日々のつまらない出来事を、つらつら書き綴っています。
毎日毎日面白い出来事がある訳ではありませんが、ちょっと気になった事を書いてます。

めいっこと作った雪だるま。

     

いよいよ21世紀に突入ですな。

今年もなげやりな感じでいこかなと。

       

1/31 wed.

 帰ってきたのは23:30。仕事は厳しいのう。おちおちうちで酔ってる暇もないとは。

1/29 mon.

 初めてのひとと飲んだ。初対面ではないのだが、飲むのは始めて。気さくなひとでいろんな話を聞けた。楽しかった。

 自分のバランス感覚ってのをもう少し信じていいのかなと思った。誰かの意見にあまりにも左右されるのは自分に自信がないのと、どこか一所懸命じゃないからかもしれない。ひとに出来ても俺にはできない事もある。それが最短ルートや最適ルートであっても、出来ないのに真似して失敗して痛いのは俺だからね。自分にできるやり方でやるしかない。遠回りでも、うまくいかなくてもね。一見まともに見えるアドバイスも別の人に聞いたら違うってこともあるし、方法論はひとそれぞれ。子供じゃないんだから、誰かに言われたからって鵜呑みにするのはやめよう。もっともらしい事をうかつに聞いて失敗してきたじゃん。

1/28 sun.

 うちでゆっくりしているのが一日というのはなんだかとても気忙しい。朝どうしても寝たくて、二度寝して9時半頃起きる。二度寝出来る方がやっぱり幸せじゃんと思いながら。起きてすぐ昨日買ったばかりのMDをいじって必要なものを録音して、録音している間パソコンでいつも回るところをチェックして、合間に洗濯をしていたらもうお昼。

 お昼ご飯を食べてちょっとテレビを見て近所のスーパーへ買い出しに。もちろん買ったばかりのMDウォークマンを装備して。最近週に1度しかスーパーへ行かないのでいろんな物を買って結構いい金額になってしまう。今日は居間で切れていた蛍光灯をやっと買えた。蛍光灯を買えたら部屋も気分も明るくなってちょっとうれしい。 

 ケータイに非通知で電話。外人から英語で電話がかかってくる。この話はいつかひとネタ書こっと。ヘッドハンティングの電話だった。

 帰ってきて掃除はしないまでも部屋の片付け。俺は基本的にだしたものを片付けるというくせがないので、1週間部屋をほっとくとかなりちらかる。

 5時から美容院へ。が、予約したにもかかわらずゲロ混みで1時間後に出直す事にする。待合で待ってても時間の無駄だし。で、出直したにもかかわらず30分も待たされてかなりむかついた。でも今日しか切れないし、今週中に切っときたい事情があるので我慢する。出来は中途半端。まあ自分でコンセプトを決めていかなかったからなので、それはしょうがない。

 晩ごはんを食べて少し日記を書いていたら友人から電話。あっという間に今日が終わる時間。一日って短いな。

今日、日記のセンタリングをやめてみました。読みにくい読みやすいがあると思うので、読んでいただいてる方でおひまな方は感想なぞお寄せ頂けるとうれしいです。

1/27 sat.

MD登場

 先週休日出勤だったので2週間ぶりのお休みの土曜日。休みの日はうちにいたい俺なのだが、今日はいくつかの出来事があった。忙しい時って、いろんなことが重なるもの。だから逆にいうと密度が濃くなるんだけどね。うだうだ考えてる暇がない方が物事は進むって場合もあるし。

 今日は俺にしては忙しい。昨日発見してしまったブレザーを買いに行かなきゃいけないし、友人と半年振りの麻雀の約束もある。洗濯をする暇もなく11時には家を出る。

 さてここしばらく新兵器不在の我が家に新製品を導入する決心がついた。MDである。俺の周りには意外と持っている人は少ないのだが、かといって今更カセットのレコーディングウォークマンを買う必要もない。必要性としてはこれから英語を勉強する時に常に英語を聞ける環境にすること。また、英会話のレッスンを録音する機材が必要だった事だ。で、俺はMDウォークマンに録音するには光デジタル方式のコンポが必要だと思っていたのだが、もとのソースはアナログでよくて、デジタルになるのはMDの方だけでビデオからでも普通のCDからでも録音できる事が最近わかったので、 急に買う決心がついた。

 この後、昨日チェックしたブレザーを買いに行って、半年振りに友人と麻雀をするのだが、それはまた次回更新の時に。

1/26 fri.

スーツを買った

 仕事の終わりしな、仕事先のショッピングセンターにBEAMSがあったのでつい立ち寄ってみた。 まあBEAMSは今あちこちにあるので、ふーんこんなところにもあるんだなって感じだが、まあ、直帰するつもりだったので寄ってみた。BEAMSは今もバーゲン時期めちゃくちゃ人気の上に、スーツ系はほとんどバーゲンに出ないのでちょっと覗いてみるくらいのつもりだった。もちろん、BIGSTEPはバーゲンの時に覗いた。この店はまだ一部セールをやっていて、アクアブルーのマフラーがあったので、買ってみた。スーツコーナーも覗いてみたのだが、めぼしいものはなく、マフラーとタイを買った。支払いの時「もう少々店内をご覧になってお待ちください」と言うので店内をパトロールすると激安のスーツを発見した。

 なんと今時ダブルのスーツが置いてあるのだ。しかもバーゲン価格で。そのスーツはイギリス仕様だといっていたが、なるほど、シェイプがきつくて、チェンジポケット付だ。もちろんズートスーツでも今風でもないが、しかしゲロ安。ダブル好きの俺としては見逃すわけにも行くまい。お勘定を済ませてきたにいちゃんに「これ着てみてもいい?」と聞いて早速試着。にいちゃんは「初手からよく見てから買えよ」と思ったかもしれないが、まあ追加の買い物をして不満に思う店員もいまい。しかしビームスの店員、どいつもこいつも丁寧だが愛想は悪いな。

