会社の人もけっこう休んでたりして、意外と静か。電話も少なめだしね。余裕があるとのんびり仕事が出来るので、いつも出来ない気がかりな事が出来たりして、たまにはいいかも。

　休みなのに早起き。しかも先週の土日に買い出しや洗濯をすませてあるので、特にすることもない。そんな訳で思い立ったが吉日。ベランダの掃除と観葉植物の植え替えをする。天井まで届くほど伸びたユッカくんを思い切って切り返す。切った枝だけでも1mはある。ちゃんと根がつくといいんだが。他の鉢も根を少し切って空気を入れて土をほぐす。随分増えてはっきり言って邪魔なくらいベランダが狭い。ベランダも水をまいて土や埃を流す。夏に向けてなんかさっぱりだ。

　今日はあったかかったので、思い切って衣替えもする。コートやツゥイードを仕舞い、夏物のスーツを出す。ボケボケしてるともう夏物のスーツですら暑くなっちゃうんだろうな。合物ってほんとに着る期間が短いな。今シーズン着なかったスーツを2着、捨てることにした。どこも傷んでいないし、気に入ってるし、もったいないといえばもったいないのだが、なんとなく古びてきているし、10年近く着倒したのでそろそろいいかなと。置いとく場所もないし、昔の知り合いに出会ったら、「まだそのスーツ着てるの」って言われてもカッコ悪いしな。まあ、そんなに高いものでもないし、新陳代謝をしていかねば進歩していかないしね。俺の場合、服って平気で10年くらい着るので、買うときには気をつけよう。気に入ったいいものだけを買っていくようにしたいものだ。値段と流行と気分に負けてついうっかりいろんなもの買っちゃったりするしね。10年着るんなら少々高くても気に入ったものだけを買えばいい。

　今日は思うところがあって断酒の日。たまに暇があるといろんな思うところがあるものだ。酒を飲まないといつまでたってもしらふなのでいろんな事が出来る。というか結構ヒマである。で、ついつい酒のことばっかり考えちゃうんだな。平日なら11時頃まで飲まない日なんてザラにあるのに、休みの日は6時頃から飲む癖がついているので、なんか変な感じ。ごはんを食べるのに食前酒がないなんてことがあっていいのか。まあ、肝臓にもたまには休みをくれてやってもいいだろう。

　そんな訳でゴルフを見て、自分のスイングもタイガーウッズのスイングに改造する気になり、ストレッチをして腕立てと腹筋をする。酒飲んで運動するのは身体に悪いのでこんなときでもないとなかなかできないし。晩ごはんは冷奴とちりめんじゃこ。飲み物はトマトジュースとお茶。ついでにビタミンＣとかウコンとかサプリメントも飲む。こんなことしてると健康になっちゃうな、俺。

　ひとんちの日記を読んで、そっかー、楽しいからいろいろ楽しいことがあるんじゃなくて、いろいろあるから楽しくするんだ、なんてちょっと思った。俺もなんかしよっと。とりあえずは春物のジャケットかな。仕事も楽しくなるしな。いや、仕事優先よりほんとは違うことのほうがいいな。

　月曜日なのだが、心なしか街は静か。阪急線は少し空いていて、連休の狭間を少し感じさせる。と思ったら地下鉄はいつものように混んでやがんの。

　連休の谷間だと思うと、何だか妙に気が軽い。気が軽いとステップも軽くなるもので、普通にお仕事は進む。いつもだったらとぼけちゃうような仕事も、ちゃんと出直してやり直してみたりする。やっつけ仕事よりは時間がかかってもちゃんとした仕事をすることのほうが当たり前だが大事なこと。

　そうこうしているとちょっと問題が発生し、あるクライアントへ行かなきゃいけない羽目になる。商談時間はものの5分くらいなのだが、話さなきゃわかんないことや、話せばわかることがある。実は仕事の内容ってのはかけた時間に正比例するもんじゃないことを思い出す。5分の話のために2時間もかけていくのは馬鹿げたことに見えるけど、やらなきゃいけないこともある。ちょっと反省というか思い出したというか、効率主義だけに走ってると大事なことを忘れちゃうかもしれない。無論効率も大事だけどさ。

　結構寝たはずなのに寝たりない感じで目が覚める。でもいい天気だからご機嫌は悪くない。これから発泡酒買いに行くのよ。値上げされちゃう前にね。

　今日は選挙があったので、選挙に行く。前回は行けなかったからね。まあうちは単なる市議選なので、たいして盛り上がってもいない。選挙カーちょっとうるさかったけどな。

　で、ダイエーへ発泡酒の買占めに。五月からひと缶10円上がるので、とりあえず買いだめしておくことにした。実は10円くらいだったら特売のときにあっという間に取り返せるはずなのだが、なんとなくのってみた。5000円以上買うと無料で配達してくれるなんて今回始めて知った。これはいいぞ。これでしばらくはお買い物が楽になる。ビール結構重いんだよな。

