--バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--
por 斎藤祐司
12月10日(火) 雨のち晴 11185
朝食後、のんびりしていたら電話がかかってきた。今日は、歯医者の予約が入っていることを、すっかり忘れていた。それで、予約を来週に変更した。いつも行く、お寺に行ったら、雨降りの後だったので、紅葉した葉っぱが散っていて綺麗だった。この散り紅葉の写真を撮りたかったのだ。今年は、紅葉の時期に京都へ行っていないので、こういうのを観ると京都を思い出す。
先日京都市長が、京都は観光都市ではありません。もうこれ以上、観光の為のホテルは必要ありません。と、いった。ただでさえ、紅葉の時期に、1年で1番多い観光客が殺到する京都。市バスは、住民たちが生活に使っているのに、乗れない状態になっている。秋前に、奈良でも自動車の乗り入れ規制を実施した。住民たちの生活が立ち行かない状態になったので、そういう措置をしたという。ニュースで観たが、12月初旬の京都・渡月橋は、人の通行規制をやっていた。橋の歩道は一方通行になり、毎年来ているという日本人観光客もビックリしていた。こういう規制をしないと、外国人観光客が、車道を歩いて収拾がつかなくなるようだ。
ラグビーワールドカップは、良いとして、オリンピックなんて来なきゃよかった。あの時、東京もマドリードも立候補していて、どっちも来るなと思っていたが、他の候補じゃないだろうと思っていた。おかげで、来年の4月から受動喫煙禁止の法律が適用され、喫茶店やレストランでも、タバコが吸えなくなる。もうその余波は大きな物で、ファミレスや喫茶店の多くが、全席禁煙の処ばかりになってきた。来年の4月からは、タバコが吸える処は、ほとんどなくなる。住みにくい世の中になっていると、いったら言い過ぎだろうか?今行っている喫茶店も、来年の4月から電子タバコは、OKだが、紙巻タバコは禁止になる。コーヒーとタバコ。酒とタバコは、親子、兄弟や恋人の関係だと思う。離れさせないでくれ!
12月11日(水) 曇 9250
朝食後、読み直ししながら、手直しの作業をする。それから散歩しながら、いろいろ考えた。
未明にノーベル賞の授賞式が行われて、リチウム電池を開発した吉野彰がメダルなどを受け取った。前日の記念講演を経て、ようやくノーベル賞の実感がわいてきたという。丸の内では、ラグビーワールドカップの日本代表チームの、パレードが行われた。田中は相変わらず涙をボロボロ流していた。リーチ、堀江、稲垣、田村、福岡、松島などファンの歓声を浴びながらパレードした。
中村哲がアフガニスタンで、テロに遭い殺害された。医師として、アフガニスタンで活動を続け、医療だけでは問題の解決にならないことに気づく。不衛生で汚れた水を飲み、命をなくす子供たち。川から水を引いて、水路を作れば、きれいな水も手に入るし、農作物も作れるようになる。彼が作った水路で、ほぼ砂漠のような土地が、緑になった。そこで人々は農作物を作り、お金の為に、武器をもって戦っていた人たちが多くいる。「爆撃して、世界平和を、というのは、偽善だ」と中村哲は言った。まともな考え方だ。真っ当である。彼の考え方に共鳴して、武器を捨てたアフガニスタン人は、アルカダや、ISの元兵士もいたが、協力して水路を作った。これを維持するために、学校を作り、人材育成もしていた。そんな中で、殺された。殺されたが、彼がアフガニスタンで行った事は、アフガニスタンの人々の中で、生きていくだろう。
散歩しながら考えたのは、1番大事な事は何か?それは、小説を書くことではない。闘牛のことを書くことが、1番重要な事だと思ったし、それを残すことが大事なことだと思った。再放送の『ゲゲゲの女房』の中で、水木しげるが、戦争から戻った時、誰からも頼まれた訳でもないのに、戦争の漫画を描いていた。と、いっていた。『ゲゲゲの鬼太郎』などで、有名になり、忙しくなっていたが、自分が描きたいものは、戦争だ。という思うが強かったようだ。自分が書かなければならない事を、しっかり考えてやって行きたい。
12月12日(木) 晴 10532
ここ3日くらい日中は暖かい日が続いた。日が暮れると寒くなる。今日は、強風が吹くという。食事の後、喫茶店で読み直しをしながら、手直しをした。こういう作業も、タバコが吸える処でないと出来ない。昨日の夜に、喫茶店の検索をしていた。チェーン店では、来年の4月からは、こういうのは出来なくなるだろう。個人の喫茶店では、続けられるだろうと思うが、どうなるか。落ち着けて、作業が出来る喫茶店は、図書館のようなところよりも、居心地が良い。
この作業が一段落したら、編集者に読んで貰うことと、闘牛のことを始めようと思う。出掛ける前に、昨日の『ガッテン』を観た。食卓の革命児SPで、野菜ファースト、カット野菜、塩こうじの3つをやった。食事の時に、野菜から食べると、血糖値が上がりにくくなる。その後に、タンパク質、最後に炭水化物(ご飯)の順番で食べる。最近の研究のでは、効果的なのは、始めに食べる野菜を、5分かけてゆっくり食べると、より効果があるという。カット野菜は、カットして、塩こうじ。肉でも魚でも、塩こうじを付けると柔らかくなる。離乳食で、野菜を塩こうじを付けて炒めて食べさせたところ、塩こうじを付けて炒めた方を子供が美味しそうに食べていた。
