ひたすら趣味に走る日記のようなもの
2002年11月30日(土)
今日も出勤。しかし、出勤しても、するはずの仕事がない! 私がそう言うことをするととんでもないことになるが、後輩がしてもおとがめなし・・・。(おっとっと)
とぼとぼ帰ると朱雀からTEL。色々あったが『クウガ』のDVD買いに静内まで。
笑える旅行がまた一つ。詳細は『旅する奇怪』で。って凄い宿題が溜まっていないか?
ただ、一つだけ。静内の古本屋さんのレジのお姉さんやお兄さんじゃない責任のある人へ。
DVDボックスのブックレットに欠品があるなら、その旨きちんと書いておけよ。ごらあ!
(電話で怒鳴れなかった分ここで怒鳴る。何を買ったかは公開まで秘密である)
夜、久部さんと電話。二言だけ覚え書き『ほのぼの』『ねこがおんねん』。
今日一冊
『GUNSLINGER GIRL 1』相田 裕
『BITTERSWEET FOOLS』で、『MINORI』を一躍注目メーカーにした相田氏の初単行本。少女と銃と・・・。乾いたストイックな絵が世界が広がる。
うう、もろツボ。というか義体の少女と捜査官というのはもろ、『PC』のパイロットとナビゲーターの設定である。うーん。やっぱり誰もが考えるのだなあ。
おそらく、久部さんにはツボだろうなあ。と思ったら何と
「暗すぎる」
とのこと。
「現実世界が暗いのにどうして、暗い話を読まなきゃならないのか」
うーむ。激しく同意。でも、
この作品嫌いじゃないのは、私はまだどん底まで落ちていないと言うことだろうか。でも、3人の少女には幸せになって欲しいなあ。
2002年11月29日(金)
体調は何とか回復。
しかし、太田書店のオタク叢書の最新刊は。すごい力作である。思わず読みふける。『特撮黙示録―1995-2001』。しかし、ちょっち違うような気もしないではない。というか、ガメラはいいが、ゴジラを(最新作の『ゴジラ、モスラ、キングギドラ』褒めるのは少し違和感。しかし、『仮面ライダー アギト』はやはり見なければならないのであろうか。詳細は下で。
あと、ブレスオブファイア5のデモを見て、思わずはまる。なんなんだ? これは・・・。をい。
今日の一冊
『特撮黙示録―1995-200』切通 理作
いやあ。凄まじい本である。労作といえるかも知れない。すなわち、平成ウルトラマン、平成ガメラ、平成ライダー、などを一刀両断というか、賛美している本である。
というか作者が認めないものは評論していないという清々しさが存在し、更に微妙に評論の量で差がついているところが・・・。
もうひとつ言うと巻末の対談のお相手が関わっている作品は面白いとお考えらしい。
ただ、目から鱗だったのは、平成ガメラに対しての私の見聞きした資料はプロデューサー側の資料一辺倒であったことに気がついたことである。ああ、そういう見方もできるのか。思わず納得。うーむ。しかし仮面ライダーはヒーローの物語であり(故に『クウガ』は一見フォーマットが完全に違うように見えても仮面ライダーだと思う)それを群像ドラマにしてしまっては。ま、食わず嫌いはいけないことなので見なければならないと思うのだが・・・。『ティガ』も一回も見たことないしなあ。よって、それらを見た上で再評価が必要であろう。
2002年11月28日(木)
何とか必死に仕事をこなす。
『マジンガーZ』、違和感が判明する。詳しくは『呆冗記』第389話『マジンガーZ』にて。
