呆冗記

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8月〜10月

 

 1月15日 (日) 鬼畜王の対極(『GALZOOアイランド)

 ちまちまちまちまやっていました『GALZOOアイランド』。終わったのである。ゲーム自体は18禁だが、一回もそういうシーンなしでクリアしたのだ。故にコンシュマーでもOK?
 いや、古くからの『アリスユーザー』にとっては女の子モンスターというのは人間とエッチすると死んじゃうというのが脳味噌に染みこんでいるのである。で、あるならば、しない。というわけで、私は清く正しい主人公でクリアしたのだ。
 いや、辛かった。ラストの3人娘が出るまでは時に瞬殺である。

 まあ、ナニして強くなったキャラで攻略した攻略記録はネット上にあちこちあるかも知れないが、一回もナニしないでクリアした記録は一寸ないだろう。
 というわけで、清く正しいレオパルド君の攻略である。

 最初の森
 いろいろあるが、まあ、とにもかくにも最初のダンジョンから始める。
 「きゃんきゃん」は簡単に捕まる。
 「メイドさん」絶対罠だと思った。前のご主人様から円満退社しないと何かあると思ったのだが、何もなかった。深読みのしすぎ。故にいるところが解ってるのに円満退社のために内蔵助関連のアイテムを探しまくった私はアホ。でも、メイドさんはやっぱり。円満に次の職場に動かないと。なんて思った私が莫迦だった。
 「やもりん」故に、無気力キノコを2回踏まないと会えないとこいつに会えなかったのだ。会えたのは。悪の心が芽生えてむりやり「メイドさん」を手下にしてからである。

 謎の巨大遺跡
 はっきり言います。最初、解らなかった。「セクシーナイト」を仲間にする方法。
 何遍もやり直して、ようやく仲間に。しかし、私、かじってしまったのだ、あのひも・・・。あと、電波少女が好きな私はずっとスケッチ連れていたのであのトラップ?は簡単にクリア。
 「セクシーナイト」最後まで捕まらなかった。いやあ、発光爆弾を使うことになるとは。しかし、以後、活躍の舞台なし。可哀想。
 「スケッチ」最高の電波少女。可能なら、ずっと連れ歩きたかったが、弱くてダメ。なんといっても。ナニしないでいるから仕方がなし。
 「サワー」ふふふ、この女を従えてこそ、私は真の王に慣れるのだ。4回戦闘しないと仲間にならない。が、彼女の魔法よりやもりんのキックの方を愛した私は、結局2軍に落としてしまったのだった。うーむ、あのエンドがあるなら成長させてやりたかったかも?

 岬
 前回のダンジョンで「折りたたみ梯子」を入手しないといけない。
 「キャプテンバニラ」ダンジョンに入ると自動戦闘。ラストまで使える。いや、マグロアッパーは『緑豆』が来るんじゃないかと。
 「カメ子」すみません。私ダンジョン物やるときは、必ず全部の空白を埋めようとするので、偶然、行き止まりへと追い込んだらしいのだ。で、なければ逃がしたかも。
 「コンテ」特殊アイテムを「クスシ」さんに教えてもらえばもう、OK。しかし、ダンジョンで「やもりん」と「めいどさん」が逃げたときにはどうしようかと。
 「山のサチ」捕まえた。捕まえ方さえわかれば、逃げまくればOK。でも、凄く強くなるらしいが、私の戦い方では。すぐ2軍。

 ピラミッド
 2回ほど「フローズン」とられました。
 「ちょーちん」向こうから来てくれます。大丈夫。しかし、ここでは用なし。しかし、ここで育てておくと『万里の長城』で、無茶苦茶強くなるのだがそれは、後の祭り。
 「ねこまたまた」なんか味方にするのが難しいらしい。らしいが、私の場合、ランダムエンカウントで簡単に味方に。はあ。
 「フローズン」ゆきわんわんを見つけなければならない。このことが解らなくて、私はのたうち回ったのである。
 
私はここで袋とじあけました(えばれるか)雪わんわん見つけたら今度はエンカウント
しなくてやりなおしである。どっとわらい。

 というわけで、不屈のレオ君の戦いは続くのだ。


 1月14日 (土) 僕たちの失敗

 『よみがえる空-RESCUE WINGS-』第一話。航空自衛隊全面協力のアニメであるが。見逃した。本日早朝、14日土曜日の午前二時に放映されていたのに。寝過ごした。タイマーは、瞬電で消えていた。うーむ、問題はどこにあるのだろうか。このアパートの電気系か?

 というわけで録画しそこなった、航空自衛隊全面協力アニメの話はまた来週ということで。今日は、前回の続き。

 木曜日だからか、『ライオン』さんは、空いていた。
 くるくると、よく働くウェイトレスさん。
 「下手な、メイド喫茶より、ここのウェイトレスさん見てる方が落ち着くニャ」
 マニア過ぎるぞ武田。
 「個人的には、この『ライオン』さんと、『紀伊國屋書店』の店員さんの爪が染まったらおしまいだと思うぞ」
 貴様もドコ見てる。朱雀。
 ソーセージやジャーマンポテト、ビフテキセットで晩ご飯。
 というか、ステーキセットで麦酒飲むのはよせ。朱雀。
 相変わらず中ジョッキで、顔が真っ赤だな。武田。

 で、興が乗ってきたので2次会。『パイネポ−』さんへ。ところが運が悪いことに、また閉店。残念。で、『カフェ。エルミタージュ』へ。
 島モノのシングルモルトのカスクなど頼んで話の続き。
 「実は、冬物の背広をあつらえようと思ってな。『紳士服の山下』へ行ったと思え」
 ああ、『紳士服のザザボラヤ』に吸収された奴な。
 「くだらないこと知っているニャ」
 「ともかくだ。安いスーツでも。そう思ったんだが、サイズが合わなくてな。店員さん曰く、『お客様はちょうどB体とE体の間ですから。もう少し太っていただけるとE体が合うんですが』と言われてしまった」
 私も、ワイシャツ3Lになってしまった。
 「なんで太るかな。飯も食ってないのに」
 「酒飲んでるニャ」
 いや、それは、ないだろう。アルコール自身はそんなにカロリーないぞ。
 「その通り」
 「でも、ニャ。上杉や朱雀。今日、この後、家に帰ってどうするニャ」
 そりゃあ、缶麦酒で、締めの一杯でもやるさ。
 「うむ、一人で好きな音楽でも流して、眠る前に一杯やるぞ」
 「で、それが質が変わってないかニャ」
 え?
 「一人暮らしになってから、二人とも、冷蔵庫には蒸留酒。親の目を気にせずコンビニのつまみ。じゃ、ないかニャ」
 う。
 「あ」
 「今日は、ウィークデイだけど、明日が休みだったら、朝までちびちび飲んだりしてないかニャ」
 ぐう。
 「いや」
 「なら、太るニャ」