塩こうじを、本を参考に造って、塩こうじブームを作った、麹屋の女主人が、いろいろなレシピを作ったという。その中で、1番簡単に出来るものとして、紹介したのが、トマトの塩こうじサラダ。切ったトマトに塩こうじをかけオリーブオイルをかけた物。そして、豆腐を塩こうじで、5日つけた物。これはチーズのようになるという。早速、冷蔵庫にあった豆腐に塩こうじをつけた。5日後が楽しみだ。
12月13日(金) 曇 11242
今日は寒い。最高気温が10度を切った。イギリスのEU離脱をかけた選挙で、保守党が圧勝したようで、来年1月、EU離脱へ進むようだ。ようやく、先が見える状態になった。アメリカと中国の貿易摩擦も、緩和の方向へ話し合いがあって、株価が上がり、円安に振れている。明日は、日中は暖かいが、夜には今日より寒い予報になっている。
喫茶店で、読み直しの作業をしてスーパーで買い物をして帰ってきた。スーパーでまた、切り昆布を買ってきた。油揚げなどと炊こう。最近は、魚屋やスーパーに行くと、切り昆布を探している。昔、お婆ちゃんが作ってくれた昆布を思い出す。あの頃は、そんなに好きでもなかったような気がするが、今は昆布だけを食べていたい気分になることがある。
上野松坂屋で、恒例になっている北海道物産展が、11日から行われている。今回は、何と30日まで。シシャモの詰め放題とか、あずき、黒豆の詰め放題もある。海藻バターが入ったジェラードや、1000円ちょっとの弁当や、イートインでは、いくらが一杯乗った丼や、ラーメンもある。上野に行って覗いてみたい。カニも安そうだ。
12月14日(土) 晴 11856
早く起きて、出掛けた。朝食を馬場で取り、歩いて行くと神田川があり、荒川線と合流し、面影橋から早稲田へ。それを通り越して、左に折れると神田川に出た。イチョウの大木が観えた。見事に黄色に、色づいている。横には、芭蕉庵。どちらも、下山さんと来たところだ。神田川沿いに歩いて着いたのが、椿山荘。山縣有朋の別荘だ。広い庭園には、まだ紅葉が残っている。そして、目的の石仏を観た。伊藤若冲が京都の石峯寺の五百羅漢。若冲が図案して石工に彫らせたもの。それを、20体ほど持ってきたものだ。
いろんな表情や形の石仏がある。若冲のユーモアを感じる。気づかなければ、これが若冲の図案の石仏とは思わないだろう。今日は、京都から移築した三重塔へは、登らず建物にも入らず、神田川に戻り、イチョウの大木がある水神社で、参拝。隣にある、肥後細川庭園を観た。松には、植木職人が雪が降っても枝が折れないように、藁縄をかけているものがあった。それが庭園の池に反射して、とても風情がある。それから歩いて馬場に戻って、電車で帰ってきた。
今年の漢字一字を、清水寺が発表した。令だった。令和の令なのだろう。でも、これ可笑しいなと、思った。令じゃなく、桜でしょうと思った。桜のジャージを着たラグビーワールドカップ日本代表が活躍したし、年末にかけて、「桜を見る会」が話題になった。清水寺は、政権に忖度したのかなと思ってみたりする。忖度したから、令になったという見方もあるのだが・・・。
前進か、くたばるか。なんてタイトルで、闘牛のことを書こうかと思っていたが、それは、やめにした。違うと思ったのだ。『翼を燃やす、天使たちの舞踏』にしたいと思った。黒テントに対するオマージュでもある。フランソワ・トリュフォーが映画の中で良く使った手法である。内容は全く黒テントとは違うが、タイトルだけでもそうしたいと思う。セサル・リンコンが、牛と対峙した時に、良くアンヘルといっていた。その声が闘牛場に響いた。闘牛場のカクテル光線を浴びながら、シーンとなった闘牛場に響いた。その後に、オーレの合唱の声が続いた。アンヘルAngel。スペイン語の天使を意味する言葉。牛は死ぬ。闘牛士も死ぬかもしれないし、大怪我をするかもししれない。牛も闘牛士も血を流し、命懸け。そういう概念すらないのかも知れない。そんな緊迫感をこのタイトルに込めたい。牛もアンヘルなら、闘牛士もアンヘルだ。男性名詞対男性名詞。そこには、リズムがあるような気がする。メロディーではなく、原初的なリズム。力強いものが、生命感を歌っている。
12月15日(日) 曇 10286
朝食後、散歩に出かけたが直ぐに戻ってきた。今日も寒い日だ。日々紅葉した葉っぱが落ち、色も変わっている。いつも少しずつ表情を変えて、いつが見ごろなのか、考えさせられる。
阪神競馬場で行われたGⅠ朝日杯フュチュリティステークスは、圧倒的1番人気に押されたサリオスが、1分33秒0のレースレコードで優勝した。3連勝で無敗で2歳マイル王になった。2着武豊、タイセイビジョンも無敗馬だったが2馬身1/2差の完敗だった。3着には、人気薄の池添謙一のグランレイが入った。今年の2歳馬は、牝馬も牡馬もレコードで圧勝した。近年でも最高レベルの馬たちが、来年のクラッシック戦線を楽しませてくれるだろう。
