ちょいと遅くなったので、珍しく晩飯でも食おうとかということになって会社の人と居酒屋へ。メインは仕事の話だが、あまり飲まない人って、しらふの時の方が仕事の話をするのかな、仕事が終わったら仕事の話はしないのかな。俺なんかは割と仕事の話でぐちぐちタイムになるのだが、仕事の話半分、プライベートの話半分みたいな感じ。あたりまえか。まあ酔った時に真面目な仕事の話の伝達事項でもあるまい。今みんな忙しいし、酒飲みが少ないので晩ごはんを食べる機会というのは意外とない。俺としてはよかったかも。

　とどこおりなくごはんは終わり、なんだかんだで飲み直し。調子に乗ってもう2軒寄ってしまい、結局は終電逃しでタク帰りの時間。

　ここんとこ、網タイツが流行っているようだ。割と普通のおねえちゃんでも穿いている。しかし、網タイツというのは、非日常的なアイテムであったはずだ。相当セクシーな場面でしか穿かなかったはず。というか、かたぎさんが普通には穿かなかったよな。しかしここんとこ日常化している。今や一般化してしまった網タイツに「セクシー」という記号は付加されていない。網タイツは嫌いじゃないが、日常化してしまえばなんの意味もない。数年前に流行りかけた変な柄物のストッキングを復活させてるねえちゃんもいるが、あれはどうかな。

　ところで網タイツの次はバックシームストッキングの復権であろう。俺は常々バックシームが何故支持されないのか疑問に思っているのだが、網タイツの次はバックシームしかあるまい。つーか今そんなもの売ってるのかな。

　ついでにピンヒールの復活も期待したい。太目のヒール、厚底の次はこれしかあるまい。事実キャバサンというのか、パンプスもどきのつっかけ系はおねえちゃん系にはこの春ひそかな人気なので、次はピンヒールが復活するに違いない。

　バックシームストッキングと、ピンヒールの黒のパンプス。これこそ女の王道であると俺は思っている。そんな女いたら、何されてもいい。愛しのマリリン･モンローだ。

これ、趣味がきつすぎるのでそのうち消すかもしれません。あしからず。

　今日ソフマップへ行ったらアメックスの販促をやっていた。スクラッチカードをもらって、当たりだったら何かくれるというので削ってみた。当たったのでボールペンを貰った。もちろん全部当たりの勧誘だ。「アメリカンエキスプレスをご存知ですか？」というので「持ってます」と言ったら「そうですよね」と即答されてしまった。そうですよね、ってどんなリアクションだ。もっと突っ込め。俺のゴールド見せてやる。いや、プラチナに勧誘されてもそれはそれで困るのだが。

　新しいパソコン買っちゃいそうだ。安いバイオで12万。いいじゃん。クリオ付きでフラットで18万。いいじゃん。チューナー付きの旧型RXで17万、いいじゃん。じゃあ新型のCD-R、DVD付きで20万。そのほうがいいじゃん。こうしていい方へいい方へ予算は上がっていくのであった。

　金曜の夜11:00過ぎにケータイに入っていた電話がどうやらクレームの電話ではなかったらしく、月曜の朝から怒鳴られる事もなく、まあ無事に過ぎた。少し重い出来事もあったが、とりあえず今もめるわけじゃないし、今こなせる仕事を今無事に過ごしたという、割とかわしきれた一日かも。いや、気が重いこともあるけど、寝れないほどじゃない。何しろ気が小さいので、ちょっとした事で寝れなくなってしまうのだ。酒飲めばぐうぐう寝れるけどね。じゃあ毎日ぐっすりじゃねーかよ。

　今日は面白い懸賞の当たりがあった。三和銀行から1500円振り込まれていたのだ。三和銀行の何かのキャンペーンで当たったものだが、なんの通知もなく、今日いきなり振り込まれていた。「当選は発送を持って発表に代えさせて頂きます」というのはよくあるが「振込みをもって発表に代えさせて頂きます」というのは珍しいな。現金が当たったってのも初めてだ。でもなんか実感がないな。帳面で増えただけだし。でも嬉しい。

　どうもおっさんくさくなっているようだ。昔から「今風」を追っかける芸風ではないし、ダサ坊にはならないようにしていたつもりなのだが、最近は方向がオヤジ化しているようだ。まあ、今風かどうかはともかく、本人的には結構気を使ってるつもりだったのだが「たるんでる」みたいな事を言われて結構ショック。

　かといって仕事でもプライベートでも「頑張ってる」とか「一生懸命」とかいうのを見せるのは好きじゃないのでまあそれはしょうがないのかなとも思う。頑張っているところは見せないのに背筋を伸ばしていて、しゃんとして見せているというのは結構難しいかも。頑張ってたり背伸びしているひとは自慢話や俺が俺がっていうことが多いし、そういう奴は好きじゃない。でも、ことさらだらだらしてるように言うとほんとにだらだらしてるように見えるんだろうな。まあ俺はだらだらしてるけど。でも、他人にだらけて見えるって事は、どこかがだらけているんだろうな。緊張感がないのかもしれない。

　一番素敵なのは自慢話が少ないのに、ビッとしてる奴。たまにいるんだこういう奴が。まあ俺としては自慢話が多くてビッとしてるように見える奴より自慢話はなくてだらけてるタイプが好きなんだろうな。無論最悪なのは自慢話が多い上になんにつけダサ坊の奴。結構いるんだ、これが。

