--バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--
por 斎藤祐司
5月17日(月) 曇一時雨 7982
もう30年以上前だっただろうか。芝居を観ていて、面白い役者が何人かいた。たぶん北村想の芝居だったのだろう。神戸(かんべ)浩である。とぼけた表情で、話し方がゆっくりで独特だった。それが、芝居の中で良い味を出していた。どの役よりも印象に残った。それからテレビや映画に出るようになった。脳性まひの役者である。彼が出るだけで、その場の雰囲気が変わる。そういう存在感が、演劇関係者、映画テレビなどに認められて、今でも現場に立っている。初めて神戸ちゃん(愛称でみんながそう呼んでいる)を観たときの感覚では、役者で生きていけるだろうと思った。そしてそうなった。年を取って50を過ぎているがまだまだ役が付くだろう。
予定通り起きて、MLB中継を観た。大谷は3番DHで、第1打席、センターへの先制2塁打を打った。4打数1安打、3三振、1打点。先発のシンダーガードが2アウトしか取れず42球被安打4、与四球2、6失点で降板した。セットポジションに問題があって、モーションが大きいため塁にランナーが出ると盗塁され放題状態になる。それでリズムを崩して制球が乱れて、打たれたり四球出したりで、今日はメロメロだった。足のある対戦相手だとこういうことになる。直ぐには直らないだろうが、プレーオフには間に合わせて欲しい。4-7で負けた。菊池雄星は、6回被安打1、無失点で2勝目をあげた。新球種のスライダー・カッターが冴えた。ヤンキース戦でも結果を出して、調子が良くなってきた。スペインは、15日がサン・イシドロで、ヒネス・マリンがコヒーダされて右太腿2ヶ所刺され重症、クーロ・ディアスとアルバロ・ロレンソが耳1枚。16日はホセリート・エル・ガジョの命日で入場行進の後、黙祷が捧げられた。この日も見習い闘牛士が右太腿を刺された。満月の夜のコヒーダだった。
東京ではここ3日、3799、3348、2377人の感染者が出て、昨日までの累計で、149万4160人。合計4404人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、21784人増え、うち4都県で、約26%の5571人増え、合計840万4972人の感染者、合計3万91人の死者。東京は、3663人の感染者が確認された。
5月18日(水) 晴 516
今日は暑い。9時前に起きて、準備しながらMLB中継を観た。朝食は、インスタントの味噌ラーメン。試合前、敵軍マスコットが、「あなたはすごい」と書かれた紙を持って大谷に近づき写真撮影していた。エンジェルスは、前回ノーノ―のデトマーズが先発。レンジャーズも左腕だったが、両投手とも5回もたず救援勝負になった。トラウトのホームランで、4-3と勝ち越した8回裏。シフトを逆の打球で2塁打になり、不運な当たりがヒットや四球などで無死満塁。そこから7失点して逆転負けした。レフト前ヒットをマーシュがトンネル。ダメな時の象徴のようなシーンだった。大谷は、5打数1安打、2三振。レフトフライはいずれも良い当たりだった。明日は先発。投手として連敗を止めて欲しい。
ロシア国営放送で、退役軍人の元大佐が、特別軍事作戦(ウクライナ侵攻)を批判した。プーチン重病説や、クーデター進行説など西側メディアが唱えているが、話し半分で聞いた方が良い。ただ戦況は泥沼化するだろう。犠牲者も多く出るだろう。ウクライナ優勢になって行くという、報道もあるがそう楽観できるどうかも判らない。戦争はいつでも、弱い一般市民に辛く悲しい思いをさせる。サン・イシドロは、観客は半分の入り。ホセリート・アダメがコヒーダされ場内1周、アンヘル・テジェスが場内1周。
東京ではここ3日、3348、2377、3663人の感染者が出て、昨日までの累計で、149万7823人。合計4413人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、36903人増え、うち4都県で、約21%の7613人増え、合計844万1869人の感染者、合計3万130人の死者。東京は、4355人の感染者が確認された。
5月19日(木) 曇/晴 10527
MLB中継を観た。大谷翔平は、7度目の先発登板で3番DH蒹投手。前回のレンジャース戦は、6失点。今日もいきなりヒットを打たれてリズムに乗れない。それでもウォルシュ、トラウトのソロホームランで、2-0とリード。4回死球、四球でハイムにレフト前ヒットと6回にまたもハイムにレフトへのポテン2塁打を打たれ、2-2の同点になった。ハイムには前回満塁ホームランを打たれ、今日は、3打数3安打。もう苦手というか、つきないない形で打たれ2失点。同点で降板した。6回94球投げ、被安打6、三振7、与四球2、与死球1、失点2。打席では、5打数無安打、2三振。
午後医者に行った。医師がいなかったが、前回と同じ処方箋を薬局へファックスしてそこで薬を受け取るようにいわれた。帰りにスーパーへ寄って買物。一旦戻って、お寺と神社へ参拝した。サン・イシドロは何もなかったが、リトリの父親が91歳で死んだ。ラス・ベンタス闘牛場のプエルタ・グランデを7回した。確か息子は耳1枚も取っていなかった思うけど。闘牛士一家だが、おぼろげな記憶では、ホセ・トマスはリトリの父親のクルサードの仕方を真似していたはずだ。あまり似ていないけど…。
東京ではここ3日、2377、3663、4355人の感染者が出て、昨日までの累計で、150万2178人。合計4420人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、42161人増え、うち4都県で、約21%の8855人増え、合計848万4020人の感染者、合計3万180人の死者。東京は、4172人の感染者が確認された。
5月20日(金) 晴 8688
寝るのが遅くなったので、起きるのも遅くなった。朝食は、サラダとトマト、カツ丼と味噌汁を作って食べた。今日は大谷は休みで、DLの整理をした。時々整理しないと、溜まるばかりになる。最近は、WBSも録画になっている。そうしないと追いつかない。サン・イシドロは、ノー・アイ・ビジェテだったが、静かだったようだ。今日も暑い。日本では、マスク着用義務や、法律による強制はないが、マスクをしている人がほとんどだ。熱中症などへの危惧から、マスク着用について、政治家や、日本医師会などが発言している。たぶん、その通りなのだと思う。
東京ではここ3日、3663、4355、2161人の感染者が出て、昨日までの累計で、150万6350人。合計4425人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、39642人増え、うち4都県で、約22%の8548人増え、合計852万3647人の感染者、合計3万216人の死者。東京は、3572人の感染者が確認された。
5月21日(土) 曇/雨 9428
早目に寝て、夜中に起きてサン・イシドロの中継を観た。ドミンゴ・エルナンデス、ガルシグランデ(3)牧場、フリ、タラバンテ、トマス・ルフォがコンフィルマシオンで、ノー・アイ・ビジェテ。トマス・ルフォは、落ち着いている。コンフィルマシオンのあと、牛は観客に捧げられた。デレチャッソで膝を折ったパセを繋ぎ手を変えてナトゥラル。拍手が沸き、アレナ内側へ。デレチャッソ4回でパセ・デ・ペチョ。離れナトゥラル4回でパセ・デ・ペチョ、ナトゥラル。こんな感じで「オーレ」が続き剣を代えた。牛が動いてなかなか剣刺しに行けなかったがテンディダ気味に決まって耳1枚。フリは4頭目の牛で、良いファエナをした。この日、1番盛り上がった。膝を折ったデレチャッソを続けた。長いパセが繋がる。デレチャッソもナトゥラルもパセが長い。それで闘牛場が盛り上がった。「オーレ」の声が大きくなった。こういうパセを喜ぶ人は多い。剣を代えピンチャッソ。次は剣が決まったが、牛が倒れない。アビソが2回鳴った。牛がタブラの処に行って、前脚を折ったが後脚は立ったまま。その状態で3回目のアビソが鳴らないように、プンティージャした。これは明らかに、へストが悪い。観客の多くが白いハンカチを出して口笛を吹いたが、プレシデンテは耳を出さなかった。その判断は、厳しいようだが正しいと思った。場内1周。
タラバンテは、5頭目の牛で、観客を沸かせた。観客に牛を捧げ、膝を着いたデレチャッソを始めた。パセが短くなり危なかったが、また、それを続けた。闘牛場は盛り上がったが、こんな闘牛は2流の闘牛士がやること。ナトゥラルの時に、牛を観ずにパセをした。まるでリトリだ。オメナッヘのつもりなのか?こういう事を時々やっていたことを思い出した。ホセ・トマスがエスタドアリオの時に、牛を観ないでパセをするが、比べるまでもなく下品。剣は、ピンチャッソのあとに決まった。こんな闘牛するために、アポデラードがホセリートになった訳じゃないと思う。残念だ。もっとクラシックな闘牛をやって欲しい。
最後の牛で、トマス・ルフォが耳1枚切った。微妙なファエナだった。甘いといえば、甘い。無難といえば、無難にやって剣を決め耳が出た。どうやら、アポデラードは、ロサノのようだ。セサル・リンコンについていたあのロサノ。ファースト・ネームを忘れた。サン・イシドロで観たプエルタ・グランデで、1番ドキドキも、ワクワクもしないプエルタ・グランデだった。しかし記録として同じ年に、セビージャとマドリードの扉をあけた数少ない闘牛士になった。でも彼のやった闘牛は、クラシックな闘牛だ。タラバンテがやった、客受けを考えた闘牛とは違う。古典落語を語った闘牛だったのは、評価されてしかるべきだろう。
東京ではここ3日、3663、4355、2161人の感染者が出て、昨日までの累計で、150万9923人。合計4432人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、37438人増え、うち4都県で、約22%の7809人増え、合計856万1079人の感染者、合計3万260人の死者。東京は、3572人の感染者が確認された。
