そんな訳でどしゃ降り。ベランダに干してあった洗濯物が濡れてしまった。いろいろネットで調べものなんかしていたらあっという間に時間は過ぎちゃうね。新しいことを調べるんなら建設的だけど、やってるうちに趣旨が変わって、どんどん過去の事を懐かしく調べたりしてな。後ろ向きのことをしてる暇なんかねえんだけどな。楽しかった過去のことは振り返りたいものなのよ。

　明日やろうって、俺はヴィヴィアン・リーじゃねえんだからよ。まだ間に合うけど立ち止まったりやり直してる暇はないからね。

　夕方から仕事なのだが、夕方までおやすみモードにしといて、急に気持ちを切り替えられるわけないよな。なので当たり前だが休日出勤にして、昼間もちょっと事務仕事などをする。まあ、ゆっくり仕事モードってとこか。

　せっかくなのでちょっと早めに出掛けて、タワーレコードや無印をひやかす。いやなんばのタワレコだからおんなじビルなんだけどさ。スプリングスティーンの新しいDVDでも買おうと思ったのだが、ちょっとふんぎりがつかず中止。無印でチャーハンを傷める用の木のしゃもじをかう。しゃもじひとつで結構悩むんだ、人生いくら悩んでても時間は足りないよな。

　取引先に行ったら「今日、疲れてるんですか？」と聞かれた。どうやら営業モードになっていないのでテンションが低かったらしい。「あたりめえだろ。休日出勤でそんなテンション上がる奴いるかよ」とも言えず、「いや今日誰とも喋ってないんでまだ営業モードになってないんですよね」と言ったらちょっと引かれて笑われた。仕事は23時コースを覚悟していたのだが、段取りもよく思ったより早く事が済み、22時には上がれた。ラッキー。

　暑かったー。真夏日だったんだよな。

　なんか早目に目がさめてしまい、二度寝出来ずにそのまま起きてしまったのだがどうも一日眠い。濃いコーヒー飲んでみたがやっぱり目は覚めない。せっかくの休みなのに困ったもんだ。明日は休日出勤だから今日しかゆっくり出来ないのにー。日曜出勤だっていうのになんだか気になって今日から憂鬱。これが休日出勤の嫌なとこなんだよな。

　暑い。もう夏と言ってもよかろう。街を行くおねえちゃん達もすっかり二の腕を出して歩いている。目のやり場に困りますなあ。いや困りゃしないが、うっかり釘付けになっちゃったりするのが困るよな。まあ俺は今日家から出てないけどさ。

　思い切って模様替えをしようかと思ったがなかなかうまいこといかん。大阪へ来たばっかりの頃はこんなに物も服もなかったのでもっと物を減らしてシンプルに暮らしていけるはずなのだが、増えたものは減らせない。ぜい肉と一緒だな。よほど覚悟を決めて鍛えないとスリムにはならん。減らすのをやめて大き目の本棚でも買うか。どこに置くんだどこに。

　今回のジャーナリスト銃撃の件、俺はなんか自然に受け入れられたんだよね。俺に何があっても誰にも泣きつくなっていうカメラマンと、本望でしょうというつれあいと。ポーズだっていいし、強がりだっていい、フリーのジャーナリストってそういうもんだと思ってたし、そういうもんだということをきちんと見せてくれた。戦場カメラマンって、そんなもんだろう。イラクだからどうこうってことはない、ジャーナリストやカメラマンはリスクがあろうがなかろうがネタがあればどこだって行くもんだ。理由なんかなんだっていい、自分が見たいのか、大ネタを取りたいのか、金が欲しいのか、なんだっていいさ。命張ったネタほど高けりゃそれにこしたことはない。

　slightest out of focus　ちょっとピンボケなんて本があった。あの日本語訳はどうかと思うな。プロのカメラマンが、ほんのわずかピントを合わせられない状況下にいたってことなんだろうな。きっとそれが戦場だ。俺は今回のカメラマンのことを知らない。しかし、何故だか素敵な感じがするのだ。願わくば政治取り引きの手札なんぞに使われませんように。意志を貫いたカメラマンに合掌。

　やる気ってのが出ないので無理からやる気を出そうとする。するとまあ大体くだらない電話がかかってきて一方的に時間をとられることになっている。電話ってほんとに暴力的なメディアだよな。「今いいですか」って大体の人は聞いてくれるが、それが1分のこともあるし、30分近く外で立ちっ放しで話をしなきゃいけないこともある。まあ会話ってのは大事なんだが、なんだか最近みんな電話が長いんだよな。俺もプライベートは長電話のことがあるが、仕事中は暇で困ってるわけではないのでケータイへの長電話は勘弁して欲しいものである。まあ環境のせいもあってしょうがねえけどな。

