスは9日、北朝鮮の核実験は挑発的行為であり、国連安全保障理事会が早急な行動をとることが予想される、との見解を示した。
 スノー報道官は「米国と韓国の情報機関は9日、北朝鮮の核実験場所とみられる地点で地震性の動きを観測した」との声明を発表。「北朝鮮は地下核実験の実施を発表した。北朝鮮の核実験は、国際社会の意志と、北東アジアの緊張を増大させる行為の自制の呼びかけを無視した挑発的行為である」とし、「国連安保理は、この行為に対して速やかな行動をとるだろう」と述べた。
 北朝鮮はこの日、地下核実験が成功したと発表した。
 さらに同報道官は「米国は状況を注視しており、周辺地域の同盟国の防衛に対するコミットメントを再確認する」と述べた。」 ーーロイターよりーー

 「英BBC放送によると、英外務省は9日、北朝鮮の地下核実験実施の発表について、「核実験は極めて挑発的な行為であり、我々は断固とした対応を取る用意がある」との声明を発表した。声明はさらに、「(核実験は)既に緊迫した地域の緊張を高め、国際的な反発を招くだけだ」と強く非難した。」 ーー讀賣新聞よりーー

 「安倍晋三首相は9日午後、青瓦台(大統領官邸)で韓国の盧武鉉大統領との首脳会談を行った。両首脳は、北朝鮮が核実験を実施したと発表したことについて「断じて容認できない。断固とした姿勢で対処すべきだ」との認識で一致。今後、国連安全保障理事会で厳しい措置を含む決議案採択に向けて緊密に連携していくことも確認した。
 また、両首脳は北朝鮮の核実験に関し「(事実と確認されれば)北東アジアのみならず世界全体にさらなる脅威を与える。核不拡散体制への重大な挑戦で、国際社会全体が真摯(しんし)に取り組まなければならない課題だ」との立場でも一致した。
 一方、日韓関係については「北東アジアの繁栄に非常に重要」として、未来志向で関係改善を図ることで一致。歴史認識問題に関しても「未来志向で解決する」ことを確認した。会談後の記者会見で、盧大統領は適当な時期に訪日する意向を示した。」 ーー時事通信よりーー

 「中国外交部は9日、北朝鮮が同日に地下核実験を実施したと発表したことについて「断固反対する」との声明を発表した。声明は「北朝鮮は国際社会の普遍的な反対を無視し、横暴にも核実験を実施した」と強い調子で北朝鮮を非難。「中国政府は一貫して、朝鮮半島の非核化実現と核の拡散に反対する立場をとっており、北朝鮮が非核化の約束を誠実に守り、情勢を悪化させる一切の行動を停止して六カ国協議に復帰するよう強く求める」とした。
 更に、「北東アジアの平和安定は各方面の共通の利益であり、中国政府は各方面が冷静に対応し、話し合いを通しての平和解決という手段を堅持することを呼びかけ続ける」との方針を示した。」 ーーサーチナ・中国情報局よりーー

 情報は錯綜している。核実験前に北朝鮮は、2時間前に平壌のロシア大使館に通告したという情報と、中国は20分前に通報を受けその情報を、アメリカ、日本、韓国に連絡したという。それと、核実験が本当に実施されたのかという当初の疑問があったが、それは、その規模に問題があるようだ。その規模が正否に関係しているようなのだ。原爆を作る規模の大きさなのか、そうでないのかという意味で、ロシア側の発表では、原爆作成できる規模と言っているが、アメリカ側発表では、小規模の物で原爆は作れないだろうという。

 いずれにせよ、極東の地政学的リスクは最大級の危機が驚異的に膨らんだ。安倍総理が、中国、韓国と初外遊中、まさに韓国に到着するかしないかの時間に実験を実施して、移動中の車の中で、核実験の一報を知らされたというこのタイミングについて海外メディアが質問していたが、この一連の流れの中で、安倍政権は短期政権の予想を覆して、長期政権になれる要素を外的に手に入れたように感じた。

 8日エスパルティナスでエンリケ・ポンセがサルドゥエンド牧場の"フゲテ”という名の牛(NO17)をインドゥルトした。

 8日の結果。 マドリード。フンディ、エンカボ、ロペス・チャベス、耳なし。 ロケタス・デ・マル。フェレーラ、耳2枚。トレス・ヘレス、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 サンルカール・デ・バラメダ。フィニート、耳2枚、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アントニオ・ホセ・ブランコ、耳2枚、耳1枚。 エスパルティナス。ポンセ、シンボルとして耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。フリ、耳1枚が2回、耳2枚。 モントロ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アルバロ・モンテス、耳1枚が2回。闘牛士、パディージャ、耳2枚。モレノ、耳1枚、場内2周。 トレ・パチェコ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、エル・カルタヘネロ、耳2枚。闘牛士、ペピン・リリア、耳2枚と尻尾1つ。エル・シド、耳なし。マンサナレス、耳2枚。 ボアディジャ・デル・モンテ。ビクトル・プエルト、アベジャン、耳2枚。カミノ、耳なし。ロブレニョ、ラファエル・デ・フリア、カペア、耳1枚。


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