断腸亭日常日記 2017年 10月 その1

--バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  --バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で--

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年、2014年、2016年、2017年のスペイン滞在日記です。
太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行東日本大震災、11月が京都旅行、2012年4月、11月、12月の京都旅行、2013年4月京都旅行5月出雲遷宮旅行10月伊勢神宮の遷宮旅行11月京都旅行、2014年5月6月、7月の京都旅行、2015年6月京都旅行、9月奈良・京都旅行、11月京都・滋賀旅行、2016年11月京都旅行、2017年9月京都旅行滞在日記です。

99年4月15日~5月11日 5月12日~6月4日 6月7日~6月10日 2000年4月20日~4月29日 5月1日~5月14日
5月15日~5月31日 6月1日~6月15日 6月16日~6月29日 2001年4月19日~5月3日 5月4日~5月17日
5月18日~5月31日 6月1日~6月11日 6月12日~6月22日 2002年4月16日~4月30日 5月1日~5月15日
5月16~5月31日 6月1日~6月13日 2003年4月16日~5月24日 5月25日~6月10日 6月12日~6月26日
2004年4月14日~5月7日 5月8日~5月31日 6月1日~6月17日 2005年3月31日~4月24日 4月25日~5月22日
5月23日~6月16日 2006年4月13日~5月6日 5月7日~5月29日 5月30日~6月19日 2007年4月20日~5月19日
5月20日~6月16日 2008年5月13日~6月16日 2009年5月25日~6月6日 6月7日~6月12日 6月13日~6月22日
6月23日~7月3日 7月4日~7月21日 9月24日~10月2日 2010年5月29日~6月7日 6月8日~6月26日
11月14日~11月26日 2011年3月5日~3月17日 7月20日~7月31日 8月1日~8月22日 9月14日~10月3日
 11月21日~11月27日 2012年 4月2日~4月22日 11月1日~11月13日  12月4日~12月11日 2013年 4月18日~5月4日
 5月5日~5月13日  5月14日~5月24日 10月1日~10月29日  11月25日~12月6日  2014年5月31日~6月23日
6月24日~8月19日  8月24日~9月2日 2015年6月17日~9月20日 9月22日~11月19日  11月20日~12月31日
 2016年4月4日~5月2日 5月3日~5月20日  5月23日~6月1日  6月2日~6月20日  9月1日~9月15日
 11月16日~11月30日 2017年 5月8日~5月21日  5月22日~5月31日  6月1日~6月12日  6月13日~6月27日
 6月28日~7月14日  7月15日~7月29日  7月30日~8月12日   8月13日~8月26日  8月27日~9月11日
 9月12日~9月19日  9月20日~10月2日  10月3日~10月14日  

 10月15日(日) 雨 14352

 今日も雨が降って寒い。これで、木々の葉は、色づきが加速してくるだろう。時は静かに過ぎ、季節が変わって行く。THさんから連絡あり、テンタデロを始めていたホセ・トマスが、12月12日メキシコで闘牛をするという。地震復興の慈善闘牛だという。

  京都・大徳寺塔頭・大仙院の障壁画が、『狩野元信』で展示されていた。元信と一緒に展示されていたのは、伝相阿弥の絵である。二人は親密な交流があったようだ。相阿弥と言えば、頭に浮かぶのが、銀閣寺と、長楽寺の庭園だ。地味だが心落ち着く長楽寺の庭。そして、大好きな銀閣寺の庭園。清蓮院の庭園もまた良い。いずれも池がある。大仙院の障壁画は、共同作業でやったのだろうか?狩野派もそうだが、運慶などの仏師も共同で作業して制作していた。等伯もそうだし、北斎もそうだった。『北斎漫画』は、おそらく、弟子の為の教本になっていたのだと思う。こういう集団制作体制を始めたのは、運慶からだろう。注文が多くなると、こういう工夫をしないとこなせなくなるのだろうと思う。

「音と言葉を一人の人間がものにする最初の時を想像してみたらいい。芸術が生命と密接に繋がるものであるならば、ふと口をついて出る言葉にならないような言葉、ため息、さけびなどを詩と呼び、音楽とよんでもさしつかえないだろう。そうした行為は、生の挙動そのものなのだから・・・・・・。それは論理の糸にあや織られるまがいものでなく、深く<世界>につらなるものであり、未分化のふるさとの豊かな歌なのだ。
 音や言葉に、そうした初源的な力を回復しなければいけない。音楽も詩もそこからしか出発しないように思う。発音するという行為の本来の意味を確かめることからはじまる。
 どもりは、しゃっくりやくしゃみ、嗤(わら)いや哭(な)き声と近親関係にある。どもりの、論理性を断ちきるような非連続の仕方は力強い。現代音楽の美学では反復というものは拒否される。そして、ますます人間というものから遠ざかり、方式の形骸となってしまう。
 どもりの偉大さは、反復にある。
 それは、地球の回転、四季の繰り返し、人間の一生。宇宙のかたちづくる大きな生命のあらわれなのだ。
 もういちどベートーヴェンを!!
 ダ・ダ・ダ・ダーン。
  ダ・ダ・ダ・ダーン。」