旭日昇天と雲外蒼天と、幼い頃占い師にいわれた少女二人が、大人になって、秀吉にも勝る旭日昇天の運を持つ花魁旭太夫になる野江と、艱難辛苦(かんなんしんく)が降りそそぐ人生といれ、料理人の道を歩む澪(みお)。『みをつくし料理帖』は、二人の人生を文化文政の頃の江戸時代を描いている。伝説の花魁、旭太夫と、江戸料理番付で、大関に次ぐ関脇の店の厨房を任される澪。太夫のいる廓の料理人が度々澪の処に訪ねてきて、野江(旭太夫)の為に料理を作る。二人は会話することはないが、料理で心を通わせる。
誕生日だからと、祝うという気持ちでもない。年取ると、そんな気分でもなくなってくる。それでも、ケーキを買ってくるかもしれないし、夕食なにかご馳走でも食べるかもしれない。夜は、パソコンに向かって、読み直したものを、打ち込んでいこうと思う。
12月16日(月) 晴 9896
朝、寝ていて体を伸ばしてしたら、左足がコブラ返りを起こした。こういう時は、固まったコブラを伸ばすようにすれば治るが、固まった直ならなかったので、起きて爪先に体重をかけて伸ばして、ようやく直った。痛かった。散歩をして朝食は、卵かけご飯。海苔で巻いて食べたが、納豆を入れたくなった。納豆を入れた卵かけご飯を、海苔で巻いて食べた。味噌汁も美味しい。
それから、再度『若冲ミラクルワールド決定版 驚異の光の絵師』を観た。パソコンに向かって打ち直しをしていたが、これはまずいなと思った。少なくとも、書き足さないといけない部分があると感じた。隈取(くまど)りの処とか、何ヵ所かあった。きりがない気もするが、こういう処を詰めないといけないと思う。スーパーへ行って買い物をして気分転換。
ノートも、ちゃんと付け直さなければならないと、思った。もうコツコツやるしかない。何でもそうだが、結局コツコツ積み重ねないと、出来ない。こんな調子だと、まだ時間がかかりそうだ。
12月17日(火) 雨/曇 10563
午前中はずっと雨予報だったが、いつも間にか雨は上がっていた。散歩の途中で肉などを買ってきた。カレーを作りたいと思っている。今日は、最高気温が10度行かなかったが、明日は17度まで上がる予報になっている。今日の散歩でも汗が出たが、明日はもっと出るだろう。
来年のドミンゴ・デ・レスレクシオンは、4月12日。セビージャの開幕はこの日。今年に比べて1週間くらい早くなる。サン・イシドロもセビージャに合わせるように、今年は遅めだったが、来年は例年通り5月10日前から始まるだろうと思っている。その、ラス・ベンタス闘牛場のサン・イシドロ期間1か月くらいぶっ続け行われているが、興行主のシモン・カサスから、コムニダ・デ・マドリードへ、来年から月曜日休日にするという案が提案があったという。決定は、コムニダ側のの方でするようだ。どうなるか?長丁場なので、週1日休みがあるというのはありがたい。闘牛ファンなどからアンケートなど調査をしたようで、月曜日休日を好意的に思われているようだ。
12月18日(水) 晴 10200
今日は天気も良く、暖かい。朝食はカレー。スープカレーのような水分が多いカレーではない。イタリア産のトマトの細切りの缶詰を入れるものだから、どうしてもカレールーを入れると固めに出来てしまう。これって、あまりカレーっぽくないのだ。入れなきゃ水分の多いカレーが出来るだろう。そういうのも、その内作ろうと思う。
今、BSでラグビーワールドカップの話を、やっている。『語りつくせ! ラグビー快進撃の秘密』で、田村、中村、そして、五郎丸と、にわかファンを自称する糸井重里。こういう処で出てくるんだよな、糸井重里は。サッカーとかの、こういう後追いの話は、あまり面白くない。野球だと面白し、ラグビーでも面白い。ガチガチに固かった初戦のロシア戦。ワクワク感で挑んだアイルランド戦。続きを楽しもう。
12月19日(木) 曇/雨 11809
空は曇っていて、日中でも暗い。今にも雨が降りそうで、寒い。それでも、散歩していると汗ばんでくる。トランプ大統領が、下院で弾劾訴追された。上院では、共和党が過半数を取っているので、大統領を辞めることにはならないようだ。これも大統領選挙を見据えた、民主党の戦略のようだ。最悪の大統領という人もいるが、いまだに支持率は40%以上ある。
昨日、NHKの歴史探偵『本能寺の変』で、本能寺は、西洞院通の西にあったという。西洞院通は、当時西洞院川が流れていたという。秀吉がお土居を造る前である。この川が境になっていて、東側が洛中で、西側が洛外だったという。つまり、信長が泊まっていた本能寺は洛外にあたるのだという。京都の古本屋で買ってきた、『京都の大路小路』を読んでみたが、昔川が流れていたことが書かれてあった。
それではと、東洞院通を調べたら、洞院とは、天皇が退位したあとの住居を意味するが、その名称にふさわしい院や内裏が構えられていたのだという。一条付近から八条くらいまで時代によってあったようだ。秀吉の大改造を経て、江戸中期に竹田街道へ繋がる馬車道路として注目され、享保の頃には交通渋滞になり、町々の訴えで、町奉行が北行き一方通行にしたという。日本で最も早い一方通行規制が東洞院通だという。
この本読んでいる面白い。富小路通は、秀吉の大改造で、今の麩屋町通(旧富小路通)と柳馬場通(旧万里(までの)小路)の真ん中を新しく通した道だという。こうすることによって、応仁の乱以降荒れた京の街に、人を住まわせようとしたようだ。柳馬場通は、足利将軍家の邸宅街があり、二代義詮(よしあきら)は錦小路、三代義満は三条通、四代義持も六角通に一時邸宅を構えたという。つまり、室町の頃は武士が一杯いたようだ。江戸期でも、東北などの藩邸があったという。錦小路には、秋田の佐竹藩の京屋敷があったという。当然馬を使うだろうし、柳の並木があったようだ。面白い本だ。読んでいると、いろいろ想像力が沸いてくる。
