断腸亭日常日記 2012年 その5 4月京都旅行

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年のスペイン滞在日記です。太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行と東日本大震災、11月が京都旅行の滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日 5月1日〜5月14日
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 4月2日(月) 晴 14534/2

 部屋から出たのは、食材を買いに出たときと、風呂に行ったときだけで、部屋にずっといた。出掛けようとしたら、メールが来てそれを処理しようとして、ネットを繋いでいたらいつの間にか出掛けるタイミングがなくなったという感じだ。本も読まずに、ネットで調べ事。電話も何本かかけた。TAMAさんもサン・イシドロに行くという。このままだと、俺の方はサン・イシドロへは行かずに日本で過ごすことになる。

 京都行きの準備もあって検索やら何やらやっていると時間があっという間に過ぎた。そういう時間を過ごさないと、決断が付かないのかもしない。京都の部屋の検索もしたが、下見に行く時間がなさそうな感じだ。今回考えているのは、ルートは、1つは、山科で勧修寺、随心寺、醍醐寺、一言寺、法界寺。2つ目は、龍安寺、仁和寺、妙心寺。3つ目は、嵯峨野で化野念仏寺、祇王寺、二尊院、落柿舎、常寂光寺。それと、宇治の平等院にも行きたくなった。

 他にも京都新聞の桜開花情報を観ると行きたいところが出てくる。原谷苑は夜でも行って酒でも飲みたい。今日も1日中『Lean On Me』が部屋にかかっていた。ホセリートが落馬して骨折した。なお先日出版されたホセリートの自伝?は、第5版を重ねベストセラーになっているという。


 4月3日(火) 曇のち雨 朝から強風が吹く 2592

 起きるのが遅くなって昼過ぎに朝食を取った。それから洗濯など部屋の片付けをして万希ちゃんに電話。スペイン行きなどの話をした。スペイン闘牛ビデオ上映会の開催も確認した。それからメンバーにメールした。未だ返事がない人がいるが、たとえ少人数になってもやることにする。4月は年度替わりで、練馬文化センターを取るのは難しい。だから、違う場所での開催にした。セサル・リンコンが観たいと言っていた。どれにしようかなぁ。

 ファエナは、3つか4つくらいにしようと思っている。あとは、話をしたいと思っている。前回は、殆どビデオを流さないという異例の会になった、今回は、ビデオを流して話をする。これからは、メンバーの交流を大事にしていった方が良いと思う。ビデオは、サン・イシドロのファエナから選ぼうと思う。

 それから雨が降り出してから病院に行った。どうしても血圧が高いの医者と話をして、血圧を下げる薬を処方して貰った。帰りにマックでコーヒーを飲んで考え事をしていたら、土砂降りの雨になり、しかも、強風が吹いている。富山では車が強風で7台横転したという。傘が差してられないくらいだ。そんな中、歩いて帰ってきたら肉屋があり、そこで欲しい肉を手に入れることが出来た。こういう値段ではいつもは売ってないといっていたが、100g90円の豚肉を売っていたので、次はこれを買いに通おうと思った。思わぬ副産物。傘を差していたが、ずぶ濡れになって帰ってきた。


 4月4日(水) 晴 5702

 劇場公開をした『ワンピース』を借りてきて、見始めた。2作目の『ねじまき島の冒険』の中で、「生きてなきゃ、未来はないのよ」という台詞に「命掛けなきゃ、未来は来ない」と応える台詞には感動した。『ワンピース』名言集に入る台詞だろうと思う。

 そういう風にDVDを観ていたら、Eさんから電話。コルバチョの話や京都行きの話をした。


 4月5日(木) 晴 16789

 ふきを買ってきた。ふきのとうが、ふきの子どもだとはネットで調べるまでは知らなかった。板ずりして茹でた。これが明日の弁当のおかずになる。香りが良い食材で、今の時期の食べられるものだ。

 つぶれた近所のスーパーの店員は、風呂で合う人。それが良く行く風呂屋の近くのコンビニで働いていた。これにはビックリした。スーパーの社員は遠くの店舗に行った。彼は残ってここで働いているようだ。

 コルドバのカルテルが決まった。


 4月6日(金) 曇 5702

 多分、血圧を毎日測っているが思うように下がっていない。血圧計の調子がいまいちなのでハッキリ判らないが、そうだと思う。想像した数値を出せば、そういうことは思わないだろうが、そういう数値が出ていないのでそういう風に感じている。