 うわあああ、武田に正論言われてしまった。ダイエットだ。ダイエットしかない。


 1月13日 (金) あの頃のまま

 先日のことである。

 かの昔、『ブレッド&バター』というフォークデュオが存在した。(というか実は、現在も立派に存在していた。http://www.aosis-records.com/artists/A018494.html(2006,9,18リンク先消滅につき、リンク解除))
 冬ソナで一躍有名になってしまった『雅夢』などと、一緒に流行っていたとグループであった。(なんて、とんでもねー。1960年代デビューだった)
 何が言いたいかというと、彼らのヒット曲に『あの頃のまま』という名曲がある。

 自分は大学時代のまま、気ままに暮らしている。なのに、夕暮れの街で出会った友人は紺のスーツが似合うリーマンになっていた。

 そんな歌だったと思う。
 まあ、夕方の街。用があって大通りを歩いていた私は偶然、大きな鏡に自分の姿を見いだしてしまった。ジャケット着て、ネクタイしめて、歩いている。
 ジャージ着て、小学生相手に日々を送るという夢は、結局の所、果たせずに終わってしまった。結局、得たモノは、国立大卒業の肩書きだけだった。
 自嘲的にもなるではないか。

 学生時代、まさか、自分が、『あのころのまま』のリーマンの立場になるとは思いも寄らなかった。
 ジャージに身を包み。リーマンになった連中に、
 「おい。老けたんじゃないか」
 などと言得る立場だと、思っていた。なのに。

 「おい、何黄昏れてる」
 わあ、吃驚した。
 「もしかして、貴様、がまの油でもだすつもりだったか?」
 莫迦め。がまの油は、四面を鏡で囲まねば出ないモノなのだ。
 というか、二人で鏡の前に立つのは、非常に美観的に問題がないか? 朱雀。というか、なんだよをい、何で貴様がここにいる?
 「いや、今日は実は、街で研修会」があってな。で、講演を聴いて、本屋によって、帰ろうかなと思ったら、何と、見たことがある人間が」
 ううむ。実は、最近某最北端政令指定都市の雪祭り第一会場近くは、本屋のインフレが起きているのである。K国屋は駅前に移動、A日屋も駅前に移動。というわけで、現在本来の市の中心部には、漫画家の島本和彦氏曰く『リーブルはにわ』しかないのだ。
 「というわけで、良かったら付き合え。『ライオン』でビフテキ喰うぞ」

 ビフテキ。ビーフステーキの略。1960〜1970年代に(北海道で?)生まれた人間の幼児期にとってのあこがれ。ちなみに、この頃の人間にとって喰えるご馳走は、ブロイラーのもも肉であった故に、10年くらい前のアニメのご馳走シーンは、みんな鶏のもも肉だったという。なんたって、この頃の絵本で『象のビフテキ』ということばがあったくらいなのだ。

 ずるずる引きずられていく。私。
 というか、ステーキセット。ライス付きで麦酒を飲むのか? 朱雀。貴様、それではまるっきり大学時代ではないか。ビフテキのソースのしみたご飯で麦酒を飲むのは・・・。

 「ま、おそらく、武田もつかまるかな」
 得々とケータイデンワを取り出す朱雀。結局、昨年夏に持たされたくせに、スバルのネックストラップに、皮製のカバーとは。貴様、調子に乗っているな。私なんぞPHSだぞPHS。
 「あ、武田か。うん、今どこ。会社出るとこ。じゃあ、ライオンに来い。一杯やるべや」
 わあ、出た、熊言葉。

 なんだかな、結局、われわれはまだ『あのころのままま』なのかもしれない。


 1月12日 (水) ろくごまるに氏復活!(『刃を砕く復讐者 (下)』)

 さて、エンジンも暖まってきたし、そろそろ、空白の半年間の記録などちまちまとやっていこうかと思うのである。なにせ、なにせ、引っ越してから、予算圧迫のあおりを受けて、ろくに本も買えない、ゲームも買えない日々を送っているのである。必然、過去の作品に頼るしかないではないか。
 まあ、といっても、昨年頑張ったゲームといえば、『WA4』に『あやかしびと』くらいなのだ。で、特筆したい本となると、もうこのろくごまるに氏の『刃を砕く復讐者 (下)』くらいしかないのである。で、申し訳ないが、少々おつきあいいただきたい。

夏が来た!

 この一言で、全て片が付くであろう。夏が来たのだ。御同輩。以下ネタバレ。

 殷雷の体は、今までの酷使によってすでに長くはなかった。彼の生命を救うには砥石の宝貝を探すしかない。
 しかし、過去に龍華が操る殷雷によって最愛の存在を破壊された轟武剣が立ちはだかる。
 更に、鏡閃は和穂の死を条件に轟武剣に情報を流す。
 そんな状況を知ってか知らずか、和穂は、砥石の宝貝の情報を入手し、ある村へと向かうのだった。

 ええと、ええと。ええと。
 何で、何で『奮闘編』で回収されている導果先生と深霜が出てくるんでしょうか。いったい、どういう繋がりを考えているのだ? 『奮闘編』に出てくる宝貝は、本編に出て来ないのではなかったのか。

