断腸亭日常日記 2018年 9月 その1

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年、2014年、2016年、2017年、2018年のスペイン滞在日記です。
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 9月16日(日) 曇/晴 12749

 今日は天気予報通り暑い。

 大谷翔平4番DHで先発し第1打席センターへの20号ホームランを打った。ついに大台に乗せた。4打数2安打で21度目のマルチヒット。大谷は、「自分ではホームランバッターだとは思っていない」というが、イチローが大谷について、「今日の20本目がどうかとかいうのは置いておいて、初めてホームランバッターが日本人として来たなあという感じがね、それはずっとしていますけどね」「それは誰が見ても、もうねえ。僕が説明する必要ない。でもちょっと(今日の20号も)つまりだったよね。やっぱりあれがセンターに行くというのは、ホームランバッターでしょうね。初めての」と言った。

 「−−自分が通用するという手応えがあった試合か
 「正直、実力よりホームランが出ている、という部分はあるかなと思うので、それは相手との兼ね合いだったりとか、運が良かったりとか、最近はどちらかというと、前半よりいい打席が増えているかなと思うので、そういう打席を、あと15試合ですかね、1打席でも多く作っていければと思ってます」
 −−日本時代より、本塁打のペースが早い。年々、飛んでいるという実感は
 「単純なパワーもそうですし、捉え方もそうですし、それは確実に上がっているかなと思います」
 −−9月頭にけがが再発。しかし、8月の状態をキープできている。メンタルが強くなっているのか
 「100%、予想しなかったことではない。正直、ある程度準備はしてましたし、突発的なけがではなくて、長年の疲労も含めたことなので、ピッチャーなら誰でも準備はしていることではあると思う。なので正直そこまで、メンタル的に落ちてるっていうことはなかったかなとは思うので、むしろ、周りの人が心配してくれたりとか、落ち込んでるとかっていうところのほうが強かったので、特に僕がなおさら、落ち込むということはなかったかなと思います」
 −−20号の1打席目はイメージ通りにあそこへ運んだ
 「もちろん、ピッチャーによっても可能性が変わってくるので、今日の相手ピッチャーの持ち球だったりとか、切れだったりとか、球速だったりとか、その中で出せる形というか、その中でのホームランかなと思うので、これがまた違ったピッチャーだったら、違う入り方だったりとかしなきゃいけないんですけど、今日のピッチャーとしては、対応的には良かったんじゃないかと思います」
 −−基本的にはセンターから左中間をイメージしているのか
 「一番いいのは、やっぱり来た球を打つ。ストライクに来た球を、別に球種ではなくて、コースではなくて、ストライクゾーンに来た球をホームランに出来るのが、一番じゃないかとは思いますけど」」 −− サンスポより大谷翔平のインタビュー −−

 大谷はいつでもまともな話をする。これは崩れない。処で今日はNHKで中継放送がなかった。どうして???それと高校野球秋季岩手県大会1回戦、大船渡対盛岡三で、大船渡のエース佐々木朗希投手(2年)が投げた球が、163キロの球速表示が出て球場がどよめいたという。実はこれは誤表示で、その前に記録した157キロが最速だった。しかし、1年の時から大谷二世と呼ばれた逸材。うーん、大事に育って欲しい。

 樹木希林が昨日ガンで死亡した。手術などをせず、仕事をこなし家族に看取られて自宅で死んだという。緒形拳も手術をしなかった。すれば俳優として仕事が出来なくなるからだった。2012年に全身ガンであることを公表。ついこの間、「一時は危篤状態だった」と娘婿の本木正弘が発表していた。子供の頃からテレビなので観てきた俳優が選んだ死に方だった。


 9月17日(月) 曇/雨 16611

 曇っているが暑い。午後になり雨まじりになった。中山の最終レースは土砂降りだと実況が言っていた。刺身や寿司を食べる時は、どういう物から食べると良いか?寿司なら卵焼きからと良くいう。でも、寿司屋で卵焼きを食べて美味しいと思ったものは、1つしかない。多分あれは白身魚のすり身と、海老とかが入ったちょっと甘い卵焼きだった。焼き方も抜群で口の中で、唾液を吸って溶けるような美味しさだった。泡立てた卵を焼いた卵焼きもふんわりして美味しいのかもしれないが、寿司屋のこういう卵焼きは抜群に美味しい。京都などで出す、だし巻き卵は、不味くはないがどうも口に合わない。

 魚は、白身魚から食べ、イカやタコ、それから赤身か貝類、後半は、青物魚。基本は味の薄いものから濃いものへ食べたい。などと考えながら、食事って本当は楽しいものなのだと思った。どうせ食べるなら美味しいものが食べたい。日常ではしかし質素にしたい。派手でなく、地味なものでも、美味しく食べたいと思う。