 1週間を切ったので、京都行きの気分が段々盛り上がってきた。桜も段々咲いてきた。東京でも丁度良い頃合いで咲いてきた。京都のお寺をバックに桜が観れるのは楽しみだ。平等院だけじゃなく、川端で桜も咲くところが多いようなのでそういうところも観たい。それと未だ行っていない所にも行ってみたいし、紅葉を観た処で桜を観たい気持ちも強い。


 4月7日(土) 晴 14032

 春の陽気になってきたが、夜になると未だ寒い。ISOさんに電話したら、京都の夜は1度くらいに冷え込んでいるという。それでも桜咲き始めている。東京も咲き始めている。京都は明日から暖かくなるのそうで、これから満開になるようだ。来週には丁度見頃の桜が観れるようだ。楽しみだ。京都新聞のHPでは、毎日更新している桜情報を参考にして京都桜見物に出掛ける。

 電話で長話をしていたら、面白いことを言っていた。『ワンピース』を観ていることを日記を読んでいて知っていて、ISOさんはマンガを全巻読んでいるという。どうも『GLEE』の様に入り込めないといったら、今の声優は駄目だと言っていた。昔の声優は、舞台で芝居役者をやっている人が声優をやり始めたから、肉体表現を伴う発声と表現をしていた。今のアニメの声優は、学校でそういう勉強をしてきた人たちが多いので、発声は出来ていても、表現が下手だと言っていた。

 非常に注目すべき内容だった。それが全てではないが、どうも、パッと『ワンピース』の中に入っていけないのは、そういうこともあるのかも知れないと思う指摘だ。それなりに面白いという感じだ。


 4月8日(日) 曇 4575

 ふきの弁当は非常に気に入った。いつもは、生姜やニンニクを入れるが、ふきを入れるとその香りだけで気分が良くなる。春ふきを食わずしてどうするかといった気持ちになっている。

 京都は未だ寒そうなので、薄めのダウンジャケットを着ていこうと思っている。知り合いがいれば、生の現地情報が入るので、非常に役立つ。今日は桜花賞。いつもなら1週前が満開を迎える桜だが、今年は遅めなので満開直前で迎えた。混戦模様だが、ジョワドヴィーヴルから行こうかと思っている。とわいえ、お金を入れるのを忘れていたので、少額で勝負になる。最近調子が悪いので丁度良いのかも知れない。


 4月9日(月) 晴 11929

 桜花賞を買おうと思っていたが、金曜日に銀行へ入金するのを忘れ、当日は少額勝負と思っていたが、気がついたときは16時過ぎですでにレースが終わっていた。ジョワドヴィーヴルは完敗。何か競馬の流れが悪い。これだと皐月賞もやるなと言うことかも知れない。取り合えず今回は、入金だけの準備をしておこうと思う。1週間新聞も読んでデータ整理と予想をどう組み立てるかを考えようと思う。そう京都見物をしながら。

 プロ野球が始まったがここ20年以上まともに観たことがない。阪神が巨人に連続完封したしたと思ったら、初対決の新人投手に負けた。ヤクルト荒木の時もそうだし、槇原の時も初登板初勝利を献上している伝統は未だ守られているのかと、笑ってしまった。サッカーは鹿島は、浦和にまで1−3で完敗した。ガンバ大阪と共に未勝利で最下位に低迷している。どうなっているんだ。ジョルジーニョ!

 闘牛もドミンゴ・デ・レレクシオンのカルテルが各地で消化された。春の訪れを告げる闘牛が始まった。そこにホセ・トマスが今年もいない。


 4月10日(火) 晴 6333

 いまいちのれない『ワンピース』(劇場用)の5本を返却してふきの塩麹付けをつまみに酒を飲んだ。実は『GLEE』をシリーズ2まで全部見ているわけではないので未だ観ていないモノをこれから観ようとしている。シーラさんからメールで、『GLEE』を見始めたという。7日から教育テレビでシリーズ1が始まった。地上波では初めてだと思う。今まではBSで放送していた。シリーズ3も始まっているらしい。

 俺は、万希ちゃんと同じでDVDで、見続けることになると思う。

 ミゲル・アベジャンが、去年の11月にアポデラードにルイス・アルバレスとの関係を絶った。またも、アベジャンはアポデラードを代える。これで何回目?彼が上に上がっていけない理由の1つがこういうところにあるのだと思う。残念な事だ。


 4月11日(水) 曇時々雨 12168

 明日の朝には、東京を出発して京都へ向かう。コルバチョは来ないが、この機会に京都の桜を観に行く事にした。準備はようやくできた。ISOさんやEさん、それと、Dさんにも会えるかも知れない。4人で会えれば面白いかも知れない。天気予報では降水確率が40%位だったので、多分大丈夫だろう。ただ、今日は関西でも天気が悪いので桜がどうなるか心配だ。東京では満開に近い桜が風の影響で散り始めている。


