断腸亭日常日記 2006年 その5

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
2001年4月19日〜5月3日 5月4日〜5月17日 5月18日〜5月31日 6月1日〜6月11日
6月12日〜6月22日 2002年4月16日から4月30日 5月1日〜5月15日 5月16〜5月31日
6月1日〜6月13日 2003年4月16日〜5月24日 5月25日〜6月10日 6月12日〜6月26日
2004年4月14日〜5月7日 5月8日〜5月31日 6月1日〜6月17日 2005年1月1日〜1月28日
1月29日〜2月25日 2月26日〜3月30日 3月31日〜4月24日 4月25日〜5月22日
5月23日〜6月16日 6月19日〜7月28日 7月29〜8月13日 8月14日〜9月7日
9月8日〜10月7日 10月9日〜11月10日 11月11日〜12月31日 2006年1月2日〜2月9日
2月10日〜3月17日 3月18日〜4月12日 4月13日〜5月6日 5月7日〜5月29日
5月30日〜6月19日 6月22日〜7月22日 7月23日〜8月17日

 8月20日(日) 晴れ

 疲れた日だった。昼飯を食ったのが16時頃。家に帰ってきて横になったら寝ていた。起きて買い物をして風呂に行って体重を量ったら1キロ減っていた。風呂に入れば気分も変わる。これから遅い夕食を取る。色々あったがそれは後日にする。

 甲子園の決勝は延長15回1−1で引き分け再試合になった。野球が1番面白いのは投手戦。しびれるような緊張感が興奮させる。今日はそんな試合だったようだ。ピッチャーが良いと野球は面白い。泣けるような投手戦が最高の試合。今日がそれだったようだ。明日、再試合をするようだが、疲れ切った体でまた投げる斎藤、田中両投手と両チームに悔いのないような試合をして欲しいと思う。早実のOB、ソフトバンクの王監督の、「疲れを乗り越え、ここまで来たら、勝ち負けを考えず全力を挙げて戦ってください」という言葉は、平凡かも知れないが現実的な重みのある言葉だ。

 17日の結果。 サン・セバスティアン。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳なし。闘牛士、カステージャ、耳1枚が2回。見習い闘牛士、カジェタノ・オルドニェス、耳なし。 マラガ。ポンセ、場内1周。カペア、耳なし。サルバドール・コルテス、耳1枚。 レガネス。ウセダ・レアル、耳1枚。フェレーラ、耳1枚、耳2枚。バルベルデ、耳なし。 セニシエントス。ラモス、ロペス・チャベス耳なし。フェルナンド・クルス、場内1周。 タリファ。オルドニェス、耳1枚、場内1周。ファンディ、耳4枚と尻尾2つ。ダビ・ガラン、耳2枚と尻尾1つ。 アルファロ。コルドベス、耳1枚、耳2枚。セサル・ヒメネス、耳なし。マンサナレス、耳1枚。 ペドロ・ベルナルド。ギジェルモ・アルバン、耳2枚、場内1周。 サンタ・マリア・デ・ロス・ジャノス。ミックス闘牛。マリアノ・ロホ、耳2枚。闘牛士、ファン・デ・フェリック、アルバロ・オルテガ、耳2枚、耳1枚。 アスアガ。カナレス・リベラ、ミウラ、耳2枚。アントニオ・カスティジョ、耳1枚、耳2枚。

 18日の結果。 サン・セバスティアン。フェレーラ、フリエン・レスカレット、耳なし。フェルナンド・クルス、場内1周。 マラガ。フィニート、口笛。カステージャ、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 シウダ・レアル。サンチェス・プエルト、耳なし。折る土にぇ有s、耳2枚。マンサナレス、耳1枚。 バルベルデ・デル・カミノ。ペピン・リリア、耳2枚。ウセダ・レアル、耳なし。コヒーダされ右太腿に20cmと25cmの角傷を受けた。ファン・コントレラス、耳1枚。 コルテス・デ・ラ・フロンテラ。エスプラ、ハビエル・コンデ、耳2枚。ハビエル・アビレス、耳1枚が2回。 カンタレホ。ポンセ、耳2枚。エル・シド、耳1枚が2回。マティアス・テヘラ、耳1枚。 ビジャロブレド。コルドベス、耳1枚、耳2枚。エウヘニオ、耳1枚が2回。ファンディ、耳2枚が2回。

 19日の結果。 サン・セバスティアン。セサル・リンコン、耳なし。フリ、エル・シド、耳1枚。 マラガ。ポンセ、耳2枚。ファンディ、サルバドール・ベガ、耳なし。 シウダ・レアル。ビクトル・プエルト、耳1枚が2回。カステージャ、耳1枚が3回。 ハティバ。ヘスリン、耳1枚。バレラ、耳2枚。サルバドール・コルテス、耳1枚。 カンタレホ。ペピン・リリア、耳1枚。エンカボ、場内1周。ルイス・ボリバル、耳1枚、耳2枚。 キンタナル・デ・ラ・オルデン。オルドニェス、耳なし。セサル・ヒメネス、耳2枚、ガジョ、耳2枚と尻尾1つ。 トレス・デ・コティジャス。コルドベス、ハビエル・コンデ、耳1枚、耳2枚。エミリオ・ラセルナ、耳2枚、耳1枚。 タファジャ。サンチェス・バラ、耳1枚。ファン・コントレラス、耳なし。トレス・ヘレス、耳1枚。 セジャ。エウヘニオ、耳1枚が2回。セラニト、パコ・ラモス、耳1枚。 バルベルデ・デル・カミノ。ルイス・デ・パウロバ、耳なし。コヒーダされ肋骨骨折。マノロ・サンチェス、耳1枚。フェルナンド・ピネダ、耳1枚、耳2枚。 カンピジョス。ミックス闘牛。闘牛士、ホセ・ボレロ、耳1枚が2回。フ ァン・マヌエル・ベニテス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。マルティン・アンテケラ、耳1枚、耳2枚。騎馬闘牛士、ハビエル・カノ、耳2枚。 ギフエロ。アントニオ・バレラ、耳2枚。セラフィン・マリン、アルバロ・フスト、耳なし。


 8月23日(水) 曇り時々晴れ

 土曜日から今まで一体何時間仕事をしたのだろう。自分の時間がなくなると仕事をする気にもならなくなる。職場に向かう電車の中で、隣に座った白髪の白人の老人が眼鏡をずらして英語の本を出して読み始めた。本は左手で持たれ右手でページを押さえた。右手は握られていて開くことが出来ない手だった。この時、ハッとした。こういう風に身体に障害をもって日常生活を送っている人が居るのだ。不満ばかりを持っていてもダメなのだと。

 再試合の結果は、早実が駒大苫小牧を4-3で破り初優勝をした。青いハンカチで顔を拭いて決勝の2試合を投げ抜いて勝った早実の斎藤佑樹投手がアイドルになって母校に凱旋した。生徒たちは勿論、女性たちの熱狂は甲子園のヒーローに対するそれは、太田幸司や荒木大輔の時のようなそれに似ている。彼の父親は、この熱狂に対して、甲子園が終わったのだから普通の高校生活があるので、静かに見守って欲しいと言った。青いハンカチを求めてデパートでの、ハンカチの売り上げは2割り増し。

「あるとき森が燃えていました。
 森の生きものたちは
 われ先にと逃げていきました。
 でもクリキンディという名のハチドリだけは
 いったりきたり。
 くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、
 火の上に落としていきます。
 動物たちがそれを見て
 『そんなことをしていったい何になるんだ』
 といって笑います。
 クリキンディはこう答えました。
 『私は、私にできることをしているだけ』 」ーー『ハチドリのひとしずく いま、私にできること』 エクアドルのキチュア族の神話よりーー

 この短い物語を日本に紹介したのは明治学院大学の教授で、環境・文化NGO「ナマケモノ倶楽部」の世話人、辻信一氏。環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞した、ケニアの副環境相、ワンガリ・マータイさんは、今年の2月昭和女子大での講演の冒頭でこの物語から始めたという。理屈で環境問題を考えるのは重要だ。しかし、人間の頭は、物語から学び考える事を昔からやってきていることなのだ。こういう物語がきっかけになって何かを始めようとする若者が増えているという。いくら忙しくても、今、自分に出来ることをやっていかなければならないと強く思う。