 ニームでも、オクタビオ・チャコンがプエルタ・グランデした。サラマンカに続いてのプエルタ・グランデ。アルテルナティーバして20年か。昔から見ているが、コリーダ・ドゥーラのやり方を少しずつ身に着けて、観客を引き付ける方法を探し出したのだろう。同じアルテルナティーバ20年のエル・フリとは全然違う味わいの闘牛だ。成熟してきた技術をみせていた。派手ではなく、地味に。そして、丁寧に。たぶん、そういう誠実さがあるのだろう。おめでとう。今年、サン・イシドロで観れて良かった。


 9月18日(火) 晴のち雨 6848

 朝日を浴びて歩いていると、風が吹いた。その風が秋を感じさせる冷たさを肌が感じた。というのも、7月は部屋を出ればそれだけで、ムッとする蒸し暑さで、8月も同じような熱気を感じた。今は、日に当たっていても風が心地よい気候になった。スペインは、5月に時々雨降り、だんだんと暑くなる。6月の10日くらいまでは、冬のような寒さが来る時がある。サン・イシドロが過ぎると夏を感じる。9月のはじめはアルバセーテ、ムルシアは南なので割と暑いが、サラマンカ、バジャドリードは北ので日が暮れると寒さを感じる。それが10月のマドリードは秋。サラゴサは、冬を感じる。昔、夏用のズボンをはいて、夏用の上着を着てサラゴサでコンサートに行ったことがある。非常に寒く気温は8度だった。すっかり風邪を引いてマドリードに帰ってきて、それでもオトーニョの闘牛を観に行ったが、体調不良で終わったら待ち合わせしていたが、ホテルに戻ってきたことがあった。それから1時間おきにトイレに入り、大変だった。すっかり腹をやられて、寒気と水鉄砲だった。

 『半分、青い。』は、そよ風を再現する扇風機を作っている。羽を二重構造にして、強い風が弱い風に引き込まれて、扇風機の回転する風がなくなり、そよ風にしようと試行錯誤中。大谷翔平は、シーズン後に日本でセカンドオピニオンをしてもらう希望を持っているという。良い考えだと思う。


 9月19日(水) 晴/曇 14064

 まずは訂正から。サラマンカでプエルタ・グランデしたのは、同じコリーダ・ドゥーラでも、ロペス・チャベスで、ニームでプエルタ・グランデしたのは、オクタビオ・チャコン。違う闘牛士でした。こういう指摘を昔は、下山さんがしていたが、今回はTHさんだった。たぶん、現場で闘牛観たから直ぐに分かったのだろう。

 パコ・ウレニャが、アルバセーテで牛の角が観に入った。その後の写真がネットに出ていた。こんなことを言ったら不謹慎な感じだが、良い男に映っていた。いつもは目の周りにシワが目立つが、それが感じられない、右目。左目は腫れあがっていた。哀愁だけが漂っている訳ではない、何か違う物もある気がした。それはなんなんだろう?

 マドリードのラス・ベンタス闘牛場のサン・イシドロ。世界最高峰の闘牛祭。そこで、多くのプエルタ・グランデを観た。最初がセサル・リンコンだった。そして、プエルタ・グランデを感じさせる闘牛士を多く観てきた。可能性を感じさせる闘牛士を、期待をもって見守った。最近その中に、パコ・ウレニャがいた。片目になったら、おそらく、プエルタ・グランデは、出来ないんじゃないかと思ってしまう。闘牛場へ出てきて、入場行進の時に喝采を浴びるだろうが、それは、パディージャと同じような事に、あるいは、ハビエル・バスケスのように、惜しい処で剣が失敗したり・・・。そういう残念感だけじゃない何かを、あの時のパコ・ウレニャの写真の顔に感じた。それが何なのかは、分からない。


 9月20日(木) 曇/雨 8591

 午後から雨が降るというので、朝食後、『半分、青い。』を観て、散歩に出た。ずっと先の公園まで行ったら、池に鯉が泳いでいた。道端の草花が可憐に咲いている。半袖半ズボンでは、そろそろ肌寒くなってきた。それでも、折り返しの辺りでは、うっすらと汗が滲む。今までは百日紅の花が目立っていたが、今日は彼岸花がそこかしこに咲いていた。それと葉が、まだらになった尾花があった。一般的には、ススキというが、盛岡の尾花は、まだらなものはあまり記憶にない。東京の尾花はこういうものなのだろうと思った。