　まあ、そんなこんなで普通の日か。南国へでも行きたいのう。

　うーむ、英語を聞きたいせいもあるのだが、久しぶりにブルース・スプリングスティーンを聞いた。いや、弱ってるときにはやっぱりスプリングスティーン効くよな。奴は大金持ちだがブルーカラーの気持ちが分かってる。なんだろなー。ひどい状況を認めた上で勇気をくれると言うか、励ましてくれると言うか、何かを引き出してくれると言うか。そうだな、応援してくれるというよりは引き出してくれる、に近いかもしれないな。いつだって困ったときにはスプリングスティーンが助けてくれた。

　19の頃、毎日のように聞いてた。爪に手が食い込むほど拳を握り締めながら。そりゃもうほんとに毎日聞いてたな。歌詞もほとんど覚えてたしな。だから英語だったんだけどすごいリアルに解ったような気がしていた。

　俺が求めているのはその頃のスプリングスティーンなんだな、やっぱり。今の新曲には何の興味もない。そしてそれはしょうがないことなんだろう。俺は今の奴に興味がないし、奴も過去の曲と同じものを書こうとは思わないだろう。俺は「その頃の」スプリングスティーンが好きなんだから。だから新しいBadlandsなんか求めたって無理なんだ。大金持ちになった奴に「親父のガレージで働いて」とか言われても何だかなと思うし、もう彼もそんな曲を書かないだろう。Badlandsが聞きたければそれを聞けばいい。まあ、ライブがあればお決まりのなつかしソングとして聴けるかもしれないし。しかし、同時代に生きていたことは素敵なことだな。その気になれば新曲も聞けるし。大体奴も20年以上第一線でやってるって事だ。久しぶりにちょっとネットで調べたらライブではガンガン活躍中らしい。たいしたもんだねえ。

　そんな訳で突然呼び出され、23時までお仕事。まあ、気楽な環境での仕事はそんなに苦ではない。とするとやはり仕事もプライベートも楽しい環境にあれば少々つらいことでも我慢できるって事か。まあ、衣食住足りて礼節を知るってのもそんなことかもしれないな。ちょっと違うか。久しぶりに外飯で焼き鳥。わざわざ食いに来るほどの店でもないが、ミナミで遅くなったときには必ず寄っている。ここがあるからね、遅くなってもちょっといいのかも。

　って俺がやるんだろうな、やっぱり。だってキャシャーンは俺の代わりに営業してくれないし、キャシャーンどころか誰もやってくれないしな。まあキャシャーンはそのへんでなんかしてろ。

　ところで何故キャシャーンなのか。不思議なのはうちの会社の若い娘がもうすでにこの映画見てるのよ。何がいいんだかわかんねえ。監督の紀里谷がいいのか、主題歌が宇多田なのがいいのか、宣伝の打ち方がいいのか。だって、キャシャーンってそんなに伝説のアニメって訳でもないし、30代以下じゃしらねえだろ。それを焼き直したからって普通だったらそんなに話題になる訳もないと思うのだが、なかなかきてるな。まあ広告費回収できるかどうかは別だが、大したことのない物を売るのには話題と宣伝が大事だなと思う今日この頃。

　サボり気味で普通に仕事。まあ出るのが遅くなった分帰りが遅くなるってとこか。俺は人見知りなのでやっぱ客と馴染むまでに3年かかるな。今日あまり得意じゃない人と打ち解けてちょっと楽しかった。頼んだり頼まれたり、ご機嫌取ったり感謝してもらったり、喧嘩したり怒鳴られたり。そのタームの短い人のほうが順応性があって営業さん向きだと思うのだが、まあ、根が引きこもりの人見知りなのでしょうがない。ただ、遠慮なくなると逆に強いけどね、俺は。自分ではこう言いながら「君、口先三寸で世の中渡ってきてるだろ」と言われることもある。悪いけど初対面は得意よ。営業ならね。初対面で話できなきゃこの仕事やってられない。誰が来ようが無敵だよ、内勤さんに比べれば。でも、その先が苦手なの。ひとの顔憶えるのめちゃめちゃ苦手だし。

　ただねー、ひととすぐお友達になるひとがいて、「あー、なんとかさんよく知ってるよ」とか言って実際にはそんなに仲良くない人ってのがよくいて、そういう奴にはなりたくないのよ。それじゃ、「あー、松田聖子、よく知ってるよ」って言ってテレビで見てるだけでパイプない奴と同じだろ。

　夏なのにさまぁーず。いや、夏は暑いでんなー。大阪に来た頃「あつはなついでんなー」を覚えて、田舎に帰ってボケをかますつもりで「なつはあついでんなー」と言って取り返しのつかなくなったことがある。いい思い出だ。