　久しぶりに懸賞で当たりらしい当たり。サントリーの「ココロあるモニター」で角瓶が当たった。

なかなか豪華なセットなので写真にて公開してみます。

角瓶一本、ミネラルウォーターひと缶、グラスひとつ、レンズ付きフィルム1個。ちなみに実家の住所でも応募したのだが、実家にも当たったらしい。まるもうけだ。ここんとこサントリー系とは相性がいい。飲料会社、特にサントリーは大人数に当たる懸賞が多いので、お暇なかたは応募してみてはいかがでしょう。

　検定試験が終わったので、心理的にはかなり気楽である。いや日々勉強してたとかそんなことは全然ないのだが、「勉強しなきゃ。でもやりたくない。ああ、自分で申し込んだくせに勉強もしない俺ってなんて出来ない奴なんだろう」などという罪悪感にさいなまれることがないからだ。これで英語の勉強に専念できるというもの(笑)。

　気楽なので朝から久しぶりに雑誌を読んだりしてのんびり。ちょっと気になってる投資信託の勉強などをしてみる。いや、勉強といっても雑誌読むだけなんだが。

　おでかけついでに阪急へよってみる。催し物会場での最終バーゲンがあるのだ。「ナウファッションバザール」というお題のこのセールは、意外な出物があって俺は結構楽しみにしている。

　今回の出物は、前回の時に俺が20000円で買ったジャケットが10000円に値下がりして出ていた。まったく同じ色のまったく同じ型。かなりショック。よほど売れなかったのかな。なんか買わないと気がおさまらなかったので、わけわかんないメーカーのネクタイを2本とTシャツを一枚買った。春らしい色のネクタイが欲しかったので、ま、なんでもいいからひとつ買っとくかという感じ。タイは基本的に締め捨てなので俺は基本的にはそんなに凝らない。

　夕方、ダイエーの9割引セールに行ってみた。買う気はないが話題なので行ってみなければ。ダイエー自体はそんなに混んでいるわけではないのだが、9割引きセール売り場の前には30人くらい並んでいた。こんな田舎の店でも入場制限をしている。３分ほど並んでいたが行列は動く気配もない。すると警備員が「えー、もう商品はほとんどありません。サイズも色も選べるほどありません。紳士物はもう何もありません」などといかにも「もう商品はないんだから並んでも無駄だよさっさと帰れ」と言わんばかりのアナウンスを始めた。しかしそんなアナウンスありかな。親切のつもりで言ってるのかもしれないが、みんな呆れて苦笑していた。

　まあきっとほんとにスカスカ状態なんだろうなと思ったので、売り場も見ずに帰ってきた。ニュースでもやってたが大賑わいだったみたいだな。ちなみに食品売り場もすこしだけ様変わりしていた。ダイエーといいサティといいなかなか大変な様子。小売さんが元気になってくれないとやっぱ景気は回復しないような気がする。

　なんだか中途半端に忙しい。急ぎの仕事があるのに先方がつかまらなかったり、オフィスにいたいのに出かけなきゃならなかったり、出かけたら出かけたでケータイに死ぬほど電話がかかってきたり。どうもちぐはぐだ。なんだかんだで9時まで会社にいたのだが、やらなければならないいろんな情報が入ってきて、軽いパニック状態で頭がパンク。こりゃだめだと思ってケツまくって帰ってきた。帰ってきたら23時過ぎに会社からケータイに電話が入っていた。なんだろう。気になるな。どうでもいいがそんな時間に電話するのはやめてほしいものだ。

　隣りの会社のおねーちゃんとちょっとお話したり、アルバイトの若いねーちゃんとお茶飲んだりして、なかなか憩いのひとときもあった。しかし驚き。アルバイトのおねーちゃんは二十歳なのだが、オヤジが俺と7歳しか違わないというのだ。確かにモーニング娘。の加護のオヤジは俺より年下らしいが、実際にそう言われるとかなりぴっくり。まあ二十歳の娘は大袈裟にしても、もうお父さんの年齢だと再認識してしまい、結構へこむ。

　おまけに「親子って言ってもおかしくない年齢差ですよね」とダメ押しをされてしまい、さらにへこむ。あまりにくやしいので今日から若作りする事を決心する。なんやったらモヒカンで茶髪にする覚悟だ。

　一時の三日三年三ヶ月のめげめげ状態からは少し復活したようだ。というか、あまりものを考えている暇がなくなったのかもしれない。趣味の事ですら、「こなす」というレベルになっている。なんか趣味の事はだらだらやりたいのにな。反動でここんとこ金遣いが荒くなってきた。まあ働いてるんだから好きなことにつぎ込むのは別にいいか。たいした趣味があるわけじゃなし。このままほっとくと絶対新しいパソコン買っちゃうね、俺は。

　有休である。正確にいうと代休だ。ま、だからといってどうという事はない。今日は何しろ検定試験なのだから、休みという感じでもない。おまけに昨日2時まで飲んでいたので、もうヘロヘロ。吐くほどじゃないが、目が醒めたらもう出かける時間。試験の内容は別項で。

