断腸亭日常日記 2012年 その1

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年のスペイン滞在日記です。太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行と東日本大震災、11月が京都旅行の滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日 5月1日〜5月14日
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 11月21日〜11月27日 2012年1月2日〜1月11日

 2012年1月12日(木) 曇 5224

 準備が出来ていないと、弁当は作っていけない。今年になってまだ減塩弁当を持って行っていない。家で食べるときは減塩。外ではほぼ通常の塩分で食事をしている。最近は、塩の代わりに、生姜やこしょう、七味などの調味料だけではなく、こうじをお湯で溶いて入れている。今度は、それに酢を入れて作ってみようと思っている。そうすれば酢も減らせるだろうから味は薄くなる。

 昨日のスポーツ紙は殆どが沢のバロンドールが1面トップだった。今日も帰国した記事などを中心に1面トップを飾るのだろう。


 1月13日(金) 曇 14054

 昨日、TAMAさんから情報提供と問い合わせのメールがあり、電話する。へぇーという話が聞けた。問い合わせには誤解があったので、答えて解決した。そのあと、MEGUさんに電話を入れて話をした。今年は京都に行きたいといっていたので、12月の初めが良いかもしれないといったら、「そうかも知れない」と賛同の意見が帰ってきた。4月に行った時に下見できれば良いと思うところが何ヶ所かある。出来なかったら仕方ないので、12月まで待って行こうと思う。新緑の6月にも行って観た行きがするが、これは贅沢かも知れない。

 京都五山、鎌倉五山が、室町時代初期に定められた。日本の禅寺は、道元が伝えた曹洞宗と栄西が伝えた臨済宗の2つがある。曹洞宗の大本山は、永平寺。京都五山、鎌倉五山には曹洞宗は入っていない。全て臨済宗の禅寺。この五山になっていない妙心寺派が禅寺の半分の勢力を持っているという。去年の11月観れなかった妙心寺に今年は行きたいと思っている。半日3・4時間ゆっくり見て回りたい。それと大徳寺。信長、三成の墓があり、千家の墓もある。一休がいた寺としても知られている。

 それと今年、平清盛を大河ドラマでやっているが、清盛ゆかりの祇王寺。ここの紅葉を観たい。その前に、鎌倉五山巡りをやってみたい。調べて行って来ようと思っている。


 1月14日(土) 曇 4305

 床屋に行ってきた。フケが出ることをいったら、頭皮を観て、これはXXですという。皮膚病らしい。原因不明で薬を付けても治りにくく、決定的な薬もないという。原因は、毛糸の帽子をずっとかぶっているかららしい。かぶらないようにすれば多分治る。原因が分かったので、対策をすることにする。つまり、帽子をかぶらないようにして過ごす。そうすれば治るだろう。

 日本の歴史についての本を読んでいるが、武家が公家に対して、対抗勢力になるきっかけになったのが、前九年の役と後三年の役のあとである。つまり、蝦夷討伐に成功することによって初めて武力集団の武家が朝廷に対しての発言権を増していった。後三年の役のあとに奥州を平定したのが平泉の藤原清衡である。こういうところに東北が絡んでいたというのが面白い。


 1月16日(月) 曇 30559/2

 夕方メールチェックしてからEさんに電話した。彼女は、大事な作品だからお願いしますといって原稿を渡し、それを読んだ、イラストレーターが話をしたら、ここが描きたいといったのがソル・イ・ソンブラにベソをするシーンだったという。ちゃんと読み込んで、イラストを描くところを厳選しているといっていた。そのイラストレーターが急死。本の発売日が命日になったという。葬式にも行って、そこでイラストコーナーがあって、そこに彼女からの手紙が飾ってあったという。最後の作品が本のイラスト。涙が出てきたといっていた。もらい泣きしそうになった。


 1月18日(水) 曇 22053/2

 この前本屋で、『体脂肪計タニタの社員食堂』大和書房、『野菜の便利帳』板木利隆監修高橋書店の2冊を買った。それでもって食事を作る参考にしたいと思ったり、弁当を作ったり、しようと思っている。今日スパの帰りスーパーでちぢれほうれん草を売っていたので本シメジと一緒に買ってきた。それで酒の肴を作ろうと考えていたが、良いことを思い出した。ほうれん草は、油かカルシウムがないとアクが出て変な味がする。それで考えたのが、スパゲッティに使うパルメザン粉チーズをほうれん草で包めばつまみになると思い立って作った。ほうれん草にパルメザンチーズをふっりかけてほうれん草で包む。それを電子レンジで2・3分チンすると出来上がり。

