なまけものと風邪があいまって、ほんとに何もしない3連休になった。掃除もせず、靴も磨かず、お出かけもせず、うだうだしていた。何をしているかというと、ネットをしたり、テレビを見たり、お昼寝をしたり、ビデオの整理をしたり、ほんとにどうでもいいことをしていた。ただ、俺としてはそういうことがすごく楽しいので、かなり満足だ。

　ちょっと風邪気味なので、「動く」とか「真剣に物を覚える」とかいう事ができないのが残念だが、ゆっくり寝ろという体の指示なんだろう。今日もまたおひるねをしてしまった。こんなに寝てるのに風邪が抜けない。まあまたこたつで寝てしまったので、風邪にはよくないかも。今日近所の薬局へ咳止めを買いに行った。1200円もしたのに全然効かない。かといって祝日なので医者は休みだし、困ったものだ。

　ぼけっとしてると時間はあっという間に過ぎちゃう。したい事はたくさんあるのに、できる事は少ない。書きたい事も色々あるのだが、ただだらだら書き綴るこの日記を書くのがやっとである。　

　でもまた二日仕事したら休みだから、ま、いいや。仕事中に体を休めて風邪を直そう。ウォーターベッドがこないとこの風邪は治らないのかな。

　問題は体調である。飲み過ぎで疲れているのかと思ったら、どうも風邪をひいているようだ。ここんとこ夜中に咳き込んでいるのでおかしいなとは思っていたのだが、やっぱり風邪かも。昨日しんどかったので10時から寝たのだが、あまりよく眠れずに夜中に何度も起きた。鼻と喉が痛くなってきたので風邪薬と咳止めを飲んでまた寝た。

　10時間近く寝たのはいいのだが、起きてみてもやっぱり風邪っぽい。別に熱はないので寝こむほどではないのだが、なんかだるい。何しても中途半端な。

　そんな訳で午後もまた3時間もお昼寝をしてしまった。風邪っぽい上におこたでうたた寝をしたのでなんかよけい悪化したような気がする。おひるねしたのに一杯飲んで晩ごはんを食べたらもうおねむ。これはきっと身体が俺に休めといっているんだなと考え、おとなしく寝る事にする。しかしほんとになにもしないお休み。ま、こんな時期もあるかなと。

　さて、そんなこんなでゴールデンウィークの始まりである。しかし今年は私は全然盛り上がっていないのである。2日有休をとれば9連休になるという大型連休だというのに。理由はある。ひとつは仕事がたてこんでいて、休みを取りにくいこと。なんか9日間も会社に行かないとちょっと心配なのである。というか、有休とっても仕事のケータイが絶対鳴るに決まってるし。

　もうひとつは、有休をとって9連休にしても何の意味もないこと。なぜかというと、今年はどこへも行かないからである。私は大体ゴールデンウィークには田舎へ帰るのだが、今年は帰れない。何故かというと田舎へ帰っても誰もいないからである。なんと、可愛い息子をほっぽって夫婦で海外旅行へ行くというのである。何たる暴挙。

　隠居状態の年寄りが海外旅行へ行って、いい若いもんがどこへも行かずに部屋に引きこもってパソコンで日記を書いているというのは、どう考えても間違っているような気がする。

　で、気がつくと今週は全然日記の更新をしていない。あっという間の一週間であった。というかいただいたメールにも全然お返事もしていなかった。軽い引きこもり状態というか、夜遊び三昧というか。どっちやねん。

　ということでとりあえず更新したふりだけしてみる今日この頃。

　さて、問題は駅前である。なんと、うちの駅前にミスタードーナッツとマクドナルドと、スーパーと本屋がいっぺんに出来たのである。これはすごい。大田舎だったうちの駅前があっという間に小洒落た商店街に。

　実はうちの近所は私鉄が地べたを走っていたのだが、駅の高架工事をしたので高架下がショッピングセンターになったのである。まあ長い事工事はしてたのだが、やっと完成したのだ。

　という訳でさっそく今日寄って来た。それにしてもとてつもなく便利である。ミスドとマクドはできればケンタッキーの方が良かったのだが、まあしょうがあるまい。しかし本屋さんは便利だ。今まではほんとに「田舎の駅前にある本屋さん」しかなかったのだが、今回のは結構でかい。かなりちゃんとした本屋さんである。文庫のコーナーもコミックスのコーナーも結構充実してるし、なにより売場面積が結構広いので品揃えが豊富。本屋好きの私としてはもうたまらない。ちなみに私は読書好きという訳ではない。CD屋さんもくっついていて、なかなかいい。まあCDはほとんど買わないけどね。