　代休とはいうもののケータイに電話はいくらでも掛かって来る。俺も連絡しなきゃいけない事がひとつふたつあったし、いちいち「今日休みなんですが」と宣伝して回るわけにも行かないので、黙って受ける。「事故があったりしたら困るし、休みの日はゆっくり休んで欲しいから」という謳い文句で強制的に出す事になった月間スケジュール表はどうやら機能してないらしい。試験が終わったらオフィスに寄るつもりではあったのだが、やはり今日中に終わらせなければいけない仕事も発覚し、5時頃からオフィスで仕事。

　オフィスに寄れば仕事はいくらでも出てくるし、懸念の仕事も思い出す。結局代休だというのに8時前までオフィスで仕事。只働きだと思うと余計疲れるな。

　実は今日、俺がおっさんである事が発覚した。いや、もうどこから見てもオヤジの歳なのだが、今まで俺はそれを認めてこなかったし、そんな事はないと思ってた。ところが、である。２5、6の子とも話は出来ると思っていたのだが、それは年齢層が混合している場合の話。20代の子同士の話にはまったくもって参加できないのだ。

　いままでは20代、30代、40代とかいろんな世代が混合している中でしか20代の子と話す機会がなかった。ところが20代だけの会話の中には俺は完全に、入っていけないのだ。テンションも違うし、話題も違う。音楽の話も趣味の話も、おねえちゃんの話も、とにかく立脚点が違うって感じだ。相槌を打っても突っ込んでみても、俺のつっこみはどうやら違うらしい。あまりにも話についていけないので、とうとう完全にただ聞くだけになってしまった。百歩譲って単に俺が場違いなおっさんだとしても、場違いというだけではなく、会話の中にわかんない事や俺の概念にない言語、脈絡のなさが多すぎた。若い子の話ってのは俺の若い頃も含めて身内ネタに落ちがちだが、そんな感じなのかな。上手く言えないが、絶対的なジェネレーションギャップを今日感じた。無論、ついていく気はないし、否定する気もない。

　しかし、自分の意見が採用されない会話はよほど面白くなかったらしく、俺は自分の御機嫌を直すのにいつもより3杯余計のウィスキーと、午前2時までの飲み直しの時間を必要とした。明日試験なので、早目に帰って勉強しようという構想にもかかわらず、気が済むまで飲んだ。で、気がすんだ。10歳違うって事はこんなに違って、こんな事は「あり」なんだなと痛感した。だからといって若い頃に戻りたいわけじゃない。若い子とおんなじ事は出来ないけど、今それをしたい訳じゃない。言い訳に聞こえるかな。でも、違う。若い子についていけないのはくやしいけど、ま、俺は俺でいいかなと。

　割と地道な月曜日。少し話して、少し解決がついて、少しもやもやして、まあ解決なしのブルーマンデー。けつまくって7時半には会社を出る。明日やればいい事は明日やればいいし、明日少し早く出なくてはならないとしても、今日はもう帰りたかった。いまだに解らない事はたくさんあって、それはもしかしたら俺だけが解ってなくて、俺しか困らない事なのかもしれない。こんな文句は誰に言えばいいんだろう。ちょっと困る。偉い人に言わないと解決つかないし、言っても解決つかないことはままあるし。そろそろ言うか。

　だいたい今7時間寝る。途中何回か起きるが、7時間寝ないと気がすまない。日常をきちんと生きていく事が今の俺のテーマだし、睡眠時間を削ってまでしたい事もない。でもそんなに寝てても夢見が悪かったりするんだな、これが。出来れば仕事の夢や、追いかけられる夢は見たくない。

　珍しいことに、最近人と話したい。仕事でも、仕事じゃなくても。仕事でメールが多いし、情報量が少ないのかな。人恋しいわけじゃないのだが、無機質な情報のやりとりと、情報優先の状況に嫌気がさしているのかもしれない。弱気な自分に気がつき始めたので、強気モードになるのもそう遠くない。

　子供じみてるのはやだけど、大人の振りをしてればいいってもんじゃない。いつから大人になったんだ俺は。そのうち暴れるな。いや、暴れる。

　日曜日ってほんとにあっという間だな。俺は仕事とプライベートを極力切り離して考えるタイプなので、仕事をしつつ休み、プライベートにかかわらせながら仕事をするということが出来ない。休みの日でもうちで私的に近い仕事の処理をしたり、仕事の事を考える事は誰でもあると思うんだが、そんな中でプライベートを楽しむのは結構難しい。中にはいるみたいだね。仕事はライフスタイルのひとつって思ってたり、「なんで有休の時に電話しちゃいけないの」って、仕事とプライベートを分けてない人が。ま、そういう人は幸せだ。オフィシャルもプライベートも一緒なんだから、なんとも思わないんだろうな。嫌な人には出来ないからね。きっと聞いたら「せざるを得ない」とかいうだろうな。タフなのは認めるが、人間仕事に苦痛があればそんなに46時中仕事に関わってられない。

　昔言われた。「休んでてもうっかりしてると仕事の事ばっかり考えちゃうから、全然関係ないことに没頭して仕事の事無理やり忘れないと休みだと思えないんだよ」って。それはそうかもな。でも俺は仕事じゃない時は何もしたくない。「遊び」のことにスケジュール組んで一生懸命遊ぶのはなんか好きじゃない。だって俺、怠け者なんだもの。一生懸命遊ぶのは、楽しくないし、優雅じゃない。