 20日の結果。 マドリード。クーロ・ビバス、ギジェルモ・アルバン、セルヒオ・アギラール、耳なし。 バルセロナ。クーロ・ディアス、耳なし。ロペス・チャベス、耳1枚。フェルナンド・クルス、耳なし。 サン・セバスティアン。パディージャ、エンカボ、耳1枚。イバン・ファンディニョ、耳なし。 エル・プエルト・デ・サンタ・マリア。セサル・リンコン、口笛。エル・シド、耳なし。カステージャ、耳1枚。 クエンカ。ヘスリン、耳2枚が2回。ハビエル・コンデ、口笛。フリ、耳1枚が2回。

 21日の結果。 ビルバオ。ファンディ、耳なし。カステージャ、耳1枚と強いもう1枚要求でプレシデンテに罵声、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 アルメリア。ルイス・マヌエル、耳1枚。モランテ、耳1枚、口笛。エル・シド、耳なし。 シウダ・レアル。アニバル・ルイス、アルフォンソ・ロメロ、ルイス・ミゲル・バスケス、耳2枚。 アスロルガ。パディージャ、耳1枚。フェレーラ、耳2枚。バルベルデ、耳4枚。

 22日の結果。ビルバオ。 パディージャ、場内1周。エル・シド、ルイス・ボリバル、口笛。 アルメリア。ポンセ、フリ、耳1枚。トレス・ヘレス、耳2枚、耳1枚。 クエンカ。セサル・リンコン、耳なし。ファンディ、耳1枚、耳2枚。カステージャ、耳1枚。 エスキビアス。コルドベス、耳2枚。オルドニェス、耳1枚と強いもう1枚要求。セラフィン・マリン、耳2枚、耳1枚。


 8月25日(金) 曇り一時雨

 朝、雨が降って涼しくなった。それでも、午後は蒸して暑かった。

 「太陽系の9番目の惑星とされてきた冥王星が“降格”され、太陽系惑星が8個になることが決まった。チェコのプラハで開かれた国際天文学連合(IAU)総会最終日の24日、「太陽系惑星の定義」ついて投票による採択が行われた。採択された新しい定義では、太陽系惑星は水金地火木土天海の8個に限定される。1930年に発見された冥王星が惑星の地位を失ったことで、太陽系の姿は76年ぶりに書き換えられる。
 採択で承認された太陽系惑星の定義は、(1)太陽の周りを回り(2)自己の重力で球形となった天体で(3)軌道上で他の天体(衛星を除く)がないこと−と規定している。
 この条件をすべて満たすのは、太陽に近い方から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8個だけ。(3)を満たしていない冥王星は、小さな惑星を意味する天体として新たに定義された「矮惑星(ドワーフ・プラネット)」の1つとなる。
 冥王星は、細長い軌道の一部が海王星と重なり、他の8惑星の公転面に対して大きく傾いている。このため、多くの研究者が科学的な知見から「惑星とするには無理がある」としていたが、IAUは1999年に「惑星としての地位に変更はない」と発表した。
 しかし、海王星や冥王星より外側のカイパーベルトと呼ばれる太陽系外縁部で、次々と新しい天体が発見され、その1つの「2003UB313」は、冥王星よりも大きいことが判明。米航空宇宙局(NASA)が昨年夏に「第10惑星」と発表したことがきっかけで、惑星の定義がIAUで改めて議論されることになった。
 今月16日には、冥王星を惑星にとどめたうえで3つの天体を新たな惑星とする「太陽系12惑星案」が提示されたが、研究者の反対が続出。IAUは一転して、冥王星を外す「8惑星案」での決着を目指した。
 最終的な決議案には、8惑星を「古典的惑星」として冥王星などを「古典的ではない惑星」と解釈する道も盛り込まれたが、研究者による投票の結果、科学的にも明解で惑星の定義がシンプルな「8惑星案」が、多数の賛同を得た。」 ーー産経新聞よりーー

 科学は、時代によって定義や、解釈が変わってくる。それも新しい技術によって解明された事実に基づいている。

 「埼玉県吉川市で新聞販売店員の男性(35)方が全焼し、二男(12)が焼死した火災で、現住建造物放火の非行事実で児童相談所に通告された中学1年の長男(13)が「夏休みの宿題をやっていたのに、父親にテーマを変えろと言われムッとした。両親が寝る午後10時を待って火を付けた」と話していることが25日、吉川署の調べでわかった。調べによると、長男は23日夕方、テレビを見ていたところ、父親から「宿題をやれ」と言われ、スポーツに関するリポートをまとめ始めたが、父親から「もっと社会的なテーマで書け」などと怒られた。長男は「何を書いていいか分からずムッとした」と話しているという。」 ーー讀賣新聞よりーー

 判らないのは、放火した長男が弟が死ぬかも知れないと言うことを感じられなかったと言う、想像力の欠如と、その親が、まるで子供が命令すれば言いなりになると思いこんでいる、人間性の欠如、会話というコミュニケーションの根本原理を無視している人生を送ってきて、それで生きていれる社会が日本にあるという事実なのだ。どんな人でも、言葉は足りない。だから、誤解が生じるのだが、親も子も、お互いに会話によるコミュニケーションを取ろうとしない姿勢があるんじゃないかとさえ思えてしまう。

 勿論、後天的にだろうが他人と会話によるコミュニケーションが取れない人が居ることを現実にあるんだと言うことがこの前、判った。精神的な障害なのかどうかはよく知らない。人づてに聞いた話では、精神医に掛かっているという。観ていると集中力というかそういう物が、バラバラに解体されているようで、とんでもない予想が付かないことを勝手にやっては、迷惑をかける。他にも色々凄いことをやって時間と労力と、クレームを複数受けた。こちらが理屈で説明しても、感情に訴えて言っても、涙を流して聞いているが、いっこうに改善されない。そういう風にしか生きて来れなかった20何年の彼の人生を何とか変えようと思っても、何も変えることが出来なかった。おそらく、誰かの全人生を賭けてやっても変わらないかも知れない。非常に難しい。そして、自分でダメだと思ったのか辞めていった。

 ホッとしたが、そんなことがあったから余計に、親が子供に、「もっと社会的なテーマで書け」と言って子供がどうして良いか判らなくなって、子供が親を困らせようとして放火して弟を焼死させた事件を聞くと、家庭の中がこれじゃ、会話によるコミュニケーションなど取れなくなっていくだろうと強く思った。「もっと社会的なテーマで書け」というのは良いことを言っているが、命令では意味がない。怒るときでも、怒られているいる側が、自分が悪かったなぁと思わないような怒り方では、何も相手に伝わらないのだ。相手に何かを伝えようとするなら、その辺の所を理解して態度や言葉を組み合わせて、相手が理解しやすいように話さなければいけないのに・・・。今、家庭の中で静かに確実に、家族という共同幻想作用が崩壊していっている。人は、自分の居場所を失いつつある。

♪ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった
 つまずいている あいつのことを見て
 本当はシメシメと思っていた
 誰かを許せたり 大切な人を守れたり
 いまだ何一つ サマになっていやしない
 相変わらず あの日のダメな ぼく

 ずっと探していた 理想の自分って
 もうちょっとカッコよかったけれど
 ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
 ほんとは“ジブン”っていうらしい

 世界中にあふれているため息と
 君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
 “あと一歩だけ、前に 進もう”


 空にはいつでも まるでぼくらの希望のように
 こぼれそうなくらい 星が輝いて
 届かないその手を伸ばしたんだ
 ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て
 かわいそうに・・・なんてつぶやいてる
 こんな自分 ケリたくなるくらい キライ!

