日々のつまらない出来事を、つらつら書き綴っています。
毎日毎日面白い出来事がある訳ではありませんが、ちょっと気になった事を書いてます。
これが最近やってきた、BREEの財布。
綺麗な色の革でかなりお気に入り。
夏休み中、田舎で日焼けさせてます。
一応昨日の完結編、書いときました。
うちのエレベーターは今日も点検中。大丈夫か。
スクランブル
夕方家へ帰ってくると、玄関先で非常ベルが鳴っている。
明らかに鳴っているのだが、誰も集まっていない。
以前にもこのマンションで非常ベルが鳴ったことがあって、
その時はみんな玄関先に集まってきていたのだが、特に何もなかったのだ。
そんな経験がある俺は、「あ、もう何もないからみんな解散したのかな」
などと思って、エレベーターのボタンを押した。
ところがエレベーターは4階で止まったままだ。
もちろん若干の不安を抱えつつも、
「なんだよ火災報知機が鳴ってるから止まってんのか」
文句を言いつつ5階まで階段を上る。
玄関を開けるとき、
「もし俺んちが火事だったらどうしよう」とちょっと心配だったが、
ドアを開けても火はついていなかったので一安心する。
が、部屋へ入ろうとした瞬間にどこからか叫び声がする。
「●●」「××」
なんて言ってるかははっきりとは聞こえなかったが、
明らかになにか助けを求めているような声だ。
やっぱり火事なのかな、でも煙も出てないし、焦げ臭くもないしな。
俺んちが燃えてないので、この時点ではまだ余裕。が、心配になって耳を澄ます。
エレベーターが止まってるところを見ると、まさかエレベーターかな。
4階で止まっていたので4階へ行ってエレベーター話しかけてみる。
「誰かいるんですか?」
「はい。エレベーターが止まっちゃったんです」
エレベーターが返事をする。女性の声だ。
おい、人閉じ込められてるじゃねえか。
ここで俺はタワーリングインフェルノのスティーブ・マックイーンになった。
「大丈夫ですか。怪我はないですか」
「大丈夫です」
「声聞こえますか」
「聞こえます」
エレベーターが返事をしたので俺も慌てていたんだろう。返事をするんだから聞こえてるに決まってる。
「4階にいるんですか?」
「多分3階と4階の間くらいだと思うんですけど」
なぜかと言うと、うちのエレベーターの窓は透明で1階、3階、5階は外が見えるのだ。
だから彼女は外が見えないその間だと判断したのだろう。
そうこうしているうちにエレベーターと話をしている俺を不思議に思ったのか、老夫婦がドアから出て来た。
「人が閉じ込められてるみたいなんですよ」と、俺は話しかけたのだが、
そういう俺を何か不思議なものでもみるような目で一瞥をくれ、
一言も言わずに彼らは階段を降りて出掛けていった。
世間って冷たいなー。というかおまえら聞こえても知らん顔してたんじゃねえのか。
とりあえず3階に下りる。が、さっきより声は遠い。
「聞こえますか」
「聞こえます」
多分4階の方が近いんだろうけど、まあしょうがない。事態は緊急なのだ。
「そこに緊急連絡先かなんか書いてありませんか?」
「あ、あります」
「それ読んでください」
「はい。0120」
だからNTT以外のケータイは役にたたねえっていうんだよ。
俺のIDOからは0120のフリーダイヤルは繋がらない。
待てよ、俺はドコモも持っている。どこだ。部屋に置いてきた鞄の中だ。
持ってても携帯してなきゃ携帯電話じゃねえ。
だから役にたたねえっていわれるんだよ。
しょうがないのでもう一度聞いてみる。
「他の番号書いてありませんか?」
「000-000です」
おお、書いてあるじゃねえか。これなら通じる。06つけりゃいいんだろ。
あれ、一桁足りないな。声がする。
「0120-000-000」です。
やっぱフリーダイヤルしか書いてないんかい。
しょうがないので部屋から電話することにする。
「ちょっと待っててね。電話してくるから」
部屋に戻って電話をする。
「えーと、エレベーターが止まっちゃって、中に人が閉じ込められてるんですが」
「そうですか。エレベーターの管理番号ってわかりますか」
「それどこに書いてあるんですか」
「エレベーターの中に書いてあるんですけど」
だからエレベーターは止まってるんだってばよ。
「いや俺は中にいないんでわかんないんですけど」
「そうですか。じゃ、住所と電話番号を教えてください」
だから俺の電話番号教えてなんの役に立つっていうんだよ。
あまりに緊急らしくない応対にあきれつつ状況説明をし、
「どのくらいで来れますか?」と聞くと
「ここ本町なんで、最寄の営業所に連絡します」と言う。
ほんとに急いでんのかよおまえら。
まあ、来てくれることになったのでエレベーターに説明に行く。
「今電話したから大丈夫ですよ」
「来てくれるんですか」
「大丈夫。来てくれるから」
声が遠いので5階へ行ってみる。
「苦しくないですか」
「苦しくはないです。でも子供がちょっとぐったりしてきちゃって」
なんだガキもいるのかよ。早く言えよ。ガキはすぐ弱っちゃうだろ。
ここで俺はスピードのキアヌ・リーブスになった。
「お子さんは大丈夫ですか。怪我はないですか」
「大丈夫です。でもここって酸素とかって大丈夫なんでしょうか」
俺も「苦しくないですか」と聞いたんだが、やっぱりみんな閉じ込められると
酸素がなくなると思うんだろうな。しかし俺は外にいるので意外と冷静。
「大丈夫。エレベーターなんてそんなに密閉されてるわけじゃないから」
