日々のつまらない出来事を、つらつら書き綴っています。
毎日毎日面白い出来事がある訳ではありませんが、ちょっと気になった事を書いてます。

無駄遣いシリーズ第4弾 今年のアロハ。

上品なパイナップル。ちょっと地味かな。

 
8/31 sat.

 朝からお散歩がてらパンとコーヒーを買いに。晴れたおやすみの朝、こころなしか風も涼しく、なんかのんびりした感じ。あんぱんとカフェオレとタバコを買う。

 今日は部屋の片付けをしようと決めていた。ちょっとてこ入れをする。インテリア雑誌なんか見てみるが、うちにあるのは1996年頃のものしかなかったので、どうも古臭い。やはり最近のをひとつ買っておけばよかった。

 何しろ俺は片付けるとなるとまず引出しの整理から始めるタイプなので、基本的には大事なところは片付かない。しかし、収納が少ないのでとにかく本棚や押入れを片付けねばならんのだ。ぎっしり詰まっているので、収納の工夫も何もない。いらなくなったものをちょっとずつ捨てる。いつもらったんだかわからないコロンとか、大事にとってあった古いパソコン雑誌とか。使うのがもったいなくてとっといたら、古くなってもう使えなくなっちゃったものとか、馬鹿げてるな。

 ものを捨てるのってほんとにエネルギーがいる。よほどいらないものじゃない限り思い出ごと捨てちゃうような気になるもんね。ふだん使わないんだからいらないんだけどさ。机の向きなんかもちょっと変えて、少しだけ模様替え気分。

 そんな訳でブレイクダンスの練習をする。いや、ブレイクダンスなんて出来ないけど、自分だけでそのつもり。ウィンドミルをやってみたいのだが、俺はダンスというものを一切習ったことがないので、何をどうしていいのかわからない。なので逆立ちの練習を5秒くらいしたら手首が痛くなって息が切れてしまった。次にゴロゴロ寝転がって回る練習をしたら5回転くらいでぜえぜえいってしまう。めちゃめちゃ体力が衰えている。これじゃダンスどころじゃないじゃん。ダンスって全身運動だし、心肺機能も使うのでけっこうハードなんだな。たまにはディスコへでも行くかって、ディスコなんてもうねえよ。かといってクラブなんて行ったことないし。じゃあダンス教室へ行こう。しかし今の状態じゃ10秒で息が切れちゃうし。ジョギングから始めるか、それは嫌だな。

8/30 fri.

 寝るということが楽しい。若い頃は金曜の夜なぞ起きてないともったいなくて、夜更かししたものだが、最近は眠くなるとすぐ寝ちゃう。あれ、なんで夜更かししたいんだろうな。なんか夜遅くまで起きてないと損みたいな。真夜中の魔力って確かにあるけど、結局朝寝坊するんだから時間がもったいないって訳じゃないんだよな。深夜の自分だけの時間、夜更かし、朝寝坊ってのがお休みらしくてよかったのかな。

 一時ものすごい早起きの時があって、休みだろうがなんだろうが6時には起きてた。で、一度目が醒めちゃうとそのまま起きる。なんかベッドでうだうだしてるのがもったいなかったのだ。

 最近は眠い時に寝る気持ちよさを優先している。歳のせいかぐっすり眠れるってことがありがたくなってきた。なんか夜中とか目が醒めるし、特に夏は暑かったり喉渇いたりで、どうしても一回、目が醒めちゃう。すいこまれるように眠って一秒経ったらもう朝だった、なんてくらいよく眠れると気持ちがいい。あと、睡眠時間が足りないと次の日がしんどいから睡眠時間はちゃんととるようにしているせいもある。昔は少々睡眠不足だって平気だったんだけど、今は確実に頭も身体も動かなくなっちゃう。睡眠時間を削ってまでしたいことも夢中になることも今そんなにないし。

 酒飲んじゃうせいもあるだろうな。酒飲んでもできることって、TVみたりネットしたり、人と話したりするくらいで、こみいったことは出来なくなっちゃうから、早く寝て、しらふじゃなきゃできないことは朝やろうみたいな風に考えてる。金曜の夜は思う存分飲んで寝て、日記書くのは明日の朝ね、みたいなパターンか。

 飲みたいだけ飲んで、好きな時間に好きなだけ寝る。ひとり暮しの醍醐味なんだろうな。所帯持ちじゃこうはいくまい。

8/29 thu.

 どうでもいい話なのだが、スコッチってのは別にそんなに上品な酒でもなかったのだ。

 俺は今、大体ウィスキーはバーボンを飲んでいる。日々、ビール一杯、日本酒一杯、ウィスキー二杯という順で飲む。総じて、バーボンは癖があってスコッチは癖が無いという認識があって、俺もそう思ってた。しかし、そんな事もないのだ。

 旨そうなスコッチを実家からガメてきた。理由は簡単。俺がいないうちに親父に飲まれるのはくやしいからだ。で、今日そのスコッチをあけてみた。ボウモアである。これがもう燻製くさくて不味くはないが、くせがある。山崎も燻製くさかったが、もっと燻製くさい。

 飲んでる間に思い出した。なんかうるさそうなバーへ行って、おすすめのスコッチを飲んだ時、めちゃめちゃ燻製くさかったのだ。そいつは一杯1400円もした。そうだ、スコッチってのは別に上品で癖のないウィスキーではなかったのだ。バーボン慣れした俺にはコーンくさいのはいいのだが、このスコッチはけっこう厳しい。シングルモルトのなのがあかんのかな。上品なスコッチもあるんだけどな。好きな人にはこれがいいんだろうな。うちの親父、酒好きのくせにバーボンは嫌いだし。

 そんな訳で明日は週末。どっかで安バーボンを買う覚悟である。昔はバーボンって、ちょっと下世話でカッコいい飲み物だと思っていたのだが、今普通だし、逆にスコッチの旨さがわからなくなってるのはなんかくやしい。

 今はどこででも飲むが、いつかペニーレインで飲もうと思っていた。ペニーレインって今あるのかよ。ま、今夜もしたたか酔う夢は実現したがね。

8/28 wed.

 人間にはいろんな側面があって、普段は出ないけど、ふとしたところでそれは出てくる。それは、お互いに忙しくて喧嘩腰だった時や、なんかのんびりムードで普段話もしないくだらない話をしたところで出て来たりする。どっちかの側面がね。

 わかんない事やできない事は「出来ない」って言った方がいいかも。とり返しのつくうちに。俺も大概仕事はしないし、ボンクラの方だが、俺に見透かされちゃ終わりだろ。本人が「やらない」って3回言ってやらなかったら、回りの人は出来ないって思っちゃう。やっといたよって言って5割も話通ってなかったら、ダメじゃんって思っちゃう。

 ハッタリやカマシも大事。でもね、みえみえの嘘はダメ。ばれちゃうもん。ばれない嘘の方があとで大きくなるし。あまりに正直者もどうかと思うが、ボンクラの嘘はダメだな。腕っこきの嘘は長続きするが。ま、腕っこきの嘘は誰も嘘だと思わないがね。腕っこきは帳尻合わすし。

8/27 tue.