 10月16日(月) 雨 18464

 雨が降り続いて寒い。月曜日でも空いている美術館へ行こうかと思ったが、片道徒歩15分の道を雨の中、往復するのはちょっと嫌だと思ってやめた。新宿へ行き、用事を済ませた。

「2015年、選挙運動の中でアルトゥール・マス元カタルーニャ州知事は、カタルーニャが独立してもこの地から金融機関が立ち去るようなことは無く、それどころか、この地から追い出されることが無いよう競って努力するだろうと、笑顔いっぱいで大言したのはまだ記憶に新しいが、それから2年経ち、独立プロセスが進められてきた今、カタルーニャの主要銀行であるカイシャバンク、サバデル銀行の2行が、すでにそれぞれバレンシア、そしてアリカンテへと避難し、大手企業が続々とそのあとを追っている。
このままでは、その場から動きようのない零細企業や公的事業とつながりのある企業しか残らず、カタルーニャの生産性は地に落ちるのが目に見えている、とカタルーニャ企業連副会長のカルラス・リバドゥーラ氏は言う。
現時点でカタルーニャ産の商品は、その43%がスペイン国内のその他の地方で消費され、また月額にして60億ユーロ分のカタルーニャ製品が海外輸出されているが、その内の64%がEU諸国向けとなっている。
ところが、カタルーニャが万が一独立するような事になれば、同時にEUから脱退する事となり、これによりスペインを含め、EU諸国全てとカタルーニャとの間に経済面におけるバリケードがはられ、EU諸国によるカタルーニャ製品に対する一種のボイコットが始まるため、孤立したカタルーニャの経済は大打撃を受けるであろう、と同氏は指摘する。 」 --スペインニュース・コムより--

 「スペイン東部カタルーニャ自治州のプチデモン州政府首相は16日、州独立に関する協議の時間を確保するため、独立に向けた手続きを2カ月間凍結する方針を中央政府に伝えた。プチデモン氏はスペインのラホイ首相に宛てた書簡の中で「対立ではなく解決策を見いだしたい」と強調した。」 --時事通信社より--

 独立すると、経済的に成り立たたないというような、データが出ている。強行、強行でやってきたカタルーニャ州政府。冷静になったのか?それとも、現実が見えてきたのか?政治というのは難しい。例えば、安倍政権が交代した方が良いと考えている人が、このままで良い考える人より多くなっているが、実際選挙は、自公で300議席という予想が出ている。こういう調査結果をどう理解すれば良いのか?22日に結果が出る。


 10月17日(火) 雨のち曇 14434

 朝も雨が降っている。昼過ぎに投票に行ってきた。

 「立憲民主党は14日、東京・新宿で街頭演説会を開き、「保守」を自認する漫画家小林よしのり氏や「愛国者」を自認する元政治団体「一水会」最高顧問の鈴木邦男氏も駆けつけた。小林氏は「なぜ保守のワシが枝野氏を応援するか。それは、希望の党も自民党も保守じゃないからだ。枝野氏の方がもっと保守だ」と絶叫。「民主主義は暴走する。安倍(晋三首相)も一応民主主義で選ばれた。暴走をどう止めるか。立憲で防ぐんですよ」と訴えた。

 希望の党について「なんなんだこれは。極右政党になってしまうじゃないか」と批判。「枝野氏はこの前までの仲間を悪く言わないが、ワシは立候補してないから言ってやる。希望の党に未来はないし、希望もない」と攻撃した。その上で「小池百合子と前原誠司は腹を切れぇ!」と絶叫した。」 --日刊スポーツより--

 戦後、最大の護憲政党は、自由民主党だった。非核三原則もそうだが、日本国憲法を、政権運営する為に最大限に利用してきた。社会党も護憲政党であったが、全く政権を取る気がなかった。政権政党で、護憲をだった自民党。それが、近ごろ改憲をマニフェストに織り込み数の力で9条の条文に手を加えようとしている。立憲民主党の枝野幸男代表の為に、保守の小林よしのりが駆けつけ安倍政権の暴走を止めようと呼びかける。また、元一水会の鈴木邦夫が来る。鈴木邦夫が何を語ったのか記事には書いていない。

 鈴木邦夫は、魅力的な人物だ。若松孝二の映画、『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』の企画に参加。三島と共に自決した、森田必勝とは、知人だった。そして、若松の映画は素晴らしかった。三島を描いた映画ではぴか一だ。前は『朝まで生テレビ』によく出ていた。民族右翼なのに、いつも穏やかな笑顔を浮かべ、物腰が柔らかく静かな口調で語る東北弁の語り口は、それだけで魅惑的だった。思想信条がどうのとかも、大事かもしれないが、人物として輝いている。

