1/31. mon |
人とは話してみないと解らないもので、5年間つきあってても解らないことってあるもんだ。
今日、普段機会がなく、あまり話さない人とお昼を食べに行った。
そこでたまたま宝くじやらラスベガスのスロットやらのギャンブルの話になったのだが、
その人は昔パチンコ狂いで年間90万勝ってたという話を聴いて驚いた。
その人は普段おとなしい人で酒も飲まず煙草も吸わず、真面目そうな人で、無口なタイプなのだ。
パチンコをするという話も聞いた事がなかった。
「土日は必ず朝から並んで、2万負けたら帰る。出たら閉店まで」やってたらしい。
まあ90万勝つのはどうでもいいし、意外性があるのもあっていいんだが
問題は、人間って話をしないと何年付き合ってても判らないし、
何年目かで初めて聞ける話ってあるんだなーってことだ。
なんかあらためて驚いてしまった。
最近朝起きると胸が苦しいので、煙草吸いすぎだなと思って今日気をつけていたら、
どうやら1日3箱吸っているらしい。
18時までに2箱吸って、23時現在3箱目が終わろうとしている。
せめて1日2箱にしよう。
1/30. sun |
新しいテレビはやっぱり綺麗で楽しい。
ケーブルテレビにしたので画像も綺麗だし、ビデオも替えたばかりだし
うちのビジュアル系はここ半年でかなり進歩した。
今日は買ってあったキッチンラックを組み立て、お台所の整頓をした。
思い外片付かないのと、古いラックを捨ててないのでなんだか部屋が余計狭くなった。
新しいものを買うときは古い物を捨てる覚悟を決めてからじゃないと、だめだな。
たとえそれがどんなに愛着のあるものであっても。
1/29. sat |
お決まりの二日酔い。
お昼までよーく寝たので目覚めはそんなに悪くもなかったのだが、
起きて動き出したらやはり強烈な吐き気。動けないのでネット三昧。すると突然
テレビが壊れた。
たかじん胸いっぱいを見ていてトイレに行き、戻ってきたらテレビが死んでいた。
なにも映らない。見ていた番組が悪かったのか。
まあここ2、3日調子が悪い事は悪かったんだが、その時は画面は消えても音は出ていたし
叩いたら直ったのでまあいいかと思ってたのだが、やな予感的中。
叩いても揺すってもびくともしやがらない。
しばらく考えていたが、どうせ修理に出しても結構な値段する筈だし、
88年製だったので、12年使ってる計算だ。まあ元は取ったかと思いあきらめてみる。
でもその当時は高かったんだよー。15万したもんなー。
今から考えたら多分手取の1ヶ月分くらいしたよな。よく買えたなこんなもん。
しょうがないので電器屋へ偵察に行くことにした。
一番安い奴で29型で45000円。ずいぶん安くなったもんだ。1/4だもんな。
しかし世の中は既にフラットテレビの全盛期。
フラットテレビはやっぱお高くて一番安いシャープでも67000円。
うーん、小一時間悩んでせっかく買い替えるのでソニーにした。
ソニーは壊れやすいので嫌なんだが、イメージに負けた。
ちょっと高いけど毎日見るものだし、メインTVはシャープやビクターじゃ嫌なのだ。
ビデオもソニーにしたばっかりなのでここはおちゃめにセットで合わせることにした。
ああ、思わぬ出費になってしまった。
デジカメかCD-R買うつもりだったのに、これでしばらくおあずけだ。
ちなみに電器屋に「テレビ壊れたんですけど、故障ですかね」と確認してみたら
「何年くらいお使いですか?」と言うので
「12年です」といったら
「お客さん、それはもう元とりまくりです」と言われてしまった。
ちなみに電器屋が言うことによるとブラウン管てのは今ソニーと東芝しか作っていないらしい。
ということで7時半頃当日配達で新しいテレビが来た。思ってたより早いぞ。
2人組のお兄ちゃんは、長年連れ添ったナショナルの29型をあっという間に運び出し、
ドアの外からむきだしのまま、新しいテレビを担いで来た。
うちはケーブルテレビなので接続をちょっと迷っていたが、何事もなく設置終了。
よく出来ていたのは、同軸ケーブルのかけらひとつ、捨てていかなかったこと。
社員さんなのかどうかわからないが、応対も丁寧だし、なかなかよく教育されてるな。
俺は今ミドリ電化をちょっとひいきにしている。
1/28. fri |
今日は月末なので仕事がちょっときびしかった。