　今日はあったかかった。お買い物のときにもう最後かなと思って革ジャケットを着ていったのだが、いい天気のせいもあって少し歩いたら汗ばむくらいの陽気。そろそろ初夏の気配だな。俺なぞ馬鹿みたいに革ジャケットだが、半袖の人ももう結構いるし。そろそろ押入れの服も衣替えをせねばなるまい。あったかいと思ったらあっという間に夏は来るしね。

　世間ではゴールデンウィークの始まり。しかし今年は大型連休にしにくいので、世間も俺もぜんぜん盛り上がっていないようだ。なにしろ俺も暦通りだしな。まあゆっくりしよう。時間があればやりたいことはいくらでもあるんだから。などと思っていたら風邪薬を飲んでぐっすりお昼寝をしてしまい、あっという間に一日は過ぎた。

　真面目な話をしなきゃいけない時もあるし、したくないときもある。深刻な話って、急にやってくるし、急にやってこられるととても困る。なんか全人格を試されるような気がするからだ。先の話も心配しなきゃいけないんだが、先の心配ばかりしてどうなる。人生先のこと考えてると、考えなくちゃいけないことばっかりなんだよな。特に年とってくると先が見えてくるしね。何しろもう俺初老だし。逃げてるわけじゃないけど、何とかなるような気もするし、その時じゃないとわからないこともあるしね。大体今食うに困ってんだから、今の心配のが大事だろう。

　などといいつつ、いいこともあった。去年の雪辱を今年果たした感じ。真面目に生きているといいこともあるのよ。

　気持ちは焦っているのだが、仕事はあまりはかどらない。すると、何故だか「ま、もういっか」みたいな気持ちになってしまう。実際にはまあいいかですむわけもないのだが、逃げられる仕事は逃げちゃえみたいな気持ちになった。すると締め切りになってあわてたり間に合わなかったりするわけだが、やる気が出ないとつい逃げちゃう。まあやる気がなくて逃げられるなんてのは余裕がある証拠だ。やってもやっても終わらないなんて時期に比べたら幸せなもんだ。まあやっつけ仕事をして適当に終わる。

　給料日とGW前のこともあってか、銀行はめちゃめちゃ混んでいた。そうこうしていると昔の後輩からお誘いの電話。久しぶりなので飯を食いに行くことになる。この日は焼肉のあと、バーで一杯と軽めに終わる。最近飲みすぎに気をつけているせいもあって、ちびちび飲んでいる。そのうちぶち切れるような飲みがどっかで出たらいやだな。

　ところでタバコの本数は結構減っている。禁煙なぞする気もないが、ちょっとタバコが多すぎる。税金も上がるし、知り合いが肺を病んだので、ちょっと気にしだしたのもある。俺は今50本近く吸うのだが、半分にしたら月間10000円近く浮くのである。大体タバコを吸うというのはめんどくさいのである。しばらく吸えないといらいらするし、駅のホームやランチタイムのレストランは禁煙だし、とにかく吸わなきゃいられない体質というのは何かと不便なのである。

　歩きタバコと、ちょっとだけ吸いたい時に半分だけ吸って捨てるという吸い方をやめ、タバコを吸うことを意識してゆっくり吸うようにしたら本数は結構減った。今きちんと毎日2箱ずつ計って吸っているのだが、2箱で足りている。今日は酒を飲んだので増えるかと思ったのだが、意識して吸っているのでやはり2箱でおさまった。このままいけば1箱くらいでおさまるようになるかもしれない。ま、健康とお財布のためにも少し節煙は続けたいな。

　某新星堂へ行ったら、ロックンロール特集みたいなものをしていた。クールスやらキャロルやらクレイジーケンバンドやらいろいろあった。やはり基本はリーゼントと革ジャンだなとロックンローラー魂を揺さぶられてしまった。音楽としてのロックンロールはスプリングスティーンと小山でもいいのだが、スタイルと、基本的なスリーコードのロックンロールというのはやはりそれとは別に必要なのである。

　すると俺の場合どこへたどり着くかというと、横浜銀蠅にたどり着くのである。クールスはちょっと硬派だし、矢沢は好きじゃないし、ダウンタウンブギウギバンドは波がありすぎる。かといって新しいものにチャレンジするほど冒険心はない。横浜銀蠅は俺、昔好きで結構聞いてたんだよな。ちょっとダサいがコミカルで、とてもスウィートなロックンロールもある。

　カバーの新譜が出ていたので、買おうかどうしようかちょっと悩んだがこの日はやめる。すると、ボーカルの翔、また覚せい剤で逮捕されてやがんの。どうしようもねえな。やっぱりチンピラはチンピラってことか。根っからのチンピラなのかな。銀蠅自体は好きなのでちょっと残念だ。ロックンロール系譜はいつか書きたい。

