2流販売士の作り方

 さて、自慢にもなりませんが私は2級販売士の資格を持っています。
せっかくとったので2級までの過程なぞをちょっと書き記しておきましょう。
初心者の方の参考になればいいんですが。

現在は1級販売士目指して、再冬眠中です。

 

1.販売士とは? 2.販売士試験はどんなもの?
3. 3級販売士になるには  4. 2級販売士になるには
5.実録 第27回 1級販売士検定試験 受験体験記
6.同時進行企画 1級販売士になるには
7.再挑戦 第28回 1級販売士検定試験 受験体験記
8.(おまけ)日本語文書処理技能(ワープロ技能) 3級検定試験 受験記


1.販売士とは?

「販売士」というのは正式には「小売商検定制度」といいます。
元々は小売業、つまり販売に携わる人のための試験のようですね。
通産省と、中小企業庁の後援により創設され、日本商工会議所と全国商工会連合が主催しています。

国家資格ではなく、英検や簿記と同じ単なる「検定試験」です。だから持っていても そんなにいばれる資格というわけではありません。(・_・、)
商工会議所に言わせると、「『商工会議所法』に基づき、 統一基準で全国で実施される「公的な」検定試験」だそうです。
でも流通業に関わる資格ってこのくらいしかないので、流通業界では 当然かなり認知されていますし、最近は受験者も多くなってます。


驚いたことに、受験資格があります。
「小売業に従事している方、および将来従事しようとする方。ただし義務教育修了者に限ります。」
だそうです。

注:この資格は平成12年度から変更され、「学歴、年齢、性別、国籍に制限はない。」に変更されました。


資格のランクは3種類。3級から1級までです。

●1級・・・「小売業経営に関する高度の専門的な知識を身につけ、経営計画を立案し、 総合的な管理業務を遂行できる」能力を持ち、大規模小売業の店長や部長クラス、 中小小売業の経営者クラスのレベルになっています。

●2級・・・「小売業について主として販売に関する専門的な知識を身につけ、ある程度の管理業務を遂行し、 なおかつ部下を指導することができる」能力を持ち、 売場主任、部課長など中堅幹部クラスのレベルになっています。

●3級・・・「販売員として基本的な知識と技術を身につけ、販売業務を遂行できる」能力を持ち、 小売業の販売員クラスのレベルになっています。

実際に試験を受けて見ると、3級はやはり現場レベル、というか販売員向けの問題が多かった様に 思います。2級になると在庫管理や指導の仕方など問題の傾向は確実に違います。


2.販売士試験はどんなもの?

初めて受ける時って、何をどうしたらいいかよく解らないものですよね。 まずは受験の申し込みから。

2級、3級の販売士試験はもよりの商工会議所で受けられます。多分市にひとつくらいはあると思うので、 近所の商工会議所に問い合わせて見ましょう。 ただし1級は、受験場所が限られます。
私の場合は2、3級は豊中商工会議所で受験しましたが、1級を受けようと思うと、
大阪商工会議所に行かなければなりません。


申し込み方法はもよりの商工会議所で受験する場合は、直接商工会議所に行かなければなりません。
電話や郵送による申し込みは出来ないのです。ここがサラリーマンにはちょっと不便なところです。
ただ大きいところ(県庁所在地とか)では郵送でも可能なようです。 受験申し込みの時に持っていくものは特にありませんが、免許証など、 写真付きの身分証明書を持っていない人は写真がいります。

日本商工会議所のホームページは、 http://www.jcci.or.jp/home.html

商工会議所の検定ページは、 http://www.cin.or.jp/exam/exam.html

です。


○試験の一部免除について

講習会などを受けると、試験が1部免除になります。

例えば3級の場合
1.面接試験の免除
・所定の2級または3級販売士養成講習会を修了した者。
多分商工会議所主催の講習会のことでしょう。
・指定通信教育(日本販売士協会・公開経営指導協会・企業経営通信学院・産業能率大学・ 法商学園・日本経営協会)を修了した者。
・所定の連携講習会を終了した者のうち、商品知識科目の予備試験に合格した者。
・小売業(物品販売業に限る)において販売業務につき3年以上継続して就業した者で、 企業主が証明し、実施機関が認定した者。受験希望者が企業主の場合は、本人の申告について 実施機関が認定した者。
これは、会社ぐるみで受ける時なんかに免除してくれるんでしょうね。

