ひたすら趣味に走る日記のようなもの
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5月31日(土)
職場に戻って土曜出勤。
今日の一冊
『魔法戦士リウイ 紅炎のバスタード』 細雪純
理不尽ですぅ! もこれでおしまい。しかし、リウイって、実は細身の神経質そうな兄ちゃんだったことを知る人間はどのくらいいるのだろうか。あれって、完全に黒歴史化しているのであろうか?
しかしなあ。今のリウイはバカ丸出しではないか。結局の所、初期の設定では、例の大軍師に美少女達に傅かれた王子様が敢然と挑戦するという話だったのだろうが、今の設定では、罠があることも解らずにつかつかと踏み込んでいって、罠があったこともわからずにぐしゃぐしゃに踏み荒らす、バーバリアンの王子様と言った感じがするのだが・・・。
あと、絶対に見たくないのは、リウイが認知されたシーンで、王子様ルック。下はタイツって、絶対に見たくないのだが・・・。
あと、コミック版は絶対にリシャール様も阿呆であることよ。これで国が保つのか? をい。
5月30日(金)
今日も出張。夜、飲み会。
今日の一冊
『賽の目繁盛記R 4』Dr.モロー
いや、本屋でびっくりおのろいた。掲載誌の消滅によりもしかしたら、3巻でおしまいかと思っていた名作が復活しているではありませんか。いいなあ。これ、テーブルトーク囓った人間にはたまらない話なのである。
今回は、新パーティの中でのしーちゃんの活躍なのだが、なかなか。
あと、「ナガイジンセイコウイウコトモアルサ」にはぐっと来てしまった。そうだよな。ナガイジンセイコウイウコトモアルサ。
しかし、ここで切るか、ここで。をい。なのである。これから面白くなりそうではないか。エルフの魔導師ラストゥラスと、拳術士、ラスの関係はいかにもありそうなのに、なのに、続く。酷すぎるような気もするが。ま、新刊が出る可能性があるだけでもよしとしよう。
5月29日(木)
一日、出張。その1
今日の一冊
『嫁洗池』 芦原すなお
実にもってこなれている第二冊目。こういうキャラクターものは、ルーティンがいかにうまく動くかで決定されるわけだが、これは実にうまく機能している。たいしたものである。
しかし、、初期のあっちこっちからいろんな事件が舞い込んできて、という設定の方が、面白かったかも知れない。2冊目はほとんど河田さんの持ち込む警察の下請け状態になっているのが残念。
そして、殺人事件限定というのをもう少し、緩められたら、一種の『黒後家蜘蛛の会』(ヘンリー、君はどう思う)のような感じで、それはそれで面白くなったんじゃないか。そんなことを考えてしまったりもするのだが。
しかし、真面目に讃岐は食べ物が美味しそうだなあ。それでも、行ってみたいなあとは思わないのが精神状態が完全にフリーズしている現状を如実に表しているのかも知れない。
5月28日(水)
仕事が忙しい。しか書くことがそれしかないというのも哀しい話だ。
呆冗記440話『A5』
今日の一冊
『ミミズクとオリーブ』芦原すなお
『スサノオ自伝』の作者と『青春デンデケデケデケ』の作者が同じ人とは思わなかった。『スサノオ自伝』は文庫版を大変面白く読んだのだが。
偶然、本屋に入って新刊の『嫁洗い池』を発見。いや、新聞広告で何か面白そうだなと、読書アンテナが叫んだのである。こういうカンは良く当たる。で、軽く読んでみたらおもしろそうだったので、第1巻のこの本と一緒に購入したのだった。
前書きが長くなった。この作品は典型的な安楽椅子探偵ものである。
45才の中堅作家と、4才若いその奥方。この奥方こそ、素晴らしい安楽椅子探偵なのである。
初期の作品は依頼主も、いろいろとバラエティに富んでいて面白いのだが、だんだん友人の河田が持ってくる殺人事件オンリーになってしまうのが微妙と言えば微妙である。
しかし、もしかしたら、それは付け足しかも知れない。(ミステリーに謎解きが付け足しとは酷いことを言うが)これは奥さんと主人公のキャラ造形と讃岐の食物こそがメインなのではないだろうか!