　そんな訳で夏風邪のシーズンなのだが、俺はここ1年半くらい寝込んでいない。理由はふたつ。インフルエンザの予防接種をしたことと、イ○ジンで毎日うがいをしていることだと思う。イ○ジンは医者に行く度お題目のようにうがいうがいと言われるので馬鹿にしていたのだが、あるサイトで「イソジ○の殺菌力は馬鹿にできん」と言うのを読んでから冬にかかわらず毎日帰宅後うがいをしているのだ。たぶん1年くらい続けているんじゃないかな。そんなに○ソジンに殺菌力があるのなら飲んだほうがいいだろうと思うのだが、まあ、口の中や喉の入り口の雑菌を取るだけでも結構違うのかなと思う。で、俺の連れもイソ○ン好きでやはり欠かせないようだ。なので意外と効いてるのかもよ。お試しあれ。ただシーズンじゃないと定価で売ってて意外と高いので注意。

　今日、実はお前は北朝鮮人だったので、北朝鮮に行って来い、って言われてもきついかもな。

　実は俺の親はほんとは北朝鮮人で、親は北朝鮮に行っちゃったし、しばらく帰ってこねえし、国家権力に行けって言われるし、行かなきゃしょうがねえな。うーん、俺、日本で生まれ育ったし、日本嫌いじゃないし、北朝鮮語よくわかんねえし、どうしようかな。まあ行ってみるか。焼肉旨いかもしれないし。待てよそれは韓国か。

　世界観変えられるのは厳しいんじゃねえかな。しかも自称単一民族国家。ま、政治ネタは得意じゃないが、俺がそうなったら結構きついかも。

　駅前に買いだしに行ったら、なんだかすごい人だかり。テレビのロケでも来るのかと思ったらどうやら政党の駅前演説があるらしい。それがほっといたら増える増える。通路確保はされているものの歩けないほど人が集まっている。さすが公○党、動員力はたいしたもんだ。田舎の駅前なのでそんなに広くないんだが、小山のインストアライブの何倍もいるし、多分今鈴木亜美よんでもこのくらいじゃないかと思うくらい人が集まっている。すごいなー。あれ、みんなただで集まってるんだろ。何ももらえないのに。つーか下手したら金払って集まってんのか。

　で駅前のロータリーが街宣車でつっかえてるので駅に繋がっている道路がもうゲロ混み。大体うちの駅前、道路が狭いのだ。あちこちでクラクション鳴りまくりで、あちこちの交差点がつっかえてて、結局俺んちの前まで渋滞は続いていた。あれ、車に乗ってる奴は迷惑な話だよな。だいたいこんなとこなんで渋滞してるかわからないだろうしな。なので迷惑だなーと思いつつ、車じゃなくてよかったなーと少し優越感にひたりつつトコトコと歩いて帰ってきたのであった。あれ、許可とればいいのかな。おまわりも何人もうろうろしてたしな。まああんなに駅前に人がいたのは初めて見た。お祭りや成人式でもあんなにいないぞ。

　そんなわけで洗濯に取り掛かったらなんだかのってしまい、久しぶりにベッドパッドからシーツから座布団カバーから洗いまくってしまった。やはり清潔なのは気持ちがいいねえ。掃除したり洗濯したり、そんなに目に見えて違いがわからなくてもやっぱり気持ちいいもんね。いっぺんにやると時間がかかって大変なのでほんとはちょこちょこやればいいのだが、のったときにしかしないもんな。まあ、そんなもんか。

　一日うちにいた。まあ実は土曜日に家から一歩も出ないなんてことはそう珍しいことでもない。俺は外回りも出来る引きこもりなので、ウィークデイは外に出ざるをえないし、だからウィークエンドは家にいたいのだ。ただ何をしたというわけでもなく、なんか実のあることはしなかった。まあ、そんな日もあっていいじゃん。俺は効率を求めて生きているわけじゃないんだから。

　拉致被害者の家族、帰ってこられてなによりだった。政府も大変だな。家族は帰ってきて当然、他の事はどうなってんだって言われるし、話が進めば前にもましてその他のリクエストが強くなる。サラリーマンと一緒か。ノルマは出来て当然、そのほかに何が出来るかか。

　久しぶりに真面目に仕事をする。しかし、真面目な仕事ってのも最近よくわからんな。客の言うことを何でも聞いてやるのがいいことか。儲かんない仕事を受けるのは、あまりいいことではないだろう。めんどくさくて儲かんない仕事、そんなものはよくあるし、それを受けてやると喜ばれるのでつい受けてしまいがちだが、それじゃ商売ではないな。かといってめんどくさくて儲からない仕事から逃げてばっかりいたり、断ってばっかりいると役に立たない奴と言われたりもする。儲かることだけやるのがベストだけど、そればっかりじゃ難しいよな。おいしいとこ取りで勝ち逃げってそうそう出来るもんじゃないし。どうでもいいか、俺、経営者じゃないし。