　先日買ったスーツとブレザーがお直しから上がってきて、今日宅配便でやってきた。洋服がふたつもいっぺんにやってきて、ちょっと贅沢な気分。どちらも試着して、ちゃんとお直ししてもらったのだが、スーツはちょっとタイトで、ブレザーはお直ししすぎて、ちょっとバランスが悪くなっていた。まあ、俺は大きめで着るのが好きなので、スーツのほうはジャストサイズといえばジャストサイズだ。しかしちょっと太ったらもう駄目かもしれない。早目に着倒すか。まあどちらも激安価格なのでいいかなと自分を納得させてみる。

　スーツと一緒にカードの支払い明細書と住民税の取り立て通知もやってきた。なんだかな、好事魔多しか。住民税、なんだか知らんが五万もやってきた。書類、簡単に読んでもよく解らないので再通知が来るまで払わない事にする。しかし延滞金かなんか取られてもばかばかしいのでやっぱりちゃんと払おかな。

　なんか週末だというのに仕事の終わり際が悪く、もやもやした感じ。でもまあお休みになるのでとりあえず忘れることにする。なんかしょぼいので焼肉屋さんで飯を食って帰る。帰ってきたら随分懐かしい友人からの電話。俺も大騒ぎしたかったな。

　ところでこのページはYahooでもヒットすることが発覚した。びっくりだ。俺はロボット型が好きなので、自分ではinfoseekをよく使う。で、infoseekだと「なげやり倶楽部」を検索すると確実にヒットするので、ちょっとうれしいのだ。しかし驚き。どうしてYahooでヒットするんだろう。あそこは他薦か自薦で登録しないとヒットしないと思いこんでいたのだが、違うのかな。カテゴリ別の登録と違って、普通の検索ならやっぱりヒットするように出来ているのかな。その辺は謎だが、なんかうれしい。

　９時半には帰ってきたのにな。ごはん食べて、メールの返事書いて、友人と一本電話してたらもう寝る時間。帰ってきた時はゆっくりできると思ってたのに、あっという間に時間は過ぎる。ま、明日行けばお休みだから我慢できるけど。

　悲しくはないし、健康で体力も弱ってるわけじゃないんだけど、なんか泣きそう、というかちょっとセンチメンタルモードに入ってる。生きていくにはおセンチモードより喧嘩腰モードの方が都合がいいんだが、今ちょっとモードが間違ってる。別に喧嘩腰モードにしたいわけじゃないけどね。

　追い詰められたり、視野が狭くなってる時は選択肢が狭くなったり、逃げ道が見出せなかったりする。実はほんのちょっとだけ視点を変えれば活路はいくらでもあるのにね。と思えるという事はまだ俺に余裕があるということだ。いざとなったら一匹狼で生きていけない事もない。いや、一匹狼はつらいが、道はいくらでもあるんじゃないのか。

　「どんな事例も避けられなかったり逃げ切れないほど大きくはない」。昔読んだ本の中の一節。

　たとえば目の前にとてつもなく大きな壁がある。おうおうにして人はその壁の前で立ちすくむ。「先へ行けない」と。しかし、先へ進む事が目的であれば、方法論はいくらでもある。梯子を使う、回り道を探す、地道に通れるだけの穴を開ける、ヘリを使う。

　目的は何なのか。壁をぶち壊す事が目標であるのなら、壁をぶち壊すだけの発破やクレーンを準備する事が必要だ。しかし、先へ進む事が目的なら問題は壁じゃなくていかにして先へ進むかということだけである。万里の長城だって、どっかで途切れてるだろう。

　真っ向から勝負する。素敵な事だ。避けられない最後の最後は肉弾戦さ。しかしそうそう決戦ばかりもしていられない。抜け道を知ってることもやっぱ余裕として必要だろうと思う今日。

　朝、いつもより早起きの仕事で、やな仕事だったのだが、無事にすんでひと段落。かと思えば、夕方いい歳になって説教されたり、あちらを立てればこちらが立たずの関係にちょっと悩む。

　ので、友人を誘って飲みに出かける。結構気が済む。気のおけない友人てのはありがたいもんだ。いつもは縁のないバレンタインデーにチョコもらって、さらに幸せ。結構遅くまで飲んで、いろいろ話したりしてやな事はふっ飛ばしてもらった。とても楽しかった。

　帰ってきたらめいっこからバレンタインデーのお手紙が届いていた。幸せはこんなとこにある。おまけに心遣いのあるメールが夜中にふたつ。やなことはいつもあるけど、楽しい事もたまにある。だからそんな人の優しさが嬉しい。

　せめてこの幸せを忘れないうちに、直接は伝えられない嬉しさだけを書いておこう。明日になれば忘れちゃうかもしれないし、薄れちゃうかもしれない。

　だから俺はいろんなひとに愛してもらってるんだってば。願わくば愛してもらってる分だけでもお返しできますように。

　今日は7時の新幹線で東京に行かねばならなかった。昨夜は都合よく早目に眠くなったので、10時前には寝た。ところがどっこい、早く寝すぎたのか、1時2時3時と「寝過ぎたー」と思って1時間おきに目が醒める。相当プレッシャーだったのかな、それとも睡眠時間充分だったのかな。

　ま、それはともかく、新興宗教に誘われたり、熊に追いかけられる夢ばかり見るので夢見も悪く、結局4時頃から起きてしまう。まあ6時には家を出なければいけないので都合がいいと言えば都合がいい。ちょっと寝足りなかったので新幹線の中で結構寝る。退屈しのぎにはこれもちょうどいい。