12月20日(金) 曇 11230
朝食を食べて、歯医者へ行った。本当は、10日の日に予約を入れていたのに、忘れていて、予約を取り直して今日になった。いつもの、歯科衛生士が、レントゲンを撮って、それから検査。そして、歯のクリーニング。タバコのやにで、黒かった歯の裏などは、白くなった。ナイトガードを使っているが、下の前歯の擦り減りが凄いので、かぶせた方が良いと、先生がいっていた。来年、かぶせるかもしれない。
昼食後、新宿へ戻った。西口の地下道で、北海道物産展をやっていた。それで思い出した。上野松坂屋の北海道物産展を。行かなきゃと思いながら忘れていた。海鮮の弁当などを観ていると食べたくなる。神戸生まれで北海道在住の、北海道物産展専門のバイヤーがやっている。いつも来る物もあるが、ほぼ毎回、東京初という店も来る。30日までやっているので、2回は行きたいと思っている。
それから喫茶店で読書。駅前で貰った、有馬記念の枠順が書いた新聞を観た。圧倒的1番人気のアーモンドアイは、5枠9番。外枠じゃなかった。ほぼ完璧といって良い処に入った。あとは、どの馬に流すかだ。じっくり考えよう。アーモンドアイは、競馬でいう鉄板。鉄板のように固い軸馬。そして、たぶん勝つだろうと思う。仮に外しても3着までは、来るだろう。あと2頭、3着までに何が来るか?それを、予想するのが楽しみだ。1年の総決算、有馬記念。
ロカ・レイは、怪我の為、スペインでのテンポラーダを切っていたが、南米メキシコのテンポラーダが始まって復帰したが、来年のスペインでの復帰は、バレンシアのファジャスからという記事がネットに載っていた。
12月21日(土) 曇 9916
空はどんよりと曇っている。天皇杯サッカーで神戸が勝った。イニエスタが、1ゴール1アシストの活躍。決勝は、鹿島になるのか。ビジャも決勝では出場するだろう。そしたら最後の試合。フェルナンド・トーレスも辞め、ビジャも辞める。スペイン代表で、タイトルを取った選手たちもそういう時期になっている。競馬では、騎手になって20年で初めて、障害レースのGⅠを勝った金光騎手のような人もいる。人生様々だ。
大谷翔平は、トミー・ジョン手術からのリハビリメニューを終えて、休養に入る。日本に一時帰国して、1月にはアメリカに戻るようだ。二刀流が来年観れる。膝の手術もあったが、そういう物を乗り越えてリハビリが完了した。岩手に帰って、ゆっくりすれば良いと思う。体も休め、友達にもあって、気分転換にもなるだろう。来年の開幕が楽しみになってきた。
今日はこれから、忘年会と誕生会を兼ねた食事会に出掛ける。有馬記念前日。当然、競馬の話もするだろう。
12月22日(日) 曇のち雨 7456
昨日は、早めに出掛けて、北海道物産展を観て出てきたら、ばったりK達に会った。そしたら、観たいというので、もう一度観に行った。売り子のおばちゃんたちが、食べて行ってと、いろいろな物を出してくれて、2回も食べた物もあった。飲みに行くので、買わなかったが、欲しいものがや是非買い物、食べたいものが一杯あった。
飲み屋に行ったら、ウエーターがサンタクロースの衣装を着ていた。Kは役所のバイトを辞めた後、正社員の仕事を得て、元気に働いている。Fは、仕事を3つくらい掛け持ちして、仕事終わった後に、荷物の配達ををしているという。こっちは、疲れているようだった。それぞれの近況などを、話した。有馬記念は、三碧木星なので、本来なら、数字なら3枠、3番、13番、を観るのが王道。それから暗字。アーモンドアイが良いという、根拠をいったが、5枠9番。やっぱりそれが、ネックになったのか・・・。
その有馬記念。鉄板のアーモンドアイは、もろくも直線に入って、舌を出して走るフィエールマンに抜き去られて、ズルズル下がっていく。代わりに、外から抜群の末脚で伸びたのが、リスグラシュー。坂下からグングン伸びで5馬身差の圧勝。もう笑うしかない。2着がサートゥルナーリア、3着が追い上げた武豊のワールドプレミア。アーモンドアイが来なければ、こういう結果もおかしくない。三連複で、万馬券。枠でいえば、3枠の馬が勝った。3-4-5の枠で決まった。それが来る可能性は高いと思っていた。馬番でいえば、⑥-⑦-⑩だった。買ったのは、⑥-⑦—⑨の方。⑨を軸にしていたから取れない。優勝したリスグラシューは、宝塚記念、コックスプレート(豪州)、有馬記念と、ダミアン・レーン騎手とコンビで、GⅠ3連勝を成し遂げた。JRAは、特例として有馬当日のこの日だけの騎乗免許を出していた。矢作調教師は、アーモンドアイに勝って年度代表馬といっていたが、インタビューでも喜んでいた。これが引退レース。有終の美を飾った。これから繁殖に入る。初年度は、ロードカナロアかキングカメハメハ系の血統との種付けが決まりそうだという。リスグラシューは、去年はエリザベス女王杯を勝っている牝馬。アーモンドアイも牝馬だが、こっちの方だった。それにしても牝馬が強い!
