(らんどくくだんのごとし)
3月31日(木) 『このライトノベル作家がすごい!』 (宝島社)
3月30日(水) 『おはにゅう』 あじすあべば(普遊舎)
3月29日(火) 『まぶらほ 14 ふっかつの巻・せいほく』 築地俊彦( 富士見ファンタジア文庫)
3月28日(月) 『スーパーロボット大戦GC コミックアンソロジー』 (光文社)
3月27日(日) 『みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001』 (ASCII)
3月26日(土) 『皇国の守護者 壱』 佐藤大輔・伊藤悠(講談社 ヤングジャンプコミックス)
3月25日(金) 『聖竜伝1 竜の眠る大地』 冴木忍(富士見ファンタジア文庫)
3月24日(木) 『渋谷ガーディアンガールズ 1』 こいずみまり( 小学館 サンデーGXコミックス)
3月23日(水) 『魔法戦士リウイ 5 ファーラムの剣 呪縛の島の魔法戦士』 水野 良(富士見ファンタジア文庫)
3月22日(火) 『彼方より 7』 ひかわきょうこ(白泉社 白泉社文庫)
3月21日(月) 『血闘絶対国防圏 下』 吉田親司 (銀河ノベルス)
3月20日(日) 『真月譚月姫 2』 佐々木少年(メディアワークス 電撃コミックス)
3月19日(土) 『クロスカディア 6 星メグル地ノ訪問者タチ』 神坂 一(富士見ファンタジア文庫)
3月18日(金) 『鉄腕バーディ 8』 ゆうきまさみ(小学館 ヤングサンデーコミックス)
3月17日(木) 『終戦のローレライ フィギュア付きBOXセット』 福井 晴敏( 講談社文庫)
3月16日(水) 『鋼の錬金術師 10』 荒川弘(エニックス ガンガンコミックス)
3月15日(火) 『侵攻作戦パシフィック・ストーム 想定状況』 佐藤大輔(徳間文庫)
3月14日(月) 『彼氏彼女の事情 20』 津田 雅美(白泉社 花とゆめCOMICS)
3月13日(日) 『二十六夜待ちの殺人 御宿かわせみ12』 平岩 弓枝(文春文庫)
3月12日(土) 『ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ! 7』 大井昌和(メディアワークス 電撃コミックス)
3月11日(金) 『タイタス・クロウの事件簿』 ブライアン ラムレイ(創元社 創元推理文庫)
3月10日(木) 『鉄人28号 3』 長谷川裕一(講談社 マガジンZKC)
3月9日(水) 『司馬遼太郎が考えたこと 4』 司馬遼太郎(新潮文庫)
3月8日(火) 『仮面ライダーSPIRITS 7』 村枝賢一(講談社 マガジンZKC)
3月7日(月) 『斬魔大聖デモンベイン 破壊の序曲』 古橋秀之(角川書店 ザ・スニーカー)
3月6日(日) 『サトラレ 8』 佐藤マコト(講談社 アフタヌーンKC)
3月5日(土) 『鬼哭街 鬼眼麗人』 虚淵 玄(角川スニーカー文庫)
3月4日(金) 『るくるく 4』 あさりよしとお(講談社 アフタヌーンKC)
3月3日(木) 『侵略会社の新戦艦』 笹本祐一(朝日ソノラマ ソノラマ文庫)
ライトノベルにおいて、ハッピーエンドは必需品と考える人間はどのくらいいるのであろうか。
そう、考える。
『妖精作戦』を手にとって、『ラスト・レター』でトラウマ持ってしまった奴はどのくらいいるのであろうか。
だから、私は、某友人から『イなんとか』だか『Uかんとか』だかを勧められても、がんとして読まないのである。だって、あれ、作者が明言しているのだ。
『妖精作戦』のオマージュである。
と。
小牧ノブ嬢のトラウマは、一度でたくさんなのだ。
だいたい、である。国家組織に一高校生が、彼女のために喧嘩売る時点で、ファンタジー確定である。それは、宇宙から侵略で補助金もらって、会社を建て直そうとする宇宙人がいるくらいファンタジーだと思うのだが。
というわけで、おファンタジーな設定で4クール52話を18年かけて描ききった『アリエル』のOVA? である。