　ああ、自分に出来ることは何でもしてあげようと思っていたあの頃が懐かしいね。今はいかに自分が仕事をしないかしか考えていない。そしてそれが正しいサラリーマンやマネージメントクラスだと思っている。そこに愛があればいいのかな。でもな、愛は飯食わしてくれないしな。

　こう、なんと言うのか何もかもがめんどくさいのよ。つまりなー、髭剃るのも歯を磨くのもめんどくさい。ここまでめんどくさいのはめずらしいというか危険だな。時間が少しあってもネットばかりしている。勉強もしたいし日記も書きたいのだが、特にやる気にはならん。パソコンの前からほとんど動かない、みたいな。まあ、パソコン好きだし、よく考えたら土日もほとんどパソコンの前にいるな、俺。じゃあ普通じゃん。

　久しぶりのオヤジに飯を食わせてもらう。ただ飯はありがたいねえ。人様のお財布で酒が飲めて飯が食えるなんて、なんて素敵なことなんだろう。で、騒がしいところは嫌だというし、かといってお手頃で静かで旨くて美人の女将がいる小料理屋なぞ俺が知るはずもなく、何故だかイタリアンへ。オヤジが今イタリアンに結構はまっているらしく、オーダーをするのになかなかあれやこれやとうるさい。まあ、それも楽しみではあるんだよね。何が旨いんだとか、これはなんだだの、あれをこうしろああしろだのね。俺はあまりやらないが、そういう客は店の人はなかなかうるさがたが来たぞとニヤッとするのか、うるせえ客だなと思うのか。やっぱめんどくせえだけだよな。まあ、なかなか旨かったし、いろんなもの食えたし、よかったかな。生焼けのラムチョップみたいな奴はなかなか自分じゃ食わないしね。

　二人でワインを１本空けて、ジンのソーダ割りを3杯飲んだらやはり結構飲みすぎだったようだ。帰って来てトイレでふらついて前転して転がりながらトイレから出た。

　先を考えて、小さいながらもひとつづつステップを踏んで、明日を考えて生きていくことも大事なのかなと思った。大体もう老後の心配する歳だしな。でも、なにやったって生きていけるぜって安心感も今は欲しいんだ。ふてぶてしく、ひとつづつ行ければいいんだが、それじゃ分裂症になっちゃう。夢の荷物ほおりなげて泣いてもいいかな。じゃあまず夢の荷物を探しに行かねば。

　最近帰宅拒否症なので、大体帰り道はヨドバシに寄ったり本屋に寄ったりするわけだが、今日は漫画喫茶に行ってみた。最近増えたんだよなー、漫画喫茶。昔は、いやそんな昔でもないが俺が大阪に来た頃には南方となんばのはずれくらいにしかなくて、そんなにメジャーなものではなかったのだが、今ちょっとしたターミナル駅だったらどこでもあるもんな。カラオケや深夜喫茶がわりに時間潰す奴も多いのかな。まあ実は漫画好きの俺としてはありがたい。しかし一回入っちゃうと長くなるので普段はめったに行かんがね。

　「コータローまかりとおる」を読む。これ、気に入ってて何度も読み返すのだが自分では持っていない。なんでかっていうと長いし、初期の頃は面白くなさそうだからだ。でもことあるごとに読むんだよね。一番気に入ってるのはなんとかようすいとコータローが対決するシーン。

　空手の話なのだが、正拳中段突きの話。正拳中段突きと言うのは空手を入門してからすぐに習う基本技なのだが、これが実際には痛め技としてしか役に立たないという。そして、いやそうじゃないと、極めるのがもっとも困難で極めたときこそが一撃必殺の必殺技であるからこそ、入門当初から習うのであると、こういう話。これがね、大好きなの俺。

　なんだろうな。極めるのが困難な必殺技だから最初から習うんだっていうところがいいのかな。基本を馬鹿にするな、基本が一番大事なんだっていうところを肯定しているところがすきなのかもしれない。うーん、一番基本なことが極めるには困難で、実は基本が一番大事ってとこがいいのかな。いや、それに気付いたってシーンがいいのかな。剣道だったら例えば中段の構えか。上段は一撃必殺かもしれないがハイリスク過ぎるし、八相なんてみた事ないしな。ちょっとちがうな。

　極めるのが困難で、一番最初に習う必殺技って何故だか挨拶が思い浮かぶんだよね。まあ剣道は礼に始まり礼に終わり、気剣体の一致まで修行するわけだが、生きていく上での必殺技って挨拶のような気がする。極めるのも困難だし、基本技だし、挨拶のきちんとしてる人って感じいいしね。