　で、もうひとつうれしいのが食品スーパー。なにしろうちの近所にはスーパーというものがダ○エーしかなく、私の食生活の90%はダ○エーに支配されていたのだ。そこでイカ刺しが安ければイカ刺しに、豆腐が安ければ湯豆腐になっていたのである。なにしろ選択肢がないんだから。

　しかしやっと対抗馬がやってきた。そんなに安くもないのだが、そこはそれ○急系のスーパー。例えば冷凍食品のコーナーにはブイトーニのパスタが並んでいるような、ちょっと気の効いた感じの店である。スーパーってのは通ってみないと便利なのかどうなのか解らないけど、まあ選択肢ができたのはとてつもなく嬉しい。しかし、この不況のご時世、こんなライバルがやってきて大丈夫かダ○エー。

　ここんとこミナミに新しいお店が何件かできるので、新規取引がらみの仕事。都会での仕事ってのは時代と一緒に仕事をしているようでちょっとだけ楽しい。

　夜は友人と晩飯。久しぶりに餃子を食し、お気に入りのバーへ行く。街っておもしろいもので、時間帯や一緒に行く人が違うとまた違った顔を見せる。なんか旧知の友人とゆっくり話す夜は、心なしか宗右衛門町すら落ちついて見える。

　帰ってきて気がついたらテレビジョンが火曜日のままになっていた。夜遊びが過ぎるな。こんなにテレビ見ないんなら、なんかあっても無駄なんじゃねえのかテレビジョン。

　ここんとこ勉強と称して夜遊び探検隊が続く。今日も新規開拓をしてみる。2日続けて同じ焼き鳥屋さんに行ったらさすがに顔を覚えててくれたようで、常連さんみたいでちょっと楽しい。サービスで葛餅と漬物を出してくれた。

　漬物はともかく、焼鳥で酒飲んでる最中に葛餅はいかがなものか。

　昨日は泉佐野、今日は和泉府中。もう南の方へは行きたくない。俺は北の方に住んでいるので、どうも南の方の雰囲気になかなか慣れないような気がする。いや遠いから行きたくないんだけどね。

　こないだ初めて入ってみて一人でも居やすいちょっと小汚い焼鳥屋で晩飯。その後は勉強を兼ねてまた外人バーへ繰り出す。

　めちゃめちゃへこんだ。なんかサラリーマンとしてこれでいいのかと思うくらいへこんだ。もう考えたくないくらいへこんだ。で、考えないようにしてたらあまり深刻になる前にへこみは直った。へこみが直ったらまあ、人間たまには反省も必要だな。などと大人ぶってみる今日この頃。

　知人と4人ほどで晩ごはん。最近会う女性はみんなキャラが立っている。元気な女性はやっぱりキャラが立ってるし、魅力的である。女性二人はキャラ的には正反対のタイプなのだが、魅力的な女性からはやっぱオーラやらフェロモンが出てるもんだな。

　そういえば最近キャラの立った男にあってないような気もする。いやしょぼい男の筆頭は俺なのだが。なんかなー、最近またしょぼくなってきているので、せめて矜持だけでもきちんとしておかなければならんなと思う今日この頃。何かに一生懸命になるとか、新しい事を始めるとかね。なんかたるんでるのかなー。いや、どうしたって根がたるんでるので、それはそうなんだが、外面くらいはしゃきっとせねば。

　昨日早く寝たので、早起き。6時くらいから起きる。起きたけど眠い、でもよく寝た感じ。だからどうしろって。誰に文句言うわけにもいかないし、別にそれはそれでいい。

　2日間ゆっくりうちにいるのは久しぶりなので、けっこうゆっくりできる。結局時間があってもすべき事を出来るわけではないのだが、余裕がないと出来ない事、例えば本棚の整理とか、つまらないDMの整理とかは出来る。どんなつまらないものであっても、物を捨てるのは大変で、むしろ買うときよりもエネルギーがいるかもしれない。