　昔、小さかった頃宇崎竜道が明治大学卒で、銀蠅のジョニーですら足利工業大学かどっかの大学生だって聞いてびっくりしたことがある。ちょっと裏切られたような気がした。不良のくせに大学なんかでてんじゃねえよって。そう思ったと同時に、世間の裏側を見たような気がした。あー、世の中に出るひとって、実は結構まともなひとが多いんだなって。大学くらいでとかなきゃダメだなと思ったのはその頃の話。

　最近よく目に付くのだが、傍若無人に権利を主張する奴は、単にわがままなだけなんだなと思う。たいした話じゃないんだが、７人掛けの電車の座席に6人乗ってるときに最後の一人が座る瞬間の話。

　気の利いた人は「すいません」と言って座るのよ。で、一人分空いてもそこのスペースは空けたままにしておく人が多い。で、わがまま野郎は何も言わずにケツを向けて座り込もうとする。何故だかデブとおっさんに多い。デブは立ってるのが大変なんだと思うが、デブなだけに1.5倍のスペースを必要とする。でも一人前に一人分のスペースに「座れる」「座ろう」と思う性根に腹が立つ。

　それよりたちの悪いのがおっさん。やな感じだなと思ったのは、最後に無理やり座り込んで、あまりに狭かったのでおばちゃんが嫌そうに席を立った。するとそのおっさんはその一人分空いたスペースを占領して足を広げてガーガー寝はじめるのだ。死んだほうがいいな。今日見たおっさんはやはり無理やり座り込んで、ひとり席を立ったらすぐ脇に鞄を置いてスペースを占領する。また隣が空くと今度は手をついてまた自分のスペースを広げようとする。慇懃無礼なおばちゃんのほうがまだましかもしれない。無言で無礼なおっさんよりは。

　7人掛けのスペースに6人しか座ってなかった時に、最後に詰めてもらって座るのはけして悪いことじゃない。しかしそこに無理やり座ろうとする奴は往々にして自分の権利を主張するばかりで、譲り合いの精神がない奴が多いのだ。つまり狭いながらも最後に座って、誰かが席を立ったときにそのスペースを空けておくのなら、それはいいのよ。でも人を押しのけて座りたがる奴は、7人掛けのスペースを考えてるんじゃなくて、誰かを立たせてでも自分が座りたいだけの奴が多いんだな。7人掛けなんだから7人座りましょうじゃなくて、とりあえず俺を座らせろ。誰かが立ったら俺がゆったり座ってやる、みたいな奴が多い。どんなに疲れててもそんなおっさんにだけはなりたくないと思う今日この頃。そんなおっさんは話してもやな奴に違いない。

　人のことはとやかく言うものの、俺は街中をくわえタバコで歩いてポイ捨てするような男である。非喫煙者から見たら俺の方が極悪人だろう。なので、最近はなるべくポイ捨てをやめて、携帯灰皿を買って鞄につけて歩いている。2000円もした。初代は2回くらい使ったのだが、あまりに使われないせいか知らない間にいなくなっていたので、懲りずにおんなじものを買った。ポイ捨てに文句のある奴は俺に言ってこい。俺はマナーを守る覚悟は出来ている。覚悟だけだがね。

　ちなみに最近タバコの本数を減らしている。一本をゆっくり吸って、煙をふかさず、全部吸い込むようにしている。ほんとに一服してるって感じ。しかし、本数は減ったが煙を全部吸い込むし、根元まできっちり吸うので、ニコチンタールの摂取量は増えてるような気がしてしょうがない。これでいいのか。いいや。

　言葉というのは、言い回しによっては、とても凄い力を持っている。無神経に発した場合も、とても気を遣った場合も。そして、思わぬ方向からやってきた場合、とても素敵な力を発揮する。

　ある詩人が、俺の目の前からいなくなった、しばらく逢えなくなった人を「殿堂入り」とし、「永久名誉管理人」として命名したのだ。とても、救われた。わりとよくある言葉ではある。ある意味では典型的というか、ユーモラスな感じすらさせる。しかし、そのたとえに俺は救われた。こんな解決方法があるんだ、と。いなくなったわけじゃない。殿堂入りして偉くなったから、ちょっとおやすみ。永久だからいつでもずーっとそこにいるんだと。発想の転換という言葉が俺は好きなのだが、まさしくそれを体現してくれた。詩人が使えばどんな言葉も魔法の言葉だ。だからこそ、詩人なのだが。

　何故だか急にネガティヴな気分に襲われた。何故だかといいつつ理由は明白。アルコール依存症のサイトを見たからだ。俺は毎晩飲むし、わりと量も飲む。俺より飲む人も世の中にはいくらでもいるんだろうが、なんかへこんだ。アルコール依存症のつもりもないが、酒もタバコもやめられない。ま、酒もタバコも旨けりゃ健康な証拠だと思うのだが、歳のせいかちょっと考えちゃう。後で出るのかな、なんてな。そんなわけで今日はちびちび酒を飲み、タバコもゆっくり吸ってるのでいつもより倍旨い。