電話もしたし、もう用はないので部屋に帰ろうと思ったが、
ここまで非常ベルが鳴りつづけているのに、誰も出てこない。
俺もほったらかしでは落ち着かないので、とりあえず1階に降りてみる。
エレベーター屋はまだ来ない。
入り口周辺を見渡してみると、エレベーターとの非常電話があり、緊急連絡先が書いてある。
ここには06から始まる電話番号が書いてあるのでもう一度電話をしてみる。
10分くらい経ってるのにまだ来ないんだもの。
「さっきも電話したんですが、エレベーターに人が閉じ込められてるんですが」
「はい。エレベーターの管理番号はわかりますか」
だからどいつもこいつもよ。わかんねえよ。そんなもの外に書いとけ。
ほんとに俺がIDOのケータイ持ったまんま閉じ込められたんじゃなくてよかったよ。
一応「先ほどもフリーダイヤルの方に連絡はしたんですが」というと、確認後、
「はい、もうそちらに向かって出動してます」との返事。
まあ、こちらの方が緊急っぽかったので、俺としては安心した。
外部と繋がっている方が安心だろうと思ったのと、
非常電話も一回使ってみたかったので、エレベーターに電話をする。
「もう一回電話してみたんですが、もう出動している様なので大丈夫ですよ」
「あのー、来たらエレベーター開けてもらえるんでしょうか?」
「大丈夫。大家さんじゃなくてエレベーターの管理会社が来てくれるから」
「そうですか」
「息苦しくはないですね」
「はい。換気扇みたいなものが回ってるので。でもかなり暑いです」
「うーん。クーラーまではついてないからね」
この一言はちょっと冷静過ぎたか。
「お願いがあるんですが」
エレベーターに頼み事をされるのは初めてだが、まあ聞いておこう。
「なんですか」
「主人に電話してこのこと伝えて欲しいんですが」
「解りました」
まあこの状況伝えたからってどうこうなるとも思えないが、伝えないわけにもいくまい。
ところがご主人様は何度コールしても電話に出ない。
そんなんだから「あんた今日何処にいたのよっ!」って嫁に怒られるんだ。
いや見たわけじゃないけどね。
そうこうしているうちに、管理会社がやってきた。
俺はスピード並みに、特殊部隊とは言わないまでも消防車とか、
せめて脚立や梯子を積んだ車が来ると思っていたのだが、
作業服を着たのんきそうな兄ちゃんが原チャリで、しかも一人でやってきた。がっかりだ。
俺としては、キアヌ・リーブスが装甲車でやってきて、
「大丈夫か。もう安心だ。今ドアを開けるからな」
などといいつつ命綱をかましてエレベーターに載りこむところを想像していたのだが、
現実はそうドラマチックじゃない。
兄ちゃんは4階へ向かうと、たいして話しかけもせずに
エレベーターのドアに付いている穴にドライバーを突っ込む。
それだけでドアは簡単に開いた。
なんだよそんなことで開くならうちの菜箸でも開くんじゃねえのか。
おまけにもう中の子供は降りられそうなくらいのドアの位置。
じゃあ電話で先に俺にアドバイスしてみればいいじゃねえか。
抱っこして子供を先に下ろすのかなと思ったら、
「あ、ドアの位置調整しますねー」
といいながら兄ちゃんは5階へ上り、なんかチェーンで調整し始めた。
最後まで見たかったが、全然ドラマチックじゃない結末にがっかりしたのと、
エレベーターの中の人と顔をあわすのはちょっとやだったので、
そこで部屋に帰った。
部屋に戻るとまもなくチャイムが鳴る。
エレベーターに閉じ込められていたお母さんと子供だ。
「ありがとうございました」
なぜ俺がここにいると解ったのか。それは俺が自分の名前を言ったからだ。
めんどくさいので名前は言いたくなかったのだが、
エレベーターとの会話の中で、「お名前は?」と聞かれて、
「いや通りすがりのものです」
というのもおかしいと思って自分の名前を言ったのだ。
エレベーターの中身はほぼ想像どおり。
ちょっと茶髪のヤンママと、5歳くらいの男の子。
あと、2歳くらいの女の子?これは意外だったが。
多分3部屋向こうの、玄関前にベビーカーを置いてある家族じゃないかな。
もう充分というくらいお礼を言ってもらって、
中の様子なんかちょっと聞いてみた。
エレベーターは止まっても中の電気はついていて、
結局小一時間くらい閉じ込められていたらしい。
俺があたふたしてる間もほとんど人の出入りがなかったからな。
「無事でよかったねー。でもまあそんなに出来る経験じゃないから」
と救出されたばかりの子供に言ったのは、ちょっと無神経だったかも。
「ビールとか飲みますか?」と聞かれ、お礼にビールでもくれるのかと思って
「いえ、お気遣いなく」と答えた。2回ほど聞かれたのだが、「いえいえ」とお断りした。
しばらくすると、またチャイムが鳴る。
「コーヒーなんですけど」
といって、結局御礼を持ってきてくれた。
そうだな、どうせ頂くことになるんであれば遠慮せず、
ビール飲むって素直に言ったほうがよかったなと思いつつ、ありがたく頂くことにした。
今度は娘と二人で来たのだが、娘はその包みを俺にくれるのがいやなのか自分で渡したかったのか、
俺がその包みを受け取るとぐずり始めた。まだ喋れないくらいの子だ。
「あんたのはさっき買ってあげたやん。」とママが言うが娘は泣きそうだ。
「渡したいの?」とママが聞く。どうやらそうらしい。
なるほどと娘に包みを持たせると、満足そうな顔をする。
「はい、あげて」とママが言う。
「ありがと」と俺が言う。
娘はちょっと手を離さなかったので、