2.販売事務管理(筆記試験)の免除
・3級販売士養成講習会を修了した者のうち販売事務管理科目の予備試験に合格した者。
・上記の指定養成通信教育講座を修了した者。

3.商品知識(筆記試験)の免除
・所定の連携講習会を修了した者のうち、商品知識科目の予備試験に合格した者。

2級の場合もほぼ同様で、
1.面接試験の免除
・所定の2級販売士養成講習会を修了した者。
多分商工会議所主催の講習会のことでしょう。
・指定通信教育(日本販売士協会・公開経営指導協会・企業経営通信学院・産業能率大学・ 法商学園・日本経営協会)を修了した者。
・所定の連携講習会を終了した者のうち、商品知識科目の予備試験に合格した者。
・3級販売士
2.常識科目の免除
・2級販売士養成講習会を修了した者のうち販売事務管理科目の予備試験に合格した者。
・上記の指定2級販売士養成通信教育講座を修了した者。

3.商品知識科目(筆記試験)の免除
・所定の連携講習会を修了した者のうち、商品知識科目の予備試験に合格した者。
・3級専門販売士

 まあ簡単に言うと商工会議所主催の講習会を受けたり、指定の通信教育を受けると 免除される科目もあるのですが、3級ごときでそんな講習会にお金を使うのは もったいないと思います。
 試験自体はそれほど難しくないので3級の場合は全面チャレンジでいいんじゃないでしょうか。

ただ注意しなきゃいけないのは、指定以外の通信教育講座を受けても試験は免除されません。
私も最初は訳がわからず、その辺の通信教育講座でもやって見ようかと思っていたのですが、 指定通信教育以外は試験免除がないと知って、「あ〜、変なのやらなくてよかった」 と胸をなでおろしました。 また、通信教育でも終了後スクーリングへ行かないと試験免除にならないと思うので、 めんどくさがり屋の人にはお薦めできませんね。

 私としては「面接」が、ちょっと心配だったのですが、これは面接試験というよりも 単なる面通しみたいなものなので、通り一遍の商品説明が出来れば大丈夫。5分くらいで終わります。
 個人別にやるのですが、商品説明の後、今なんの商売してるかとかの世間話をします。 私の場合、商売柄業界では割と知られている会社名だったので、「つかみはOK」という感じで 割とスムーズに行きました。
ちなみに、商品説明をした際の最後の質問は「まとめて買ったら安くしてもらえますか」 という大阪らしいオチでした。
2級の場合、3級販売士は面接を免除されるので、ちょっと気楽でした。


○合格基準

合否の判定にちょっと気になるところがあります。

「筆記試験の得点が平均して70点以上であり、面接試験で合格と判定された者であること。
但し、筆記試験に就いては50点に満たない科目がある場合は不合格とする。」

これは3級も2級も一緒です。
つまり全科目トータル点数で合格点ならOKというわけではなく、 平均70点以上とらないと不合格。また1科目でも50点以下なら不合格。 ということですね。 知識にムラがあってはいけないので、万遍なく勉強しろということでしょうか。

ちなみに平成10年の合格率は
 1級 16.7%
 2級 42.4% 
 3級 58.5% です。


○試験問題の科目

(2級)
科 目制限時間
指導養成 (これは職場での人間関係とか、コミュニケーションの方法とか。)90分
仕入技術・管理 (理想の在庫高とか、EOSとは何か?とか。まあ営業事務みたいなこと。)
商品知識 (専門分野があれば特に悩むことはないでしょう。)
1.総論
2.商品別の知識
 (1)衣料品、身の回り品
 (2)生鮮食料品
 (3)加工食料品
 (4)耐久消費財
 (5)家庭用品
 (6)教養、文化、娯楽、その他商品       
30分
販売技術 (販売方法とか、現場の照明についてとか。これは販売士っぽいところ。)110分
販売事務管理 (損益分岐点とか、計算問題。苦手です。)
常識 (あくまで小売業についての常識です。お間違えなく。)40分

面接試験の内容   ●身だしなみ ●態度 ●言葉遣い
●説明の仕方  ●指導力

というものです。

 私が3級受験の時、間違えていたのは、 商品知識の「2.商品別の知識」という項で、これは受験する時に得意分野を選択するのですが、 その分野だけを回答すれば良いのです。
私はそうと知らずに、各分野を全部やってて、
「牛肉の種類は、ヒレ、リブロース、サーロイン、ランプ、イチボ・・・」とか、
「化学繊維のうち、再生繊維はレーヨン、キュプラ、ポリノジック」
などと一通りやっており、まあ面白かったし、いろいろ勉強にはなったのですが、
「あー、販売士はやっぱりこのくらい一通り知らなきゃいけないんだ。 さすが販売士って言うだけのことはあるな。」
などと勝手に思いこんでいました。

ご注意

平成12年度から販売士検定試験の内容が少し変わりました。 3級に関することが多いので、3級受験の方はご注意ください。
変更内容は

1.3級は、面接試験を廃止し、筆記試験のみに変更します。
2.3級に「接客マナー」科目を新設し、筆記試験を5科目とします。
3.「接客マナー」科目の新設に伴い、3級の試験時間の配分を変更します。
4.1級及び2級における面接試験の「判定項目」を変更します。
5.(財)全国商業高等学校協会の主催による「商業経済検定試験」の合格者に対し、   3級の科目の一部を免除します。
6.受験資格として、学歴や国籍等に制限はありません。
7.経過措置として、平成12・13両年度に限り、養成講習会または指定通信教育講座の修了者に対し、「接客マナー」科目の試験を免除します。