 おニャン子クラブが再結成したらしい。確か一番上の子でも俺とタメくらいだったと思うのだが、みんなもうすっかりおばちゃんになっていた。国生ですら。芸能界なんてとこを一回くぐったらみんなそれなりかと思ったのだが、ずいぶん歳とってるな。なんだかみんな輝いていない。

 現役の子がいなかった、工藤静香とか渡辺まりなとかな、だから余計色あせて見えたのかも。やっぱ、現役の色気ってのはあるな。華っていうかな。確かに俺も歳はとったさ。でも、おニャン子より俺のほうが現役のような気がした。見たくないとはいわないけど、ちょっと悲しかった。女の旬は短いのか。いやそうじゃない。現役である限りはね。加賀まり子の現役加減を痛感した日。

8/26 mon.

うっちゃれ五所瓦

 ものすごくどうでもいい話なのだが、俺はこの土日、ある漫画を探していた。最近流行りの漫画文庫。文庫本、特に漫画文庫、まあ基本的に本なんてものは旬のものなので買いそびれるとなかなか買えない。よほど有名作品でもないかぎり、本って流行りものだ。CDもそうかもしれないが。

 俺の探してた本は、なかいま強のうっちゃれ五所瓦。なかいま強はもう一発くらいヒット作があるらしいが、これは別に漫画界に残る名作というわけでもなく、俺的にもたいした作品ではない。しかしたまたま文庫で出たので紀伊国屋で立ち読みしたら通しで読みたくなってしまったのだ。昔俺が週刊誌の連載で読んでた頃の作品だ。

 文庫で出てるので会社の近所の本屋へ行く。ない。日野日出志すら置いていた大き目の本屋へ行く。ない。しょうがないので梅田の漫画専門店へ行く。なんで俺こんな漫画に意地になってんだ。

 店員さんに聞いてみると、ないという。文庫なので「もう入ってこないよね」と聞いてみると「何ともいえませんね」とそっけない返事。ここでなきゃ大概の本屋に無いなと思いつつ、無愛想な店員の態度に腹を立てつつうろうろしてた。すると愛想のない店員さんが、「先ほどこれを探してたお客様ですよね」と言って、俺の探してた本を持ってきてくれた。「今日入荷したばかりでした」と言って。

 すばらしいな紀伊国屋書店。素晴らしいけど、探す気があるんならもうちょっと初手からやる気見せろよ。探せばあるんじゃねえか。でもすごいぞ。おかげで君んとこは客単価4000円をゲットだ。店員のにいちゃんありがとう。

 そんなこんなで今日は探し歩いたが紀伊国屋のにいちゃんのおかげで楽しめた。長いこと忘れていたけど、とても好きだった科白をその漫画を読んで思い出せた。探した甲斐はあった。忘れてたけど、好きだったのかもしれない。思い出すよりは今と明日を生きねばならんのだが、読めてよかった。

 気に入ってる科白?「かまわん。折れ。」

 

8/25 sun.

 掃除した。髪切った。そんなことでもちょっとすっきりする。部屋の中に転がっていたお布団を2枚捨てたので、もっと片付くと思ったのだが、ちょっとしかきれいになった感じがしない。基本的に片付いていないせいかな。インテリア雑誌に出てくるような部屋の人って、どうやって生活しているんだろう。あれじゃどう考えても不便じゃんね。部屋の中では基本的に何もしないとしか考えられない。それか、ほんとに必要なもの以外は捨てちゃうのかな。いるものはいっぱいあるんだからそんなには捨てられない。

 ベランダでなにかのそのそ動いている。見るととなりのネコのえりちんである。しばらくこないように隣りとの壁をプランターとダンボールで塞いでおいたのだが、プランターを動かして勝手に入って来ていた。帰ってからベランダを見るとパキラの青い葉を全部食っていやがった。勝手になんでも食うな。

8/24 sat.

 二日酔い。酒のせいもあってゆっくり寝る。で、なにもしない。仕事の電話が来たり、仕事の電話をしたり、なんか仕事が私生活に入り込んでくることが日常になっている。そして前より俺に拒否反応がない。これは仕事中心に考えると悪くないんだが、単にけじめがついてないだけだと思う。「いいや休みでもなんもすることないし」みたいな。休みは休み、仕事は仕事、そうしないとけじめもつかないし、仕事もダラダラになっちゃうと思う。

 投資のサイトなんかをけっこう真剣に見る。見るのは簡単だが、理解して運用するのは難しい。覚えるのは難しいな。

8/23 fri.

 実は俺には今大仕事が待っている。2回目なので手探りではないが、2回目なので期待されるし、ミスは許されない。前回の細かい失敗をすべてフォローせねばならない。といって、失敗に見えたことは単に不可能だったこともあったりして、理想的にやろうとすると倍以上の労力が必要だったりする。あまり聞こえてこないが、俺の知らないところでいろんな思惑が今回も動いているようだ。

 全然偉くもないのになんだか俺が現場統括なので、俺のせいにされそうだ。現場を仕切るのは俺だが、偉い人の思惑でいろんなことが起こるのは俺のせいじゃないと思う。デメリットが起こるのなら問題だが、そうじゃなければ調整すればいいだけの話じゃねえのかな。自分の思惑と違うからって俺に文句言われても困る。逆に言葉を借りれば統括は俺なんだから、俺がNOを出さないことはなんでもありだ。

 俺は女社会で生きてきた経験が少ないので、女の扱いの難しさを今痛感してる。やはり男と女は違う生き物だ。男が5角形だとすると、女は星型だ。本音や、建前や、自信やキャリアがそれぞれ突出して、平凡なバランスがとれていないようにみえる。がんばってる女は特にね。素敵な女性はたくさんいるが、太っ腹の女ってあんまりいないような気がする。仕事じゃないとこにはいるけど。

 同格のガチンコになった時、引けないのはガキというか、余裕がないと思う。殴り倒すだけの力量がないだけなのかな。喧嘩だったら殴り倒せば済むが、引かれて拗ねられたらしこりが残るだけだしな。

 久しぶりの外飲み。もうタクシー帰りは嫌です。タクの分飲んだら大概飲めるで。

8/22 thu.

 電話で打ち合わせ。何度話ししても噛み合いませんねって、ずいぶんはっきり言うな。もともと対立部署なんだから噛まねえよ。最終目標は一緒でも方法論が違うんだから。でも、最終目標が一緒なのでもめる必要もねえだろ。

 俺より現場の子と話。現場にはいつだって問題がある。そんな詳細なことまで俺は理解できないってこともあるし、頼れるところもあるし、勉強になるところもある。あらゆる現場をマッチさせて説得したり納得させたり指示を出す必要がある。

 従順な集団にはリーダーが必要だし、俺が俺がの集団にはコーディネイターが必要だ。それは一元的にではなく、まちまちにやってくる。なあなあもあるし、意見せざるを得ない時もある。社内で、同じグループで。清濁併せ呑むってことはそういうことか。

 高度なコーディネイターには意味があるが、中途半端な奴には意味がない。現場の声を聞いても、出来ないことは出来ないし、押し付けちゃうこともあるし、わかってても出来ないまま押し切ることもある。俺の力量とは関係ない所で。でも、世の中に必要なのは実は決め事やルールなのかも。

 

 世話になった子が会社を辞める。花を贈ろうと思ったが、さすがの花キューピッドも今日の明日じゃ無理らしい。あきらめてメールを送ろうと思ったが、なんだか妙に照れくさい。それじゃ今までと同じなんだけどな。お礼はちゃんといっとこう。そんなことでずいぶん後悔してきたし。

8/21 wed.