 導果先生の意味ありげな言葉。

 和穂たちがやってきたのは謎の村。そこでは、デジャブな戦いが繰り広げられていて。

 イラストと、本編の融合というか、なんというか。凄い。あの大帝のイラスト見て、で、あの状況を予測できる人間はいないって。いやあ、凄い。

 そして、轟武剣の能力とは。

 衝撃のラストが、読者を待つ。

 鬼引き。無茶苦茶。これで5年、待てと言うのか? 待つけれど。

 しかし、このラストはないだろう。果たして、どう、時間に繋げるつもり何のだろうか。

 1/19追記 『奮闘編』の新刊が2月に出るそうな。本当であろうか。


 1月11日 (火) さて、留守の間の記録を見てみよう

 留守の間の解析記録を見てみた。

 

 以上が、更新も出来ないでいた、昨年、10月1日から、本日、1月10日までの、本サイトの検索ワード一覧。
 やはり、『がんばれ、JUSTSYSTEM』関連が多いのだ。と、同時に『mixi』や『紹介状』が上位というのは何と言っていいのやら。

 2005, 8,17追記 本日をもってmixiの招待状配布を終了させていただきます。

 あくまでも、本サイトが、mixiの招待状を発行するのは、mixi内での『JUSTSYSTEM』支援のためである。ということをご理解いただきたい。
 で、6番目の『邏ケ莉狗憾』何のことかと思ったら、UTF-8で来てくださった方のようだ。『招待状』である。11番は『ジャストシス����を応援』、14番は『ろまんが』34番は『キャンペ��ン』ということらしい。データをエクセルからhtmlに変換して、エンコードをかえてみたら、一発であった。うむうむ。
 あと『ろまんが』『コンチ』『子供達をせめないで』『新井理恵』というワードが上位に並んでいるのは一寸吃驚なのだ。しかし、申し訳ないが、このネタは二度とこのサイトで語られることはないと思われる。
 新井氏の単行本は全て、処分してしまったのだ。残念ながら。あれだけの本を処分したことから、まだ、立ち直れていないのである。
 いや、ダメージが大きかったのだ。

 あと、『早瀬日如』って、何なのだろう。文字化けか? ググってみたらなんと、日蓮正宗のえらい方なのである。わからない。何で、そんな検索ワードが我がサイトに来るのであろうか? うちの早瀬は早瀬美奈である。乱読件如と、ごっちゃになったのか? 謎である。わからない。私は、政治の話はしても、宗教の話は絶対しないつもりでいたのだが。うーむ。

 とにもかくにも、こんな3月も放置されたサイトを、毎日10人近くの方々が訪れてくださっていたことに感謝申し上げます。
 ありがとうございました。ま、、ぼちぼちがんばります。


 1月10日 (火) いや、これはこれでありなんだろうけど(『Turning Fate starting from here』)

 今回のコミケで購入した、もう一冊。よく、お邪魔する『黒色彗星帝国』(http://imiju.hp.infoseek.co.jp/ 個人サイト故、リンクしません。コピペお願いします)さんの同人誌。完結編。
 私、この人の書くSS、好きなのだ。最初は通販お願いして、ご迷惑おかけしたのだが、最近はきちんと、メロンブックスで入手して いるのだ。個人的には、ひっくりFが、好きなのだ。アンリ・マ油、かわいい。パゼットさん強すぎる。
 だが、シリアスもなかなか味があるのだ。特に、アーチャーがアーチャーになっちゃった話なぞ、思わず、絶句してしまった。そうだったのか。
 いや、個人的には、やったことないのだが、二次創作も楽しいかなと思ったり。まあ、気力がなければいかんともし難いのだが。

 さて、本編。
 前にも言ったのだが、『Fate stay/night』のセイバー編は、脳天に衝撃であった。王道中の王道。あのラストはやっぱり、あのラストしかあり得ない。のだが、同時に、あり得るハッピーエンドを求めるのも、読者のサガである。
 というわけで、これはこれでありなのだ。あんまり書くとネタバレになってしまうのだが。うーむ、そう来たかである。英霊0

 をい、(以下ネタバレ)ラスト、セイバーのおなかに新しい生命って。

 しあわせだったら、それはそれでいいのだ。しかし、あの、セイバーがね。士郎がね。にやにや。である。
 そりゃあ、手紙には書けないよなあ。写真で解ってもらうしかないよなあ。
 個人的には、「ひっくりF」のこくこくはむはむセイバーが無茶苦茶モエなのだ。あれはいいものだ。

 なんか、壊れかけているのだが、もう一ネタ。『Fate stay/night』。アニメがそろそろ始まるのだが、予告DVDのできは結構良いのである。良いのだが、一寸心配なのだ。心配。
 我々は、過去に凄まじくできの良い本編放映前のプロモビデオを知っている。そう、知っているのだ。

 その名は、『ヘルシング』。あの、黒歴史である。黒歴史。はたして『Fate』は、って、比較するだけでもとんでもないことなのだろうか。ただ、心配ではある。


 1月9日 (月) 坂本龍馬が死ななかった日本(『蒼海の世紀 第二話』)

 今年のコミケの獲物は4つ! 
 などとコミケに行きもしないで戯言を抜かしたりするのだが。昨年30日に一時間半並んで買った『ラグナロク バトル オフライン追加ディスクVol2』は、我が愛機『早瀬』では動かず、『ひぐらし』はやる暇も気力もない。
 ゲーム用の、グラフィック性能に優れたマシンが欲しいなあ。考えてみたら、早瀬ももう2年半になる。まったく性能的には困らないが、ゲーム用としては、マトロクスの64Mでは、『オフライン』が動かなくてもしょうがないのだ。
 などと笑っていてもしょうがない。

 というわけで、『メロンブックス』に発注していた同人誌が届く。(どういうつながりだ?)
 2冊のうちの1冊がこれ、野上武志氏の新刊である。よくある歴史改変モノ。まあ、前回はドツボにはまってとっぴんしゃん。の時に発行されたのでレビューもしていないが、結構面白かったので、続刊を購入。