 それをつまみに酒を飲んでいるが、美味しい。ただ、チーズがなくなると口の中に違和感が出るので、やはり油を使ったモノを一緒にした方が良いと思った。それで、明日の弁当用に作った、豚肉とヒレハムの野菜炒めを少しだけ加えてみたらいけた。ただのほうれん草ではなく、ちぢれほうれん草が美味しいのだ。多分農薬をあまり使っていないからだと思うが甘い。野菜本来の味が感じられるのが嬉しい。

 スパで、松岡正剛の、『連塾−−方法日本……U 侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力』を読んでいた。実に面白い。


 1月19日(木) 曇 6404

 例えば、エリザベス女王が来日したときに是非観たいといって訪れた龍安寺の石庭。女王は絶賛して禅が世界に注目を集めるきっかけになった。だから龍安寺が禅寺であることは知られているが、この寺が、妙心寺の塔頭であることを知っている人は少ないだろう。金閣寺、銀閣寺が、相国寺の塔頭であるのと同じで禅寺の塔頭や枯山水の石庭が禅の考え方を表現する形として残っている。京都は、鎌倉・室町時代を経て禅の栄えた都になった。仏教を伝え統治のために必要とされた奈良と、京都の違いはそこである。

 それが武家・侍をあり方と深く関わって行く。江戸時代の禅にも繋がっている。その境界線上にあるのが、真言密教の高野山、東寺を開いた空海(弘法大師)と、天台宗を開いた最澄。この2人は同時に中国へ留学している。共に奈良仏教への疑問失望から始まっているようだ。この2人のよって奈良仏教から平安仏教への転換の流れになる。

 直木賞、芥川賞が発表された。当日、石原慎太郎が芥川賞選考委員を辞めることを発表した。いつか自分を追い抜く若い人が出てくるだろうと思っていたが、そういう人は出て来なかった。刺激がないから辞めるというような理由だった。


 1月20日(金) 雨/雪 11277

 今日はマドゥルガダくらいから雨がみぞれになっていた。早朝には雪になり東京に初雪が積もった。30日も乾燥していた東京は寒さと共に少しだけ湿度が上がった。松岡正剛の、『連塾−−方法日本……U 侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力』を読んでいる。岡倉天心の処まで出来た。

 「白紙も模様のうちなれば心にてふさぐべし」 「山水一如」 「胸中の山水」とか、 「藤の実は俳諧にせん花の跡」の芭蕉の句とか、引っかかる言葉が一杯出てくる。奈良の古仏を日本人は明治の時代まで知らなかったのを、天心がフェノロサと行って、僧侶を説得して秘仏を開かせ事によって、今のように拝観できるようになったことなども、新鮮な驚きだ。 「数寄屋は好き家である」という言葉も凄いと思う。

 夜になって帰宅したらポストに本が入っていた。Eさんの本。これから松岡正剛と併読していこうと思う。

 「芥川賞の選考委員を務める東京都の石原慎太郎知事(79)は18日夕、毎日新聞の取材に「今回で辞める。刺激がない。駄作のオンパレードだ」と語り、17日の第146回選考委員会を最後に退任する意向を示した。 18日午後には都庁で報道陣に対し、「いつか若い連中が出てきて、足をすくわれる戦慄(せんりつ)を期待したが、全然刺激にならない」と退任の理由を語った。

 石原知事はデビュー作「太陽の季節」で芥川賞を当時最年少の23歳で受賞し、95年から同賞選考委員。6日の定例記者会見では今回の候補作について、「ジェニュインなもの(本物)がない」などと述べていた。 今回芥川賞に選ばれた田中慎弥さん(39)は17日の記者会見で「気の小さい選考委員が倒れて都政が混乱しますので、都知事閣下と都民各位のためにもらっといてやる」などと発言したが、石原知事は「いいじゃない、皮肉っぽくて」と受け流している。 賞を主催する日本文学振興会には、すでに辞意が伝わっているという。」 ーー毎日新聞よりーー


 1月21日(土) 曇 6634

 この寒いのに植物は、枯れることがない。雪をかぶりながら花を咲かせているモノさえいる。そういう強い生命力を持ちたい。パディージャは、3月4日オリベンサの闘牛場で復帰するようだ。大丈夫なのだろうかと思ってしまう。しかし、それを彼が望んでいるのだ。出場牧場は、ヌニェス・デル・クビジョ。一緒に出る闘牛士は、モランテとマンサナレス。