5月22日(日) 晴 680
夜中、サン・イシドロ中継を観た。パコ・ウレニャのウニコ・エスパーダ。出てくる牛が悪かったのもあるが、4頭目までは何も起こらなかった。起こる気配もなかった。5頭目の牛は、ファン・ペドロ・ドメクだったが牛が交換になった。ソブレロで出て来たのは、コンデ・デ・マジャルデ。ムレタを持つと、急に風が吹き雨が降り出した。強く降り出すと観客は席を立ち闘牛場の通路に退避しようとした。土砂降りの中で、パコ・ウレニャはムレタを振って牛を相手にした。「オーレ」の大合唱が鳴った。ラス・ベンタス闘牛場でよく起こる、雨を退避する席を立った観客に対する、当てつけのような「オーレ」の大合唱。こういう時に限って剣が決まる。それで、耳1枚切った。ウニコで耳1枚も切れないと、ショックは大きい。何かホッとした。
それから寝ようとしたが、眼が覚めて、資料を読んだ。蔦屋重三郎の出版記録に、寛政六年に、『福寿海无量品玉』曲亭馬琴作の画を勝川春朗と書いてあるのを発見した。面白いなと思った。今日の大谷は、4打数2安打。エンジェルスは、連敗を4で止めた。抑えのイグレシアスも今度は、抑えてセーブをあげた。
東京ではここ3日、4355、2161、3572人の感染者が出て、昨日までの累計で、151万3387人。合計4439人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、35922人増え、うち4都県で、約21%の7438人増え、合計859万3647人の感染者、合計3万291人の死者。東京は、3317人の感染者が確認された。
5月23日(月) 晴 9989
都内はバイデン大統領来日で、厳戒態勢になった。日米関係が揺るぎないものになるようにと、会見で天皇がいったそうだ。バイデン大統領は、日本の安保理常任理事国入りを支持した。それが平和な世界に繋がれたらいうことはないが、日本の軍事を拡大して抑止力になるという考えのようだ。しかし台湾有事や、ロシア侵攻などで面倒なことにならなければ良いと思う。5時に起きて、MLB中継を観た。大谷は1番DHで、1回裏の第1打席の2球目をセンターへの先頭打者ホームランを打った。9号ホームランは、日米通算150号のメモリアルアーチだった。トラウトも打ち、4-1で好投サンドバルが勝利投手になり3勝目をあげた。大谷は、5打数2安打1打点。
午後は資料を読んだ。ガラスの製造法は、中国式の鉛ガラスとヨーロッパのソーダガラス。江戸時代は、中国式ガラスが作られていたと考えられるようだ。歌麿の絵に出てくる女が口にくわえるガラスの玩具。『ビードロを吹く娘』は、寛政二年か三年の物といわれ、表面に膠で煮た雲母が塗られているからキラキラしている。写楽と同じ技法なのだろう。版元が蔦屋重三郎だからだろう。正倉院にあるガラスの器から約1000年後にも、ガラスは貴重なものだった。それで、温度計を作ろうと考えた人がいることに驚く。アメリカは、ここ28日間でまた世界一の感染者が出た。1日平均8万人以上で、ここ1週間で1日平均10万人という数字が出ている。
東京ではここ3日、2161、3572、3317人の感染者が出て、昨日までの累計で、151万6704人。合計4445人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、31457人増え、うち4都県で、約24%の7424人増え、合計862万8445人の感染者、合計3万309人の死者。東京は、2025人の感染者が確認された。
5月24日(火) 晴 11357
早く寝たせいか、夜明け前に目が覚めた。資料を読んた。朝食は、納豆とメカブとカツ丼と味噌汁で取った。サン・イシドロはノビジェーロだったが、ネットで結果を観たらプエルタ・グランデがが出ていた。資料を読んで、試しにネットを確認したら、中継動画があったので、耳とブエルタの処、4頭分を観た。ハンディージャ系の血統のフエンテ・インブロ牧場の若牛で、マヌエル・ディオスレグアルデ、ホルヘ・マルティネス、アルバロ・アラルコン。1頭目のマヌエルは、自分がやりたい技をやろうとする印象が強い。本来は、牛の持っている力を引き出すのが闘牛士の力量だ。それと、牛との距離の取り方がイマイチで、それが判れば金の取れる闘牛士になるだろう。剣が決まり耳1枚。5頭目のホルヘは、左角が短い牛で、ナトゥラルを続けコヒーダされる。タンダが終わっても、牛との距離を取らない。これじゃフリと同じだ。それでも良いパセをしていた。剣が決まり牛が倒れ観客は耳を強く要求したが、プレシデンテは出さなかった。場内1周。ガッカリしていた。こういう時、明日に繋がる言葉を誰かが掛けてあげれば、前を向いて行けるのだろう。
3頭目のアルバロ・アラルコン。観客へブリンディースして、アレナ中央で、カルトゥーチョ・デ・ペスカドで構える。牛がタブラ付近から走り出し向かった。ムレタを背中の方で広げパセをしてナトゥラルを繋ぐと、「オーレ」が鳴った。タンダの後の牛との距離の取り方も良い。距離が判っているようだ。デレチャッソも良かった。剣を代え、ベルナディーナから膝を折ったデレチャッソからナトゥラル、パセ・デ・ペチョ。剣が決まった。が、柄の部分を持っている。非常に珍しいことに、剣刺しで剣と柄が取れてしまった。牛が倒れ耳1枚。
最後の6頭目は、非常に良い牛だった。ベロニカで左角が抜けてたり、短かったしていた。右角は良かった。カポーテで牛が一回転したのも左角だった。天に向かってブリンディースして、エスタドアリオ。シンプルに、デレチャッソを繋ぎパセ・デ・ペチョ。このタンダを3回やった。タンダの後の距離取り方は当たり前に良い。ナトゥラルパセをしてクルサードしての繰り返し。やっぱり右角の方が良い。もう1度ナトゥラルのタンダをして、デレチャッソを始めると、手の低い長くテンプラールなパセが繋がった。「オーレ」の声が大きく感情を帯びて行った。手の低いパセには、深みがあると、エミリオ・ムニョスがいったが、解説はエミリオだった。そして、テンプラール。このゆっくりなパセが観客の感情に強いインパクトを与える。こういうパセが極上のファエナだ。剣を代え、アジェダード・ポル・アルトからトゥリンチェラ、ナトゥラルを繰り返しパセ・デ・ペチョ。剣が決まり牛が倒れた。耳2枚。牛は場内1周。耳2枚をかかえ場内1周の時に、牧場主のリカルド・ガジャルドがそれに加わり、マジョラールも加わっての1周した。2人のノビジェーロが退場しプエルタ・グランデが始まった。両手に持った耳を掲げながらプエルタ・グランデ。これは最高の映像だ。久々にノビジェーロで、耳3枚のプエルタ・グランデ。ミゲル・アンヘル・ペレラ以来だろうか?牛も良かったが、最高のファエナが観れた。
東京ではここ3日、3572、3317、2025人の感染者が出て、昨日までの累計で、151万8729人。合計4451人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、18510人増え、うち4都県で、約26%の4828人増え、合計864万6950人の感染者、合計3万340人の死者。東京は、3272人の感染者が確認された。
5月25日(水) 晴 481
予定通り起きて、散歩、買物、洗濯をして準備して、MLB中継を観た。レンジャース戦で、苦手のダニング投手。2打数無安打、1三振、1四球、1死球。ファールを打った時、振ったバッドが自分のヘルメットの後頭部に当たった。こんなことがあるんだと思った。エンジェルスの先発はシンダーガード。前回は、2/3で降板したが、今日は8回4安打無四球1失点で4勝目をあげた。ランナーが出た時のワインアップで、足を高く上げずに投げていた。前回は盗塁で、ボロボロになったが、改善されたいた。ノーワインドアップの投球フォームで、威力のある球が投げれれるようになれば、プレーオフでも通用するだろう。明るい兆しだ。
感染者数が減って来て、GOTOタラベル再開が議論されている。税金使ってやることではないと思う。旅行へ行きたい人は、そんなのなくても旅行へ行く。税金の無駄遣いだ。行きたいと思ったら、みんな勝手に行き出す。コロナ禍で、各地の祭りさえやっていなかった。それが祭りをやり出すようになれば、自然に旅行へ行き出すはずだ。江戸時代の旅行は、命懸け。一生に一度のお伊勢参りとか、一般庶民は宗教的なものが多かったのだろう。武士階級では、参勤交代が代表例。源内のように長崎や京都、大坂、秋田、秩父などへの旅は、学問を学んだり、鉱山開発という目的があった。目的が明確な旅でなければ、命懸けの旅には行けないという事だろう。
東京ではここ3日、3317、2025、3271人の感染者が出て、昨日までの累計で、152万2000人。合計4456人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、32382人増え、うち4都県で、約21%の6874人増え、合計867万9328人の感染者、合計3万384人の死者。東京は、3929人の感染者が確認された。
5月26日(木) 曇/晴 7098
夜中に起きて、サン・イシドロ中継を見た。が、ファエナの処になると中継が切れてしまうことが繰り返された。おまけに、音声が切れている。これはビックリしたが、闘牛場が沸いているかどうかが全く判らないくなる。4頭目も5頭目もファエナが観れずに、諦めて切った。5頭目のロカ・レイのファエナは良かったようだが観れなかった。ピンチャッソが続いて耳は出なかったようだ。怪我から復帰したヒネス・マリンもディエゴ・ウルディアレスも耳は取れなかった。また寝て、MLB中継を観た。大谷翔平は1番DHで、第1打席に四球で出て盗塁しレンドンのタイムリーでホームを踏んだ。三塁ベースを踏んだ時に、滑ってバランスを崩して転びそうになっていた。解説の荒木大輔が、「少年野球教室でも教えるんですが、あそこを踏むのは危ないから絶対に踏まないようにっていうんですよ」といっていた。ベースは、内側の角を土踏まずの処で踏まないと滑ったりして、スピードが出ないし、怪我をしたりするという。打球を観ていてベースを観るのが遅かったので、大谷は怪我しそうになった。明日先発登板する。4勝目なるか?