 自民党総裁選が行われ、安倍晋三が当選した。石破茂は、事前の調査に比べ善戦した投票結果になった。盤石のような安倍政権でも、地方票では、政権に対する不満が読み取れる。石破の方が、言っていることがまともだ。キャッチコピーが、正直、公正だった。これを言った、安倍首相側から、チャチャが入った。まるで首相が、「正直、公正」じゃない事を自覚して、いるかのような振る舞いだった。「・・・真摯に受け止め」と良くいうが、いつも強行採決ばかりする。それを自民党の総裁3選目になる。支持した国会議員も全て良いとは思っていないだろう。憲法改正にしても、おそらく、国民投票になることはないだろうと思っているだろう。次の選挙で、石破より安倍の方が選挙の顔になると思っているくらいかもしれないが・・・。


 9月21日(金) 雨 12957

 雨の中出掛けて、MEGUさんと昼食。和食とか洋食とか中華でなくて、塩ラーメンを食べた。函館ラーメンとあったので食べたくなったのだ。つゆのだしが魚で、あっさりして美味しかった。昔風ののり、ナルト、シナチク、チャーシューと、ほうれん草。それといくらとしらすのかかったご飯。食べたいと思ったものを食べられて良かった。その後、喫茶店へ行って話をした。シーラさんが来るのでその話などした。

 何だろうなぁ、闘牛の会の昔の話などした。嫌な思い出が、1度誰かに話してみたい気がしていた。そういう意味でスッキリした処がある。処で兄弟の話をした。大阪なおみ、大谷翔平とどちらも下の方が有名で、上の姉や兄は、呼ばれるときは、大阪なおみの姉や大谷翔平の兄となる。同じ兄弟なのに全然違う。どちらも同じ競技をやっているのに、今やアメリカ人でも知っている有名選手。そんな話から、MEGUさんが自分の姉妹の話をしだした。

 子供の頃思っていた姉たちに、年を取ってから打ち解けれた話を訊いた。それそれが違うコンプレックスをもって、羨ましいと思う気持ちが、大人になって話をすると自分と同じ気持ち持っていたことを知って、分かり合うというのは、訊いていてなるほどと思った。この前の地震の時も、心配しただろうと思う。違う場所に住んで生活しても・・・。『あさイチ』には、、『半分、青い。』の律役の佐藤健が出て、脚本の北川悦吏子のインタビューもあった。その中で、「鈴愛と律がどうなるかと思って見ている方が多いと思う。ちゃんとそれにはお応えできる、ラストになっていると思うので、ぜひ見ていただきたいというのと、しっぱまであんこが入ったたい焼きのようにすっとみっちりみっちりしてます。見応えがあるんじゃないかと、おもってます。」今後思い出しておいて欲しい場面とか?「あした絶対見てね。最終話ですごく展開があったり、いろいろあるので、その前兆として土曜日。あしたを必ず見てください。なんかね、人が試される最終週です。どう生きるかということを、突きつける最終週になって。そういう意味では、朝のドラマにしては、結構シビアなことをあえて書いてきたっていう自覚があって、鈴愛が漫画家を目指すじゃないですか、普通だったら成功して漫画家になりますよね。それが、神様にダメって言われた。ノーだとわかってやめるとか。そういうことをあえて、私は逃げないで書いたと思うんですよね。綿々とそういうことを書き続けてきた。最終週もその集大成。でも、鈴愛が鈴愛なりのゴールを見つける、でも鈴愛のセリフをまだ言っちゃいけないかな?私はゴールより、スタートを切ってたいっていうセリフがあるんですけど、それが鈴愛を表しているし、この朝ドラを表したセリフだなと思ってます。」だって。いよいよ来週が最終週。


 9月22日(土) 晴 8954

 昨日は11月の気候だったという。寒い昨日に比べて今日は暖かい。昨日はMEGUさんの別れた後、買い物をした。本屋を覗き来年の手帳を買った。そして、東急ハンズがあったので、2つのもがあるか訊いた。洗濯マグちゃんと、ザ・鉄玉子(鉄の球)。洗濯まぐちゃんは、メーカーでも在庫がなくて、いつ入荷するか分からないという人気。洗剤がなくても、洗濯ができる優れもので、汚れが落ちるのと、嫌な匂いがしないと評判の商品。原理は、マグネシウムで出来ているので、水に溶けてアルカリ性になり、汚れと臭いを取るのだという。鉄玉子は、南部鉄瓶のメーカーが作っている。用途は、鍋に水を入れてこれを入れると、水に鉄分が溶けだし、鉄分補給できるという。早速、みそ汁を作って食べた。