 圧倒的なセンチメンタリズムが俺を襲う。それだけじゃないのだが、要因の一つは長年連れ添ってた布団を粗大ゴミに出したこと。俺の相棒を粗大ゴミとは何たる言い草だと思うが、あんなに世話になって愛していた相棒も使わなくなったらただの粗大ゴミだ。随分長いこととっておいたが、俺も使わないし、ゲストも使わないのではもうしょうがない。何しろ俺んちには押入れがないのだ。

 布団の話を極めるともう少しおセンチにならざるを得ないのだが、実は今日はもうひとつ要因がある。今日のところは内緒なのだが、そのうちネタになると思う。

 人間は、なりたいものになる。俺は藤原紀香にもなれないし、福山雅治にもなれない。もう外交官にもなれないし、地主にもなれない。でもね、人間はなりたいものになるのよ。カッコいい奴になりたいとか、嘘をつかない人になりたいとか、優しい人になりたいとか、誰にも負けない奴になりたいとかね。

 その基準はひとそれぞれなんだけど、人間はやっぱり自分のなりたいものになっていくんだと思う。こんなはずじゃなかったって思いながらも、少しずつなりたい人になっていくんじゃないのかな。あんな奴にはなりたくないってのも、反面教師であれだけにはならないっていう逆ベクトルを示唆してくれるのかもしれない。

 だからといって俺が今なりたいものになっているかというとそうでもない。でも、なりたくないものにはなっていないと思う。少なくとも俺が「嫌だ」と思う奴にはなっていないと思うんだよね。俺は、俺がなりたい俺になっていこうと思ってるし、俺の進んでる道が正しいんだと思ってるし。いや端から見たら知らんが。とにかく人間はなりたいものになるのである。なれないのは実はほんとはなりたくないんじゃないのかな。

 しかし、俺は圧倒的に別のテーマも持っている。「人間は楽な方に行く」のである。人間はどんなにひどい目にあっても楽な方にしか行かないらしい。水は低きに流れるのである。だから博打狂いになってどんなに借金を背負おうが、借金の方にどっかへ売られようが、シャブ中になろうが、そのひとはそこが楽だからそこへ行くんだそうな。逆に言うと必死にステップアップを目指すひとはその方が楽なの。堕落して落ちるより。

 良かれ悪しかれ、人間はなりたいものになるんだと思う。不可能はいくらだってある。でも本人の裁量の中でなりたいものになるんじゃないのかな。

 俺は今英語を話せる人になりたいのだが、全然なれない。努力もしてないし。ほんとはそんなになりたくないんじゃないのかと自分で自分を疑っている。でも、努力はしてないけど、ほんとになりたいんだってば。今はあきらめより希望が勝ってるのでそのうち変化は出るだろう。実は自分で考えてるってことは、ほんとは自分でも本気なのか見栄なのか、あきらめなのかよくわかんなかったりするしね。客観視すればするほど。まあ今はなりたい俺になっていこう。

8/20 tue.

 今日も涼しい。大阪の8月がこんなに涼しいわけがない。油断してはいかんが、涼しいのは過ごしやすい。

 一日オフィス。切羽詰った仕事がないので、思いきって昨日今日でオフィスの片付け。めちゃめちゃ片付いたのだが、めちゃめちゃ散らかってたものを元の状態に戻しただけなので、片付いてもあまり感動がなかった。綺麗になったなーというよりも、なんだこれで普通じゃん、って感じ。なんかあまりおもしろくない。おまけに散らかしてるのは俺じゃないんだし。

 世の中にはいろんな人がいて、自分のデスク回りは完璧に綺麗じゃないと気が済まないのに、それ以外は散らかってても何の興味もない人、潔癖症らしいのだが、整理整頓の下手な人、自分の回りは散らかってても平気だが、人が散らかすとうるさい人、まあいろいろだ。

 うっかりしてると戻りが甘くなる。進歩しようとするとものすごい努力がいるし、人間現状を維持しているだけでも大変なのだ。努力して現状維持がやっと。だからたるんだところから元に戻すのにはかなりの努力がいる。でも本人は大体戻ったつもりになっているだが、実は少しずつ退化している筈である。本人にも誰にもわからないうちに少しずつね。

 そんなことをしてて、一段落して帰りしな関係各位に電話をしていたら、もっと大事な仕事を先延ばしにしていることに気がついた。オフィスのお片付けなんかしてる場合じゃなかったのだ。どうも誰かにあおられないと仕事をしない性格らしい。今は誰もあおってくれないので余計に自己管理が必要である。なんてったって現場でやるのは俺だし、怒られるのも、ケツ拭くのも俺だしね。まだボケてんのか、先延ばしにしてるのか。まあ、そろそろやるか。でもやる気出すと空回りするタイプだし、俺。

8/19 mon.

 なんだよ、お盆過ぎたら急に秋の気配じゃねーかよ。朝もこころなしかさわやかな風だし、今日は陽射しもゆるやか。ヒステリックに鳴きまくる蝉も今日はなんだか弱気。アスファルトの照り返しも穏やかだ。夜帰ってきたら風はもう涼しく、秋風に近い。いや、まだ歩いてりゃ汗かくんだけど、確実に夏は終わりつつあるな。台風のせいかな。まあまだ残暑は厳しいんだろうけど、とりあえず今日のところは文字通りの残暑ってところか。

 今日もリハビリのつもりだったのだが、さっそく2件ほどおひきがあってお仕事に出かける。仕事で呼ばれるなんてのはよく考えたら有難いもんだ。向こうから仕事のネタをくれるなんてのは、まだまだ追い風の証拠。慢心せぬよう、がんばらねば。

 で、リハビリ期間の為早上がりしたら思わぬことで無駄遣いをしてしまった。久しぶりに金のありがたみと使いかたを考え直した。金と時間は使い方で俺を幸せにもしてくれるし、不幸にもしてくれる。無駄遣いも時には必要なんだろうと思うが、無駄は無駄だな。いや、でも昔田中康夫は無駄な金と時間をいかに使うかで人生は決まるって言ってたしな。でも無駄というか、無意味な金はやっぱ使う必要がないな。

 嫁と別れる時、「慰謝料は要らないわ」って言われて、3日ぶりに家に帰ったら電話の受話器が外されてて、アメリカへの国際電話で天気予報に繋がってたとかな。粋ではあるが、無意味かなと。ま、それと自分の無駄遣いは違うか。まあ、人間たまには勉強料も必要か。

8/18 sun.

夏休み9日目

 まあ夏休み最終日を楽しむといったところか。日がな一日うちにいて、ああ夏休みが終わっちゃうって感じ。何かしようかと思ったが、タイコの練習もあまり気がのらないし、髪は伸びているが美容院へももひとつ行きたくない。なにもせず退屈することで、名残惜しむ感じかな。まあ、それもよし。

8/17 sat.