 日本式でもなくアメリカ式でもない訳がわからないサイズ表示なので、よく解らず、店員の薦められたままに着てみる。ところがこれがかなり小さい。試着してみたが腹だけLサイズの俺は、どう頑張っても入らないしお直しできるサイズじゃないようだ。「もうワンサイズ大きいのはないですか」と聞いてみると「ありません」という。いるんだこういう奴。固いのかサイズでしか判断できないのかやる気がないのかよく解らない店員。売る気もなくて探す気もない店員につきあってる訳にもいかないので、「とりあえずこれのワンサイズ上を試着させてくれ」と言うと、ちゃんと出してきた。あるじゃねえか。2サイズ上でもかまやしねえよ。お前よりスーツ着てる時間は長いんだからよ。ところがこれがぴったり。俺はもともとだらだら着るタイプなので大き目が好きなのだ。好意的に解釈すればイングランド式のスーツはジャストフィットで着なければならない、と店員さんはトレーニングされてるのかもしれないが、どんな風に着ようがそんな事は俺の勝手だ。まあ、俺のウェストを見たせいか、何サイズか上のそれが俺にぴったりだったのを見て「着やすく着ていただくのが一番ですから」などと言っていた。

 さて、そのスーツが気に入ったのでお直しを始める。ところがこのへんからがさすがビームス。ただ威張ってるだけでもない。こんなバーゲン価格をさらに割り込んだ処分価格のスーツだというのに、きっちり採寸をしてくれる。もう裾からウエストから袖から着丈からピン打ちまくり。じゃあぜんぜんフィットしてないとお思いの御仁。身頃はぴったりなのだが、他は調整の必要があるのだ。たぶんこんなことをコムデギャルソンでしたら川久保怜が勘弁してくれって言ってくるくらいお直ししまくり。俺としては着丈なんかどうでもいいのだが、まあ丁寧にしてくれるものを断るわけにもいくまい。で、実際やってみると結構印象が違うんだなこれが。おそらく今まで買ったスーツの中で一番丁寧にお直しをしてくれて、時間はかかったが購入金額に関わらず丁寧にしてくれたことに結構満足。お直し代金で結構もめるんだろうな、お直し金額の確認の時の最後の台詞が気が効いてた。「きちんと直していただいて、長く着て頂く事がスーツにとっても一番だと思います」だと。

 で、支払いの時「もう少々店内をご覧になってお待ちください」と言うのでまた店内をぐるぐる。すると出物ってのはあるとこにはあるもので、今度はまた激安のダブルのネイビーブレザーを発見。もう買わんちゅーねん。

1/25 thu.

半年振りの友人と飲んだ。

その話はおいといて、

その時間を割くために今日ケツまくったので、明日ゲロゲロ忙しい。

多分アポイントまでに書類を仕上げるのが間に合わないと思う。

それでいいとも思うし、中途半端な仕事をしてちゃいけないとも思う。

なんとかなればラッキーだし、いいかげんな言い訳で何とかすることも出来ると思う。

じゃあいいんだけど、じゃあいいじゃん。

俺の人生の優先順位が明日の仕事より今晩半年振りの友人と飲むことなんだから。

       

明日早起きできれば何の問題もないし、

寝坊したら絶望的に反省する。

   

なんとかなるだろ。

      

1/24 wed.

甘えてんのかな。

    

どうやら少しへこんでるらしい。

何が嫌じゃないんだが、「もう嫌だ」ってのが口癖になりそうだ。

言い訳ってのはいつまでたっても言い訳だ。

自分に言い訳していてもしょうがない。

忙しいから英会話に行けない。

時間がないから日記が書けない。

落ち着かないから勉強が出来ない。

やる気がないんだな。実際。

ま、やりたくないことはしなくてもいい。趣味なんだから。

プライベートで先延ばしする事はしたくないんじゃないのかな。ほんとのところは。

だって誰におこられるわけじゃないし。

       

したくないことはしなくていいし、したいことはすればいい。仕事じゃないんだから。

でもな。

したいのに出来ない事も多いな。

      

1/23 tue.

愛してる。

     

この言葉を誰かに言いたくてしょうがない。

愛してる人はたくさんいる。

でも、身近に愛してる人には言えないよね。

       

今日、岡山で俺の事を知ってる人にあった。

というのは、俺は覚えていないが向うは俺の事を覚えていてくれたらしいのだ。

失礼な話だが、俺は人の顔と名前を覚えるのがとても苦手なのだ。

営業歴十余年だというのに。

複雑なのは、同じ業界にいるのにその人も転職していて、俺もその頃と違う仕事をしている。

だからどっかで会ってるのにお互いに確定できないのだ。

話をしているうちに過去の事に遡り、お互いの素性がわかった。

俺も思い出しはしたのだが、彼の方が俺のことをよく覚えててくれたようだ。

「あの頃ものすごいオールバックでしたよね。なんか若返りましたね」とのこと。

今、俺は髪が立つくらいのショートだが、

その頃俺はツーブロックのワンレングスを無理からオールバックになでつけていたのだ。

自分の過去をいきなり岡山で思い出さされるのはなんだか少し恥ずかしい。

でも、同じ業界で営業なんかしてる限りは覚えてもらってるってことはとても有難いことだ。

「歳とったので若作りしてるんですよ」

などと言いながら、若いと言われるとちょっとうれしい今日この頃。

        

1/22 mon.

ここんとこ、素敵な女性に逢う機会があった。

     

ひとりは地元では有力企業の会社で営業事務をしていたOLさん。

頑張り屋さんの感じはしてたのだが、俺が会うときはいつも制服を着てたので

まあ割とone of themみたいな感じだった。

数年振りに逢った彼女はある会社の地方駐在の営業さんになっていて、

ひとりでなんでもこなすやり手のおねえさんになっていた。

企業規模はどっちがどうなのかよくわからないが、

有力企業のOLさんから地方駐在のアシスタントマネージャーになった彼女は、

なんだかとても生き生きしていた。

一回り大きくなっていたが、それはだらけて太ったというのではなく、

タフさを身につけたんだなという感じがした。

       

もうひとりは久し振りに逢った知り合い。

もともと「ケバい」という感じじゃない子なのだが、

1年ぶりに逢ったら何だかとても華を身につけていた。

男だったら「男らしくなった」とか「タフになった」いう表現になるのだろうが、

女性の場合はその表現は当てはまらない。

陳腐だが「華がある」とか「輝いている」という言い方になるのだろうか。

自信に満ちた華やかさをたずさえている女性をどう表現すべきか。

ま、簡単に言うとランクアップしたなという感じか。

元気な女性を見るのはとても楽しい。

こちらまで元気付けてもらえるような感じがする。

            

それにひきかえ俺はどうか。

いつまでたっても華ないな。俺。いやわかってるけど。

環境が変わって、すこし自分を変えようとは思ったのだが、元のもくあみ。

スーツを替えたくらいで、元通りになりつつある。

ま、もともと「変わった」って言われるのは好きじゃないけど、

そんなに変われないってことかな。

     
1/21 sun.