東京ではここ3日、2025、3271、3929人の感染者が出て、昨日までの累計で、152万5929人。合計4464人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、35190人増え、うち4都県で、約22%の7834人増え、合計871万4502人の感染者、合計3万425人の死者。東京は、3391人の感染者が確認された。
5月27日(金) 雨のち晴 10595
夜中に起きて、サン・イシドロ中継を見た。が、無駄だったのかもしれない。ファン・ペドロ・ドメク牧場の牛で、モランテ、ファン・オルテガ、パブロ・アグアドで、ノー・アイ・ビジェテ。牛が良くなかった。ファン・オルテガもパブロ・アグアドも出来ない。モランテに至っては、何もしない。4頭目の牛の時なんて、カポーテで駄目と判断して、ムレタの時は初めから真剣を持っていた。ちょっとムレタを振って、直ぐに剣刺し。あれは、「俺を嫌ってくれ」といっているようなもの。クーロ・ロメロの罵声の時のような態度。やる気がない。ガッカリだ。見せ場があったとすれば、それぞれのカポーテの場。良いカポーテを見せた。それだけだった。どうもアレナが広いラス・ベンタス闘牛場では、ファン・ペドロ・ドメクの牛は力強さがない。直ぐに膝を着くし、ムレタを直ぐはらう。
寝て起きて、MLB中継を観た。3番DH蒹投手で、1回表1番スプリンガーにホームランを打たれる。どうもスライダーが良くない。フォークは良いのだが。横変化と縦変化。横変化のスライダーのフォームは、腕が少し横になって投げる。縦変化のフォークは腕が上から出る。このフォームの違いが、投球が上手くいかない原因のようだ。解説の岡島が、クロスファイヤーに踏み出して投げているので、疲労が蓄積しやすいといっていた。ゲレロ・ジュニアにもホームランを打たれた。6回被安打6、与四球1、奪三振10、失点5。3敗目。打席では、2打数無安打、1三振、1四球、打点1。8回に代打を送られた。試合後マドン監督は、腰に張りがあるという理由だという。大谷は、初回スライダーを投げた時に痛めたと、いった。だましだまし投げたという。それで、奪三振10というのは、化物か。無理しなきゃいいのにと思うが、それでもチームのために投げるのが大谷なのだろう。少し休ませた方が良いと思う。
東京ではここ3日、3271、3929、3391人の感染者が出て、昨日までの累計で、152万9320人。合計4474人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、31008人増え、うち4都県で、約21%の6857人増え、合計874万5492人の感染者、合計3万467人の死者。東京は、2630人の感染者が確認された。
5月28日(土) 晴
夜中に起きて、サン・イシドロの中継を観た。素晴らしい闘牛だった。ビクトリアーノ・デル・リオ、コルテス(6)の牛で、ディエゴ・ウルディアレス、アレハンドロ・タラバンテ、アンヘル・テジェス。アンヘル・テジェスが、耳1枚が2回でプエルタ・グランデした。5月17日の場内1周で、エミリオ・デ・フストの怪我で代替出場になったアンヘル・テジェスが闘牛場を興奮のルツボにした。初めの3頭目の牛のキーテはチクエリナ。牛が体の近くを通した。牛は、エミリオ・デ・フストに捧げられた。膝を折ったデレチャソから始めアレナの内側へ。デレチャッソから手を持ち替えてパセ・デ・ペチョ。離れクルサードしてデレチャッソから左手に持ち替えてパセ・デ・ペチョの時に、両足の間に角が入ってコヒーダされる。それでも、ナトゥラルをする。クルサードが深い。角2本超えてピトン・コントラリア。その位置で牛を誘うから良いパセが出来る。パセも長くなる。真剣は初めから持ってやっているようで、牛を置き、バンデリージャが一杯あったが剣刺しに行った。バホナッソで入ったが耳1枚出た。
最後の牛のキーテは、ガオネラ。ピトン・コントラリアが、ちゃんと出来ているからガオネラも出来る。その勢いのまま、牛は観客に捧げられた。テンディド7付近でデレチャッソ3回繋ぎ左手に持ち替えてパセ・デ・ペチョ。「オーレ」が続き喝采が沸く。距離を取りナトゥラル。ピトン・コントラリアをテンディド7の観客の前でやる。好感度凄い。パセを4回繋ぎ、クルサードして2回してモリネーテからパセ・デ・ペチョ。「オーレ」が続き拍手が沸く。デレチャッソから左手に持ち替えてパセ・デ・ペチョ。離れクルサードしてナトゥラル4回、ピトン・コントラリアから3回繋ぎデレチャソ、左手に持ち替えてパセ・デ・ペチョ。牛との距離の取り方、ピトン・コントラリアが凄い。だから良いパセが繋がる。ラス・ベンタス闘牛場の観客が観たい闘牛をやっている。非常にシンプルで、クラシックな闘牛。ファエナは、耳2枚の価値があった。剣は、ピンチャッソ1回でそのあとにテンディダ気味決まった。デスカベジョ1回。耳1枚が出て、プエルタ・グランデが決まった。素晴らしい闘牛だった。こういう闘牛が観たい闘牛だ。大満足の観客の笑顔が沢山あった。タラバンテは、前回と違ってロカ・レイ風の闘牛はしなかった。そういう闘牛を続けて欲しい。今年のサン・イシドロで1番のファエナだった。
大谷は腰の張りの影響でスタメンを外れた。9回代打で出た時、ブルージェイズの守備は外野4人になった。ヒットならOKだが、間を抜かれないようにという事らしい。結局、三振だったのだが。夜はこれから、『京都人の密かな愉しみ Blue 修行中 門出の桜』がある。また、『スポーツ酒場 語り亭』は、「覚醒!令和の怪物 とことん佐々木朗希」をやる。非常に楽しみな土曜日になった。そして明日は、ダービーだ。
東京ではここ3日、3929、3391、2630人の感染者が出て、昨日までの累計で、153万1950人。合計4482人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、27548人増え、うち4都県で、約22%の6094人増え、合計877万3032人の感染者、合計3万505人の死者。東京は、2549人の感染者が確認された。
5月29日(日) 晴 7087
夜、『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 門出の桜』を観る。冒頭からおもろかった。「左京区岡崎 庭師棟梁美山清兵衛宅 床の間で桜を生ける若林ケント幸太郎。 美山清兵衛 何でその枝、選んだ。 幸太郎 枝ぶりです。 清兵衛 もっと、花の着いた枝があるやろう。 幸太郎 三分咲きと五分咲きの蕾の数が多めで、今日から四五日ほどで順々に咲いてくれるおもて。なごう楽しめる枝を選んだ方が、何べんも枝打ちせんですみます。 清兵衛 何でそう思った。 幸太郎 あの桜は、今が丁度ええ姿です。ちごうてたら、すみません。 清兵衛 今日は親友二人の祝言やろ。行かんでええのか。 幸太郎 家族だけで、こじんまりと式をしたいとゆうことで遠慮してます。今晩、家で集まることになってますけど。 清兵衛 もう一本、しいて枝打ちするとしたらどれを切る。 幸太郎 向かって右側の真中辺り。モッコクの手前のあの枝でしょうか。 清兵衛 あとでそれ持って帰り。 幸太郎 いや、そんな。 清兵衛 わしの気持ちや。結婚祝いのはなむけやな。 枝打ちする幸太郎。 部屋で清兵衛が呟く。 生意気に、わしと桜問答しおった。
中京区御所南 ビストロ プティ・エトワール 玉井パンの玉井利夫 つぎますか。 染上染工所の上町光治 すんませんな。つき合ってもろうて。 玉井 こんな時でもないと、染上さんと酒飲めませんし。 上町 わしはあんさんに、嫌われてるさかい。 玉井 そんな。 上町 隠さんでもよろしわ。わしもあんさんのこと、ようはおもてへんし。大事な後継ぎをさろうていきおった。 玉井 いやぁ。 シェフの鴨沢瀬理(玉井の元妻) この人は、後継ぎ娘をさろうていくのが、得意技ですねん。 玉井 こらこら。 上町 そういうたらここは昔、パン屋さんどしたな。 鴨沢 うちが継ぐはずでしたけど。この人にさらわれまして。 玉井 人聞き悪いわ。 上町 あんたのパンは、滅茶苦茶うまい。半端ない。 玉井 えっ。 上町 そのせいで、娘はパンにはまってしもうた。 玉井 堪忍です。 上町 おおきに。娘に自分の進むべき道を教えてくれて。わしら西陣の職人は、物おしみがきつおしてな。糸一本、端切れ一寸も無駄にしとうない。なかでも一番惜しむの時間や。そんなわしらにとってパンは、仕事の合間にパパッと食べられる大事な食べもんなんですわ。 鴨沢 判ります。母の実家も、西陣の織屋で家族全員パン好きで。遊びに行くと、決まってお昼はパンでしたわ。 上町 しょっちゅう食べるもんやから、うまないとあかん。あんたは、そういうパンが焼けるホンマモンのパン職人や。それやのに、結婚するから独立するって、千二百年早いわ。 玉井 私が教えたんは、発酵や焼き方の技術だけ。これからは、自分にしか作られへんパンを焼くべきなんです。 上町 (机を叩いく)玉井はん。 玉井 怖い。 上町 玉井はん、あんさんは、偉い師匠ですな。親はあかんな。思い入ればっかり強うて。子どもを正当に評価してやれんのかもしれん。 鴨沢 葉菜ちゃんが焼いたパン、食べてみはります?大原の石窯で焼いた、パン・ド・カンパーニュです。 玉井 うん。京都の街中で焼いたもんとは、別もんやな。 鴨沢 かすかに、山の香りがせえへん。 娘の焼いたパンを食べて泣く上町。
中京区御所南 Bar Forest 幸太郎 俺らの親友、鋭二と葉菜の結婚を祝して乾杯。 全員で乾杯 松原甚 無事、親父さんをクリアして、結婚にこぎつけられて何より。 幸太郎 どないして説得したんや。 松蔭(上町)葉菜 その話はええわ。思い出したないし。 若林志保 とりあえずは、大原の家で新婚生活? 葉菜 ハイ。 宮坂柚子 ゆうてすでに同棲してたしな。立派な農家の嫁や。 幸太郎 畑仕事も手伝うてるのか。 葉菜 勿論。農家の嫁やし。 松蔭鋭二 おかげて助かってるわ。 志保 何かええな。夫婦二人で野菜を作り、パンを焼く。理想の田舎暮らしやわ。 幸太郎 おかあちゃんが、それを言いますか。 志保 これでもイギリス留学時代は、カントリーサイドで下宿して畑仕事を手伝ったもんや。 幸太郎 で、田舎の男と結婚して、辛抱たまらんって離婚して。 志保 離婚した理由はそんな簡単なもんやないの。 柚子 えっと、おばちゃん。 松原甚 結婚したての夫婦の前で、流石に離婚の話は。 志保 ああ、堪忍。