 日本の歴史改変の場合、太平洋戦争に入ってから改変するという無茶をやらないかぎり、日露戦争あたりから動かしていくことになる。
 ご丁寧なのは、尚歯会が弾圧を受けず、仙台藩が重農主義に走り、50年近く、開国が早まり、その結果国力が増大するというのがあったりするのだが。ま、大抵は日露戦争あたりである。(過去に敬意を持って大笑いさせていただいたのは、漢が成立せず、逆に、ローマ帝国が残って、ヨーロッパと東アジアが逆転してしまった世界というモノであったが、あれ、どうして続きが出なかったのかな。『竜騎兵』(青木基行著))
 まあ、個人的にも、この手のは色々考えたことがあるのだが、面白いものではある。

 朝鮮半島は李氏朝鮮の王子様が主人公なのは、前回からもろばれだったのだが、今回きちんとカミングアウト。しかし、繭型のお菓子というのは飴細工できちんとあったのだな。てっきり、蚕の繭を揚げた「ポンテギ」だとおもったので、えらい味覚してるな。この姉さんと、思ったのだが。ま、飴ならまだましかとおもったり。
 更に笑ったのは鈴木少尉。平家で、西軍で、奥羽列藩同盟。負けも負けたり1000年。というが、なんだったらもう一声。物部氏と、大友皇子側につけば、もう400年、敗北の歴史を延長できたのだが。

 あと、外伝的な話。まあ、よくある、若手士官が、古参兵の信頼を得る話なんだが、女の子だけの海軍の場合、なんか、「お茶会」っぽいなあ。と思ったり。しかし、生野菜、高いぞ。タマネギうまそう。(なぜ、現実に戻る)
 あと、前作のようなむちゃくちゃな環境には追い込んで欲しくないなあ。彼女たちは。設定が同じようなので、少々心配なのだ。


 1月8日 (日) 1〜2週間遅れます

 いや、AMAZONは便利である。現在、本屋に行く暇もない状況で、注文すればすぐ届くというのは何物にも代え難いのだが、ただ、AMAZONには独特の言い回しがあるようなのである。いやまいった。
 以下はまあ、他の人にはチラシノウラという奴かも知れないが、自分の覚え書きである。

 12月2日。
 『金枝篇―呪術と宗教の研究 (第3巻)』"J.G.フレイザー著を、一般書2冊、コミック2冊と同時に発注する。一応、2〜3日以内に発送とあったので、すぐ来ると判断したのだが、それが苦労の始まりであった。
 あと、私は別に機械神を呼ぶつもりはまったくない。ないのだが、しかし、この本、日本全国で何冊くらい出ているのだろうか?

 12月12日。
 『金枝篇―呪術と宗教の研究 (第3巻)』以外の4冊が発送される。

 12月14日。
 商品到着。コミック1冊に破損発見。実に紳士的な対応にて交換。

 12月16日。
 破損コミックを送り返す。

 12月17日。
 破損コミック到着。

 12月23日。
 『金枝篇―呪術と宗教の研究 (第3巻)』1〜2週間遅れる「発送が遅れている商品の注文をキャンセルするときは、Amazon.co.jpサイトの「アカウントサービス」にアクセスしてください」との連絡あり。

 12月24日。
 終末の街に出て、旭屋にて『金枝篇―呪術と宗教の研究 (第3巻)』発見。購入。商品をキャンセルしようとしても果たせず。

 12月25日。
 『金枝篇―呪術と宗教の研究 (第3巻)』AMAZONより発送。

 1〜2週間遅れるというのは1〜2日遅れると言うことですか? AMAZON。

 1月1日
 AMAZONに注文した「残商品3点」のゲームが4〜6週間遅れるとの連絡あり。
 今度はあわてず騒がず
待ちに徹する。幸いにして、なきゃないでいいのだ。『群青の空を超えて』のシナリオライターさんの旧作がちょっと興味を引いただけである。

 1月6日
 商品発送される。

 1月8日
 商品到着。

 4〜6週間遅れるというのは4〜6日遅れると言うことですか? AMAZON。

 ううむ。ま、『金枝篇―呪術と宗教の研究 (第3巻)』は、いただいたメール全てまとめて送らせていただいた結果、紳士的に返金いただけるようでほっとしているのだが、なかなか得難い体験をさせていただいたモノである。


 1月7日 (土) 旅行まとめてみました

 いや、なんかもう、2002年8月から旅行記録をまとめていなかったのだが。いつのまにか、こんなにしていたのだな。阿呆旅行。
 ただ、この昨年6月以降の旅行の記録は、現在、混乱の極にあって、発見できなかったりするのである。一応、2003年、2004年、2005年と全駅制覇はしたのだが。