 4月12日(木) 晴 18531 京都のホテルにて

 昼過ぎ東京から京都へやって来た。駅でISOさんと待ち合わせをして、コインロッカーに荷物を預け、宇治に向かった。平等院横の宇治川の中の島の桜を観て、平等院へ入った。入って直ぐ左側にある観音堂の古びたたたずまいがいい。外国人が見たら何と思うか判らないが、こういうのが好きだ。歩いて汗をかいた体が日陰で涼しい。宇治川でも桜の木の日陰で風が心地よかったしここでも良い感じだった。

 鳳凰堂とその前にある阿字池。その前にある桜。池に写る鳳凰堂の対比と桜がいい。阿字池の底に敷かれているのは石でこれは、毛越寺の池と同じだ。鎌倉時代以前の日本仏教の建築様式の基礎になるモノが鳳凰堂にあるのだと思う。のんびりとそめいよしのだけじゃない、垂れ桜の濃いピンク色などを観た。やはり紅葉と同じで、桜も建物があって映える。

 それから鳳翔館も面白かったが、それはまたあとの機会に書こう。遅い昼食を取っているとき携帯に着信履歴があり、職場からだったので、電話すると、京都で13人が巻き込まれた交通事故があったのでもしかしてと、電話したという。夜ホテルに帰ってNHKのニュースを観て祇園で18人が巻き込まれ、内7人が死亡した事故が起きていたことを知った。夜は、八坂神社、円山公園、祇園を歩いて桜を観て写真を撮った。


 4月13日(金) 曇のち雨 16527 京都のホテルにて

 朝早く起きてホテルで朝食を取り嵐電に乗って嵐山へ。駅でレンタル自転車を借りて大覚寺の大沢池に行く。外から見れると思っていたら、入場料500円を取られて中へ。船があったが、どうやらそれは寺の檀家用かなんかで用意しているモノらしい。赤い袴と白い着物を着た、巫女の様な女性たちが10人くらいいた。大きな垂れ桜の濃いピンクが良かったが、期待したほどではなかった。それから化野念仏寺を観た。ここにも垂れ桜があって、その前で写真を撮っていたら、修学旅行に来てた中学生に写真を撮って欲しいと言われ撮ってあげた。昨日も、円山公園でカップルに撮影依頼され撮った。夜は、フラッシュを焚くのではなくデジカメならISO感度を上げて撮った方が顔が写る。

 それから二尊院へ行った。Eさんは未だ来ない。腹も減ってきた。ここも垂れ桜が良い。そめいよしのは、白っぽくなっていた。大覚寺の駐輪場横の喫煙所で爺さんに話しかけられ、桜の花びらが白くなってくると散り始める直前だ言っていた。もう京都のソメイヨシノは雨が降れば散り始めるだろうと思った。Eさんから連絡があり、清涼寺で待ち合わせ。ここも垂れ桜が良い。それから祇王寺へ向かう。途中ISOさんへ連絡。

 祇王寺は、とにかく素晴らしい。桜はないが、まさに自然が作った芸術作品。幻想的でもある。こんな処に住んでいたら正気で生きられないんじゃないかと思うような凄さがある。ここは紅葉が有名だが、真っ赤に萌える頃に来れば壮絶極まりないだろうと思った。何度でも来てみたい寺。Eさんは、就職していた頃ここに来ると働くのが嫌になったと、言っていた。祇王寺にはこれから何度も来ることになるだろうと思った。今回自分自身にとっての最大の収穫だった。次が昨日行った宇治平等院鳳凰堂とその周辺。

 それから野宮神社に、3人が集合して昼食を取りに行った。京都、闘牛の話もしながら過ごして、嵐山まで戻って、徹夜のEさんと別れ、天龍寺の桜を少し観て、京都御所に移動。近衛邸跡の垂れ桜を観て、鴨川に行った。加茂大橋を渡り、支流の高野川の川岸を上流に歩いて桜を楽しんだ。何キロも続く桜。バスに乗って三条で、仕事があるISOさんと別れ四条河原町で小腹が空いたので豚まんを食べ、ホテルに行って荷物を取り今日泊まるホテルに移動。移動中夕食を取ってホテルに到着。

 祇王寺でデジカメのメモリーが一杯になるというアクシデントがあってどうしようと思っていたら、ISOさんがメモリーを直接PCに刺せばデータを移動させれる事を知って実行。それからライトアップしている二条城へ行って桜を観た。昨日泊まったホテルではHPの更新が出来なかったが今日のホテルは去年の秋に来たところでちゃんと更新が出来た。