夏休み8日目

 今日は久しぶりに大阪でのお休みである。大阪でもゆっくりうちのことをいろいろしようと思っていたのだが、そんなにしたいこともなかった。洗濯をして、ちょっと片付けものをして、あとはうだうだする。

 以前にも書いたと思うが、田舎でのお盆の飲み会の時、俺達は毎年ボヘミアンラプソディをやることになっている。まあ毎年と言っても4回目くらいなのだが、いちおう恒例になっている。俺は今年そのために帰省前、ボヘミアンラプソディのビデオを探していたのだが、どうしても見当たらなかったのだ。で、今日ちょっとビデオの整理したら一発で出てきた。なんだかな。世の中ってこんなもんだよな。大事なことはいつだって終わってから気付いたり、出て来たり。

 さらにどうでもいい話なのだが、俺の田舎のことがこんなにとりあげられるのはなんか不思議な感じである。田中康夫の件である。なんかオリンピックの時より注目されてねえか。先日帰省した時、道を歩いていたら近所のおばさんに「これおかあさんにわたしといて」といって県知事用の投票用紙をもらった。普通こういうものって郵送しねえか。どんなシステムなんだろう。田中康夫に会ったら1枚1,000円で売ってやろうと思ったのだが、会うわけがない。

 田中康夫については、俺、一時結構読んでいたので作家としては評価しないこともない。これ以上のことは選管が厳しいのでコメントできない。それは嘘。田舎にいるとなんかかんかでからみがあって彼の評価を聞くことがある。ある人は「もう出たがりで勝手にいろんなことするからまわりの方は大変なのよ」という。車座集会なんかするのにも準備とか大変なんだろうな。その話をある人にすると「うちの県なんか今までが楽しすぎてんのよ」と言う。まあどっちもなるほどなと思う。とりあえず今選挙権ないからどうでもいいんだが、選挙権のある県民にお任せするとするか。

8/16 fri.

夏休み7日目

 実は俺はこの夏休みは実に9連休なのである。すごいでしょ。クライアントが休みの時じゃないと休めないし、普段の土日だってケータイがなるし、万が一代休なんかとったって、平日なんかケータイ鳴りまくりでお休み気分になんかなれないしね。気にせず休めるのはみんながお休みの時だけなんだもん。

 で、なぜもう大阪へ帰って来たかというと今日は会社へ行くのである。休みに入る前から懸念の仕事が2つくらいあったのでもともとこの日はリハビリを兼ねて出勤をしようと決めていたのである。去年もおんなじことをした。しかし実際にはお休みの間ケータイがそんなに鳴る事はなく、急ぎの件は電話をしたのでどっちでもよかったのだが、ついでもあるのでとりあえずオフィスへ行く。この辺が貧乏性というか、割りきれない性格というか、休むなら休むできっちり休むべきなんだろうけど。

 16日はお盆明けなので大阪はもう通常モードに戻っているかと思ったら、大阪も夏休みモードだった。サラリーマンの数が異常に少なくて、おでかけ風の家族連れが多い事多い事。まあ、後半型で取れば今日も夏休み真っ最中だもんな。

 それにしても大阪は暑い。暑いのはわかっちゃいるが駅まで歩くだけで汗がダラダラ。田舎でカンカン照りの日ゴルフしたときもそれほど汗をかくという事もなかったのだが、大阪は50m歩くだけでサウナ並みに汗をかく。所変われば品変わる。あっという間にハンカチはびっしょりになる。俺がハンカチが必需品だと思うようになったのは都会の夏の暑さを知ってからのこと。

 オフィスへいっても別にもめごとはなく、メールもファックスもたいしたものは来てなかった。やっぱ今週はどこもお休みモードなのかな。ちょっと拍子抜けだが、それはそれでよし。今日もめごとが起きたって、逆にどうしようもないしね。なのでおひるはラーメンと餃子にビールをつけて、お休み気分復活。3時間ほどオフィスにいてミナミへ繰り出す。

  

 お盆シーズンは都会は空いてるのかなと思ったら、さすがに心斎橋筋は結構な人出。とりあえず楽器屋に行ってみる。「夏休み用ギターが欲しい熱」はおさまったので、スティックだけ新調することに。

 続いてカメラ屋へ。デジカメが壊れたので交換してもらうのである。しかし、フジ、どうよ。前回と全くおんなじ故障で、電源が入らない。交換してもらって同じ現象が起こるってことは、ハード自体に欠陥があるんじゃねえのかな。こんなことが俺のほかに結構あるのかと思って聞いてみたら、「この機種は不良は少ないほうなんですけどね」という。まああったとしても「そうなんですよ、ちょいちょい壊れるんですよね」とは言わないか。前のカメラもフジだったのだが、一回も故障なんかなかったのにな。それとも高機能になると、なんかバランス悪くなって繊細になるのかな。

 まあカメラのキタムラは今回も気持ちよく交換してくれたので、一安心。しかし「てめー、旅行中に壊れて何の役にも立たなかったじゃねーかよ。どうしてくれんだ。」と一言言いたかった。中にゃ言う人もいるんだろうな。まあキタムラのせいじゃないので言ってもしょうがねえか。数えて3代目のうちのデジカメ、今度は元気で活躍してほしいものである。ちなみにうちの親父もデジカメを買おうとたくらんでいるらしいので、俺としては今度はソニーのP9を奨めるつもりである。

 帰ってきてダイエーで買い出し。ダイエーしかし何考えてんだろう。日本ハム商品、撤去どころかバイヤーおすすめPOP付いてるぜ。何処からも撤去されてんのに、逆宣伝か。リベートでももらうんだろうな。ダイエーって雪印の時も対応甘かったんじゃなかったかな。死なばもろともか。

8/15 thu.

夏休み6日目 

 めざましテレビでめずらしくブルース・スプリングスティーンの「THE RISING」のことを取り上げていた。全米チャートで第1位らしい。結構売れてるんだな。Born in the U.S.A.でも1位じゃなかったんじゃなかったっけ。そのわりに日本でのプロモーション弱くねえか。まあいいけど。

  

 田舎にいると、正しい生活というか人間らしい生活というか、とにかく生活というものを実感する。毎日朝ごはんを食べて、それは毎日お味噌汁があって、毎日タラコやなにかのおかずがあって、パンが食べたきゃパンがあってっていうこと。ごはんって言うとご飯が出て来ることの幸せ。それはもちろんママの努力によるものなのだが、俺の中では毎日朝ごはんを食べることがちゃんとした生活のような気がするのだ。いや実家にいた頃はまともに食っちゃいなかったんだけどさ。

 でも俺の今の生活では毎日ご飯を炊いて、毎日明太子やなまものを常備しておくのは不可能に近い。いやそれに向けて努力すればできないこともないけどさ。だから毎日連続して食べるものがあることがなんか幸せ。まあだから親のありがたみとか家庭のよさがわかるのかな。そんなことでもないと日々忙殺されていて、気づくことってないもんな。

 今日は何もすることがないので吉田拓郎の唄本を引っ張り出してきてギターで弾いて歌ってみたりする。ひとりで弾いて歌ってるとそれだけで満足しちゃって、もうギターの練習なんかどうでもよくなってくる。なるほどこれではいかん。ギターはギターできちんとコピーして練習して完成せねばいつまでたっても上手くならん。でも手が痛いのですぐやめる。

 続いては本の整理。俺は本を捨てると言う習慣がない。雑誌は最近やっと捨てられるようになったが、本はなかなか捨てられない。まあほとんどが文庫か漫画なのだが、収拾がつかなくなると田舎へ送るのだ。だから田舎にはダンボール箱に山盛り3箱分本がたまっている。今回は思いきって本と本棚の整理をすることにした。

 もう出てくる出てくる。細野不二彦から安孫子麻利江からいしかわじゅんから小椋冬美から、分類しようがないほど次から次へ出てくる。内緒だが小さい頃は漫画家になろうと思っていたのである。だから俺は実は結構漫画は好きだったのだ。ふと読み始めてしまうと止まらないことはわかっているので、中身は見ずにとりあえず少女漫画系、4コマ系、マニア系などと適当に分類して本棚にぶち込む。夏休みなので読み返してみたくもあるが、意外と時間がないのである。読まない本はもう捨てちゃってもいいのだが、なかなかね。

 父にちょっとパソコンを指南し、早目の晩ごはんを食べてこの日に帰阪。乗り継ぎがいいと大阪は結構近く、3時間半くらいで帰ってこれちゃう。

8/14 wed.