　帰りの新幹線は一人だったのでビール、お酒、水割りと飲んでいて、いい感じになったので寝ようと思った頃に取引先からややこしい電話。名古屋から京都まで電話していた。

　ややこしい商談になるので同僚に一緒に行ってもらうように頼んだ。この時点で20時半頃。オフィシャルにしても結構遅いとは思ったが、まあ緊急なので頼んでみた。返事が来たのが23時半。返事をもらったのにもかかわらず、バイブレーションモードのケータイに気がつかなくて俺がコールバックの電話をかけたのが23時40分。にもかかわらず彼は快く引き受けてくれた。逆だったら絶対俺はぶち切れてるか電話なんかしないな。よく出来た人だ。見習おっと。

　「めざましテレビ」をやっているのにお休みというのは実に気分がいい。そんな訳で寝ているのももったいなく、7時半から起きだしてしまう。

　昨日セットアップしたVAIOのチェックをして、注意事項などを少し書いて送り出す。やったのは結局ソニーへの登録、インターネットとメールの設定、プロバイダへの接続設定、マイクロソフトオフィスの立ち上げ、ロータスのインストールくらい。父は表計算ソフトはロータスが得意らしいのだ。ちょうど使ってないロータススーパーオフィスがあったので、インストールしてみた。役に立ってよかったじゃねえかよ、ロータス。3年もうちで寝てたのにね。　

　ほんとはCD-Rも使ってレンタルCD焼いたり、画像ソフトもいじってみたりしたかったのだが、それをやってるといつまでも手放せなくなりそうなので、とっとと父の元へ送ってしまうことにした。やっぱ新しいパソコンは良いし、俺も新型を買いたくなっても困るし、「新しいパソコンを俺のにして、今の古いパソコンを送っちゃおうかな。初心者にはこれで充分」などと訳の解らないことを考え出してしまったので、早々にVAIOくんとは別れを告げた。

　多分、俺、次もThinkpadを買うだろうな。俺はマウスをほとんど使わないので、トラックポイントがとても重要なのだ。今タッチパッドの方が多いと思うけど、タッチパッドは慣れないと相当使いにくいと思う。願わくばIBMがノート市場から撤退しませんように。

　３連休の中日。心理的にも非常に余裕がある。何もしなくても良いし、何かしても明日もお休み。そんな訳でゆっくり洗濯と掃除をする。俺の記憶が確かならば、多分３週間ぶりの掃除だ。エアコンのフィルターも掃除して、ユッカの枯れた葉っぱも手入れして、昨日買ったばかりのバイオもセットアップして、ちょっと書き物もできて、なかなか楽しい。

　結構いろんなことが出来た。これは昨日も結構早めに寝れたし、明日も休みということに非常に関係しているだろうな。同じことをしても休みが一日だけだと、ゆっくりやってるというより、追われてやっているような感じがするもんな。

　修理に出してたジッポが帰ってきた。このジッポは病弱らしく、修理に出すのは2回目。2回ともちょうつがいのところがはずれた。写真では解りにくいのだが、帰ってきたら何故だか中身が新品に取り替えられてピカピカになっていた。中は何ともなかったのだが、新しくなったので、まあいいか。

2回目なので「保証書も一緒に送り返してくれ」とお手紙を書いて送ったら、「2回目以降も同様に送ってください。保証書はなくても修理しますのでだいじょうぶです」とお返事をもらった。もちろん保証書も送り返してくれた。なかなか親切である。ただ、丁寧に書かれてはいたのだが、書いてある紙が便箋ではなく、どう考えても真四角ではない社内で使ってるメモだったのが、現場らしいというか、心温まるというか、なんか妙にほのぼのしてしまった。

　今日新しいパソコン、VAIOを買った。言わずとしれたソニーの名機。この2月に発売されたばかりのバリバリの新製品「PCG-FX55/BP」だ。買ったのは事実だが、実はこれは俺のマシンじゃなくて、父のファーストマシンだ。

　「50歳から始めるパソコン」なんて本を読んで勉強してはいるのだが、「こんな若い奴の読む本じゃなくて、もっと年寄向けの本ねえのかよ」という父のため、俺が選んでパソコンを買う事になった。

　ひとのマシンだからということはないと思うのだが、別に迷わず即決だった。「SONY」で「オールインワンA4ノート」で「20万円程度の奴」を買おうと決めていたので、迷いようもない。おまけに1月に買おうと思ってた機種の新型を待ってただけなので、実は迷う必要もないのだ。

　本体を買って、メモリも買って増設してもらって、プリンタも買って記録メディアも買って。J&Pはソフマップよりすいてるくせに、店員が少ないのか俺が買うっていってんのになかなか店員が寄って来ない。説明もらってた店員さんもなんだか忙しそうであちこちに説明している。買う旨を伝えるとかなり親切になって、プリンタやマウス買うとこまでずーっとついてはきてくれるのようになった。まあその辺は難しいといえば難しい問題で、下見に行ってるときはやたらに話しかけられても困るが、いざ買うときに店員がいないとかやる気のない店員ってのは困りものだ。