 昔ある人が、新右翼には、鈴木邦夫のような人がいるが、左翼には、そういう人がいない。と、言ったことがある。人間的な魅力や人物として魅惑的であることは、磁力を持つ。幕末、犬猿の仲だった薩長を結びつけたのも、魅惑的な坂本龍馬だった。西郷隆盛も、高杉晋作も、また、魅惑的な人間だったようだ。新選組の隊士たちもまたそうなのかもしれない。

 「今の政治状況としては、保守とリベラルは対立概念ではないと考えている」「この国に必要な政治的な対立軸があるとするなら、トップダウンvsボトムアップ、一部の人たちの政治か草の根かという軸。私たちは後者の側に立つ」「1%の富裕層のための政治か、99%の国民ための政治かが「現在の対立軸である」」(枝野幸男立憲民主党立ち上げにあたって)

 面白いことに、いつも不機嫌な顔をしている、石原慎太郎・元東京都知事がツイッターで、立憲民主党の枝野幸男代表を「今度の選挙では候補者たちの卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ケ原の合戦の時のようだ。その中で節を通した枝野は本物の男に見える」と、言ったという。

 ようは、覚悟が出来ている人間と、そうじゃない人間。魅力的な人間は、覚悟を持っている。怒りや、激情は、信念のため。しかし、笑顔で人を引き付ける。たぶん、そうなのだろう。何処が勝とうが、それはいい。だが、安倍首相を変えないとどうにもならないだろう。数の力学だけで、政治をしている。そういう人が、国の舵取りをするのは、間違っている。強行採決の連続の国会運営もそうだし、森友・加計問題にしても隠匿しようとしている。

 サラゴサのピラールが終わり、テンポラーダが終わった。そろそろビデオの用意をしようと思う。


 10月18日(水) 晴/曇 9785

 晴れていたので、千葉まで行った。千葉市美術館でやっている、『鈴木春信展』を観るためだ。浮世絵がまだ、2・3色の色で木版されていた頃、5色以上の色を使う錦絵が登場したのは、鈴木春信がいたからのようだ。美術館のHPには、「鈴木春信(1725?-70)は、高度な多色摺木版画、すなわち錦絵誕生の頃に第一人者として活躍した浮世絵師です。
  若い恋人たち、母と子、さりげない日常の生活の景、古典主題から発想された見立絵・やつし絵など、春信は小さな画面の中に詩的で洗練されたイメージを豊かに表現しました。江戸の評判娘や名所を主題に取り入れ、錦絵の大衆化に貢献したことでも知られています。上質な紙に色彩を重ねた木版の温かな風合い、主題にも工夫を凝らした春信の作品は、見る者に深い安らぎと至福のひとときを与えてくれることでしょう。

 この展覧会では、質・量ともに世界第一級の浮世絵コレクションを誇るボストン美術館の所蔵品より、活躍の様子をほぼ網羅する春信の作品とともに、この絵師を育んだ時代の気風を伝える他の絵師の作品を加えた約150点により構成されます。希少な春信の作品は、8割以上が海外に所蔵され、日本国内で作品を見る機会は大変限られています。
  本展は、2002年に千葉市美術館で開催された「青春の浮世絵師 鈴木春信」以来、15年ぶりに春信を紹介する展覧会となります。本物と出会える最高の機会を是非お楽しみください。」とある。東京都美術館で行われたボストン美術館と同じで、今や日本では揃わない春信の浮世絵が観れる貴重な企画展だった。

 昨日の夜、NHKBSで、長嶋茂雄引退を『アナザーストーリー』でやっていた。あの日、高校から帰ってきて友達と家でテレビを見ていた。巨人は嫌いだったし、川上や長嶋はその象徴だった。こっちは阪神ファン。10連覇がならずに長嶋が引退宣言をして、引退の日を迎えた。しかし、1番好きだった江夏豊が、長嶋と王に向かった闘志は忘れられない。そして村山実も、生涯のライバルとして投げていた。そんな長嶋の最後の試合を観ようと家に帰ってきた。

 最後のホームランがレフトスタンドに入る。通算444号のホームラン。ダブルヘッダーの第1試合。試合が終わると場内一周をする。観客が、長嶋やめるなと口々に叫んだ。涙を流しハンカチで拭う。立ち止まるシーンも何度かあった。何故かしら涙が流れた。第2試合が終わり、あの有名なセリフが出る。「わが巨人軍は永遠に不滅です。」こういう風に言わなきゃならないんだろうなと思って聞いていたが、観客の歓声のせいか、やはり涙がこぼれた。