　そんなわけで長いこと色んな人に挨拶をしまくっているのに挨拶下手なオタク君はこのわたしです。配った名刺は一万枚じゃきかんと思うがね。

　久しぶりにちょっとしたイベントごとみたいな仕事。ただ今回は俺はサブなので全然気楽。チーフの子はかなりテンパってるがね。とはいえたくさんのクライアントが集まるので気を抜いていられない。ここでヘマしたらあとあとまで「奴は仕事してない」って評判が飛ぶしね。たまには評価されることも大事かもしれないなと思った。そうしないと今時分がどの位置にいるか解りにくいしね。ただ評価されるのはいいが、批判されるのは大嫌いだしモチベーションも下がるのでやめてあげて。

　まあ、大仕事って結構サラリーマンを大きくするかもしれないね。大仕事終わった後のチーフの子、やる気も満々だし、ちょっと頼もしくも見えた。人はこうして成長していくのだろうか。

　なんだろう。いつになくのんびりした休日。何もしなくていいし、何もしない日。部屋の片付けでもしようかと思ったが、もはや捨てるものもなく、整理するスペースもなく、ちょっといじって断念。だってもう捨てるものはないもの。

　人生は死ぬときまでの暇つぶし。そんな感じでいいかな。いろいろあるけど、全く違ってるように見えて理解しあえることや、同じように見えて似てるからこそ憎みあうことってあるのかもな。まあ、愛と感謝が自分と世界を救うのかも。

　そういえば最近当たりなんだかはずれなんだか解らない懸賞に当たった。ひとつは温泉旅館の宿泊権。これ、一人分は無料だが一人では泊まれず、二人以上じゃないと泊まれないというけちくさいもの。おまけにお一人様3万とか5万とかする旅館なのだ。5万もあったら結構いいホテル泊まれるっちゅうねん。まあ晩ごはんはついてるらしいが、なんだかね。

　もうひとつはスーツのお仕立券1万円分。ただスーツを仕立てると4万から9万くらいかかる。大したブランドでもないのにそんなとこでスーツなんか仕立てねえってんだ。若者向け安売りスーツの仕掛け屋みたいなブランドのとこなんだけどね。まあどっちもいわゆる優待券みたいなもんか。うまい話ってのはやっぱりそうそうないもんだな。

　そんなわけで眼科に行ってきた。眼科とコンタクト屋の関係って胡散臭いとは聞いていたが、やっぱりなんか胡散臭いな。どう見てもコンタクト売るためだけの眼科だもんな。コンタクト屋のねえちゃんも愛想なくて、「コンタクトの処方箋は普通出ませんよ」と言い捨てやがる。どうも仕掛けとしてはそこ専属の眼科で診察しないと買えませんよってことらしい。まあどう考えても安売りコンタクト屋に客を流さないための囲い込み政策としか思えんな。

　まあどっちにしても一回やってみたいので見てもらうことに。ネットで調べて2weekのお試しレンズがもらえるクーポンを持っていったから、どっちにしてもひとつはただでもらえるもんね。いや、いきなりクーポン出して処方箋くれって言ったから初手から買う気がないと思われて愛想悪かったのかな。

　眼科のおねえちゃんは親切だった。でもやっぱりなんか買わせたそうだった。しかし先生が気さくというかがらっぱちというか商売っ気がないというか、初手から「あー、コンタクトはめんどくさいのよねー」とか、「あなたくらいなら毎日するよりスポーツする時くらいにしといたほうがいいわねー」とかなんか商売っ気もなく、眼のことを考えてるいい先生だった。大体俺くらいの視力じゃ眼鏡で矯正できるし、何の不自由もないし、先生もあきらかにあんたくらいの視力なら眼鏡の方がいいわよって感じだった。コンタクトってやっぱり必要に迫られてするものなんだろうな。極度の近視とか、眼鏡掛けられないケースが多い人とかな。

　視力をかなり綿密に測って、眼を見てもらって、コンタクトをつける練習をする。あの商売もすごいな。人の眼に指突っ込むのって恐くねえのかな。おねえちゃんたちは医者じゃないと思うし、資格かなんかあるのかな。

　というわけで診察料2450円払って、2週間用のコンタクトをひとつもらって、ケア用品もひとつもらって帰ってきた。まあこれでいつでもコンタクト買えるし、どんな感じかもわかったのでなかなかいい経験かも。

　いまコンタクトをつけているのだが、やっぱり眼は少しゴロゴロする。まあ眼鏡をかけずにものがくっきり見えるのは快適ではあるのだが、パソコンなんかやってるとかなり眼が疲れるし、大体家の中でものがよく見えるって疲れる。だから家では眼鏡もかけないようにしてるんだった。まあしばらくやってみよっと。

　どうでもいいが、俺は眼鏡をかけている。大人になってから悪くなったので、15年くらいかけているか。で、目が悪い人は必ず視力の悪い自慢をするのだ。0.01ないとかあるとかね。で、この業界では悪ければ悪いほど偉いことになっている。俺はそんなに悪くなく、まあ見えにくい程度だったのだが、最近は視力0.1くらいになったので、まあ人並みの視力の悪さになった。でも自慢できるほどじゃない。

