夢も希望もありゃしない“ビミューズメントパーク”「ディズマランド」は期間限定でもう閉演
※この記事は2015/11/05 21:00にBloggerに投稿した記事を移転したものです。
なお、移転元の記事は削除済です。
そう。もう期間終了。夢も希望もありゃしない。
青木無常でごじゃりまするん…。
「ディズニー社の法定代理人」は入場できないそうです。
夢も希望もありゃしない。
遊園地なのに、やけに厳重なセキュリティ。
従業員はどいつもこいつも底なしにやる気のない仏頂面。
火災後の残骸のごときシンデレラ城。
ダイアナ妃の事故をパロった転覆するカボチャの馬車…
夢も希望もへったくれもありゃしません。(`▽´)
それが、期間限定で公開されていた“世界一陰気なテーマパーク”「ディズマランド」。
(`▽´)(`▽´)(`▽´)(`▽´)
roomie(ルーミー) 9月15日 火曜日
世界一陰気なテーマパークがオープンしたよ
http://www.roomie.jp/2015/09/286981/
Amazonリンク
開催場所はイギリス。
いけやしない?
ご安心を。開催は9/27までの期間限定。
もうとっくに終わってますから。(`▽´)
ま、せめて動画だけでもご覧になって、お楽しみいただければ、と。
そんなに楽しい動画かどうかは保証の限りではございませんが。(`▽´)
Dismaland
このどうにも陰鬱な、アミューズメントならぬ“ビミューズメント”パークは、世界的に有名らしいイギリスの覆面芸術家、バンクシーというかたが「永遠に続く夢の国」を風刺した、いわば一種の芸術作品。
世界50以上のアーティストが参加した模様で、Dismaland(ディズマランド)の語源の「Dismal」とは“暗い”“陰気”といった意味なんだそうです。
ちなみに「bemusement」の意味は「理解できないことによる混乱」。(`▽´)
バンクシーという名前で知られる覆面芸術家は、文字通り正体不明で「芸術テロリスト」と一部では呼称される謎のアーティスト。
メトロポリタンや大英博物館に「勝手に」作品を展示して喜んでいるヘンなヤツであります。
展示された作品にはほかの作品を模して解説キャプションまで用意されていた凝りようだそうで、しばらくのあいだだれにも気づかれずに展示されていたことで話題になったのだとか。
中でも大英博物館に(もちろん勝手に)展示された『街外れに狩りにいく古代人』という作品は、出色の来歴。
ギャラリーで開催した自分の個展に展示するために一旦「引き取った」あげく、キャプションに「大英博物館より貸与」と記載したのだとか。
トボけたヤツですなあ。
さらにしかも。
この作品は後に大英博物館の正式なコレクションとして追加されたのだそうで。
痛快。(`▽´)
そのほかにも、その作品は街なかの壁面などに(もちろん無許可で)描かれているものが多いらしく、当然のことながら「清掃」されて消滅してしまうこともしばしば。
ただし手法は「落書き」に等しくとも、オークションなどでは彼の作品が高額で取引されている例もあるようです。
さて。
では最後に朗報。
…なのかどうかは、存じませんが…(`▽´)
冒頭で、9/27で会期は終了と記しましたが。
こんなニュースを発見しました。
Fashionsnap.com News 2015年09月28日 17:10 JST
バンクシーの"陰気な"テーマパーク「ディズマランド」フランス北部に移転
http://www.fashionsnap.com/news/2015-09-28/dismaland-calais/
こちらによると、ディズマランドはフランス北部に移転することがわかったそうです。
とはいえ詳細はよくわからない。
おそらくまだあまり細かいところまで決まってないんじゃないか、という気が…(^_^;)
Amazonリンク
というわけで、訪問の機会がついえたわけではなさそうです。
わしゃおそらくいくことはないだろうが…(`▽´)
今日も不貞寝してくるのでこのへんで。
最後まで読んでくれてありがとう。
それでは、また~(^_^)/~~
以上 夢も希望もありゃしない“ビミューズメントパーク”「ディズマランド」は期間限定でもう閉演