仕事を定時に終わって、バーゲンで買ってお直しに出していたスーツを取りになんばへ。
いちおうお直しがあってるかどうか試着してみる。まあまあだ。
以外と地味というかオーソドックスな感じで、再満足。
ちょっと気になるお帽子があったので冠ってみるが保留。
ちゃんと大きい紙袋に入れてくれたのがうれしかった。なかなかお行儀のよい店員さんだ。
その後梅田へ戻って友人と飯を食う。
相変らず時間通りにこないなと思っていたら、おねえちゃんを連れてきた。
場所はいつもの焼肉屋。生レバ、こてっちゃん煮、タン塩、バラ、ハラミなどひととおり食う。
実はここのこてっちゃん煮はとても旨くて気に入っている。
おねえちゃんとはお初ではないが、3回目くらいなので多少緊張もあり、ついピッチが上がる。
ひとしきり飲んだ後バーへ向う。
ここで一杯目に飲んだギムレットが効いたらしく、2杯目から家に着くまでの記憶がほとんどない。
多分支払いもしたし、コンビニに寄ったらしい事の記憶はあるのだが
こたつで寝たところを見ると相当酔ってたな。
スーツもハンガーにかかってるし、最後の帰りしなをを憶えてないだけなのでまあ大丈夫だろう。
しかし最近酒癖が悪いのでちょっと心配だ。
人と飲むときもちゃんと計って飲むようにしよう。
1/27. thu |
朝起きたら雪が積もっていた。いや積もっていたというほどではないんだが、雪だった。
昨夜降ったらしく、道には雪はないが車のウィンドウに雪が残っている。
冬みたいでちょっと楽しい。最近見る機会がないが雪は好きだ。
今日は二日酔いでもないのに2杯しか飲めない。疲れてるわけでもないのにな。
風邪でもひくのかな。
1/25. tue |
「どんな言葉がかけられますか」
先日、きんさんぎんさんのきんさんがおなくなりになった。
別に大した興味はないんだが、レポーターには腹が立つ。
なんでわかりきったことを聞くんだろう。悲しいに決まってるじゃねえか。
聞くな。そっとしといてやれよ。
用事があって母に電話をしたのだが、同じ様なことを言っていた。
「姉さんが死んだら悲しいに決まってるんだからいらんこと聞くな」だそうである。
つきあいが長ければ長いほど別れが切なくなることはわかりきってるだろう。
107年ものお付き合いだ。
商売柄、それが仕事だと言われればそれまでだが、聞かない優しさってのはないんだろうか。
ないんだな。
上の台詞は、「最後にどんな言葉をかけてあげましたか」
という問いかけに対するぎんさんの回答である。
つい聞いてしまったが、別に聞きたくはなかった。言わせたくもなかった。
インタビューといえば、阪神淡路大震災の時死ぬほど馬鹿げたレポーターがいた。
頭に血の滲んだ包帯を巻いているおばあちゃんに「大丈夫ですか」と聞いているのだ。
大丈夫じゃねえだろう。
「病院へは行かれましたか?」
「いや、行っては見たけどわたしよりひどい怪我の人がいっぱいでね」
そのうちレポーターは泣き出した。
泣きながら話を聞き続けるが、被災者で怪我人のおばあちゃんは淡々と話していた。
泣きたいのはおばあちゃんのほうだろう。
因果な商売だなと思いつついいかげんにしろよと思った。
この時期になると思い出す話である。
1/24. mon |
月曜の夜だというのに名古屋のホテルだ。面白くない。
ひとりで焼肉を食べた後、思いきって先日ねえさんに連れてってもらった「スナック」へ行ってみた。
「めんばーず」なのだが知り合いの紹介なのでまあいいだろう。
さて問題は何を飲むかだ。
ビールって訳にも行かないし、ショット売りもないだろう。
ママは一応気を遣って「ねえさんのボトルにしとく?」と聞いてはくれたのだが
思いきってボトルを入れてみる事にした。
ストレートで申し訳なかったんだが、予算を聞いてみた。
チャージは4000円だという。まあそのくらいはとられるだろうね。錦のど真中だし。
ボトルはよく解らないウイスキーは8000円。
バーボンはターキーとブラントンがあってターキーは11000円だという。
きっとブラントンはもっと高いんだろう、恐くて聞けもしなかった。
わざわざボトルを入れるのに3000円ケチって飲みたくもない酒を飲んでもしょうがないのでターキーにした。
よく原価の3倍って言うが、それにしても高いな。