 1月23日(月) 曇/雨夜になりボタ雪 19698/2

 目覚ましをかけずに目が覚めたときが起きるときと決めて、起きたのが10時40分。それから朝食を食べてネットをし、DVDを観ていたら外は雨。眠くなったので寝て、起きたのが夕方。それから新宿に買い物もに出掛けた。紀伊国屋で、雑誌を3冊買う。『楽楽 鎌倉』 『神社・仏閣』 『日帰り温泉&スーパー銭湯』。地下で美味しそうなカレーがあったので食べてきた。帰りに駅ビルの地下でコーヒーを飲みながら買った雑誌などをつらつらめくる。

 アメリカの最大大手コダック社が倒産した。デジカメによりフィルムが売れず、事業形態を変えることに失敗しての倒産なのだろう。「ぴあ」は、映画ガイド雑誌最大手だったが、廃刊して今は、ネット事業を展開している。チケット販売が主流なのだろうが、今日本屋で買った雑誌の内2冊がぴあが出しているモノだった。『神社・仏閣』 『日帰り温泉&スーパー銭湯』である。

 ネットだけでは手に入らない情報がある。それを紙に印刷して売る。「ぴあ」はそのことを忘れないようにしているのだろうか?

 DVDで闘牛を観ていたが、今回は何を流そうかと考えている。帰りボタ雪を観ていたら鎌倉に行きたくなった。京都なら雪の禅寺の写真を撮りに行きたいが、鎌倉は遠いし歩く。それにビデオ会の準備があるので行けない。


 1月24日(火) 晴 4872

 ダルビッシュ有が大リーガーに決まり破格の金額での入団に注目が集まっているが、今日小島貞博調教師が首を吊って自殺した。戸山為夫調教師の弟子で、92年ミホノブルボンで二冠に輝いた。ダービーやオークスという大レースで複数の勝ち鞍があるのは滅多にない。騎手時代は戸山さんに守られていたが、師匠亡き後は、鶴留調教師に声を掛けられて2度目のダービー制覇だった。鶴留さんも戸山厩舎で調教助手をやっていた人で、中学生だった小島貞博を夜行列車で厩舎まで連れ来た人だ。ネットで速報が流れているが、自殺の理由は、多額の借金らしい。

 鶴留さんは、このニュースをどういう気持ちで聞いているのだろう? 戸山さんは、天国で、「馬鹿野郎!」と、怒鳴っているんじゃないかと思う。


 1月26日(木) 晴 23392/2

 早朝喫煙所で挨拶。寒いですねぇ、こういう日は鍋でも食べて暖まりたいですねぇ。という言葉を聞いたら、頭の中に鍋の情景が思い浮かんで、猛烈に鍋が食べたくなった。鶏の胸肉は買ってあったので、白菜や大根、白滝などを買って帰りお湯を沸かし、生姜とニンニクを入れ大根、本しめじ、椎茸、ネギ、白菜、白滝、鶏の胸肉を入れてそれを突っついた。最後がうどんを入れて卵でとじて親子鍋うどんの出来上がり。つま先まで温かくなった。

 ビデオ編集をそろそろ始めようと思う。時間もなくなってきた。今は本を読むのが楽しい。


 1月27日(金) 曇 5397

 ビデオ編集終了。あとはしゃべりをどうするか。その流れは大体決まっているが、話してみないと分からない。以前話した事にどういう風に色を付けられるか、そこの処が問題になってくる。それと今後の話もしないといけないだろう。そういうことも含めて、詰めたい。


 1月28日(土) 晴 6863

 朝、吉野家で牛丼の朝食を食べ、スパへ行った。浴槽に浸かり、蒸し風呂に入り、炭酸泉には入り、体を洗い、岩盤浴。そして、短い仮眠。この心地好さは何だ。幸せを感じる。競馬のメインレースが始まる前に家に戻り、携帯で馬券を買う。ラジオでレースを聞いた。あーペルーサは展開の綾か最後は鬼脚を見せたが、2着に敗れた。これも競馬なのだが、何とも言えない気分になる。

 日が暮れ始めた頃に家を出て練馬文化センターへ向かう。自転車をこいでいくが手足の先が寒い。練馬駅近くのマクドナルドに入りコーヒーをすする。PCを出して音楽を聴きながら本を読む。これからやる事を頭に思い浮かべながら。コーヒーをすすっていたら手足の先が暖かくなってきた。体ってこんなに直ぐに冷たくなったり暖かくなったりするんだと思った。