お目覚めは快適。

昨日肉体労働だったせいか、ローヤルゼリーを飲んで寝たせいか、8時半までぐっすり寝れる。

しかし相変わらず仕事の夢ばっかり見るのはなんとかならんかな。

     

遅く起きたせいもあるのだが、休みが1日だけだとやっぱあっという間だ。

たとえば掃除洗濯や、土日にやらなきゃいけない事が4時間あるとする。

2日だと2時間ずつで済むのだが、4時間の事を1日でやろうとすると、午後1時から5時までかかるのだ。

なんだかんだいって一日仕事である。

        

そんなわけで洗濯して掃除して、クリーニングをとりに行って買出しをして、

あっという間に外は暗くなってしまった。

おちおち日記の更新をしてる暇もない。

などとなぐり書きのいいわけか。

    

    

情けねえ。

    

鉄腕ダッシュという番組を好きで見てる。

今日は大工修行のコーナーがあった。

大工さんというのは男の、いや俺のひとつのテーマではある。

いつかやりたいがかなわぬ夢みたいな感じだ。

問題はのみと鋸である。

     

大工修行をした山口くんは、のみを研ぐ、という作業をあちこちで続ける。

それが大工の仕事かどうかはおいといて、俺にはめちゃくちゃつらかった。

昔、切り出しナイフを研いだ事がある。

うちでは昔、包丁やナイフを研ぐのはおじいちゃんの仕事だった。

おじいちゃんは鋸屋だ。

初めて研いだ切り出しをえらくおこられた記憶がある。

多分一生懸命研いだんだが、使い物にならない角度で研いだようだ。

「これじゃだめだ」と言われた。

それから俺は刃物を研いだことはない。

       

しかし俺は今日、TOKIOの子がのみを研ぐのを楽しんで見ている。

それが、とてもくやしい。

習えば教えてくれただろうし、そんな事すら出来ない自分が情けねえ。

砥石での研ぎはもちろん、

あさりの立て方も目立ての仕方も教えてもらう事が出来たんだろう。

ところが俺はやった事すらないのだ。

鋸屋の孫でありながら。

そして鋸はおろか、砥石での研ぎ方すら俺はタレントさんに負けているのだ。

数えで4代目の鋸屋の倅がだ。

鋸屋の4代目が「カッコだけでも」鋸触れないないどころか、ナイフひとつ研げない。

じゃあ俺は鋸屋の末裔の資格がない。

ちょっと泣いた。

桂三木助の気持ちがほんの少しだけわかる今日であった。

     

1/20 sat.

土曜だというのに休日出勤。

気軽に引き受けなきゃよかった。

     

朝起きたらゲロ寒だったので、思いきってパッチをはいてみる。今年初めて。

ついでにしまってあったN-3Bも引っ張り出してみる。

寒い時の作業はやはりN-3Bが一番である。

     

実はこの日は昔行っていた取引先の仕事なのだ。

だから割と知ってる人もいる筈なので、挨拶がてら引き受けたのである。

知ってる人が多い仕事場というのはやはり、やりやすい。

久し振りに挨拶する人が多くて、名刺が切れてしまった。

が、仕事は仕事。ちょっともめたのだが、やっぱり厳しい。

おまけにひとの仕事でおつかいに来ている状態なので、経緯がよく解らない。

やっぱひとの仕事は簡単に受けるもんじゃないな。

             

予定では2時頃終わって、半日仕事でほいほい帰るはずだったのだが、

思いの他時間がかかったのと、もめごとが起こったので結局7時までかかった。

おまけにこの日の京都は積もるほどの雪。

あまりくやしいので会社の金で飯を食って帰る。

うちに着いたら10時。休日出勤なのにフルタイムの仕事じゃねーか。

どう考えても晩飯くらいじゃ割に合わんな。

       

1/19 fri.

初対面の人との待ち合わせに5分遅刻した。

この業界、うるさい人もいるが割と押す事が多いので油断した。

おまけに商談用に準備した内情を書いたメモをそのまま先方に渡してしまった。

血の気が引いて気が遠くなるって経験を初めてした。

死ぬかと思った。

       

明日も休日出勤で仕事。

仕事ではあるがテンションの高い仕事ではないので

「ほんとは休み」と思い込んで休みモードに入ろうとしているのだが、

やっぱうまくいかない。

意外とデリケートだな、俺。

        

1/18 thu.

免許更新

     

半日休暇を取って免許の更新に行った。

午後からの仕事がちょうど光明池だったので、実に都合が良いのである。

ほんとは仕事をさぼってこっそり行くつもりだったのだが、

クレームの電話とかがあってパニくると困るので、いちおう半休を取ることにした。

手続きはすぐに終わり、視力検査があったのだが驚くべき出来事があった。

      

実は俺は昨年の夏に眼鏡を変えてから、

自分でもかなり自覚症状があるくらい視力が落ちているのだ。

理由は簡単、度数を調整する時に眼鏡屋の兄ちゃんが

裸眼で0.1しかないですね。

今のままの矯正視力じゃ0.7ないので、免許の視力検査通りませんよ

と言ったので、三段階ほど強めの度数にしたからだ。

まあパソコンのせいも若干あると思うのだが、

今俺は29インチのテレビを見るのに1mも離れていないせいもあるかもしれない。

     

で、確か前回の更新の時「免許の条件」に「眼鏡等」がついてしまったのだが、

その時俺はもう眼鏡がないと自分でも運転するのが怖かったので、

もういいかとあきらめたのだ。

ところが、である。

      