 ニッポン放送の深澤アナウンサー試合後、長嶋の素振りに付き合った。いつも見ているんだから分かるだろう。長嶋から言われたという。パンツ1枚になって素振りする長嶋が、気にしていたのは、へその穴と、頭の位置が同じじゃないとダメだという。そこが合っているかのかずれているかを深澤に訊いていた。3cm前とアドバイスをしたりするのだという。川上監督も、打撃コーチも長嶋には何も言えない。だから、深澤に見てもらい、微調整するのだという。

 ラジオ放送で野球を聞いていて、1番好きなアナウンサーが深澤だった。「打った。レフトバック、レフトバック、塀に噛り付いた、塀に噛り付いた。入った、入ったホームラン。」塀に噛り付くわけがあるはずがない。でも、こういう実況が、映像として眼に浮かぶようだった。しかし、試合が終わった後に、長嶋の練習に毎日付き合っていたとは知らなかった。

 孤独に向き合わない人はダメだね。孤独がない人はダメ。そんなようなことを長嶋が言った。僕はこの言葉を聞いて初めて長嶋のことが理解できたような気がする。そんなことを思っていたのかと驚いた。だって、プロ野球界のスーパースター。孤独と無縁と思っていたからだ。でも、監督やコーチに何も言われないスーパースターだからこそ、孤独感を噛みしめていたことを知った。それは、江夏豊の孤独と重なる。あの姿が無性に好きだった。カッコイイと思ったのだ。長嶋が言うように、孤独に耐えられないと、ダメなんだと思う。そこから生まれるものが、観客の心を掴むプレーを産むのだろう。

 そんなものを観ながら、思った。来年は、ラス・ベンタス闘牛場でホセ・トマスが観たい、と。


 10月19日(木) 雨 10995

 夜中から降っている雨が続いている。台風も来ていて22日23日も雨のようだ。選挙の投票率が下がるのかもしれない。昨日も寒かったが、今日は最高気温が12度である。「スペイン政府は19日、北東部カタルーニャ州の自治権を21日から停止すると発表した。首相府によると、カタルーニャの自治権停止を可能にする憲法155条を発動させるため閣議が開かれる。」(BBC)

 19日までに、独立撤回を求めていたが、話し合いを要求する書簡をカタルーニャ州政府プチデモン首相が出したが、明言を避けていた。19日までに、撤回しなかった為、スペイン政府はカタルーニャ州政府の自治権を停止させることを決めた様だ。


 10月20日(金) 雨 10499

 雨は降り続く。床屋に行った。何か間違いか、勘違いをしていたのかもしれないと、思った。『カンブリア宮殿』を観ていてそう思った。甘いなぁと・・・。あの社長は、半端ではない。非常に現実的で、本質的なことを形にしようとしている。それを見せつけられた気がする。

 『わろてんか』で、出てくる女義太夫。今でいうアイドルのような存在で、追っかけが一杯いたという。それはおそらく江戸時代でもそんなに変わらなかっただろう。鈴木春信の時代は、老中が田沼意次の頃。吉原が焼け、女義太夫が禁止なった。近所には、平賀源内がいて交流していたという。杉田玄白らが、人体解剖、いわいゆる腑分けを観た。まだ、『解体新書』を書く前だ。絵でいえば、京都では若冲が活躍していた。北斎や酒井抱一が生まれ、浮世絵の変革期で、錦絵と言われる、3色くらいの色から、5色以上の色彩が使われ出す、その中心に春信がいた。暦絵は、太陰暦の暦を、30日ある大の月(なお29日ある小の月もある)を絵の中で表した。こういう遊びは、主に俳諧などをやるお金のある町人(商人)や、侍が趣味の世界で金に糸目をすけずに絵師に注文して作られた様だ。そして、版元がその絵を観て、構図など売れそうなものを錦絵にして売り出したようだ。

 それから見立絵が出来たりしたようだ。絵暦交換会などで、絵を見せ合ったりして発展していった庶民文化。町で働く若い女の絵が役者絵のように売れた。水茶屋「鍵屋」お仙、楊枝屋「柳屋」お藤など。女義太夫が禁止されるとこういう風に、対象が変わって行くものなのかもしれない。社会が閉塞状況になっていくと、江戸の文化が花開く。近松門左衛門が『曽根崎心中』を書いて70年後くらい後で、近松が死んだ年に生まれた。今の日本と同じかもしれない。女義太夫は、AKBとか、アイドルグループに変わり、お仙やお藤は、ドクモになるようなものかもしれないなぁ。だから、てんの様に今、笑いが必要なのだと思う。そして、没頭できる趣味。なお、のちにお仙の話は、歌舞伎にもなったし、荷風が『恋衣花笠森』をいう小説に書いているらしい。読んだ記憶がないけど。