　そんなこんなでやっているうちに結構いい時間になった。送ってもらうと明後日になるということなので、パソコンだけ手持ちで帰ることになった。たいした大きさでもないのだが、ノートとはいえ意外と重かった。これで今日から使えるし、送料1000円儲かると思いもしたが、1000円払っても送って欲しいような重さだった。

　疲れてしまったので、セットアップは明日。いいぞー、CD-Rもついてるし、CPU700MHｚだし、ハードディスク20GHｚだし。欲しくなりそうで困っている。

　今日から英会話学校のレッスン再開。詳しくは別項で。

　新年会。というには遅すぎるのだが、付き合いの長い知人との本年初会合。昔は同じ会社に勤めていたのだが、今はバラバラ。それぞれの話が聞けて、なかなか楽しい。ま、久しぶりなので俺も含めて、みんな自分のネタを喋りたかったりするので結構話は飛ぶが、それはしょうがない事。知り合いの近況を聞くのはやっぱ面白い。

　二次会はショーパブ。なんか中途半端だったが、酔っ払いにはちょうどいい加減かなと。まあほどほどに飲んで、親睦を深めるという感じか。気心が知れて、利害関係のない飲み会は気楽かも。

　3日ほど悩んでいて、今日も「やっちゃまずいけどやらなきゃしょうがねえな」と思ってた仕事の件で、やったとたんに留守電に電話が入っていた。こちらのスタンスをさらけだしちゃ拙いので時限爆弾を仕込んでおいたら、案の定、というか仕込み通りに向うが引っかかってきた。向こうは結構俺を追い込んでるつもりだったんだろうけど、土壇場で向こうが弱みを見せた。状況はそんなに変わったわけじゃないんだが、心理戦で勝ったという感じ。心理的に重い仕事なのでウィークエンドも引っ張るだろうなと思ってたのだが、急に気楽になった。俺の手の内をさらけ出させといて、自分の手札は隠したいなんてのは絶対許さない。ま、駆け引き下手の俺に読まれる様じゃ、彼も上手くないタイプだな。

　お弁当が嫌いだ。特にコンビニ弁当が嫌いだ。というか食った事もない。仕事先とかでお弁当が出ることがあるが、それも嫌いだ。コンビニのお弁当を何の迷いもなく食べられる人って、結構うらやましいかも。今日コンビニへ寄って、おなかが空いてたのでお弁当とか、パスタとか買って、あっためて食べればいいかなと思ったらやっぱ駄目。それを何の迷いもなく食べられれば、遅く帰ってきてもそんなに食生活に困らないのに。

　多分基本的には冷たい食い物が好きじゃないんだと思う。で、暖めればいいかというとそういう問題でもない。ひとの作ったものはできたてじゃないと嫌なのだ。多分「作りおき」ってのが嫌なんだな。居酒屋とかにいってもカウンターの上に乗ってる大皿に持ってある卵焼きとか酢漬けとか、そういうものは好きじゃない。まあもともとひとの作ったものは好きじゃないんだろうな。

　もちろん外食はするし、一人暮しが長いのでスーパーのお惣菜だって買ったりする。ただ、いまだにコンビニのお弁当には抵抗がある。昔は、ほかほか弁当も駄目だった。しかし、ほか弁はある頃から食べられるようになった。暖かいし作りたてだしね。一人暮しが長くなってからスーパーのお惣菜も食べられるようになった。これは実は大阪へ来てからの話。一人暮しはなにかと不便なので、やはりお惣菜は便利。

　もともと好き嫌いが多いこともあるし、食べ物に興味がなかったってこともあるだろう。冷静に考えれば、毎日手作りのあったかいものを食べさせてもらって育ったってことなんだろうな。ちょっと不便だけど、その辺はゆずらなくて良いのかも。Thank you Mam.

　昨年末に「ウエラ　ジェントルケア」。これは２回目。貰えるものは当たる事になってるらしい。ありがたいけど。

　今年になってからはマンダム「ルシードスキンケアシリーズ新発売キャンペーン」の「Wチャンス賞」でウォッシングフォームが当たった。Wチャンスっていうとこみるとはずれなんだろうけど、はずれにしちゃ結構いい。

　もうひとつは「Mobile!秋号読者プレゼント」でテレフォンカードが当たった。これは実は季刊誌なのだが、夏も当たった。誰も読んでないんじゃかなとちょっと心配になるが、当たりはもちろんうれしい。

　なんか今日もたいした仕事してないのに、結構へこむ。「お断りします」とか「出来ません」とか否定的な事をいわなきゃいけない商売ってのは結構難しい。我を通すってのは意識してなきゃ楽なんだけど、意識してこちらの意見を押し通さなきゃならないってのは結構厳しい。「偉そうに」とか「プライド高すぎんじゃねえの」とか言われるけど、そこを通すのが俺の仕事。そこを引いたら今度は俺が役立たずって言われちゃう。お引きが来るのに断るなんて殿様商売だなって他人は思うかもしれないが、丁寧に下手に出てきて頂いたものを、失礼にならない様に断らなきゃいけない商売ってのはやな商売だ。中には捨て台詞を吐いて踵を返す人もいる。悲しいくなるがまあしょうがないと思わざるを得まい。頼まれてるものを断るんだ。捨て台詞のひとつくらい吐きたくなるだろうし、そのくらいは甘受せねば。