　うーん、やっぱ葉っぱ隊凄いな。「生きているからラッキーだ」だもんな。その軽みのあるスタンスを大事にしたいな。やんなるくらい健康で、生きているからラッキーだってのは実はアイロニカルじゃなくて、人間として基本的で一番素敵な事かもしれないな。それを体現してる事もそうだけど、そう思えるだけで実は幸せなのかもな。

　そんな訳で眠い時に寝るのが幸せなのでもう寝るし、、明日の健康のために今日も寝る。

　問題は体力の低下である。ここんとこ週末になると体が弱っている。なんかおじいちゃんみたいだが、土日にじーっとしていると直るので、ほんとに「弱ってる」っていう表現がぴったり。風邪が抜けきっていないのかもしれないが、今週は喉が痛くてせきが出る。

　昨日も普通に寝て、今日は8時に起きたのだが、ごはんを食べたら眠くなって11時から16時までおひるねをしてしまった。いやそれはもうおひるねなんてもんじゃないな。5時間も寝てるんだから。かといって熱があるわけでもない。なんだかな。なのでなんだかぼーっとしている。寝過ぎだろうな。

そうこうしていると宅配便がやってくる。懸賞の当たりである。今日の当たりはサッポロビールの「サッポロ北海道生搾りできたて実感便」でサッポロ北海道生搾り350ml　6缶とグラス2個。

ビールが当たるのは久しぶりなのでなかなか嬉しい。暖かくなってきてビールの旨い季節だし。

　ちなみに今週他にもノエビアから「DCギフトカード　\500」とサントリーから「角瓶オリジナルブックマーカー3種」が当たった。あと、マガジンハウスからダカーポが1冊送られてきた。何のコメントもなくただ送られてきただけなので、はずれなんだか当たりなんだかよく解らん。

　東京で会議。本社からフランス人の偉い人がやって来て、なんだかインターナショナル。ミーティングに外人が3人もいると、なんか外資っぽいな。なので午前中はほとんど英語でのミーティング。相変わらず聞き取れない。簡単らしいジョークでみんな笑うので、やっぱくやしい。道は遠いな。

　今度コリアへ研修旅行に連れてってくれるので、パスポートの用意をしておけといっていた。ほんとかよ。

　お昼はオフィスの近所の小洒落たカフェ。ランチ1300円もとるくせにもの凄く無愛想なおねえちゃん。恐るべし恵比寿のカフェ。眺めもいいし、不味くもないので女性にはいいのかもしれないが、女性向の店というのは基本的に落ちつかない。やっぱ俺、どんどんおっさん化してるな。

　帰りしなオフィスの近所で晩ごはんを食べる。年下の子と3人で食べたので、いいところを見せようと思い、「いいよ」と言って俺が払った。定食だったので安いかと思ったら、8,000円近くかかった。恐るべし東京の焼鳥屋。

　帰りの新幹線はワイン飲んで酔っ払って寝てしまう。丸々1時間半は寝ていた。

　昨日松江から帰ってきたばっかりなのに、朝イチで和歌山。和歌山をやっつけたら東京へ移動。時間はないんだけど、一日は24時間でいいや。30時間あったら多分労働時間が増えるだけだし。

　のぞみの中でパソコンを開いてお仕事。なんかこれ見よがしに見えるかもしれないが、今日中にやっとかないと間に合わない仕事なのでしょうがない。しかし新幹線の3時間というのは意外と事務処理ができる。ちゃんと情報の入ったノートパソコンとケータイがあれば結構いろんなことがカタがつくものだ。ケータイにもガンガン電話が掛かってきて、シートとデッキを行ったり来たり。まるでもう自分のオフィス状態。隣りの人には結構迷惑だったかもしれないが、俺的には仕事が片付いてまあよかった。結局2時間は丸々仕事をしていて、ゆっくり大スポを読む暇もなかった。

　東京に着くや否や新人さんの歓迎会。身内だけのシークレットギグかと思っていたら、全メンバー集合のオフィシャルの飲み会だった。まあ全員そろって飲むことはあまりないので、それはそれでなかなか楽しい。久しぶりにちょっと騒いだ。