今回眼鏡をかけて視力検査をしたところ、係員の人が

「眼鏡なしでも見える?」というので、裸眼でもう一回やってみた。

せっかくなので思いっきり目を細めて見てみると、

「視力回復してますね。条件外しておきましょう」

と言うのである。ラッキー。

書類に「視力回復」のはんこを押してもらって、名誉回復大成功。

      

今回は1年間無事故無違反の優良運転者等講習なので、30分ビデオを見ただけで終了。

でも、前回5年間無事故無違反だった時は、

「有料運転者なので、やったことにして本読んでおいてください」

で終わったような気がするのだが、記憶違いかな。

ま、そんなこんなで俺の免許は見事に条件なしで更新された。

ただひとつ残念だったのは、せっかく髭を生えた写真を持っていったのに、

免許用の写真はその日に現場で取るので、

髭の生えた写真の免許にならなかった事である。

        

        

・懸念の初仕事は99%うまくいった。

・弱気な人を追い込むような事をしてしまったかもしれない。

・やっぱりな、ってことが発覚した。

          

十数年いる業界の事を「君はわかってない」と業界長いだけのおっさんに説教された。

自慢話の多い輩は往々に説教もたれたがるものだが、

ご多分に漏れずやはり今回もそうだった。

反省もしたけど、引くだけじゃなくてちゃんと物事を伝えた方がいいのかも知れないと思った。

俺のせいで誰かが嫌な目に合うのかもしれないとも思ったし、

俺だけが行き抜いて行く覚悟も決めなきゃ行けないのかもしれないとも思った。

         

俺が引いて嫌いな人を増長させるより、

俺が呑んで、好きな人をフォローする方が大事だと思った。

サバイバル・オブ・ザ・フィッティストってのはあるかもしれないと思った。

どんなに優れていても、場所が違うと生き延びていけないかもしれないし、

レベルが下がっても生き残っていく奴はいると思った。

伊達に長い奴もいるけど、10数年のキャリアって大きいと思った。

キャリアだけを看板にするのはやめようと思った。

30台半ばってガキじゃないので、よけいに難しい年頃だと思った。

        

年もガキじゃない。キャリアも素人じゃない。

かといって自分の責任で喧嘩を買うほど大人でもないし、

見境なく喧嘩を売るほどガキじゃない。

     

違うな、ただ単に何事もなく物事を済ませたいだけだ。

ミスや見解の相違や、行き違いがあれば軋轢は必ず発生する。

俺はなあなあにしたいだけで、責任の所在をはっきりさせたければ言う必要がある。

しかし、責任の所在をはっきりさせたからって問題は解決するわけじゃない。

責任の所在がはっきりするだけだ。

責任の所在をはっきりさせる時には責任転化が付き纏う。

そんななすりあいは好きじゃないし、意味がない。

無理を通そうとみんなが無理をしたところにミスがあったからって、

誰かのせいなのか。

出来ない事は出来ないっていうべきかもしれない。

でも、なんとかしてくれってって言ったのはお前らの方だろう。

     

ちょっと愚痴っぽい。かなりか。

酒を4杯飲んでもまだおさまらない。

いや、おかげでいろんなことを考えられた。

俺は、しばらくここで生きていく。

      

1/17 wed.

余裕がないんだな。

    

自分がへこんでるので、へこんでるらしい気配の電話をうまく察知して対応してあげられなかった。

解ったのにな。これじゃ先輩としての存在の意味がない。

     

阪神・淡路大震災から丸六年。

忘れない事だ。

俺は何もしてあげられなかったけど、覚えている事は出来る。

覚えていて、教訓にさせてもらおう。

何も出来なかったが、あらためて合掌。

1/16 tue.

寒い寒い寒い。今年の大阪は寒い。

       

去年までは車での移動が多かったので、寒さに気がつかなかったのかと思っていたのだが、

どうやら違うようだ。

今年の冬はほんとに寒い。

手袋とマフラーを引っ張り出してもまだ寒い。

このままこの寒さが続くと、パッチの出番が来そうだ。

でもそれだけは癖になりそうなのでやめたい。

でも、寒さには代えられそうにないかもしれない。

こんなに寒けりゃ衣料業界消耗品業界大もうけのような気がするが、

景気はよくないようだ。

寒い冬でも景気よくなきゃ終わりだろ。一回ちゃんと聞いて見よっと。

       

友人と晩飯。

9時に終わるはずだったのだが、気がつけば10時。

早いような遅いような。

話が弾むと1時間ってあっという間だ。

    

1/15 mon.

今日は久し振りの知人と飲んだ。

同業者なので積もる話は山ほどあるのだが、

大人同士なので意外と地味な話で終わった。

         

しかし気になることがひとつ。

俺がホストなので今日は稲庭うどんの店に連れていったのだが、

どうも口に合わなかったらしい。

まあ、食い物には好き嫌いがあるし、

俺も好き嫌いはある方なのでなんとも言えないが、

自分が気に入ってるものをあまりはっきり不味いといわれると、

やはり気の良いものではない。 

おまけに東京のどこどこのうどんが旨いとかはじめられてもよくわかんないし、

そういう人はなんかちょっとデリカシーに欠けるような気がする。

まあ、気を使う仲の人じゃないので遠慮がなかったのかもしれないが、

どうかなと思った。

うどんが嫌いな人なら別だけどね。

ちなみに俺的には今日のうどんも旨かったのだが。

       

物欲、というか物に対するセンスというのは結局経済力に裏打ちされてるのかもしれない、と今日思った。

「最低なのはゴールドのロレックスのダイヤ入り」

という意見もよく解るのだが、

ブレゲもピアジェもパティックフィリップもジャガールクルトも

多分一生買えない俺にはどうでもいい話だ。

物事にたいするセンス、というのはセンスと趣味の問題だと思っていたのだが、

最終的には経済力の問題かもしれない。

いや、経済力があってもセンスのない奴はないのだが、

結局は買えない奴は何いってもただの能書だし、

金に飽かせる奴にはかなわないかも。

      

物量と、一般論ではね。

ま、背伸びしてありがたがってるようではまだまだな事には違いないが。

          

1/14 sun.

