昨日のトチリで俺は一部で無責任扱いされているらしい。確かに引き継いだばっかりの仕事だったので、なんだか他人事のように扱っていた態度があまりよろしくなかったらしい。俺から見たら全員他人事のように振舞ってたのだが、最悪の手段をとることになった場合、一番わりを食うはめになる子が怒っているようだ。俺からしたら「何だ今のシステムで出来ねえって言ってたくせにやればできるんじゃねえか」ということがわかっただけでも儲けものだったのだが、一部評判を落としたようだ。

　結果的には無事終わってめでたしめでたしだったんだけどな。まあ、俺は常にプロを標榜しているし、俺の立場は実はオールマイティでなくてはならない。クライアントの上下関係から今年のトレンドから伝票からクライアントの店舗の什器強度までな。知らないってことはありえない。万能選手を期待されている。エキスパートだったら知らなくてもいいってもんじゃないが、俺たちはすべてを把握しておかなければ、それぞれの仕事を繋いでやれない。コーディネーターみたいなもんか。

　それにしても無責任はちょっとこたえた。別に反省はしていないが、人様からどうこう言われる筋合いはない。強いて反省するとすると、ボンクラなシステムとボンクラな奴らに甘えて自分がボンクラになっていることだろう。ボンクラと比べて優れていたってしょうがない。プロと比べて優れていなくては意味がない。まあ俺もボンクラだし、ひとをボンクラ扱いして優位に立った振りをするのが人間一番楽だしね。いまちょっとそうなってるかも。

　ぬるま湯にいて、熱湯の暑さを忘れているかもしれない。世の中熱湯はどこにでもあるのだ。ぬるま湯でリハビリをする方法がないかと人に聞いたところ、

「ぬるま湯の中で何百キロ泳いでも、ぬるま湯の中でしか泳げない。ぬるま湯しか出るしかないな」　だそうだ。

　リハビリを兼ねてという訳でもないが、22時過ぎまでオフィスで仕事。前はこのくらい日常茶飯事だったんだよな。夜型の生活はあまり健康によろしくないと思う。

　久しぶりに結構な二日酔い。俺を助けてくれー、としか頭が言わないような感じ。何もする気にならないが、ユ○ケルと液キャベでドーピングをして会社に出かける。すると引き継いだばかりの仕事で結構なトチリ。取引先のシステムの問題なので、俺にはどうしようもない。それでも何とかしろと人は言う。基本的にうちのあかんぼみたいなシステムで商売してることが間違ってんだからよ、割を食うのはいつも俺たちじゃねえか。

　などと文句を言っているヒマもなく何とかせねばならない。俺もそんなに詳しくはない。しかし前任者はすでにいない。あーだこーだといいながら時間はどんどん過ぎていく。結局小細工をいくつか考えたのだが、最終的には出来ないとされていた王道の当たり前の解決方法が取れることになった。何だよやれば出来るんじゃねえか。時間ギリギリに頼み込んで打ち込みが終わったのは2分前。ふたを開けてみなければわからないが、何とかなったようだ。まあ無事に終了。

　半年振りか、1年振りくらいで久しぶりのメンツで飲む。三ヶ月に一回くらいは集まろうぜといいながら、なかなか集まる機会ってないもの。昔話に花が咲く。ゲロゲロの二日酔いのため、あまり飲めなかったのが残念。　

　うーん、うっかりしているとこの日記は結構身近な人にも読まれていることを忘れてしまう。そう思うと筆は鈍る。でもな、自分で後で読んでみたとき、結構個人的なことや過激なくらいの書き込みのほうが面白かったりするんだよね。まあ、書けることで思ったことを書けばいいか。

　そんな訳で新しい仕事がどんどん入ってくる。しかも俺の本業じゃない上に、めんどくさいだけの仕事。段取りがわかれば少しは楽になるのかな。まあ、やったことのない仕事で経験値を積むのも悪くない。経験値が多ければ多いほど高く売れるだろうし、経験値っていうのはないよりあったほうがいいに決まってる。

　この日は打ち合わせと称した晩御飯。楽しかったのと、めずらしいメンツなのでうっかり飲みすぎた。あまり食べなかったのも手伝ってか、結構酔ってしまったようだ。無理やり二軒目まで引っ張っていって二次会の頃には俺はもうかなり出来上がっていた。久しぶりにタク送。楽しい酒はやっぱりいいな。