 ねぇ ぼくらがユメ見たのって
 誰かと同じ色の未来じゃない
 誰も知らない世界へ向かっていく勇気を
 “ミライ”っていうらしい

 世界中にあふれてるため息と
 君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
 “あと一歩だけ、前に 進もう”


 ずっと探していた 理想の自分って
 もうちょっとカッコよかったけれど
 ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
 ほんとは“ジブン”っていうらしい

 ねぇ ぼくらがユメ見たのって
 誰かと同じ色の未来じゃない
 誰も知らない世界へ向かっていく勇気を
 “ミライ”っていうらしい

 世界中にあふれているため息と
 君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
 “あと一歩だけ、前に 進もう” ♪ ーーNHK『仕事の流儀』主題歌『Progress』スガ シカオよりーー

 スガシカオは、挫折している人のためにこの歌を書いたと言う。マラソンに例えられる人生。でも、遠くまで行かなければと、思うと、まだまだ大変だと思うので、「あと一歩だけ、前に進もう」と言う言葉で、取りあえず一歩だけ進めばと思えば気が楽になるからと言っていた。そうやって、一歩進んで行ければと言うのが、『Progress』の中に語られている事なのだ。『仕事の流儀』は、『プロジェクト・X』の替わりに始まった番組でチーム(集団)から個人に視点を変えてその人の仕事の成功の流儀(やり方)を伝える。非常に印象的な歌である。成功するためには、多くの失敗や挫折を味わう課程が存在する。その時の状態を歌っているのだ。

 21日メンブリジャでミゲル・アベジャンが、サムエル・フロレス牧場の若牛をインドゥルトした。

 21日結果。 メンブリジャ。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、ミゲル・アンヘル・マルティン、耳2枚。闘牛士、ミウラ、耳1枚。アベジャン、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。セラニト、耳2枚と尻尾1つ。アフィショナード、アドルフォ・スアレス、耳2枚と尻尾1つ。

 23日の結果。 ビルバオ。罵声。フリ、耳1枚。アントニオ・バレラ、耳なし。 アルメリア。セサル・リンコン、耳要求。カステージャ、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。サルバドール・コルテス、耳1枚。 クエンカ。ポンセ、エル・シド、耳なし。セサル・ヒメネス、耳1枚が2回。 マルトス。フィニート、強い耳要求。ファンディ、耳2枚、耳1枚。マンサナレス、耳2枚。 アルホナ。ミックス闘牛。闘牛士、フェルナンド・カマラ、カナレス・リベラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。見習い闘牛士、エル・ガジョ、耳2枚と尻尾1つが2回。 アンテケラ。クーロ・ディアス、耳2枚。マルティン・アンテケラ、オクタビオ・チャコン、耳1枚。

 24日の結果。 ビルバオ。ポンセ、耳1枚と強い耳要求で場内2周、プレシデンテに罵声。フリ、耳要求で場内1周。プレシデンテに罵声。ガジョ、耳1枚、耳要求。 アルメリア。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳1枚、耳2枚。マンサナレス、アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 アルカラ・デ・エナレス。ヘスス・ロメロ、耳1枚、場内1周。パウリタ、耳1枚が2回。イバン・ファンディニョ、耳なし。 シエサ。ファンディ、耳2枚、耳1枚。ペレラ、耳2枚が2回。カステージャ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。 アンテケラ。セサル・ヒメネス、耳2枚。サルバドール・ベガ、耳1枚、耳2枚。セサル・ヒロン、耳2枚、耳1枚。 サビオテ。コルドベス、耳2枚。フェレーラ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。カペア、耳2枚。


 8月26日(土) 曇り

 マドリードのM君からメールが来た。TV観たセバスティアン・カステージャに興奮して「鳥肌が立ち拍手を一人の部屋でしてしまったこの興奮を伝えたかったからです。 牛も良かったですけどパセのすごさは。。。絶句です。こういう演技を生でみたいですよね。」と、書かれていた。27日のサン・セバスティアン・デ・ロス・レジェスは、サッカーが始まるので見に行けないのが残念と書かれていた。セバスティアン・カステージャは、命賭けの闘牛を続けているようだ。

 25日アルマグロでフィニート・デ・コルドバが、フエンテ・インブロ牧場の“サブエソ”という名の牛をインドゥルトした。

 25日の結果。 ビルバオ。ポンセ、場内1周。エル・シド、マンサナレス、耳なし。 アルメリア。アントニオ・バレラ、場内1周。セサル・ヒメネス、マティアス・テヘラ、耳なし。 アルカラ・デ・エナレス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳要求。闘牛士、コルドベス、耳1枚、耳2枚。カジェタノ・オルドニェス、耳要求。 アンテケラ。オルドニェス、耳1枚が2回。モランテ、罵声。カステージャ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 アルマグロ。フィニート、耳1枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト。フリ、耳2枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。 ラ・グランハ・デ・サン・イイデフォンソ。サンチェス・バラ、耳1枚が2回。カスターニョ、耳1枚、耳2枚。イバン・ファンディニョ、耳1枚が2回。


 8月28日(月) 曇り

 相変わらず忙しい。疲れている。それでも、『Number』のオシム特集「オシムの全貌。」を読んだ。非常に面白かった。オシムは、初めて監督になったときに、すでに今の練習方法を始めていたという。22年前だ。1990年のワールド・カップ準々決勝マラドーナいるアルゼンチン戦。10人で攻めまくってPK戦で敗れたとき、オシムは怪我で出場できなかったカタネッチが出場していたら90分で勝っていたと言った。「水を運ぶ人」カタネッチ。今年のワールド・カップで言うなら、フランスのマケレレと同じ役割をしていた。

 カタネッチは言う。「自分が監督になった今、改めて驚いているのは、すでにジェーリョ(FKジェレズニチャル)でのオシムは、現在のサッカーシーンにおいて行われている練習メニューを実践していたことなんだ。つまり、ボールへの接触はワンタッチかツータッチしか許さず、兎に角考えてひたすら走る。そして攻撃志向、という内容だ。彼はすでに1984年の段階でそれを実践していたんだ。つまり22年も前にだ!そんな遙か昔に、現在、奨励されている練習を取り込んでいたんだ。これ以上、彼について何を言ったらいいって言うんだ?まさに彼の先見性を物語るエピソードだろう?」 ーー『Number』のオシム特集「オシムの全貌。」よりーー

 ユーゴサッカーの古い関係者に聞けば皆、口を揃える。あの練習方法は誰に教わったというわけではない、オシム自身が創意工夫して作ったものだ、と。テクニシャン揃いのユーゴにおいてフィットしづらい練習方法というイメージがあるがと、言う質問に、「では聞くが、自由なプレーの練習って何だ?誰かがボールをカットしに行く。奪取したらどうする?別にそこで曲芸をするわけじゃない。あっという間に囲まれて手詰まりになる。所詮自由なプレーなんて実際はそんなもんなんだ。私が選手に今教えていることの80%はオシムの影響だ。例えば無秩序で勝手なプレーを許した場合と、ワンタッチ、ツータッチと制限してサッカーをさせるのでは全く違ったサッカーが表出する。後者はプレーの先見性がまず要求されるし、ボールを受けるのは、どこになるかも知っておかなくてはいけない。逆に制限のない勝手なプレーの練習に委ねようものなら、ボールを持っていない他の選手はどう行動に出れば良いのか分からなくなってしまう。私はこの間、マケドニア代表の合宿で実際に確かめてみたんだ。オシムの指導は、その通りだった。紅白戦で自由にさせようものなら、両チームともゴールなんて まったく上げられなかった。反対にワンタッチでやらせてみると、ボール出しは迅速になるし、ゲーム勘も研ぎ澄まされて、結果は5−4なんてものになった」

 そして、カタネッチが印象に残っているオシムの言葉。「『恐らく世界のベストプレーヤーとは、ペレとマラドーナで間違いないだろう。しかし、彼らにも弱点がある。その唯一の弱点とは走らないことだ』と当時のオシムは言った。今度のワールド・カップでも、あれだけのテクニシャンを誇るブラジルが勝てなかったんだ。こうなると22年前にイビツァはすでに看破してたと思うんだ」 ーー『Number』のオシム特集「オシムの全貌。」よりーー