俺は「もって帰る?」と聞くと、娘は上目遣いにママの顔をのぞきこむ。
すかさずママが「あかんよ」と突っ込む。
でも娘は自分で渡したことに満足したらしく、
その包みから手を離し、俺にくれた。
えらく重いなと思ったら、BOSSの缶コーヒー1ケースだった。
缶コーヒーは重宝するし、ありがたく頂くことにした。
小一時間後、エレベーターの管理会社から電話がかかってきた。
「修理終わりましたので」
「そうですか。いや私に言われても困るんですけど。
大家さんとかに言ってもらったほうがいいと思うんですが」
「えーと、私ども大家さんがわかりませんので、
今そちらの電話番号しか解らないんですよ」
「はあ」
「ではこれでこの件は終了ということで。。。」
俺は大家でも管理人でもないので、俺に終了の報告されても困るのだが、
先方も俺から連絡があっただけで、どこに連絡をしていいのか判らないらしい。
しかし、管理人がわからないってどんな管理してるんだろう。
次なったときもあぶねえな。
この件は結局管理人にも不動産屋にも連絡がいかなくて、
誰も知らないまま終わっちゃうのかな。
まあ、なかなか面白い出来事であった。
結局髭のことは剃る事を話した人以外、誰も突っ込んでくれなかった。
伸ばし始めたときは結構あれこれいわれたんだけどな。
人気ないな。俺。
4月から伸ばしていた髭をそった。
意外と鼻の下の長い自分にびっくり。
なんか自分に負けたような気がする。
髭ごときに何かを求めてこだわるのは、ヤンキーが金髪にこだわったり、
少年たちが大人になりたくないって言うのと
俺の場合にはどこか似ているんだと思う。
多分金髪の兄ちゃんだって、就職するときは黒く染めるだろうし、
ちょんまげの兄ちゃんだって普通のサラリーマンになるときは髪を切るだろう。
髭をそるってのは社会的には迎合する行為で、
そんなに世間的に間違っちゃいないことだとは思うんだが、
どんなに言い訳したって、俺が俺を売ったことに間違いはない。
あんなに髭を生やして生きていくって固く決心したのに。
根性なしと笑って欲しい。
でもそんなにつっぱって生きていく根性も能力もないし、
小市民であることがまた再認識されてしまった。
いや、根っからの小市民なんだが。
回りの身内や友人がどんなに俺の髭が嫌いかは、まあかなり言われたし、
剃ったほうがいいと散々説教もされた。
そういう人は、髭なんかない方がいいよっていってくれるかもしれない。
でも、問題はそんなことじゃない。俺は俺に負けた。
「また生やせばいいや。髭なんかすぐ生えるんだし」
そう考えて今回は剃ってみたが、そんな言い訳には意味がない。
俺はそう言って髭を剃ってから久し振りに髭を生やすのに13年かかったのだ。
髪を切りに行った。
最近ショートにしているので一ヶ月もするとすぐ伸びてみっともなくなってしまう。
秋に向けてちょっと伸ばそうと思っているので、トップは切らず、
もみあげとうなじあたりを刈り上げただけなのだが、
それだけでかなりすっきりした感じになるものだ。
いつもの金髪のおねえちゃんに切ってもらったのだが、今日はなかなか良い出来。
ちょっと上手くなったのか、意思がちゃんと伝わったのか。
掃除をして、洗濯をして、靴を磨く。
久し振りに鞄にもオイルを塗る。
なんかあちこちメンテナンスの日。
今日は文化的な日。
久し振りに小山の新譜が出たので、俺も久し振りにCDを買う。
インディーズ扱いになったので、三軒ほど電話で在庫の問い合わせをしてみたが、
三軒目であって、事無きを得る。
ついでに来週の小山のライブチケットもクアトロで買う。
おまけに長いこと探していた作家の本が復刊されていたので、それも買う。
でも、読んでみたらこの本は俺の探していたものではなかった。
で、万年筆も買った。今は使い捨ての万年筆なんてものがあるんだな。
これが俺にとっての最新文化的生活である。
今週はよく飲む。今日は後輩とねえさんと晩飯を食う。
一軒目は焼鳥で、仕事の話もさほどなく、たわいもない話で盛り上がる。
久し振りに後輩と二人で二件目に行くが、
久し振りに行ったら愛想が悪くてなんかしょぼかった。
しかしここでまた通いつめては相手の思う壺のような気もする。
案の上の二日酔い。
しかし出掛けねばならん。サラリーマンてのは大変だな。
しかし今年の夏は女の子の肌の露出度が高い。
最近心斎橋へよく行くので、若い子が多く、特にそう思う。
まあ男としては嬉しい限りだが、なんかもう無法地帯だな。
さすがの俺も目のやり場に困ってしまうときがある。
女の子の下着というのはいつからあんなに堂々と見せていいことになったんだろう。
まあ、アウターに近いカラフルな色のものだったら解るんだが、
明らかに普通の下着のストラップが見えているのは、どうもおしゃれじゃないと思う。
なんかただ「見えてても気にしない」ってのはどうかね。
ま、露出ブームの後は反動で隠しブームが来る筈なので、
今年は楽しませてもらっとこ。
願わくばこのキャミソールブームとビキニブームが当分続きます様に。
こんな日ってあるもんだな。
朝イチで、1年くらい逢ってないOBからケータイに電話が掛かってきた。
出張で大阪へ来ているとのことで、昼飯でも食おうかということになる。
待ち合わせ先に行ったら、また別の先輩も一緒に来ていた。
今、同業の仕事をしているらしい。
昼飯を食って別れるとまもなく、今度は10年も会っていない古い知り合いから