です。


3. 3級販売士になるには

 一番最初に販売士になろうと思ったきっかけは、1998年12月1日から、 教育訓練給付金制度が始まった時のことです。その頃、こぞって通信教育屋が新聞に大々的に 広告を出し、この制度を宣伝していたのです。
 常日頃「またリストラだ」とか「ボーナスが出ない」 とか、「また会社潰れそうだ」 などと愚痴っている私を心配して、親が資格でも取った方が良いんじゃないかとその某通信教育の 一面広告を送ってきたのです。

 もちろん販売士制度そのものは知っていましたが、その時初めて、ちょっと意識しました。 一応資料を取り寄せてみたのですが、通信教育というのはやっぱりどうにも信用できない感じですね。 学費は結構高くて、給付金使っても3〜4万円だったと思います。 それに加えて「今入会すると学費5000円引き」とか「ボールペンセットプレゼント」(笑)などという 昔ながらの胡散臭い煽り文句が載ってるうえに、ほっといたら3、4回続けてDMが来たので やっぱりだまされそうだなと思ってやめました。

 で、とりあえず独学で3級販売士を受けることにしました。どんな試験かもわからないし、 一応感じをつかんでから2級に向けて対策を考えても遅くはないだろうと思ったからです。
買った参考書は 「販売士検定試験練習問題集 3級  一橋出版」 です。
商工会議所の「販売士ハンドブック   カリアック」を買おうかとも思いましたが、 通信販売だし、5400円もするので止めました。
 本屋で何冊か探したのですが、3級といっても参考書は結構厚くて読破するだけでも時間がかかりそうです。 で、受験の頃を思い出し、「まず問題を解いてみる。わかんなかったら参考書で調べる。」 方式でやることにしました。 この本は問題集なのですが、最初にちょっと解説がありなかなか良かったと思います。 結局これ1冊で事足りました。
 受験の1ヶ月半くらい前から少しづつ勉強を始め、 1999年 6月8日(火)〜16日(水)の申込期間に申込んでから、やっと本格的に意識して 勉強を始めました。 直帰で早めに帰った時や、週末の休みの日にちょこちょこやってました。 「勉強をする」とか「問題集を解く」などという行為は十数年振りなので、 初めのうちは本を読むリハビリみたいなもんでした。30分もするとすぐ嫌になっちゃうんです(笑)。 で、構えるのはやめて、クイズのつもりで当たればラッキー という感じでだらだらやることにしました。

さてさて試験当日、7月14日(水)。
 試験というものを受けるのは就職試験以来数年振りなので、さすがにちょっと緊張しましたね。 隣町の商工会議所で受験したのですが、総受験者数9人で、なんだかちょっと拍子抜け。 中学で受けた英検でももっと人数いたような気がします。 自営業のらしきおばちゃんや、サラリーマン、あと販売員らしい小娘など、 小人数ながらも受験層は結構まちまち。
 「面接試験」があるのでネクタイをしていったのですが、ネクタイをしていたのは 私ともう1人のサラリーマンの二人だけ。またしても拍子抜け。 「身だしなみ」って評価基準があるならネクタイくらいいるだろうと思ったのですが、 どうやらそれはサラリーマンの判断基準らしい。
筆記試験は比較的簡単、というか問題集になぞったものだったので、手応えはありました。
午後は面接試験。これは形式みたいなものらしく、5分程で終了。

合格発表日、8月7日(土)。
 合格通知が郵送では来ないので、隣町の商工会議所まで 合否を確かめに行きました。
結果は見事合格。
受験番号があったのを確認して、 掲示板の前で思わずガッツポーズをとってしまいました。 私は大学入試の時、掲示板での合格発表を見たことがないので、(見に行ったとこは落ちてた。(・_・、) なんか嬉しかったです。 ただ、数えてみるとほぼ全員合格の様子なので、あ、やっぱり簡単だったんだと再確認。 でも、この合格のおかげで 2級試験に向けて、ちょっとやる気が出てきました。


4. 2級販売士になるには

 8月7日に合格して、2級を受けることは決めていました。当然2級が目標であったし、 前哨戦の3級合格はまあ、ボクシングのプロテストみたいなもんでライセンスは もらったなという感じ。本番の試合はこれからです。
 が、「勉強なんかしたくない」というトラウマはいくつになっても消えないもので、 強制でもないのでしなきゃしないでいいんですが、やはり心理的によくないものです。 で、8月の1ヶ月は何もしないことにしました。