　で、まあネガティブなときはネガティヴなものが寄ってくるらしく、仕事はうまくいかないわ、うまくいかなくて反省するわ、本屋で粘着質のクレーム客は見るわ、咳はひどくなるわ、ろくなことがない。ラッキーを呼び寄せられないとは、俺もまだまだ未熟者だ。調子がよければなんでもポジティヴに考えられるのにな。

　旧友とランチ。色々ある人の話ってのは他人事だととても興味深い。本人にはたまったもんじゃないらしいがね。でも、はたからみてるとなんかいいチャンスのような気がする。何かを広げていかない奴は、多分いつまでたっても広がらない。狭義を極めるにしても、それはそれで苦しいはず。

　健康診断の結果が来た。思ったよりは健康だったが、まあ、身体はちょいとへたり気味。風邪薬ももらいたかったので病院に行って、ついでに健康相談をする。医者もなんだか素人さんで、「うーん、この数値がだけが高いからっていってどうこうってもんでもないですしね」みたいな返答。ま、言わんとすることはわかるが、要治療って書いた限りは薬くらい出せよ。たいしたことねえんじゃん。ま、逆にひと安心。

　まあ、医者の言うことなんざまともに聞いてたらひどい目にあうので、どこも悪くないうちはほっといたほうがいいに決まってる。人間には治癒能力があるのだ。薬飲んで治療すりゃいいってもんじゃねえぞ。いざっていう時に薬効かなくなっちゃうしな。なのでとりあえず食生活に気をつけることにする。多分、それで十分。

　風邪のせいか春眠暁を覚えずなのか、よく寝れる。早寝早起きだ。

　ちょっと早めにこたつをはずした。といってもうちのこたつはテーブル代わりなのでこたつ布団を取っただけなんだがね。ベンジャミンくんもベランダに追い出した。すっかり春景色である。こんなに愛してるこたつでさえ、暖かくなるとちょっとうっとおしくなる。人間って、勝手だな。

　久しぶりにお買い物に出かける。季節外れなのだが、好きなバーゲンがあるからだ。春先に欲しいものはチノパンと春物のジャケット。プロパででも服を買おうと考えるなんて、俺も随分偉くなったもんだ。ちょっと前まではバーゲンでしか買えなかったくせに。

　そんな訳でまずバーゲン。このバーゲンは季節外れなので出物があって結構気に入ってるのだが、今回はたいしたものはなかった。といいつつもTシャツと半袖の可愛いシャツを買ってしまう。しかもボーイズ系のブランドで。子供か俺は。

　続いてジャケットを物色に行くが、やはりものを定価で買うのはどうも踏ん切りがつかん。なので今日は中止。先にシャツを買ってしまったので何となくお買い物熱が満足したのかもしれない。あと、ジーンズを見に行く。いまジーパンって言わないのかな。言ってもいいのかな。俺的にはジーパンなのだが、あんまり言わなくなってるよな。世代の差が出るな。

　いまどきのジーンズは結構いいお値段するんだよね。20000円位するのがザラにあるもの。こないだ若い子と話したけど、実は結構みんな高い奴はいてるんだよね。「これ高そうに見えないんですけど20000以上するんですよ」なんて言ってたもんな。今俺の欲しい奴は、きっちりヒゲを出すように加工してあるオイルドウォッシュみたいな黄ばんだ奴。でも高いんだよねー。25000円もする。それ、かっこいいのだが、どうも俺は加工してあるとか、ウォッシュかけてある奴は好きじゃないんだよね。加工してあるほうが6000円も高いのが気に入らないのもあるんだけど、ジーンズはなんか自分で育てるものみたいな意識がある。まっさらの濃いインディゴブルーが色落ちしていくのが楽しい、みたいな。でも加工ものほど綺麗にヒゲは出なかったりするしな。うーん、どっちにしてもひとつ買うと思うが、もう少し考えよう。たかがジーンズに25000円も出していいのか。

　オフィスのお片付け。過去の栄光をとっておくことも大事なのだが、あまりにも多くてとっておききれず、新陳代謝を図ることにする。必要なのは過去の記録じゃなくて、今いるものと、これからも必要なもの。もったいないけどしょうがない。使わないものを家賃払って置いておくほうが無駄だから。そうはいっても割り切れないよな。まだ使えるものを捨てちゃうのはもったいないことに決まっている。

　風邪はあんまり良くならない。熱は下がったのだが、妙な咳が出る。しょうがないのでドラッグストアでイソジンとビタミンCと咳止めを買ってみる。咳止めは結構効くが、しばらくするとまた咳が出る。なんか飲みすぎでボーっとしてしまう。

　久しぶりに外回りの仕事。基本は客と話が出来る外回りだなとわかっちゃいるものの、なかなかうまいこといかん。余計な仕事も増えるしね。

　カクテルや料理のレシピ、仕事だったらノウハウとかマニュアルとか言い換えてもいい。コツ、とかな。それさえ解ればそのことが出来るような気がする。特に仕事のことについては教えたくないような気もする。常識じゃなくて自分のやり方ってところはね。良かれ悪しかれ。もったいないし、自分より上手くやられたら悔しいし。