ということで以下、明日。
5月27日(火)
地震があった。大きな地震。いや、仕事してて、なんか目眩がしたような気になって。目眩がおさまらなくて、こりゃ逝ったかな? いよいよ脳からばんばん出血でもしたかしらん。などと思ってしまいましたが。私は元気です。
今日のニュース
5歳児が埼玉から名古屋まで大冒険。
いや、いいなあ。こんな話はちょっとない。5才ですぜ。5才。そんな子供が大冒険。いや、無事に保護された結果から遡って話題にさせてもらうのだが。5才で、東海道新幹線に乗りたがり、で実行してしまうこの凄さ。いや、立派なテツになるであろう。
しかし、親御さんは生きた心地しなかっただろうなあ。朝11時から午後10時半までの行方不明。日本がいかに安全な国か再確認するとともに、その間、誰もその5歳児に気がつかなかったのだろうか。その辺り、日本人の人情が確実に薄くなったような。5歳児がひとりでちょろちょろしてたら気にならないのであろうか? 私は気になる。改札機の自分の後ろをついてくるあたりに親御さんのいない5歳児がいたら絶対に気になるのだが。
ま、先だってもヨドバシカメラでそんな幼児見つけて、店員さんと相手していたら、若い父ちゃんが礼も言わずに連れてったが。私の感覚はずれてるのであろうか。
あと、もうひとつ。幼児の無賃乗車代金はやっぱり3倍請求でしょうかJR。
5月26日(月)
なんだかな。なんだかな。誰も知らない所で、仕様の変更。計画の立て直しは私。クライアントは神様です。でもって、いろんな人に恨まれるワタクシ。
今日の一冊
『るくるく 2』あさりよしとお
いや、一種不条理ながらなんかほのぼのしてしまう変な(褒め言葉)マンガの2巻。
いや、悪魔が、地獄が人間であふれそうになっているので、世直しと人助けを行う。この設定だけで大拍手できるのだが、その代表者としてやってきたのが、るくるくという美少女。そして・・・という由緒正しき『ドラえもん』的マンガ。
いや、このるくるく嬢が可愛いの可愛くないのって・・・。
最高に可愛いのはやっぱり『のりまき≠すし飯+もみのり+かんぴょう+しいたけ+でんぶ+高野豆腐≒ちらし寿司』の時の顔かなあ。と。カラーページのるくるくはイマイチである。(力入っているけど)
ただ、今回、裸のお姉さんが出てきたり、なんなりでなんか大きく動きそうな、このままでも良いような微妙な感じなのである。あの『ワッハマン』のような伏線がばちばちとはまっていくようなドラマになるのであろうか? そのあたり期待大である。
5月25日(日)
やっとこ畳が3畳分、見ることが出来た。ゴミは70リットル袋に三つ。なんじゃ、こりゃあ。
今日の一冊
『セルフィス様は馬耳東風』弐宮 環
新人さんの作品。
うーむ。ストーリー小説のようであり、キャラクター小説のようでもある。後書きで編集部が「氷山のような小説」と言っているが、新しい設定が出た瞬間に、なんとなくラストまでのパターンが読めた。ま、朝日ソノラマ文庫創刊以来の読者である38になんなんとする人間に読めても、若い連中には読めないのかも知れないが。ただもう少しパターンを考えてもええんではなかろうかと思ったりするのだ。キャラの初期配置や、動機の点がありきたり。
ま、んなこと言ったって、私に書けるか、というのはまた全く別の話である。
しかし、パターンは尽きているのであろうか? たぶん、そうに違いない。
などと馬鹿なことを言うつもりはない。だって、小説のパターンなぞ、神話の時代に出尽くしているのだから。後は味付けだよな。などと思ったり、思わなかったり。
5月24日(土)
一日部屋をかたづけたつもりだが、片づかない。困った話だ。
呆冗記第439話『ある日のバーで』更新。
今日の一冊
『伝説の勇者の伝説 3』鏡 貴也