 まあその間、2級の参考書をいくつか探して問題集を一冊買いました。
買ったのは「販売士検定試験2級 これだけはやっとこう  一ツ橋書店」
たいした試験じゃないので大きい本屋さんに行ってもあんまり種類がないのです。
 これも単純に問題集なんですが、問題集の中では解説が丁寧だったのでこれにしました。 その問題集を見てみると、3級よりもやはり専門的になるので、難しそうでやる気が出ません。

 今回は2級なのでやはり商工会議所推薦のテキストを買おうかなとか(6500円もするんだこれが)、 試験が2科目免除になる 協会公認の通信教育を受けようかな(21000円もするんだこれが)などと問い合わせもしてみました。 しかし、通信教育はスクーリングも出なきゃいけないし、何より期日的にギリギリだったので 今回も駄目もとで独学で挑戦することにしました。

 8月のお盆過ぎに3級販売士の証書をもらい、9月の声を聞いて、あと1ヶ月になったところで 焦りが出始め、やっとぼつぼつ問題集にとりかかりました。 問題自体はやり始めれば3級問題の拡張版なのでそれほど難しくもないのですが、 3級の時は訳が解らず、受験範囲外にもかかわらず、牛肉の部位の名前とか、 正しいフォーマルドレスのアイテムとかの問題も解いていたのでまあ、 クイズみたいで面白かったのですが、今回は専門以外はやらなくても良いことが解っていたので、 正しい「販売士」になるための問題ばかり。はっきり言って、わかんないわけじゃないんだけど、 解いてても面白くない。
 それより何より大変なのは、週末になると「勉強をしなきゃいけない」プレッシャーとの戦いです。(笑) 義務じゃないからしなくてもいいので、結局やりたくない。 でも、5250円も払ったので無駄にはしたくないし、2級は受かりたい。 そんなこんなで、ちょっとやったりやらなかったりの繰り返しでした。 でも、試験前の逃避としてやることは高校時代と一緒で、部屋の掃除をしたり、 雑誌の整理をしたり。この時期、うちはとても綺麗に片付いていました。(笑)
人間て進歩ないな。

 そんなこんなでしたが、9月は祝日が多かったので、逃げながらもちょこちょこ勉強。
勉強方法には特別なものはありません。問題を解いて、間違えたところは解説を読む と言う通り一遍のことをしました。ただ計算問題が元々苦手なため、 それだけは完全に覚えるまで2、3回やりました。

 さて、10/6、試験当日。試験会場の商工会議所に行ってみてびっくり。 3級の時は9人で地味な試験だったのに、今回は50人くらい。会場も大会議室。 おまけにやはり会社ぐるみで受験してる人も多いみたいで、内輪話でがやがやしてる。 で、そんな人達は当然ながら市販の問題集じゃなくて、明らかに講習を受けたらしい テキストを持っています。
「あー、やっぱり2級になると講習受けなきゃ駄目なのかな」などと雰囲気に気おされました。 当然の事ながら、そういう人は2科目免除なので、試験の途中で時間になるととっとと出て行きます。 おまけに狙ってた計算問題の「損益分岐点」が、ヤマが外れて大失敗。 (ロビーで聞いた世間話によれば、計算問題は何年かに1回変わって、今年が変わり年とのことでした。)
 雰囲気に飲まれるわ、手応えはないわで、やっぱ2級はもっと真面目に勉強しなきゃ駄目だな、 と思って肩を落とし気味に会場を後にしました。

 気にはしてたのですが、受からないと思ってたので、 11/8の発表初日には見に行くのを完全に忘れてました。 次の日思いついて見に行きましたが、受験票を忘れたので、合格しているかどうか判りません。 とりあえず合格番号を全部メモに書いて家に戻ることに。 記憶にある番号では落ちていたので、やっぱりな、などと最悪の事態を想定して諦めていました。 家に帰って受験票と照らし合わせる。「うそ」思わず大声で叫んでしまいました。

見事合格。

しばらく部屋の中で小躍りしてました。(o^-^)o
かなり諦め気分だったのでうれしさも倍増。やりました。

ちなみに大阪商工会議所の貼り出しで確認したところによると、今回の受験結果内訳は
申込者 1055人
受験者 936人
合格者 528人
合格率 56.4%(受験者対比)

とのことでした。


5.実録 第27回 1級販売士検定試験 受験体験記

 2000年2月16日(水)寒い朝。いよいよ1級試験当日です。

 少し余裕を見て家を出発。気合を入れて、持っている革ジャンの中では一番お気に入りの 厚手のB-3を引っ掛けていきます。

試験会場は「関西大学 天六学舎」。初めて行くところなので 万が一の事を考えて早目に出たのですが、思っていたよりも近く、40分も前に着いてしまいした。
寒いし、朝ごはんも食べそびれていたので、場所を確認した後、近所の一軒しかない喫茶店へ。 ここが大繁盛。もう受験者ばかりで20人中18人は販売士のテキストと首っ引き。(笑) トーストを食べた後、ご多分に漏れず私もヤバそうなところの再確認。 ここで復習した「GMROI」が、後でばっちり役に立つ事になりました。早起きは三文の得。

