まなちゃん日記

2002年10月3日の日記

2002年10月3日(木) [出勤]

お仕事

隣の人が「メールで『Hardware Resource』について聞いてきたんだけど、Heap領域のサイズ等を返答すればいいんだっけ?」と聞いてきた。 はっきり言って、訳が分かりません。 普通、『Hardware Resource』と言えば、ハードウェアのことであり、ソフトとは全く関係ないことだと思うけどなぁ。

こっちは「まず『Hardware Resource』の言葉の意味を確認すうほうがよいのでは?」と答えたけど、 「いや、向こうはハードウェア部隊だから、ハードウェアに関するスペックは向こうのほうが詳しいはず。Heap領域とかのことを指してるはずなんだ。」と言ってくる始末。 返信メールの草稿を見せて、「これで返せばいいのかな?」とか言われても困るよ。 まずは、何が確定している情報で、何があなたの脳内補完情報なのか、はっきりしなさい。

ソフトを作ってる人間の中で、何が確定した情報で何が確定していない情報なのか区別できないヤツ、かなり多い。 こういうヤツの作ったプログラムが困ったちゃんなのだ。 ほぼ100%の確率でバグってるし。 ソフトウェアって、ほとんど論理的に正確な動作をするもの。 バグった論理の元では、バグった動きしかしないよ。 デバッグの基礎は脳内補完情報を洗い出して、それが正解か間違いかを判断することのほうが多い。 確定している情報と脳内補完情報をごっちゃにされると、デバッグがやりにくくて、やりにくくて、本当に困る。

この人のプログラムは見たことないけど、脳内補完情報を元にメールしてるってことは、プログラムの中身もだいたい想像つくね。 こういう人のプログラムのデバッグだけは死んでもやりたくない。