 4月14日(土) 雨のち晴 16661 野洲のホテルにて

 朝予定より遅れて龍安寺へ行った。小雨が降っているにもかかわらず大勢人が来ていた。龍安寺にも桜が一杯咲いていた。石庭と鏡容池の廻りを約2時間で写真400枚くらい撮った。寒くて腹が痛くなってトイレへ行った。それからセーターを出して着た。色んな花が咲いていてとても楽しかった。よく電池がもった。それkら歩いて仁和寺へ。ここは遅咲きの桜という認識だったが、桜は咲いていた。他の花も咲いている。ただ有名な御室の桜はつぼみだった。

 そこら歩いて妙心寺へ。桂春院、法堂、浴室と観て、退蔵院へ。ここは素晴らしかった。枯山水の石庭と桜の取り合わせは、龍安寺の石庭の次に素晴らしさ。そこにあった色々な花たちが春を感じさせる。下には池の庭園もあって充分楽しめた。紅葉の時の良さそうで四季を感じさせる処だった。この辺でデジカメの電池が切れた。ちょっと間を置くと復活するがそれも3,4枚程度でまた切れる。それから大法院へ。お茶が出され大福餅を食べた。ここは真田信之(幸村の兄)の菩提寺で飛び石を置いた実用的だが素晴らしい枯山水の庭園だ。秋の紅葉も素晴らしいようだ。落ち着ける処。

 これで妙心寺をあとにして花園駅近くの法金剛院へ。ここの垂れ桜もよかった。が、電池がないので3枚くらいしか写真が撮れなかったのが残念だ。時間は15時過ぎ。電池があれば哲学の道に行って写真を撮りたかったが、諦めて荷物を預けているホテルに戻り山科に向かった。本当は今日東京へ戻るつもりだったが、明日も京都を観てから帰ろうと思って滋賀の野洲にホテルを取ったのでそこまでJRに乗って向かった。今日撮った写真は全部で800枚以上。電池がなくなるわけだ。それでもよくこれだけ電池がもったと思った。


 4月16日(月) 曇 41475/2 東京に戻って

 昨日東京へ戻ったが、移動するために、満席で電車を1時間以上待ったので帰るのが遅れた。土曜日じゃなく日曜日なので大丈夫だろうと思っていたが甘かった。花見の観光客が通常の状態に重なっている訳だから混んでいたようだ。自由席は立ている状態だった。

 急に土曜日も泊まることにしたので、京都市内にホテルを取ることが出来ずに、滋賀の野洲に取った。朝は京都まで戻った。荷物をコインロッカーに入れて、小野でISOさんと合流。随心院、勧修寺、醍醐寺を廻った。随心院も落ち着いて感じで良かったし、勧修寺は池が良かった。花はもう大分散っていて、下に花びらが沢山落ちていた。

 ただ醍醐寺にはガッカリした。秀吉が設計したという三宝院の庭園は日本中から名石を集めたというが、見るも無惨。ダサさの極地。落ち着けない庭園で主題が明確じゃないので、何処が強調されているのか判らない。ハッキリ言ってセンスがない。写真も撮れない。これはHPやブログで写真を公開されると、そのダサさが判ってしまうので、それを恐れたとしか言えない様な規制だ。おまけに案内で立っている婆さんたちはおよそ案内と言うより意地の悪さが言葉に出ていた。権力を手にして庭を造ったものの秀吉の恥を後世まで伝える庭だった。そういう意味で「特別名勝」を付けている様に思えてしまう。満開の桜の時期なら、花見で来て良いところだろうが、寺を観にわざわざ来るところではないと思った。

 嫌気がしたので他の塔頭には入らず、やけくそになって、それなら秀吉の嫁のねねがいた高台寺に行って比較しようと言うことに高台寺へ向かった。こっちの方は高台寺プロジェクトが付近に施されていて町並みも綺麗に整備され観光客が一杯来るところ。ねねの道にあるおみやげ屋なのはまさに高台寺の直営店。お金儲けはこうするんですという京都のお寺の見本。ねねの道付近は昔からの町並みの石塀小道などと相まって気分良く歩ける京都らしい町並み。

 高台寺の庭園は醍醐寺に比べると全然良い。裏側には広大な墓地がある。丘の上まで墓地が並ぶ風景は凄いと思う。入って直ぐの遺芳庵という茶室が素晴らしい。わびさびを感じさせる。方丈前の枯山水の石庭は龍がモチーフになっている。桜の木の前にある龍の尻尾。桜は綺麗だが、どうもこの龍には感心しない。違和感を感じる。ISOさんがいうには、龍の胴体部分に木が使われているのが新しいといえば新しいかもと、言っていた。