さんざん悩んで結局出かけなかった。

だって出掛けたくないんだもん。

年に一回のバーゲンよりも今日うちにいることのほうが大事だったらしい。

実はそんな事で結構悩んだ。しかめっ面になるくらい。

が、ここんとこ家にいる滞在時間が短いので休みくらい家にいたいらしい事と、

そんなにいやなら別に出かける必要もないし、

好きにしたらいいだろうと思って出掛けなかった。

したいようにすればいいじゃん。休みの日くらい。

好きにしていいことなんてそんなにないんだから。

         

実はこれは昔友人に言われたアドバイス。

くだらない事で相談したら、

「好きにしろ。仕事や人生じゃお前の思い通りにならないことばっかなんだから、

そんな事くらいは好きにしていいんだよ」

と、半ば呆れ加減に言われたのだ。

しかし俺はそれを座右の銘のひとつにしている。

                                     

今日は阪神大震災の日が近いので、非難袋の見直しをした。

ポカリ、チョコレート、カロリーメイト、水などの非常食を買い替え、一応持ち出し物などをチェックする。

賞味期限があるので、以前は半年に一回入れ替えていたのだが、

ここんとこは年に一回で少しお守りや儀礼的な感じになってしまっている。

今日も軽い地震があったので、ほんとは油断禁物なんだが。

            

                

「笑う犬の冒険」の葉っぱ隊が、実にいい。

葉っぱ一枚あればいい。生きてるだけでラッキーだ。

これは俺の座右の銘と実は一致する。

「生きてるだけでまるもうけ」

うっかりするとなかなかそうも思っていられないのだが、

人生へこまなきゃならないときは勝手にへこむので、

そうじゃない限りはできるだけ軽く考えたいと思っている。

生きてれば酒も飲めるし煙草も喫える。

眠たきゃ寝れるし、寝るのに飽きたら起きてなんかすればいいし。

寝たっきり起きられないよりはなんて幸せな事か。

        

そんなわけで、幸せを噛み締めるために今日も酒を飲むのであった。

1/13 sat.

出張疲れが残っているせいが、どうも出かける気にならない。

今週は第二弾のバーゲン開始日だというのに。

なんか寒くて、こたつからもあまり出る気にならない。

うちのエアコン(リモコンなし)は古いせいか、寒くない程度にしか部屋が暖まらないのだ。

そんなこんなで検定試験の勉強もせず、かといって遊びにも行かず、

じーっとしていて一日が終わる。

別にじーっとしているのは好きなのだが、

ほんとに何も出来ずに時間が刻々と過ぎていくのは、やはりなんだかもったいない。

       

1/12 fri.

会議である。

随分東京の雰囲気にも慣れてきた。

というか少し会社の雰囲気も変わりつつあるかもしれない。

           

やはりたまに東京に行くと結構刺激にもなるし、いろんな情報も入ってくる。

行くのは面倒臭いのだが、ヘッドオフィスに行ってみないとわからない感じってのも多々ある。

意外な情報があったり、当り前の事が相互理解されていなかったり、

いちいち上げてたらキリがないが、「会社」というものを理解するという点では

やはり本社がどうかというのは非常に重要な点だと思う。

もちろん東京なんぞで仕事したくはないが。

     

帰りの新幹線でワインのハーフボトル一本飲んで、倒れるように寝て帰る。

ひとと一緒だったので、ワンカップよりは良いかと思ったのだが、

口空けて爆睡していたようだ。

ま、いいか。

          

1/11 thu.

フレンチである。

                    

俺はフレンチは別段好きではないのだが、

フランス料理好きの友人のリクエストにより、食うことになる。

東京出張で約1年ぶりに逢う友人のリクエスト、

無碍に断るわけにもいくまい。

場所は東京銀座、泣く子も黙る和光の地下。

アルペッジオ」というレストラン。

一番安いコースでも7000円という店。

別にこんな高そうな店に行くつもりはなかったのだが、

探していた安そうな店がどうしても見つからなかったのだ。

しょうがなく入ってみると、コース料理は終わっているし、

もうラストオーダーなので1時間ほどしかいられないという。まだ9時だというのに。

まあもう歩くのもいやなのでOKしてみると店内にはもう客がおらず、貸切状態。

流行ってないんじゃないのかな、ここ。

客がいないのは気楽だが、客が俺達だけってのも落ち着かない。

              

店の造りは結構本格的で、お値段も結構なもの。

こんなとこでアラカルトで食ったらいくらとられるんだよ。

そもそも1000円台のメニューがないし、メインは5000円以上のものがほとんど。

ただその割にはメニューの種類が少なかったかなと。

               

飲み物もハウスワインとかグラスワインなんてものはなくて、

ワインリストしかないようだ。

しょうがないのでハーフボトルでコートデュローヌってのをオーダーする。

でもカクテルは作ってくれた。

              

食ったものは大体以下のとおり。

・鴨のサラダ 2,200円

・真鯛のカルパッチョ 2,000円

・フィレ肉のステーキトリュフソース 4,800円

・子羊のロースト 3,600円

            

旨いかって、このお値段でまずかったら暴れるっちゅうねん。

ただ俺は別段フレンチ好きというわけでもないし、

全然グルメじゃないのでそれほどありがたみはないのだが、

確かに誰が食っても旨いっていうだろう。

             

お給仕さんも閉店間際だというのにちゃんとしてるし、

なるほどちゃんとしたとこはワインは自分でついじゃいけないんだな。

さて、問題です。

・これに飲み物とデザートをつけて総額いくらしたでしょう。

・お勘定は誰が払ったでしょう。

             

もうフレンチは食いに行かん。

            

1/10 wed.