　その後2次会は懐かしの六本木へ繰り出す。なんか大人。

　松江の仕事をやっつけ、大阪へ。22時までオフィス。先日行ったちょっと気に入ってる鮨屋で晩飯。もう閉めかけていたのだが、「いいよ」というので入ることにした。でもどんどん片付けているので落ちつかない。飯食わせてくれるのはありがたいんだけど、落ちつかないのでとっとと帰れといわれてるのは間違いない。親切なんだけど、なんかどっちつかず。まあ、うちに帰ってもごはんがないのでやっぱりありがたいかも。

　宝塚の仕事をやっつけ、松江へ出張。松江って島根県らしい。産まれて初めて行った。ここんとこ初めての土地へ行く機会が結構ある。まあ仕事で行くので観光できるわけでもないから、どこ行ったって一緒だけどね。

久しぶりに飛行機に乗った。何年ぶりだろう。どう考えても4年くらい乗っていないと思う。しかもプロペラ機。60人くらいしか乗れない小さい飛行機で、かなりうるさい。しかも地上が見えるくらい低空飛行なので結構怖かった。

飛行機もチェックインの待ち時間とかあって、結構時間はかかったりするが、4時間もかけて特急で行くよりはかなりゴージャスである。なんかビジネスマンって感じはするかも。たとえプロペラ機でも。前、米子へ夜行列車で行った時になんかしょぼくて結構懲りたんだもん。

こんなことで仕事が楽しくなるんなら、仕事は楽しくした方がいいに決まってる。

　ちなみに松江。駅は立派なくせに、まわりは何にもない。ホテルの近所の炉端焼きで焼鳥、揚げシューマイ、塩サンマなどを食す。どこ行っても食うもの一緒だな、俺。

　ホテルでマッサージ呼んでみた。ここんとこ重い鞄をしょって歩いているので、結構腰とか背中に来てるのだ。痛かったけど気持ちよかった。やっぱり肩凝りとか腰痛は筋肉にはならないらしい。というか腹筋がなくなってるから腰痛に出るんだそうな。では今のとこ俺の筋肉疲労を改善できる可能性はないな。「若いんだからまだ筋肉は復活できるよ。運動した方がいいね。年取ったら復活どころか筋肉を維持するだけで精一杯になっちゃうからね」と言われた。えー、金払ってるんだから客の俺に説教しないように。

　何ヶ月ぶりかで7時台に家に帰る。理由は簡単。姫路から会社へ戻ると8時を回ってしまうので、久しぶりに直帰したのだ。今週はけっこうスケジュールが詰まっているので、体力温存も兼ねて。

　でも時間はあっという間に過ぎる。

　部屋が片付かないので、ユッカ君とベンジャミン君をベランダに追い出すことにした。いつもはゴールデンウィークに出すのだが、邪魔なのでちょっと早めに追い出した。まあもうそれほど寒くなる事もあるまい。甘やかしていたら天井に届くほどでかくなってきたので、奴らが部屋からいなくなると結構広々とする。もう少し片付ければウォーターベッド購入計画実現も夢じゃないかも。

　休日出勤というわけではないのだが、出掛けたついでにオフィスに寄って只働き。驚くべきことに俺は今日、「休日に只働きしてでもこの仕事だけはやっておきたいし、やっといたほうが楽だ」というワーカホリック状態に陥ってしまった。今までだったら考えられない事だが、今仕事がちょっとたて込んでいるのでまるでこの土曜日が詰まった仕事を解決できる「魔法の一日」のように感じられたのだ。　

　実際には正味3時間ほどで終わる仕事なのだが、平日21時から3時間の労働時間をとるのは結構きつい。午前様になっちゃうしね。

　そんな訳でごほうびに前から欲しかったサドルレザーのベルトを買おうと思ってビームスへ行ったのだが、あいにくサイズ切れ。やはりプロパで物を買うなという神のお告げであろうか。Badluck boy健在である。

　気がついたらキッチンのシンクに食器がひとつもころがってない。ということは俺は今週家で飯を食っていないという事だ。ふりかえってみると、月曜日は英語のレッスンを兼ねて外食。火曜日は焼鳥屋。水曜日はお鮨。木曜日は友人と晩飯。ということで外食どころかまっすぐ家に帰ってきたのは今日が初めてらしい。どおりでヘロヘロになってるわけだ。いくらなんでももう少し家にいたいものだ。つーか、夜遊びもほどほどに。