　本人的には普通だったし、忙しいがそんなにパニくっていたわけでもない。でも同僚に幾度となく突っ込まれる。「なんか今日荒れてますね」と。俺は文句言いではあるが、普段はそんなにシビアに文句は言わない。しかし今日は悪態のつき放題、棘のある言葉だらけだったらしい。

　少し、ピリピリしているのは自分でもわかった。でも、ご機嫌は悪くなかったのだ。なんだろう。思春期かな。

　出張で会議。ここんとこ俺の回りはいろいろあるのよ。なんか忙しい中出張が入るとPDAが欲しくなったり、DIME読みたくなったりする。忙しく働くビジネスマンには機能的な鞄とPDAが必要なのだ。でも俺はつかいっぱしりのサラリーマンなので吉田鞄にパソコンごと詰めていくのだ。なんだかんだいっても結局パソコンが便利だし、大きさも情報量もパソコンくらいないと不便。

　英語は全然やる気がなく、ここの所全然サボっているのだが、なんだか今日はわりと聞き取れた。実際に毎日聞いたり喋ったりすれば少しづつでも確実に進歩はしていくだろう。それはなんとなく実感する。ビジネスで使えるほどになるのは時間がかかるとしても、勉強に奇跡はないのだ。日々少しづつやるしかない。久しぶりに外人さんと喋って、そんなことを思った。

　この外人、外人にしてはめずらしく、「日本でビジネスをする限りは日本語で喋る必要がある」という考え方の持ち主で、日本語も勉強しているらしい。なかなかよく出来た外人だ。ということはボスが外人である限りは英語で報告する義務があるって考えてるかもしれない。俺のモチベーションはいつ復活するんだろうか。大体やる気あんのか俺。そのうち困るのは俺なんだよな。

　最近転職した知人もあせってるらしい。「英語喋れないの僕だけなんですよ」と。まあ俺と同様、日常的に英語を使う必要はないようなのですぐどうこうということはないようだが、

「でもいざっていうときに困るの、僕だけですからね」とのこと。おっしゃる通り。少しでも喋れたほうがいいし、簡単な会話だけでも出来たほうがいい。そしてそれを重ねていけばいいのだ。逆の立場を考えてみよう。俺が海外で仕事をしたとき、ほんのちょっとでも日本語が通じる人のほうがやっぱいいじゃん。わかっちゃいるんだけどな。いや俺はわかってない。後で困るの俺じゃん。

　なんだっけ。あっという間に過ぎた日曜日。お昼に何食べたのかもあんまり覚えてないや。晩ごはんは久しぶりにおすしでおいしかった。一貫からでも握ってくれる店だったので、晩飯にあまり米を食わない俺としてはかなりうれしい。いろいろ食べれるし、おすしって結構すぐおなかいっぱいになっちゃうしね。やっぱりおいしいおすしはひとを幸せにしてくれるね。

　案の定朝からケータイなりまくり。ちょっと段取りが悪くてもめるだろうな〜、という仕事を若い子に任せてしまったからだ。段取りを完全に組んで人に指示するよりも自分でやったほうが楽なので、無論俺が行ければ俺が行くのだが、あいにく今日は予定があって仕事には行けないのだ。メモに書いて渡したにもかかわらず、奴はおんなじことを何度も聞いてくる。まあ、軽いパニック状態なのかもしれない。

　しかし最悪日曜まで引っ張るかと思われた仕事は午前中で解決した。一安心。案ずるより生むが安しか。やっつけ仕事もある意味では楽だが、ちゃんと段取りを組んでおけばものごとは何とかスムーズに行くのかなと思った。いやその段取り組むだけですごい時間かかるんだけどさ。人に上手に仕事をさせられるようじゃないと、先はないかも。

　仕事を詰めて時間を作るって、結構難しい。元々スケジューリング苦手だし、時間で働いてるわけじゃないし。でも時間がないときは時間を作らないとしょうがないし、ある程度わりきらなきゃしょうがないかもしれない。俺、海外旅行行っても仕事のことを心配するタイプだと思うし。心配性というよりも段取りが悪いまぬけなんじゃねえのか。