　なのでコンタクトを入れるほど悪くはないし、大体俺は眼鏡というものが基本的に好きだったので考えもしなかった。あと、コンタクトにいい印象がなかった。若い頃、姉が初めてコンタクトを入れた時毎朝大騒ぎをしていたからだ。「入れてー」「入らないー」「怖いー」「イタいー」「目開けてー」などとコンタクトを入れるのに姉と母とが随分苦労してたので、ああめんどくさいもんなんだなーと思っていた。

　で、今日コンタクトレンズのサンプルをもらったのだ。ディスポーザブルタイプというか、ワンデイの使い捨ての奴ね。で、思い切って入れてみたのだ。これがやっぱり怖い。大体目に異物を入れるなんてことが人間として間違っているし、目を直接触るなんてのが怖いのだ。でもまあ２．３回やってみたら何とか入ったし、取るときの方が怖いのかなと思っていたら、取るのは比較的簡単に取れた。涙はボロボロ出たけどね。

　まあ度数が違っていたので全然快適ではなかったのだが、なんと俺はコンタクトが気に入ってしまったのだ。眼鏡をかけてて不便なことはサングラスも度付きにしなきゃいけないこと。で、度付きのグラサンかけてるとよく殴られるのよ。これがほんとのどつきサングラス。ネタはさておき。

　何かの時にコンタクトも使えるようにしておくと、なにかと便利かなーと思ったのだ。今まで眼中にもなかったのに、俺は明日早速眼鏡屋さんと眼科さんに行って、コンタクトを買う気満々なのだ。これはすごい。

　何がすごいってサンプリングの効果である。大体サンプリングの効果って0.3%とかって言われてるのよ。だからサンプル1000枚配って3人引っかかるかどうかなの。まさか俺がそのサンプリングに引っかかると思っていなかったのだが、俺はサンプルを試しただけで、すでに明日、あんなに興味のなかったコンタクトレンズを買おうとしているのだ。のせられやすいんかな、俺。前もリゲインのサンプルもらったら意外と旨くて、夏中リゲイン飲んでたりしたしな。あれ以来ドリンク剤も結構飲むようになったし。

　しかしまあ、新しいことにチャレンジしてみるのはいいことだし、新しい経験が出来るってのは楽しいことなのでなんかウキウキ。早く度の合うコンタクト入れてみたい。

　いや、世間ってのは厳しいのよ。我慢しなきゃ生きていけないけど、我慢して真面目に生きていたって足元をすくわれることもある。足元すくわれるどころか脳天かち割られることもあるしな。

　俺は正直者が馬鹿を見るとは思っていない。人にひどいことして自分だけうまくすり抜けたって、人にしたことはいつか自分もされると思っている。人に失礼なことや意地悪なことをした分だけいつか自分に返ってきちゃう。だから当座すごいやな奴でうまくやってる奴がいても、いつかそいつはひどい目にあうだろうと許してやっている。でもな、真面目にやってる人が割りを食うってのはあるのよ。

　でも大丈夫。ひとにやなことをした奴はいくら偉くなってもいくら儲かってても、幸せな死に際を迎えられないの。だからひとにいやなことをせずに、自分がいいと思ったことをすればいい。情けはひとのためならず。

　ま、俺はそんなに真面目じゃないし、たいしていいこともしてないのでどうでもいいんだが、一生懸命やってきた人が報われないのはちょっと悲しいね。ま、人生、幸不幸の量は一緒。人よりたくさん浮名を流した奴は人よりたくさん血を流すだろうし、与えた分だけいつかは与えられる。そう思わなきゃやってられない。

　久しぶりに飲み。

　欲しいものだけが欲しいんだし、欲しいものだけを買えばいいんだよな。今日、靴を見に行った。ここんとこ靴を買っていないので何でもいいから欲しいのだ。しかし、たいして気に入った靴はなく、ちょっといいなと思ってもサイズがない。しょうがなく別の靴屋へ行くと、閉店セールで大安売り。と言っても安い靴が安いだけで、レッドウィングは値引きしてないし、リーガルとかの定番品もいつも程度の割引きでしかない。

　ショートのエンジニアブーツがあった。前からひとつ欲しいとは思っていた。でも、激安って訳じゃないし、そんなに欲しいブランドでもない。でもレッドウィングにはショートエンジニアはないし、かといってエンジニアブーツを買うにあたってはレッドウィング以外意味がない。ショートエンジニアは欲しいが、レッドウィングのほうがもっと欲しいのだ。しばらく考えて、やめた。