　でもな、年取ったから、と言うか経験値が多くなったから思うのかもしれないけど、俺と同じようにやれっていっても他人は俺と同じようには出来ない。俺より上手いかもしれないがね（笑）。でも、俺と同じようには出来ない。レシピも楽譜も一緒。本と同じような火加減と味付けでやったら誰でも上手い料理が作れるのか。そうじゃない。同じ譜面で同じように弾いたら完コピ出来るのか。そうじゃない。同じ譜面をやったって拓郎と井ノ口は違うし、ベックとチャーは違う。何をかいわんや。カラオケでやったって、十人十色だ。

　少し、自分に自信を持ちたい。どんなに丁寧にやり方を教えてあげても、俺と同じようには出来ない。少しの不安は俺より上手くいったらどうしようっていうスケベ心。でも俺より上手くいったらそれは多分、俺のやり方を超えたっていう事。

　もし俺に教えてあげられる事があれば、教えてあげよう。くだらないことや基本的なことでもね。解ったようなふりをして、解らないことは俺にもいくらでもあるし、何かのきっかけで教えてもらうと、とても勉強になる。明らかに俺の知っていることで、誰かの知らないことがあれば、きちんと伝えよう。もったいぶるほどのことは知っちゃいないし、もしかしていいことを知っていても俺と同じようには出来ないんだから。でも、俺のレシピが役に立つんだったら使ってもらおう。減りやしないさ。お弟子さんを作ったと思えればそれは素敵なこと。

　何の話だったんだろう。「悲しくてどうしていいかわかんない」って子供が言ったら、「悲しいときはただ泣けばいいんだ」って言う科白に同意した。でも続きがあって、泣いても悲しさはなくならないじゃないか、泣いたって悲しいじゃないかって子供が言う。悲しさが無くなるなんていってない、悲しいさ。でも悲しいときはただ、泣けばいいんだ。みたいな科白は俺の心に良く残っている。泣いたって、泣いたって、悲しい。でも悲しいときはただ泣けばいいんだ。泣いて何も解決はしない。でも泣けばいい。どうしていいかわからなくて悲しいときは泣けばいいんだ。そんな言葉に救われたことがある。ああ、泣けばいいんだって。泣いてもいいんじゃない。泣けばいいんだって。

　腹減ったときは飯を食えみたいな感じかな。腹いっぱいになったって空腹以外は何も解決しない。でもゆとりが出来たりね。そんなな感じはあるかも。

　知り合いの小娘が同棲していることが発覚。うーん、うすうす気づいちゃいたが、結構ショック。好き同士な者が一緒に住みたい気持ちはわからんでもないんだが、何の約束もないまま一緒に住んでるってのはどうなのかな。お互いに家があって、入りびたりってのならまだ話はわかるんだが、逃げる家がなかったらうっかり別れ話も出来ないじゃん。まあ、ひとごとなので俺が心配することではないのだが、なんか納得がいかん。うらやましいわけじゃなくて、なんだろう、それでいいのか？みたいな感じ。いいんだろうな。俺、なんか分別くさくなってるのかな。多分若い頃だったら俺もただ一緒に住みたいと思ったはずなんだろうが、今はそうは思えない。ま、一人暮らしに慣れちゃうと、一人のほうが便利だしね。いくら好き同士でも二人で住むのは大変だろうなー、なんてちょっと思う。

　そういえば隣の人が引っ越した。もうえりちんに逢えなかったらどうしよう。えりちんはたぶん隣の人かその隣の人が飼っていた猫で、ちょいちょいうちに遊びに来ていたのだが、もしかしたらもうこれでお別れなのかもしれない。えりちんは猫嫌いの初めて俺がさわれるようになった猫だった。えりちんのおかげで結構猫好きになったのにな。

　春はお別れのシーズンなんだな。いろいろあらあな。ま、新しい出逢いもあるに違いない。

　風邪がぶり返す。力が入らないので仕事も行くが医者も行く。早退するが、どこかにケータイを忘れて真っ青になる。ケータイ、ましてプライベートのケータイをどこに落としたか解らない状態だったので、一瞬かなりパニック状態。ま、事なきを得たがね。

　悲しい出来事がひとつある。逢った事はないし、直接お話したこともないのだが、ネットと、小山卓治を通して知り合った方が、亡くなられた。急な事だった。お目にかかったことはないが、俺にとっては大切な人で、世話になった。こんなケースは初めてなので、自分の中でどう解決していいか解らない。いずれ何か書けるかもしれない。書けないかもしれない。

　おやすみといっても結構忙しい。ひまならひまでやりたいことはあるし、予定があればあったでやらなきゃいけないことがある。テレビって便利だなーとふと思う。笑っていいとも増刊号なんか見ると、あー今日日曜日だなーってちゃんと思い出させてくれるしね。