 『カンブリア宮殿』に出ていた、バルミューダの寺田玄社長で創業者。自然の風と同じ風を出す扇風機や、外がサクサクで、中がもっちりフワフワに焼けるトースターを売っている。番組を観ていて思ったのは、感覚が女性的。『はるが来た』や『わろてんか』の主人公の様に、熱い情熱をもって真っ直ぐに進んでいく。だから常識に捕らわれないアイディアが出てくるのだろう。値段をとっても、4万円弱の扇風機。2万3千円弱のトースター。家電の知識が何もなくて会社を立ち上げる。そのバイタリティー、エネルギーが凄いと思った。それは、見習わなければならない内面だろうと思った。

 高校を中退してスペイン、イタリア、モロッコなど地中海を放浪。そして、プロのミュージシャンとして、大手レコード会社と契約。でも、全然売れなかった。ノートパソコンの冷却装置を開発した。売れるんじゃないかと売り出すと売れた。リーマンショックで売れなくなる。1か月ファクスが鳴らず終わったと絶望して町を歩いていると、ファミレスで笑顔で楽しそうにしている家族を観る。それで気づく。必要じゃないから売れないんだ。高いからじゃない。だったら必要なものを作ろうじゃないか。

 「 音楽の「楽」という漢字は「らく」と読む。「たのしい」とも読む。まったく真逆の意味だと思う。「楽」と「楽しい」は。「楽」だと楽しくない。「楽しい」と楽ではないと思っていて、人それぞれ、バランス取って決めれば良い。私は決めているです。120%「楽しい」を選び抜く人生を送ると。だから、苦しいが基本なんですよ。 」 --『カンブリア宮殿』より--


 10月21日(土) 雨 11252

 ずーと雨が降っている。秋の長雨だ。東京も今日も不良馬場で競馬の開催された。ワールド・シリーズに駒を進めたドジャースには、前田健太とダルビッシュ有がいる。ヤンキースは今日負けたので、7戦目での決着になる。勢いもあるドジャースが優勝しそうな感じだ。マエケンは好調で、ポストシーズン救援で、5試合に登板して完璧に抑えている。そして2勝。ダルビッシュも2勝。優勝決めた後、沖縄生まれのロバーツ監督はWS初戦の先発をカーショーを指名した。そして、ダルビッシュの残留を切望した。が、契約が年俸30億ともうわさされる。どうなるんだろう?


 10月22日(日) 雨 8905

 超大型で強い台風が23日未明に東海から関東に上陸しようとしている、総選挙投票日。期日前投票の最終日は、台風接近に伴い、1時間待ちの投票所も出たようだ。14時の時点で、投票率は、前回を、0.83ポイント下回っている。菊花賞は、不良馬場で行われ、キセキが優勝した。ミルコ・デムーロは、先週に続いてGⅠ連勝を飾った。だがおそらく、総選挙の結果は、競馬の様に奇跡は起きないだろう。


 10月23日(月) 雨のち曇 13978

 台風が去った後、5人が死亡した。和歌山の紀ノ川は氾濫して洪水が起きているようだ。ニュースを観ると今日の朝に札幌で雪が降っている。投票率は2番目に低かったようだ。選挙結果は、自民284、公明29。立憲55、希望、50、公明29、共産12、維新11、社民2、無所属22、で確定した。

 昨日ネットに載っていた記事などを読んで面白いと思った。「自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は22日、NHKの番組に出演し、「おごり、ゆるみだけではなくて、(国民の安倍政権に対する)飽きを感じた。だんだん飽きてきている。加計学園の問題を含めてまだまだ不信感をもっている方が全国で相当いる、というのを街頭演説で感じた」と話した。」ほー解っているなと思ってビックリした。こういう感覚を持っているから人気も出るのだろうと思った。

 また、石破茂は、いきおい改憲するものでない。と発言したという。数の論理、力だけでごり押しすると、ひずみが来るからと思っているから、2/3以上取った結果を踏まえて言っている。こういう言葉を聞くとホッとする。「和をもって貴しとなす」という考え方だろうと思う。勢いで、数の論理で、カタルーニャ独立の動きをして混乱をまねいているカタルーニャ州政府。ついに一部自治権停止措置が実行されようとしている。

 前回の選挙で、連立で過半数を上回り、独立の方向に誘導していった州政府。その最大の広告塔的な役割をFCバルセロナのサッカーチームが担った。会長やピケはマスコミの前で独立を主張した。先週までに1300社を超える企業がカタルーニャ州から本拠地を他の地域へ移動した。カタルーニャの経済界は、大きな打撃を受けていることが新聞などで報じられている。これで、カタルーニャは、本当にいいのだろうか。確か『エル・パイス』(社会党系)の調査では、56%くらいの人が、独立反対という結果が出ている。現実を政策に含まれず、ナショナリズムの夢をごり押しする州政府。州民を分断するような結果になっている。これで、良いのだろうか?