大学の構内に入るのは久し振り。人の大学だし、ちょっと緊張する。
3級も同時試験のせいか試験会場には結構人がいて、ちょっと試験っぽい。

             これが受験場所の関大 天六学舎です。中もなかなか綺麗でした。

 1級と3級は受験票の色が違うのでどちらを受けるかばれてしまいます。 見ていると、3級を受ける人は若い子が多いようです。アパレル系なのか茶髪のにいちゃんやら 商業科か何かなのか制服の女子高生やら10代から20代前半の子が目立つ。 私はもちろん3級を持っているので、「がんばれよ」などと余裕をカマシながら それを横目に煙草を吸う。
いや、これからがんばらなきゃいけないのは私のほうなのですが。

 この会場で1級を受験する人は250人くらいでした。
部屋に入るとさすがに年齢層は高い。が、私よりは若い人が多いようです。 今更あわてて試験受けるのは私くらいなのかな。中小企業診断士のテキストを持ってる人もいます。

さて9:30からいよいよ試験開始。

判っちゃいた筈なのですが、ほぼ1日がかりの試験スケジュールにがっくりし、改めて覚悟を決める。 試験開始直後、試験官同士で何か打ち合わせいたのですが、それに対して「うるさいんですけど」 と注意するつわものがいました。むう、やはり真剣ですね。

まず「商品計画」「在庫管理」「仕入計画と管理」の3科目。
とりあえずマークシートを全部やっつける。 1問目から結構迷うが、とりあえずどんどん進む。 記述にとりかかるが、「商品計画」の経済的発注量(EOQ)は全然手付かずだったので全滅。 「在庫管理」の商品投下資本荒利率(GMROI)はさっき喫茶店で復習したところがドンピシャ。 ラッキーでした。 もともと苦手科目の「仕入計画と管理」の「OTBバランス」は、もはや作文状態。(笑) 「作文」に時間がかかり、全部解答し終わったらほとんどギリギリの時間でした。

ここでお昼の休憩。お弁当の人も結構いるみたいでした。天六は大学がある割に 意外と周りにお店が少なくてびっくり。こじんまりしたラーメン屋で半チャンラーメン。 満腹になって眠くなってはまずいかと、腹八分目でやめる事にしました。

午後12:30から「経営とマーケティング」「経営計算」「市場調査と立地分析」。
「経営計算」は穴埋めの方すらほとんど難解。記述問題はここでもせっせと解答ではなく作文状態。 商圏内小売店販売額にいたっては初めて見たので考えようもありません。 ま、もちろん「知識」ってのは憶えていなければいくら考えても無駄なんですけどね。

ひととおり書き終わった後、トイレへ行きたくなったので諦めも半分で20分程前に退出する事にしました。 何しろ次の休憩は10分しかないし、トイレが混んでたら煙草を吸う暇もありません。

ゆっくり用事を済ませ、ゆっくり煙草を吸い、気を取り直して3回目の試験。

14:45からは「組織と人事管理」「販売計画と管理」「情報化」です。
「組織と人事管理」のあたりは2級までなら点取り科目だったんですが、1級では逆に難解。 「販売計画と管理」は比較的手応えがあったかなとは思います。「情報化」は好きな分野なのですが 圧倒的に勉強不足。パソコンやってる割には「知識」として何も知らない事を痛感しました。

全部解き終えて20分程時間が余りました。見直しても無駄な事は判っていましたが、 最後なので時間まで待って終了。

帰ってきたら結果はともかく、試験が終わったことがとても嬉しくて、ほっとしました。
ほとんど勉強などしていなかったものの「勉強しなきゃ」というプレッシャーだけはいちおうあったので 暇な時でも何か勉強から逃げているような罪悪感みたいなものがあったんですね。 もうこれでしばらく何もしなくてもいいんだと思ったら、ほんとに肩の荷が下りたような感じです。 「お疲れ様」と一人で試験終了の祝杯をあげました。

合格発表は3月15日。科目合格があるといいんですが。


6.同時進行企画 1級販売士になるには

 ということで、今日(99/11/18)から1級販売士への道を始めました。

今期1級を受けることについてはあまり乗り気じゃないのですが、
・2級合格の世間の反応が思いの外大きかったので調子に乗った。
・1級試験まで3ヶ月余裕がある。
・2級の知識を忘れないうちに受験した方がどう考えても有利なはず。
・1級は難しいぞと思ってビビっていたが、
 2級受ける時も「2級は難しいぞ」と思っていたのに受かったので、タカをくくりはじめた。
などの理由により、一応チャレンジすることにしました。