　でも、泣いて頼めば何でも通るってのもそれはそれで間違ってるか。ごねたもん勝ちとか、泣いたもん勝ちで通るんだったら俺もいくらでも泣くよな。今まで泣いて頼んだって、誰も聞いてくれなかったもんな。でもな、断るのは気持ち良いもんじゃない。でも、俺は鬼になる。

　久しぶりの出張。当然直行。なんだかとても気が楽だ。楽に仕事をしていくのは自分の努力でできるのかもしれない。やな感じでやるか、いい感じでやるかは方法論によるのかも、なんてちょっと思った。

　通りすがりの岡山でスーツを衝動買い。「DOMON」というJUN系のブランドの物。今期限りでなくなるらしい。最近もの買いまくり。何かの反動かな。帰ってきてベルリッツへ再入学。これは別項で詳しく。で、その後友人と飲む。

　生活は変えたくないけど、何かを変化させたいような感じなのかな。物理的にね。

　大仕事がすんだのは結構なのだが、大仕事の後はそれの処理が多いし、日常業務が滞っているという事。朝から仕事は満載なのだが、全員土曜日出勤したのでみんなそろって疲れていてやる気がでないようだ。みんな眠そうな顔をしている。「午後みんなで帰っちゃおうか」などと相談しながら仕事を続ける。しかし午後になるとみんなヘロヘロ。「4時に帰ろう」「5時には帰ろう」などといいながら仕事は続き、それでも珍しく定時に帰れる事になった。

　定時上がりなんて入社以来初めてじゃないだろうか。まあ今日はどっちにしても早上りするつもりではあったので、お直しに出しておいたスーツを天王寺までとりに行く。袖と丈とウェストと裾を詰めて、お直し代だけで5000円もかかったそのスーツはお直しの甲斐あってほぼどんぴしゃのサイズに整っていた。なかなか満足。

　前回来た時、バーゲン品のブレザーも試着したのだが、俺のサイズはなかったのだ。で、バーゲン品なのにもかかわらず「他の店にそのサイズの在庫があるのでお取り寄せできますよ」と言われたので、わざわざよその店から取り寄せてもらっておいたブレザーも試着して買う。これはなかなか親切なシステムだ。さすがビームス。ゲロ安なのでサイズは実はどうでもよかったのだが、わざわざまた寸法とってお直ししてもらう。プロパで買えばけっこうするのにね。バーゲンシーズンだったらその日にお直しなんかしてくれないのに、とても丁寧にお直ししてくれるのは結構気分がいい。プロパのスーツ買ってもここまでだろうというくらい丁寧に接客してくれる。ちょっとビームスの評価上がったな。

　そんなこんなでまた無駄遣い。今期二着も同じようなダブルの合い物のブレザー買ってる。アホか俺はと思いつつ、こんな出物をほっとくわけにもいかないしね。ま、欲しいものが安いんだから買っといて損はないかなと。買わずに後悔するよりはいいだろう。どうせ着る物だし。

　実は今日は俺の誕生日である。今のところ感銘に浸っている暇もなく、軽い眩暈状態のまま一日が過ぎてしまった。正直なところ、ここ1週間は月、水、木、金と仕事と仕事がらみの飲み会で午前様だったので、何も考えている余裕がないのだ。そのうち、来週あたり考える時間はあると思うので、なんか考えよう。ま、何か考えるほどデリケートな歳でもないがね。

　休日にしなきゃいけない事をしてたら、あっという間に夕方。今日のごはんは誕生日なので一番食べたいものを食べようと思ったら、水炊きになってしまった。お酒は久しぶりに玉乃光の純米吟醸にしてみた。今日の幸せは家でゆっくりお鍋でちょっといい酒。そんな事が幸せなのはちょっと貧乏くさいが、今日どっかでパーティーしてうまいもん食わせてくれるよりもそのほうが幸せなんだからしょうがない。いいじゃん好きなんだから。強いて言えば若い娘のお酌でもついているとうれしいんだが、今日はなぜだか一人の時間が幸せ。こんなことでいいのか。

　出たくもない休日出勤。おまけに大仕事。土曜日である事も忘れるくらい気忙しい。まあ子供じゃないので割りきれる年頃になったが、気が張り詰めている。

　さて、昨日の深酒がたたるかと思ったが、無事に起きられはした。が、電車ではギリギリの時間。万が一遅刻でもしたら言い訳はばればれだし、なにより取引先にカッコがつかん。俺の仕切りだし、段取りわかってる奴は俺しかいないのだ。考えに考えてタクシーで行く事にする。土曜日の朝、道は空いてる。事故がない限り電車の待ち時間のロスタイムがない限り車の方が早い。

　果たして予定時間の10分前に着いた。ベストの時間。10分後、昨日2時まで付き合せた同僚がやってきた。続いて早目に帰った同僚が到着。開始時間に昨日俺に絡んだマネージャーから電話。少し遅れますとのこと。仕事上のアドバンテージってのは実はこんな些細なところで上がっていく。俺はその後酔っ払いというよりもまだ酔ってる状態でほとんど仕事をしないのだが、誰も文句なんか言いやしない。彼はどうも悪気のない酔っ払いのようで、昨日のことには何も触れようとせず、「俺そんなに飲んだかな」と二日酔いで潰れていた。