夏休み5日目

ゴルフのある生活

 めいっこたちは昨日帰ってしまったので、そんなわけで今日はゴルフである。多少飲みすぎと睡眠不足でちょっときついが、ゴルフなのでそんなことも言ってられない。毎日なかなかハードスケジュールである。

 コースに行く前に練習場へ寄ったのだが、これが全然当たらない。ドライバーどころか5アイアンがややシャンク気味にスライスするのである。これは困った。まあ普段練習もしてないし、クラブを握るのは3ヶ月ぶりだし、しょうがないか。

 まあコースへ出てしばらくするとなんとかカンは戻ってくる。腕は戻らないけど、戻ってもたいした腕じゃないからね。やっぱりゴルフは楽しい。18番ホールでバッフィーほり投げて帰ってきたけど。

 もう今からそんなにゴルフにははまらないと思うけど、ゴルフのある生活って楽しいかもしれない。ゴルフってやってないときは金持ちの道楽みたいなイメージがあった。実際にゴルフ場に行くとわがままそうなオヤジやガラの悪そうなおっさんやおばさんが多くて、それほどハイソなイメージはないのだが(まあ駐車場の車はすごいの多いけど)、趣味のひとつとしてゴルフを持ってるってのはなんかいいかな、と思った。

 うーん、何がいいのかよく解らんが、ゴルフをするひととしないひとって完全に分かれるんだよね。でもゴルフをするって言う選択肢があったほうが人生は楽しいような気がするのよ。ゴルフする人って基本的にはかなりはまってる人が多くて、定期的にやるんだよね。ゴルフ中心の生活みたいな。俺も初めた頃は毎週打ちっぱなしに行って、ゴルフ雑誌読んで、土日はゴルフを見てって感じだった。コースも毎月とはいかないけど、2,3ヶ月に一回くらい行ってた。その時には趣味が増えて楽しかったんだよね。

 今はまあ手元にクラブも置いてないし、車もないので練習にも行けないしゴルフ雑誌なんか読まない。TVもメジャーがあるとたまに見るくらいでね。でも、たまにするだけでも楽しい。だからそんなにはまってなくても、ゴルフのある生活ってのはいいなと思った。少し、興味復活かも。

 うちの会社のゴルフ好きの小娘、最近ドライバーを新調したそうで、セール価格で6万円だそうである。俺のアイアンセットより高いじゃねーか。

 今日はおごりゴルフの上に、晩ごはんはうちの近所にできた鮨居酒屋でおすしである。なんて素敵なおごられ放題。なかなか落ちついた店で、田舎にしては小洒落た感じ。おもしろいのはいきなりお座敷にあがって、畳の上に椅子を置いたカウンターがあるのである。畳、傷むんじゃねーかな。隣りの席に小学校の頃の同級生がいてびっくり。

8/13 tue.

夏休み4日目

 日記ってのはある意味自分を見つめなおしたり、バランスをとったりする作業のようである。だから、今回のように田舎でのんびりしているときには全然筆が進まない。なんかのんびりしてるのに自分を見つめなおしたり、考えたりするのはめんどくさいというか逆にそんなことはしたくない感じ。書いてるといろんなことを考えちゃうし、あまりシビアなことは考えたくない。

 仕事という日常があるとやなことや考えちゃうことがいくらでもあるので、愚痴ってみたり、分析がてら考えてみて、書くことによって昇華しているんだと思う。田舎にいるとあまりものを考えない。いやストレスがなくて結構なんだけどね。

 そんなわけで今日からお盆なのでお墓参りに行く。お迎えをせねばならんのだ。よくわからんが祖父母他御先祖様はまあ元気そうである。「まだ嫁はこんよ」と言ったら、「まあいいわ」と言っていた。

 おひるはうちの庭で流しそうめんをする。これがなかなか面白い。めいっこのリクエストによりうちの父が流しそうめんの仕掛けを作ったのである。俺も初めてだったし、まさかうちの庭で流しそうめんができるとは思っていなかったのだが、うちの父はなかなかのアイディアマンである。写真だと短く見えるが、結構充分な長さで、かなり楽しめた。

夜寝る前に一番下のめいが

「おじいちゃんできたらあしたながしそうめんしてね」

とお手紙を書きました。

朝起きたら流しそうめんができるようになっていました。

まさかほんとにできるとは。無敵の父に感謝。

   

   

 夕方は毎年恒例の飲み会。田舎らしからぬバー仕立ての店のVIPルームで宴会。こんな田舎にカウンターバーの店があるとは、時代は変わったものである。ここ最近出来たらしいが、まあ若者向けの店がないのでニーズはあるのかも。二次会はちょっと怪しげなカラオケスナック。82年縛りのカラオケで歌いまくってしまった。アンジェリーナ、アウトロー、きんぽうげ、マークU、お決まりのボヘミアン・ラプソディ。なんだかんだで26時まで飲み倒す。

8/12 mon.

夏休み3日目

 今日はめいっこと市民プールへ。プールはいいのだが、水は冷たいわ風は涼しいわでプールに入るのがひと苦労。それでも29度くらいはあるんだけどな。陽射しが暑くて水に入りたいとか、プールサイドのコンクリが熱くて座ってられないとかいうのならプールに入るのも楽しいのだが、水着に着替えてプールサイドにいると夏の陽射しと風がほどよい夏加減。汗をかくほどでもないしビールが恋しくなるほどでもない。少しゴロゴロしてたら結構日に焼けた。

 それでもめいっこはプールに入って遊べという。いやこのプールの水が冷たいんだってば。それでも一回入っちゃえばまあ慣れるもので流れるプールでちょっと遊ぶ。流れるプールは意外と楽しい。なんかヤンキー風の子連れ多いな。田舎で住んでる若夫婦ってのはどうしてもそんな感じになるのかな。俺は最近田舎で暮らしていないのでよくわからんが。地方都市って元ヤンの子連れ、多いようなイメージがある。まあアロハ髭面グラサンの俺も端から見たらそう見えるのかもしれんが。

 写真を撮ろうと思ったらデジカメがまたもや故障。電源が入らない。前にも一回同じ症状で交換してもらったのだが、また同じ故障。不良品じゃねえのかフジ。

 昨日は夏蒲団で寝たら寒かったので、今日は羽根布団をひっぱり出して寝る。もちろんクーラーの必要はない。というか俺の部屋にはクーラーはないのだが、今日も窓を閉めて寝るのだ。どこだここ。

  

 凄さがわかる人ってのは、目に見えるより凄いんだろうな。例えばダウンタウン。あのタメ口度合いやガラの悪さ、それありなのかと思うほどのツッコミ。そしてそれは世間に認知されている。今日思いついたのは、あれは表面上、テレビで放映できる1部分であって、楽屋裏の彼らの毒舌や、悪口はおそらくもうめちゃめちゃひどくて、放映できないようなことを山のように言ってるんだろうなということ。もう罵詈雑言、悪口だらけ、悪態のつき放題だろう。だからこそ、その一部分がある意味芸として完成されてTV化されるのであろう。悪態を笑いに転化したり、ギリギリのところを計ったり、ネタにしたり。いや悪態だけじゃなくて、膨大なネタやボケやツッコミがあるからこそ表面に出てくる一部分が評価されるのだと思う。俺は今のダウンタウンは好きじゃないがね。

 「こいつ裏ではメチャメチャ言ってまっせ」という松本のツッコミを見て、そりゃ浜田が裏で言ってないわけねえだろうと素直に思ってしまった。無論、松本も言ってない訳がないし。人間、というか芸というか、表面に見えるのは氷山の一角なのかもしれない。

8/11 sun.