今日はもうヒドイ日だった。中山の8レースは買い間違いで、4000弱の馬券を外し、10レースでも万馬券を外して、有馬までに嫌な予感がしていた。そしたら、アーモンドアイが直線たれて9着に沈んだ。こんなに悪い日なのに、負けなかったのは、成長なのか?それとも、馬券を買う考え方が間違っていないという事なのか?たぶん、馬券の方法が、間違っていないという事なのだろう。競馬は、来週の土曜日28日ホープフル・ステークスが最後になる。無敗馬が4頭と重賞馬もいる。2歳牡馬の来年のクラシックに通じる大事なレース。ここから、皐月賞馬やダービー馬が生まれるかもしれない。K達は、中山競馬場へ行って、有馬記念を観たようだ。どうだったんだろう?ハハハ。
12月23日(月) 曇 7560
遅く起きたのは、目覚ましをかけなかったから。こうなったら、昼は、いくらぶっかけ丼だ。と、思って上野松坂屋へ向かった。美味しかった。次は、ラーメンでも食べよう。一旦離れて喫茶店で読書。それからまた、北海道物産展へ行って、買い物をした。上野に行き、公園を散歩して、新宿へ。AUショップで、バッテリーがあるか訊いたら、在庫がないというので、アップルショップへ行った。在庫の有無は、いえないという。なんか良く判らないが、予約を入れて帰ってきた。KがiPhone8のバッテリーを生産していないと、いっていた。それ以前のバッテリーも生産していない可能性が高い。最近、バッテリーの調子が悪くて、替えようと思っていたので、行ってみたがどうなるのか?
人間の欲望は、凄いものだ。有馬記念で、アーモンドアイの単勝を、10万買ったとか、20万、30万買ったという人がSMSで、ボーナス半分入れたのに、茫然自失と嘆いているという記事が載っていた。馬券ってそんなに買っちゃダメなのだ。そういう買い方をしていると、人生ダメなる。大金持ちや、馬主ならともかく・・・。オグリキャップの馬主が、ラストランの有馬記念で、単勝500万買ったとかいう記事が、昔あったが、一般の会社員が、1年の総決算有馬記念で、夢を観ようという気持ちは判るが、10万とかいうお金をつぎ込んで、観る夢ではない。
アーモンドアイの単勝は、1.5倍。つまり、単勝支持率は、50%ということで、他の15頭の馬が50%あったということになる。10万が、15万になる夢を見た人は、10万が、0円になった。2分30秒の間に、おそらく250億以上のお金が、消えていったことになる。騎乗したルメール騎手は、レース後、呆然としていたし、調教師の国枝栄も、茫然自失と、言葉でいっていた。信じられないことが起こるのが、競馬。有馬の賞金は、3億円。調教師は、その15%。つまり、4500万である。その賞金は、国枝栄ではなく、リスグラシューの矢作調教師の方へ行った。
サンスポの記事のタイトルが、「アーモンド魔さか」、だった。まさかが起こるのが競馬。1番人気が、こけて、2番人気3番人気、4番人気で、三連複が万馬券。人間の欲望は、この場合、お金になるのだが、アーモンドアイの失速と共に、儚く散ってしまった。まさか。それは、宇野昌磨が、羽生結弦に勝ったフィギュアスケートの全日本選手権だって、まさかなわけだ。羽生があれだけジャンプなどでミスをするとは、思わなかったのに、そのまさかが起こるのが、スポーツの面白さだし、採点競技の難しい処だ。
ボーナス半分アーモンドアイの単勝を買った人は、どういうクリスマスや年末を過ごすのだろうか?そして、令和元年は過ぎていく。
12月24日(火) 晴/曇 14049
柿の木の葉が散って、柿の実だけがついている横に、葉っぱが落ちた百日紅の木がある。ツルツルの木肌が強調され、むき出しになってなっている姿は、冬の時期しか観れないものだ。午後出掛けたが、夕方には帰ってきた。家で飯が食いたかったからだ。昆布の煮物を作り、北海道物産展で買ってきたものでご飯をつまみ、カレーを食べた。昆布の煮物には、生姜と油揚げちくわが入っている。最近、昆布の煮物を良く作っている。