　激安で、使い捨てなら買ってもいい。でも、悩むってことはそんなに欲しくないんだろう。そこでやめないと自分の美学が緩んでくる。ほんとに欲しいものしか欲しくないし、ことに靴はサイズや履き心地が悪ければ結局は履かない。どんなに気に入って買ってもね。

　欲しいものだけを買えばいい。欲しければ高くたって買えばいい。何度も書いているが、今俺は欲しいものしか欲しくない。今日ちょっと無駄遣いをしそうになったが、よく我慢したなーと思う。我慢したわけではないか。よく考えたら自分の意志がちゃんとわかったってことだ。今履いている自分の靴を見てみた。ちょっとくたびれちゃいるが、気に入って買って、ちゃんと磨いている。そんなに高いもんじゃないが、気に入っている。まだリペアすれば履けるし、たいして気に入ってもいないチンピラの靴が来たらこいつにも失礼だろう。こうして人はどんどん自分のインフレにはまっていくんだろう。願わくばユニ○ロでたくさん買うよりも気に入った服をひとつだけ買える奴になりますように。ま、そのうちユニクロでひとつだけしか買えない時期が来るのかもしれないがね。

　うまい文章を見ると、やはりきちんとした文章を書かねばならんなあと思う。何が巧いかは人それぞれだと思うのだが、きちんとした、カッコいい、そして何よりも読ませる文章を読むと楽しいし、やはり文章ってのはきちんと考えて起承転結を考えて書かねば進歩はないんだろうなと思う。まあ、書かないよりは何でも書いたほうがマシだとは思うが、ちゃんとした文章を書くのにはやはり努力が要る。でもなー、考えて書くとすごい時間かかるんだよな。で、面白い文章を書いてる人が暇そうかっていうとそんなことはない。忙しい時間を割いて書いてるみたいだ。世の中ちゃんとした人っているよな。忙しいのにちゃんと面白いこと書いて、サイトも凝ってたりな。

　前はちょっと、テーマ別に書いてたりしたし、あちこちちょこちょこ更新してたのにな。その頃だって別に暇だったわけじゃない。文章よりも時間の使い方か。まあ、反省している暇はない。反省してる暇になんかしよっと。

　空腹は最高のスパイスだ。おなか空いてたのでランチまで我慢できずにどん兵衛の天ぷらそば食ったのだが、このどん兵衛がものすごくうまかった。俺、どん兵衛は常備してあるくらい好きなので、久しぶりって訳でもないし、どっちかって言うと食い飽きているのだが、なんかこの世のものとも思えないうまさだったんだよな。

　で、10時頃どん兵衛を食べ、おひるを食べなかったらやはり夕方腹が減ったので始めて吉野家で豚丼食ってみた。これもうまかった。今までちょっと嫌で避けていたのだが、うまかったー。牛丼とたいして変わらないくらいうまいな。「とんどん」か「ぶたどん」かどっちだろう。ぶたどんで通ったけど、すき家は「とんどん」なんだよな。牛丼に比べると肉ちょっと少ないし、ごぼうの匂いがちょっと鼻につくが、まあこれで320円は高くはないかも。

　やはりものをうまく食うコツは、おなかが空いたときに食べることだね。まあたまに「俺の空腹を返せー」っていうくらいまずいものもあるけどさ。

　そろそろこたつやめるか。

　と思い立ってこたつをやめた。といっても俺んちはテーブルもちゃぶ台もなく、こたつがテーブル代わりなのでこたつ布団を取っただけ。今時こたつをテーブル代わりにしてる奴なんているのかよ。貧乏学生じゃあるまいし。しかも俺んちのこたつ、インテリア調の奴じゃなくて、下に網が張り出している昔ながらの赤外線こたつなんだよな。でも俺はこいつと一生生きていかねばならないのでまあしょうがない。

　で、このこたつ布団をしまうところがなくて困ってる。押入れはいっぱいだし、うちはウォーターベッドなので敷布団にするわけにもいかないし。一番良いのはクリーニング屋に預けて半年くらい行かないってのがいいんだが、毎週行くのでそうもいかんしな。

　最近インテリア雑誌でも買って部屋の見直しをしようと思ってるのだが、買おうと思うと、「いや、物が多すぎるのでまず物を捨てない限りは何の解決にもならん」と気づき、雑誌も買わないし物も捨てないし、結局何も片付かないという悪循環に陥っている。そのうち「捨てない！技術」でも書くか。

　二日働いたらまたおやすみ。ありがたいねえサラリーマンってのは。ここんとこは暖かい日が続いているので、いよいよ半袖に衣替えをすることにした。厚手の上着をしまって、長袖もしまって、半袖やアロハの出番である。寒くなってももう長袖は着れない。大丈夫か俺。気がつくとここんとこ服が増えている。そんなに買っているつもりもないのだが、古いものを捨てないので自然と増えるわな、そりゃ。大阪へ来た頃の倍は増えてるな。もうしまうところがなくて押入れだけじゃ収まってないし。