　お昼からおすしを食べる。おいしかった。ビールがあれば楽しさ倍増だったのだが、まあそんなに昼間っから飲んでばっかりもいられないしね。

　ここんとこちょいちょい東京へ行ってはいるのだが、日帰りが多かったり、なんやかんやと用事があってゆっくり東京で遊ぶことはなかった。今回はちょっと時間があったので、おのぼりさんのような東京ツアーを敢行してみた。

　東京と来たらまずはそばである。蕎麦っ食いなら知らないものはいない、泣く子も黙る神田のやぶそばである。俺は結構蕎麦好きであるのだが、東京にいた頃には行ったことがなかった。東京はそこそこ蕎麦は旨いし、会社の近所の麻布十番辺りにも結構旨い蕎麦屋はあったので、わざわざ神田へ行くということがなかったのである。

　関西に住んで、あまり旨い蕎麦にあたらくなってから逆に蕎麦にはうるさくなった。まあ、今じゃどんな関西風の蕎麦でも食えるがね。最近判明したのは、関東と関西のそばつゆの違いは、色の濃さとしょっぱさもあるのだが、決定的に違うのは多分甘み。関東のそばつゆはかなり甘みがある。しょっぱいというより甘辛いんだと思う。だから関西の人には濃い、とかしょっぱすぎるとかいうことになるんじゃないだろうか。少なくとも俺にとって旨いそばつゆには甘みが必要であることがわかった。関西にも濃いそばつゆの店はないこともないのだが、そんなには甘くない。立ち食い蕎麦だともっと顕著に解る。

　で、やぶそばである。門構えからしてなかなか楽しませてくれる蕎麦屋であるが、そばは、「あれっ」ていう感じだった。なんだろう、ただの市販の棒蕎麦を茹でたような感じ。蕎麦自体は何の感動もなく、うちの近所のほうがぜんぜん旨いなって感じ。ひきぐるみ入りの蕎麦って感じでも更科系ってわけでもない。普通の蕎麦って感じだ。しかしそばつゆは流石である。「一度でいいからたっぷりつゆをつけて食いたかった」って落語があるが、ほんとに全部つけちゃうとしょっぱ過ぎるくらい濃い。まあ俺はたっぷりつけて食ったがね。まわりは昼間っからビール飲んだり日本酒飲んだりしてるのだが、一人で入ったのでそんなにのんびりするわけにも行かず、せいろを2枚食ってとっとと出てきた。お値段1260円。それもどうなのかね。ま、旨い蕎麦屋って基本的に高いけどな。古きよき東京の蕎麦屋ってとこに行ってみたいって時にはおすすめかも。

　続いては八重洲のリー○ルのアウトレットへ。大阪にもあるのになんで東京でも行くのかというと、俺は新しい靴が欲しいからである。アウトレットはたぶん品揃えがバラバラなので、東京に掘り出し物がないかなと思ったのである。でもまあたいした出物もなく、ちょっと気に入ったものは結構なお値段がしたので今回は見送り。今そんなにいい靴が欲しいモードというわけでもないので。

　百貨店で本屋さんに寄って、あと春物のジャケットを物色する。最近スーツよりもジャケットにチノパンというのが気に入ってるのだが、気に入ったジャケットってなかなかないのよ。カジュアル系だと結構あるけど、仕事で使える奴って結構少ない。これはそのうち買うかも。

　続いては本日のメイン。中田商店である。実はもう春になるのでフライトジャケットやら革ジャンのシーズンでもないのだが、やはりここは行っておかねばなるまい。でも俺は今新しいものが欲しいとか、今持ってないものが欲しいとかではなく、どうせ買うんだったらいいものが欲しいモードなので、買う気満々というわけではないのだ。

　それでも出物はあるのよ。馬革のダブルライダース。前見たときには45000円くらいだったのに半額以下に下がってる。欲しいなー、欲しいんだけどダブルライダースって意外と着る時がないのよ。ハードだからそれなりのかっこしないとね。でも馬革は欲しいんだよねー。などとしばらく未練たらたらではあったのだが、結局買わずにすんだ。安いから何でも買っちゃえばいいってもんでもないしね。でも俺は来年きっと、大阪で気になっているショットの馬皮のワンスターを買うだろう。なんだよ結局買うのかよ。

　そんなこんなで小雨の東京行脚は終了。東京上野界隈はちょっとおのぼりさんぽくてごちゃごちゃしてるけど、たまにはいいかも。次は久しぶりに渋谷あたりをブイブイいわせたい。

　晩ごはんはお鮨。あったかい天ぷらや握りたてのお鮨はやっぱり幸せにしてくれるね。

　出張会議はまあとどこおりなく終わる。毎回思うのだが、会議はスケジュールが決まっているので、せっかく東京へ行っても個別に話をする機会があまりないのは残念。ケータイにかかってきた電話の処理をするくらいで余った時間は終わっちゃう。