 石破茂の言葉を、州政府に聞かせたいと思った。自民党には、こういう人もちゃんといるから長い間、政権を担ってきたのだろう。そして、今回改選前の3倍強の議席を獲得した立憲民主党の枝野幸男。開票が進んで躍進が伝えられ会見したが、笑顔がない。記者に笑顔を催促されてもなかなか笑顔にならなかったという。草の根の民主主義を掲げ、筋を通した。結果は大躍進。が、自民党連立に2/3の議席を獲得した。そういう悔しさと、方向性がハッキリした責任感から政権奪取を語った。

 世界が同じ考え方の一色では、あるはずはないが、それでは面白くない。小泉進次郎は、飽きてきていると感じた感性は素晴らしい。こういう処に未来を感じる。多様性がなければ、自然界も豊かにならない。その多様な考えを、真摯に向き合うのが、本当は政治の役目だと思う。選挙結果を新聞などで報じられていた以上に、自公の圧勝になった。だが、憲法を守ろうとする勢力が固まりつつあるのを観て、希望を感じた。


 10月24日(火) 曇 7032

 町を歩けばこどもに、「ハゲのおばちゃん」と言われ、選挙中は、高校生に、「ハゲの人」と言われた豊田真由子は落選して号泣。こんな私でも支えてくれる人がいる。事務所に残った10人のボランティアに感謝の言葉を言ったという。「人生で大事なものを教えていただいた」と言ったそうだ。知名度は1番だった。演説をしていると、人が寄ってきて人だかり。しかし、握手しようとすると、モーゼの十戒の様に人波が開いて行くという。その中で手を触り握手をしていたという。選挙に出て当選すると思っていたのだろうか?

 それでも、「人生で大事なものを教えていただいた」というならそれは、それで彼女には良かったのだろうと思う。人は多くの失敗や勘違いをして生きている。それに気づき、大事なものを教わったのなら、それをこれから生かした人生を歩めば良いと思う。嫌いではあるが、そんなことを感じた。前ならこんなことを考えなかったんだけど・・・。

 完全な読み違いをした小池百合子。希望ではなく絶望の党と、選挙後に言われているようだ。♪小池にはまって さあ大変♪などとも言われたが、党代表を続けるのだという。急激に求心力を失った。もし、あの時、排除と言わなければ、過半数とは言わないまでも、安倍政権は変わっていただろう。


 10月25日(水) 雨/曇 10132

 本屋には、来年の手帳が売り出されている。そういう時期になってきたのだ。これから年末までは、早く感じる。また、台風が発生した。日月辺りに接近する予報が出ている。

 小池劇場、主演は立憲 枝野コール、うねる街頭 衆院選   朝日新聞の見出しから

 参議院に残る民進党は、混乱しているようだ。前原代表に対して、除名すべきという意見が強くなっているという。一方、圧勝した自民党は、一様に、謙虚にと言っているようだ。前原代表は連合との話し合いで、民進党の方向性を示してから辞任する意向を語ったそうだ。ほぼ全員敵の中へ乗り込むのだろうことを想像する。ボコボコにされるのが分かっていて、その中に飛び込みというのも相当の覚悟がないとやばいだろう。自身が下した決断で、多くの人が泣いた。その責任をどう取るというのだろう?

 自分理解して貰おう思うなら、まず、相手を理解する事。そんな金言を、この前、頂いた。なるほどと思った。十人十色。人それぞれ違うのだ。そういうことを理解していないと、困ったり、馬鹿をみることになる。自分の立場だけで、モノを言ったりすると、それが相手には押し付けられていると感じて、反発されたりする。難しいことだ。場面、場面で、どういう対応をすれば良いのかが見えて来ない時は、笑うしかない。笑わないとやってられない。

 小池百合子は、パリから帰国した。「排除」という言葉を使ったことによって、言葉が一人歩きして、「私の言動によって、同志の皆さまには大変ご苦労をかけた。心ならずも多くの方々を傷つけてしまった」と、言っていた。これからは国政を議員に任せるという。こっちは混乱しなかったようだ。

 ねずみという名の、猫を飼っていたことがある、フォークシンガー遠藤憲司が死亡した。♪君も猫も僕も みんな好きだよ カレーライスが♪で始まる『カレーライス』などの歌がある。ある意味79年の、『東京ワッショイ』が衝撃的だった。『満足できるかな』のようなパワフルさを感じた。あーカレーライスが食べたくなった。闘牛のビデオを観ながら食べよう。