甚 ああ、そうゆうたら、石窯は完成したんか。 鋭二 何べんも作っては壊しで、なんとかな。 葉菜 うちの師匠の前の奥さんが指導してくれて、熱反射効率が半端ない、ノルマンディー・スタイルの石窯が出来ましてん。 幸太郎 玉井さん、結婚してたんか。前の奥さん、パン職人。 葉菜 元パン職人。今はフレンチのシェフやけど。 志保 離婚しはったんや。 柚子 職人同士にありがちな、創作上の意見の相違やて。 幸太郎 そら別れるしかないわ。 甚 そやから、離婚の話はやめて。 全員 すいません。 柚子 師匠は、アンチ石窯派なんやろう。 鋭二 石窯で、上手にパンが焼けるようになったら、持っておいでっていわれたみたいで。 志保 食パンが卒業試験か。玉井さんらしいわ。 葉菜 いやぁ、今気づいたけど、綺麗な桜。 幸太郎 棟梁の家の庭の桜を枝打ちしてもろたんや。うちの棟梁からお前らに、結婚祝いやから、家持って帰り。 甚 流石、美山清兵衛の桜は姿がよろしな。 幸太郎 切ったんは俺やがな。 柚子 まだ寝込んではる。 幸太郎 だいぶ、ようならはったけど、後遺症で左足がちょっと。 志保 来週からリハビリ、初めはるんやて。
柚子 幸太郎、可愛がられてるな。 幸太郎 誰に? 柚子 棟梁に。自宅の庭を一人でまかせられるやなんて。 幸太郎 ずっと監視されるのも、なかなかツラいで。 甚 そら、試験やな。 幸太郎 試験。何の試験。 甚 中間試験か卒業試験か。 幸太郎 追試違うか、落第ギリギリの落ちこぼれやし。 鋭二 えらい自己否定的やな。 幸太郎 甚はどやねん。 甚 僕は卒業試験も何も、萩坂東京店の花板に指名されてますよって。 鋭二 まだ正式に決まった訳やないやろう。女将さんに打診されただけで、板長のOKはまだや聞いてるで。 甚 何で君がそんなん知ってるの。 葉菜 職人にとって、師匠は親も同然。 鋭二 伊原兆治が、首を縦に振らんことには、この話はなしや。 甚 何やねん、夫婦そろって。 幸太郎 雲行き怪しいな。 甚 ああ、もうなんぼ何でも、あのオッサンはハードル高すぎる。 幸太郎 自分の師匠、オッサンいうな。 甚 ちゃうちゃう。板長ちゃう。
鋭二 勅使河原君三郎。 甚 やっだから、何で知ってるの。 柚子 勅使河原って、あの有名な日本画家の。 志保 絵も有名やけど、美食家としても有名やな。 鋭二 勅使河原先生は、毎年この時期になると、伊原兆治の筍尽くし楽しみに萩坂に来はる。その料理を、甚に任せるというのが、板長がかした卒業試験や。 甚 詳し過ぎるやろ。誰に聞いたんや。お前ら、勅使河原君三郎がどれだけ恐ろしいか知らんやろ。あのオッサンにダメ出されて、消えていった料理人がどれだけおる思ってるねん。 柚子 卒業試験やん。そらハードルも高こなりますわ。 甚 そうゆう柚子は、どやねん。あんたとこの師匠こそ、えぐい卒業試験やらせそやんか。 柚子 来週に。 甚 えっ。 柚子 卒業試験ですわ、来週。 葉菜 何やらされるん。 幸太郎 また重さも形もピッタリ同じ茶碗を千個焼けとか。 柚子 そんなの今のうちには、目つむっても出来ることや。 甚 何やカッコええこといいよったで。 柚子 元はといえば、うちがいらんことゆうたのが、事の始まりや。 甚 何ゆうたのや。 柚子 用の美。
右京区嵯峨野 御室焼窯元 羊山窯 柚子の父。宮坂羊山 甲田君、この扇面の茶碗と、藤の茶壷は、ギャラリーに出す。悪うない。 甲田(職人頭) おおきに。 羊山 甲田君。前にもゆうたが、過去の名作を本歌取りするも、確かに京焼の王道やが。二世写しもそろそろ卒業して、自分の個性を出したらどうや。 甲田 心掛けてますが、なかなか。 羊山 技量は充分ある。挑戦する気持ちを持ちなさい。ああ、こっちは、乾山写し。 柚子 ハイ。 羊山 乾山写しというよりも、乾山もどきやなあ。柄が大胆過ぎ、個性を出し過ぎ、色も鮮やか過ぎ。過ぎ過ぎ過ぎ。過ぎたるは、及ばざるが如し。 柚子 すいません。 羊山 この梅図の茶碗は。 柚子 すいません。 柚子が出した手を叩く。 羊山 室町の若宗匠に買うてもらおうか。何や海外の音楽家と碾茶のインスタレーション、やるゆうて。おもろい茶碗はないかって、探してたからな。 柚子独り言 おもろいて。と、しかめっ面 羊山 正統的ではないが、自己主張のあるもん、ゆうことや。共箱入れて、箱書しとき。 部屋を出て歩くが花瓶が目にとまる。 何やこれは。 柚子 山吹とちゃいますか。 羊山 花やのうて、花差しのほうやがな。 柚子 試しに焼いてみたもんですけど。 羊山 白丹羽もどき。ゆうところやな。 柚子 もっと用の美みたいな、味わいのあるもん作ってみたいなおもて。 羊山 用の美やと。あれほど、普段使いの器を見下してたお前が、用の美。 柚子 別に見下してたんと違います。あの頃はもっと個性を出したいな思って。でも今はつこうてるうちに、美しさに磨きがかかる器を作りたい思って。 羊山 お前が用の美を語るかあ、千。 柚子 二百年早いのは判ってますけど、でもやってみたいことがあります。登り窯を使わせてください。 羊山 何やと。
中京区御所南 Bar Forest 幸太郎 ヨウノビ? 柚子 柳宗悦が提唱した民藝の美意識。 志保 飾り気のない生活の道具でも、長年使われることで美しさを身にまとう。例えば、この白磁の茶碗。 柚子 あっ、それうちの先生が若い頃、焼いた物ですか? 幸太郎 珍しく先生いいおった。 柚子 ホンマに凄いよ、あの人は。華麗な茶器も、素朴な普段使いの器も、思いのままに焼ける。いつか見返してやろう思ってたけど、うちの技量やとマジで千二百年かかっても無理やわ。でも、太刀打ち出るモンが一つだけある。 幸太郎 何やそれは。 柚子 想像力。焼き上がって、人手に渡って、何十年も使って現れる美しさ。それを想像する力。 甚 何かカッコええこといいおったで。 柚子 頭の中にある器を焼くには、電気窯じゃなくて自然の火の力をかりなあかんのやけど、これはこれで難しい。 甚 それで登り窯ゆうことやな。 鋭二 ええな、お前ら。羨ましいわ。 甚 どこがやねん。 鋭二 厳しい卒業試験を出してくれる、師匠がおって。 幸太郎 タエさんも、お前に試験出しとるやないか。自分が残した畑で、お前がちゃんと京野菜作ってるかどうか、毎年毎年天国からチャックしてはる。 鋭二 結局、俺が一番キツイかもな。畑仕事に卒業はない。 甚 おー、何や二人してカッコいいこと、いいおったで。 幸太郎 取りあえず、今日は師匠の顔忘れて、飲もう。 全員で乾杯。」
東京ではここ3日、3391、2630、2549人の感染者が出て、昨日までの累計で、153万4499人。合計4489人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、25759人増え、うち4都県で、約22%の5643人増え、合計879万8790人の感染者、合計3万541人の死者。東京は、2194人の感染者が確認された。
5月30日(月) 晴 562
大谷翔平は、第1打席右中間へ先制の10号ソロホームラン。第2打席はセンターへの11号2ランホームランを打った。3打数2安打、1三振、2四死球、3打点。エンジェルスは、先発のサンドバルが3回しか投げられずリリーフも打たれて5連敗した。大谷が打ったのは嬉しいが、チーム状況は悪化している。明日は休みで、6月からは、ア・リーグ東部地区でダントツで首位のヤンキース戦だ。苦しい戦いが続くようだ。昨日今日と暑い日が続いている。昨日のダービーは、レコードで武豊騎乗のドウデュースが優勝した。武はダービー6勝という金字塔を成し遂げた。オークスと同じ8枠18番のルーメールが2着に入った。皐月賞馬は、馬券に絡まなかったが、皐月賞上位馬の1、2着。終わってみれば順当な結果といって良いだろう。
サン・イシドロは、一昨日はロマンが耳1枚と場内1周だった。耳1枚のファエナは良いとして、場内1周のファエナは雑だった。クルサード不足。コヒーダがあったから耳要求に繋がった感じがする。ロマンは、王道のファエナで耳を切った。だが、有名闘牛士のような個性を感じない。角が太腿を貫通する大怪我をした同情もあったのかも知れないが、個性を出して有名になるという事が、いかに難しい事か。個性が先に出過ぎれば、好みが別れる場合もある。しかし個性がなければ、印象も薄れる。そうい意味で、ロカ・レイは個性的だ。しかし、正統的な闘牛スタイルではない。昨日は騎馬闘牛。パブロ・エルモーソ・デ・メンドーサが怪我で出場せず。カジェホンで、息子のギジェルモを見守った。コンフィルマシオンで、耳1枚、耳2枚。マノ・ア・マノで、レア・ビセンスとプエルタ・グランデした。騎馬闘牛をヘミングウェイは、牛より馬の方が早いので、ずるいというようなことを言っていた。しかし、パブロ・エルモーソ・デ・メンドーサによって、騎馬闘牛に革命が起きたといって良いだろう。わざわざ牛に馬を追わせて、それをゆっくり逃げて見事にフェイントで交わす。こういう騎乗技術を見せる騎馬闘牛に大きく変わった。息子のギジェルモもレアもそういう技術を持っている。
東京ではここ3日、2630、2549、2194人の感染者が出て、昨日までの累計で、153万6693人。合計4493人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、20828人増え、うち4都県で、約25%の5643人増え、合計881万9618人の感染者、合計3万560人の死者。東京は、1344人の感染者が確認された。
5月31日(火) 雨のち晴 481