うぇえ。何も書くことがない。いかんなあ。
今日のニュース
『骨のない魚』
少し前の新聞からだが『骨のない魚』なるものが、出現したという。当然、自然界のものではない。魚から人間が骨をすべて抜いてしまっている代物である。
何で、そんなものが存在するかというと、病院用だったとのこと。それを一般販売したら大人気とか。
確かに病院などでは腕を骨折した患者さんなど需要はあるだろうが、それを一般販売するのはどうかと思うのである。
まだ、教職の道を目指していた頃、「海に切り身が泳いでる」という笑えない話を聞いたことがあるが、しかし・・・。もっとその現象が酷くなりそうな気がするの理由の一つ。
もうひとつは、それを作っているのは人件費の安い東南アジアの人々と言うこと。いくら金満国家でも魚の骨くらいは自分で取れと言いたいのだが。
2002年11月27日(水)
今日も、これといって事もなし。
夜、後輩と飲む。しかし、最近、酒が残ってしかたがない。でも、懲りずに飲む。はあ。結局、現在、明け方4時に頭がんがん状態だったりするのだ。ああ、処置なしである事よ。
今日の一冊
『獣星記ギルステイン』 / ぐはあ。おわっちまったいである。こりゃあないのだ。といっても単行本しか読まない不良読者なのだが、しかし、これは間違いなく打ちきりであろう。そおう、間違いなく。秩序が崩壊し、剣術使いの少年が出てきてこれから新展開。そう思ったら、ぎっちょん。エンドタイトルである。こりゃあないのだ。田巻氏は、宇宙の輸送屋さんの話から追っかけていくるが、どうも、完結してくれないものが多い。『スターウォーズ4』の漫画化など、素晴らしい出来であったにもかかわらず、後が続かない。運・不運というものはやっぱりあるのだろうか。残念なことである。今日は頭痛が酷いのでこの辺で・・・。
2002年11月26日(火)
今日は、これといって事もなし。
2001年のゴジラをTVでやっているのに、『マジンガーZ』を見まくる。一体何をやっているのか。しかし、マジンガーの方がはるかに面白い。ついでに言うとこの後は『あずまんが 2年生』が待っている。しかし・・・。アニメしか見るものがない37才というのも少しばかり哀しいかも知れない。ま、楽しいからいいのだ・・・。
今日のニュース
スクェアー、エニックス合併
今日の最大のニュースはスクェアーとエニックスの合併話。しかし、会社存続するのがエニックスということは、やっぱりスクェアーは随分やばかったのだろうか。その割には社長がスクェアーから出ているのはどうしたことだろう。
しかし、今後、FFとDQの差別化はどうなるのであろうか? いや、それよりも出るという噂だったFFT2はどうなってしまったのだろうか?
といっても、私は最近は両社のソフトはDQとFFしかやっていない。不良ファンなのだが。
一番嫌なのはDQとFFの差がなくなってしまう事なのだが。
2002年11月25日(月)
家に帰って、疲れ果て、耐えきれずにうたた寝する。
UFOが空を舞い、アンドロメダみたいなごつごつした宇宙戦艦が窓をノックして、これ乗って宇宙へ行って、一戦交えなければならない。しかし、そのためには専務に年休の許可をもらわなくてはならず苦悩する。というような夢を見た。
夢は内臓の疲れと言うが・・・。どー言う夢なのだ? 何で宇宙戦艦がその鼻面で私の家のベランダをノックしなければならないのだ?