1級試験は2000年2月16日。どうなることやら。

 第1弾として、参考書を探すことにしました。
1級試験の概要も知りたかったので大阪商工会議所まで行って、地下の売店で買うことに。

今回の参考書は
「販売士検定試験ハンドブック 1級編   株式会社カリアック」です。
1級は市販の参考書が売ってないので、いよいよ観念して日本商工会議所・全国商工連合会編の ハンドブックを買ってしまいました。 わかっちゃいましたが、7950円もしました。(・_・、) 今のところは無駄にするには腹の立つ値段なので、 7950円分は楽しませてもらおうと思っています。
 大阪商工会議所って、どこにあるか解らなかったので調べて行ったのに、 何の事はない、仕事で何度か来ているマイドーム大阪のすぐ隣でした。

 せっかく大阪商工会議所まで来たので、もしかしてもう受験要項かなんかあるかと思って 受付のお姉ちゃんに「1級販売士の受験申込書ってありますか?」と聞くと、 「2階の企業研修部へどうぞ」という。さすが大商(豊中では大阪商工会議所のことをこう言ってた)。 受付嬢がいる。しかも2人も。なおかつ片方は美人。

 2階に行くと廊下に1級販売士の受験要項兼申込書があったので、もらってくる。 豊中でもらった2級の受験要項はワープロ打ちのコピーだったのに、さすが大商。 1級も3級も印刷の立派な奴でした。
 せっかく来たので、職員のお姉ちゃんに申込みは郵送するだけでいいのかどうか確認してみる。 ちょっと化粧の厚いあたし好みのお姉ちゃんが親切に対応してくれました。
さすが大商。豊中商工会議所とは訳が違うな。


99/11/23現在

 4連休だというのに、まったく勉強していない。
先日テキストをちょっとめくって見たら、難しそうだし、試験は解答が記述式もあるみたいで やる気激減。困ったものだ。


99/11/28

 まだテキストを読んですらいない。もう11月も終わろうというのに、やる気が出ない。 やる気はないくせに、ボイラー技師とか簿記4級も受けようかななどと訳の解らないことを 考えてしまう。


2000/1/8

うっかり忘れるところだったが、1/10の月曜日から1級試験の申し込みだ。
申込書をもらってきただけで申し込んだ気になっていた。
ところで年末年始で暇ではあったがバタバタしていたので、結局まだ何もしていない。
もうやめちゃおうかと思うくらいテンションが下がっている。


2000/1/14

 ちょっと迷ってはいたのだが、大阪商工会議所に1級試験の申し込みに行く。
郵送にしようと思ったが、ついでにちょっと立ち寄る。 郵便局で試験料の振込を済ませ、完璧だと思っていたら、「写真お持ちですか」という。 1級試験は申し込みの時点で写真がいるというのだ。もちろん撮ってきてはいない。 「あちゃ〜、出直しか〜」と思っていたら、手帳の中に2年くらい前撮った 写真を入れていることを思い出した。聞けば合格したらその写真が証明写真として使われるらしい。 まあ今期一発合格はないのでいいだろう。(笑)
「返信用封筒はお持ちですか」 もちろんもっていない。どうやら俺は申込要項をなにも読んでいないらしい。 だって2級試験まではなにもいらなかったんだもん。 切手はいつも持っているので、商工会議所の封筒をもらい、事無きを得る。

オフィスに戻って日経流通新聞の模擬テストをコピーする。
いよいよ始まりだ。まあ2級の時も3級の時も本格的に勉強する気になったのは 申込んでからなので、これで少しその気になるかも。


2000/2/10

 あと1週間だというのにテキストは読んでないし、問題集もやっていない。 日経の模擬テストを解いただけ。とにかくもう勉強はしたくないようだ。
 2/11〜13までの3連休で三日漬けしようと思っていたが、こんな時期に限って生憎の休日出勤。 まいった。


2000/2/15

 いよいよ試験をあしたに控え、一夜漬けのために有休をとった。
でもまだ1時間くらいしか勉強していない。無駄だとは思うが取り合えずやっとこう。


2000/3/15

いよいよ筆記試験合格発表の日。
一発合格などする訳がないと思いつつ、万が一のことがあってはいけないので発表を見に行く。
残念ながら一番違いで合格していなかった。惜しい。(笑)
ま、あの程度の勉強で受かったら申し訳ないし、値打ちもない。

合格者の内訳は
申し込み数 251人
受験者数  203人
合格者数   36人
合格率   14.3%(対申込者数)
       17.7%(対受験者数)