 10月26日(木) 晴 8269

「【10月25日 AFP】物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)が95年前に東京の帝国ホテル(Imperial Hotel)に滞在した際、幸せな生活に関する短い自説を記して配達人に渡したメモが24日、中東エルサレム(Jerusalem)で競売にかけられ、156万ドル(約1億7800万円)で落札された。競売会社ウィナーズ(Winner’s)が明らかにした。」「メモは帝国ホテルの便箋に書かれたもので、ドイツ語で「静かで質素な生活は、絶え間ない不安に縛られた成功の追求よりも多くの喜びをもたらす」と記されている。その存在はこれまで、研究者の間でも知られていなかった。競売では、同時に書かれたもう1枚のメモも出品され、24万ドル(約2700万円)で落札された。こちらには簡潔に「意志のあるところに道あり」とのみ書かれている。」「 帝国ホテルに滞在していたアインシュタインは、日本人の配達人から1通のメッセージを受け取った。配達人がチップの受け取りを断ったか、またはアインシュタインが小銭を切らしていたかは明らかでないが、配達人を手ぶらで帰すのを望まなかったアインシュタインは、その場で2枚のメモを書いた。

 ドイツ・ハンブルク(Hamburg)在住で配達人の親戚である匿名希望の出品者によると、「もしあなたが幸運なら、このメモ書きは普通のチップよりもずっと価値が高くなるでしょう」とアインシュタインは配達人に話したという。」

 アインシュタインって、あの舌を出した有名な写真でもそうだが、茶目っ気があってこういうことをしていたんだと思った。書かれている言葉も、面白いと思った。メモを貰った人はもう死んでいるだろうけど、こんな値が付くとは思ってもみなかっただろう。

 藤井聡太四段は、長考の末高校に進学することを決めた。将棋だけに専念するかと思っていたけど、「藤井四段は、以前から「18歳から25歳までが流動性知能(思考力・計算力など)のピークで(高校に通う15~18歳は)大事な時期なので難しい選択になります」と揺れる胸中を吐露していた。将棋に集中できる環境を整えるか、一般と同じ経験を積むかどうかが注目されていた。」(スポーツ報知)


 10月27日(金) 晴/曇 16889

 今日は暖かい。雨もひと休み。明日のビデオの編集は終わった。あとは確認してダビングすれば終わりだ。多分、闘牛場で闘牛を観る時間くらいの長さになる。そして、闘牛場で闘牛を観るより、分かり易くなっていると思う。

「  「サムライは嘘をつかない」

スペイン『マルカ』紙のホセ・マリア・ロドリゲス記者は、自身のコラムでエイバルMF乾貴士をこう称賛した。22日に行われたリーガエスパニョーラ第9節で、エイバルは敵地「サンティアゴ・ベルナベウ」でレアル・マドリーと対戦。0-3と完敗を喫した試合で、日本代表MFは2トップの一角としてフル出場を果たしている。 この試合の54分、乾は相手エリア内でMFカセミロに倒されたように見える場面があった。しかし、審判の笛はならず。乾も「PKではなかった」と正直に話している。 これについて、ホセ・ルイス・メンディバル監督は「審判や相手を欺くということを知らない」と評していた。しかしロドリゲス記者は、これは乾だけのものではなく、日本人に浸透する“武士道”によるものだと称賛を綴っている。 「メンディリバルは『競争することを知らない』と結論づけた。しかし、それは個人的な問題ではない」

「タカシ・イヌイと、数千人いる日本人トップアスリートに違いはない。監督たちは方法論を実践させるときから、自分自身の力を出し切ることこそが、どんな競争の結果よりも重要であることを叩き込むのだ。彼らは、日本の社会に浸透する“武士道”に、そして侍に着想を得ている。それは勇気、礼儀、哀れみ、正義、誠実、正直と、七つの事柄に要約されるものだ」 」 --GOALより--

 一方、レアル・マドリードの監督のジダンは乾について、「イヌイは素晴らしいフットボーラーだね。ラ・リーガでプレーすることで、確実に能力を高めていると感じるよ。いまやすっかりエイバルの鍵を握る存在になった。テクニックに長けていて、ボールを持った時は注意が必要だろう。乾のようなタイプの選手は、常にチェックしておかなければならない」(サッカーダイジェスト)と、言っている。

 マルカの記者が、日本人を侍の精神を持っていて、「勇気、礼儀、哀れみ、正義、誠実、正直」の事柄に要約されると言い賞賛した。選手として最も偉大なジダンは、敵将として、「テクニックに長けて、ボールを持った時は注意が必要だろう。乾のようなタイプの選手は、常にチェックしておかなければならない」と、言っているので、乾は凄く嬉しいと思う。柴崎も怪我から復帰して、活躍すれば同じように言われるようになるだろう。そうなることを望む。


 10月28日(土) 曇りのち雨 10777

 曇っていた空は、昼くらいから小雨が降ってきた。京都は雨が降って重馬場になっている。紅葉も色濃くなってくるだろう。ビデオを見直しながら、競馬をやっている。夕方になれば、馬場でビデオ会を開催する。色々なところが分かるようなビデオ編集をしたつもりだ。分かり易いと思うんだけどなぁ。