5時に目が覚めた。資料を読んだ。何となく腹が減ってきたので、納豆とカレーと味噌汁を作って朝食を取った。そのあとも、資料を読んだ。眼が疲れて来たので、少し休んでシエスタを取った。それから昼食もカレーと豚肉を焼いて味噌汁で取った。午後も資料を読んで過ごす。あっという間に、夕方になった。今日は、過ごしやすい陽気だ。それから散歩で、神社へ参拝してスーパーへ行って買物をした。もう半袖1枚で大丈夫。サン・イシドロも観ないし、MLBの中継も大谷が休みなので観ない。こうやって、1日資料を読むのは楽しい時間だ。ドンドン調べたいことが出てくる。課題が増えるのは、大変だが面白くもある。
東京ではここ3日、2549、2194、1334人の感染者が出て、昨日までの累計で、153万8037人。合計4496人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、12207人増え、うち4都県で、約28%の3370人増え、合計883万1816人の感染者、合計3万584人の死者。東京は、2362人の感染者が確認された。
6月1日(水) 晴 10674
起きたら試合が始まっていた。大谷は2番DHで先発し、打席に立っていた。そしてでかい当たりがセンターへ飛んだ。ジャッジが背を向けていたが塀際でジャンプした。何と大谷のホームランボールを取ってしまった。試合後ジャッジは、月まで行ったと思ったと、いわゆるムーンショットをいい、ホームラン確率92%の打球を取ってしまった。大谷は、第3打席ライト線にライナーを打って二塁打を打った。4打数1安打、1三振。試合は、先発のシンダーガードが打たれ1-9で負けた。これで6連敗。観てないが、サン・イシドロはゴメス・デル・ピラールが耳1枚切ってプエルタ・グランデがかかる最後の牛で、角傷を負って医務室へ行った。
東京ではここ3日、2194、1334、2362人の感染者が出て、昨日までの累計で、154万308人。合計4502人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、22022人増え、うち4都県で、約22%の4793人増え、合計885万3739人の感染者、合計3万623人の死者。東京は、2415人の感染者が確認された。
6月2日(木) 晴 613
夜中に起きて、サン・イシドロの中継を観た。ベネフィセンシアで、国王がロイヤルボックスへ座った。アルクルセン牧場の牛で、モランテ・デ・ラ・プエブラ、怪我をしたエミリオ・デ・フストに代わり、フリ、ヒネス・マリン。初めの牛はやる気がなかったモランテが、この日4頭目の牛で耳1枚を切った。カポーテのベロニカから観客を沸かせた。ファエナは、クルサードが甘いが、パセを繋ぎ牛をクルクル回した。セビージャのファエナのように、牛をパセした。こういうモランテを、ベンタスの観客が望んでいたのだろう。1頭目の時に、口笛や罵声を浴びせた観客を虜にした。剣も決まり文句なしの耳。
フリは、観客を沸かせる良いファエナをした。いつものように距離のメリハリがないファエナだが、パセを繋いだ。そして、前回と同じように、剣が決まらない。耳が出ないのは、あなたのせいです。4頭目の牛は、怪我をしたエミリオ・デ・フストに捧げられた。ヒネス・マリンは、2頭とも耳には足りなかった。最後の牛は、動きが悪かったがファエナの後半、パセを繋ぎ盛り上げた。剣も決まったが、何かが足りない感じだった。観客もそれを感じたのだろう。耳要求が起こったが、強いものではなかった。牛が倒れて直ぐに席を立つ人のほうが多かったのは、それを表しているのだと思う。ヒネス・マリンは、不満顔だったが…。一旦寝て8時に起きてMLB中継を観た。が、雨予報で試合時間が伸びて、そして中止になった。明日、日本時間2時からダブルヘッダーで行われ、第1試合に大谷が先発登板するという。
東京ではここ3日、1334、2362、2415人の感染者が出て、昨日までの累計で、154万2723人。合計4507人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、22768人増え、うち4都県で、約21%の4883人増え、合計887万6504人の感染者、合計3万659人の死者。東京は、2335人の感染者が確認された。
6月3日(金) 晴/雨 12270
夜中に起きて、MLB中継を観た。大谷は、2番DH蒹投手で先発登板した。先頭打者に11球粘られて先頭打者ホームランを浴びた。1回にまた、2ランホームランを打たれ、3回には、ジャッジにもホームランを打たれ3被弾。3回0/3、75球投げ、8被安打、1与四球、2奪三振、4失点で負け投手。打席では、5打数1安打、2三振、1牽制死。ダブルヘッダー第2試合は、3打数無安打、1四球。エンジェルスは、泥沼の8連敗。しかも、第1試合は降雨中断で約1時間半待たされた。トラウトも落ちた感じがした。守備でも打撃でも。第2試合では、8回が始まるまであわや完全試合。どうしたんだろうエンジェルスは。マドン監督は、球種を読まれているといった。シンダーガードも空振りが取れなかった。マスコミは、サイン盗みに言及しているが、マドン監督は、私は誰も批判しない。投球動作などで見破られることもあるといった。
ウクライナ情勢は、東部戦線での緊迫状況が増してきた。長くなりそうだ。食料危機も言われている。世界各地で、値上げで急速なインフレが進んでいる。日本も、2月から値上げは始まり、6月から8月までに3000品目以上が値上げする。これほどの値上げは、過去になかったことだという。EUがロシア原油の輸入禁止に踏み切り、原油も値上がりした。あらゆる食料品が値上がりするだろう。飲食店も値上げせざるを得ないだろう。戦争だけじゃなく、気象異常による作物の不作も重なっている。食料自給率を上げないと日本も将来は、大変なことになるだろう。
東京ではここ3日、2362、2415、2335人の感染者が出て、昨日までの累計で、154万5058人。合計4512人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、20680人増え、うち4都県で、約22%の4563人増え、合計889万6595人の感染者、合計3万682人の死者。東京は、2111人の感染者が確認された。
6月4日(土) 晴 527
夜中に起きて、サン・イシドロの中継を観た。エル・プエルト・デ・サン・ロレンソ、ラ・ベンタナ・デル・プエルト(3)の牛で、ホセ・マリア・マンサナレス、アレハンドロ・マルコス=コンフィルマシオン、トマス・ルフォで、ノー・アイ・ビジェテ。マンサナレスは、相変わらず。パセを通すことに主眼を置いて、パセの時に牛との距離が遠いのはいつものこと。体の周りを牛が遠い処を通っている。アンダルシア向けというか、一般受けというか、興行向きの闘牛。生活のための闘牛。マルコスについては省略する。トマス・ルフォは、最後の牛で耳1枚を切った。この前のプエルタ・グランデのファエナよりも良かった。右角が良い牛で、クルサードが深く、パセが長く通った。「オーレ」の声も、プエルタ・グランデの時よりも大きかった。剣もグラン・エストカーダ。牛は直ぐに倒れた。観客は耳1枚出ても、もう1枚要求したが、プレシデンテは出さなかった。これは正しい判断だ。何故なら、左角パセ、つまりナトゥラルが上手く出来なかったからだ。トマス・ルフォは、不満顔だったがそれはそういうわけだからだ。しかし、コンフィルマシオンして、2回出場して、耳3枚取ったのだから彼の闘牛のやり方は、本物と認められたという事だ。
一旦寝て、8時に起きてMLB中継を観た。大谷は、3打数無安打、2三振、1四球。エンジェルスは、0-10で負け9連敗。マドン監督は、「見るに堪えない状況。とてもつらい時期にある」と語った。ロシアの国債のデフォルトが認定された。これからも、続くようだ。
東京ではここ3日、2415、2335、2111人の感染者が出て、昨日までの累計で、154万7169人。合計4516人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、19271人増え、うち4都県で、約23%の4563人増え、合計891万5860人の感染者、合計3万714人の死者。東京は、2071人の感染者が確認された。
6月5日(日) 晴/雨 9904
夜中に起きて、サン・イシドロの中継を観た。アドルフォ・マルティン牧場の牛で、ラファエリージョ、マヌエル・エスクリバノ、アレハンドロ・タラバンテで、ノー・アイ・ビジェテ。初めの牛で、ラファエリージョが耳1枚切った。が、あまり書くことがない。エスクリバノは、ポルタガジョーラをやったり、バンデリージャ打ちでは、キエブロでビオリンをやった。タラバンテは、クラシックな闘牛をやったが、最後の牛で、ピンチャッソを繰り返し、罵声と口笛を吹かれた。一旦寝て起きて、MLB中継を観た。エンジェルスは最悪の状態だ。1回に先発のロレンゼンが5失点。マドン監督は、我慢して6回途中まで投げさせた。大谷は、2打数1安打、2四球、1得点。2-7で負け、10連敗になった。試合後マドン監督は、努力が足りていないわけではない。それこそが、私がイライラしている大きな理由、と語った。混戦の安田記念は、池添謙一騎手のソングラインが優勝した。
東京ではここ3日、2335、2111、2071人の感染者が出て、昨日までの累計で、154万9240人。合計4521人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、18252人増え、うち4都県で、約24%の4302人増え、合計893万4110人の感染者、合計3万737人の死者。東京は、1584人の感染者が確認された。
6月6日(月) 雨 585
夜中に。サン・イシドロの最終日の中継を観た。ビクトリーノ・マルティン牧場の牛で、アントニオ・フェレーラ、セルヒオ・セラーノ、ロマンでほぼ満員。2時から始まった闘牛中継。2時35分から始まったMLB中継。そして、夜に観た、綾瀬はるかのインタビューを観て、急に観たくなった『JIN-仁』のLDを引っ張り出して観た。3つ同時に観ていたので、中途半端といえば、中途半端だ。闘牛も良くなかったし、エンジェルスも最悪な結果になった。4点リードの8回裏に、イグレシアスが、同点の満塁ホームランを打たれ、1点リードの9回裏逆転の3ランホームランを打たれ11連敗。明日から本拠地に戻って出直しになる。