ま、狭き門だな。


2000/3/31

今日から科目別採点表の閲覧が可能になる。つまり科目別合格発表の日。
ひとつでも受かっていないかなと足取りも重く商工会議所へ。
廊下に出された机の上にファイルがぽつんとひとつ置かれている。 どうやら勝手に見ていけという事らしい。

ファイルを見始めると、なんと受験番号だけでなく、名前まで記載されている。なんか恥ずかしいぞ。
番号をたどって見ていくと私の名前が書いてある。おお、丸がついている科目がある。

一部勝訴だ。いや、一部合格だ。

合格した科目は、
1.商品計画
2.在庫管理
3.仕入計画と管理
8. 販売計画と管理
  の4科目。

4科目も合格していれば私の中では上出来。ほぼ半分クリアしたようなものだ。 ま、ちょっとだけ勉強の成果がなくもなかったって事だし。
科目合格証明書をもらうのを忘れないようにしないとね。


2000/4/12

科目別合格証明書をもらってきた。
面接を含む10科目が記載されており、合格の科目には得点が書かれていて、
不合格の科目は横線で消されている。なるほどなかなか合理的に出来ている。
この科目合格は2年間有効なので、2000年度と2001年度の2回、試験免除される。
後2回のうちに、なんとか合格したいものだ。
とりあえず、しばらくは一休み。


2001/1/14

 さて、一年ぶりの試験シーズンがやってきてしまいました。そろそろこのページも復活です。

 あまりにも手付かずだったのでもはや自分すら気にしていなかったこのページ。このページくらい復活しとかないと、やる気もムードも出ないので、更新だけでもしてちょっとやった気になろうかななどと思っています。いやそんな時間があったら勉強した方がいいんですが。
 昨年の試験終了からテキストも見る事もなく、相変わらずなんの勉強もしておりません。たぶん何もかも忘れてしまっているのではないでしょうか。また一から出直しかなと思いつつ、 今年も一夜漬けでなんとかする覚悟です。 明日の1月15日からいよいよ申し込み開始なので、少し稼動する事にしました。試験日は2月21日(水)で まだ丸々1ヶ月あるので1ヶ月くらいは真面目に勉強したいなと思っています。
 今のところしていることは、土曜日の日経流通を買い集めていることくらいです。今年の対策が載っているので役に立つのかなと。


2001/2/11

 さていよいよ受験票がやってきてしまいました。免除科目にちゃんと○がついているので一安心。 安心ではありますが、受験票が来たということは試験日が迫ってきているということ。今のところ日経新聞を集めている以外は何もしておりません。去年の試験問題を引っ張り出したものの見直しすらまだ。
 よく考えてみれば、去年の試験は一夜漬けとはいうものの三級、二級と曲がりなりにも勉強してきた後の試験。多少なりとも知識の欠片はあったはず。が、今年は丸々一年振りのブランク。果たして後10日で何とかなるのでしょうか。何もしていない割に実はまだあきらめてはおりません。この三連休でちょっとくらい勘を取り戻しておきたいもの。


2001/2/12

 昨年の問題と解答を読みあわせだけしてみました。やはり記述問題の方が全然出来ていなかったらしいことが判明。30分ほどやっただけで眠くなってしまう。常識で判断できるところ以外はほとんど忘れてるようです。。


2001/2/18

 試験前最後の日曜日。今更テキストなんか読んでも役に立たないので、日経新聞の模擬試験だけは解いてみる。勘が冴えているのか意外と当たる。まあ、「当たる」ってレベルなので記述問題の方は押して知るべし。解ける訳もないので一応何回かは読んで頭に入れてみる。


7.再挑戦 第28回 1級販売士検定試験 受験体験記

 2000年2月21日(水)。いよいよ1級試験当日です。

 今年はほんとに準備不足の上に、昨晩は一夜漬けをするどころか午前2時まで飲み倒すという暴挙に出てしまいました。勉強不足の上に寝不足の準備不足。目が醒めたらもうギリギリの時間。取るものもとりあえず会場に向かいました。

 試験会場は昨年と同じ関西大学天六学舎。とりあえず会場に入ります。すると大変な事が発覚。私は去年科目合格をしているので5科目だけ受ければいいのですが、1時限目の3科目はすべて免除科目だったのです。ということは私は12:30からの2時限目からくればよかったのです。そんな事は試験案内をよく読んでおけば判ってた筈なのに。ああこんな事ならぐっすり寝てからくればよかったと思いましたが、まあ家にいても勉強しない事はわかっているので、お昼までの時間で一夜漬けならぬ朝漬けをする事に。昨年も直前に見直したところが出たりしたので、この時間は意外とばかになりません。なにしろ3時間も勉強できるわけですから。