道東最先端攻略戦 05,06,24 一泊二日 朱雀・武田・上杉
道の駅攻略。今年は各個撃破の予定です。まずは行きにくい根室を攻略。当然喰うのは白糠の豚丼。
網走贅沢旅行 05,05,28 一泊二日 朱雀・武田・上杉
網走に行って鯨を食わずに、オホーツクの海の幸を食す。これ以上の贅沢はない。
大水木展 05,05,22 日帰り 朱雀・武田・上杉
水木展、見てきました。
花見て一杯 05,05,07 一泊二日 朱雀・武田・上杉
今年も花見が出来ました。
道東、美味しいモノ巡り 05,05,03 一泊二日 久部氏・冴速氏・武田・上杉
網走の鯨、芽室のニジマス。
「いや、こういう旅は邪道だよね」と久部氏がいったまともな旅のまともでない旅行記。
戦慄、鯨祭りに美味を見た 04,11,06 一泊二日 朱雀・武田・上杉
鯨祭りです。鯨づくしです。日本の大事な食文化! いや、日本人で良かった。
これが生鯨だ 04,10,09 一泊二日 朱雀・ST氏
生鯨の尾の身なんぞ食いやがって。うらやましい。(発表済み)
04年度フンベHOFおおくまさん詣で 04,09,30 一泊二日 朱雀・武田・上杉
また、蟹喰いに行ってきました。(発表済み)
史上最大の作戦 04,08,08 七泊八日 朱雀・武田・上杉
それは、無謀な作戦なのかも知れない。道の駅全駅を一回の旅行で制覇する。無謀な旅に、莫迦者3人が挑む。
北へ帰る渡り鳥 04,07,18 冴速氏・朱雀
今日は東か、はたまた北か。渡り渡ってインプレッサ無頼。
鯨で一杯、芝桜が一杯 04,05,22 朱雀・武田・上杉
さあ、今年も来ました鯨食いの旅。
番外編 今年も来たぞ一之蔵2004 04,05,13 久部氏・上杉
一之蔵試飲会にようやく行けました。
牛タンと苺羊羹 04,05,04 一泊二日 久部氏・朱雀・武田・上杉
古本屋よって、牛タン喰って苺羊羹買って帰る。久しぶりの正統的な古本買い出し紀行であった。
函館が見えるか 04,04,29 一泊二日 朱雀・武田・上杉
「函館が見えるか武田」「見えるニャ朱雀」(中略)「俺は函館なんて嫌いだ。古くせえ街だと思ったよ。俺にゃ全然似 」合わねえ街だと想ったよ」という旅であった。
緑豆に注意 03,11,08 一泊二日 冴速氏・朱雀・上杉
それは、とても罪深いことなのかも知れない。人として禁断の行為なのかも知れない。しかし、鯨の脳味噌の天麩羅。それを食すため、我々は旅立つ。
カムイワッカ最終攻略戦 03,10,31 二泊三日 朱雀・武田。上杉
ネジがはずれた3人は、世界遺産となり、個人乗用車が来年から入れなくなるカムイワッカに最後のアタックをかけるのだった。
第二次道東道の駅の旅 03,10,24 二泊三日 朱雀・武田・上杉
朱雀は『宗谷の悲劇』を乗り越えるため、宗谷へと旅だったのだ。(そんなことはない! 朱雀談)
鯨再び 03,10,11 一泊二日 朱雀・ST氏
朱雀の職場の同僚氏とまたもや網走へ行ったそうな。羨ましくなんてないぞ。ないからな。
道東道の駅の旅 03,10,04 一泊二日 朱雀・武田・上杉
03年の道の駅攻略。全駅制覇のため、我々は旅立った。何をやっているのか。
馬飲鯨食 03,09,20 一泊二日 冴速氏・朱雀・武田・上杉
突然、冴速氏が来札したら、迎撃は網走しかない。というわけで網走までひとっ走り(するのは朱雀)
道北道の駅の旅 03,08,23 一泊二日 朱雀・武田・上杉
前回、天候悪化のため中断した道の駅攻略戦が再開されたのだ。
道南道の駅の旅 03,08,07 一泊二日 朱雀・武田・上杉
遂になまぬるラーメンの魔手は、遂に私にも振り下ろされたのだった。
厄日 03,05,11 日帰り 武田・上杉
いや、この組み合わせで旅行するから、何か起きるんじゃないかと思ったらその通りになってしまった。
長屋の花見 03,04,28 一泊二日 朱雀・武田・上杉
やはり、武田がいないと面白くないのは、中毒なのか。花見である。
上富良野で麦酒を買ってお家に帰ろう 03,04,27 日帰り 冴速氏・朱雀・上杉
しかし、武田がいないと旅は平穏だなあ。
宇宙放射線病にはフルーツ牛乳 03,04,26 日帰り 冴速氏・朱雀・上杉
さり気なく温泉なんて行ってからに。
南幌・滝川、甘藍・妹 03,04,13 日帰り 久部氏・朱雀・武田・上杉
話題だったキャベツ天丼。それはあまりにも巨大だった。
真の勇者 02,12,29 日帰り 久部氏・冴速氏・上杉
ニセコにいつも通り活性酒買いに行ったの旅。しかし、それは勇者を定める旅だった。
道央道死の走行(にならなかった) 02,12,29 日帰り 久部氏・上杉
牛タン食べに行こうとして猛吹雪。岩見沢で高速降りてうどんを食べました、まる。
クウガ求めて静内へ 02,11,30 日帰り 朱雀・上杉
『仮面ライダークウガ』求めて静内まで行って。なかった朱雀が負けたのか。へんなもの買っちゃった私が負けたのか。
池田町まで蟹喰いに 02,27,29 二泊三日 久部氏・朱雀・武田
定例、カムイワッカ攻略戦。しかし、私は参加できなかった。畜生。
でも、上には上がれなかったらしい。正義は勝つ!
なまぬるラーメンの恐怖 02,09,14 一泊二日 久部氏・冴速氏・朱雀・武田
室蘭の『焼き鳥』を喰う。それだけの旅が超兵器『なまぬるラーメン』によって恐ろしい戦いとなったのだった。行かなくて良かった。
ただ、鹿肉弁当のためだけに 02,08,14 日帰り 朱雀・武田・上杉
前回、喰い損なった鹿肉弁当。それだけのために西興部への旅が始まる

 


 1月6日 (金) がんばれメイヴちゃん(『助けて! メイヴちゃん』

 今頃ではあるが、こんなもの、見てしまった。いや、武田が持ってきて、置いていったDVDである。
 実は、私が唯一、自分の意志で買うのをやめたDVDだったりするのである。どっとわらい。
 そりゃあ、金がなくて買えないでいるうちに商品が店頭から消えてしまってなんだかな。といったアニメ『ウルフズレイン』や『ガングレイブ』はあることはある。
 ただ、これらは買う気はあったのだ。買う気はあったんだけどね。ということなのだ。更に言っちゃうと、中途半端に集めちゃったから困っている『アルジェントソーマ』なんてもあったりするのだ。(1・2・3・4・5・7・8・9だけあってどうしろと?ボックス買いも出来やしない)

 あと、朱雀ははやく『怪奇大作戦』の3巻以降を買うように。

 閑話休題。
 『OVA 戦闘妖精雪風 全5巻』この1巻で戦闘妖精雪風、終わらしてしまってはダメダメだろう。書かなきゃいけないことを書いていなけりゃだめだめだ。ということだったのだ。
 故に、この作品も一切、見る気もなかったのだが。なんだが。

 可愛いじゃないか「コンチ苦笑」。苦笑するけどラブリー。いや、主役がメイヴちゃんと言うところがどうかと思うが。(個人的にはスーパーシルフちゃんだなあ。いや、やっぱり零の愛機はスーパーシルフじゃないとという意味で。キャラの構成から言うと、ツーちゃんが・・・)
 なんかね、OVA版の『天地無用』のエンディング見ちゃったようなほわほわ感に包まれてしまったのだ。ラブリー。
 物語も莫迦みたいに王道。
 あと、台詞の端端に出てくる、神林長平氏の著作の名前が大笑い。うははははは。私、一応全作品持っているのだ。でもって、私の国産SFベストは『七胴落とし』なのだ。全身に鳥肌が立って、読了後、その感動を劣化させるのが怖くて封印してあるのだが。そんな私が大笑い。いや、たいしたものだ。
 しかし、ここまでの作品を作れるほどの愛のある連中が、何で、何で、『戦闘妖精雪風』をあんな作品にしてしまったのだろうか?