夏休み2日目

 そんなわけで今日はパターゴルフと温水プールつき温泉に行くのである。俺は基本的に海とか泳ぎに行くということがないので、水着を持っていない。いや、持ってはいるのだが10年ほど前ジムに通ってた頃の郷ひろみ系ピチピチ競泳系水着しか持っていないのである。今更そんなものを着る訳にはいかん。いや、俺が許しても世間が俺の腹を許さないだろう。

 なのでめいっこと近所の洋品店に水着を買いに行く。洋品店という言い方もすごいが、他に言い様がないのである。別に彼女と行くわけでもないし、サーファーでもないし、年に何回も出番があるわけではないので、とりあえず何でもいいのである。めいがお見立てをしてくれるはずだったのだが、Mサイズは一着しかないのでいやおうなしにそれを買うことになった。ついでに中折れの麦わら帽子も買う。3割引で740円であった。これはお安い。結構気に入っている。

 ということでパターゴルフに行く。田舎でのレジャーはフィールドアスレチックかパターゴルフかマレットゴルフか温泉と相場は決まっている。パターゴルフはゴルフのグリーンの様なコースを芝で短く造ってあり、パターだけでゴルフをするもの。マレットゴルフってのはゲートボールのゴルフ版みたいなものである。パターゴルフは意外とみんなはまり、途中天気雨が降ったりしたが、なかなか白熱した。めい相手とはいえ、俺がぶっちぎりの優勝であった。しかし一番上のめいっこはなんとホールインワンを出したのだ。なんかおごってくれといったのだがさすがにおごってはくれなかった。

 続いては温泉プール。プールなんぞ久しぶりに入った。めいに水中で回転できることを自慢したりなんかするが、めいもすぐ出来るようになってしまった。

 帰ってきて買ってきた教則本でギターの練習をちょっとするが、すぐ飽きる。そう、昔からそうだった。出来なくなると飛ばしちゃって、先行ってみて面白そうなとこだけやってみて、難しくなるからそこでやめちゃうんだよな。人間って、そんなに変わるもんじゃない。

8/10 sat.

夏休み初日

 さて今日から本格的に夏休みである。なので朝ごはんは冷麦である。朝から冷麦なんぞ食えるところが夏休みの醍醐味である。何故かというと今の自宅ではあまり冷麦を茹でないからである。

 で今日はランズボローメイズへ行くのである。何かというと板張りの立体迷路の中をうろうろしてはんこを押して出て来るというものである。昔結構流行ったんだが、うちの辺りでは完全に現役である。今年から迷路パターンが変わったらしく、結構難しい。めい他を含め、ゴールしたのは俺が最下位であった。

 本屋で何を思い立ったかブルースギターの教則本を買う。たぶん本人的にはセミアコを買うための第一歩なのであろう。やはりセミアコを買うためにはブルースの基本くらいマスターしておかねばならん。しかし何年もほったらかしのうちのストラトは弦が錆びていたので、近所の電器屋で弦とピックも買う。うちは田舎なので楽器屋なんてものはない。どっちもBC&RICHのものであった。今そんなギター売ってんのかよ。ちょっと弾いてみて、指が痛いのですぐやめる。

 しかしやっぱり田舎は涼しい。今年はさすがにちょっと暑いが、窓を開けておけば昼間でも風が来るのでクーラーをつける必要がない。夜、寒いので窓を閉めてタオルケットで寝た。

8/9 fri.

 東京HQで会議。5時半には起きて7時の新幹線に乗りこむ。昨日帰省用の荷物をパッキングした時からもう心理的には夏休みモード。帰省のついでに、東京回りで挨拶がてらオフィスに立ち寄る感じ。気がかりな仕事もいくつかはあるが、気がかりな仕事がなくなる日なんてない。

 さすがに夏休み初日にあたる週末の新宿駅、結構混んでいる。しかし俺は珍しく指定席をとってあるので楽々。ビール飲んでワンカップ飲んで、スポーツ新聞を読みながらゆうゆうと帰ってくるのだ。しかし電車の中での酒ってのはどうして結構効くのかね。

 22時過ぎにうちに着いたというのに駅までめいっこがおむかえに来てくれる。なかなか律儀な奴らである。とてもうれしかった。

 今日もう少し早く帰ってこれれば、今年はいとこ4人はとこ8人が勢揃いで、久しぶりの大所帯のお盆らしいお盆堪能出来るはずだったんだが、ちょっと残念であった。

     
8/8 thu.

夏休み

 今日から事実上の夏休みに入ります。心理的にはバタバタしてるけど、ちょっとおやすみモードです。

8/7 wed.

 なんだかやな仕事。依頼を受けた仕事はその業界だったらいい仕事なのはわかってる。でも今の俺の会社じゃ受けられないこと。断れば偉そうにっていわれるんだけど、やっても成功しないことは目に見えている。彼らにとっては成功しなくても俺を呼んだだけでいいのかもしれないが、俺達にとっては致命的。格が落ちちゃう上に、メッキが剥がれる。

 偉そうじゃなくて、ポジションってのはある程度ある。スーパーでブルガリ売っても売れないし、知名度もない。100円ショップで2000円のものは売れない。百貨店のインショップに100円ショップや、牛丼屋はない。いいものだったらどこででも通用するのか。商売じゃなきゃするけどな。まあこのへんで。

8/6 tue.

 昨日今日と楽器屋をのぞく時間があった。楽器屋へ行くと楽しいし、ミュージシャンであることを痛感させられる。楽器屋へ行くという行動が経験値の中にあるという程度でね。しかし、いろんなことを思い出してちょっと悲しくなる。俺はあんなにチャーが好きだったのにどうして未だにムスタングを持ってないんだろうとか、俺はロックンローラーなのになんでテレキャスのひとつも持ってないんだとか、拓郎もスプリングスティーンもみんな持ってるのに俺はいまだにたどり着いてないなとか、いつかテレキャスにカポはめて弾くつもりだったのにとか。

 高いギターが欲しいわけじゃないがセミアコ、できればグレッチがいつか欲しいなでもグレッチ試奏出来る程度の腕がないと買えないな腕は売ってないしなとか、でもセミアコはまずチャキじゃねえのかなとか、なんでフェンダージャパンのストラトこんなに安いんだ俺がガキの頃買ったわけわかんないメーカーのストラトより安いじゃねーか夏休み用に買っちゃうぞこのやろうとか。オベイションいっこ欲しいなでも安いグラスファイバーボディのアコギって死ぬほど音悪いしなとか、俺はいつになったらドラムセット買えるんだろうやっぱ買うならラディックかなとか、スティック今度は手数王モデルに替えたら上手くなるかないや力哉モデルで上手くないんだからスティックのせいじゃないなとか。

 エレドラ叩いてみて、やっぱりひとつ買おかな田舎に置いとけば楽しいかなでも田舎に置くんならエレドラじゃなくてもいいかな。でも10万円あったら200時間くらいスタジオ行けるしな。じゃあスネアだけ買おかな。でも5万円のスネア買うんだったら100時間はスタジオ行けるな、じゃあ意味ないなとか。久しぶりにアコギ買おかな夏休みにめいっこと遊ぶのにいいかな、タカミネでいいかな。でもアコギじゃマンションで弾けないしな。思いきってやっぱオベイションかなだからマンションじゃ弾けねえってばよ。お、このエピフォンのレスポール安いなだからレスポールはうちにあるってばよ、じゃあやっぱフェンダージャパンでいいからストラトに、だからストラトじゃなくてムスタングがひとついるんじゃねえのかよ。もう次から次へ物欲とあきらめの錯乱状態。

 そんなことをしてたらうっかりドラムの練習パッドなんぞ買いそうになってしまった。うちじゃ酒飲んで寝るだけなのでどうせ叩きもしないのに。

8/5 mon.