『アリエル』。恥をさらすと私5年くらい『エリアル』を『アリエル』だと思っていたのだ。どっとわらい。
キャラクターは立ちまくっている。18年コンビを組んだイラストの鈴木氏との息もぴったり。艦長の実家に、艦長を引きずっていくことを命じられたシモーヌ経理部長の顔の崩れ具合といったらもう。サイコーなのだ。
しかし、物語としては、いまいちである。赤城氏の『GJ』の時でも思ったが、主人公側が強すぎるのも考え物である。
勝って当たり前。そう思わせたら危機感は大きく減退する。
むろん、この作品が面白くないわけではない。ないのだが、贅沢な不満。そういう事なのかも知れない。
3月2日(水) 『ウルトラマン THE FIRST 1』高田裕三( 角川書店 角川コミックス 特撮A)
君にも、みえーる。ウルトラの星ぃ。
とぉーく。はなーれて地球にひとーりぃ。
それは、「帰りマン」だ。というセルフ突っ込みは後にして。
出ました、出るとは思わなかったが、出てしまったのだ。
というか、私は、個人的に『特撮A』は続かない。そう判断したのである。当然、このウルトラマン漫画も、どこぞの短編集に収録されるだろうな。もったいない。そう思っていたのだが。
なんと、こりゃあ、流石は「疫病神を友とする男」である。私が買わない物は栄えるのだ。ううう。「ニトロプラス」は最近、迷走するし、「ライアー」も最新作はアレだし。「一太郎」はピンチだし。
何故、マイクロソフトは、私がウィンドウズを使っているのに、衰えないのだ。
あ、私は使わされているのか。
ともかく、高田氏の『ウルトラマン』である。
高田氏のモンスター造形の確かさは、もう『サザンアイズ』にはじまって、確たる物がある。その力で、ベムラーが、バルタンが、ネロンガが、ラゴンが動くのである。
いや、適材適所。少し丸みを帯びたメカの造形もばっちりである。至福のコラボなのだ。
1話、2話は原作通り。さすがにそれじゃやばいと思ったか、(なにせ全39話。そのうち半分を前後編にするとして、60回、5年分。まあ、角川さんは、セカンドインパクトが起きても完結しない某漫画を抱えているから、可能かも知れないが)2怪獣を一度に出したのだが、これに3話かけてしまったら、元の木阿弥ではないか。
でもなあ、月刊ペースで5年くらい、よくあるんじゃないかなあ。ともかく、雑誌を買わずに応援するのである。
3月1日(火) 『ディバイデッド・フロントV』 高瀬彼方(角川書店 スニーカー文庫)
3月になりましたぁ。
いろいろ辛いことはあるけれど。なんたって、ボクには二次元人外ロリがいるぅ。
壊れかけているのだ。
いかんなあ。3月末の大決戦を前に、戦力を消耗させてどうする。仕方がないのだろうか。
『ディバイデッド・フロント』完結。
1巻の発売が2003年の5月なので、ほぼ2年間かかって3冊出た計算になる。
内容は、良くも悪くも、「戦場(異世界)に放り込まれた少年少女の物語」。最近では「ガンパレード・マーチ」風とでも言うのだろうか。昔なら、「15少年漂流記」風とでも言うべきジャンルである。
前回、ラストで生駒隊長が戦死したことで、この小さな楽園に亀裂が入る。憑魔の存在も、生命の危機も、戦場にいながらいまいち(主人公は大けがしたりするが)現実感がなかった主人公たちに、現実が押し寄せる。
それは良いのだが、なんか、伏線処理がうまくいっていない。
国民的アイドルが憑魔に憑依されたというのはどこかにあったような気がするが、それがイチル先輩の元彼氏だったとか、凄い能力者だったとか、「赤紫」という憑魔に完全に乗っ取られた汚染者がいるとか。
これ、1冊に埋め込むネタじゃないだろうという感じが強いのである。
まあ、今回表紙にもなったイチル先輩は、最初から能力使う度に、憑魔の憑依部分の痛みとかが描かれていたので、死亡フラグは立っていると判断していたが。
でも、ラストはもう少し希望がもてる終わり方でも良かった気がする。もう少しハッピーエンドでも。と思うのだが、あとがきで作者がそれを意図していないのでは仕方がない。
しかし、ヒロインの内面はとうとう成長しなかったな。と苦笑い。