物産展で買った来た鮭の身を細かくしたものに、魚の小さな卵が入って、味付けしたものは、おばあちゃんが作ってくれたものを思い出す。味も似ているのだ。昆布の煮物もやはりおばあちゃんを思い出す。子どもの頃は、これが出てくるのが、当たり前だと思っていたが、それが当たり前でないことが、今は判る。安く買ってきたものを、美味しく食べて貰おうと、持っているものを出し惜しみせず、工夫して料理していたのだと思う。あの寡黙に、料理している姿は忘れられない。物産展の売り子のばあさんと話していたら、そんなことを思い出した。
おばあちゃんの時も、母親のときも、連絡が来たのが有馬記念前日だった。なんだかこの時期になると、そんなことも思い出す。そういえば、叔父さんも30日にサウナから出て水風呂で逝ったんだっけ。クリスマスプレゼントを楽しみにしていた子供が、朝方プレゼントがあるのに気づき、いつ来たんだろうサンタのおじさんはと、空を見上げたら、そこに飛行機雲があった。あれが、サンタのおじさんが通った後なんだと、その子が思ったという。ホープフル・ステークスで1番人気が予想されるコントレイルは、その時の飛行機雲の英語だという。もし、コントレイルが勝つとすれば、有馬に続いて矢作調教師が年末のGⅠ連勝となる。それとも、風に流されて儚く消える、飛行機雲になるのか・・・。
12月25日(水) 曇 12436
曇っていて寒い。散歩すると汗が出るが、耳が冷たい。手は、手袋をしなくても大丈夫だった。お寺の門の前にある蝋梅は、この前は蕾だったが、今日は大きな蕾だったものが、口を開けてもう直ぐ花が開きそうになっていた。匂いを嗅いだら、薄っすらと香った。境内には、八重桜の木もあり、蕾が大きくなって、春の準備を始めている。神社には、茅の輪くぐりの輪が用意されていた。正月の準備も始まっている。
中国の文人山水画の画題に、歳寒三友というのがある。冬の寒さの中で、青々としている松や竹と、香りの高い花を咲かせる梅。いわゆる松竹梅がそれである。門松に使う松と竹。東京では徳川家康の影響で、竹が斜めに切られている。武田信玄の信州では、門松の竹は斜めに切られていないで、真横に切る寸胴の松の処があるという。そういう寸胴の松を、歌舞伎座などでは門松に使っているようだ。
朝ドラ『スカーレット』の録画していた物を観ていた。陶器の絵付けの師匠が、集中している時は、弟子たちが近づけなくなる。そこに、やかんを替えに行く主人公の喜美子。師匠の声が聞こえる。驚いて覗きに行くと、楽しそうに笑いながら絵付けをしていた。そこで、師匠が話してくれたのは、戦争に従軍して絵を描いていた。戦争が終わって日本に帰ってきたら、絵が描けなくなる。日本画を描いていたがそれを捨てる。それから、ひょんな切欠で、陶器に絵を描く絵付け師になる。こんな物に、絵が描けるんか。そしたら、昔のように楽しく絵の仕事が出来るようになった。だから、今では、笑いながら絵付けするようになったことを訊く。
それで、思い出した。京都行ったり、東京でパソコンに向かって書いていた時って、物語を紡ぐために苦労したが、書いている時は、ワクワク感があったし、楽しかった。そういう気持ちがないと、続かないだろう。苦しいだけじゃ、つまんない。村上春樹は、泣きながら小説を書いたという。自分の書いた文章に感動したのだろう。それも、良いだろう。でも、笑いながらといわないまでも、楽しんで書かなきゃいけないのではないかと、感じたシーンだった。
来年のドミンゴ・デ・レスレクシオンは、4月12日。ある記事によると、モランテ・デ・プエブラ、エル・フリ、ホセ・マリア・マンサナレス、ロカ・レイ、パブロ・アグアドの5人の名前が浮かぶという。フリと、ロカ・レイ、パブロ・アグアドの3人のプエルタ・デル・プリンシペをした闘牛士と、地元のモランテ。そして、今シーズンあまり出場がなかったマンサナレス。誰にするのか、難しいというものだった。また、先日の記事では、6月22日グラナダのホセ・トマス。そして、闘牛の質、技術、感動などを賞賛していた。何故、グラナダだったのか?来年、闘牛場に出てくるのだろうか?出るなら何処に出てくるのだろう?