 何かを知ってて、知ってりゃそれでいいってもんじゃない。知ってることは知らないことよりとても偉いが、だから何なのってこともある。知識をひけらかしたい為にヘタ打ったりな。いや自分で言ってて何のことだかわかんない。

 

今月買ったCD

 「THE RISING BRUCE SPRINGSTEEN」と「THE GOLDEN OLDIES  福山雅治」

 今日CDを買った。福山雅治とスプリングスティーン。どっちもまだ聞いてないが、福山はともかく、スプリングスティーンは怖くて聞けない。いや、飲みすぎたのでベロベロでゆっくり聞けないわけではなくてよ。明日聞く。MDにおとしたし。そのうちどっかにアップします。

8/4 sun.

 さて今日も早起きであった。6時半から起きてセーラームーンを見る。その後は所さんの目がテンを見て、ハリケンジャーを見るのである。いや別にそんなもの見るために早起きしてるわけではない。

 昨日はおでかけをしたので、今日はうちのこと。洗濯やら片付けものなどをせねばならん。ベランダ人朝顔を植えたのだが、案の定えりちんが全部双葉を食べてしまうので、隣りのベランダとの隙間を閉じてしばらくえりちんは出入り禁止にした。さて、日曜日を始めます。

  

 基本的に服に対してセンスというものがない。いや、本人はあるつもりなのだが、人にいわせるとないらしい。おまけに気のきいたカッコはできないようだ。今日はポール○ミスのTシャツにコム○ギャルソンの半袖シャツ。リーバイスの503Bにコンバースのワンスター。アルマーニのグラサン。アイテムとしてはどれも間違ってないのに、組み合わせた俺はただの日曜日のおっさんだ。まあブランド頼りのバラバラアイテムじゃそんなもんか。逆ダサ坊だな。

 そんなわけで今日は「豊中祭り」らしい。市民会館とか豊島公園とかに屋台村とかフリーマーケットとかそんなもんが出るお祭りなのだ。うちは市民会館の最寄駅なので結構にぎやか。しかし淀川の花火大会と違い、若い娘が集まるわけでもなく、家族向けのイベントなのでひとりものの俺にはなんの関係もないが、ちょいと気になることもある。

 「広報とよなか」を読んでいて、今日がとよなか祭りであることを知った。意外と地味に広報誌も読んでいる。税金がどんなところに遣われているか監視するのも市民の義務と権利である。で、お祭りの一環として市民会館で映画が上映されるのだ。その映画が「GO」なのだ。ここんとこ話題の映画だし、窪塚だし、見に行ってみようかなと思った。何しろ市民会館に映画を見に行くというのがちょっとダサいし、それは夏休みの公民館にアンパンマンを見にいくくらい日常的な感じなのでそれはありかなと思ったのだ。

 だいたい俺は映画というものをほとんど見ない。TVでも見ない。一番最後に劇場で見た映画はマトリックスで、その前がアポロ13。その前は多分お葬式にまで遡ると思う。2時間じーっと座っているのも嫌だし、なおかつタバコが吸えないのもいやだ。まあテレビででも見ないので、基本的に映画ってものが好きじゃないんだと思う。

 なので今日はちょっと迷った。いくら近所であるからっていったって、GOなんか見に行っていいのか。話題の映画を見にいく俺が好きなんじゃないのか。窪塚見たいのかよ。ネタにしたいのかよ。

 などと思いつつ、話題の映画が近所の市民会館に来たので見にいくおばちゃん、もしくは近所の公民館にアンパンマンを見にいくママスタイルで見にいくことにする。なにしろ俺の税金はこんなところに使われてるわけだし、利用しやしないが、市民会館とかって地道にへんな活動をしている。あれ、よく考えたら俺の地方税じゃねのか。

  

 ちょっといやなのは窪塚支持者って、昔のサブカルっぽいだろ。昔の宝島とか、ミュージックマガジンとか、中森明夫とか、よく思い出せないがそんな感じがする。ATGとかな。メジャーじゃないのに一部先取り好き先鋭自認のマニアに話題みたいな。大森一樹がゴジラ撮るなんてことがあっていいのかよとか、洞口依子は黒沢のドレミファ娘の血が騒ぐでいい感じだったんだけどなとか、森田もにっかつで撮ってたくせになとか。ああ、そんなこと言いたがりは俺だ。なんか先物買いみたいなな。だから今いやなのかな。ついてけないし。

 まあいきさつはともかく「GO」である。出掛けにタバコの吸殻の始末を忘れたので家が火事にならないかとずーっと気になっていたのだが、まあ楽しめた。途中で席を立つこともなく、2時間はまあ楽しめたし、ちゃんと前振りから引きこんでくれた。

 簡単に言っちゃうと、そんなオチでいいのかよって感じ。最悪で簡単な言い方は別にあるのだが、なんだよ窪塚ならなんでも世の中うまく行くのかよって感じだ。窪塚が演技なのか素なのかにしては別にして。

 よかったところは、笑いのくすぐりがきいてるところ、荻原聖人が出ていたところ、メロリンQがいい仕事をしていたところ。荻原なー、何があかんのかな。ライン的には窪塚、濱マイク、AUと同じラインできてると思うのだが、いじめられキャラだからだめなのかな。俺的にはスタンスは同じだと思うのだが、和久井映見と同じように読み間違えかな。

 この映画で一番感じたのは暴力的な支配。そして人を殴って勝つことの自信、というか余裕。息子はいい歳で粋がっているのだが、腕力で父に負けている為に生意気は言うが、結局父の言うことを聞く。儒教精神でもあるのかな。その息子は爆裂的に腕力に自信があり、心理的な不安描写もあるのだが、結局は親父以外に腕力で誰にも負けていない。過去の先輩にも体力と度胸で勝つし、○クザにも腕力と度胸と幸運で屈していない。暴力教師にも屈していない。それはおそらく殴り勝つ自信があるからだろう。スタローンとかジャッキーチェンとかのフィクションではない、圧倒的な日常的な暴力の恐怖感。それを感じた。解決するのは暴力ではないのだが、暴力、もしくは腕力にに裏打ちされた自信を感じた。オチはそんな暴力親子がママに箒でたたかれて、結局母は強しなんて場面もあるんだがね。でも俺は世の中で殴り合いで勝ち抜いて行く自信が必要なんだと感じた。人間関係色々あるが、ぶちきれた時勝つのは腕力だし、殴り合いなら勝てる、っていう余裕はかなり大事だと思う。窪塚、結構いい身体してたし。

 俺は体力と啖呵の切り合いと殴り合いには自信がない。泣いてからと殺し合いには強いと思うが、日常生活にはあんまり役に立たない。日常で役に立つのはハッタリ恫喝喧嘩腰襟首を掴む程度の警察沙汰にならないところだもんな。まあそれが生きていく為に大切な強さなのだが。

 実はこの映画の問題定義は多分それとは全く別のところにあるのだが、それはもうどうでもいいことのように思えた。また別の機会にどっかでやるかもしれませんが、ちょっと重いし、探すとネガティヴな情報ばかり入りがちだしね。

 それにしても窪塚、野村宏伸にそっくりだな。あれでいいのか。

8/3 sat.