想像予算としてはボトル入れて高くても20000円くらい覚悟していたので、まあこんなもんかな。
一時間ちょっといただろうか、予約客が来る旨の電話が入ったので帰ることにした。
「スナック初体験初ボトル入れツアー」のご予算は明朗会計16000円でした。
ちなみにその間、客は一人も来ませんでした。さすがメンバーズ。
1/23. sun |
雨の日曜日。何事もなく1日は終わる。
今日「週刊アスキー」からお手紙が来た。
何か懸賞に当たってその目録かと思っていたら、違った。中を開けてみると「ステッカー」。
懸賞はがきに書いたコメントが、雑誌に採用されたらしい。
毎週買っているので、掲載号は手元にあった。確かめてみる。
確かに俺のコメントが読者からのお便りコーナーに載っている。
しかも実名で。おいおい。(笑)
今売っている「週刊アスキー」の「2月2日号」です。
お暇な方は買って見なくていいです。立ち読みしてください。1行コメントですから。
1/22. sat |
こんなにお休みが待ちどおしかったのもひさしぶりだ。
朝起きて、「お休み お休み」の小躍りをしてみる。
何をするわけじゃないんだが、仕事へ行かなくていいことが楽しい。
午前中は8時頃起きて、テレビを見ながらネット三昧。
あっという間に時間は過ぎる。
午後はHPの更新なぞしながらネット三昧。じゃあ1日ネット三昧じゃねえか。
うちのページはネスケでは見にくかったので、ネスケ対応にする。
BMPファイルをJPGに変更し、スペースが入ってて読めないファイル名も変更した。
うちには下駄箱というものがなく、コンクリートのブロックを積み上げ、
その間に適当に板をはさんで靴を置いている。
狭い玄関が靴だらけで文字通り足の踏み場もないので、
今日はコンクリのブロックを買ってきて靴置き場の増設をした。
数えてみたら現役の靴だけで12足もあった。そりゃ玄関が狭いはずだ。
ちなみに季節物の靴と、おろしてない靴をあわせるとあと8足くらいある。
足はひとつしかないのに、物欲はたくさんあるようだ。
1/21. fri |
今日大阪は雪が降った。
もちろん舞った程度で、積もるほどではなかったが、今年初めて見る雪なのでちょっとうれしかった。
お正月帰省した時も田舎でも雪降ってなかったし。
今日は寒くて、今年一番の寒さらしい。
少し歩くと、冷たくて手がかじかみそうだった。やっぱり冬はこうじゃないとね。
久し振りに冬の寒さを思い出した。冬は手袋をして、マフラーをして。必要なんだもん、ほんとは。
厚めのオーバー着て地下街で汗かいてるようじゃ、冬じゃねえな、やっぱり。
今日TVを見ていたら、「ターニングポイント」に甲斐よしひろが出ていた。
「FUN」には佐野元春が出ていた。
どちらも昔、とても好きだったミュージシャンだ。死ぬほど。
15年前だったら、絶対ビデオに撮っていただろう。
もっとも15年前俺はビデオを持っていなかったが。
歳月の流れだろうか。俺が変わったのか、彼らが変わったのか。
甲斐の話は昔話だし、佐野の歌も「ビジターズ」の頃の焼き直しだ。
今見る彼らはさほど魅力的ではなく、彼らの声は俺に届かなかった。
それが悲しかった。いや、それほど悲しくもなかったかもしれない。
甲斐は甲斐バンドを止め、佐野はハートランドと別れ、俺は彼らから離れていった。
それだけの事なのかもしれない。
あんなに好きだったのに、なぜ今はワクワクしないんだろう。
まるでさんざん聴いた昔話みたいな感じだ。
1/20. thu |
楽しい。誰がなんと言っても楽しい。
昨日は二日酔いで飲めなかったので、今日はちょっと飲んでいる。楽しい。
一人で飲んで人恋しくもなく、何とはなしに一人酔いを楽しんでいる。
いつも一人で楽しくなれれば、こんなことでいいんだけど。
1/19. wed |
やはり飲み過ぎで二日酔い。
が、便利なことに気持ちは悪いがいつも通りに目が醒める。
この辺が昔と違うとこだな。以前だったら絶対起きれなかったに違いない。
大人になったもんだ。
二日酔いをだましだまし、取引先へ向う、アポの時間に送れそうだったので電話をすると、
「あ、いいですよ。車ですか、急がずに気を付けて来て下さい」という。
なんと出来た人なんだろう。人間このくらいの余裕を持ちたいものである。
1/18. tue |