 それから時間が近づいたので、練馬文化センターに向かった。建物の中で丁度来た人を挨拶して一緒に受付に行き、書類を提出して確認して貰い使用する部屋の扉を開けて貰った。部屋の前にはもう3・4人待っていた。わざわざ三重から来て貰っている。始めに映画『ベニー・グッドマン物語』から『ワン・オクロック・ジャンプ』のシーンを流す。そして、1時間半ぐらい『闘牛秘数3』の話を、説明用に印刷してきた紙を配って話した。ちょっとビデオを流して観て貰ったり、黒板を使って説明したが、殆ど話しっぱなしの状態で、気がついたら20時10分前だった。それから10数分休憩を取った。

 休憩中に流したのは、映画『カルメン』の間奏曲と第2幕の初めの部分。それから日本人が何故、闘牛の深い部分を理解できるのかという様なことを3・40分話、今後の予定などを話した。闘牛をやっているビデオは今回流さなかった。予定では流すつもりでいたが、時間がなくなって出来なくなった。たまにはこういう風に闘牛をやっているビデオを流さなくても良いのかも知れない。流さなかったのは、初めてだが、不満の声は上がらなかった。むしろ、充実した時間だったという風に言って貰えた人もいる。

 今回は、終わってから飲みにも行かずに解散した。夜行バスの人もいたし、体調の悪い人もいた。時間も予定よりも長くなったので駅までみんなで行き、西武線に乗る人、お江戸線に乗る人と挨拶して別れて、自転車で帰ってきた。そして、スパゲティを食べてお茶をすすり、バーボンを飲み始めた。良い日だった。


 1月30日(月) 曇 28760/2

 バレンシア、アルル(フランス)のカルテルが発表された。今年の闘牛が始まる季節が近づいた。これからつまみを作って酒を飲みながら鎌倉のガイドブックをめくることにする。明日のための情報集めだ。


 1月31日(火) 5238

 寝坊して出発が遅れたが、10時40分頃には鎌倉に着いた。昨日は途中までは、北鎌倉で降りて禅寺廻りをしようと思っていたが、やっぱり、夢想疎石の石庭をどうしても始めに見たいと思い、鎌倉から始めることにした。観光案内所で話を訊き、バスに乗って鎌倉宮へ向かった。終点の大塔宮が鎌倉宮前でそこから歩いて10分ちょっとで瑞泉寺に着いた。ここには色んな人の句碑などがあった。久米正雄や立原正秋の墓がある。吉田松陰が笛を吹いたという碑もあった。花は、蝋梅も咲いていなかった。

 それから鶴岡八幡宮に戻って鴨南を食べようと思ったら店が閉まっていたので、しょうがなしに小町通りで肉まんを食べた。そうしたら、寿福寺行きの看板が見えたので、歩いていった。


 2月1日(水) 晴 27438

 寿福寺は、中門までは入れるが、栄西開山の禅寺で鎌倉五山の第三位なのに、栄西関連のもや、源実朝や北条政子の墓も観れない。風情がある寺だったが…。それから山越えして、円応寺の運慶作と言われる閻魔大王像などを観て、建長寺へ。鎌倉五山第一位だけのことはあって見応えがあった。しかし残念ながら、殆どの建物が震災や火災でなくなって、江戸時代に建て替えられたモノばかり。柏愼の巨木は火災を生き抜いて残ったモノ。梵鐘も鎌倉時代のモノ。方丈庭園は、江戸時代に手を入れているが昔を偲ばせている。法堂は公開されていて、釈迦苦行像、天井画の雲龍図が観れた。1番奥にある半僧坊は、長い階段で息が切れてバテた。山越えも急角度できつかったし、その後なので余計足が重くなったが、最後まで登れた。富士山や、相模湾が見える。

 それから、明月院には寄らずに、浄智寺へ。鎌倉五山第四位。そして、鎌倉尼五山で唯一現存する元尼寺の東慶寺、通称縁切り寺へ。ここは、鈴木大拙が籠もって研究をした地でもある。松ヶ岡宝蔵では縁切りの古文書などを見た。この建物の奥に階段があって、そこを登ったところが、鈴木大拙が研究していたといっていた。