電話が掛かってきた。
どこかで俺の話が出たらしく、久し振りに連絡をくれたのだ。
ありがたいことだ。
家に帰ると、今度は2年くらい御無沙汰の後輩から電話。
「大阪に来ているので飯でも食いませんか」とのこと。
無論断るわけにもいかず、梅田まで出掛けて昔話に華を咲かせる。
なんだか都合4人も久し振りの人からの連絡があった。
なんかあんのかな。死ぬんじゃねえだろうな、俺。
ところで、その後輩が連れてきた「彼女」というのがゲロマブなのだ。
最初「今日彼女と来てるんで」というので「嫁?」と聞くと、「いや、彼女」と言う。
嫁がいるのに彼女と旅行とはいい身分だなと思って待ち合わせ場所に行くと、
これがもう飯島直子系の眼を疑うような美人。
いや、俺の中では一番理想に近いと言うか、ほぼ完璧に近い。
もう最初のうちなんか目を合わせられないくらいだった。
ま、人の彼女ほめててもしょうがないのだが、
本人が「あたし、下品な人は好きじゃないんです」という通り、
なかなか喋り方も物腰もちゃんとしている。
都会の子ではないらしく、ちょっと田舎で育ったのんびりした感じも残ってて、
それが美人特有の棘をやわらげているようだ。
ああ、しかし美人ってのはいるもんだな。
仕事関係の知り合いなのかと思ったら、そうでもないらしい。
しかし、嫁のいる奴が彼女を作るのは遠慮して欲しいものだ、
われわれシングルのところに回ってくる分が減っちゃうじゃねーか。
居酒屋行って、バー行って、ラーメン食べてとほぼフルコース。
連荘だというのに結構飲みすぎ。
夜、友人と飲む。
心斎橋界隈ではあまり飲むことがないので、プラプラと店を探す。
「食べ物半額」のチラシを配っていたので、ミナミのよくありがちなチェーン店へ行く。
メインストリートから少し離れているせいか、空いてて静かだし、割と小綺麗でまあ合格。
友人は最近パソコンを買ったので、ホームページ作成の話などをする。
三杯しか飲んでいないはずなのに、結構酔ってしまったようだ。
家へ帰って、スーツもハンガーにかけてベッドで寝たはずなのに、
気がついたら裸のまま床の上で寝ていた。
あたりまえだが夏休みボケ。
みんなとずらしておやすみをとってる人もいて、
会社も全員集合というわけではない。
久し振りにスーツなど着たわけだが、襟回りが小さ目のシャツをうっかり着てしまい、
疲れ倍増。
夏休み最終日
しょぼん。夏休みが終わっちゃう。
NECソリューションズで「バザールでござーる」のハンドタオルが当たった。
これは当たったというよりそのキャンペーンが
「景品表示法に抵触する恐れがあるため(中略)キャンペーンを中止させていただくことになりました。」
ということでお詫びの品として送られてきたもの。
いろんなことがあるもんだ。
夏休み8日目
8時ちょっと前に田舎を出たら、
11時頃に大阪についてしまった。意外と近いもんだ。
俺は大阪へ戻ってくると必ず「スイートホーム大阪」という歌を口ずさむ。
今はほとんど聞くことが出来ないが、
「西のファニカン、東のキャロル」といわれた
桑名正博率いるファニー・カンパニーの名曲である。
この唄は大阪との決別の唄なのであるが、
見事な大阪弁で歌われるこの歌は、とても大阪をよくあらわしてると思う。
別に俺は大阪生まれじゃないし、スイートホームもここにはない。
でも、住めば都か今は大阪に戻ってきてもほっとする。
大阪は、好きな街なのかもしれない。
意外と古き良き日本が残っているような気がするし。
例えば、大阪には扇子という文化が残っている。
よくオヤジの必須アイテムとして語られるが、
初めて大阪にきた頃、年頃の娘が扇子を持っていて驚いたことがある。
そしてそれは特別なことではなく、一人や二人じゃなくて、
わりと街中であたりまえのように若い娘も扇子を使っていたのだ。
ちょっとしたカルチャーショックだった。
最近は若い子は持ってないかな。
あと、知らない人同士が割と気楽に喋ってるのが面白い。
電車の中で遠足の小学生に
「遠足?どこ行くん?」
などとおねえちゃんが話し掛けていたりする。
俺も郵便局で年賀はがきの図柄を迷っていたときに
「おにいちゃん、こっちの絵ぇの方がいいで」
と横に並んでいたおばちゃんに話しかけられたことがある。
「そっちはあかんな。こっちにしとき」
などと勝手に決められてしまい、断るに断れず、困った覚えがある。
そんなちょっと田舎っぽさも残ってるし、かといって都市としても機能しているし、
アジアっぽさも感じられる。
そんな中途半端な感じが俺にはあってるのかも。
夏休み7日目
昨日めいっこ達が帰ったので、今日はとても静か。
少し日記を書いたりする。
田舎にいるとそんなにすることはないのだが、
意外と一人でキーボードを打てる時間は少ない。
今日帰るつもりだったのだが、こんな中途半端な日に指定席が満席だったので
明日帰ることにする。
父のコメントは
「一回余計に只酒飲めてよかったな」であった。
夏休み6日目
午前中はめいっこが順番に起きてくる。
だいたい、彩、麗、優の順番だ。
めいっこ達はよほど俺の髭が嫌いらしく、
俺の顔を見ては1時間に1回くらいのペースで「髭そって」という。
あまりに何度も言われるのでふといっそ剃っちまおうかと思うくらいだ。
剃らないけどね。
午後はプール。
困ったことに見学者も水着にならねばならない。
しかし俺の持っているのはまだ痩せてる頃に買った
郷ひろみに勝るとも劣らない競泳用のピチピチの水着。