ひさしぶりに会社の姉さんと晩ご飯。
彼女もお酒については嫌いな方じゃないので一緒に行くとつい飲みすぎてしまう。
2人なので、前から入ってみたかった大きめの焼肉屋へ行く。
生レバー、タン塩、カルビ、ロース、ミノ、キムチ、サンチュなどをひととおり食べる。
その後、彼女の後輩がやってるという店に連れてってもらう。
実は私は「いきつけのスナック」というものに今憧れているので、これはとてもうれしいお誘いだった。
もっとも、「スナック」というのは基本的に「いきつけ」のもので、
あまりスナックのハシゴ、とか今流行りのスナックとかいうものは聞いたことがない。
しかし、大人たるもの「いきつけのスナック」のひとつやふたつなくてはならない。
「今時「スナック」って」とか、「オヤジが行くとこだろ」とのご意見もあろう。
が、何と言われても俺は今「スナック」に夢中なのだ。
理想的には、カウンターがあって、ちょいとしたボックスがあって、
煩くないおなじみさんがいて、ママと、チーママと2人くらい。
出来れば美人のママ。
まあスナックってのは基本的にそんなもんだと思うが、ほぼ理想通りの店だった。
こじんまりしてて、ママ一人で全部目の届くくらいの店。
おとなしそうな客が一人。ママは結構若くて、美人。(o^-^)o
ボトルはなんだったのかな、そんなに安い酒ではなかったと思う。
久し振りに「お富さん」を唄ったら
「世話情浮名横櫛」だね。と横のおっちゃんに突っ込まれた。なにもんだ、こいつ。
そんなに長居をしたつもりはなかったのだが、結構な時間いたようだ。
なかなかいいお店だったのでちょっと通ってみたいものだ。
問題は、予算が幾らくらいなのかわからない事と、俺は基本的に人と話をする事が嫌いなことだ。
1/17. mon |
月曜日だというのに、早速名古屋へ出張だ。やだやだ。
いつものホテルへ入ると、いつもの駐車場のおじちゃんが、「今年初めてでしたかね」と、俺に聞く。
もちろん正月も開けきらぬ1月4日の松の内に俺はこのホテルに泊まってるのだが、
前回は電車だったので、駐車場のおじちゃんとは今年初めてだ。
「あ。そうですね」というと、
「今年もよろしくお願いします」と、ご丁寧なご挨拶をいただく。
ビジネスにしちゃなかなかよく出来た警備員を雇ってる。さすが東急系だ。
常連気分に気を良くしてフロントへ行くが、フロントの愛想は良くない。
本末転倒ってのはこのことか。
特定客を贔屓しないのはいいことだけど、みんなに愛想が悪ければ元も子もありません。
今日は阪神大震災から5年目。
いつもは1/17は「阪神大震災ごっこ」と称して、年に1回電気を消してライフラインが止まった時の
シミュレーションをしてみるのだが、今日はホテルのため、そうも行かない。
昨日は緊急時持ち出し用のデイパックの点検をした。
カロリーメイト、ポカリ、チョコレートなどを入れかえる。
1/16. sun |
もう週末が終わっちゃう。なにもしないのにあっという間に時間だけが過ぎていく。
今週はうちにいたかったので、食べるものの買い出しにダイエーにいったのと、
目の前のクリーニング屋にいった以外は外へ出なかった。
なのに何もせず、もうおねむの時間だ。ちぇっ。
行方不明のシャツが一枚あったのでクリーニング屋でおばちゃんに
「誰も取りに来ないままになってるシャツってないかな? うちでシャツが行方不明になってて」
と聞いてみた。おばちゃんは自信ありげに
「そんなんないよ。どっかに紛れてるんちゃうん。でも見てみよか」といって、棚を探し始めた。
「あ、あったわ」といって俺の名前の書いてある「10月受け付け」のシャツを出してきた。
あるじゃねえか。
「これそうか? 控えがないと絶対渡してへんからな」
おばちゃんは「ごめんな」の一言もなく、控えをなくしたのは俺の方で、
悪いのはうちじゃないと自信ありげにそういうと
なおかつ「間違いがあったらあかんからサインしといて」と付箋を取り出した。
間違えてたのはきみの方じゃないんかい、と思いつつ俺は3ヶ月ぶりとのシャツの対面を懐かしんでいた。
ああ俺が聞かなきゃこいつは行方不明のままだったんだな、などと思いつつ再会を喜ぶ。
が、そいつはたまたまクリーニング屋から発見されただけで、
俺がほんとに探しているキャンディストライプのシャツは実はまだ行方不明のままだ。