「美学」という言葉が好きだ。

     

「美意識」ではなく「美学」。そこに男を感じる。

これはもちろんルパン三世のテーマソングを聞いて気に入っているものである。

「背中で泣いてる 男の美学」

男たるものあの唄を聴いたからには「美学」に憧れない奴はいないだろう。

      

無論、美学には色々ある。

押すも美学、引くも美学。

ところで俺はルパン三世のような飄々とした美学を選んでいるらしい。

「俺についてこい」という自信満々の誘い文句よりも、

「不幸になるぜ」というなげやりな捨て台詞の方が好きである。

    

無論ルパンの「不幸になるぜ」は自信に裏打ちされたもので、

「楽しませてやるけど、俺みたいな遊び人といたら凡人の幸せを求めるのはお門違いだぜ」なのだが

俺の「不幸になるぜ」は「手鍋下げてきてくれてもその手鍋売っちゃうくらい不幸になるよ」という

単なるエクスキューズでしかないのだが。

     

押しよりも引きの方が、虚勢よりも強がりの方がカッコいいと思うのだが、

酒飲んで愚痴言ってくだまいてるようでは、「美学」には程遠い。

     

      

ところでNew year's blueである。

そんな言葉があるかどうかは知らないが、早い話が正月ボケである。

いや、三日三年三ヶ月とはよく言ったもので、三ヶ月目のブルーだ。

いや、理由は少しないこともないのだが、ちょっとへこんでる。意味もなく。

正月を言い訳にして昨日今日とほぼ定時上がり。

うちにいても幸せにはなれないのだが、飲み歩く気にもならない。

かといって仕事をする気にもならない。

      

ま、ほっとくか。一息ついただけなんだろ。

1/9 tue.

一日えらい人と一緒の仕事でちょっと疲れる。

でも、去年から懸念の件を少し片付け、

新年に向けて準備が出来たというほどではないが、去年の精算は出来た感じ。

      

つまらない事はひとつ3時間程度ですんだりするのだが、

その3時間が日常の中ではなかなか取れないし、

3時間ですむことが3つあったらなかなか終わらない。

どこかでケリをつけたり、あきらめたりする事は大切かもしれない。

何もしないままだらだらひっぱっているよりは。

     

誰かに何か言われても、その大切さは自分にしか解らないし、

そんな気掛かりがずーっと続いてストレスになってることも他人にはわからない。

毎回10分かかる事を、5分に短縮できる作業はやっておくべきだろう。

それがスキルってもんじゃないのかな。解ってる事なんだから。

で、今日はその下準備が完了した。

明日からは作業効率を求める作業をしたい。時間がとれるだけね。

仕事はいつだってケースバイケース。

単純に出来る事を効率化しておかないのはあまりにも馬鹿げてる。

      

今日は真面目だ。やる気がないのに仕事の話を書くということは逆にやる気がないのかも。

1/8 mon.

成人の日

     

どうも15日じゃない成人の日ってのはいまだにピンとこない。

いや3連休になるのはうれしいんだけどさ。

    

今日はおうちでゆっくり。

ちょっとサボっていた靴磨きをし、大掃除をしなかったキッチン回りを磨き、

部屋の片付け、日記書きなど。

      

遠縁の伯母がなくなった。

新宿に住んでて、おしゃれでハイカラな伯母さんだった。

いつもにこやかで、ちょっとだけかしましい感じのするひとだった。

本人はそう思ってなかったらしいが「おばあちゃん」って感じがぴったりの人だった。

ハイカラだと思ってたらクリスチャンだったらしい。90過ぎなのに。

そんなに頻繁に逢うわけではなかったが、可愛がってもらった。

その伯父がなくなった時には、ワイシャツをもらった。

松坂屋のオーダーメイドのものだった。

具合が悪いとは聞いていたが、大往生だと思いたい。

合掌。

         

1/7 sun.

バーゲンシーズン。

    

昨日バーゲンに行けなかったので、めずらしく連日のおでかけ。

今回はそんなに買う気もないのだが、

プロパで服を買わない俺にとって、服を買うチャンスはこのシーズンだけだし、

出物があっても悔しいのでとりあえず出掛ける。

       

まず梅田のブルックス・ブラザーズ。

なんと合い物の普通のネイビーブレザーが出ていたのでつい買ってしまう。

こんな事があるのでバーゲンはやはりチェックしておかねば。

     

続いてディアモールのシップス。

ここはたいした物がなかった上に、結構空いてる。

シップス人気もそろそろ終わりか。

おまけに隣りのハケット潰れてるし。

     

なんばに行ってなんばシティをチェック。

キクチタケオやビギはやはりもったいぶって来週からのバーゲンなのに、

コムデギャルソンがもうバーゲン。

しかし、俺コムデギャルソンてのはブランドとしては好きなのだが、どうにも趣味に合わんな。

まあ川久保怜も俺になんか着て欲しくないだろうが、

ここのバーゲンにまともなものが出ていた試しがない。

やっぱプロパじゃなきゃだめか。

       

で、パソコンをチェックしに日本橋へ。

すると大阪ではこの冬初めての雪が降ってきた。

なんでこんな日に降るんだか。おまけにゲロ寒。

狙ってた機種は製造中止だというし、歩き疲れるし、

寒いし、せっかくお買い物に来たのにだんだん嫌になってきちゃう。

            

人間は「寒い→腹減った→死にたい」という順番で弱気になっていくので、

とりあえず暖まろうと思い、ラーメンを食う。

気になってたラーメン屋だったのだが、さほど旨くもなかった。

でも一休みしたらちょっと元気が出た。

     

そんなに寒けりゃ帰ればいいと思うのだが、せっかく出て来たので一回りせねば。

で、最後はお決まりのビッグステップ。

シップス、ビームス、UAとあるのだがビームスはもう店に入りたくないような人だかり。

なんか一人勝ちの様相を呈してきた。

でもガキ相手の商売っぽくもなってきてるな。いつまで勝ちつづけるんだか。

     

そんなこんなで今回のバーゲンの戦利品。

ネイビーのダブルブレザー

ネクタイ 1本

ボタンダウンのカジュアルシャツ 1枚

長袖Tシャツ 1枚

レザーキャップ

       

買う気ないって言ってた割に結構買ったな。

小銭持っていい気になってんじゃねーのか。

1/6 sat.