『JIN-仁』が1番面白かった。タイムスリップして、現代の医者が江戸時代へ行く。そういう論理が飛んでいるような、物語は基本的には好きではない。が、ずっと見ていると、脚本の書き方など非常に参考になる。基本線になる歴史の事実と、架空の物語を重ねて書いている。何か重要なシーンになると、2つの状況を交互に重ね緊迫感を増すようにしている。脚本は、森下桂子。綾瀬はるかの主演ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』から森下が、綾瀬の成長に合わせて、脚本を書き見守って来たようだ。それは、『世界の中心で、愛をさけぶ』のオーディションで、緊張でセリフを書いた紙を顔も前に持ち、ブルブル震えながら小さな声でセリフを言ったのを観て、森下が1番目だっていたと、主演女優に決まったことを言っていた。そういうものがあったから、綾瀬の脚本に関わり続けているのかもしれない。
サン・イシドロが終わったので、普通の睡眠時間に戻るだろう。『JIN-仁』で綾瀬がやった橘咲は、不器用にしか生きられない。綾瀬の天然さと、役柄の不器用さが、ドラマの中で成熟して芳醇している。だからこそ、胸を打つ物語になっているような気がする。坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛、緒方洪庵、松本良順、伊東玄朴、佐久間象山、田中久重など歴史上の登場人物と、未来人・南方仁。そしてなにより、橘咲がいなければ、この物語はつまらないものになっていただろう。タイムスリップすることによって、歴史上の医学的なことや歴史的なことが、対比されより分かり易くなっていた。それは原作・脚本上意図したものなのか?たぶん、意図したものなのだろうと思う。種痘接種を始めた緒形洪庵が大坂で開いた適塾から、福沢諭吉、橋本左内、大村益次郎、佐野常民、大鳥圭介などが出た。空想の物語は、現実の歴史に飛び火して、再び空想を生む。
東京ではここ3日、2111、2071、1584人の感染者が出て、昨日までの累計で、155万824人。合計4523人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、15109人増え、うち4都県で、約23%の3541人増え、合計894万9214人の感染者、合計3万753人の死者。東京は、1013人の感染者が確認された。
6月7日(火) 曇/雨 387
ゆっくり寝た。起きてMLB中継を観た。エンジェルスは、先発のシンダーガードが頑張った。1回大谷、トラウト(31打席ぶりのヒット)がヒットで出たが得点できなかった。レッド・ソックスのワカが好投して完封負け。0-1で負けた。大谷は、4打数1安打、1三振。エンジェルスは、12連敗。打てばそれ以上に打たれて、10点とっても11点取られて負け、投手が1点に抑えても、打てなくて無得点に終わる。ただ投手が好投したのは良い兆候だ。トラウトにもヒットが出て、良い方向に向かていればと思う。
サン・イシドロの表彰が興行主のプラサ1から発表された。トゥリウファドールは、思った通りアンヘル・テジェスが取った。耳の数ならトマス・ルフォなのだが、ファエナの内容から決まったのだと思う。メホール・ファエナは、モランテ・デ・ラ・プエブラ。メホール・ノビジェーロがアルバロ・アラルコン。メホール・レホネアドールがギジェルモ・エルモーソ・デ・メンドーサ。メホール・トロがビクトリーノ・マルティン牧場。メホール・ガナデリアがガルシグランデ牧場。また、ニームで、タラバンテが耳2枚、トマス・ルフォが、コルテスの牛をインドゥルトした。セビージャ、マドリード、ニーム全てでトゥリウンフォしたことになる。
東京ではここ3日、2071、1584、1013人の感染者が出て、昨日までの累計で、155万1837人。合計4523人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、9106人増え、うち4都県で、約27%の2415人増え、合計895万8305人の感染者、合計3万777人の死者。東京は、1800人の感染者が確認された。
6月9日(木) 晴 11180/2
昨日はショックだった。エンジェルスのマドン監督が解任された。GMは、3週間前は考えられなかったが、何かを変えなければならなかった。と、いって解任を発表した。後任は、三塁コーチャーを担当した、フィル・ネビンが監督代行になった。今シーズン終了まで指揮を執る。92年ドラフト全体の第1位でアストロズに指名された。全体1位に指名された人が、メジャーリーグの監督になるは初めてだという。1回大谷の二塁打、トラウトのホームランで先制したが、延長で5-6負け。今日は、0-1で負けた。大谷は、2番DHで、4打数1安打、1三振、1敬遠。1番DHで、4打数1安打、2三振だった。泥沼は続いていて14連敗。トラウトは、右股関節の張りで休養した。明日は、大谷が先発登板する。
昨日問い合わせていたことの、解答が届いた。多くの研究者がいる中で、まだまだ分からないことが多いんだという事なのだ。科学者の共同研究のように、1人の研究者だけでなく、同じ時代の研究を共同でやらないと、新しいことが解明されないような気がする。今はだからこそ、空想は空を飛ぶんだなと思った。新しい物語は、こういう間(はざま)から出でて生まれる。これが面白いところだ。諸般の情勢で、円安が進んでいる。ドルは、134円台、ユーロは、144円台。物価が上がるのは、当然のこと。世界中で、インフレに苦しんでいる人が多い。
東京ではここ3日、1013、1800、1935人の感染者が出て、昨日までの累計で、155万5572人。合計4526人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、18416人増え、うち4都県で、約21%の3920人増え、合計899万3740人の感染者、合計3万824人の死者。東京は、1876人の感染者が確認された。
6月10日(金) 晴/曇 459
早く目が覚め、洗濯散歩をした。朝食は、インスタントラーメン。準備万端整えて、MLB中継を観た。大谷翔平は、2番DH蒹投手で10度目の先発。アデルの記録に残らない走塁ミスで先制点を取れず、逆にアデルの記録に残らない守備のミスが原因で先制される。が直ぐに、大谷の2ランホームランで逆転。二塁付近で、雄たけびをあげながらガッツポーズをしていた。そして、6回にまさかのベラスケスの3ランホームランで5-1になった。8回に1点返され最後は、守護神イグレシアスがキッチリ抑えて5-2で勝って連敗脱出した。7回100球投げ、被安打4、奪三振6、与四球2、1失点で、4勝目をあげた。最速101マイル(162.5キロ)の直球を投げた。打席では、4打数2安打、2三振、2打点。大谷のワンマンショー。圧倒的な存在感。でもマウンドで2回表、折れたバットが頭部付近を回転しながら通過してヒヤッとした。試合後、ウイニングボールを「僕の4勝目より、監督の1勝目の方が価値がある」と、ネビン監督に渡したという。「ショウヘイがくれたんだ。私のものだって」とネビン監督が喜んだという。
資料を読んだりして調べているが、相当に時間がかかりそうな感じだ。今判っていることや、思っていることを記録しておこう。大谷のように、誰にもできないことをやりたいが、それをやるには、時間と能力が足りない。それでも、なんとかやって行こうと思っている。
東京ではここ3日、1800、1935、1876人の感染者が出て、昨日までの累計で、155万7448人。合計4530人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、16813人増え、うち4都県で、約22%の3682人増え、合計901万547人の感染者、合計3万847人の死者。東京は、1600人の感染者が確認された。
6月11日(土) 曇 10490
ピッタリに起きて、MLB中継を観た。14連敗が止まったエンジェルスは、ディアスが先発。大谷は2番DH。しかしマイナーから上がったばかりのディアスは、不安定で早々に救援が送られ、失点を重ねた。マーシュの2本のホームランだけで、3-7で負けた。大谷は、4打数1安打。それから競馬をやった。競馬の後、散歩と買物へ出た。丁度いい気候だ。紫陽花の花が増えてきた。杜若やツツジ、さつきなどもある。これから夜に雨が降る予報だが、そろそろ梅雨入りの気配を感じる。
東京ではここ3日、1935、1876、1600人の感染者が出て、昨日までの累計で、155万9048人。合計4533人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、15600人増え、うち4都県で、約22%の3418人増え、合計902万6141人の感染者、合計3万868人の死者。東京は、1526人の感染者が確認された。
6月12日(日) 曇/晴 10093
「すべては急がずに無理しないで、自然に覚えられるだけ、一日一日と、新しいことを覚えていけば、それで十分」(カムカムエブリボディ)。録画していた『カムカムエブリボディ』を集中的に観ている。そして、印象に残るセリフがある。「暗闇でしか見えぬものがある。暗闇でしか聴こえぬ歌がある」劇中時代劇の主人公がいう。「日々鍛錬し、いつ来るか判らぬ機会に、備えよ」 大部屋俳優・伴虚無蔵の言葉。何だか、いい味を出している。最後の方は、京都映画撮影所が舞台だ。大部屋俳優が、いつ来るか判らないチャンスに供えて日々鍛錬する姿。その人にしか出来ないことをする為には、尋常でない努力の積み重ねがある。そしてそれが、最も近く確実な道なのだろう。虚無蔵は、松重豊。グッとくる役どころだ。
今日の大谷翔平は、ストライクを積極的に振っていた。第1打席右二塁打、第2打席は左安打、第3打席は右中間へホームラン。三塁打を打てばサイクルヒット。第4打席は三振、第5打席は敬遠気味の四球。大谷の代わりに、ウォルシュがサイクルヒットを記録した。トラウトが2本、バスケスも打って、5ホームランで、11-6で快勝した。野球を観ながら競馬をやった。