やむを得ず1時間腹を引っ込めたまま、見学していた。
一番下の麗はこの間まで水に顔もつけられなかったはずなのに、
今日はプールの浅いところで300Mも泳いだ。
最初は足も手もつく子供用の浅いプールで遊んでいたのだが、
大きいプールへ入ってみたらやはり大きい方が面白いらしい。
息継ぎはまだ出来ないので、3〜4回水を掻いては立ち上がって息を吸う。
それをえんえん繰り返す。休みもせずに。
人間って何か出来なかったことが出来るようになったときがやはり一番面白いんだな。
晩御飯を食べた後、めいっこ達が帰った。
ちなみに今年の夏は田舎でも結構暑く、何度かクーラーをつけた。
が、今日は少し暑さも落ち着き、夜は窓を閉めて、布団をかぶって寝た。
ちなみに日中でも外の気温は28度くらい。
こんな気候に慣れたら、大阪では暮らしていけないんじゃないかと心配だ。
夏休み5日目
午前中にお墓参り。
今日おじいちゃんとおばあちゃんが向こうへ帰っちゃうらしいのでお見送りだ。
まああの世では1年が1日くらいの長さらしいので、
もう少し待っててもらってもいいだろう。
今日はめいっこ達とお出かけ。
お昼頃出掛け、まず蕎麦屋でお蕎麦を食べる。
それから「こだまの森」へ行って、ランズボローメイズという迷路をやる。
その後釣堀へ行って魚釣り。
釣堀の魚のくせに餌をたらふく食ってるらしく、なかなか釣れない。
長いこと粘るが結局釣れて、その場で焼いてもらって食べてくる。
おでかけの車の中でめいっこ達が俺のために替え歌を作ってくれたので、公開しておこう。
お題は「おひげ三兄弟」 (だんご三兄弟改題)
今日は彼女とデート デート
ひげも剃らずにデート デート
やっぱ彼女にふられ ふられ
「ひげがきたないわ」
彼女達はよほど俺の髭が嫌いらしい。
晩御飯は焼肉でその後花火。
ドラゴンがないと「パパの役目がなくなっちゃう」らしいので
手で持つ花火とドラゴンをたっぷり買いこんでおいた。
やはり花火は夏の風物詩。
花火をすると、「夏」って感じがするが、花火の後ってのはいつでもちょっとセンチメンタルだ。
夏休み4日目
4ヶ月ぶりのゴルフ。
出掛ける前、ゴルフシューズの右足の靴底が取れかけていた。
そんなに使うものでもないので、急に買うのももったいないし、
今日一日くらい大丈夫かと思っていたら、4ホール目で靴底が全部取れた。
しょうがないのでそのままやっていたら靴底がない方が良いようで、いきなりパー。
その後もボギーやダボくらいで回れて俺としてはなかなか良いスコア。
右足のスパイクの分だけ右足の重心位置が下がったので、
ダウンスイングがフラットスイングになったのが良いのだろうと分析してみる。
そんな訳ないな。
ハーフ回ったところで、クラブハウスで靴を買う。思わぬ出費だ。
今はスニーカータイプが結構流行ってるみたいだが、
俺が買ったのはサドルシューズみたいな白黒のコンビのオヤジくさい奴。
けっ、スニーカーみたいな靴でゴルフが出来るかい。
スパイクレスで意外と柔らかく、靴擦れすることもなく回れて、まあ良かった。
しかし、スコアは靴底がないときのほうがよかった。
スコアはまあ、たいしたことない。親父に負けなくてよかった。
ちなみにここのコースは親父と二人で申し込んだのだが、
よそさまとペアを組まなくてよく、二人で回してくれるのだ。
気を遣わずに出来てなかなかいい。
家へ帰るとまもなく、めいっこがやってくる。
玄関を開けて駆け込んでくるめいっこ達は、
ひとの顔を見るなり「こんにちは」も言わず
「ひげ汚い」「ひげかっこわるい」「ひげそって」だと。
いいか、ひとんちにきたらまずこんにちはだ。
おまえんちはどういう教育をしとるんだばかもの。
めいっこ達は来るたびにお芝居をしてくれるのだが、今回の出し物は「プリティーポリス」。
真ん中の優の台詞が大阪弁仕立てで、なかなか上手だ。
今日は母の誕生日だったので、エンディングで「Happy Birthday」を歌った後、
ケーキが出てきた。なかなか凝った演出だ。
夏休み3日目
昨日遅かったので10時ころまでゆっくり寝る。
朝ご飯は冷麦で、お昼はざるそば。
これは麺食いの俺にとっては、割と楽しいメニュー。
午後はだらだらパソコンをいじって、お盆なのでお墓参り。
お墓参りに行こうと思ったとたん、急な夕立で土砂降り。
夕立が止んだので、念の為傘を持って出掛けると、もう雨は降らない。
人生ってそんなもんだな。
おばあちゃんに髭の感想を聞いてみたら「似合ってる」とほめてくれた。
が、その意見は例によって母に却下された。
明日はゴルフだし、めいっこもやってくるし、待ち遠しい。
夏休み2日目
今日から田舎へ帰る。
電車は上り方向なので意外と込まないのがうれしい。
乗り継ぎが狙ったとおりに上手くいって、新幹線も特急も自由席なのにちゃんと座れた。
これだから大阪暮らしはやめられない。
久し振りの同級会で懐かしい顔に会う。
6、7人の飲み会だと聞いていたのだが、意外と多くて12人も集合した。
久し振りに会う友人は、あっという間に俺を高校生に引き戻す。
しかし、高校の頃の出来事はかなり忘れている。
一軒目は焼き鳥屋で、二軒目はその裏の田舎にしては結構大箱のスナック。
久し振りのカラオケは暴威やら原田真司やら佐野元春、柳ジョージ、クイーンにいたるまで
懐かしの70年代特集だ。
やはりメルアドを持っている奴も多く、メルアドを教えてメールくれるように言ってきた。
デジカメで写真も取ったのでメールで送ることにする。