1/14. fri |
会社を定時に出て、バーゲンめぐり。
最近は百貨店も8時までやってるので仕事帰りでも結構余裕だ。
とりあえずロフトで靴クリームを買う。700円のことなのに店員さんに相談したりして結構迷う。
色の事をたずねたら、店員さんは自分の手に靴クリームを塗って発色を見せてくれた。
さすがロフトだ。やるな。そこまでされたら手ぶらじゃ帰れまい。
せっかくなので店員さんに敬意を表し、奮発して
いつものようにメルトニアンにした。
さて、バーゲンツアーはまず阪急百貨店へ。
ギャルソン、ワイズなどをチェックするが、おしゃれ過ぎるし、
何の変哲もないものは値段のわりにちゃちいので残念ながら素通りする。
続いてヘップファイブへ。ここはビームスとシップスがあるのでかなり混んでいる。
1Fのビームスは大行列だったが、混んでるのはレディース売り場らしい。
店員さんに「スーツですか」と聞かれたので「はい」というとすぐに入れてくれた。
そう言えば去年もシップスは行列が出来ていたが、男だったせいかすぐに入れてくれた。
メンズは空いているのか。サラリーマンは入れてもらえるのか。未だにちょっと謎だ。
で、何も買わずに出てきてしまった。混雑解消に貢献したのでいいだろう。
更に3Fのシップスへ。ここもちょいとした入場制限だったが、並ぶやいなやすぐ入れた。
カジュアル系がひとつ欲しかったので、カーディガンをひとつ買う。
しかし今時「カーディガン」というアイテム自体がおっさんなのではないだろうか。
多少疑問には思ったが、シップスで売っている物は「あり」だと自分を納得させる。
シップスにはそれはもう見事なカウチンセーターが19800円で売っていたのだが、
冬は革ジャンしか着ない私は絶対着ないので泣く泣くあきらめる。
結局ビギでスーツを買った。
なぜ今更ビギなのか。
けして私は萩原健一の「傷だらけの天使」に魅了されていたわけでも
DCブランド全盛期の頃貧乏でデザイナーズブランドが買えず、
そのうらみを今晴らしているわけではけしてない。くれぐれも、ない。
ワールドに身売りをした菊地武夫が嫌いなわけでもない。
ダブルのスーツがあったのである。しかもチャコールグレイで合物の。
ひやかしのつもりで入ったのだが、バーゲン最中なのに今更ビギは暇らしく、店員がよってくる。
「お探しの色とかありますか?(なんか買って帰れよ)」
という今時ちょんまげを結っている店員を追っ払うつもりで
「いや、今時ダブル探してるんだけど。(いいからあっちいってて)」と言うと
「ダブルですか。あるんですよ。(当ったり〜。絶対売るぞ)」
店員さんはバーゲン用に山のように送られてきたダンボールをひっくり返し、
ダブルのスーツを取り出した。ダブルを探していたのは本当だが、なんかくやしかった。
それは何の変哲もないチャコールグレイのスーツで、
どこがビギなんだと思わせるような普通のスーツだった。もちろん俺好みである。
しいて言えばラペルがちょっと広すぎるところがビギ。
来てみるとLサイズなのでかなりでかい。
しかしきょうびダブルなんか売ってないし、シンプルなデザインなので俺は実はちょっと気に入っていた。
しかしでかい。袖と丈をこんなにお直ししたらデザイナーが怒鳴りこんで来るに違いない。
気に入ったが、即決で買うのはなんか店員にしてやったりと思われそうなので
「やっぱ大きすぎるね」といってことわった。
しかし店員もさるもの。おいらが実は気に入ってることはお見通しらしい。
「いつでも出しますから、気に入ったらまた来てくださいね」
「ダブルはもうしばらく出てきませんよ。今年が最後のチャンスです。」
矢継ぎ早にセールストークを畳み掛ける。
いや、親切な店員さんだったのだが、おいらも物売りのはしくれ。
人の口車に乗せられた感じになるのはなんか嫌なのだ。
ふと気がつくと俺は今日ダブルを着ていた。
そりゃ今時ダブル着てダブル探しているような時代遅れの奴にダブルを売りつけるのなんか簡単だ。
だってほんとにどこでも売ってないんだもん。
結局一旦店を出た後、舞い戻り「今日今すぐお直しして」くれるというので買うことにした。
「販売員はノルマがある」というイメージがある俺は
さっきのにいちゃんから買おうと思ったのだが、あいにくいなかったので