3連休初日。

    

一日出ただけでまた3連休というのはなんともありがたい。

正月ゆっくりしたせいか、このお休みは意外と忙しい。

仕事の残りを片付けて、バーゲンに行って、飲み会もある。

     

昨日仕事が終わりきらなかったので、午後からオフィスでやっつけ仕事。

ちょいちょいと終わらせてバーゲンを見に行くつもりだったのだが、

結構時間がかかり、結局待ち合わせの時間になってしまう。

ちょっとだけルイヴィトンによって見るが、お目当てのものはなかった。

     

さて昨日の今日で今日も飲み会。

今日は友人の知り合いと4人で飲む。

関東の子なのでで大阪らしいものが食べたいとリクエストがあり、

お好み焼きか、焼肉かと考えていたのだが寒かったのでふぐにする。

しかし俺も大人になったもんだ。

たとえ女の子との食事とはいえ、メニューの中に「ふぐ」が載ってきたのだ。

まあ俺も今だかつて3回くらいしか食った事はないのだが、

今回はリクエストがあったせいもあるけど、なんかわりと「あり」だった。

ほんの少し前まではてっちりてっさなんてものは俺の脳裏をかすめもしなかったのに。

回らない鮨を食えるようになったときも、

あー大人になったなーと思ったけど、今回またひとつ大人になった。

いやそんなに高いもんじゃなかったんだけどね。

まあ、大阪ならではであろう。

関東には安いてっちりってなかなかないもんな。

      

女性チームはなんとシンガポール駐在の出来る系姐さんと、元JAのおねえさん。

どちらも気さくでよく出来たおねえさんだったのだが、

シンガポールと浜っ子ではこの先なんの進展のさせようもない。

      

その後はお決まり通りにカラオケ。

ここんとこ行ってないので今回発覚したのだが、俺はまた最近の唄がわからなくなっている。

女の子は大概新曲をひとつふたつやるのだが、たいしたもんだな。

ここはやはり見習って、常に新曲の一つ二つ用意しておかねばなるまい。

歌番組くらいちゃんと見よう。いや最近見てたつもりだったんだけど。

歌覚えられなくなってんのかな。年か。おっさんか俺は。

1/5 fri.

仕事始め。

     

今年は取引先へ直行なので御神酒も飲めず、正月気分ももうひとつ。

どうしても気分が出ないので、お昼に会社に戻る前自分で買ってきて一杯だけ飲んだ。

初出の日なので夕方には帰ろうと思っていたのだが、

思いの他時間がかかり、結局普段と同じ時間まで仕事をしてしまった。

       

夕方友人からお誘いがあり、早速新年会というか初飲み。

新年そうそう新規開拓をしてみる。

ちょっと小箱の気の効いた今風の居酒屋。

店は気が効いていたのだが、客がもひとつ。

ガキでもないんだが、小僧と小娘の客が結構大声で喋っているのでちょっとうるさかった。

二件目はバー。

昔、友人に連れてきてもらったのだが場所を忘れてしまい、しばらく探していたバーを発見。

多分4年ぶりくらいだろう。

こっちも店はいい感じのバーなのだが、こちらは逆に年齢層がえらく上がっていた。

そんなこんなで新年そうそう結構飲む。

         

     

      

幸せってなんだろう。

   

もちろんポン酢醤油があることなのだが、それはさておき。

あんなに優しかった伯母が今、わかんなくなっちゃって老人ホームで一人で暮らしているという。

     

あんなに綺麗で上品で、ウィットに飛んだ伯母が、

たとえばそれは80も随分過ぎた頃、足を挫いてびっこを引いていた時

「あら、これじゃおばあちゃんみたいだわね」

という洒落た言い回しをするひとであったのだが、

やはり年には勝てず、具合が悪くなってしまう。

      

例えば親族が遺産のことでもめて、上手くいかなくなっちゃうという話を聞いた。

うちはおかげさまでなんの遺産もないので

残念ながらもめようがないのだが。

「お金なんかない方が親戚がまとまっていいのよ。貧乏が一番。」と彼女は言った。

                

幸せってなんだろう。

たとえばどんなにお金があったって、健康じゃないと使えないし、

死んじゃえばそれっきりだ。

ましてそんな事で遺族がもめたら泣きっ面に蜂だしね。

お金があるのは幸せなことに間違いないし、

金がないのは首がないのと一緒だという人もいる。

でも、しあわせはお金じゃ買えない事が最近よく解る。

       

それまでどんなに幸せだって、死ぬ間際が幸せじゃないと、

なんか幸せじゃないような気がする。

でも今幸せじゃないとつまんないしな。

               

じゃあ、俺は今幸せだ。

       

1/4 thu.

めいっこが来たので遊ぶのにとても忙しい。

    

まずは雪が降ったばかりなので雪合戦。

雪合戦なんて何十年ぶりだろう。

女の子なのでとてもやさしい雪合戦ではあるが、息が切れた。

次は雪だるま。

そんなに大きくはないのだが、本格的ににんじんで鼻をつけ、

眉と目と口は海苔。

      

つづいてはお買い物。本屋さんへ。

母と俺とで一冊ずつ買ってあげる約束だったのだが、めいっこはなんだか4冊も持っている。

「そんなに誰が買うの。」

「おばあちゃんが二冊で、あとはおじちゃま。だっておばあちゃんよりお年玉少なかったんだもん」

だそうである。ふーん、俺が買うのか。

        

帰ってきてからは書初め。

小学生のめいは意外と上手く、もしかすると俺より上手いかもしれない。

書道が得意な母の指導もなかなか熱心で、みんなけっこう上手に書けた。

    

雪合戦。雪だるま。書初め。

なんだかとってもお正月。

    

そんなこんなで夜大阪へ帰ってきた。

帰りは結構混むので、指定席を取っておいた。準備万端、らくらく帰ってこれた。

家で年賀状を読んで、やっと大阪のお正月ってとこかな。

1/3 wed.

朝起きたら母がいなかった。

どうやら3日からお仕事らしい。なかなか大変だ。

そう考えたらサラリーマンは気楽な稼業である。

        

今日はほんとにゆっくりというかそれこそなんの予定もない。

朝ごはんを食べて、昼ごはんを食べて、ちょっと飲んで漫才を見て。

そうこうしている間にめいっこがやってきた。

第一声は「お年玉ちょうだい」だ。

そろそろそんな年頃になってきたんだな。

いいか。お正月にひとんちへ来たらまず「おめでとう」だ。

そんなこんなでめいっこと遊んで夜が更ける。

        

今日は久し振りにひとんちのページをあちこち見たりする。

なかなか書きこんだページもあったので、負けずに色々書こうと思って

自分のページを読み返していたら、それだけで終わってしまった。

人生はなかなか先に進まないものである。

     

1/2 tue.