すごい時代になったもんだね。
お手紙だとなんかかしこまるけど、メールだとかなり気楽。
そんなに頻繁に連絡しなくたって、連絡方法がひとつ増えるのはなんか楽しい。
夏休み初日
今日から夏休み。
ほんとは友人と会う予定だったのだが、ドタキャン。
所帯持ちはやはりいろいろあるんだな。
9時ころまでゆっくり寝て、午前中はネット三昧。
お昼ご飯を食べて、だらだらして、めずらしくお昼寝したらもう夕方。
洗濯をちょっとしたら、もう飲む時間。
何もしないのにあっという間に時間が過ぎていく、ヴァケーションの初日。
明日帰るよと実家に電話したら、親戚が来ていた。早いな。
明日だったら会えたのに。残念。
今日で仕事納め、というか今日の夜から夏休み。
今年は結構休みやすくて、2日有休をとると9連休。
なんかまちまちで今日から休んでる人も多いみたいだ。
ワープロ検定に受かったので、友人を無理やり呼び出して「おめでとう」と言わせる。
祝杯をあげ、ちょっと飲む。
ワープロ検定3級に合格した。
3級なのでたいしたことはないとは言うものの、やはりうれしい。
「ワープロ出来るの」「出来ますよ」
「どのくらい?」「3級です」
「3級ってどのくらい?」「10分で350文字打てます」
これなら解りやすいだろう。
世間を納得させるのには世間的な証明書が一番解りやすいと思う今日この頃。
車のバッテリーがあがった。
一週間か、もしかしたら二週間近く車に乗っていなかった。
もちろんこの炎天下の真夏の中、エンジンもかけずに屋根のない駐車場にほったらかしだったので
心配はしていたのだが、その心配は案の定的中した。
今日はアポイントがあって、しかも車じゃないと不便なところへ行かねばならない。
朝、駐車場へ行って車に乗り込み、イグニションを回す。
「ククククク」とか細い悲鳴を一度上げたきり、うんともすんとも言わなくなった。
ライトもつけっぱなしじゃないし、半ドアでもなかった。
なんでバッテリーがあがってるんだ。しばらくほったらかしだったので、すねたのかな。
先月12ヶ月点検に出したばかりだというのに。
しょうがないのでボンネットを開けてみる。
無論、開けてみるだけで、俺が見たところで何の解決にもならん。
念のためバッテリーの上を少し拭いてみてもう一回チャレンジ。やっぱ駄目。
しょうがないので近所のモービル石油まで歩いて行って、来てくれるように頼む。
ここには以前もお願いしたことがあり、1500円かかるがちゃんと来てくれるのだ。
隣のシ○ルは来てくれないし、JAFなんぞ呼んだらいくら取られるかわからない。
ブースターケーブルで軽トラに繋いでもらい、エンジンをかける。
この暑さでバッテリー液が減ったのかと思ったがそうでもないらしい。
「平成8年のですから、バッテリー自体が弱ってるかもしれませんね。
しばらくエンジン切らずに走って充電してください。切ったらまたあがるかもしれませんよ」
兄ちゃんは親切とも脅しともとれる台詞を残し、去っていった。
しかしこんな時ほどガススタンドの兄ちゃんが頼もしく見えるときはない。
俺はバッテリーあげる度に、「いつか自動車整備士の免許を取ろう」と固く決心するもの。
兄ちゃんの指導にしたがって大阪から名古屋まで走る走る。
途中一度パーキングに寄ったが、もちろんエンジンはかけっぱなし。
さて、200キロほど走って目的地の取引先へついた。
これだけ走れば相当充電されてるはずだ。思い切って一度エンジンを切ってみる。
そして念の為、もう一度エンジンをかけてみると、
「ククククク」
200キロ走ったにもかかわらずバッテリーはまた死んだ。
よく考えたら兄ちゃんの台詞には続きがあった。
「すぐにディーラーさんで見てもらってください」
やはり人のいうことは最後まで聞くものだな。反省しよう。
取引先の駐車場なので、まあ知ってる人もいるかと思ってしばらくうろうろしていたら、
誰かが車で出掛けようとしている。
人の迷惑顧みずその人の前に立ちふさがって車を止め、
「すいません。バッテリーがあがっちゃって・・・」
と訳を話し、繋いでもらうことにする。
幸いなことにどこかであったことがある人らしく、
向こうは俺の顔を知ってくれてて、快く引き受けてくれた。
やはり常日頃お目に掛かる人にはご挨拶を欠かしてはならんなと、
訳がわからないところでまた反省をしてみる。
1回ではかからず、「いよいよ死んだか」と思って不安になったが、
2回目でちゃんとかかった。
今度止めたらもう動かないということが判明したので、
もよりのディーラーを探し、バッテリーを交換してもらった。これでやっと大阪へ帰れる。
なんか名古屋までバッテリー交換しに行ったような日だった。
いや仕事もちょっとしたけど。
何ヶ月か振りかで後輩と飲んだ。
そんなに飲みすぎたつもりもないのだが、結構酔ったようだ。
あまり食べなかったせいかもしれない。
一軒目は居酒屋。前と感じが変わって沖縄料理が多くてちょっと困った。
二軒目はその辺のサントリー系のバー。
後輩は聞いたこともないカクテルを頼んで大失敗していた。
一口飲んでみたが、すげえ不味かった。
ので無理やり全部飲ませた。
電子レンジで揚げ物を温めるとふにゃふにゃになるのに悩んでいた。
から揚げもとんかつもてんぷらも、油が出てふにゃ〜っとなって、なんかまずい。
で、焼けばいいんじゃないかということにごく最近気がついた。
しかしフライパンで焼くとフライパンを洗わなくてはいけないので、それはめんどくさい。