結局の所、ヤン・ウェンリーは常に葛藤をもっていた。それは、民主主義と絶対主義の葛藤であり、無能なシビリアンコントロール対しての葛藤であった。それが、ライナ・リュートには無いように見える。
彼にとっての葛藤とは、単に眠いのに働かなければならない。と言った程度のもののように見える。(見えるだけであることは、今回ではっきりと明らかにされるのだが)
結局の所、ヤン・ウエンリーの廻りには賛同者しかいなかった。いや、確かに皮肉な目で見ているシェーン・コップのような人間もいたことはいた。しかし、積極的否定者は存在しない。それが、ライナ・リュートにはてんこ盛りである。フェリス・エリス、シオン・アスタール。
しかし、どうも、ヤンよりライナの方が遙かに楽しそうなのはなぜだろう。
やっぱり人は賛同者だけでは生きていけないのであろうか。
やっぱり山有り、谷有りの方が良いのであろうな。そんなことを考えるのである。うむ。
しかし、私の現実のようには、こんなには必要ないぞ。莫迦やろう。
5月23日(金)
直前で設定変更。いやはや。
夜、得難い経験をした。ありがとう。だな。
今日の一冊
『冷静と情熱のジルバ』あおしまたかし
時として、勝利は、毒になりかねない。
日本は日露戦争でそのことを嫌と言うほど思い知ったはずである。
そして、彼らも、その毒にあてられていた。
しかし、それを赦すような先輩達ではなかったのである。
じゃんじゃじゃーん。なのだ。
相変わらず主人公は無駄に丈夫であるし、ヒロインは無駄に電撃ぶちかます。
で、相手役は、真の名門校のスーパールーキー。主人公達とは出来が違うがしかし、心には闇があった。
で、主人公の莫迦コンビがその闇を打ち払うのだが。これって、ライバルを一人増やしただけの結果に終わらないであろうか。そう思う私は汚れたのであろうなあ。
5月22日(木)
なんとか仕事をこなす。と思ったら困った話だ。まじかよ。をい・・・。をい・・・。はあ。(泣
今日のDVD
夜、ヨドバシに行ったら『ビッグ・オー セカンドシーズン』『ガンパレードマーチ』『ウルフズ・レイン』を売っていた。
をい。困った話なのである。だって、『ヒートガイJ』を買っているのだ。
『ビッグ・オー』はドロシーのためにも、絶対に買わなければならないのだ。
『ガンパレードマーチ』はともかく、試して見なければならないのだ。
『ウルフズ・レイン』は、『カウボーイ・ビバップ』の連中が作っている良作アニメの予感なのだ。
で、普通版が発見できないので買っていないが『グラヴィオン』も欲しかったりするのだ。
金が足りない。まじでマンガを精選してDVD買わなくちゃならないかも知れないのである。
PCのパワーアップもせにゃならんし・・・。物欲、限りなしである。
5月21日(水)
『A5』入手。いや、面白い。仕事は相変わらず死ぬぞ。をい。
今日の一冊
『アーゥイン英雄伝 2』北沢 慶
ええと、初代、逃げ足だけの英雄と、三代目、思い込みだけの英雄。思い込みウザイである。
主人公が北沢氏にしてはいまいち覚悟不完了。と思いきや、3冊のおつきあい(予定)とは。うーむ。今回は覚悟するまでの話なのだな。納得。こういうのも書いてみたいのであろう。エルリクなんぞ父ちゃんの話でじっくり覚悟完了であったからな。
しかし、この二人に対して、二代目の、本当に能力のある英雄。この人の物語も読んでみたかったのだが。この人の葛藤も凄まじいものがあると思うのだが。(実力がありながら、それでいて父親の作られた名声には決して追いつかない)ま、それだと普通のファンタジーか。
ともかく、覚悟終了した主人公が、今後どのように動いていくのか、少なくとも1冊目終了時にしっかり他の北沢主人公と同様に覚悟完成であるから、今後がひたすら楽しみなのである。
5月20日(火)
なんだかな。計画の条件がころころ変わる。夜、飲みに行ったら、良くあれだけ飲めたもんだ。