　今年は花粉の飛びが早いのか、もうすでに花粉症が出てる人も多いみたいだ。友人がここ最近花粉症デビューしたらしく、てん茶がどうとかヨーグルトがどうとかいっている。

　ところで俺は実は花粉症が治った男なのだ。すごいでしょ。花粉症の人に言うと嫌がられる場合もあるが、これはすごい幸せなこと。100万くらいで花粉症治るなら治したいひとっていくらでもいるだろう。

　俺も高校生のとき突然やってきたのだが、そのときはまだ花粉症とか鼻炎とかアレルギーとかそんなに言われてなかったと思う。そりゃもうひどいもんで、洟のかみすぎで鼻水なのに粘度がなく、とめようと思ったって鼻血のようにポタポタたれてくる。寝ればなんだか耳のほうに染みてくる。うちの中でもティッシュを鼻に詰めて歩くような状態。薬飲みすぎりゃ鼻も口も渇きすぎて寝れないし、もうただただ春が過ぎるのを待つ状態。

　サラリーマンになってからも続いていて、薬を飲まなきゃ会社にいけない、薬を飲むと眠くなる。もう使い物にならない。会社行って車で出かけて、運転できなくて寝ちゃうなんてこともよくあった。だって、運転してたら死んじゃうもん。洟たれてたら仕事できないし。

　そんなわけで俺はしばらく春が来るのが憂鬱だったのだが、今はものすごい楽。3年とか5年くらいに一回、当たり年には出ることもあるのだが、薬一箱買っても全部飲みきるほどじゃない。

　花粉症の皆様大変ですががんばってください。なんて余裕ぶっこいてると出るんだよな。なんか目が痒くなってきた。

　気ばっかりあせってな。相手の都合がある商売、自分の都合だけじゃどうにもならない。いやそれを何とかするのが仕事なんだけどさ。自分の仕事はうまく行かないのに、くだらない雑用だけはどんどん入ってくる。気がつきゃ何もしないまま一日が終わってるなんてな。

　緩めればどんどん緩むことにも気がついた。同時に、形式論の結果だけが重要なことにも気がついた。実力は現場で、形式は社内で。そうじゃない。どちらにも実力をつけることが大事なんだ。形式も喧嘩も、嘘も本音も建前も帳面も帳尻が合うようにね。出来ないなんて言わせない。俺が俺に。

　オセロみたいなもんか。今は黒ですがここをこうすると白になりますよ。白で打ったんですが黒になっちゃいましたね。待てよそれじゃ言い訳か。引いて見れば馬鹿と馬鹿とのぶつかり合いだが、当面は正義と正義のぶつかり合い。すかした奴が勝つのか、ガチンコの奴が勝つのか。ガチンコしてからすかす奴が勝つんじゃないかな。

　結局最後は肉弾戦。そう思ってきたはずじゃないのか。

　二日酔いで調子悪いのに朝からもめごと。客とならまだしも社内で。しかも現実的な商売にまったく逆行するような事例に対して、「社内で決めたことなのでルールはルール」という馬鹿げた論理によって「出来ない」というもの。それも一週間有給とって遊んできて仕事を滞らせた奴が、今日出てきて3日後の現場に対して撤回指示を出した。

　言うほうも言うほうだが、聞く方も聞く方だ。受けた奴は根っからの中間管理職。強きを助け弱きをくじいてここまできたんだろうが、俺の仕事の邪魔すんな。建前論を無視するほど俺も子供じゃないが、2週間前から確定してる3日後の取り引きを撤回させるわけにはいかない。

　やむを得ず頭越し。可哀想だが自分のミスと不手際を俺に押し付けるあほうにかかわって俺も悩んでいるヒマもないし、俺の信用にもかかわる。馬鹿が間に入るだけで仕事はめちゃめちゃ滞るのだ。必要以上に。馬鹿を説得できない奴は馬鹿、が俺のポリシーなのだが、俺もまだまだ馬鹿だ。

　建前論で来る奴には建前論を通した上で現場処理をする。そしてそれの出来る奴もいる。良し悪しは別だが、それが出来る奴が有能だ。やってることは一緒でも言い切るだけでもな。そうすると建前だけの奴になっちゃうんだが、世の中を動かしてるのは建前なんだよな。実は本音とかぶっちゃけ話は伝家の宝刀。建前論を通した上で、抜かずに見せるだけのところに意味がある。なんか俺、やな奴を目指してないか。いや、それでこそサラリーマン。ガキじゃねえんだからよ。