東京ではここ3日、1876、1600、1526人の感染者が出て、昨日までの累計で、156万574人。合計4535人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、15351人増え、うち4都県で、約21%の3278人増え、合計904万1491人の感染者、合計3万883人の死者。東京は、1546人の感染者が確認された。
6月13日(月) 晴/曇 728
予定より早く目が覚めた。大谷は、休養日に充てられた。明日試合がないから2日間休みになる。今日は、ネットで調べられることを調べて読み込んだ。発想が思いついた。それでも、もっと調べたいと思ってしまう。下山さんから連絡があった。昨日ハエンであったホセ・トマスの牛4頭のウニコのネット動画を送って来た。カポーテのガオネラやファエナの処が載っていた。どちらも外連味を感じないものだった。ノー・アイ・ビジェテだが、客のノリがイマイチのような気がした。でも、やっていることはホセ・トマスらしかった。3頭目と4頭目で耳1枚切ってプエルタ・グランデした。
東京ではここ3日、1600、1526、1546人の感染者が出て、昨日までの累計で、156万2120人。合計4535人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、133931人増え、うち4都県で、約25%の3281人増え、合計905万4881人の感染者、合計3万892人の死者。東京は、960人の感染者が確認された。
6月14日(火) 曇のち雨 825
朝早く目が覚めた。酒も飲まずに寝たからか、目覚めが良かった。大谷は試合がないが、MLB中継はダルビッシュ有の先発登板だが、雨のため約1時間半試合開始が遅れた。それでもダルビッシュは、ダルビッシュだった。先制されたが8回107球投げ、5被安打、1被本塁打、7奪三振、1失点で、6勝目(3敗)。素晴らしい投球だった。これでパドレスはドジャースとゲーム差なしの2位になった。髪をバッサリ切って、サッパリしたダルビッシュが快投した。読んでいた資料を形にしようと、断片だけでもと思い書いた。2・3時間だが集中して出来た。書いた量はそれほどでもないが、前に進んでいることが嬉しい。
それから買物へ出た。スーパーで野菜や肉を買ってきた。荷物を置いて散歩に出た。霧雨のような雨が降っている。紫陽花はますます花を咲かせている。下山さんから連絡があって、サン・イシドロの観戦記が素晴らしいかったと書いていた。その場にいるような臨場感を感じたという。褒められるのは嬉しいこと。評価は他人がするもの。どう書くかとか、何を書くのが正しいのかを判断するのは、自分が納得できるかどうか。つまり好きなことで、書きたいものを書く。それは、創作でも同じだ。書きたいものを書く。ウケるかどうかは、他人に評価してもらうが、書きたいそれを書く。そうでないと、意欲がなくなる。ニューヨークダウは、一時1000ドル超下落し、10日から2000ドル以上下落した。インフレ抑制のための金利上昇が株価を急落させた。一方円はドルに対して一時135円台になり、半年で20円以上下落した。アナリストは、日銀が金利政策を変えなければ、1ドル140円になるだろうと予測している。
東京ではここ3日、1526、1546、960人の感染者が出て、昨日までの累計で、156万3080人。合計4537人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、7956人増え、うち4都県で、約28%の2245人増え、合計906万2837人の感染者、合計3万913人の死者。東京は、1528人の感染者が確認された。
6月15日(水) 雨のち曇 11781
昨日のキリンカップ日本対チュニジアは、0-3で完敗した。後半吉田麻也のミスで3失点。選手は、吉田キャプテンに直接言わないだろう。MLBでも、KOされた投手へ、チームメイトが批判したりしないのと一緒だ。それがスポーツマンシップというもの。高校くらいまでなら、「しっかりしろよ」とか「何やってんだ」とか言ったり、言い争ったりすることもあるだろうが、プロとしてやっている選手同士はそういうことはない。でも、試合後、吉田が、「自分のミス、自分たちのミス」と言い換えた言葉を聞いて、スポーツマンシップというよりは、政治家の言葉を聞いているようで、ガッカリしたし悲しい気持ちになった。これが日本代表のキャプテンというは、感覚的にもおかしいと強く思った。
今日の大谷は、3番DHで4打数2安打、1盗塁死。9回までエンジェルスは大谷の1安打だけで、0-2で負けていた。トラウトのエラー気味のヒット。この時バットが折れ審判の顔に当たった。マスクをしていたが顔から血を流していた。これで医務室へ行き3人審判になり、主審が変わった。そして大谷のセンターへの二塁打で1アウト二三塁。が、2三振で負けた。レンドンが右手首痛再発で戦線離脱。エンジェルスは大谷頼みという感じになってきた。午後は、昨日の続きを書いていた。
東京ではここ3日、1546、960、1528人の感染者が出て、昨日までの累計で、156万4608人。合計4543人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、15331人増え、うち4都県で、約19%の2976人増え、合計907万8164人の感染者、合計3万942人の死者。東京は、2015人の感染者が確認された。
6月16日(木) 曇 723
時間通り起きて、MLB中継を観ながら朝食を取った。今日は肉そば。昨日夜に観た、肉うどんが美味そうだったので作ってみた。でも、豚肉も違うし、何より九条ネギのような青ネギがない。そこが心残り。エンジェルスは、今日もドジャースにデトマーズが打たれ0-4になりしかもアンダーソン投手にノーヒット。大記録がかかった、9回表にトラウトが見逃し三振。3番DHの大谷が、初球を打ってライト線へ飛んだ打球をベッツがダイビングしたが、1m離れた処に落ちて取れずフェンス際に転がった三塁打になって、ノーヒットノーランを阻止した。ここで投手交代で抑えのキンブレルの連投。ダフィーのタイムリーで1点返したがここまで。大谷は、4打数1安打、2三振、1得点。エンジェルスは、昨日が3安打で、今日は2安打。合計5安打の内、大谷が3安打。やっぱり大谷頼みだ。
今日の夜中、FRBは、0.75%の利上げを実施した。株式市場は、すでにおり込み済みだったのでニューヨークダウは小幅値上がりした。夕方、散歩へ出た。終わってスーパーで買物。野菜と肉そば用の肉を買ってきた。
東京ではここ3日、960、1528、2015人の感染者が出て、昨日までの累計で、156万6623人。合計4546人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、16592人増え、うち4都県で、約24%の4026人増え、合計909万4720人の感染者、合計3万965人の死者。東京は、1819人の感染者が確認された。
6月17日(金) 曇/晴 10198
起きて直ぐMLB中継を観た。大谷は3番DH蒹投手で先発登板。今日は1回2回は球数を投げた。それでも無得点に抑えていた。3回にトラウトの2ランホームランで先制し6回まで投げ93球、被安打3、与四球2、奪三振6、無失点。7回にトラウトが再び2ランホームランで4-0になり、救援が1失点したが9回イグレシアスが3者三振に抑えて5勝目(4敗)をあげた。打席では、4打数2安打。トラウト・大谷がエンジェルスの中心だ。
下山さんから連絡があり、ネットでホセ・トマスへの誹謗中傷が止まらないという。何の事かと思ったら、ホセ・トマスへの嫉妬でいろいろいっているらしい。闘牛動画をネットで流さないとか、ウニコしかしないとか…。例えば、ホセ・トマスのファエナへの批判とかなら闘牛ファンとして、議論の場に立てるが、下らない嫉妬には馬鹿らしくなる。特別な能力を持った人は常に嫉妬される。大谷翔平だってそうだろう。でもそれは、チームメイトやスタッフ、球団がそれを守る。ホセ・トマスには、そういう人がいないが、本当の闘牛ファンはちゃんと分っていると思う。特別な才能の人は、自分がやりたいことを考えて進んで行くべきだ。
東京ではここ3日、1528、2015、1819人の感染者が出て、昨日までの累計で、156万8442人。合計4549人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、15515人増え、うち4都県で、約24%の3729人増え、合計911万228人の感染者、合計3万985人の死者。東京は、1596人の感染者が確認された。
6月18日(土) 曇 7255
予定より早く起きたが、大谷は休養日になった。朝食の肉うどんを作って食べた。九条ネギを沢山切って肉に合わせた。レンドンの手首の手術が発表され今シーズンの離脱が決まり、ウォルシュは体調不良で大谷とベンチを温めた。今日も打てずに、7回途中までノーヒット。先発のロレンゼンは、5回7失点。5回には、元チームメイトのアプトンに頭部のデットボール。試合後そのことについて「公式球が滑ったんだ。MLBがどうしてこの(滑る)球を使っているか分からないが、突然、公式球が変わっている。昨日から、全ての新球でそう。リーグ全体でやっているようにも見える。ばかげている」と怒った。昨日救援したテペラは新品の球の交換を何度も要求していた。
エンジェルスは、前途多難だ。大谷の年俸は、FA前の契約で65億円(5000万ドル)ともいわれ、ニューヨーク・ポストは、6000万ドル(78億円)という値段をつけている。トラウト、レンドンがそれぞれ約45億円。これじゃお金を他の選手確保に使えない。つまり、勝てないチームになるという事。オリックスの山本由伸投手が、西武戦で、ノーヒットノーランを達成した。午後は、競馬をやった。夜は『ブラタモリ』。京都・鴨川~川をたどれば京都がわかる!?