　夜はお土産でもらった大吟醸を飲む。さすが大吟醸。旨かった。

　久しぶりのお泊り出張である。東京へ行くときはなんだか着る物に気を遣う。毎回同じものを着ていくわけにもいかないし、ダサ坊だと思われてもいけないし。そんな訳で今回はおニューのスーツをおろすことにした。随分前に買ってあったのだが、合い物なのでおろすきっかけを失っていたスーツ。ちょっと早いがちょうどいいだろう。実はめちゃめちゃ気に入ってるブランドのものである。ところがこのスーツ、パンツの丈がちょっとだけ短い。おかしいな。足が伸びたのかな。まあしょうがないのでそのままいく。足元が気になったので、一番いい靴を履いていくことにした。出張のとき嫌なのは、雨のこと。雨が降っても雨用の靴に履きかえられないし、革底は雨に弱いし。

　この日は社会見学みたいな仕事で、早い話が研修。なかなか面白かった。夜は久しぶりに大人数で会社の人と飲み会。宴会って座る場所で決まっちゃうので、とても久しぶりに会う人もいたのだが、あんまり話が出来なかったのがちょっと残念。でもまあその分別の人とは話をしてるんだが。

　えらい人のおごりで二次会へ突入し、更にうちわでラーメンを食いに行くというフルコース。ラーメンはもちろんお気に入りの香月である。ここは年長者の俺のおごりにしておく。まあ、かっこいいとこ見せられる機会もそんなにないしね。ラーメンって、おごってもらったほうはたいしたことないと思うけど、人数が多いと結構な額になったりして。ま、それはいいんだが。

　ホテルへ帰って寝ようと思ったら後輩が部屋にやってきて夜中までお話。いや、話したいことっていろんなひとといろいろあるのよね。

　久しぶりに健康診断を受ける。たぶん3年ぶり。めずらしいことに午後からなのだ。だから前の晩はいくら食ったり飲んだりしても良いので、これはいいやと思っていた。ところが、午後からということは当日の朝から午後まで、何も食えず何も飲めず、それはともかくタバコがすえないのだ。これはきつい。4時間くらいの話なのだが、起きていて、意識的にタバコを吸えないのはまことにきつい。もう午前中はタバコのことしか考えられなくて、仕事が手につかない状態。で、たちの悪いことに口寂しいからといって何かを飲んだり食べたりも出来ない。最悪である。しょうがないのでパイポを買いに行った。

　が、おさまらないので健康診断をする病院に電話をかけてみた。「タバコはやっぱりすっちゃ駄目なんでしょうか」と。電話をとった人は一瞬くすっと笑いながら、「控えてください」と静かに答えてくれた。やっぱりだめか。

　病院はわりと綺麗なとこで、ドック専用のフロアがあり淡々と、というか事務的に終わった。終わったあとのタバコはさぞかし旨いだろうと思っていたのだが、バリウムでおなかが一杯になっており、気持ち悪くて思ったほど旨くなかった。お昼は気に入ってるラーメンを食べに行ったのだが、やっぱりバリウムでおなかが一杯になってるので、そんなに旨くなかった。恐るべしバリウム。

　下剤が効かず、バリウムの出が悪くてちょっと心配。

　初めての人と逢う。最近こんな仕事が多い。俺は知らない人と会うのはあんまり好きじゃないが、実はこんなことが人脈につながったり、人脈そのものだったりするんだよね。いつかどこかで逢った時に、あー、とか、意外と顔広いねー、とか言われたり、なんかのルートでまたコンタクトとったりとかね。人間の出逢いって不思議なもので、たいしたことないと思っててもどこかで繋がったり、意外と長く引っ張ったり、遠い昔のことで誰かと誰かが繋がってたりね。偶然じゃないのかもね。

　風邪はどうも風邪っぽいが、動けるので休むわけにもいかない。まあだらだらとお仕事。

　朝起きたら喉が痛い。風邪くさい。おひるねをしたら、こたつでうたたねをしてしまって更に喉が痛くなって完全に風邪っぽい。熱はまだないが、力が入らないし、喉は更に痛くなる。くそー、こちとら忙しいってのによ。

　鉄腕ダッシュ見て、ちょっとおセンチになったところに古い友人からさらにおセンチなメールが届く。こちとら弱気になってるので結構センチメンタリズムにひたりそうになる。ま、春だしな。そのくらいでいいかも。

　今日もゆっくりおやすみ。何もせず好きなことだけしよう。だっておやすみなんだもん。雨だからどこへも出かけられないし。いや、晴れてても出かけないけどな。この雨で桜が散りませんように。

　何をするわけでもないが、思い出をすこし捨てる。というと大げさだが、なかなか捨てられなかったものをちょっとだけ捨てた。インテリア雑誌などを読むが、結論としていつも思うことは俺んちにはものが多すぎるということ。生きていくためにはいろんなものが必要なのだが、今は少し多すぎるような気がする。いらないものや、思い出のものはいつまででもとっておければいいのだが、部屋は狭いし、明日をにらめば過去を捨てていくしかない。新鮮に生きていくためには新陳代謝が必要なのだ。俺は俺大好きで過去大好きなのだが、新しいものを受け入れるのには新しいスペースが必要なのだ。新しいものがくれば空くのか。今はそう思えない。新しいものを受け入れるスペースが必要なのだ。物理的にもメンタルでもな。そしてそれは間違いじゃないって、俺が叫んでる。じゃあ、いいじゃん。