　早寝して、早起きしたので一時間ほど早めにオフィスへ。たいしたことが出来るわけじゃない。でも午前中の余裕は少し違う。余分な1時間はすぐ過ぎるが、ランチまでの長さが微妙に違う。

　俺は金曜の夜22時過ぎまでオフィスにいて、オフィスの片付けものをしたのだが、週明けの月曜日、意識の高い子は明らかに俺が知らないうちに片付けたとわかってつっこんでくれるが、気がつかない子は気がつかない。仕事の意識がそのまま気遣いに出る。自分でも気をつけよう。

　仕事で少し遅くなる。遅くなるとストレスがたまる。気晴らしに夜更かし。そして体力は落ちていく。もっとタフになりたい。少し自分を甘やかしてないだろうか。

　最近なんだか生活が夜型。体に染み付かないうちにやめないとサラリーマンとしてやっていけないな。今日も何事もなく過ぎていく。まあ、懸念の件だけは緩和して少し気楽。

　買い出しでまず唐揚げを買った。でも今日はお鍋にしようと別の店で鍋の材料をいっぱい買った。そこで気に入っているもっと旨い唐揚げを見つけた。なのでまた買った。買い終わったところでレジをくぐったら、ケンタッキーの出張販売が来ていた。なのでケンタッキーをまた買った。なのでうちの冷蔵庫は鶏だらけである。食べたいものを買ったのでそれはそれで幸せなのだが、順番に来てくれればいいのに。でも、そうじゃない。幸せがあるときは幸せを集めておかないとね。幸せを見逃すよりは、買って食わないほうがまだましだ。だって俺んちには今幸せが満タンじゃない。

　一日はなかったかのように過ぎた。お昼まで寝て、何も手につかず考え事。懸念のことを考えるのはとても大切なことなのだが、考えざるを得なくて他の事が何も手につかないというのはかなりしんどい。

　酒を飲んで早めに寝る。ので、ほんとに何もできなかった。とはいえ夜中に目が覚める。今度は眠れない。ビールを飲んでうだうだしながら明け方寝る。そんな生活もいいけどな。世間のタイムスケジュールと何の関係もない生活。しらふならいろんな事が出来るんだろうけど、半酔いじゃ何も出来ない。そもそも起きてても寝れないだけで眠いんだし。

　毎年言っているが、俺の辞書にバレンタインという文字はない。大体今電子英和辞書見てみたが、ほんとにバレンタインという言葉はなかった。今日はあちこち忙しそうなので、どこへも行かなかった。

　毎年義理チョコをくれるおねえちゃんが会社を辞めてしまったので、今年はまたチョコのもらえない日に戻るかと思っていたら、別のおねえちゃんがチョコをくれた。「義理じゃありませんから」と言って同時に3人に渡していた。なかなか可愛い奴である。別の女子からもめずらしくチョコをもらった。俺的には今年はモテモテである。いやもててる訳じゃないんだけど、頂きものはうれしいの。うちに帰ってきたら「義理チョコメール」が届いていた。わざわざ義理バージョンのバレンタインメールを送ってくるあたり、なかなかまめな奴である。

　ものごとは思ったよりもうまくいかない。そんなに悩むほどのことでもないと思っていたら、誰かにとってはとても重要な問題だったり、俺には当たり前のことなのに、誰かにとってはとんでもないことだったり。性格が違うほうがうまくいく場合もあると思うのだが、のんびり屋さんとせっかちさんとはやっぱりうまくいかないのかも。ゴルチェオタクとギャルソンオタクは合うのかな。はたから見りゃ似たようなもんだが、それはそれで合わないんだろうな。

　話をすると言うのはとても大事なことで、呑み込むよりは吐き出しておいたほうがいいと思う。「まとめて大目玉を食らうより日々お小言を食らうほうがましだ」が俺のテーマだから。しかし、合わないものはしょうがねえんじゃないかなと最近思いつつある。いくら話しても合意に至らないことがあるし、先の夢が違えば今の行動も違う。どちらかが我慢すれば解決はつく。簡単なことは我慢できるのだが、我慢が重なったときにやっぱりだめになっちゃうのかな。そして最悪なのはお互いがお互いに自分ばっかり我慢していると思うこと。俺も譲ってるんだからお前も譲れって言い出したら、もはやお互いに譲れない。