 日本に文字が中国、朝鮮を通って入って来た時、それは漢字だった。漢字を使って、朝廷などの文書が作られた。万葉集も真仮名(漢字)で書かれている。当然、字を使いこなせる渡来人が有力な地位などを得る。しかし元々日本で喋られていた音に漢字を当てていたが、それを役所などの事務的な処から片仮名が生まれ、女手によって、平仮名が生まれた。古今和歌集の序文は、真名序と仮名序と二つの序文がある。漢字で書かれた真名序。仮名が入っている仮名序。紀貫之が、これを書いた。それから京都へ都を移した後に、『源氏物語』『徒然草』などの女性による文学が生まれる。もし醍醐天皇の勅命によって紀貫之などに、万葉集に載らなかったものの中から歌を選び編集した古今和歌集がなかったら、今の日本語の文字はなかったのかもしれない。

 双子の姉妹で女優の三倉茉奈と三倉佳奈。NHK朝ドラ『ふたりっ子』で子役でデビューした、茉奈(まな)・佳奈(かな)でお馴染みだが、これってまさか、古今集の真名序と仮名序から取ったのだろうか?それなら、凄い命名だと思った。


 9月23日(日) 曇 11266

 散歩に出かけスーパーによったら焼き芋を売っていた。確認したら、鳴門金時と紅はるかだった。当然紅はるかを選ぶ。この前の『ガッテン』でやっていたサツマイモで、今までの焼き芋は、ホクホクの物を思う浮かべるが、最近はネットリした焼き芋が売れている。ホクホク系が紅あずま。ネットリ系が2010年に品種登録された紅はるか。この間にあるのが鳴門金時などの高系14号。大学芋や天ぷらに合うのが紅あずまで、紅はるかは、焼き芋に合っていて甘い。だから受ける。何故ネットリの紅はるかに品種改良したか。年寄りや子供がホクホクした芋は、食べにくい。ネットリしていた方が、食べやすいというので開発したという。

 特徴は、ネットリ、甘い、そして、冷やしても美味しいという物。同じネットリ系の安納芋。種子島で取れる特産。これを農作業の時に、持って行って食べる。しかも、冷凍した安納芋。焼いたものを冷凍庫で保存して作る。ちょっと溶けて、凍っていても甘くて美味しいのだという。『ガッテン』では、その冷凍焼き芋を紅はるかで作って食べていた。だから、スーパーで焼き芋を見つけた時、紅はるかを選んで買ってきた。粗熱を取って、ラップに巻き冷凍庫へ入れた。それが昨日。

 そして今日朝食後食べた。やぱい!バニラアイスより美味い。種子島で農家から、冷凍安納芋を貰って来た番組ディレクターが、家族や友達に配って、3、40個あったものがなくなって、出演者が、えーと不満を言っていた。それから紅はるかの冷凍焼き芋を食べた出演者が、これは美味しい、みんなに配る気持ち判ると、言っていた。本当に美味しい。春にかけての楽しみになった。


 9月24日(月) 曇時々雨 11868

 20日は彼岸の入り。おはぎを売っていた。23日は秋分の日。今日は旧暦の8月15日で、中秋の名月。京都では、里芋の形の餅に、こしあんをぬってススキと一緒にお供えする。餅は、里芋に、こしあんはイモの皮に見立てているようだ。別名、芋名月。天気予報は雨。はたして月が観れるのか。おぼろ月夜かな。そして、明日が満月。

 先週末にBSで月についての番組をまとめてやっていた。その中の一つに、沖縄石垣島。珊瑚が産卵する時に、そこで塩を作っている人が、匂いで分かるという。それは面白いと思った。視覚だけではなく臭覚の話が混ざるだけでリアルだ。命の誕生の瞬間が実感できる話だ。沖縄の西表島で満月の夜に蛍が飛ぶ。恋の季節。

 北海道の雪の満月の夜の明るさなどもやっていた。京都祇王寺の満月も、銀閣寺のも・・・。かぐや姫の話も。

 名月や 池をめぐりて 夜もすがら  芭蕉

 風流だ。京都は太陽か月か、どちらかというと月の街という気がすると和菓子屋の主人が言っていた。東京新橋のあるそば屋で、月見そばを頼むと、「十五夜一つ」とオーダーを通す。これも面白い。玉子にアツアツのつゆをかけると、白身が熱で白く変わって、朧月になる、というか見立てだ。