 で、引用した3年半前の『呆冗記』読んで最近の事象に思いをはせたり。
 児童文学の最長(だったはず)シリーズ。「ズッコケ三人組」シリーズ。確か、一昨年の末に完結したはずだが、続編が出た。その名も『ズッコケ中年三人組』って。

 「中年」の3人が住む06年の街は不況の波を受け、40歳前後の3人は家庭や仕事に悩みを持つ。やんちゃなハチベエはコンビニを経営する一方、スナックのママに熱を上げる。おっとり型のモーちゃんは勤務先が倒産してビデオ店でアルバイト中。理屈屋のハカセは教師になったが、学級崩壊状態だ。そこに小6時代に対決した窃盗犯が再び現れて——。(http://book.asahi.com/news/SEB200512210002.html

 は、ないと思うのだ。いや今年まで小学生が買っていた本なのである。それなのに。これは。いくら作者でも、やっていいことと、悪いことが・・・。あるよな。あると行って欲しいのだ。(あまりのことに自信喪失)


 1月5日 (木) あやかしけものたたかいのきろく(『妖獣戦記』)

 というわけで、今年ももう5日。信じられない。信じられないのである。なんだこりゃあ。なのだ。
 が、ともかくばたばたしちゃっているので、つらつらと。

 『妖獣戦記 嬲NABURARE』
 4日の日に見つけちゃったのが、この本。信じられない。
 ともかく、このサイトは全年齢なのだが。AMAZONも全年齢で検索できちゃうのでいいのかと。(良くない!)
 しかし、『妖獣戦記』のアンソロジーとは。新作できたのかと勘違いしてしまったではないか。残念ながら、新作は出ていない。2003年の3月に発売の本である。しかも、この本、第7刷って。
 久部さん曰く。
 「需要があるのかい。これ」
 あるらしいです。マジ。というか、買ってしまった莫迦、ここにいるし。
 何と言っても、『妖獣戦記』はわたしがこっちの作品にはまるきっかけになった作品である。うーむ。懐かしい。
 骨太のストーリー。はかなげなキャラクター。エチシーンはほとんどスルーしてしまったのだ。
 だから、以後、某サイト系の方々が言う「エロの薄い」「エロゲーである必要がない」ニトロプラスのようなゲーム一直線になってしまったのだが。それは別の話。
 牧野靖弘さんや、真行寺たつやさんが書いてるじゃないですか。うーむ。しかし、みんな触手ゲーってとらえ方してるんだな。このゲーム。
 あと驚いたこと二つ。
 一つ目、何と2004年10月にこのアンソロジー。続刊出てます。『妖獣戦記 辱』。なんとまあ。需要があるんだ。やっぱり。
 二つ目、おとろしいことに、もう一つニュース。この冬、出ます『妖獣戦記 A.D.2048 真・説・序・章』(すみませんがここ18禁のリンクです)。しかし、原画が、さえき北都さんとか。うーむ。なんで、広崎悠意氏じゃないんだ。をい。あのシリーズは私の中でシリーズ物としてはベスト なのだ。ええ。ベストなのだ。でも、原画が違うなら買わない。絶対に。
 windows版の『妖獣戦記』ってXPで動くのだろうか。

 個人的には一に冴子、二にハルカであった。冴速さんはアルファだったらしいが。

 ただ、やっぱりあの、スクリーンセイバーの必殺技には敵うまい。アユミを中央にデフォルメされた妖獣がおどりまくる。

 「妖獣が やってくる どこどこどこどこ やってくる」

 実は、一時期、私の職場のPCのスクリーンセイバーがこれだった。(あまりのデフォルメに、だれも気がつかなかったが)

 あんまり、やってると女性の読者の方(有り難いことにいるみたい)に引かれるので、この辺で。さすがに触手だものなあ。

 つう、訳で『みのすぎ』さんの口開けに一日遅れ。
 残念ながら、今年の最高の日本酒を飲み損なう。だけど、やっぱり美味。今年も美味しい日本酒をお願いします。マスター。


 1月4日 (水) あ、忘れた

 一日、久部さんと遊んでもらって(朱雀は昨晩の内に帰った。つきあいの悪い奴ではある)の夕方。いや、実は今日のボロ車小旅行でとんでもないモノを見つけてしまったりしたのだが、それは後日。
 「あけまして、おめでとうニャ」
 おお、武田。おめでとさん。おめでたいのだ。実におめでたい奴からの電話である。だいたい、二日に会っただろうが。
 「松の間の挨拶は『あけましておめでとう』ニャ。これから、お年始に、朱雀の家に強襲をかけるのニャ。上杉も来るニャ」
 いや、昨日会ったし。
 「何とニャ」
 あ、しまった。
 いや、昨日、久部さんと朱雀とヤマト見倒した。んで、俺は今日一日、久部さんと美しが丘のコーチャンフォーに遠征かけたのだ。
 「どうして、僕を呼ばないかニャ」
 いや、忙しいと思って。
 「自慢じゃないけど、僕はいつも閑ニャ」
 確かに自慢じゃない。
 「ともかく、行くニャ」
 というわけで、新年早々、また、朱雀と会うことになったのだ。

 「なんだよ一体」
 「これ、おみやげニャ」
 珍しく武田がピザハットの袋を差し出す。
 「麦酒は朱雀ニャ」
 買わされた。
 「ピザハットの割引券もらったから使ったニャ」
 なんか納得する私と朱雀である。まあ、いいけどさ。
 というわけで『0069 北京から愛を込めて』など見始める。しかし、濃いな武田。