 名前は忘れたが、高名なテニスコーチが1流になる為の条件を順番に上げている。1.基本的な体力、肉体。2.プロ意識。3.戦術。4.技術。技術よりも3つの項目が上位にあるのだ。ジーコは、技術至上主義者だった。技術がある者を集めチームを作り、それを基本として選手の想像力で戦っていた。中田や俊輔が良いときは、観ていて面白かったしチームが機能していたが、そうでないときは、試合は面白くなかったし、結果も出せなかった。そして、これだけ技術至上主義者であったジーコは最後のワールド・カップで、日本で1番技術を持っていた小野伸二を使わなかったのは、すでにジーコの中に矛盾を抱えていたことになる。

 ジーコのサッカーは分かり易かった。何故なら、技術を持った選手がチームの中心になって戦ったからだ。あの時点で、日本にも、これだけの技術を持った選手が出てきて世界に挑戦を始めた。日本サッカーの将来・未来は明確に世界を向いて動き始めていることをファンが意識した。トルシエは、トルシエであの頃良かったし、ジーコはジーコで良かったと思う。それは、サッカー選手にもファンにも分かり易かったからだ。

 そして、オシム。今日本に1番必要な「日本人らしいサッカー」を創造しようとしている。「考えて走るサッカー」。オシムは、まず基本的に90分間走れる体力を選手に要求する。代表に選ばれた選手には、誇りを持てと、プロ意識を刺激する。戦術、戦略は、すでに練習の段階で肉体に叩き込む。試合では細かな修正をすればいいのだ(ただし日本の場合は、そこまでレベルが行っていないから戦略・戦術の部分で修正が必要だ)。そして、最後に技術を要求する。センタリングやシュートの精度など。つまり、高名なテニスコーチが1流になる為の条件を順番通りに実践している監督なのだ。

 練習で選手たちは、頭を使うと言う。次を予測して走る。体力ではなく、今までそんなに意識していなかったスペースへの走りや動きなどを考えるからだ。メンバーが固定していたジーコ時代にはこんな練習じゃなかったし、メンバーの入れ替えは殆どなかったに等しい。しかし、今は、誰が初代表に選ばれてもおかしくない状況だし、今のメンバーがいつ落ちるか分からない状況なのだ。だから、いつも緊張感がある。

 オシムは高齢だが、今日本に1番フィットした監督だ。世界的に観ても非常に偉大な監督だと思う。そんな人が代表の監督をしているのが不思議なくらいだが、この代表の変化を楽しんでいる。僕は、『オシムの言葉』を噛み締めながらサッカーを観たい。

 26日の結果。 ビルバオ。ミウラ、耳1枚。フェルナンド・クルス、耳1枚。コヒーダされ鎖骨骨折の重傷。イバン・ファンディニョ、コヒーダされ右足に8cmの角傷を受ける。重傷ではない。 アルメリア。フィニート、口笛、耳1枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。ガジョ、耳1枚が2回。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。マティアス・テヘラ、耳2枚。アルバロ・フスト、耳なし。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚。 アルカラ・デ・エナレス。セサル・リンコン、耳1枚。エンカボ、カステージャ、耳1枚、耳2枚。 コルメナール・ビエホ。ポンセ、罵声。アベジャン、耳なし。ペレラ、耳1枚。 サンルカール・デ・バラメダ。ミックス闘牛。闘牛士、ハビエル・コンデ、口笛。モランテ、罵声、耳2枚。見習い闘牛士、カジェタノ・オルドニェス、耳2枚が2回。 アンテケラ。ヘスリン、耳1枚が2回。フリ、耳2枚、耳1枚。エル・シド、耳1枚が2回。 マルトス。ミックス闘牛。闘牛士、コルドベス、耳1枚、耳2枚。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳1枚。見習い闘牛士、パロモ・リナレス、場内1周。 アレナス・デ・サン・ペドロ。フンディ、耳1枚。セサ ル・ヒメネス、耳要求。イバン・ガルシア、耳2枚。

 マランチョン。カナレス・リベラ、耳1枚。エウヘニオ、耳1枚が2回。パウリタ、耳2枚が2回。 ペニャランダ・デ・ブラカモンテ。フェレーラ、バルベルデ、セラフィン・マリン、耳2枚。 イニエスタ。ペピン・リリア、耳なし。カリファ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ロブレニョ、耳なし。 カラオラ。エスプラ、ルイス・ビルチェス、耳なし。ロペス・チャベス、耳1枚。 アノベル・デ・タホ。ファン・ディエゴ、耳なし。カペア、耳1枚が2回。セラニト、耳2枚。 チェルバ。ホセ・カルボ、耳1枚が2回。トマス・サンチェス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ラウル・クアドラド、耳1枚が2回。 アルマグロ。パディージャ、耳2枚。アントニオ・バレラ、耳なし。ルイス・マヌエル・バスケス、耳1枚。

 27日の結果。 マドリード。エル・ミジョナリオ、カルペタノ、エル・レンコ、耳なし。 バルセロナ。ミウラ、場内1周。サルバドール・ベガ、耳1枚。イバン・ガルシア、耳1枚、耳2枚。 ビルバオ。パディージャ、エンカボ、耳なし。ロペス・チャベス、耳1枚。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。カステージャ、エル・シド、セサル・ヒメネス、耳2枚。 アルカラ・デ・エナレス。イバン・ビセンテ、セラフィン・マリン、場内1周。サルバドール・コルテス、耳1枚。 コルメナール・ビエホ。サンチェス・バラ、耳なし。ヘスス・ミジャン、耳1枚。ルイス・ボリバル、口笛。 シエサ。モランテ、口笛。フリ、耳なし。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。 エヘア・デ・ロス・カバジェーロス。ポンセ、耳1枚。ファンディ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。アルベルト・アルバレス、耳1枚。 トメジョソ。コルドベス、耳1枚が2回。ビクトル・プエルト、耳2枚、耳1枚。マンサナレス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。


 8月30日(水) 曇りのち雨。夕方から曇り。

 2016年の国内オリンピック候補地選定の投票で福岡を東京が破った。福岡は不満を言っていたが、当然の結果だと思う。木村元彦著『オシムの言葉』を読んでいる。非常に面白い。良くできた小説よりも面白い!!!オシムのサッカーも凄いが、オシムの人生も劇的だ。だからこそ、オシムの言葉が深いのだ。オシムがいなければ、妖精ピクシーことストイコビッチも偉大な選手にはなっていなかったのかも知れない。

 スペイン・リーグが開幕して、いきなり得失点差で首位に立ったのが、セビージャだった。面白い年になりそうな予感だ。ユーロ高は一時1ユーロ、150円を記録した。勿論、両替するときはもう150円を超えているのが現状だ。高すぎる!!!

 28日リオパルでファン・ホセ・パディージャがフェスティバル闘牛でサムエル・フロレス牧場の若牛をインドゥルトした。

 28日の結果。 リナレス。始まる前にこの闘牛場で死んだ命日のマノレーテへ1分間の黙祷が捧げられた。クーロ・ディアス、耳1枚。カステージャ、強い耳要求で場内1周、耳2枚。マンサナレス、耳1枚。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。ミックス闘牛。コルドベス、耳1枚。見習い闘牛士、カジェタノ・オルドニェス、耳1枚、耳2枚。チェチュ、耳1枚が2回。 コルメナール・ビエホ。エンカボ、耳1枚、耳2枚。フリ、罵声。エル・シド、耳1枚。 タラソナ・デ・アラゴン。フィニート、耳1枚。オルドニェス、ファンディ、耳なし。 トロ。ヘスリン、耳1枚。アベジャン、耳2枚。モレニート・デ・アランダ、耳要求、耳要求で場内1周。 ペーニャ・デ・サン・ペドロ。ウセダ・レアル、耳1枚ともう1枚要求。セラフィン・マリン、耳1枚、耳2枚。アンドレス・パラシオス、耳1枚。 リオパル。フェスティバル闘牛。アパリシオ、ペピン・リリア、耳2枚と尻尾1つ。パディージャ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。アドルフォ・スアレス、耳2枚と尻尾1つ。騎馬闘牛士、ラウル・マルティン・ブルゴス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。

 29日の結果。 リナレス。ポンセ、耳なし。フィニート、耳1枚。エル・シド、耳要求、耳2枚。 パレンシア。パディージャ、罵声。ルイス・ビルチェス、バルベルデ、耳なし。 コルメナール・ビエホ。ファンディ、耳なし。カステージャ、耳1枚、耳2枚。セサル・ヒメネス、耳2枚。 タラソナ・デ・アラゴン。パウリタ、耳要求、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳なし。マンサナレス、耳1枚。