　さんざん悩んで2着服を捨てた。ひとつはタバコの焼け焦げの付いたベスト。もうひとつは5年くらい着ていなくて変色したトレーナー。どっちも人が見たら 早く捨てろよっていうくらいの物なのだが、本人はなかなか捨てられないのよ。ああほんとはもっと捨ててすっきりした生活になりたいのに、捨てられない。じゃあ収納に困らないでかい家でも買うか。そっちのほうが無理。

　「大脱走」って映画がある。これは現在、一部革ジャンフェチの間では別の意味で重要な映画であるのだが、小さい頃に見たときとても感銘を受けた覚えがある。何故かというと捕虜がとても優遇されていたからである。対等というか、捕虜生活なのに檻の中にも入れられず、キャッチボールしたり、タバコ吸ったり、紅茶の差し入れを送ってもらえたりしているのである。場所はドイツで捕虜は英国兵と米国兵。ああ、欧米ってのはこんなに紳士な国なんだと子供心に思ったことをよく憶えている。どうでもいいが、なぜ戦争のプラモデルはドイツ軍のものが多かったんだろう。俺がドイツ好きだっただけかな。それはさておき。

　今回の捕虜虐待、ひどい話だが戦争ってそんなもんだと思う。だからこそ戦争は嫌なのだ。殺人、虐待、強奪、強姦、なんでもありなんじゃねえのかな。俺の中では非戦闘地域だからって言って丸腰で歩けるとも思えない。大体、機関銃ぶっ放してるところをテレビが撮ってるってのも不思議だ。情報化時代ってのはそういうことなのかな。まあ、それはありだとしても戦争につきものの嫌な部分ってのは必ずあるんだなってことをあたりまえのことだが再認識した。テレビで見られる綺麗な戦争なんてない。

　さてお決まり通りの連休ボケである。幸いにも急ぎの用事はないのでリハビリのような仕事をする。まあどこもかしこもGWだったので、思ったよりは仕事が溜まってるってことはなく、逆にちょっと拍子抜けするくらい。しかしほんとにあっという間にバカンス気分は消えるな。

　洗濯したり、片付けものをしたり、意外と忙しいぞ。しかし結局休みってのは何日あってもあっという間だな。ま、休みが終わるのは楽しいが、嫌な事があるからよりいっそう休みは楽しいわけで、休みが日常になっちゃったらそれはそれでつまんないんだろうな。ま、3年くらいは楽々楽しく休めると思うが、今のところはまだ楽しい隠居生活のための資産を貯めねばなるまい。

　明日から頑張ろうなんてとても思えないが、楽しい未来を夢見て我慢する覚悟を決めよう。ま、覚悟なんて決めなくても日常は否応なしにやってくるがね。

　高島屋へお買い物へ行く。うーん、デパート（古）ってなんかちょっと古臭いけど、なんかちょっとだけ優雅な感じはするな。センスがいいとは言いがたいけど、なんか家族でお買い物っていう感じがしてちょっといいかも。

　晩ごはんはおすしである。おやすみの日にひとの金でおすしが食べられるなんて幸せがあっていいのかな。しかし鮨ってまともに食ってるとすぐおなかいっぱいになっちゃうんだよな。ああもう少し若ければもっとたくさん食べられるのに。ちょっと残念。

　ボケボケしてると連休はどんどん過ぎていく。日がな一日ゴロゴロしてねむねむ。

　　休みの日に会社用のケータイを気にするのはサラリーマンとして悪いことじゃないんだが、よく考えたら無視したっていいんだよな。大体仕事してる奴全部が全部ケータイ持ってるわけじゃないんだし、こっちから連絡取れない奴だって多いんだし。まあ、かかってきたものは自分が気になるから無視して気にしてるより、見て掛けちゃうってことなんだろうな。じゃあ自分のせいじゃん。

　海へ行く。海を見るのは久しぶり。なにしろ俺は十州に境連ぬる国のくせに海に面していないという国の生まれなので、昔から海とはあまり縁がないのである。海はいいねえ。シーサイドってやっぱりなんかひとを開放的にさせるよな。山はなんかひとをストイックにするような気がする。ストイックじゃねえか、閉鎖的かな。

　青い海、青い空。なんかなんでもいいかって気になってきて、日常とか、コンクリートとか、電車とか、普段暮らしている環境やくよくよ悩んでる事がバカバカしくなってくる。「あー、夕刊フジ買いたいけどおこずかい少ないからやめとこ」とか考えている自分から開放されるのは素敵なこと。ま、街へ戻ればすぐ日常へ戻ることはわかりきっちゃいるんだが、束の間でも煩悩から開放されるのは楽しいねえ。

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