 「じゃあ、去年、得たモノと失ったモノを語るニャ」
 いいかげん、酒が入ってきてから武田が言う。
 「僕は、彼女が出来て、自由を失ったニャ」
 ・・・。さっきと言ってることが違う。
 「をい。本当なのか?」
 いや、去年、のシングルベルも来なかったし可能性はないわけでもないというか、あり得ないというか。
 「信じられん」
 まさか、笠木忍さんとか、天海麗さんとか言うんじゃないだろな。
 「だれ、それ」
 久部さんから、今日教わった。詳細はググッてくれ。ここ、全年齢だから。
 「何となく解った」
 さすが、私よりつきあいが長いだけある。
 「そこ、何言ってるニャ」
 いや別に。
 「じゃあ、俺な」
 おお、朱雀。
 「得たのは白髪、失ったのは結婚しちゃった飲み友達だった職場の友人」
 ををを。それは。やっぱりそうだろうな。
 「あと、何とかしなくちゃならないのが、クリスキットな。3月末に製造中止になるらしい」
 え、それ、マジか? 俺は、去年オークションで入手したから問題ないが。でも、おまえ嫌いだったんじゃないのか? 球管アンプフェチ。
 「それは、それ。これはこれだ。実はテクニクスのスピーカーユニット入手してあるし」
 わけわからん。
 「じゃあ、上杉ニャ」
 俺か、俺は失ったのは喫茶店『WELCOME』。なくなってしまったのだ。
 「何と、『ダイナマイト定食』が喰えないのかニャ」
 ああ。そういうこと。11月頃、いっぺん晩飯食いに行って、閉まってた。跡地はスープカレーの店になるそうな。
 「はあ、あのハンバーグとチキンカツ。それに丼大盛りのご飯にみそ汁の定食が二度と食えないとは」
 去年はばたばたしてて、結局一回も行ってないからな。
 「気にはしていたんだが」
 あと、得たのは体脂肪と体重。
 「哀しい話ニャ」
 ほっとけ。

 というわけで、今晩も酒宴の夜は続くのだった。

 深夜になって思い出した。
 あ、今日、『みのすぎ』さんの口開け、忘れてた。


 1月3日 (火) 無茶苦茶久しぶりの久部語録

 なんだかんだと用事を済ませてから、夜、久部さんを始めて我が家へお迎えする。考えてみたら、ばたばたしていて1年以上、泊まりがけで遊んでいただいた記憶がない。なんだか寒々としてしまうではないか。しかし、なんで、朱雀、貴様がいるのかな。
 「だいたい、久部さんは俺のバイト先の社員さんだったんだぞ」
 確かに。

 「いやね、『Gのドン・キホーテ』というのを考えてみたんだけどね」
 はあはあ。
 「ドン・キホーテ:ギャン
  サンチョ・パンサ:アッガイ
  ロシナンテ:ザクレロ
  姫がキシリア・ザビ」
 姫がキシリア・ザビですか。
 「でね、風車はマスター・アジア(友情出演)」
 しょっぱなから絶好調である。

 酒やつまみを用意して。DVD鑑賞会。しかし、これはなんと『吸血鬼 ゴケミドロ』ではありませんか。
 「うん、救いないよね。この映画。子供の頃見て凄く怖かったんだよ」
 確か『KILL BILL』の空の色が、これでした。
 「そうそう、アレ見たときは笑っちゃった」

 ともかく、お持たせでDVDというのも申し訳ないので『宇宙戦艦ヤマト』から見始める。
 はっきり言って、今の目で見るといくらでも突っ込める。それでも名作ではあるのだが。
 「これ、ガミラス軍、単なる駆逐艦なんだよね」
 ええ、そうです。
 「なのに、地球の戦艦である沖田艦が、手も足も出ないんだよね」
 「でも、実体弾だと結構効果があるんですよね。ほら、当たった」
 「後半は、ブラックタイガーの機銃弾で沈んでたよね」
 確かに、アレは謎であった。
 「お、出た。『古代の船がついてきません』。僕ね、最初「古代」って名字だと思わなかったもんだから、そんな古い船、どうしたんだって思っちゃってさ」
 そんなあ。
 「そういえば、PS2のゲームで、古代の兄さんの設定が変わっちゃってるんですよね」
 なに?
 「はあ?」
 「『ゆきかぜ』は酸素発生装置に故障があって、どうあっても地球へは帰れなかった。故に殿をつとめたということらしいです」
 「どうして、そういうことするかな。だったら意味が全く変わっちゃうでしょう」
 確かに、帰れるのに、死んでいった戦友達のために、残るのと、帰れないから、残るのでは意味が全然変わってくるではないか。

 さあ、いよいよ敵空母に発見されるヤマト。
 「でもさ、原始的だよね。照準くらい、オートでセットできないとダメだよね」
 「ええ、それに、ヤマトって、乗員280名位なのに、主砲1問に一人ずつ配置してるんですよね。あれ、古代が照準付けるんだったら不必要でしょう」
 確かに。言える。
 「でもさ、この世界、凄く原始的なんだよ」
 「はあ?」
 はい?
 「だって、ドメルさ、ワープロじゃなくて、タイプライター使ってたでしょ」
 『ヤマトに遭遇、侮りがたし』。確かにそうであった。

 こうして夜は更けるのだ。


 1月2日 (月) 幸先良いぞ2006(『ハリ−ポッターと炎のゴブレット』)

 さて、ここ数年、ずっと果たせなかったのである。それは何か? それは! それは! 『ランバン』さんでの新年最初の客になることなのだ。ランバンさんに通うようになって既に20年近く。ところが、ここ3年、あるお客さんのおかげで2番目に甘んじていたのだ。
 たかが喫茶店の最初の客と笑うなかれ。これが出来た年は平穏無事。これが出来なければ、もう無茶苦茶。というのが実は経験則なのだ。
 というわけで、マスターの許可もらって。開店10時の30分前に行っても良いことにしてもらったのである。