　寝不足と二日酔いと立ち仕事で展示会が終わる頃にはもう倒れそうだった。しかし東京組は夕方帰ればいいが、現場には撤去とオフィスへの片付けが待っている。同僚の台詞を借りれば、「大阪がこんなにヘロヘロになってるのって、誰もわかんないんでしょうね」だ。それでも必要な仕事は7時過ぎには終わり、後でいいことは月曜回しにして、「いつもより早いじゃん」と言い聞かせて重い身体を家まで運ぶ。

　飯をどうこうする気力もないので最寄駅でラーメンと餃子を食って帰る。二日酔いなのでビールも飲めない。11時には倒れる様に寝た。

　いや俺的にも数字的にもたいした仕事じゃないんだが、メンタルな部分と政治上かなり大きな仕事なのだ。土壇場になってバタバタしたり、追い詰められたりした。プレッシャーだけはかなり大きい。なにしろ担当者が俺なのだ。業界的に大きなイベント、展示会ではあるし。

　もめそうな仕事は幾つか来たが、心配してたよりは、穏便に済んだ。久し振りの人に何人も会えた。名古屋でお世話になったのに挨拶もせずに来た人、昔ながらの知り合い、近所にいるのに挨拶できなかった人。俺としてはなかなかいいイベントだったと思う。出来得ればもうすこし、俺のほうがきちんとしていればよかったのだが、まだまだ幾つになっても甘えてるな。小僧の域を出ていない。

　夜、4人ほどで晩ごはん。ここでなんと酒癖の悪い俺がからまれる羽目になる。そりゃもうひどいもんで、「お前はプライドが高い」から始まって、「期待外れだ」から「なんで嫁もらわねえんだ」から「そもそも何でこの業界に就職したんだ」まで問い詰めのオンパレード。俺もマネージャーともあろうおっさんがそんなに酔っ払ってからむタイプだとは思わなかったので、ベロベロになりながら真面目に受け答えしてしまった。というか、俺より絡み酒の奴に今までそんなにあったことがないのだ。こんな事でかなりの部分まで俺の素性を明かしてしまった。

　ま、俺も酔うと喋りたくなるタイプなので受けてしまったが、かなりプライベートなところまで手の内を明かしてしまったのは拙かったな。途中で彼もかなり酔ってるなとは思ったのだが、そこは突っ込みきれなかった。笑いでかわしたり、俺が逃げなかったところを見るとヤバイところは伏せてると思うが、何しろ酔った俺のする事、あてにはならん。

　7時頃から12時頃から飲んでたが、3時間ほど俺が突っ込まれていた様だ。同僚は飲まない人でしらふ状態なのでかなり呆れていたらしい。店がはねてから俺が収まりきらないので、歳の近い飲まない同僚を一人誘って無理やりバーへ連れていって話す。「よく我慢して頂きましたね。僕なら52回は切れてます」という台詞にまあ落ち着く。一杯で終わったはずなのだが、2時までバーで飲んでた。よく考えたら一番迷惑なのは7時間もしらふで酔っ払いの戯言を聞かされた彼だろう。

　しょうがないのでタクで帰る。同僚は同じ方向なのでまあよし。タクの運ちゃんがわざとかほんとにボンクラなのか解らないが心斎橋から家まで1時間以上かかった。あまりに道を迷ってるので途中でメーターは倒させた。家に帰ったら3時。ゆっくりベッドで寝たら起きられないと思ったので、こたつで寝る。　

　とはいうもののページも変えてないし、今気がついたので、なんてこともない。 ２月は好きな月なので思い入れはあるのだが、ちょっとこの日曜日までどうこうするつもりもないし、 気持ちを切り替えていられない。

　明日明後日と、大仕事。地道にだらだら準備してきた結論が出る。 たぶんろくな結論にならないことはわかっちゃいるのだが、 俺の知らないところで１４０万も予算がかかっているらしい。俺は金使わなくていいって言ったのに、 ある一定のレベルで金を使わないってのはそういうことらしい。 ほんとに使わないところはほんとに使わないのだが、 今やっと意味がわかる。レベルが違うってことはそういうことだ。使うレベルも違うが、 使わないレベルでほんとのレベルがわかる。やらねえほうがまだマシだってことはあるんだな。 高飛車に出るんだったら、一番低いレベルでも高飛車に出る事。 プライドを保てないなら勝負しない方がマシなのかもしれない。

　と思いつつ、書かないよりは書いたほうがましかと思って、くだらない日記を続ける今日この頃。

　東京から出張で来たマネージャーとごはん。あまり話す機会がない人なので、こんな時じゃないとゆっくり話もできないし良い機会。よく親睦を深めるなんていうが、初手から地方の支店に転職したりすると、本社の人と仕事で必要な話以外をするチャンスはまずないので、出張の時くらい飲んで話をしとかないと、会話量が増えない。ま、忙しい会社だったり会社の癖によっては、プライベートな話や雑談をする時間てのは顔合わせててもなかなかとれないしね。

　有名らしいお好み焼き屋でモダン焼きを食べる。酒飲まない人との食事はこの辺がつらいのだが、自分はビールも飲まないのにちゃんと頼んでくれる。おまけに彼は大阪にいきつけのバーもあるのだ。しばらく大阪にいたらしいのだが、酒も飲まないのにマスターと知り合いなほどの行き付けのバーがあるのにびっくり。おまけに俺も行った事のある店でよけいびっくり。梅田は意外と狭いな。

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