 徒然草に、「月は隅なきをのみ見るものかは」と、ある。今日は朧月夜が良いのかもしれない。


 9月25日(火) 雨 15789

 バルセロナでホセ・トマスがインドゥルトした“イディリコ”という牛から10年というタイトルで闘牛サイトに載っていた。そして、バルセロナで闘牛開催されなくなって7年。と、THさんのFacebookに載っていた。確か、ファン・モラ、ホセ・トマス、セラフィン・マリンの三人だった。牛は、たぶん、ヌニェス・デル・クビジョ牧場。セラフィン・マリンがカポーテに、闘牛をモチーフにしたものを画家に描させたものだったはずだ。

 前日も闘牛があって、モランテやフリが出ていたような、朧げな記憶がある。当日ホセ・トマスの1頭目のファエナ。客席から、「ビバ・フェエスタ・ナショナル!」と声が飛んだ。バルセロナで闘牛の火が消えるこの日、マドリードからも多くの人が、バルセロナのモヌメンタル闘牛場へ来ていた。思えば、カタルニアの独立運動は、闘牛廃止をすることによって、その象徴にしていった感がある。闘牛=スペイン。それを辞めることは、スペインからの独立。フランコ独裁の時に、カタランを禁止され、サルダーナという民族舞踏も禁止された。そういう怨念のような物が、独立運動の形になって過激化した。

 フランコが死を意識した時、1つのスペインにするためには、王政復古してファン・カルロスを国王にするしかないと考えた。それが、1つのスペインにする唯一の道に思えたのだろう。スペインを制圧する時は、モロッコ兵を連れて来て民主主義を葬り去ったのに・・・。人間は勝手だ。死後のことを考え、1つのスペインを考える。

 バルセロナの闘牛を支えたのは、アンダルシアから出稼ぎで来ていた人たちだ。出場する闘牛士もアンダルシア人。闘牛場で人と会い、語り、故郷を懐かしむ。そういう郷愁も含まれていたはずだ。勿論、カタルニア人も闘牛を嗜好しなければ闘牛は続かない。もう議会では、闘牛禁止は撤廃されたはずだが、まだ闘牛が開催される雰囲気も出ていないようだ。

 余談を書けば、カタルニア独立運動の中心になったのはFCバルセロナである。サッカーやバスケット、ハンドボールなどのプロスポーツを持つ。メッシやスアレス、などの外国人もいるが、ピケはスペイン代表の中心で、ヨーロッパ選手権やワールドカップ優勝メンバーだ。SMSなどでカタルニア独立運動を後押ししている。嫁さんはコロンビア歌姫シャキラ(日本ではシャキーラという)。元監督のグアルディオラも、わざわざドイツから投票日駆けつけて投票した。FCバルセロナ会長は、スペイン語ではなくカタランで公式会見したりする。そのグアルディオラが、最近代表の監督をやりたいと言い出した。どういうつもりなのか全く判らない。死んでしまったが、バルセロナの重鎮だったオランダ人クライフは、クラブチームしか興味がないといい、オランダ代表監督をやらなかった。グアルディオラは、カタルニア独立運動を支持し、独立したらバルセロナは、リーガ・エスパニョーラから排除されると言われても、独立した後に考えれば良いと、呑気なことをかつて、言っていた。それなのに、スペイン代表監督がやりたい。意味が解らない。ようは滅茶苦茶なのかもしれないと思う。意外と人の行動原理って理屈で説明がつかない、そういう物なのかもしれないのだが…。


 9月26日(水) 雨/曇 9064

 昔の東京の都市計画についてBSプレミアムでやっていた。実現しなかったが、前回の東京オリンピック前、東京湾に皇居から木更津へ直線で結ばれた線。その線の周りにオフィスや居住空間が出来る。これを設計した丹下健三は、直線にこだわった。広島にある原爆ドームに伸びる一直線は、川の対岸にある。原爆記念日に慰霊祭が行われる広場がそれ。思い出すのは、バルセロナにある直線だ。サン・パウ病院とサグラダファミリアが直線で結ばれている。これは、ハッとする景色だ。その他に、磯崎新の東京都庁案や石川栄燿の戦後の東京都の都市計画があった。磯崎新のバルセロナオリンピックの時に設計した体育館がモンジュイックの丘にある。面白かったのは東京都の職員だった石川栄燿の都市計画案。戦後東京復興の為に素晴らしい案だったが、現実は予算とか色々あって実現したのは計画の5%だったという。上野不忍池を埋め立てて野球場にしようと話が進んでいた時、住民の反対運動を応援して残った。石川は、これは残さなければならないという選択をした。公園などを多く作る都市計画からその一端が判る。

 闘牛士エミリオ・デ・フストは、先日父親を亡くした。その直後にフランスのモン・ド・マルサンに出場したが、太腿に角を受けて大怪我をした。泣き面に蜂の状態だ。それでも、復帰しようと治療しているのだろう。人は希望を持って生き続ける。真っ直ぐに進む人生はない。何かが起こった時、その対応は過去の人生と、これからの人生を描く、想像から始まる。