 小堀遠州作の高台寺池泉回遊式庭園は、ここは観光客が集まるだろうなぁと思った。書院と開山堂を繋ぐ回廊。その間に偃月池があり、池の上の回廊部分に秀吉が作らせたという観月台ある。開山堂と霊屋を繋ぐ回廊は臥龍廊といいその下にあるのが臥龍池。この庭園が紅葉の時期のライトアップで呼び物になるところ。その上の方には利休が作った傘亭と時雨亭という2つの茶室がある。これは伏見城にあったモノを移築したモノで秀吉好みといわれているそうだが、利休らしからぬ茶室になっている。つまり、権力者秀吉に合わせて作ったからだと思う。利休の苦労が伺える茶室だ。

 結論を言えば、秀吉よりねねのほうがずっと良い。秀吉死後、家康の保護で出家後の余生を過ごした高台寺。淀姫とは、明らかに違う人生を歩いた跡がここにあるのかも知れない。

 今回の旅行で撮った写真は1500枚以上。龍安寺の石庭の写真は150枚くらい撮ったし、祇王寺の写真が撮れたことが満足だ。それと宇治の平等院周辺は落ち着いて過ごせる場所だった。


 4月18日(水) 23557/2

 東京に戻っていきなり仕事が続いた。京都へ行く前から歯が痛くて歯ブラシを欠かさないようにしているが全然改善されない。歯茎が悪いか、虫歯なのか、近日中に歯医者に行かなければならない状況になっている。今日は医者へ行って血液検査をしてきた。検査結果は直ぐに出てこなかったので2週間後といわれたが、スケジュールが判らないので、3週間後に行くことになった。血圧は高い状態が続いているので、医者が今までより強い薬を処方した。今日は飲んできたので、明日からその薬を飲むことにする。

 職場での会話で、夜中に食事することがあるが、そういうのはちょっと控えた方が良いような気がした。そういうところを改善しないと体に負荷がかかってくる様だ。体重もあと最低3キロは落としたい。肉より魚の方が体重が落ちることは知っているが、原発の問題で海産物はあまり食いたくない気分だが、日本以外の産地ならいい気がする。


 4月19日(木) 曇 10989

 今日は研修があって遅く帰ってきた。疲れた。今日からは、『GLEE』シリーズ1からシリーズ2までを通して観ることにする。こうすれば今まで見えてこなかった事も見えてくるかも知れないからだ。今までは、歌中心にDVDを観て、ドラマの物語は2の次になっていた。両方を観てより『GLEE』を理解しようという試みだ。

 京都で撮ってきた写真もHPにアップしようと思っているが、なかなか時間がないのとかあってアップできないでいる。徐々にやっていかなければならない。それとスペイン闘牛ビデオ上映会用のDVDも用意しないといけない。レイチェルがいないとクラブは締まらない。何と『GLEE』はシリーズ4の放送が決まったという。どうするの主役は?シリーズ3も観てはいないけど。


 4月20日(金) 曇 10436

 京都へ行ったときにISOさんと電話で話していたときに、今聴いているのは何?と訊かれたときに、PCでかけていたのは、『GLEE』の『Lean On Me』だった。PCにはネットからダウンロードしたモノが入っていて何度も繰り返し聴けるようになっている。それを聴きながらPCを操作していることが最近は多い。

 『GLEE』を初めから通して観るのは難しい。何故なら、その曲その曲が素晴らしいのでついつい聴き惚れてしまうからだ。でも、再度初めから観るのは意義のあることだ。今日も出勤前の朝から、『Lean On Me』を聴き続けている。


 4月22日(日) 19766

 写真のソフトと格闘していたら、0時を過ぎていた。格闘したか甲斐があって、京都で撮ってきた写真をHPにアップできる目途がたった。しかも、写真のデータを出来るだけ少なくしてなおかつ出来るだけ良い画像でアップできそうだ。花の京都が楽しめる写真集になるだろう。BIGを買うのも忘れ、馬券を買うこともなく土曜日を過ごし、日曜日になった。

 セビージャでは、マンサナレスが去年に続いてプエルタ・デル・プリンシペをした。また、今年もレシベエンドのようだ。バジャドリードの5月のカルテルが発表された。それの伴い9月のフェリアにはホセ・トマスがリストに載っているという。こういう記事が出ること自体、ホセ・トマスの出場交渉が進展していない証拠に思える。出ないんじゃないかという雰囲気が濃くなってきた様な気がする。ダックスのカルテルが発表されたがそこにも名前がない。


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