 8月31日(木) 曇り

 65歳のイビツァ・オシムが、生まれて初めてカラーテレビを鑑賞し感激し、地震にあって飛び起きたのは、極東の地、東京であったと言う。1964年東京オリンピックで初来日したのは、ユーゴスラビア、サッカーチームの一員としてである。農村をサイクリングしているときに、見ず知らずの外国人に梨を振る舞う日本人のホスピタリティに触れて感激して親日家になったのだという。オシムが抜け息子のアルマが監督をやっているジェフユナイテッド千葉はまた負けた。監督が替わってから4勝6敗になった。ホームでは4連敗。

 30日パレンシアでミゲル・アンヘル・ペレラがバルデフレスノ牧場の“ピティト”という名の牛(NO43、547キロ)をインドゥルトした。

 30日の結果。 リナレス。オルドニェス、耳1枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚と尻尾1つ。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。セサル・リンコン、耳1枚。フリ、耳2枚。ガブリエル・ピカソ、耳2枚、耳1枚。 パレンシア。コルドベス、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。カステージャ、耳なし。ペレラ、耳1枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。 カラオラ。パディージャ、口笛。カリファ、耳なし。エウヘニオ、口笛。 クエジャール。ヘスリン、耳1枚。エル・シド、耳2枚、耳2枚と尻尾要求。マンサナレス、耳なし。 サセドン。セラフィン・マリン、耳1枚ともう1枚要求。アブラアム・バラガン、耳なし。ルイス・ボリバル、耳2枚。


 9月1日(金) 雨

 雨が降って涼しくなった。日中はもう大分蝉の鳴き声少なくなった。日が暮れると秋の虫の音が聞こえ始めた。ボブ・ディランの新作、『モダン・タイムス』が届いたので聴いた。基本的には最近のディランらしい作品群になっている。DVDも付いていてディランの服装は、映画『ボブ・ディランの頭のなか』の時のように、カントリー歌手というか、ブルース・シンガー(2003年ブルース生誕100年を記念するマーティン・スコセッシが中心になったプロジェクトと、そのまとめとなったニューヨークのコンサートを納めた『ライトニング・イン・ア・ボトム』の中に出てくる余り売れなかった老ブルースマン)の様な格好だ。

 ハッキリ言えばダサイ!でも、そのダサさはディランにとっては50年代や60年代に回帰しているのだろう。自分が始めた頃の当時の歌手たちの服装をしてニューヨークへやってきた頃の気持ちを今でも持って音楽をやっているのだと言うことと、当時の歌手たちへの憧れが入り交じっているような気がするのだ。それと思うのは、ミック・ジャガーの腹の出た姿を想像できないように、ディランのそういう姿は想像できない。痩せているくらいの体だ。年を取って顔にシワが多くなったがこれもディラン。

 バスケットボール世界選手権準決勝は、アメリカが負け、スペインが勝って決勝はギリシアと戦うことになった。スペインは優勝できるかも知れない。ざまみろアメリカ!

 31日の結果。 パレンシア。フィニート、耳1枚。オルドニェス、耳1枚、耳要求。エル・シド、耳1枚が2回。 サン・セバスティアン・デ・ロス・レジェス。ファンディ、耳なし。マンサナレス、耳2枚。ガジョ、耳なし。 カラオラ。ヘスリン、コルドベス、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 ボロックス。ポンセ、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。カステージャ、耳2枚と尻尾1つ。ダビ・モラ、耳2枚、耳1枚。


 9月2日(土) 曇り

 人の話を聞けないというのは、どうやって生きていくのだろうかと思ってしまうが、そういう人間がいる。困ったもんだが事実なのだから・・・。どうしてそうなるのか?また、聞いたことと違うことを言うのがもっと困る。振り回されてこっちが馬鹿を見るだけ。非道いもんだ。本人が言うには、あがり症でと言うのが、普段からあまり人と話をしないこともあるような気がする。人と話す事って楽しいのになぁ。判らないんだよなぁ。

 「日本代表・アジア杯予選直前合宿(1日、サウジアラビア・ジッダ)アジア杯予選のアウエー2試合を戦う日本代表は8月31日深夜、サウジアラビアに到着。日本から約16時間の長旅の後にもかかわらず、そのまま競技場へ直行して日付をまたいだ9月1日に深夜練習を敢行した。疲労困憊の選手・関係者に対し、指示したイビチャ・オシム監督(65)は何食わぬ顔で「世界には今が昼の国もある」。日本代表史上初の強行練習の真意は『24時間戦え!!』。世界を見据えたオシム流の鬼指導だ。」 ーーサンスポよりーー

 これもオシム・サプライズのひとつ。

 1日の結果。 パレンシア。ポンセ、耳1枚。モランテ、マンサナレス、耳なし。 バイヨンヌ(フランス)。デニス・ロレ、コヒーダされ右太腿に25cmと15cmの角傷を受ける重傷。ロペス・チャベス、耳2枚。ルイス・ビルチェス、耳なし。 メリダ。エル・シド、耳1枚。ファンディ、耳要求で場内1周。ペレラ、耳なし。 イジェスカス。ウセダ・レアル、耳1枚。エウヘニオ、耳2枚、耳1枚。セラフィン・マリン、耳2枚と尻尾1つ。 ダガンソ。ゴメス・エスコリアル、耳1枚。パウリタ、耳なし。トレス・ヘレス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 ペアル・デ・ベセロ。オルドニェス、耳2枚と尻尾1つ。バレラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。右太腿に角傷を受ける。ファン・ルイス・ピサロ、耳2枚が2回。


 9月4日(月) 晴れ

 オシム・ジャパンは負けた。どうもたるい試合をする。選手はオシムがやりたいことを未だ理解していない。

 メキシコの大闘牛士、シルベリオ・ペレスが9月2日4時半に死亡した。勿論、実際観たことはないが、TVでビデオを観たことがある。凄い闘牛士だったようだ。マノレーテの時代のメキシコの大闘牛士。大怪我のなかったアルミジータと同時代でライバルだった。フェルミン・リベラやエロイ・カバソスという彼に続きメキシコ、スペインにも名前が伝わる大闘牛士へと繋いだ。

 2日アルカサール・デ・サン・ファンで、ファン・ホセ・パディージャが、マリア・ホセ・バラル牧場の“オランデス”という名の牛をインドゥルトした。

 2日の結果。 バイヨンヌ(フランス)。ファン・バウティスタ、場内1周。マンサナレス、耳なし。ペレラ、耳2枚。 パレンシア。フリ、耳1枚。ファンディ、耳2枚。カルロス・ドジャゲ、場内1周、耳2枚。 アルカサール・デ・サン・ファン。ヘスリン、耳1枚。パディージャ、耳1枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。マティアス・テヘラ、耳1枚。 ダイミエル。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、フェルミン・ボオルケス、耳1枚。レオナルド・エルナンデス(息子)、耳1枚、耳2枚。闘牛士、ルイス・ミゲル・バスケス、耳2枚。 メリダ。フェレーラ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。セサル・ヒメネス、耳1枚、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 エヘア・デ・ロス・カバジェーロス。フィニート、口笛。ビクトル・プエルト、カステージャ、耳1枚が2回。 モラルサルサル。エンカボ、耳なし。エル・シド、耳1枚が2回。ルイス・ボリバル、耳1枚、耳2枚。 バルデペニャス。コルドベス、耳1枚、耳2枚。ハビエル・コンデ、耳1枚。オルドニェス、エウヘニオ、耳2枚。 レケナ。アベジャン、耳1枚が2回。セラフィン・マリン、耳2枚。 ハビエル・ペレア、耳2枚、耳1枚。