 ところで、私は1時限目を受験しないので問題がもらえません。そこで試験本部へ行って係員の人に1時限目の3科目の問題をくれる様頼んでみました。すると、「全国共通試験なので本部に聞いてみないと判りません」という。そんな事くらい前例がないのかな、なんか不思議です。なにしろ何科目受けても受験料は一緒なので、問題くらいもらっておかないとなんか損した気分になりますし。

 とりあえず近所の茶店で小1時間ほど模擬試験を見直し、一旦関大の待機室へ戻りました。サラリーマンたるもの、ウィークデイは有休を取っていようがなんだろうがケータイに幾つか電話が入るので、何件か仕事の連絡をこなします。出たり入ったりして勉強中のほかの受験生には迷惑だったかも。さて、近所のラーメン屋で早目に昼食を取っていよいよ試験教室へ。やはり1級は年齢層が高く、男性の割合が高いようです。自分が年取ってきたせいか、つい自分より上の年齢の人に目が行くのかもしれませんが、50過ぎくらいの人もなんか落ちつかない様子で教室前で煙草を吸ったりしています。3級会場は制服姿の高校生とか、女性も結構いてなんだか楽しそうなのに。

 午後から2時限目の「経営とマーケティング」「経営計算」「市場調査と立地分析」。
3時限目は「組織と人事管理」「販売計画と管理」「情報化」です。
 この教室は科目合格者の部屋らしく、途中退室をする人が結構いて、人の出入りが多少気になります。  とはいう私もこのうち、「販売計画と管理」は昨年合格しているので、3時限目は2科目だけの受験。途中退室で試験終了する事になりました。
 記述問題はやはり去年同様作文状態。客観的な記述が必要とはわかってはいますが、去年もこの作文状態で点数をもらい、合格した科目もあるのでとにかくなんでも書いておかないと。

 そんなこんなでまあ無事終了。去年も同じことを書いていますが、ほんとに胸のつかえが取れたような感じです。全然勉強はしてないんですが、これでやっとお休みの日も試験のことを気にせず、ゆっくりできます。ひと休みしたら、英語の勉強に専念しようかなと思っています。(笑)
 別のページで「TOEICプロジェクト」開始していますが、当面の間、検定試験はこりごりです。

 

2001/2/25

 昨日の日経流通に1級と3級の問題と解答が出ていたので、答え合わせをしてみました。記述問題の解答は載っていないのが残念。 
 記述以外の問題の正解率は50%〜70%とかなり低調。これでは相当記述問題でいい点をもらわなければ部分合格も難しそうです。ひとつでも部分合格する事を祈って、体験記終了とさせて頂きます。

2001/3/25

 3/22日、いよいよ合格発表日だったのですが、あまりにも期待してなかったので2日ほど遅れて合格発表を見てみました。便利な事に今年から商工会議所までわざわざ見に行かなくても、商工会議所のホームページで見ることが出来るのです。サラリーマンにはとても都合がいいですね。で、結果はというと、残念ながら今年も1番違いで合格とはなりませんでした。まあ、ほとんど勉強していないのでやむを得ません。まあ科目別で少しでも受かっているといいんですが。4月6日の結果を乞うご期待。

2001/4/9

 さて科目合格発表の日。人間って調子のいいことを考えるもので、勉強もしてないことは自覚があるのに時間がたつと「書いたからなんとかなるかな」などとわずかながらも期待してしまいます。結果は残念ながら見事に全滅でした。昨年もそれほど勉強してなかったのに4科目受かったので、なんとかなるかなと思っていましたが、なんともなりませんでした。

 やはり昨年は3級2級1級と立て続けに受けて、それなりの勉強をしていたからかな、などと思います。なんだかんだ言ってもやはり継続は力なりですね。1年丸々ブランクがあると、やはりほとんどのことを忘れているようです。
 これでまた来年までここはお休みさせていただきます。来年まで免除が効くので、出来れば来年もチャレンジしたいなと思っています。

 

あとがきにかえて  2002/4/28

 さて、2002年の試験ですが実はわたくしは受験しませんでした。今年まで免除がきくので受けたいなとは思っていたのですが、昨年勉強せずに惨敗したのに懲りたことと、仕事がたてこんでおり、昨年以上の勉強時間をとる余裕がなかったからです。もちろん、時間がないなんてことは何のいい訳にもなりません。暇で困ってるひとなんてそうそういるもんじゃありませんから。ですが、今の時期は時間があれば他の事に時間をさきたいのです。例えば英語とか。
 流通業のマネージメントクラスには一級の試験内容はとても大切な事だと思います。だから逆に言うと試験のためのやっつけ勉強よりも、内容がきちんと理解されて、頭に入っている事が大切だと感じています。いずれきちんと勉強したいなと考えています。

 このページは一旦これで完結です。お付き合いいただいたみなさん、ありがとうございました。ではまた復活の日を目指して。


8.日本語文書処理技能(ワープロ技能)3級検定試験 受験記
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