呆冗記第438話『静かなる朝のために』更新
今日の一冊
『ブルースター・シンフォニー 下』岩佐まもる
ま、私も「種なし若隠居」の架空歴史小説の設定は持っているからあんまり偉そうなことは言えないが、しかし・・・。
結局の所、この世界の貴族出身だった主人公。この世界は女系なんだそうで、貴族の男は種馬でしかない。その種がないんで貴族世界にいられなくなってラッパ吹きやってる。
結局の所、彼にとって世界は不確定。種無いだけで貴族社会からいられなくなってしまったのなら、今のオーケストラのラッパ吹きとしての世界も確たる存在感を持って彼には認識されていない。なにかで簡単にひっくり返る。
言いたいことはわかるし、作者は、そんなことはないんだ。そんなことで世界は変わったりしないんだと言っているんだが・・・。(よって即古本屋行きはなし)
でも、基本設定が安易だろう。種を魔術にしても良いわけだし、少女と実の親子関係ないのの証明は別に他の手段でもいいのではないか? そう思うんだけどなあ。作者は、この設定でもらった! とでも思ったのであろうか。
5月19日(月)
新たな一週間。しかしだ。この忙しさはなんなんだ。
今日の一冊
『ブルースター・シンフォニー 上』岩佐まもる
え、例のドラゴン競馬(いや、競竜)小説の岩佐氏。違う展開で小説を書いていた? 既に2冊、上下編で完結し、これが3作目である。いや。見逃しておったのだ。
で、本屋で見つけて即購入。わくわくしながら読んだのだが。
違和感。
まず、オーケストラというものの知識がないので、どうしようもない。どうも、楽器持つ人に偏見があるのか(アルのであろうなあ)感情移入が出来ないのだ。絶対音感がどうしたのだ?と言った感じである。結構重要な話なのだろうが。
で、次ぎにあれだ、ネタバレにもならないと思うが、主人公に「パパ」と言ってくる少女が現れる。これが実の娘でない理由に、種なしを持ってくる安易さ。
「だって、俺種無いもん」(意訳)
うーむ。ミラクル少女アンイーちゃんである。
そりゃあ、楽だろうがね。設定は・・・。しかし、岩佐氏、好きだったんだが。
ま、下巻もあるので読んでみましょである。(ダメなら即古本屋直行)
5月18日(日)
一日、寝て過ごす。
今日の一冊
『エイリアン9 エミュレーターズ』富沢さとし
これまたわけわかめ。好きな方、申し訳ない。これ、『エイリアン9の』キャラが動くのかと思ったら、なんか、先生が活躍してるし。訳がわからなくなっているのである。困った話なのだ。女の子達の動きも良いし、アクションシーンも結構良いのだが、どうも話の筋がわからない。
いっぺん、じっくり腰据えて読みたいと思うのだが。暇、あるかな。
5月17日(土)
佐藤大輔氏の新刊が出ていた。
夜、飲み会。
今日の一冊
『エイリアン9 コンプリート』富沢ひとし
いや、何というか、かんというか。3巻が1巻になったのだが、これ、わけわかめ、である。
いや、意味がどうも、私のからから海綿頭では理解不能なのである。
うーむ。氏の『ミルク・クロゼット』も、訳わかんなかったし。合わないのかなあ。個人的には女の子がぽにぽにしていて可愛らしいのが好みなのだが。
(しかし、富沢氏も第一作の頃から見ると絵が変わったなあ)
5月16日(金)
仕事がとてもとてもとても忙しい。久部さんと会ってガストでお茶。
呆冗記第437話 『追悼 内山安二氏』更新
今日の一冊
『でか字まっぷ 北海道』
いや、一発ネタなのだ。
なんと、このロードマップには、『GEO』が載っているのだ! これで久部さんと市内GEO巡りやるのに取っても便利なのである。それだけ。(地図では評論のしようがない)
5月15日(木)
仕事がとてもとても忙しい。
今日の一冊
『夫婦な生活 1 3 4』おーはしるい