　二日酔いで、雨で、大阪から1時間も電車に乗って、やる気のないところに「担当者はあと1時間帰ってきません」なんて言われた日にゃ暴れるどころか帰りたくなっちゃうのは当たり前だよな。しょうがないので次に行くとそこでも「休憩中です」とかな。こんな田舎くんだりまできてそでにされたら、なんかほんとに情けない。まあ、電話一本でアポイントをとっときゃいいのは山々なんだが、どうしても来なきゃいけない用事もあったしね。しょうがねえか。

　仕事を済ませてとっとと帰ろうとするとなんだか切れ気味のクレームの電話。それが終わると今度はお問い合わせの電話。外回りの人じゃないとわかんないと思うけど、寒かろうがどしゃ降りだろうが40度の陽射しだろうが槍が降ろうが、俺たちは強制的に外でその電話にお付き合いしなきゃいかんのよ。意外としんどいよ。ケータイで快適に話が出来る場所なんてそんなに都合よくあるわけじゃないし、メモとろうと思ったら道端にしゃがみ込んででも書かなきゃいけないし。うーん、ぜんぜんスマートじゃない。

　まあ、お仕事なのでしょうがないけど、こんな仕事ばっかりしててもしょうがねえな。かといって、この程度の仕事なんとかでもかわしてこなせないと、役立たず呼ばわりされるしな。どうせいっちゅうねん俺に。いやそうじゃねえな。どうしてくれようこの状況。快適にするのは俺の仕事だ。遅いことは牛でもします。

　牛丼って、安いよな。俺はとりあえず吉○家が好きなのだが、あれで280円は安い。肉ののった飯が結構な量で280円。とりあえず肉もごはんも食えておなか一杯になる。俺が学生の頃でも安いなーと思ってたが、その頃400円くらいだったはずだ。それ考えたら今の280円はお値打ちだ。毎日食うわけにもいかんが、駅の立ち食いの月見そばとおんなじくらいのお値段なんだよ。うーん、もっと貧乏な頃や学生の頃にあれが280円だったら俺は毎日食ってるね。そんなこともないか。でも、ありがたいなー。たまに食うとうまいしね。

　ちなみに松○の定食もあれはあれでうまいと思うのだが、あそこのカウンターで定食食ってるとどうも落ち着かなくて、餌をかっこんでる感じがしてあっちはあんまり好きじゃない。　

　久しぶりに若い娘と飲んだ。若い娘って、弾けてるというかぴちぴちというか、元気で、見てるだけで楽しいね。おじいちゃんか、俺。普段そんなに話す時間はないので、たまに飲んでいつも出来ない話なんかすると楽しい。同じテーマで話をしても、時代が違ったり、発想が違ったり、話が合わないというよりも圧倒的な世代差による違う観点の話を聞くのは面白い。

　なんか元気を吸い取られるような、元気をもらったような。ま、おもろいからええか。　

　「話があるんですけど」って、切り出される話には当たり前の話だがろくなことがない。しかも、「もしかしてやばいんじゃないか」って、俺のカンがささやいた矢先の出来事。人間のカンって結構当たるというか、虫の知らせってやっぱりあるんだよな。

　仕事がらみで別の業界の人と話す機会があった。フリーでやってる人って、なんかパワフルで熱気にあふれてる。良かれ悪しかれね。なんかうらやましいような気もするんだけど、俺が俺がとか、あの人知ってるこの人知ってるとか、あれもやってるこれもやってるっていう話は、そんなに自慢っぽくなくても好きじゃないし疲れちゃう。悪い人じゃなかったんだけどね。

　みんなしっかりしてるよなー。俺なんか根っからのサラリーマンというか、なんか人間として弱だなーと最近思う。まあそのスタンスが俺としては気に入ってるんだろうけど、タフじゃないなーと思う。そんな油ギッシュな奴にはなりたくないんだけど、なんかもう少ししっかりしなきゃいかんかなと。じゃあしっかりってなにかというとあんまりよくわかんない。俺の人生を経営する個人経営者という点で考えたら一応今もそうだしね。未来的展望と経営戦略が足りないのかな。そう考えたらそうでもないしな。自信が足りないのかな。でも俺、ほんとは自信家だしな。喧嘩に強くなりたいのかもしれないな。うーん、なんかに負けているような気がする。

　去年は公私共に結構いいネタで楽しませてもらったんだが、今年は逆にやられた。ま、騙されるというか、夢見させてもらうくらいがね、いいかもしんない。エイプリルフールを楽しめるくらいの余裕があるのは素敵なことだと、歳をとるごとに思うかも。

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