 ビジャヌエバ・デ・ラ・フエンテ。アニバル・ルイス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アブラアム・バラガン、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。 ビジャレホ・デ・サルバネス。ペピン・リリア、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ラファエル・デ・フリア、耳なし。アルバロ・フスト、耳1枚が2回。 アルマサン。ルギジャーノ、罵声。カスターニョ、耳1枚。バルベルデ、耳1枚、耳2枚。 スフレ。エル・ヒノ、耳1枚。フェルナンデス・ピネダ、耳1枚が2回。ファン・コントレラス、耳1枚、耳2枚。 グアディックス。ルイス・マリスカル、耳1枚ともう1枚要求、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アルフォンソ・ロメロ、耳2枚。サルバドール・コルテス、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。 ラス・ペドロニェラス。カリファ、耳1枚が2回。ルイス・ビルチェス、アルバロ・オルテガ、耳2枚。

 3日結果。 バルセロナ。入場行進の後、死亡したシルベリオ・ペレスへ1分間の黙祷が捧げられた。エスプラ、耳要求で場内2周。クーロ・ディアス、パウリタ、耳なし。 バジャドリード。コルドベス、耳なし。アベジャン、場内1周が2回。サルバドール・コルテス、耳なし。 アルバセーテ。パディージャ、耳なし。ロペス・チャベス、セラニト、耳1枚、場内1周。 バイヨンヌ。モランテ、耳1枚。フリ、耳1枚が2回。カステージャ、耳2枚と尻尾1つ。コヒーダされ左太腿に20cmと15cmの2個所に角傷を受ける。可能性として重傷。 ダイミエル。セサル・リンコン、耳1枚が2回。ルイス・ミゲル・バスケス、耳2枚。ガジョ、耳1枚、耳2枚。 ビジャルエンガ・デル・ロサリオ。エスパルタコ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ポンセ、耳1枚ともう1枚要求。ハビエル・コンデ、耳なし。

 エヘア・デ・ロス・カバジェーロス。フェレーラ、マティアス・テヘラ、マンサナレス、耳なし。 ホダル。ヘスリン、耳1枚が2回。カペア、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。ダニエル・ドゥアルテ、耳1枚が2回。 トレホン・デ・ラ・カルサダ。カナレス・リベラ、ビクトル・ハネイロ、耳なし。ロブレニョ、耳1枚。 VAL´DALVA。カリファ、耳1枚。ラモン・ブスタマンテ、場内1周。パコ・ラモス、耳1枚が2回。 オンダラ。ファン・デ・フェリック、耳2枚、耳要求。アンヘル・ロメロ、耳1枚、耳2枚。 マディナ・デル・カンポ。フィニート、耳1枚。オルドニェス、耳2枚が2回。バルベルデ、耳2枚。 アルコルコン。フンディ、耳1枚が2回。エンカボ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。イバン・ガルシア、耳1枚が2回。 アルカサール・デ・サン・ファン。アニバル・ルイス、耳2枚、耳1枚。エル・シド、耳1枚、耳2枚。ファンディ、耳1枚が2回。


 9月5日(火) 晴れ

 サウジアラビアに負けたオシム・ジャパン。「子供のようなオシム・チルドレン」と言うのがサンスポのタイトルだった。彼らは、リスクを冒して攻めようという意識がない。いつも無難に試合を進めようとしているような気がする。それは、ジーコ・ジャパンからのメンバーが特にそういう意識が高い。指示待ちの受け身な選手。自分で考えて判断することが出来ない。だから、子供のようなとオシムが言ったのだ。

 バスケットボール世界選手権は、スペインの初優勝で終わった。何故TVで生中継をしなかったのだろうか?多分、スペインでは中継されただろうけど・・・。それにしてもギリシアに試合をさせなかった。ディフェンスが凄かった。骨折したエースを全員がカバーしての初優勝。92年バルセロナ・オリンピックでアメリカのドリーム・チームを観て憧れたスペインの少年たちがジュニア時代にアメリカ破って掴んだ世界一に続く、本当の夢の世界一。今大会は、上手くいけば優勝できと思っていたのでとても嬉しい!

 4日の結果。 バジャドリード。ルギジャーノ、罵声、口笛。マノロ・サンチェス、耳2枚、場内1周。ホセリージョ、耳2枚。 ポスエロ・デ・アラルコン。オルドニェス、耳なし。エル・シド、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳なし。 エル・セサル、ラモス、耳1枚が2回。イバン・ファンディニョ、耳1枚。 ベナスサル。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、クーロ・ベドジャ、耳2枚。闘牛士、カリファ、耳2枚。アントニオ・バレラ、耳2枚と尻尾1つ。アンベル・ポサダ、耳2枚。見習い闘牛士、ミゲル・テンデロ、耳2枚。 ビジャルバ・デ・ラ・シエラ。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、フランシスコ・ベニト、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。闘牛士、ラファエリジョ、耳2枚。アントン・コルテス、耳2枚。


 9月7日(木) 曇り

 昨日、オシム・ジャパンはようやくロスタイムに1点を入れて勝った。試合後の記者会見での、オシムの言葉はいつでも味がある。途中通訳が、涙で声を詰まらせる場面があった。「ここだけの話だが、選手たちは大変疲れている。それなのに……。死にそうなくらい疲れているのに、走る気力、戦う気持ちというものを出してくれた。もう少し準備期間を取れるようになれば、コンビネーションプレーももっといい状況で、皆さんにお見せできると思う。」 それなのにの後の……という所である。

 「AFP通信によると、イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトがマテラッツィへのインタビュー記事で伝えた。
 マテラッツィの説明では、頭突きの直前に同選手がジダンのユニホームを引っ張った際、ジダンから「そんなにユニホームが欲しいなら、後でくれてやる」と言われたため、「それならお前の姉妹の方がいい」と答えたという。
 これまで当事者からピッチ上での会話内容は明かされたことはなく、マテラッツィの言葉にアルジェリア移民の子ジダンに対する人種差別的意図が含まれていたのではないか、との憶測もあった。マテラッツィは同紙に対し、「よくない言葉だとは思うが、たいがいの選手も使うものだ。そもそもジダンに姉妹がいることすら知らなかった」と話している。」 ーー時事通信よりーー

 何が本当なのか判らない。あの頃冗談で、イスラム教徒を馬鹿にしたらイタリアはアルカイダにテロにあうだろうと、言っていたが、マテラッツィの事が本当のことを言っているのかどうか・・・。「山口県周南市の徳山工業高等専門学校で土木建築工学科5年中谷歩(あゆみ)さん(20)(山口県防府市伊佐江)が殺害された事件で、県警の捜査本部は7日、殺人容疑で指名手配していた同級生で、同じ研究室に所属する周南市新清光台、藤村元紀(もとき)容疑者(19)の遺体を、同市に隣接する同県下松市の山中で発見した。
 遺体は一部が白骨化するなどし、そばの木にひもがかかっていたことから、逃走直後に首つり自殺したとみている。県警は容疑者死亡のまま書類送検する方針。遺書は見つかっておらず、動機などの真相解明は困難になった。」 ーー讀賣新聞よりーー

 何が本当なのか判らなくなった。個人的な事が、社会に影響を及ぼす。しかし、個人的なことは、解明は難しい。まして死んだのであれば。思うのは、最近のこういう嫌な事件で被害者になるのはいつもと言って良いようにみんなから好かれている人が死んでいく。嫌な世の中だ。だからといって厭世的なったり、社会を否定ばかりしていても生きてはいけない。オシムのように冷静に分析して希望を見詰めることが重要な個々人の作業になる。

 昨日、皇室に3番目に皇位継承権を持つ男子が誕生した。紀子さんは、自分の臍帯血を、東京都赤十字臍帯血バンクに登録することを発表した。

 5日の結果。 バジャドリード。ヘスリン、耳なし。マティアス・テヘラ、耳1枚。マンサナレス、耳なし。 アランフェス。コルドベス、ファンディ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚が2回。 モラレハ・デ・エンメディオ。フンディ、耳1枚が2回。グレゴリオ・アルカニス、耳1枚。ルイス・ボリバル、耳1枚が2回。 アルカラス。フェスティバル闘牛。ロベルト・ドミンゲス、チィコテ、耳2枚。フリ、耳2枚と尻尾1つ。ペレラ、耳2枚。ホセ・マリア・ガルソン、耳2枚。ダニエル・ルイス、耳2枚と尻尾1つ。