　オフィスからひとり人が減るので、実は結構パニくりつつある。まだパニくってはいないのだが、慣れない仕事と増え続ける仕事を前にすると、焦りばかりが先行する。やってもやっても終わらないし、次から次へと目先の片付けなきゃいけない仕事も出てくる。時間ばかりがどんどん過ぎていく。すると何をするかというと、逃避するんだなこれが。パソコンのファイル整理したり、気晴らしに掃除したりな。期末テスト前の学生か俺は。

　一日中内勤。久しぶりになんて俺って仕事がのろいんだろうと反省するくらい仕事がはかどらなかった。慣れない、というか初めてやる仕事だったんだけど俺は素人じゃねえ。この程度こなせないてめえが少し情けない。

　次から次へとやってくるくだらない仕事と、これから忙しくなる不安と、これからやらなきゃいけない仕事と、目の前の仕事と、どんどん山積みされていく。なのに俺の処理速度は遅い。フリーズする前に処理したい。願わくば他のファクターよ、頼むから俺の邪魔をしないでくれ。助けてくれる人はいくらもいるし、それはありがたい。でも他の人。助けてくれなくてもいいから、邪魔をしないで。動かなくていい。何もしないでいい。ギャラはやる。だから、じっとしてて邪魔はしないでくれ。

　お前に恥なんかかかせねえって言ったそばからないがしろにしてたのは実は俺でな。そんなことを敏感に感じ取ってるのは実は彼女。言葉じゃなくて態度で示さないと納得はさせられない。いい気になって、偉そうにして高飛車に出てるだろ。わかってないのは相手じゃない。いつだって俺だ。

　忙しいから、時間がかかるから、てめえの仕事のほうが大事だから。それはいつだって誰だってそうさ。そんなタマじゃ、そこ止まり。

　めざましテレビの星占いで一位だったのに、朝からおっさんに飛び上がるくらい思いっきり足を踏まれて、そのあといいことがあるかと思ったらたいしていいこともなかった。やな事がないのがいい日なのかな。それじゃちょっとさみしいけど、それでもいいや。

　日記はね。毎日ちょっとづつ更新して、ちょっとでも様子をお知らせしたほうがいいのはわかってる。だって、ひとのとこ行って更新されてたほうが楽しいもの。でもね、サボりすぎてるとそうもいかないの。たいしたこと書かないんだから、酔っ払い日記でもいいんだけどね。

　祝日はやっぱりなんとなく楽しい。この日は久しぶりに念入りに靴磨きなどをする。下駄箱を買おうかどうか少し悩んでいる。変な下駄箱は買いたくないが、玄関が足の踏み場もないのもちょっといや。かといってしまっとくとなかなか出さないタイプだし。なんか上手い方法はないかな。

　有給をとった。ここんとこケータイはそれほど鳴りまくりではないのだが、こんな日に限ってケータイが鳴りまくる。久しぶりになんだか知らんが午後まで寝倒して、ケータイを見たら5件も留守電が入っている。おまけに休みだって連絡してあるのに会社からも伝言が入っている。あほかお前ら。

　飛び石連休になる中日くらいゆっくりさせろよ。よりによってなんで今日に限ってろくでもない無視できない伝言ばっかりなんだよ。休みだからって言って無視もできない。おやすみ気分激減で電話しまくる。俺は絶対ケータイの留守電メッセージの変え方をマスターする。

　なんだか知らんが、夜中に小田和正のライブをやっていた。小田和正が懐かしめの他人の曲を歌ったり、交友のある人の曲を歌ったりしていた。ビデオにとりたいくらい面白かったのだが、撮れなかった。なんでもビデオに撮ればいいわけじゃない。一瞬のことは一瞬のこと。ただ、見ればいい。記録しておく安心感で束の間のワンシーンを記憶できないようじゃ記録媒体に犯されすぎてる。

　ただ、やっぱ小田和正はやな奴なんだろうな。ひとからの手紙を読んでも、ひとの話をしてもなんか自分の自慢話に聞こえる。おまけに小田和正、高音は相変わらず出るものの、ロングトーンで歌えない。やっぱり年かな。オフコース、嫌いじゃないんだけどね。まあ面白かった。