ま、『マジンガーZ』の見過ぎなのかも知れないが。
あと、3時間以上寝るのはうたた寝とは言わないのであろうな。
今日のお言葉
アレは原子炉よ 原子爆弾を作る核爆発装置よ(弓さやか)
いえ、何も言うまい。あまりにも状況がタイムリーで笑ってしまった。
確かこの作品が世に出たのは戦争終わって30年たっていない頃のはずである。その頃の認識とき今と変わっていないのがとても笑えるような。笑ってはいられないような・・・。
というか、核ミサイルが、(いや、核でなくても)若狭湾に落っこちてきて原子炉が死の灰噴いたら、日本はチェルノブイリの避難範囲の中にすっぽりと包まれてしまう現実を考えると・・・。世も末である事よなあ。
2002年11月24日(日)
今日はいい天気。
でも、寒い。
しかし、出勤日。
うーむ、休日なんぞないも同然の日々である。
ボロ車が調子悪いのでお蔵入り。代車のプレオは1000キロ走っていない新車。うう。いいなあ。軽でもいいから、新車はいいなあ。うーむ。そろそろ私も買い換え考えるべきであろうか。
夕方近くまで働いて、珈琲飲んで家帰ってマジンガー見て、気がつけばもう、日曜洋画劇場。はあ。これで来週への体力が復活するのであろうか。
呆冗記 第388話 『A4』更新。
LINKに二件。
天海刹那さんの『オリジナル作家さんに100の質問』。
すこっち・もると氏の『カメラと歩こう』追加。
今日の一冊
『無責任提督タイラー 2』 吉岡 平
もう、呆冗記ではなく、ここでレビュー。『A君(17)の戦争』との差異が顕著である。(笑)
などとしていても仕方がない。まず、今回、ようやく作者の意図が分かったのだ。
すなわち、タイラーやヒラガー側にたった記録である『富士見ファンタジア版』に対して、本作はフジ参謀総長を始め、普通の人の視線でタイラーやヒラガーを見ているのだ。故に、普通の人間から見た彼ら異人は、歪んだ形でしかキャラクターが写らないのである。その違和感に漸く気がついたというわけなのだ。
しかし、そうまでする意図が分からない。というかその意図が成功しているとは思えないのだ。
どうしても、唯一の成功作を焼き直して再利用している。としか思えないのである。
タイラーのキャラクターが歪んだ形でしか存在しない以上、その代わりに主役を張るであろう、フジ参謀総長に生彩がない以上、物語は破綻するしかない。
しかし、実は次回は唯一期待がもてそうではある。その方程式に従うならば、次回はワング大活躍となるであろう。その時、タイラー以上の魅力的な凡人となりうるのか? 期待はそれだけだったりする。
2002年11月23日(土)
一日死んだように眠る。これで明日は出勤なのだ。
結局昨日はおでん食べに行けなかったのだ。
ま、いいか。今日の晩飯はおでんだったし。
起きている時間はマジンガー見まくり。いや、さやかさんの声が・・・。こうであっただろうか。
リアルタイムは、スクランダー以後だったような・・・。しかし、しずかちゃんが出ているのが笑えるのだったり。
今日の一冊
『Happy World 4』竹下堅次郎
いよいよなんだか、大きく何かが動きそうな気配はするのだが。主人公の秘密は本当に不幸しか持っていないことにあるのか? なんで悪魔が彼の命を狙うのか・・・。
うーむ。しかし、今回声を大にして言いたいのは井ノ頭薫先生の扱いである。『ぼくの夏休み』ボーナストラックでのみどりちゃんの変貌はイタすぎ。ギャグ担当。オチョクられる教師としても、少しばっか酷すぎるのではないだろうかなあ。なんだか、ほかのキャラに対して愛が足りないような気がするのだ。ま、教員というのはこういう場合ではオチョクられるものだが・・・。しかし、あのオチはないと思うのだが・・・。
連載時のほのぼのとしたラストが無茶苦茶だったりする。ま、生きているだけでヨシとするのだろうか。
あと、表紙カバーの裏は・・・。これ、全年齢であろう?