『会計チーフはゆーうつ』のおーはしるい氏の初作品、発見。しかし、2巻がないのはご愛敬。
結局の所、この人の持ち味は。ほっておけないボケを取り巻く人間関係にあるのだな。と再確認。しかし、ハムスターのような奥さんというのも、維持が大変であろうなあ。
いや、いるだけでも良いのであるがね。
旦那の初期設定はなあ。これだとやっぱ、ここまでほのぼのにはならないものなあ。この作品の肝は、一般的にぽよよんな旦那が思わずフォローしちゃうくらいぽよよんの奥さんにあるのであるから。
しかし、現実問題、こんな嫁さんだったら困るかも知れないなあ。
ま、いるだけ良いか。(なんか、最近、疲れてないか? 私)
5月14日(水)
仕事がとても忙しい。
今日の一冊
『大人の科学』
結局買ってしまった。あはははは。いや、学研の『科学』は、もう、私の心の拠り所。ふろくは全部取っておいたのだがしかし、親に全部棄てられてしまったのである。あのショック。今でも想い出すと哀しみが心を満たすのだ。
私はそう言うことは絶対にしないぞ。そう、拳を握りしめるのである。ま、私には子供は絶対に出来そうにないが。(だって、嫁に来てくれる人がいない)
読んでいてびっくり。内山安二氏が亡くなられていた・・・。ショックである。
お亡くなりになったのは2002年9月、病名は大腸癌だそうである。私も結構便秘症なので気をつけねばならない病名ではあるが。
しかし、なんだかどんどん知っている人が亡くなるこの現実であることよ。
5月13日(火)
代わり映えのしない1日。しかし、スコップの君、あの言葉はないだろ。今までの私の行動を・・・全否定するのだな。畜生。そんなに貴様偉いのか? 心根が汚い奴は汚い言葉を使うのだな。といってもごまめの歯ぎしり。
しかし、ごまめにだって意地はある。怒りは時として人間を覚醒させるのかも知れない。
第436話 『覚醒宣言』
今日の一冊
『サムライ刑事 1』春日光広
懐かしの『ザ・サムライ』から20年。いやはや、凄まじいことになったものである。血祭武士の息子、血祭武蔵が大活躍の学園コメディ。かと思いきや、しっかり藤田まこと人情刑事しているのが凄まじい。
武士くんは高校の先生というのも天職というかなんというか・・・。教頭先生の旦那さんが絶対に武蔵くんの情緒育成に影響を与えているとか、出来ればちらっとデモ良いから、南蛮渡来やお姉さん、妹さんの現状も知りたいな。とか思ってしまうのだが。
しかし、武士くんのお父さん振りもなかなか。お母さんはお元気なのだろうか。古道具屋はまだ続いているのだろうか。今後が楽しみである。
5月12日(月)
代わり映えのしない週初め。仕事、細かい変更で全然進まない。困ったものだ。
今日の一冊
『新しいもの古いもの』池波正太郎
気がつけば、未公開のエッセイ集もこの本を入れてあと2冊。大事に読みたいと思うのだが。
しかしなあ、真面目に精神の再構築をはからないとおそらく立ち直れなくなる可能性大。
ネット上でよく拝見する方々の二の舞、三の舞。
しかし、読めるのが池波正太郎氏のエッセイだけとは情けない。まるっきり状況はシャイニング。
このままではだめになる。このままではだめになる。このままではだめになる。このままではだめになる。このままではだめになる。このままではだめになる。このままではだめになる。このままではだめになる。
エッセイは、今回は結構グルメネタもあって面白い。しかし、京都松寿司かあ。でおしまい。2万円握って食いに行こうか。などということまで気力が上がらない。
京都はホカベンさえもうまかったなあ。あのクリスマスの夜。まだ、何の憂いもなかった頃の話である。
5月11日(日)
思いっきり笑える話。静内へ行ってえらい目に遭う。やっぱりおうちが一番。
今日の古本屋
静内の古本屋へ