12月26日(木) 曇 10739
昨日作った、ボイルトマトを使わないカレーを昼食で食べて、予約していたアップルショップへ行った。そんなに待たずに、始まった。結論からいえば、バッテリー交換は、アップル規定からいえば、必要ないという。それで、リセットして終了。バッテリー容量が、79%以下の場合交換した方が良いという。また、iPhoneの情報について、K達がいっていたことは、間違いだった。iPhone5までは、バッテリーがなくなっていて、それ以降のものは、あるということを、AUショップの人がいっていた。
昨日BSで、『魔界転生』の芝居を放送していた。山田風太郎原作である。あれをそのままやると、ポルノになる。映画『魔界転生』もそうだが、天草四郎を沢田研二がやったが、魔界転生の妖術そのものが、エロだからだ。それを伴天連の黒妖術として変えていし、いろいろと変えている処がある。しかし、中心になる宮本武蔵など10人の大剣士対柳生十兵衛という構図は、変わらない。つまり、そこが見せ場になっている物語になっている。
風太郎は、徹底的に読者を楽しませるエンターテインメント徹している。その凄さは、おそらく芝居でも発揮されている。小説は昔、純文学か大衆文学かに分類されていたが、それは間違いだ。もし2つの分けるとすれば、面白いか、面白くないかの2つである。風太郎は、忍法帖シリーズの中で、忍者対忍者の戦いを、忍法を使って対決させた。その忍法を多くの場合、性的なものだった。しかしそもそも忍者とは、将軍や大名などに使わる身。命は、粗末に扱われるのが常である。その儚さに上に、成り立っている。儚く命を落としていく姿を、読み終わったあと気づく。その生き様や、死に様を楽しく読ませてくれるのが風太郎だ。権力者のたわ言が、彼らの命を、花びらのように散らせていく。甲賀でも伊賀でも・・・。
明治物ならいざ知れず、忍法帖シリーズの風太郎は、女性読者には受け入れられないと思っていたが、90年代、つまり、風太郎が死ぬ前あたりから、女性たちが、風太郎の忍法帖シリーズを面白いといい始めた。それには、ちょっと驚いた。あの奇想天外な物語に、魅力を感じたのだろう。始めて風太郎を読みたいという人に、勧めるのは、『戦中派不戦日記』『人間臨終図巻』、小説なら、『室町お伽草紙』『明治十手架』など。戦後直ぐに書いた戦争物も良い。晩年のインタビュー集も。面白いというのは、素晴らしい。若冲の物語も、打ち込みが終わった。再度読み直し、書き換えを続けよう。
12月27日(金) 雨のち晴 12860
気温は高いようだが風が冷たい。夜中に雨が降り、明けてからは、晴れているようだ。スーパーなどでは、すっかり正月用の物が棚に並んでいる。25日くらいから並び始めたが、すっかり正月気分になってきた。昨日の夜は、MEGUさん夫婦と夕食を取った。久々にシスラーに行った。サラダバーだけでも、充分お腹いっぱいになる。サラダだけで、2皿くらい食べて、タコスやスパゲティー、カレーライスなども食べ、デザートはライチを食べた。ケーキも少し。もうライチの頃には、だいぶお腹いっぱいになっていた。でも、貧乏人根性で、食べるのだから卑しいといえば卑しいのだ。
MEGUさんの実家の北海道から送られた、芋とか豆とかの団子を貰った。食べ方を教わったので、試してみようと思う。旦那は、有馬記念を取ったそうだ。こっちは、アーモンドアイから行ったので、外れている。友人が株を買って、株主優待券などを貰い、それを使って食べている話をしていた。100万のお金で遊んで、優雅な生活を送っているようだ。100万競馬で遊ぶっていったら、大変な事だ。競馬なら負ければ、ゼロだけと、株なら全部なくならない。90万くらいは残るからと、いっていたが、たぶんそうなのだろう。
たまに、シスラーに行きたくなる。タバコが吸えないが、ここは落ち着いて居心地が良い。来年シーラ連れてこようかといっていた。それも良いと思った。今日は、母の命日。法律的には。本当の前日息を引き取っている。
12月28日(土) 晴 10939
買ってきた切り昆布を料理した。漬物も買ってきた。壇蜜が、『鶴瓶の家族に乾杯』で、秋田を訪ねていた時、お婆さんに、何か漬物ないですか?と、ねだっていた。東北人らしいなと、思った。壇蜜の世代でも、秋田では漬物がおふくろの味なんだと思って、嬉しい気持ちになった。いぶりがっこ食いたい。
今年最後のJRA、GⅠホープフル・ステークスが中山競馬場で行われ、1番人気コントレイルが楽勝した。2着はヴェルトライゼンデ、3着ワーケアと人気通りに決まった。2歳馬のレースというのは、まぎれも多いが、人気通りの実力が結果に反映された。矢作調教師は、有馬記念に続いてGⅠ連勝でリスグラシュー引退後の厩舎の大黒柱になる馬が出現した。コントレイルは、中山より東京競馬場の方が良いタイプかも知れない。それでも楽勝。クラシック本番の皐月賞やダービーまで、無敗で勝つかもしれないポテンシャルがあるようだ。風に流されて消えるような、飛行機雲ではないようだ。
12月29日(日) 晴 8437