違うちょんまげのにいちゃんに採寸してもらった。どうやらビギではちょんまげが流行っているらしい。
「どっちのにいちゃんの売上になるのかな」などと大きなお世話をしながら
支払いをしていたら後ろから急に肩を抱かれた。
びっくりして振り返ると最初のにいちゃんが
「ありがとうございます」といって立っていた。
「売上は君につけときなよ」といってあげたかったのだが、やっぱり言えなかった。
なお、店員さんの名誉のために付け加えておきますが、みんな親切でした。
私は買った時のイメージがいつまでも残るので、やな店員からは買わないことにしています。
1/12. wed |
新幹線で名古屋。偉い人が集まる業界の新年会があるので出席はしないが挨拶がてら覗きに行く。
ヒラの担当レベルはほとんど来ていないので、知らない人ばかりでつまらない。
いろんな人に挨拶しなきゃいけないのは面倒だが、知らない人の中でつったってるのも苦痛だ。
夕方新幹線で京都へ戻る。18時から担当の取引先の新年会。自分の担当なので知ってる人も多く安心だ。
が、こちらは知ってはいるが内輪うけが多いのでそれはそれでまた困る。
じゃあどっちがええねん。中途半端な営業してるな、俺は。
場所は鴨川沿いのホテルの3階。そんなに高くないが久し振りに見る京都の夜景と鴨川は綺麗だ。
みんなビールしか飲まないし、本数もそんなにバンバン出てこない。
おいらは日本酒が飲みたいのだが、手酌でやるわけにもいかず、
しょうがないのでおなかががぶがぶになるほどビールを飲んだ。
まわりもビールしか飲んでないんだが、結構盛り上がっている。ビールが好きなのか
やはり取引先の新年会なので酔ったふりをして盛り上げているのかは定かではない。
女の子も肩を抱かれたりしながら楽しそうに話している。
やっぱり営業って大変な商売だな。と思いながらめんどくさいので注ぎにもまわらず、
目立たないように隅っこに座ってじーっとしてた。
会が終わってほっとしてひとつ反省。じーっと座っててもどうせ面白くもないし
どっちにしても気を遣うんだから、じっとしてるより、少し顔を売りにいったほうがよかったな。
1/11. tue |
昨夜からせっかく契約したケーブルテレビが入らなくなっている。
金払ってるのになんで見られないんだ、とたいして見てないくせにすげえ怒ってる。
夜、ケーブルテレビのにいちゃんにきてもらった。どうやらターミナルの故障らしい。
「で、2日分は日割りで払い戻してくれるんだろうな」
と昨日から練習していた科白はまた言えずじまいだった。
まあ来てもらったし、ターミナル取り替えてくれたし、丁寧だったし。しょうがないな。
1/10. mon |
着物はいいな。着ている本人はともかく、振袖が嫌いな男っているんだろうか。
日本人だし、お正月だし、あんなにみんな着ているんなら8割くらいの女の子は
持っているんじゃないんだろうか。なら、もっと着て欲しいな。
おいらが社会人になった頃にはお正月の初出の時には
振袖の人がもう少し多かったような気がする。
などと考えていたら帰りしな寄ったクリーニング屋のおばちゃんも同じことを思ってたらしく、
「そうや。あたしら若い頃にはお正月にはちゃんと着物着せてもうて」
といっていた。
そのまま話を続けてもおばちゃんの若い頃の晴れ着姿は想像できそうになかったし、
特にしたくもなかったので、とっとと帰ってきた。
1/9. sun |
バーゲンシーズンのため、出物を探しに梅田へ向う。
ヘップへ行くがまだバーゲンではなく、阪急百貨店を冷やかす。
たいした物がないのでお目当てのブルックスブラザースへ行く。
ブルックスでタイを二本買う。ちょっと派手目の奴にしてみた。
使い道はないが前から欲しかったカマーバンドが安かったので、つい買う。
ブレザーをさんざん悩んで結局やめる。続いてシップスへ。
シャツは山ほどあるというのに、ブルーのストライプが気に入ってしまい、また買う。
途中友人から電話が入り、夕方飯を食うことにする。
軽くといっていたのに結局5時間くらい飲み続けた。
1/8. sat |
1/7. fri |
1/6. thu |
1/5. wed |
1/4. tue |
1/3. mon |
1/2. sun |
2000 1/1. sat |
12/31 fri. |
12/30 thu. |