で、ガスレンジの(うちは電気だが)真ん中の魚を焼くところでなんでも焼けばいいと思いついたのだ。
と思っていたら、友人が「うちはオーブンであっためるよ」と言うのだ。
目からうろこが落ちた。
うちの電子レンジは5年間「あたため」「レンジ」「分」「秒」のボタンしか押されたことがなく、
1万円かそこらの暖めるだけの電子レンジと同じ役割しか果たしてこなかった。
しかし何を隠そう、うちのは「オーブントースターレンジ」なのだ。
その辺のチンピラレンジとは訳が違う。結構高かったんだ。
いざというときのために、オーブントースターレンジにしたのだ。
「いざとなったらケーキだって焼けるぜ」とか。いや一生焼かないと思うが。
よくみると、「トースター」とか「オーブン」とか「なまもの解凍」とか
いろんなボタンがついている。
「いざ」という時がやってきたわけではないが、久しぶりに説明書を取り出して使い方を確認する。
「オーブン」は余熱がいるらしいのでめんどくさいらしい。
で「トースター」でチキンカツを暖めてみる。
するとあーら不思議。電子レンジよりかなり時間はかかるが、カツがカリカリのまま温まる。
おまけにちょっと焦げ目もついたりして香ばしい。
そのことを発見したのはとてもうれしいが、
今まで気がつかなかった自分の馬鹿さ加減と、
5年間も機能を存分に発揮できなかった電子レンジに申し訳なく、
「宝の持ち腐れ」という言葉を噛み締めた日であった。
靴を捨てた。
新しい靴を買ったので、古い靴をひとつ捨てた。
もう何年も付き合ってるプレーントゥ。横浜で買ったことまで覚えてる。
ヘタリ具合というか皺加減が気に入って、へたっても履いていた。
外側も少しヒビが入って、中もボロボロ、一度修理したソールも少しとれかけ。
だから捨てるつもりで新しい靴を買ったのだ。
靴を捨てるタイミングってのは難しいもの。
お気に入りのものならなおさらだ。
捨てようと思って最後に磨いたのだが、
どうしても捨てるのが嫌で、ソールを接着剤で貼り付けてみた。
ところが接着剤が表革についてしまって、いくら磨いても取れなくなってしまった。
おまけに布で磨くと布のほこりがついてしまう。
まあ新しい靴と比べるとかなりボロボロなので、そこでやっとあきらめがつき、
ごみ箱にほおり込んだ。
これを書きながら後ろを振り返ると、その靴がこちらをのぞいている。
今でもごみ箱から出してもう一度復活させたい誘惑にかられそうだ。
書いてるうちにくやしくなって、もう一度見てみたら、何とかなりそうなので、
結局また磨きなおして玄関に復活させてしまった。
あほか俺は。
暑い。大阪は今日史上10番目の暑さらしい。
夏は暑い方が夏らしくていいのだが、今年はほんとに夏らしい。
玄関のドアを開けると、比較的緑の多い俺んちのまわりは気が遠くなるような蝉時雨。
「夏だな」
「え?」
「いやもう夏だなって」
「夏はもっと暑いわよ」
夏になると思い出す村上龍の小説の一説なのだが、今年は疑うべくもなく暑い。
なんかここんとこ冷夏といわれることが多かった気がするので、
この暑い夏は俺は実は嫌いじゃない。
どうでもいいがいくら若い娘の間で流行っているからといって、
ババアはキャミソールを着ないように。
年寄りは羞恥心を持って、肌を隠すお洋服を着ましょう。
今日初級シスアドに申し込んだ。
試験まで足掛け3ヶ月あるので何とかなると思うのだが、
友人に聞いたら結構難しいらしいので、どうかなあ。
ま、以前からやりたいと思っていたので良いきっかけだと思って適当にやってみよう。
今日は淀川の花火大会だったらしい。
浴衣のおねえちゃんたちがあちらこちらにいる。
日本人なのかな、浴衣といえども着物はいいものだ。
茶髪やら金髪やらガングロやら派手なメイクやらそれぞれなんだが、そこはそれジャパニーズ。
みんなそれなりに似合ってる。金髪のアップってのもそれなりにいいものだ。
ただ、総じてみんな着方がだらしないのが気になった。
うなじは少し開いてるくらいが色っぽいと思うのだが、
他はびしっとしてた方がかっこいいと思う。でもみんななんかルーズ。
お着物を着る機会ってのがもっとあればいいのに。
今のとこお祭りの浴衣か、成人式の振袖だけだもんな。
ということで今日から俺は「お着物推進委員会」会長になった。
お正月、成人式、入学式、七夕、夏祭り、秋祭り、卒業式には
ぜひ着物を着てほしいものだ。
ナショナリズムを喚起されるようなところもあるが、
ただたんに、着物は見てて楽しい。
仕事で、半年振りの取引先に行った。
半期に一度、一週間缶詰になって朝から晩まで商品とにらめっこをする仕事。
これが終わらないと夏もこないし春もこないっていう恒例行事だったのだが、
俺は今期から仕事としては関係なくなってしまったので、今回はただの陣中見舞い。
知った顔が何人もいるのだが、仕事として参加してないとなんか蚊帳の外っぽい。
なんか部外者って感じがしちゃった。
参加しているときは、仕事しながら無駄話する時間は結構あったのだが、
非参加者として訪ねていって、無駄話するというのはやはり失礼だし、
なんか今回はみんな忙しそうに見える。
知り合いともいろいろ話をしたかったのだが、
挨拶もそこそこに差し入れを置いて帰る。
うれしかったのは
今は俺から担当者が変わったのだが、
「あんな奴いらないから、君もう一回担当してよ」といってもらったこと。
リップサービスだとは解っちゃいるけど、