 で、9時についちゃったではないか。

 莫迦である。マスターには笑われるし、仕方がないので
 「少々時間潰してきます」
 といったのだが、
 「去年はそれで、最初さらわれたしょ」
 との温情厚いお言葉で入店。最初の客ゲット!
 しかしね、もう一人のお客さん、私も反則だが、9時15分に来るのはどうかと思うのだ。でも、これでいい年になるに違いない。

 冴速さんや朱雀、武田もやってきておめっとさん。
 で、朱雀、武田と新年ロードショーを見に行く。冴速さんは用事があるとかで、3時にもう一度ランバンで会うことにして別れる。
 さて、『炎のゴブレット』だが。
 一言で言うとわけわからん。
 いや、原作読んでる人間には解ります。解るんだけど、解るんだけど。原作の厚さが倍になってるのに、上映時間が同じだったら、訳もわからなくなるよな。といった感想しか持ちようがない。
 たしかに、原作を知っている私や朱雀は何とかついて行けたが、原作を読んでいない武田にはちんぷんかんぷんだったらしい。まあ、あいつはつねにアレな男ではあるが。
 しかし、原作のハイライトシーンが映像となって迫ってくるのはなかなか快感。ドラゴンとの戦闘とか、水中戦とか、「あの人」との戦いとか(これだけちょっと、消化不良。もう少しやってくれてもよかったのに)
 あと、エマ・ワトソンがりっぱに女の子から女優になりかけていたのと、ダニエル・ラドクリフがもう、子供じゃないのに、ルパート・グリントが映画の前半で、男の子が中学生後半か高校生前半に通過する小汚い感じだったのが笑えたりするのである。いや、後半はこざっぱりとしていたが。
 ただ、あと3作は絶対にダニエル君、もたない。これだけは確かであろう。断言するのだ。(1月9日追記 『不死鳥の騎士団』はダニエル君で行くようである)
 しかし、腐女子の皆さんは、サービスカットの入浴シーンで良からぬ事を考えられたりするのであろうか。

 映画見終わって、『ランバン』から『ライオン』へ。
 冴速さん曰く、「東京でジンギスカン大流行なんだわ」とのこと。だからおつまみジンギスカンを頼んだりして盛り上がる。
 その後、『パイネポー』さんへ流れようとしたが、開店は8時。時間は6時、仕方がないので牡蠣のメニューが出ていた『忍月ガーデン』へ。
 冴速さんは明日帰京。今度はGWとか、お疲れさまである。


 1月1日 (日) 謹賀新年

 新年、あけまして、おめでとうございます。昨年中途より更新のなくなった本サイトではありますが、『夢民書屋』をよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。

 今年は自宅での一人の飲酒。
 飲み会の後の缶ビール。
 ご飯のお代わり。を禁じ、
 雪が溶けてからの通勤におけるボロ車の利用禁止。
 踏み台昇降運動の励行。
 などで、体調の維持を図り、無理矢理にでも趣味の時間を捻出し、なんとか『あぶのーまるしあたあ』更新を行いたいと思うものであるのだ。ともかく、酒飲んで酔っぱらう暇があったら小説の一つも書け。と、そういう訳なのである。(思うだけなら猫でもするのだが)

  と、まあ、 去年書いたのだが、全然、やっていないのである。ダメダメなのだ。酒は飲む、体重は増える、もう、飯食うのと酒飲むのだけが楽しみの人間に、ダイエット? といった感じなのだが。何とかしないとなあ。

 しかし、去年は本当に激動の1年間だった。突然の引っ越しはすでに大敗走の様相を呈し、仕事は無茶苦茶だし。まあ、いいか。

 閑話休題
 今年の大晦日は、 結局大酒浴びて9時前に寝てしまった。というか、去年鳴り物入りで購入した宇宙大作戦のDVD、全然見てないじゃないか。(大笑い)
 で、いいかげん年も明けた午前5時、4年目の自宅近くだった神社に初詣と洒落込んだのだ。昨年は大吉だったのにとんでもない目にあったのだ 。もしかして、私の心がけが悪かったとでも言うのか? 多分そうなのだろうな。きっとそうなのだ。今年は果たしてどうなったのか。

 風吹けば
  風吹く
   まヽに
    港良しと
     百船千船
      うち
       つどいつヽ

 何事も繁盛して心のまヽになるけれど心に油断があってはならない 只今おり来年のことをよくよく考えてやりそこなわぬ様十分の注意をしておきなさい

  そうか、どうやら、今の職場もここまでなのだろうか。仕方がないなあ。少し貯金しなくちゃならないのであろうか。しかし、引っ越したばっかりで金がないのだ。困った話である。

 運勢 大吉

 うわあ、大吉である。大吉。今年も最低なのだろうか。

 願望 思う通りになる はやくて吉
 待人 おとづれなく来る
 失物 男子の知ることあり
 旅行 吉 盗難に注意せよ
 商売 利益少なし
 学問 安心して勉学せよ
 相場 売れ 少しは利あり
 争事 勝つがすすむはあさい
 恋愛 自我を抑えれば大吉
 転居 急がぬが方よし
 出産 やすし心おだやかに
 病気 軽し なおる
 縁談 自己主張を慎むこと 誠意が相手に通じ大吉

 考えてみれば去年、転居は急ぐがよろしだったのだよなあ。しかし、今年の道の駅の旅は盗難に気をつけねばならない。商売や相場はやる気もないし、病気もなおるそうな。 肥満は病気だったかな?
 去年危なかった学問も今年はOKである。
 流石は大吉である。
 しかし、だ。しかしである。しかし、しかし、しかし!
 恋愛  今年は自我をおさえろって、私恋愛で自我を振りかざしたこと一回もないのだが。転居は当分する来もないし。まあ、仕事首になって家賃払えなくなったら出て行くしかないか。縁談  だから、私がいつ自己主張しました? おとなしいもんです。もう、ジジ、村下孝蔵の『詠み人知らず』唄っちゃうぞ。である。
 今年も結局、ネタになる一年なのかも知れない。
 今年もよろしくお願いいたします。(06,1,1)


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