 6日の結果。 バジャドリード。ポンセ、耳なし。ファンディ、耳1枚、耳2枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳2枚。 メリジャ。コルドベス、耳2枚、耳1枚。オルドニェス、耳1枚。イケル・ハビエル・ララ、場内1周。 ビジャマジョール・デ・サンティアゴ。エウヘニオ、ルイス・ビルチェス、サルバドール・コルテス、耳1枚。


 9月10日(日) 曇り

 昨日、東西文化センターでの最後の闘牛の会をやった。10月から国分寺でやることを言わなかったが、マロトさんが病気の体でわざわざ出席して東西文化センターの場所を提供して闘牛の会との10年を短くであるが振り返って、いなくなるって決まったら急に寂しくなったと言っていた。それでも、闘牛や、スペイン文化を闘牛の会で紹介して、日本とスペインの架け橋の役割を続けて欲しいと語った。元々、東西文化センターは日本とスペインの架け橋と言う意味で名付けたと言っていた。ちょっと感動的だった。長年日本に住んでいるスペイン人としてやってきたマロトさんの活動は全てにおいてそういう役割を果たして来たのだろうと思った。

 門前仲町から、国分寺へ闘牛の会は移る。そのことによって、通いにくくなる人が出てくる。そういう人も昨日来た。もうあまり来れなくなりますがまた機会があったら来ます、と。でも、昨日来た人の感覚では国分寺に移っても来れる人が多いようだった。闘牛の会は開催場所を替えることによって新しい形で行われるようになっていく。

 8日アジャモンテで、ハビエル・コンデがホセ・ルイス・ペレダ牧場牛をインドゥルトした。

 7日の結果。 バジャドリード。マノロ・サンチェス、セサル・ヒメネス、セラフィン・マリン、耳なし。ホセリージョ、耳1枚。 ポスエロ・デ・アラルコン。ポンセ、強い耳要求。エンカボ、耳1枚。フリ、耳1枚が2回。 トレモリノス。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳1枚、耳2枚。闘牛士、ファンディマンサナレス、、耳2枚、耳1枚。 タリファ。コルドベス、耳2枚。マヌエル・エスクリバノ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ダビ・ガラン、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 ソティジョ・デ・ラ・アドラダ。ファン・バウティスタ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。バルベルデ、セラニト、耳2枚。 タラバン。イガレス、耳2枚と尻尾1つ。ゲリータ・チィコ、耳2枚。

 8日の結果。 バジャドリード。フリ、耳1枚。サルバドール・ベガ、耳なし。ペレラ、耳要求。 アルル。セサル・リンコン、耳2枚。ファン・バウティスタ、耳なし。メディ・サバジ、耳1枚が2回。 ルセナ。ポンセ、耳2枚が2回。モランテ、耳なし。サルバドール・コルテス、耳1枚が2回。 ビジャヌエバ・デル・アルソビスポ。ヘスリン、耳2枚。コルドベス、耳2枚。コヒーダされて左太腿に12cmと15cmの角傷を受ける。可能性として重傷。セサル・ヒメネス、耳2枚が2回。 ポスエロ・デ・アラルコン。エスプラ、耳要求、耳2枚。フェレーラ、耳2枚。アベジャン、耳2枚。 アジャモンテ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アンディー・カルタヘナ、耳2枚。闘牛士、ペピン・リリア、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。ハビエル・コンデ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。

 サントニャ。パディージャ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。エンカボ、フランシスコ・マルコ、耳1枚。 ナバルエンガ。セラフィン・マリン、耳なし。ガジョ、カペア、耳なし。 フエンカリエンテ。パコ・センダ、耳1枚が2回。アニバル・ルイス、耳2枚と尻尾1つ、耳1枚。エンリケ・ペーニャ、耳1枚。 バルバストロ。ルギジャーノ、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳2枚と尻尾1つ。マンサナレス、耳1枚が2回。 アテカ。ミックス闘牛。騎馬闘牛士。ホセ・アンドレス・モンテロ、耳1枚。闘牛士、マリオ・コエロ、耳2枚と尻尾1つ。レジェス・ラモン、口笛が2回。 グアダリックス・デ・ラ・シエラ。イバン・ビセンテ、耳1枚、耳2枚。ファン・コントレラス、ルイス・ボリバル、耳なし。 レルマ。マノロ・サンチェス、ビクトル・ハネイロ、耳1枚、耳2枚。ルベン・デ・レオン、耳1枚。

 9日の結果。 バジャドリード。モランテ、耳1枚、耳2枚。エル・シド、耳1枚が2回。カステージャ、耳2枚。 アルル(フランス)。パディージャ、場内1周、耳2枚。フリエン・レスカレット、フェルナンド・クルス、耳なし。 ダックス(フランス)。セサル・リンコン、耳なし。フリ、耳1枚。 ロンダ。オルドニェス、カジェタノ・オルドニェス、耳2枚、耳1枚。 バルカロッタ。ポンセ、耳1枚が2回。ファンディ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。ペレラ、耳1枚が2回。 サラメア・ラ・レアル。ミウラ、耳2枚、耳1枚。マンサナレス、耳2枚が2回。ガジョ、耳2枚と尻尾1つ、耳2枚。 アンドゥハル。ヘスリン、耳1枚。ビクトル・プエルト、耳1枚、耳2枚。カペア、耳なし。

 パルラ。イバン・ビセンテ、耳1枚、耳1枚ともう1枚要求。アントン・コルテス、バルベルデ、耳なし。 ルセナ。フィニート、耳1枚、耳2枚。ハビエル・コンデ、耳なし。モレノ、耳2枚。 サン・マルティン・デ・バルデイグレシアス。カリファ、耳なし。ロペス・チャベス、耳1枚。ロブレニョ、耳2枚。 モノバル。エスプラ、耳なし。コヒーダされ肋骨2本骨折。マティアス・テヘラ、耳2枚。フランシスコ・ホセ・パラソン、耳2枚、耳1枚。 ビジャヌエバ・デル・アルソビスポ。クーロ・ディアス、耳なし。アルバロ・デ・ラ・カジェ、耳1枚、耳要求で場内1周。ホセ・ルイス・ピサロ、耳1枚。 セルセディジャ。イガレス、アベジャン、パウリタ、耳1枚。

 アロベラ。エウヘニオ、耳1枚。サンチェス・バラ、アブラアム・バラガン、耳2枚。 フエンテ・エル・サス・デル・ハラマ。カスターニョ、耳2枚。セラニト、耳1枚。ガブリエル・ピカソ、耳1枚、耳2枚。 ナバモルクエンデ。アルフォンソ・ロメロ、耳2枚、耳1枚。エル・レンコ、耳2枚が2回。パコ・ラモス、耳2枚と尻尾1つ。 オトゥラ。カナレス・リベラ、耳1枚、耳2枚と尻尾要求。チィコテ、耳2枚、耳1枚。エル・グエハレニョ、耳2枚。 ソンセカ。アンヘル・デ・ラ・ロサ、耳1枚が2回。フランシスコ・バロソ、耳なし。アルバロ・オルテガ、耳1枚、耳2枚。 バラハ・デ・メロ。ファン・モラ、耳1枚が2回。マヌエル・アマドール、耳2枚、バレンティン・ルイス、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 ナバルエンガ。ギジェルモ・アルバン、耳なし。イケル・ハビエル・ララ、耳1枚。ルイス・ゴンサレス、耳1枚。 サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ニエバ。エミリオ・ラセルナ、耳なし。アンドレス・ルイス・ドラド、耳1枚。ラウル・クアドラド、場内1周が2回。 ドン・ベニト。耳2枚。


 9月11日(月) 雨のち曇り

 あれから5年経ったテロ記念日。あの日の日記にはこう書いてあった。

 「台風が去って蒸し暑い夜を過ごして風呂に入ろうとしてらNHKニュースで衝撃的な事件が飛び込んできた。ニューヨーク、マンハッタンの世界貿易センタービルに航空機が2機突っ込んでビルが炎上している。TV中継中に2機目が突っ込んだ。誰が何の目的でこう言うことを起こしているのか判らないが、感覚としては、テロだろうと思う。今後の詳細をメディアが伝えるだろう。これは大変なことになるような気がしてならない。