2002年11月22日(金)
路面は完全ブラックアイス。
車はずるずる。鼻もずるずる。しかし、暖房入れたまま寝ると体がだるい。困ったものである。
昨日、更新後になんか、どえらい衝動買い。『マジンガーZ DVDBOX1』(当然2もある)
はあ。ま、金は天下の回りもの。
このサイト、いくつか手直し。
リンクのページがこのメインフレームに表示されるバグ。
800*600で見るとメニューが小さく表示されてしまうバグ。なんとか解決。
すこっちもるとさん。早速の改築祝いメール。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
しかし、寒いなあ。今日はおでんでも食べに行こうかなあ。
今日の一冊
『酒のほそ道 12』ラズゥエル細木
たぶん、絶対に、評価が好悪の両極端に分かれるかも知れない作品である。
全く持って、主人公が酒飲みのカリカチュアなのである。
この愛すべき主人公。酒に意地汚く。美味しいつまみに目がない。変なことに拘りを持ち、人の迷惑を顧みず・・・。こんな典型的な飲んべえに感情移入出来るか否かが、分かれ目になるであろう。ちなみに私は肯定してしまうのだが。
ま、実際にこんな人間いたならば凄い迷惑だとは思うのだが、実際に側にいるから始末に負えないのかも知れない。心当たりのあるA.Tは反省するように。
しかし、どうして、この主人公がこんなに女性にもてるのか? かすみちゃんに麗ちゃん。うーむ。私はかすみちゃん派である。密かに主人公化が進んでいるかすみ嬢。これはもう、責任取ってもらうしかあるまい。
私の身近にあんなにぱくぱくごくごく飲み食いする女性がいたら、しかも二人っきりで飲みに行ってくれるような女の子がいたら。即座に責任取ってしまうのだが・・・。いないんだなあ。これが。(いないからの戯言であろうか)
2002年11月21日(木)
朝から大雪が降っている。いよいよ本格的な冬が来る。
しかし、最近の冬は昔に比べると根性がないのではないだろうか。
さて、慣れないことをしたせいか、カウンタが昨日一日死んでいたらしいのだ。
うーむ、更新した直後の人数のデータが取れなかったのは非常に残念であるのだが。
ま、そんなに来てくださったわけでもないので良いとしよう。
久しぶりにネット・サーフィンしたらあちこちで異変が起こっていた。うーむ。
今日の新聞記事
朝日新聞の広告批評で天野祐吉氏が『広告天気図』でイギリスで放映禁止になったCMを褒めていて少し、天野氏の感性に疑問を感じてしまったりした。
女性が出産した嬰児が窓を突き破り空を飛ぶ。どんどんどんどん成長して少年から青年、壮年、老人となり墓場に落ちておしまい。『人生は短い もっと遊ぼう』。
どう考えても悪趣味なのだが・・・。あの、ブラックユーモアてんこもりの国(『モンティ・パイソン』を見よ)、イギリスで放映禁止になった作品をわざわざ、日本で褒めるとは・・・。日本人の感性が逝っちゃっているのか。マイクロソフトのマネーがそこまで浸透しているのか・・・。(って、これもユーモアとは言えない解すの勘ぐりである事よ)
2002年11月20日(水)
大幅に改築工事完了。
今日から、新装開店。ま、現実世界を忘れて「酔ったように生き、夢の中で眠る」事にしたのである。
と言うわけで慣れないフレームなど使ってみたりしたのだ・・・。
人生なるようにしかならないのなら、なるようにしかするしかない。っと言う訳なのだ。
今日の一冊
『第二段階レンズマン』(E・E・スミス 小隅 黎訳)
いや、私の年齢でレンズマンにはまった。というのは少しばかりませているかも知れないのだが。中学の頃編訳版を、高校時代、同じ創元版を揃えたものであった。
更には予備校時代、試写で見たアニメは酷い出来で。とか、その時飲んだ「サスケ」がまた、酷い味で。とか、でも、初代の「アクエリアス」のあの味の素ぶち込んだような味よりましだったかもしれないとか。まあまあとりとめもなくイメージがわいてくるのだが。
さて、イメージ。お亡くなりになっているから仕方がないが、表紙イラスト、何とかならなかったのだろうか。この本の宇宙にはエーテルが満ちているのだ。なのに、うーん。このイラスト世界は宇宙は真空なのであろうなあ。真鍋博氏のイラストの前作を持っているのだが、あっちの方がイメージは広がったのだ。(罰当たりな言い方である。生ョ氏ファンの方、ご免なさい。でも、SFは絵ですよきっと)
翻訳に関しては、冴速 玲さんのPNの元になった小隅 黎氏のなされること。問題は全くなし。
ただ、やっぱり冒頭はメンターに怒られる主人公であって欲しかったなあ。(年の割には懐古趣味)