 「エンゼルスが25日(日本時間26日)、大谷翔平投手(24)がシーズン終了後の10月1週目にロサンゼルス市内で右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることを発表した。手術はカーラン・ジョーブクリニックのニール・エラトロッシュ医師が担当する。同医師はスポーツドクターで肩、膝、膝の専門医。過去にエ軍選手の手術経験もある。

 マイク・ソーシア監督は大谷の手術を公表し、「この2週間ほど色々な医者と話して手術することを決めた。メディカルスタッフとの話し合いに私は参加していないが、どのタイミングでするかに決めたのは最近」と説明。

 今後については、「シーズンが終わって少し(米国に)残ると聞いている。リハビリそのものをどこでするかは分からない。2019年は投げられないので打者として先に復帰することになると思う。リハビリ期間は、医師が手術してから把握しなければならないので今の時点ではわからない」と話した。」(スポニチ)

 「米メディアに決断の理由を聞かれると「やらないという方向も含めて、いろんなプランを提案してもらって、最終的には自分で決めました」と話した大谷。投手としては来季マウンドに上がることはできないが、スローイングをしないDHとしては開幕に間に合う可能性もある。それだけに「(投手としてプレーできないことに)もちろん残念な気持ちはありますけど、普通なら1年と半年は試合に出ることはできないけど、その中でまだ貢献できるものがあるのは、むしろプラスかなと思っているので、なんとかそこで頑張っていきたいなと思っています」と前を向いた。」(Full-Count)

大谷は、「「しないならしないに越したことはないと思いますし、それで自分の100%のものが出せるならやらないほうがいいと思うんですけれども、そうではないとは思ったので、ここで1回リハビリも含めてもう1度、一からやりたいなと思っています」と言及。今季、二刀流で活躍する自信を掴めたかを聞かれると、「正直1年だけでは分からないこと、僕自身もわからないことはたくさんありますし、今年の成績だけで来年これ以上、このくらいの活躍ができるとは限らないので、毎年毎年レベルも上げていかないといけないですし、その中で怪我をして、来年リハビリしながら試合に出るというのはすごく自分にとっては大きいことかなと思うので、また1つ成長できるように頑張っていきたいと思っています」と謙虚に話した。」(Full-Count)

 日本でのセカンドオピニオンを要望していた大谷翔平は、アメリカでエンジェルス球団から色々医者とコンタクトをとって手術する決断をした。その決断が最良のものと思いたい。手術の無事と、その後のリハビリの無事を祈りたい。ひじ内側の靱帯は短い。肩回りの靱帯も短い。そういう部分は、固定すると直ぐに固まる。固まったものを、可動域を広げるためにゆっくりと広げることから始まるのだと思う。焦らずにやって欲しい。色々な話を訊いたはずだから・・・。自分の体と将来を想像して、色々と悩んだのと思う。手術後、不安のない体の状態で出てきて欲しい。


 9月27日(木) 雨/曇 14362

 職場で、「そういえば、手術後お腹痛いと言ってたけど、どうなの?」と訊かれた。あっと思った。そういえば全然痛くない。そんなことすっかり頭から消えていた。それというのも紅はるかを食べてからのこと。それしか考えられない。あれから腸の具合が良いようで、おならが一杯出る。芋を食べて出るおならは、何故臭くないのだろう。ホント全然痛さを感じなかった。驚きの現象だ。

 芋食えば おなら鳴るなり 腸元気  風吟

 帰りに芋を使った菓子屋で、紅はるかの焼き芋を買って食べた。これがこしたように柔らかい焼き上がり。半分食べて、半分は冷凍にした。そして、スーパーで見つけた紅はるかを買ってきたので、これから鍋で蒸かして冷凍にしようと思っている。

 大谷翔平は、今日ホールランを打った。これで22号。同点打と決勝打を打った大谷の精神力の強さを訊かれた、ソーシア監督は、笑顔で「それは両親にきいて」と言ったそうだ。ホームランを打ったのは、去年まで日本ハムのチームメイト、マーティン投手。レフトへのホームランだった。試合後、主砲トラウトが、「大谷が新人王だ」と語ったという。

 トミー・ジョン手術をすると訊いた日本ハムの栗山監督が、次のコメントをした。「翔平が決断したなら、それが正解になる」「お前が決めることは野球の神様が応援してくれると、ずっと言ってきた。翔平が考えて決めたことは正解になる。必ず生かしてくれると信じている」なんか思っていることを、言葉にしているなぁと感じた。ずっと身近で観て来た人の言葉はグッとくる。誰も歩いたことのない道を歩いている、大谷翔平。