 2月2日(木) 曇 9984

 また寺の本を買った。ところで今月から京都文化博物館で、北斎展をやっている。ホノルル美術館から持ってきたモノを、前半・後半の2回に分けて展示する。これが観たい。どうするか思案中。一つは夜行バスでの往復。一つは新幹線のパックツアーで1泊するモノ。これをすれば寺廻りもゆっくり出来る。もう一つはカタログを頼んでみる。これが1番安上がりだが…。


 2月3日(金) 晴 21341

 スーパーに行って、ゴボウ、レンコン、タケノコを買ってきた。弁当に入れる根野菜が食べたくなったからだ。ゴボウは切った後アク抜きになければならないという手間があるが、それでも、食べたいと思ったのだ。ネギ、キャベツなどとレンジにかけ、それから、辛そうで辛くないラー油を掛けて混ぜて再びレンジ。肉を炒めてそれを混ぜて出来上がり。レンジのしすぎか、折角の根野菜の歯ごたえが半減していた反省点。

 歯ごたえが出て、噛む回数が増えるように料理する必要がある。それとラー油を使うので、減塩になるが、炒めるときの油の量を減らし気味にしなければならないことに留意しなければならない。味は美味しかったので、これに、米こうじを溶いたモノを入れてよりまろやかにしようと思う。

 バレンシア、アルルに続いて、カステジョンもカルテルの解った。後でアップしよう。


 2月4日(土) 晴 5469

 去年バルセロナに行く前に、そのことをいったら、「あたしはバルセロナが憧れの街です」という子がいて、理由を聞くと、「ガウディの建物が観たいから」という。それなら、撮ってきたビデオをDVDにしてあげるといって、半年経っていた。それでDVDをコピーして用意をした。思いの外、時間がかかった。


 2月5日(日) 晴 31109/2

 ネット検索をしているとあっという間に時間が経ってしまう。京都、鎌倉と調べるのは面白い。しかし、実際行ってみるのが1番面白い。本を読むと色々な事が解ってくる。日蓮を調べようとしたら鎌倉に行くのも面白い。京都・鎌倉共に武士が禅寺を作って栄えたところだから、枯山水の庭が観られるが、京都の禅寺に比べると、やはり、鎌倉の枯山水は、インパクトが少ない気がする。

 闘牛のカルテルが発表されている。ホセ・トマスの名前は出ていない。


 2月6日(月) 晴 31109/2

 ネット検索をしているとあっという間に時間が経ってしまう。京都、鎌倉と調べるのは面白い。しかし、実際行ってみるのが1番面白い。本を読むと色々な事が解ってくる。日蓮を調べようとしたら鎌倉に行くのも面白い。京都・鎌倉共に武士が禅寺を作って栄えたところだから、枯山水の庭が観られるが、京都の禅寺に比べると、やはり、鎌倉の枯山水は、インパクトが少ない気がする。

 闘牛のカルテルが発表されている。ホセ・トマスの名前は出ていない。


 2月8日(水) 晴 27086/2

 またやってしまった。どうしようもない!知らないうちに、PCにお茶をこぼしてしまって使えない状態なった。それが昨日の夜。これで何回目だろう!本当に懲りない奴だ!自分で自分の情けなさを嘆いている。前のPCは、ノートの液晶画面を閉めたときにイヤホンを間に挟んでダメにして、今度がお茶こぼして使えない状態になっている。電源を入れる前だったので、中が乾けば使えるかも知れないが、1ヶ月以上は電源を入れない方が良いだろう。だから、前の前のPCを出して更新作業をしている。このPCは、空調のファンが調子が悪く、長時間の作業には絶えられない。だから、工夫して使わなければならない。しかし、ネットしながら、HPの更新作業なんて出来ないだろうなあ。未だ寒い冬場だから良いけど、これが夏なら30分が限界になってくるだろう。

 そんなこんなで、今日は鎌倉に行くのはやめた。ちょっと部屋の片付けなどしたり、整理しなければならないことを少しずつでいいので片付けていこうと思った。出勤する道すがら、長年使っていた床屋の閉店の告知が店のシャッターに貼ってあった。ああいうのを観るとガックリする。そう思っていたら、今度はいつもスペインに行くときに使っている旅行会社の担当者が辞めるという連絡をメールでしてきた。後任に引き継ぐと言うが、俺の難しい注文に根を上げないか心配だ。ギリギリまで出発が決まらないのが例年のパターン。

 今年になって去年以上に色々なことを考えさせられる状況になってきている様な気がする。と、言うよりも、去年からの続きのしわ寄せというか、問題という波が、今になって押し寄せて来ているような気がする。


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