 インターネットなどの情報網への影響や、近くにある、ニューヨーク株式市場のコンピューター関連、あるいは軍事関連のものに甚大な影響を及ぼす可能性がなければ良いのだが。

 今、ブッシュ大統領が声明を発表し、「これはテロリストによる犯行だ」と述べ、アラブ首長国連邦のメディアが、「パレスチナの組織が犯行声明を出した」伝えているそうだ。また、ワシントンでもテロが行われ国防総省(ペンタゴン)が黒煙を上げて燃えている。とんでもないテロをやったもんだ。信じられない。これは世界に大衝撃を与えるだろう。

 昨日、映画監督の相米慎二が死んだ。ワンシーン・ワンカットで、薬師丸ひろこ主演の、『翔んだカップル』 でデビュー。『セーラー服と機関銃』 などで知られる盛岡出身の人だった。生涯独身を通し癌告知を受け最後は盛岡でロケした映画製作を予定していたらしい。誰が脚本の映画を予定していたのか知らないが、高橋克彦の 『緋い記憶』 などを撮ってくれれば面白かったような気がする。

 薬師丸ひろこ主演の映画では、どうしても 『Wの悲劇』 が印象に残っているので相米慎二の映画の印象が薄いが、『台風クラブ』、『ラブホテル』 を思い出す。特に、『ラブホテル』 の速水典子の映像がいつまでも残っている。あんなに綺麗な裸体の印象を残す映像も珍しい。これは単なる僕の思い過ごしかも知れないが、そうじゃないとすれば相米監督は実は女性を描くことが上手かったんじゃないかなぁと思う。少女から女まで。」

 前日に相米慎二が死んでいた。MEGUさんにTELしたら昨日PCが壊れたと言っていた。今週末に新しいPCを買うのでメールは携帯でも出来るらしいが、正常になるのはそれかららしい。TVでテロ関連の番組を観ている。

 10日の結果。 バルセロナ。アントニオ・バレラ、ファン・バウティスタ、アンドレス・パラシオス、耳なし。 サラマンカ。ロペス・チャベス、耳1枚。カスターニョ、バルベルデ、耳なし。 アルバセーテ。ミウラ、耳1枚。アブラアム・バラガン、耳なし。フェルナンド・クルス、耳1枚。 ムルシア。フィニート、耳なし。マンサナレス、サルバドール・コルテス、耳2枚。 サン・セバスティアン。ミックス闘牛。メンドーサ、耳1枚。闘牛士、フリ、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 アルル(フランス)。フンディ、耳2枚、耳1枚が2回。 ダックス(フランス)。ポンセ、口笛、耳1枚。カステージャ、耳2枚。 アランダ・デ・ドゥエロ。パディージャ、耳1枚が2回。フェレーラ、耳1枚、耳2枚。イバン・ガルシア、耳2枚。 セエヒン。ファンディ、耳2枚。ペレラ、耳1枚。アレハンドロ・タラバンテ、耳1枚、耳2枚。 カラタジュ。ウセダ・レアル、耳1枚。ルイス・ボリバル、耳1枚、耳要求で場内1周。セラニト、耳1枚。

 カルタヘナ。マノロ・サンチェス、耳なし。ペドリート・デ・ポルトゥガル、耳1枚。ファン・コントレラス、耳2枚。 バルデモロ。エル・シド、耳1枚が2回。セラフィン・マリン、耳1枚。マティアス・テヘラ、耳2枚、耳1枚。 シマンカス。カナレス・リベラ、耳1枚。イバン・ビセンテ、耳2枚、耳1枚。ホセリージョ、耳1枚、耳2枚。 アルヘテ。ハビエル・コンデ、耳2枚。アベジャン、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。アンベル・ポサダ、耳なし。 ランサイタ。ホセ・ラモン・マルティン、耳2枚。ラファエル・デ・フリア、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 ビジャルビア・デ・ロス・オホス。アニバル・ルイス、耳2枚と尻尾1つ2回。サルバドール・ベガ、カペア、耳2枚。 コルメナール・デ・オレハ。アントン・コルテス、耳なし。フランシスコ・ホセ・パラソン、耳1枚、場内1周。モレニート・デ・アランダ、耳1枚。

 メントリダ。ラモス、耳2枚、場内1周。マリオ・コエロ、耳1枚。サンチェス・バラ、耳1枚、耳2枚。 サン・マルティン・デ・バルデイグレシアス。エンカボ、耳1枚。エウヘニオ、耳なし。ルイス・ビルチェス、耳2枚。 パレデス・デ・ナバ。イガレス、耳1枚。ロブレニョ、耳1枚が2回。カルロス・ドジャゲ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 アルカニス。ファン・ディエゴ、耳2枚。パウリタ、耳1枚、耳2枚。ガジョ、口笛、耳2枚。 ナバルカルネロ。ルギジャーノ、場内1周。ルイス・デ・パウロバ、アルバロ・フスト、耳なし。 トゥリジョ。ビクトル・ハネイロ、耳2枚。ヘスス・ミジャン、イバン・ファンディニョ、耳1枚。 モゲル。ヘスリン、ビクトル・プエルト、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。ヘスリ・デ・トレセラ、耳2枚と尻尾1つ。 ミゲル・エステバン。カリファ、耳2枚と尻尾1つ。マヌエル・アマドール、耳1枚。アルバロ・オルテガ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 オスナ。ラファエリジョ、耳1枚。ラウル・クアドラドアントニオ・カステジョ、耳なし。


 9月12日(火) 曇り

 グラウンド・ゼロ(ニューヨーク、マンハッタンの世界貿易センタービル跡地)で追悼式が行われた。テロ後のブッシュの世界戦略は間違っている。それは、アメリカ自身を非常に険しい道に引き込んでいる。しかし、こう言うことをブッシュ自身は未だに判っていないようだ。馬鹿を選挙で選んだ国民からも批判の声が上がっているが、そういう物をとことん無視するのが彼のやり方だ。能力も自信もない人間がいじめっ子のように軍事力や経済力がない国に行って民主主義の名の下に好き勝手をやっている。大きなツケを払わなければならないだろう。

 「野球選手として、人間として、もうひとランク、レベルアップしてからプロに挑戦したい」立派な言葉を言った斎藤佑樹投手は大学進学希望を表明した。4年間で体作りをしてからでないとプロでは通用しないというのが彼の考え方だった。

 11日ムルシアでサルドゥエンド牧場の牛2頭が、インドゥルトした。エンリケ・ポンセは、“デソルデナド”という名の牛(NO56、542キロ)をインドゥルトした。ペピン・リリアは、“インシピド”という名の牛(NO19、531キロ)をインドゥルトした。

 11日の結果。 ムルシア。ポンセ、耳1枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。ペピン・リリア、耳2枚、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。エル・シド、耳1枚が2回。 パルラ。ヘスリン、耳要求が2回。オルドニェス、耳なし。セラフィン・マリン、耳2枚、耳1枚。 ナバルカルネロ。エンカボ、耳1枚が2回。フリ、耳1枚。カステージャ、耳2枚。 アランダ・デ・ドゥエロ。ミックス闘牛。闘牛士、ファンディ、耳1枚、耳2枚。マンサナレス、耳2枚。見習い闘牛士、カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。 アルガンダ・デル・レイ。ガジョ、耳なし。アルバロ・フスト、耳1枚。 シエンポスエロス。ウセダ・レアル、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳2枚が2回。アンドレス・レブエルタ、耳1枚、耳2枚。

 トリハ。ラモス、エル・レンコ、耳1枚。サンチェス・バラ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。 グアダリックス・デ・ラ・シエラ。アルフォンソ・ロメロ、耳1枚が2回。ゴメス・エスコリアル、耳2枚。マリオ・コエロ、耳1枚。 モゲル。パディージャ、耳1枚。ルイス・マリスカル、場内1周。バルベルデ、耳1枚。 カルボネロ・エル・マジョール。カスターニョ、耳1枚。レアンドロ・マルコス、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。フェルナンド・クルス、耳なし。 バサ。ミックス闘牛。


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