昨日は晴れていたが、風が強かった。今日の方が暖かい気がする。落合博満のインタビューを、BSでやっていた。遅い球を投げさせてやるバッティング練習。山内一弘打撃コーチから、自分の正面に向かって来る球を打つ打撃練習。トスバッティングって体に向かって来る球を打つ。それをキャッチボールくらいのスピードの球を打つ。こうすると右わきを引き過ぎずに打てるという。そういう物を通じて、打撃フォームを作っていったという。練習は人前でみせるものじゃない。誰もいなくなってからとか、宿舎でやるものといっていた。個人競技のゴルフでも、渋野日向子や鈴木愛が日が暮れても練習しているのと同じような感覚なのだろう。鈴木愛は、練習しないと怖い。と、いっていた。そうやっていることで、怖さが少なくなっていくようだ。ラグビー日本代表もまた、苦しい練習を積んできて、はじめてOne
Team になれた。練習より試合の方が苦しい。それを楽しく嬉しい結果に繋げるのが、そういう練習なのだ。
山田久志は、落合の打撃は、落合にしか出来るものじゃないので、他の人に教えることは出来ないでしょうと、いっていた。だから、それまで打てなかったのに、あの日開眼して、3ホーマーされたんだと思う。といっていた。のちに、中日の監督になった落合の下で、投手コーチをする山田。秋田の先輩であり、大投手。監督時代は、投手は山田に任せているからと、呼び捨てでいっていた。インタビューでは、ちゃんと山田さんといっていた。お互いが認めるライバルでもあり、同県人で、名球会の会員でもある。そして、読書。読みたい本が一杯あり過ぎる。
12月30日(月) 雨/曇 10124
上野へ行き、買い物をしてラーメンを食べる。北海道物産展は、今日が最終日。西山ラーメンは、ほとんど残っていなかった。弁当なども、目を付けていた物はなかった。公園を散歩し、電車では読書。人は楽しみのために、生きている。それは、お金に変えられない価値を持つ。闘牛や、日本画、スポーツを観るのは、楽しい。小説も面白い。
昨日今年最後のGⅠレースが行われた地方競馬、大井競馬場での東京大賞典で、JRA所属のオメガパフュームがミルコ・デムーロ騎手で、地方競馬に移籍したノンコノユメを抑えて優勝した。ミルコ・デムーロは、1月2月は乗せてくれるというので、美浦(関東)で騎乗することを明言して、3月以降は判らないといった。イタリアから日本のJRAに移籍して、リーディング・ジョッキーにもなったデムーロ。今年は100勝も出来ず低迷した。といっても91勝した。同じ年JRAに移籍したクリフトス・ルメールが連続してリーディングを取る中、騎乗馬にも恵まれていない。関西には、ルメールの他、川田、久々に100勝上げた武豊、福永祐一ががいる。関東は、戸崎と三浦が100勝を超えている状態。馬でいえば、重賞では圧倒的に関西馬優勢続いている。そんな中で、勝ち鞍を上げる為に、1月2月関東で乗るという。デムーロも苦しんでいることが判る。輝いていた頃のデムーロとは、別人のような騎乗が増えた。彼はムラがあるからだと思っている。特にスタートが悪い時が多い。信頼するなら圧倒的にルメールの方が良い。池添謙一騎手も一時、関東に来て乗っていた時期がある。所属は関西のまま、デムーロは来年始め関東で騎乗する。最後の締めで、GⅠ優勝できて、デムーロにも明るい来年があるのかも知れないと思った。どうなるか楽しみな競馬になりそうだ。
12月31日(火) 晴 10630
朝早くに、カルロス・ゴーンが、レバノンにいると、欧米メディアが報じているというニュースがあった。昨日の夜、作ったカレーを食べ、切り昆布を買いに出掛けた。昼食は、日高屋で食べた。昆布を売っているのを確認して、喫茶店で読書。暖かかったのに、昆布を買って帰る頃には、強風が音を立てて吹いていた。北海道は、30メートルの強風が吹いているという。
カルロス・ゴーンは、私はレバノンにいると、声明を発表した。「 「これ以上、(有罪が)不正に仕組まれた日本の司法制度の人質にはならない」と主張した。
ゴーン被告は声明で、日本の司法制度は「有罪が前提で、差別がはびこり、基本的人権が無視されている」と批判。順守しなければならない国際法や条約に基づく法的義務は「著しく無視されている」と訴えた。
さらに「私は正義から逃げたのではなく、不公正と政治的な迫害から逃れた。メディアとやっと自由にコミュニケーションをとることができるようになった」と強調した。」(毎日新聞) どうやら、偽名で出国したようだ。司法上、海外渡航を禁じられた状態だった。顧問弁護士団も、寝耳に水と発表した。
北朝鮮は、総会を異例の4日続けて開催している。アメリカや世界に対して、何をしようとしているのだろう?強硬姿勢は、壊滅的な悲劇をもたらすのかもしれない。自滅的ともいえる。
風太郎の小説は、顔の描写や、驚きの表現、相手の反応など非常にメリハリを感じる。そういう誘導があるから、知らないうちに物語の中に、入って行くのだろう。切り昆布を料理して、紅白か孤独のグルメでも観て、年越しそばを食べながら年が暮れていくだろう。
過去の、断腸亭日常日記。 --バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年、2014年、2016年、2017年、2018年、2019年のスペイン滞在日記です。
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