　焼肉はやっぱりうまいな。最近こってるのはにんにくハラミ。ハラミの上にこれでもかというほどすりおろしたにんにくがのっている奴を焼いて食う。にんにく嫌いのひとは絶対そばにいるのもいやだろうな。

　久しぶりにカラオケに行く。俺、シャレにならんくらい今の唄を知らないことに気がつく。しかも歌おうとも覚えようとも思わない。もうちょっと前までは最近気になってる歌とか、歌いたいなーと思う歌もあったんだが、最近全然そんなこと思わない。まあ、歌番組も見ないけどね。それでも昔は俺の耳に届いてくる歌もあったのだが、今ないぞ。いい歌が減ったのが、俺がおっさんになったのか。多分俺が今についていけなくなったんだろうな。まあ、いいか。音楽なんか無理して聴くもんじゃないしね。

　そんな訳でにんにくや。ひさしぶり、と言うか何年か振りというか、2回目。しかしそれにしても混んでいる。20人近く並んで待ってるもんね。何でみんなこんなににんにく好きなのかな。以前一回行った時にめちゃめちゃ混んでいたので、今回は予約の電話を入れておいた。これが大正解。「少しお待ちいただきますが優先的にご案内します」などという中途半端な言い方をされたのだが、何のことはない、席が空いたらすぐに入れてくれた。

　面白いのはにんにくやの中って意外とにんにくくさくない。料理はすごい匂いするんだけどね。

　最近ピザにこっている。うちにいながらあったかいものが届くってのはいいね。俺、出前は基本的に嫌いなのだが、ピザはなんか好きになった。

　二回目の送別会。なんだそりゃ、と思われるかもしれないが、今日はオフィシャルの送別会。お別れが近づいてきて、ムードが高まってきて、実はどうなるかというと彼がいなくなる分俺たちの仕事が増えるっていう事が露呈しつつある。彼がいなくても仕事は回るし、社長がいなくたって仕事は回る。「大変だけどがんばってください」って言うほうは楽でいいよな。言うだけだもん。

　兄さん筋と晩ごはん。最近ちょいちょい大阪に来るので、ちょいちょい逢っている。なんか景気よさそうなんだが、ほんとにどこまで景気がいいのかはよくわからない。でも、不景気な話ばっかりするよりも、ちょっと見栄はって景気いい話するほうが景気よさそうでいいかもなんてちょっと思う。人の愚痴ってそんなに面白くもないし、深刻な愚痴だとこっちの元気まで吸い取られちゃうからね。背伸びしてでも、ちょっと見栄っ張りくらいでいいのかな。拗ねて愚痴っているよりね。

　お騒がせしましたが、わたくしのパソコンからはウィルスは発見されませんでした。ノートンアンチウィルスもかけましたし、オンラインでもやってみましたし、駆除ツールもかけてみましたが、まったくきれいなものでした。だいたい不具合もないんですよ、パソコンに。他の知り合いのところへも変なメールは行ってないみたいですし、Klezは差出人は勝手なアドレスを使うこともあるみたいなので、原因はどうやらわたくしではないようです。

　でも、たまに変なメールも届きますし、今後もウィルスには注意してまいります。これに懲りずに皆様にお越しいただければうれしいです。

　そんなわけで今日は俺の誕生日である。最近は歳とるのやだなというよりも、ここまで生きてこれてよかったなという初老の域に達している。生きていくというのは不思議なもので、いろいろな事がある。夢がかなうこともあるし、かなわぬ夢に泣くこともある。思わぬことがおきたり、歳をとったからこそ解ることや出来る事もある。だから俺は今歳をとることが全然嫌じゃない。どんどんおっさんくさくなってはいるが、やりたいことはまだまだあるし、どこへいけるかまだわからないしね。

　メールもいくつかもらったし、気にしてくれてる人も何人かいる。そんなことがうれしい。

　若い子からしたら俺くらいの歳は、先は随分見えて来たように見えるかもしれない。もちろん、人生の半分近く生きちゃったかもしれない。でもね、人生はまだまだ長いのよ。何が起こるかわからないしね。まだまだ面白いことはあるはずだし、別に毎日面白いしね。今年は多分、素敵な年になる。いや、嫌でもするっちゅうねん。