 9月28日(金) 晴 8307

 用事があり新宿へ行く。人と会って、近況など話していたら、血尿が出て病院へ行ったら、前立腺肥大で、ガンの数値が出ていると言われたという。これから検査して判るようだ。60代で1/5、70代で1/3の割合でかかるののだという。年を取ると病気が目の前にあり、死という物を意識せざるを得なくなる。家族には話したという。嫁さんと子供たち。

 帰りにスーパーで、ネットリのサツマイモ、シルクスイートと安納芋を買い、シナモンが香る芋のお菓子屋で、紅はるかの焼き芋を買ってきた。ここの焼き芋は紅はるかで、焼き上がった芋から密が出ている。冷凍にしてもスイーツのような甘さと、アイスクリームのような口あたりがして、凄い。今、シルクスイートを蒸している。この前買ってきた紅はるか蒸かし芋の冷凍は、ちょっと焼き芋に比べて味が落ちる気がする。蒸すより焼いた方が良い気がする。でも、焼くのはフライパンしかないので、面倒なので、取りあえず蒸す方法で色々試してみようと思う。

 古今和歌集を読んでいたら、男歌と女歌があることを知った。歌謡曲でも森進一は女歌の系列だ。『港町ブルース』の♪流す涙で割る酒はだました男の味がする♪などと男性歌手が、女心を歌う。そういう女歌を男の歌人が詠んだ。万葉集の頃にもあったというが、古今集の時に多く出たという。こういうのも1つの見立の部類に入るのかもしれない。昔、女心を男性歌手が歌うのは気持ちが悪いと外人が言っていたが、日本だけの方法なのだろうか?あると思うんだけど。


 9月29日(土) 曇のち雨 8348

 朝、保険屋が来た。入院についての保険が下りるので手続きのことを訊いた。入院計画書や退院証明書があったが、それでも保険屋のフォーマットに合わないので、病身へ行って保険屋フォーマットの書類を作って貰うように言われた。先週の予約を忘れていて行かなかったので、丁度いい。来週にでも行こうと思う。

 オトーニョが始まった。パコ・ウレニャが左目を怪我して代わりに出場したセビージャ人闘牛士のパブロ・アグアドは、コンフィルマシオンで耳1枚切った。そんなじゃなかったが、初めの牛が良い牛で、カポーテが良かった。フォルテスは、初めの牛がコンプリカド気味の牛。良くさばいた。しかし、次の牛は扱いやすかったが、剣刺しで、コヒーダされて骨折した。この牛はソブレロだった。タラバンテは、コンプリカド気味の牛でまあまあのファエナ。でも、アグアドよりはフィグラらしいファエナだが、耳という感じじゃない。面白い。パコ・ウレニャの代わりに出たアグアドだけが耳を切った。もう一人は骨折。1番期待を集めていたタラバンテが挨拶と口笛。闘牛場は人生の交差点だ。

 大谷翔平は、3打数3安打1二塁打1犠打2打点1得点1盗塁。これで、打率.289、ホームラン22本、61打点、10盗塁。10先発、4勝、防御率3.31、63奪三振。

 樹木希林が死んで、NHKで特集番組がいくつかあった。『ファミリーヒストリー 樹木希林 〜女が土台 受け継がれる覚悟〜』『クローズアップ現代』『NHKスペシャル “樹木希林”を生きる』。心に浸みるような映像だった。「私、役者をやるために、人間やってるんじゃなくて、人間をやっていくためのなりわいとして、役者の部分で皆さんに出会わせていただいていると、いう感覚だから、皆さんが先生、世の中にいる人間、皆さんが先生。」 「欲と雪は積もるほど 道を忘れるっていうじゃないネ」

 人気絶頂の頃、悠木千帆から樹木希林へ改名した時は驚いた。相撲界や、落語でも出世魚のように改名する日本の風習があるが、売れている役者が名前を売り、替えるのは、想像を超えていた。複雑な家庭環境で育って、どうしようもない男と結婚しても、一つもぶれることがない、奥行きのある人生を歩いてきた。人に言えないような苦労も多かっただろう。でも笑顔や笑いが、いつもあった。凄みもあった。「女偏に台と書いて、始まるって」樹木希林って、武田鉄矢みたいなことも言うんだと、笑った。こういうのを観ると、去年から今年にかけて出演した映画が観たくなる。10月13日の公開の映画でも観ようかという気になる。


 9月30日(日) 雨 12901

 台風が近づいて来て雨が降っている。阪神競馬場は、台風通過に伴い中止になり、明日代替開催が決まった。中山では、GTスプリンターズステークスが行われた。20時以降JRは電車の運休を決めた。最大級の風雨が予想されるという。どうなるのか?