真面目に仕事しててよかったなと思うのは、こんな時だ。
ここ2,3日パソコンの調子がおかしかった。
「オヤジ」とカタカナに変換すると、必ず強制終了してしまうのだ。
かといってカタカナ変換が全部できないわけではない。変換できる言葉もあるのだ。
何故か「オヤジ」だけが出来ない。オヤジ一言にそんなにこだわる必要もないとお思いかもしれない。
しかし「オヤジ」には「親父」では表現できないニュアンスがあるし、
オヤジと打つ度にフリーズしてはたまらない。
「オヤジ無変換ウィルス」というのが流行っているという説は聞いたことがないので、
何かが壊れているんだろう。
とりあえず、スキャンディスクを「完全」でかけてみる。駄目。
アンチウィルスもかけてみる。駄目。
じゃあ何かソフトがいかれているのか。
MS-IMEを再インストール。駄目。
Win98セカンドエディションで直るワードのバグがあったような気がしたので、
ちょっと嫌だが98SEも再インストール。駄目。
もう駄目だ。いよいよフォーマットするしかないのかと憂鬱になる。
しょうがないので久しぶりにIBMのサポートに電話をかけてみる。
IBMのサポートは親切で電話の案内では「最近買ったマシンのサポートしかしません」
みたいなことを言うが、ちゃんと対応してくれた。それにひきかえマイクロソフトは最悪だ。
で、IBMではやはり結果は判らず、
「限りなく初期状態に戻してみて、それで駄目なら再フォーマットしかないでしょう」と言う。
声から推測するにおばちゃんなのであんまりよくわからないんじゃないのかな、
などと思ったが、まあハードのせいじゃなけりゃしょうがないか。
やはり日本語制御システムのMS-IMEが原因ではあるらしい。
がっくりして、再フォーマットの事を少し聞いて電話を切る。
初期状態にしてみようとアップグレードしてたMS-IME98を元の97に戻そうとしたら
「唯一の日本語システムなので削除できません」と言われる。
しょうがないので駄目もとでマイクロソフトのサポートに電話をする。
マイクロソフトは「一回電話したらそこから90日しかサポートしません」システムをとっていて、
俺はすでに一回電話して、90日たっているので多分駄目だろう。
が、ワードとIMEを別ソフトと考えれば何とかなるかもしれない。
無償サポート番号にかけてみると案の定「もう90日たっているので無料サポートはできません」と言う。
「ワードとIMEは別ソフトじゃないの?」と聞いてみると
「同梱ソフトなのでだめです」という。ケチ。
知りたけりゃ有料サポートへかけなおせと言うので「有料サポートっていくらかかるの?」と聞くと
「こちらは無料サポートなので解りません」だと。
で、仕方なく有料サポートへかけてみるとなんと一件に付き4000円(税抜き)も取るという。
「年間サポートもありますが」というおねえちゃんのお誘いの声をあきれながら聞き流し、
落胆して電話を切る。いよいよフォーマットしかないのか。
フォーマットもいやだが4000円払うのはもっと嫌だ。
少し考えてみて、ある掲示板で「辞書ファイルが壊れてるのかもしれない」というのを聞いた。
それを手がかりにマイクロソフトのオンラインヘルプのページを見てみる。
これなら電話代だけでOKだ。
するとちゃんと「変換すると強制終了する場合」なんてのがある。
やっぱ辞書ファイルが死んでるんだな。
自分の辞書ファイルを見てみると、登録してある単語が14語くらいしかなくなっている。
ヘルプにしたがってIMEの辞書を作り変えたら、ちゃんと元通りになった。
あーよかった。一時は買い替えまで考えてしまった。
辞書ファイルはやはり完全に飛んでいるらしく、今までこつこつ登録してきた短縮単語や、
顔文字などがほぼ全部飛んでしまった。しかし再フォーマットする手間を考えたら、
辞書くらいどうってことない。
ざまあみろ、これ以上MSに金払ってたまるもんか。
電車の中でギターを抱えた少年を見た。
その少年は多分小学生くらいで、大事そうにそれを抱えていた。
きっと親戚の叔父さんか誰かにもらってきたんだろうな。
古風にも風呂敷に包まれたそれはもう見事に古いガットギターで、
多分俺んちにある20年ものより古い。
ペグのとこなんか埃まみれで、かなり使い込まれたんだろう、ネックなんか色が剥げている。
でもそれは少年にとってファーストギターで、
手にしたばかりのギターはきっとうれしいに違いない。
「15の時通りのウィンドウに飾ってあったギターを見た時」なんて歌を思い出した。
あの少年はどんなギタリストになるんだろう。
今なら、布袋を神様と仰ぐギターキッズになるのかな。
それとも19やゆずみたいにアコギ少年になるのかな。
すっかり魂抜かれちまって、壁に向かって毎日ギターを弾くような奴になるのかな。
少なくともあんなに憧れたレスポールを、
自分で小銭を稼ぐようになったからといって金に飽かせて買って、
買ったもののやはりギターを変えても練習しなければ巧くならないことに気づいて
ほったらかしにするようなギタリストだけにはなってほしくないものである。
懸賞当たり。
NTT西日本大阪支店の『夏トクi・iキャンペーン「i・iほうだいプレゼント」』で
「ISDNはじめちゃんのカードケース」が当たった。PCカードを入れるのにちょうどいいかも。
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