朝起きたら雪景色だった。

            

しんしんと雪が降り積もるのを目の当たりにするのはひさしぶりで、思わず見入ってしまった。

雪にくるまれた木々というのはとても綺麗だ。

見入っていたら雪かきをする羽目になってしまった。

雪かきなんぞするのは何年振りだろう。

というか俺は子供の頃もそんなにした事がないような気がする。

       

お年始のゲストが来たので、自分の部屋に上がって新しいページを作るが、

力作のわりにあまりおもしろくないので、途中で飽きる。

ゲストが帰ったので、お昼頃数の子と鰤で御神酒。

こんなに毎日飲んで寝てゴロゴロしていていいのかと思ったら、

お正月なのでまあ良いそうだ。

       

2000/1/1 mon.

元旦

       

今年の教訓

酒も飲まなきゃ煙草もやらず、ましてや女にゃ目もくれず、

飯を食うなら腹八分目、夜更かしもせず早起きし、

体も鍛えて健康で、無駄遣いもせず倹約し、

仕事も真面目で愛想よく、悪口言わず愚痴言わず、

博打なんかにゃ興味もなしに、百まで生きた馬鹿がいる。

      

こんな事にならないように注意したいものである。

       

         

朝から爆笑ヒットパレードを見ながら御神酒。

御神酒は秘幻という純米大吟醸。

今年の司会は爆笑問題と、西川やすし、桂三枝だ。

最近のお気に入りは大空遊平・かほりという夫婦漫才。

父が神社から帰ってきて、お雑煮。

お年玉をもらったので、お年玉と今年は奮発して白足袋代をあげる。

結構飲んだので午後はおひるね。

おひるねから起きたら晩ごはんなのでまた飲む。

今日のメインディッシュはカニ。

夜のお酒は松竹梅の金粉入り純米。

                     

  
12/31 sun.

今年の10大ニュース

1.リストラをくらった

2.転職した

3.髭をはやした

4.髭を剃った

5.英会話学校に行った

6.年男だった

7.投資信託をはじめた

8.いい時計をもらった

9.クロムハーツ買った

10.無事に1年終わった

     

こんなとこかな。ま、意外と無事にすんだかなと。

     

お墓参りに行って、温泉に行って、お年とりをする。

お造り、松茸入りの茶碗蒸し、カニ、ハマグリのお吸い物などを食す。

今日のお酒は自分でお歳暮に贈った「夢境」という月に一回しか搾らないというお酒。

父は今年も氏子総代のため、神社で年越しをせねばならない。

大変だと思いつつ今年はおいらは家で紅白を見ながらぐうぐう。

          

ちなみにおとしとりという習慣は都会の方にはないらしいですな。

うちのほうだけなのかな。

いつもよりちょっとごちそうを食べながら、ちょっと早めにはじめて

年越しを楽しみます。

もちろんレコード大賞、紅白を見ながらと決まっています。

今年はお造り、松茸入り茶碗蒸し、カニなどと、ちょっと早めのおせちを出して。 

 

12/30 sat.

田舎の冬は寒い。

       

朝起きると、部屋の中にいるというのに息が白い。

こたつに入っていても上半身が寒い。

そんな訳で今日はまだこたつから出ていない。

気がつくと今週は全然日記をつけてないので今日まとめ書きをしてみる。

           

会社というのはオーケストラとか音楽に似ているのかもしれない。

最終目標は一緒だが、みんな勝手な事をしている。

ギターやる奴がいたり、タイコ叩く奴がいたり。

でもそれはそれでいいのだ。

例えば4人しかいない。

みんながギターをやってもしょうがない。

少々下手でもベースもいるしタイコもいる。

バックコーラスがそろったらどうしよう。力強いユニゾンが要る場合もあるだろうし、

コーラスがいる場合もあるだろう。

一見みんなでバラバラな事をしながら、ひとつのものを完成していくにはそれでいいし、それしかない。

4人のヴォーカルだけのユニゾンなんか誰が聞きたいんだ。

それじゃガキの音楽の時間だ。

そして、バラバラな事をしていてもバンドや曲を無視しては成り立たない。

バンドである事を忘れてはならないし、演奏するのはひとつの曲であって、

メロディーラインとリズムは完璧でなければならない。

    

客はどうか。

客を無視してはならない。客あってのライブさ。

しかし上手く客をあおるのも商売だが、客にのせられてリズムを壊しちゃだめだ。

客は素人で、こちらがプロなのだ、完成された曲を提供するのはプロの義務だ。

無視するんじゃない。無視したらはずれるのはこっちの方だ。

コーラスと一緒で相手の声を聞きながらぜんぜん別のラインを唄う。

そしてそれが結局は完成度が高くなるってことだ。

あくまでもリズムはこちらのペースでなければならない。

そうでなくては曲自体が完成しないし、リズムを壊した唄に誰がのれるっていうんだ。

       

ヒスブルを見ながらふとそんな事を考えた。

      

今日は送ってあったビデオの設置をしたり、ちょっとした部屋の片付けなんかする。

何しろ今実家の俺の部屋にあるビデオデッキは、20年物のマスタックスだから、

いいかげん捨ててもいいというか、元はとっただろう。

   


●これより前の日記●2000年12月

●これより前の日記●2000年11月

●これより前の日記●2000年10月

●これより前の日記●2000年9月

●これより前の日記●2000年8月

●これより前の日記●2000年7月

●これより前の日記●2000年6月

●これより前の日記●2000年5月

●これより前の日記●2000年4月

●これより前の日記●2000年3月

●これより前の日記●2000年2月

●これより前の日記●2000年1月

●これより前の日記●99年12月

●これより前の日記●99年11月

●これより前の日記●99年10月

●始めの頃の日記●99年5月〜9月


●なげやり倶楽部 ●なげやり日記 ●なげやり掲示板
●小山卓治 ●レザージャケット ●二流販売士の作り方 ●ジョルナダくんとわたくし
●ベルリッツ受講体験記 ●プロフィール ●勝手にリンク ●シンディ・クロフォード