 さて8月である。うちのページは今日から8月になった。8月はさすがにもう夏である。夏休みもある。同じことだがお盆もある。ああ夏休みである。

 今日は暇である。早起きもしたし、することもないし、仕事も持ちかえっていない。部屋の片付けをしようか、夏休みの準備をしようか、お出かけしようか。どうせ何もしないのか。何をしてもいいし、何もしなくていい。毎週同じことを書いてるような気もするが、そんな週末は楽しい。

 そんな訳で心地よい退屈感である。でも何かしたくてタイコの練習をすることにする。スネアくらい買ってみようかとネットでドラムサイトなんか見ていたらうずうずしてきたのである。

 灼熱の大阪をてこてこと歩いてスタジオへ。今日はひとつたくらみがある。そのスタジオ、カセットデッキだけじゃなく、ビデオが録画出来るのだ。なので、自分の叩いてるところを録画してみることにする。だいたい自己満足で叩いてるだけなので、どうやって聞こえているのかもよくわからないのだ。

 しかし、自分で自分を録画して見るというのはかなりナルシストチックである。しかも40度近い中わざわざ歩いていって、ひとりぽっちでスタジオにこもってヘタなタイコを叩いて、それを録画してまたうちでひとりでニヤニヤしながら見るのである。これはもう変態に近いな。まあ俺は自分大好き変態なのでそれはそれでいいや。俺くらい俺を好きでいてやらないとな。そもそも何であっても自分が楽しく生きていないと、というか自分で自分を楽しませてやれない奴は人様だって楽しませてあげられないというのが俺のテーマだし。

 そんな訳でちょっと練習してうちへ戻る。暑い中歩いたので昼間からビールを飲んでもいいことにして、ビール片手に自分の叩いてるビデオを見る。ここで反省するのが普通のミュージシャンなんだが、さすが自分大好きオタクである。「うーん、随分叩けるようになったな」と自分で自分をほめてやるのである。だって反省なんかしたら嫌になっちゃうじゃん。まあ久しぶりに聴いた自分のタイコはとても人様にお聞かせできるレベルじゃないことを認識。基礎が出来てない上に、基本パターンが出来てない。つーかそんなに叩いてないのであたりまえなのだが、やっぱり客観的に見てみるとわかることは結構ある。見直してみることは大事だな。

 真夏のお散歩、タイコの練習、ビール、とくればどうなるか。おひるねである。ビデオを見ながらすいこまれるように寝てしまった。別に眠くなるほどヘタなタイコだったわけではなくてよ。おひるねは気持ちいい。おひるねにはいる時は幸せなのだが、目が醒めた時っていつでも軽い罪悪感が伴うのはなぜだろう。「あー、寝ちゃったー」ってちょっと悲しくなる。

 おひるねから起きたらもう晩ごはんの時間なので一杯飲んで寝る。自堕落というか、なんとも優雅な生活である。

8/2 fri.

 暇なんだな結局。究極の哲学者は究極の暇人。暇だからいろんなことを考えちゃうのよ。俺は何になりたいのかとか、どうやったら金貯まるかとか、キャバクラ嬢のひもになるってどうしたらいいのかなとか。

 忙しい時はなにも考えられないもの。何より目先の仕事が終わらないし、いそがしけりゃ金遣わないし、発散したけりゃ遣うし。キャバクラいってる暇ないし、どうしても行きたきゃ夜中だって行くし。考える前に動いちゃうだろう。ものを考える時間があるってことは暇なんだろうな。暇なら何か出来るってのは別の話。忙しい方が暇を見て逆にフル稼動するような気がする。今週は暇なので日記結構書いたが、ネタがあっただけで、暇だったからって訳じゃない。だいたい俺はうちに帰ってきてほとんどの時間を日記の為に費やしてるんだから。

 忙しいと何も出来ないが、暇だからって、何かが出来るわけじゃない。忙しい時にやりたいことがほんとにやりたいことかも。ヒマな時ってやりたいことよりも、暇なときにしか出来ないことをしがちだし。時間があったとしても、しなきゃいけないことってしないのよ。俺はそういう矛盾の中で生きている。だって俺、一日24時間暇があっても、なにもしないもん。3年くらい暇だったら何かするかな。いや3年くらいだったら俺はこのマンションの中で暇つぶしできるね。いや、暇つぶしじゃなくて暇があったら何かしろっていう話なんだが。

8/1 thu.

男と女と羞恥心

 俺なー、長いこと女性のほうが羞恥心があると思ってたんだけど、そんなことはないな。第二時性徴期があっても、女の子はパンツ丸出しでスカートをはいてた子供の頃とかわんないのかな。

 胸元からブラジャーが見えるとかパンチラとか、男にとっては楽しいものだったのよ。だったっていうとこみると過去形だなもはや。もう俺から見ても今年はだらしないとしか思えない。いいか、見せブラってのがあるのかもしれないが、下着は隠せ。見せるなら見せろ。タンクトップやらキャミソールやら露出度の高い服が流行ってるのはいいが、ストラップを見せるな。いや、見たいんだけどさ。これは見せてんのよ、とかこれは見せるためのものなのよ、ってのはいいよ。しかし最近、見せることに対する意識が低すぎる。「みんな見せてるし見えてもいっかー」とか、「ちょっとずれちゃって見えるかもしれないけど、まいっかー」みたいな。美学ってものがない。

 見せるなら見せるための下着。見せないなら見せない。だらしなずぎるぞてめえら。白のTシャツの下に明らかに色のついたブラ。やる気ないだろてめえ。金がねえのか。白ワイシャツの下に色付きTシャツ着てるオヤジと同じだろ。

 もうね、だらしない。見せると見えるは違うんだから。見せるのには覚悟がいるし、見せないのには意地がある。見えてもいっかーみたいな奴はだらしないだけだ。

 つまりは女の心意気。すげえミニスカートはいてる奴は、見せねえし、見せねえから見るなら見ろという意気を感じる。これが同じ丈のパチもんスカートとかキュロットとか穿いてた日にゃ、股開くわパンストの厚い部分が見えるほど捲くれあがっても気にしないわ、意識も危機感もないのだ。あほか。

 乳ほりだしたような胸元の開いたキャミソールや、てめえそこケツだろうっていうようなローライズのパンツが流行ってるのは楽しい。ただ見てる分にはね。でも、そのブラは見せるためのものなのか、見えてるだけで普通のじゃねえのかよとか、なんでローライズなのに地味なベージュの股上深めのパンツ穿いてんだよっ、てのは許せない。ケツ見えるくらいのローライズならパンツ穿かないくらいの心意気が欲しい。

 下着のラインを見せないためにTバックを穿くのが女の心意気だと思っている。男の心意気は真夏でもスーツに長袖。なおかつスーツを傷めないためにステテコを穿いてる奴を俺はすごいと思う。いねえかきょうび。


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