 ♪僕はハイライトを吸ってます♪高校の時、吉田拓郎の歌を聴きながらハイライトを吸っていた。昨日、メジャーリーグ中継の途中で、タバコ屋へ行った。そうした、タバコ屋の婆さんが顔を見るなり、「何カートン」という。「2カートンと2つ」。10月から値上げするので、それで来たのを分かっている。「今日明日の分と、10月からの分ね。」NHKの『チコちゃんに叱られる!』で、東海道新幹線の車体の色は、何故、白と青なのか?をやっていた。空と雲の色とか、富士山の雪と空の色とか答えていたが、例によって、「ボッーと生きてんじゃねぇよ」が出た。不正解だとチコちゃんがこのセリフを言うことになっている。

 正解は、国鉄時代の会議で議論が白熱していた時に、職員が目の前にあったハイライトのパッケージを観て、白と青が良いのではと言ってそれに決まったという物。ハイライトのデザインは公募され、コンペで決まった。作者はのちのイラストライター和田誠。当時のパッケージデザインとしては画期的だった。だからだろうか、東北新幹線には、喫煙スペースがないのに、東海道新幹線には、喫煙車両も喫煙スペースもあるのかと思ったら、そういうのではないようだ。『半分、青い。』では、大方の予想通り鈴愛と律は一緒になる。同じ日に生まれ、40年経てようやくである。物語はこうあるべきという順調な落としどころだった。でも、ハイライトの物語は、というか、タバコは、おそらく、関西の口うるさい客が、タバコ吸わせろという声を上げているからだと思う。東北人は多分無口なのだ。そういう違いなのではと、勝手に思っている。


 10月1日(月) 雨のち晴 15986

 台風は八王子で45mの最大瞬快風速を記録したが、被害はといえば、停電が多かった。そして、今日の朝の通勤ラッシュは物凄かったようだ。倒木や、壁に電車が接触したり、乗り入れの関係もあったのだろう、物凄い混乱で、山手線、中央線、私鉄なども混乱した。新宿駅は人で溢れかえって、動いていない電車に乗ることが出来ない状態だったという。そして、台風一過で、32度の気温で夏に戻ったようだった。多分、関西も交通機関が混乱したのだろう、今日の阪神競馬場の代替開催は、明日になった。

 大谷翔平は、最終戦4打数1安打。9回の打席で、先頭打者でセンター前ヒットを打ち、二塁打でホームを踏み、逆転の2ランホームランでサヨナラ勝ちした。試合後、ソーシア監督は辞任を表明した。19年務めたエンジェルスの監督。二刀流の大谷翔平のメジャーでの使い方を提示して、引退した。会見には、トラウトやアプトン、カルフーンなどが駆けつけたという。監督が替わるのは、正しい選択だと言ったという。「 ジョン・カーピーノ(John Carpino)球団社長が「球団そのものを生まれ変わらせた人物」と話すソーシア監督は、現在59歳。エンゼルスで通算1650勝を積み重ね、2002年に球団史上唯一のワールドシリーズ制覇にチームを導いた他に、プレーオフにも6回進出しているが、今季は80勝82敗で3年連続の負け越しとなり、2014年以来となるポストシーズン進出も逃していた。」(AFPBB News)


 ソーシア監督は、「ショウヘイがやってみせたことは簡単ではない。彼が成し遂げたことは異例なものだ。彼の才能は並はずれている」 大谷は、「楽しく野球が出来たのは、監督のおかげ」と語った。この辞任には、驚いた。大谷争奪戦で、ソーシア監督やGMが提示したことや、やり方は、エンジェルス球団が大谷にとって1番良かったことを、結果として示していると思う。替わりの監督も素晴らしい環境を作れる人がなるのだろうと思う。日本では考えられないような、頭の柔らかさや、対応力がある監督だった。大谷は、これからトミージョン手術を受ける。ひとまず今年のメジャーが終わった感じがする。

 オトーニョで、エミリオ・デ・フストが耳1枚が2回でプエルタ・グランデした。まだ、ダイジェストの動画を観ていない。ともあれ、おめでとうと言いたい。モン・ド・マルサンで受けた怪我をおしての出場だった。

 「ノーベル医学生理学賞に京都大名誉教授の本庶佑氏(76)ら2人を選んだと発表した。「PD−1」を発見したことが評価された。これをもとに、がん治療薬「オプジーボ」が開発された。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。日本からの受賞は2年ぶり。米国籍の2人を含めて計26人となった。」(毎日新聞)


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