残念ながらかなり寂れた様子。DVDもなんだか品揃えが悪いし、CDもたいしたことはない。
うーむ、去年の秋は良かったのになあ。これでは、わざわざ足代をかけて見に行く必要はないな。
そういうことである。
帰りがけ、千歳から札幌へ入ってくるルートに、2件、「サンホーム・ビデオ」ともう一件、古本屋が出来ていることが判明。これはやっぱり不況なのだろうか。などと心配してみたり。
今年は古本屋巡りできるのだろうか。
5月10日(土)
一日呆ける。眠い。
今日の一冊
『ファミリーペットSUNちゃん!』岡崎二郎
岡崎氏の連続短編。ま、サンショウウオが喋るのはお約束なんだが、何というか癒されるのだ。
いや、根底にあるブラックと、更に根底にある、暖かさとが絶妙のブレンドになっているのである。
しかし、SUNちゃん、いい男、伊達には100年生きていないな、などと考えてしまうのである。いや、本当に。
しかし、地磁気が復活したのは良いが、どうなるんだ? この地球は。
5月9日(金)
夜、若い連中と飲む。慕ってくれているのか。さてさて、ま、顔を見たくもない奴と飲む奴はいないと思う。
今日の一冊
『私の風景 池波正太郎自選随筆集3』池波正太郎
わざわざ若い連中が誘ってくれたのではしご酒。財布は私持ちだが、ま、そんなことはどうでもいい。
で、少々精神が上向きになった。これが大事だと思う。
と言うわけで自選随筆集の3。
ただ、逆に、内容は最晩年が近づくためか、どうしようもない暗さがほの見える。『剣客商売』も『鬼平犯科帳』も、だんだんと忍びよる老いの影が色濃く見える。読む順番間違えたかもしれないのである。飲み会がなければどうなっていたか。恐ろしい気もする。
5月8日(木)
極めつけのバッドニュース。
第435話 『からっぽ』
今日の一冊
『私の仕事 池波正太郎自選随筆集2』池波正太郎
しょうもないバッドニュースに唖然とする。
根こそぎ生命力を持って行かれたような、そんな感じさえする、今日この頃。
というわけで自選随筆集の2である。これは池波氏の脂が乗りきっていた時期のエッセイ集からの自選なのだが、それでも精神は高揚しない。面白いはずなのだが、全く精神が高揚してくれないのだ。
自分自身氏の言われる「余裕」が無い生活をしていると、何をしていいのかわからない。ただただ。気息奄々と日々を過ごすだけなのだ。これではいけないことは良く分かっているのだが。
いや、真面目に現在がこれでは、今年は7月が来なら私はどうなってしまうのだろうか。
5月7日(水)
今週末はなんとか久部さんと花見でも。そう思いながら働くのである。
今日の一冊
『私が生まれた日 池波正太郎自選随筆集1』池波正太郎
朝日文庫の選集その1。
精神的に疲れてくると、池波正太郎の本が読みたくなるのだ。
しかし、もはや、池波正太郎の小説を読む体力すらないことに愕然とする。
ということで、本屋で見つけた自選随筆集を読む。
この中で氏が言われる「情緒」やらがない、これからどうなってしまうかわからない世代の更に下の世代が私達なのだが、その私が、若い連中に危惧を抱くなど、池波氏にとっては噴飯ものなのだろうな。そう思ったりするのだ。
しかし、この気力のなさはなんとかせねば。
5月6日(火)
仕事始まる。惰性で生きていることを自覚する。
今日の一冊
『クレイモア 4』八木教広
ああ、京都と名古屋ではまった『エンジェル伝説』その作者がシリアスを書くというので心配でもあったこの第二作だが、上出来だと思うのだ。なんといっても、この作者、線がシャープである。故にクレイモア達の動きが実に絵柄にあっているのではないかとそう思えるのである。
しかし、現在、お姉さんと主人公が旅をしているが、このお姉さん死なないと話が進まないと思うのだが、今のままでは、主人公は組織に敵対しても中に入るとは思えないのだ。それとも復讐か?