東京ではここ3日、2015、1819、1596人の感染者が出て、昨日までの累計で、157万38人。合計4553人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、14709人増え、うち4都県で、約24%の3592人増え、合計912万4925人の感染者、合計3万1003人の死者。東京は、1681人の感染者が確認された。
6月19日(日) 晴 869
子供の頃、歌詞を読まずに覚えた歌が2つある。♪胸についてる マークは流星 自慢のジェットで 敵をうつ 光の国から ぼくらのために 来たぞ われらの ウルトラマン♪ マークという言葉も、流星の意味も分からなかったが、口をついて歌っていた。夜中『ふたりのウルトラマン』というドラマをやっていた。アメリカ統治下の沖縄からパスポートを持って、円谷プロで脚本を書いていた二人の話。金城哲夫と上原正三。『ウルトラQ』の脚本を書いていた金城を頼って上京した通称上正。TBS社員だった円谷英二の子供・円谷一を中心の製作チームの中で、天才的な発想で中心になって行った。沖縄をテーマにして、書きたいものがあった上正に刺激され、金城は自分にふさわしいテーマを探す。苦悩し失敗し、家業を継ぐため沖縄に戻った。芝居の脚本・演出をしていたが、沖縄海洋博の構成・演出などをやった。そして、泥酔した状態で2階の仕事がへ入ろうとして転落して死亡した。37歳だった。
今日のエンジェルスは、ダブルヘッダー。トラウトが両試合で決勝のホームランを打って連勝した。5時から起きて観たが、大谷は、5打数と4打数で無安打だった。チームが勝ったことが救いだ。午後競馬をやった。
東京ではここ3日、1819、1596、1681人の感染者が出て、昨日までの累計で、157万1719人。合計4557人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、14837人増え、うち4都県で、約24%の3630人増え、合計913万9762人の感染者、合計3万1023人の死者。東京は、1622人の感染者が確認された。
6月20日(月) 晴 9392
目覚ましはかけていたが、夜明け頃目が覚めた。納豆と辛み大根おろし、カツ丼と味噌汁で朝食を取って、MLB中継を観始めた。投手戦で始まった。マリナーズの先発は、リーグ2位7勝のギルバート。しかし今日も4回トラウトが、ヒットで出たウォードを1塁において、右中間へ2ランホームランを打って先制。小刻みに追加点を入れ、救援投手もしっかり抑えて4-0で勝った。3連勝で借金が3に減った。大谷は、4打数無安打、1三振。明日からホームに戻ってロイヤルズと3連戦。23日は先発登板予定。
午後は、シエスタを取って資料調べやまとめを文章にした。なかなか進まないが、資料読みは新発見などがあり面白い。早く図書館などへ行って、本を読みたい。国会図書館や京都へ行って調べ物をしたいと思う。区役所から4回目のワクチン接種券が来た。7月から始まる。予約も入れないいけない。
東京ではここ3日、1596、1681、1622人の感染者が出て、昨日までの累計で、157万3341人。合計4561人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、13160人増え、うち4都県で、約27%の3571人増え、合計915万2920人の感染者、合計3万1033人の死者。東京は、1076人の感染者が確認された。
6月21日(火) 晴
1年で1番昼が長い夏至。今日も暑い。30度くらい行ったのだと思う。ゴミ出しをして、洗濯銀行神社とお寺の参拝をして買物をした。朝食はそうめん。2種類作った。納豆メカブと、豚肉と辛み大根おろしのそうめん。美味かった。そしてMLB中継を観た。昨日の菊池雄星は、4戦連続KOだったが、ダルビッシュ有は、7回104球、被安打4、与四球2、四死球2、奪三振5、1失点で7勝目(3敗)をあげた。中継のエンジェルスは、先発のシンダーガードが4球で2ランホームランを打たれ2失点。ここでもランナー出した時の、セットポジションへの劣等感が一杯だ。だからランナーが出ると、甘くなって打たれる。そして盗塁され放題。これじゃ勝てない。それでも7回1/3を投げたが、2-6で完敗。大谷は、2打数1安打、2四球。取りあえず大谷はヒットを打ったが…。
午後は、資料を読んだ。図書館へ行って、本が読みたい。これから予約を入れよう。調べながら書いている。なかなか進まないが、少しでも進んでいるのが救いだ。
東京ではここ3日、1681、1622、1076人の感染者が出て、昨日までの累計で、157万4417人。合計4561人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、7800人増え、うち4都県で、約31%の2391人増え、合計916万716人の感染者、合計3万1046人の死者。東京は、1963人の感染者が確認された。
6月22日(水) 雨のち曇 6609
だいぶ早く起きて、資料を読んで書いた。朝食は、肉そうめん。昨日に比べて今日は涼しげだ。時間になりMLB中継を観た。先発のデトマーズが打たれて、0-5。6回裏大谷が14号3ランホームランで反撃の狼煙を上げ、9回裏大谷が同点になる15号3ランホームランを打って延長に入った。しびれたなぁ、このホームラン。11回にキハダが打たれ2失点。その裏、大谷の犠飛で1点入れたが、11-12で負けた。大谷は、4打数3安打、2犠飛、キャリアハイの8打点。ああこれで勝てないのかと思ってしまう。これで連敗。明日は登板で、連敗を止めなければ。大谷の負担が大きいなぁ。
参議院選挙が公示された。コロナ禍で、ウクライナ侵攻で物価上昇インフレ円安。安全保障の問題に関心も集まるが、食料自給率をもっと上げないと将来大変なことになるだろう。スペイン国土の75%が砂漠化するという予測が出たが、そうなったら作物はどうなるのだろう?日本の食料は、気候に合わせて作物を作っているんだろうが、地震や台風など災害が多いので、各地で多種類の作物を作らないといけないだろう。
東京ではここ3日、1622、1076、1963人の感染者が出て、昨日までの累計で、157万6380人。合計4561人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、15384人増え、うち4都県で、約24%の3674人増え、合計917万6092人の感染者、合計3万1063人の死者。東京は、2329人の感染者が確認された。
6月23日(木) 曇 432
早めに起きて、納豆ネギ、豚肉とナス甘とう炒めと味噌汁で朝食を取った。録画していたニュースを観て、MLB中継を観た。大谷は、3番DH蒹投手で12回目の先発登板。初回連打を浴びてノーアウト一二塁。それでも2三振など取って終わった。今季最長8回108球投げて被安打2、与四球1、奪三振13(キャリアハイ)、無失点。打席では、3打数1安打、2三振、2四球。5-0で勝って連敗を止めた。これで6勝(4敗)。投打にわたって2日連続キャリアハイ。アメリカのメディアは、賞賛の嵐状態。マンガを超えた存在だ。7回監督が降板を打診したが、大谷は拒否して8回のマウンドに登った。
試合後、ネビン監督は、「彼は断固として聞かなかった。No,This is mine.(ノー。これは僕の試合だ)。続投するとね」「何というパフォーマンス、何という日だ。自己最多の奪三振もマークした」「彼はチームがどういう状況か理解している。明日は試合がないし(2日間)休みを与える良い機会だ。みんな、どこかを痛めていたりして万全ではない」 大谷は、「主力2人が休みですし、イグレシアスも投げないことが決まっていたので。なるべく長い回を投げたいなと思ってました」「連敗している時に登板するのも、なかなかキツイものがありますが、やり甲斐を感じて仕事出来たのはよかった」 MLB史上初の快挙、非常識とか非現実的とメディアが書いている。コロナ禍で、大谷翔平は燦然と輝いている。
いまだ‟コイの病”癒えずというタイトルの記事。阪神は広島に、1分けを挟んで9連敗が記事の内容。ところで、先日放送された『クローズアップ現代』で桑子真帆が桑田佳祐と会って話した渋谷の老舗ロック喫茶『B.Y.G』。桑子が階段を登って入って行くと、桑田佳祐が生ギターを弾きながら♪朝起きたら 女の態度が変わっていた♪とブルースのメロディーに乗せて歌っていた。もうこれだけで、桑田のセンスを感じる。BYGには、昔良く行った。LPレコードをA面かB面片面全部かけてくれる処だった。煙草の煙とコーヒーや酒が似合う処だ。古ぼけた木の椅子など、昔の学校を思い起こすし木に囲まれた空間が好きだった。話は最近、桑田が66歳の同級生(佐野元春、世良公則、野口五郎、Char)と歌った『時代遅れのRock’n’Roll Band』というチャリティーソングについてのインタビューだった。
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻の昨今。閉塞感というか、そういう世上の雰囲気、不安感。この中で、♪この頃「平和」という文字が 朧げに霞んで見えるんだ 意味さえ虚ろに響く(桑田) 世の中を嘆くその前に 知らないそぶりをする前に 素直に声を上げたらいい 時代は変わったよ(世良) 目の前の出来事を 共に受け止めて(桑田) 歌え Rock`n`
Roll Band!!(コーラス) 我々が居なくなったって この世の日常は何ひとつ 変わりはしないだろう(野口) そんなちっぽけな者同士 お互いのイイとこ持ち寄って 明日に向かって Twist
and Shout, C`mon!!(佐野) Shake It Up,Baby!!(コーラス) 子供の命を全力で 大人が守ること それが自由という名の誇りさ(Char)
No More No War 悲しみの(コーラス) 黒い雲が地球を覆うけど(佐野) 力の弱い者が(コーラス) 夢見ることさえ 拒むと言うのか?(桑田)♪ 何か凄い良い感じだ。昔は、桑田と佐野の声が続くのは想像できなかった。ましてや、野口まで重なって。最後のあの空間で、桑田が日本語訳したディランの『風に吹かれて』を歌う。桑子がハモル。桑子は一生の思い出といっていたが、やっぱり、BYGには、ディランが似合う。老ミュージシャンたちが、わざわざ時代遅れと言いながら、明るい気持ちにさせてくれた。それは、明るい未来を観ているからだろう。
東京ではここ3日、1076、1963、2329人の感染者が出て、昨日までの累計で、157万8709人。合計4562人の死亡になった。全国では、昨日の時点で、17285人増え、うち4都県で、約26%の4554人増え、合計919万3370人の感染者、合計3万1078人の死者。東京は、2413人の感染者が確認された。これで、6日連続前週曜日から増えている。
過去の、断腸亭日常日記。 --バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年、2014年、2016年、2017年、2018年、2019年のスペイン滞在日記です。
太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行と東日本大震災、11月が京都旅行、2012年4月、11月、12月の京都旅行、2013年4月京都旅行5月出雲遷宮旅行10月伊勢神宮の遷宮旅行11月京都旅行、2014年5月6月、7月の京都旅行、2015年6月京都旅行、9月奈良・京都旅行、11月京都・滋賀旅行、2016年11月京都旅行、2017年9月京都旅行、11月の奈良・滋賀・京都旅行、高野山・京都旅行、2019年2月、8月、9月、10月京都旅行、2020年1月、2月京都旅行、滞在日記です。
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