　ということで今日は俺のお誕生日会と同僚の送別会を兼ねた飲み会。そんなに深刻なお別れでもないのだが、誰かがいなくなるのはいつだって淋しい。

　わたくしのメールアドレスを登録していただいてる方、もしくはわたくしが個人的なメールを打っている関係各位様。

　今のところ「○○○○○＠mvj.biglobe.ne.jp」のメルアドのみですが、わたくしのパソコンがウィルスに感染している恐れがあります。

　わたくしのパソコンはノートンアンチウィルスも常駐させており、本日該当ウィルスの駆除ツールもかけてみてウィルスは発見できておりませんが、友人からわたくしのメルアドが入ったウィルスメールが届いたとの連絡がありました。

　送信者は「info@waiwai-kindan.net」。ウィルス名は「WORM_KLEZ.H」。ファイル名は「minibbs1」という内容です。

　このページを見ていただいている方で、上記メルアドを登録していただいている方は少ないとは思いますが、もし上記メルアドがらみでファイル添付のメールが届いたら読まずに削除していただきますようお願い申し上げます。

　また、わたくし実はパソコン関係にはめちゃめちゃ明るくないため、このウィルス関係につきましてアドバイスしていただける方がいらっしゃいましたら掲示板のほうへお願いいたします。

　web上や変なファイルを開けない限りウィルスは来ないと認識していたのですが、違うかもしれません。わけわからないメールのファイルも開けたことはありませんし、ダウンロードもしたことはありません。だいたい買い換えたばっかなんですよこのパソコン。

　ですが、よくわからないので、詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。取り急ぎ、公開にてご連絡申し上げます。ご迷惑をおかけした方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。

　あまりに更新をサボっていたのでもはや何があったのか忘れてしまいました。

　あっという間に2月。あっという間だったが、お正月は随分昔にやったような気がする。ボケボケしてるとすぐ春になっちゃったりして。仕事時間は長いが、人生は短いな。　今日はおやすみなのでうちでゆっくりするんだい。

　一杯飲んでおなかいっぱいになったら猛烈な睡魔が襲ってきた。土曜の夜、めちゃイケが終わって寝るにはちょっと早い時間。ベッドに上半身だけうつ伏せに倒れこみ、この姿勢なら寝れないだろうと思ったのだが、吸いこまれる様に寝てしまった。

　ふと目が覚めると11時、このまま寝てしまおうと思ったのに、今度は妙に目がさえる。起きだしてごそごそと部屋の片付けなどしていると、ちょっと見たいビデオが何本か出てきた。ひとつは「子供ほしいね」。工藤夕貴とどっかの劇団の俳優がやってたトークともドラマともつかない、やっぱり猫が好き風の番組。

　もうひとつが中森明菜のライブ。ちょうど先週買ったCDと同じ頃のライブだ。近藤真彦と別れて、ヘタっちゃいるがまだ中森明菜が中森明菜だった頃。最後にカッコいい頃だろうな。とても好きな曲が2曲。ひとつは「赤のエナメル」、もうひとつは「ミック・ジャガーに微笑」を。「○○に○○を」ってタイトル聞くと、「アルジャーノンに花束を」を思い出してしまう。いや読んだことはないがね。

　そうこうしていると、そのテープの続きで佐野元春のライブが始まった。ナポレオンフィッシュの頃なので、俺はもう佐野元を聞いていなかったと思うのだが、このライブでは佐野元春全開である。

　こんな過去ばっかり振り返ってる暇はないんだけどな。でも昔好きだったもので、今聞いてもいいものを見るのはいいね。時間がたつとそんなに好きじゃなくなったり、何でこんなものが好きだったんだろうなんてことよくあるし。

　俺は今、中森明菜も佐野元も聞かない。今の彼らには何の興味もない。人間は、変化する。あるひとにとってはそれは成長なんだろうし、あるひとにとってはどこか遠いところへ勝手に行ったように見える。「あいかわらずだなてめえは」って、俺にとってはほめ言葉。「いくつになってもワルで可愛い」てな感じでいたいものである。

　ただし、昔の女に「相変わらずね」って言われるのはちょっといや。

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