それも暗い話だな。
5月5日(月)
はっと気がつけば3連休は終わりぬ。結局、3日の件があとあとまで尾を引いたようである。
今日の一冊
『PS−羅生門 3』中山昌亮(矢島正雄 原作)
3巻目購入なのだ。私が誌上で知った例のご主人を病気で失った奥さんの話、の単行本だが。
3巻になって思うのは、これ、1巻と2巻のデカ部屋の刑事達。彼らの設定が生きていないんじゃないかと。おそらくは、唯一DVDが出たら買うかも知れない刑事物。『刑事貴族2・3』あの連中のようなドラマが展開してくれるんじゃないかと思ったのだが。残念ながら、ヒロインメインの視点で話が動いてしまっているような気がするのである。それはそれで面白いのだが、せっかくあそこまで設定しているのだから、他の刑事の視点でも話が書けるのでは? そう思ってしまうのだ。うん。
5月4日(日)
昨日の疲れが抜けない。一日呆ける。
呆冗記第434話 『でたまか』
今日の一冊
『ARIEL 19』笹本祐一
1年振りだが、いつの間にやら19巻。相も変わらず大騒ぎ。少しはラストに向けて動いてくるのかなと思ったり。なんてったって4クール52話の予定は動かないのであろうから。
ただ、読み手の方がすっかり疲れてしまっていたたたたたなのである。これは作品が悪いのではない。読み手の問題なのだ。こればっかりは仕方がない。というわけで、いつか再挑戦。
(完全に、消化能力落ちてるのだ。なんたって、今回の『呆冗記』が『でたまか』なんだからなあ・・・嘆息)
5月3日(土)
運転手。気ばかり張って、疲れるばっかり。夜、ピザで麦酒。このくらいは赦されるだろう。
今日の一冊
『魔獣の聖域』日下部匡俊
気楽に読める一冊。だって、聖刻シリーズなのだ。肩の力を抜いて読めるのである。(本編は神話になってしまっているので、なかなか大変なのだが、こっちはそうでもあるまい)
これも、なかなか主人公の配置が難しい。
要するに王様という者は簡単には動けない。なぜならば王様が国家の象徴であり、その求心力なのだから。だから、こういう物語では王様は大抵主人公にはならないのだ。(むろん、建国だとか、奪還だとかそう言う意味で王子様が頑張るというのはありだが)だから、アル戦が滞ったのも間違いなく。アルスラーンが王様になってしまって、簡単には動かせなくなったからではないかと愚考するのだ。
で、この王子様、なかなか獅子身中の虫もいるようであるし、今後が楽しみと言えよう。
5月2日(金)
週末の方は予定なし。と思いきや、急遽出張決定。運転手・・・。
今日の一冊
『吹け南の風 3』秋山 完
昨日とは逆に、こちらは、一部の善なる人間がいかに頑張っても戦争は起きるお話。
既刊の物語で、ここで戦争が起きることは明らかにされてしまっている。だから、我々はそこへめがけてまっしぐらに突き進んでいくしかない。主人公達が(語弊があるかも知れない。この物語は『銀英伝』と同じく、主人公が二人、いや、ジルーネ・ワイバーが主役かも知れないのだ)頑張ろうと戦争は起きると。死ななくていい人が死に、結局権力者がいい目を見るのである。
これなのだ。なんて、思ってしまうから、はっきり言って、私は捻くれているのである。
しかし、しかしだ。やっぱりこう言うのは、ラノベではあんまり受けないのかも知れないのであろうな。と思うのだ。ただ、昔の話を忘れてしまっているので1巻から読み直しなのだ。
5月1日(木)
ネット生活も長いが、少し得難い経験をしてしまった。私には何もわからないのだけれど。
第433話 『ただただ哀しくて』
今日の一冊
『強救戦艦メデューシン 下』小川一水
果たしてこう来たか。想定通りの展開である。いや、結局悪いのは味方の軍上層部で、一部の善なる連中が頑張って、で、敵さんの上層部は理解があって・・・。
青少年向けには良いのかも知れないが、しかし、なあである。いや、こういう捻くれた見方をする人間は、この本読まなくても良いのであろうが。
あと、小川氏は組織の末端が、善なる事と信じたことに対して暴走、もしくは命令違反することはやむなし。そう考えておられるようなのだが。これやると、515も226もOKという事にならないのだろうか。郵便局の奴はその点、上司が組織の限界という手綱を絞っていたのだが、ヘリコの話や、この話では少々限界が越えているかも知れないのである。
ま、ただ、やっぱり、私がかなり根性が拗くれてしまっているからかもしれないが。