 10月29日(日) 雨 4343

 昨日のビデオ会。スタジオに着いたら安田さんとMEGUさんがいた。準備が整っていた。ハロウィンが近いからと、仮装するグッズを安田さんにつけられて、みんなで写真を撮った。日本には、闘牛やる人斎藤さんしかいないんだから、体気を付けて頑張ってね。そう言って、安田さんは打ち合わせに出掛けた。それはそうかもしれないけどと思うけど、いつでもすぐにでも辞める気持ちも内在しているのも事実だ。闘牛の会だってそうだったし・・・。

 カポーテをもっていったので、久々にちょっと振ってみた。写真も撮った。ビデオ会は、いつもは音楽を流して始めるが今回は、1991年6月6日ベネフィセンシアの闘牛放送のはじめの部分からTVEの闘牛放送のテーマ曲、そして、ファン・カルロス国王とバルセロナ公爵夫人(母親)がロイヤル・ボックスにて、スペイン国歌演奏。オルテガ・カノとセサル・リンコンの入場行進。これで1部を始めた。そして、フロリートが棒にディビサ(リボン)をつけて牛のモリージョ(首)につけるところ。次がパディージャのポルタガジョーラ。首付近に角を受けて、退場する。ピカは、エスプラに付いていたアンデルソン・ムリージョ。素晴らしいピカで、大喝采。エスプラの場内一周の時に、一緒に場内一周した。こんなシーンは他に見たことがない。

 キーテは、ニームでやったフリのアルテルナティーバから、ロペシーナ。98年6月8日のホセリートとホセ・トマスのキーテ合戦。ホセリートは、エレガントなカポーテ捌きで観客を沸かせたが、ホセ・トマスのチクエリナ3回とラルガ2回の「オーレ」の声の大きさは、ラス・ベンタス闘牛場でキーテ時最高の声の大きさだった。2mくらいの距離で両足を揃えてのチクエリナに観客は度肝を抜いた。それからいつか忘れたが、僕がバダホスで撮ったホセ・トマスのキーテ。最後のレマテまで、完璧に近いカポーテ捌き。この後、ニームでウニコをやったので、2012年くらいかな?次が今テレビ解説をやっているマヌエル・カバジョーロのチクエリナ3回とラルガ。このチクエリナが、左側で牛を誘い右角でパセする。次が左角を通し、右角を通してラルガは左角。一度、パセが通る反対側に牛が向かいそれからパセが通るので、動線の曲線が際立つパセになっている。

 バンデリージャは、2000年だったと思う、ファンディがノビジェーロの時のもの。初めは普通の打ち方で、次が体をクルクル回転しながら牛を誘ってやる打ち方。最後がこの時初めて見たビオリン。そして、3人の闘牛士のバンデリージャの競演。エスプラ、フェレーラ、ファンディ。打った後に闘牛士が動いて牛を止める。カポーテの代わりをしている。3つ目のバンデリージャが終わると3人の闘牛士がそれぞれ動き、3人の真ん中に、牛を止めて大喝采。

 部分が終わり、2002年5月17日のアントニオ・フェレーラの闘牛。3人のバンデリージャの競演と同じ日だ。ケレンシアがある牛で、T10~T4の辺りにある。その辺だと牛が動く。おそらく、ファンディのキーテの時にそれに気づいたのだと思う。バンデリージャも良かった。ファエナは、右角がクルクル回る。左角は、難しいが深いクルサードしてパセを繋ぐ。ラス・ベンタス闘牛場で、フェレーラ初めてのプエルタ・グランデ。

 そして、観客の涙を絞り取ったミゲル・アベジャンの2000年6月2日の闘牛。1頭目で右太もも裏を角で切り最後の牛で何度もコヒーダされ根性のプエルタ・グランデ。プエルタ・グランデで、スペイン人の女の子が涙をボロボロ流していたことを思い出す。あっ、スペイン人も闘牛観て涙流すんだと、鮮明な記憶が蘇る。そのあと、下山さんと電話で泣いたことも・・・。2部の方は明日にする。

 土砂降りの不良馬場で行われた天皇賞秋。出遅れた1番人気のキタサンブラック。それでも直線入口で内からするすると上がっていき、デムーロの猛追も抑えて優勝した。オーナーの北島三郎はゴール時に万歳をしていた。2着はサトノクラウン。3着は穴馬レインボーライン。1番人気2番人気の1・2着で、3着が人気薄が来て、3連複が万馬券。3連単が5万5千円の万馬券だった。強い。このレースの武豊は、ちょっと神がかっていた。


http://www2u.biglobe.ne.jp/~tougyuu/以下のHPの著作権は、斎藤祐司のものです。勝手に転載、または使用することを禁止する。


ホームに戻る