　俺は家にいるのが死ぬほど好きなのだが、今週はちょっと違った。へこんでいるわけではないのだが、なんか家で飯を食うとしょぼくなるような気がしたのだ。一人での外飯は、基本的には好きじゃない。しかしこんなに働いてるんだから、飯ぐらいまともなものを食うとか、気晴らしくらいしてもバチは当たらないだろうという感じか。

　家も車も嫁も持ってないんだから、日々の生活くらい好きにしたっていいじゃん。ちなみにどうでもいい話だが、うちの近所のクリーニング屋のおばちゃんは俺の事を独身貴族（古）だと思っていて、家も車も嫁もないんだから、その分相当貯めてると思っているらしい。しかしおばちゃんの夢を壊しても悪いので、特に否定はしないことにしている。

　おばちゃんの中では俺は「近所のマンションに住んでいて、わりとお洒落さんで、そこそこの歳なので結構稼いでいる筈なのに、家も車も持っていないから相当貯めこんでいるだろう元ギタリスト」という事になっている。

　ちなみに近所の美容院のおねえちゃんには「いい年こいて金髪にしたり髭はやしたりするし、たまに作業着みたいなカッコで出かけるので多分建築現場関係の仕事だろうと思われる博打好きのおっさん」と認識されているはずである。

　俺がどのくらい幸せか、解ってもらえないかもしれないな。いや何も言ってないのでわかんないと思うが。

　俺はここんとこ幸せなんだよね。久し振りにメールをくれた奴、久しぶりに飲んだ奴、初めて逢って話の逢う奴、いつ逢っても親切な奴。どいつもこいつも俺を楽しくさせてくれる。俺は最近幸せに出会う事が多い。

　幸せを感じ取るには能力がいる。幸せの原型を持っている奴にはそれはたやすい事だが、まだ見ぬ幸せを求めている奴にはそれを感じとりにくい。当り前の話だ。自分の幸せが何か解ってない奴に何が幸せか解る訳がない。ちょっとネガティヴな言いかただが、今より幸せを求めてる奴には一生幸せは来ないかもしれない。いや、よりよい生活を求めていく方がいいに決まってるんだけど、まだ見ぬ何かに幸せを求めるよりは、自分の知っている幸せに現実を当てはめる方が幸せになりやすい。そして俺はまだ見ぬ未来の幸せよりも今の幸せを幸せだと思える環境にいる。でも俺は幸せなんだからいいじゃん。

　ちょっと大袈裟だが、なにかしらの致命的な欠陥とひきかえに俺は幸せを手にしているのかもしれない。明日になれば、「何で俺だけこんな目に」って思うかもしれない。でも、束の間の幸せを書きとめておきたい。

　俺は今日幸せだ。　

　久し振りにお鮨屋さんへ行った。人間なにが幸せって、おすしをおなか一杯食べる事が幸せに決まっている。まあ最近そんなに食えないのでおなか一杯って言ってもたかがしれてるのだが、とりあえずお鮨屋さんというのは幸せの象徴である。

　今日いったお鮨屋さんはなんか俺を幸せにしてくれた。一人でいて居心地のいい食いもん屋、というのは実は意外とない。そしてその類の幸せというのは金払えば叶えられるというもんではないんだなこれが。高くてまずけりゃ最悪だが、安くて旨くても幸せになるとは限らない。最近小綺麗で安くなくて不味くない居酒屋へ行ったんだが、そこは何の不満もないのに俺を幸せにしてくれなかった。例えば高くたっていいんだ。俺を幸せにしてくれればね。

　ところがこの鮨屋、気が効いててさより頼んだらほんのちょっとなんだけど皮を焼いたのを出してくれて、なんだかわかんないけど「サービスです」ってカツオのたたきの握りをひとつくれて。で、そこそこ食べたのに昨日行った焼鳥屋より安いという至れり尽せりの店なのだ。一見さんだからサービスしてくれたのかな。

　考えてみたら今日のお昼も「握り定食」ってうどんとお鮨の定食を食っていた事に今気がついた。よっぽど鮨食いたかったのかな、俺。

　ちなみに俺の住んでるマンションの1階は鮨屋なのだが、そこは安くて旨いんだけどどうも俺を幸せにしてくれないんだよね。常連さんが多いせいもあるのだが、なんか居心地が悪くて。

　近来稀に見る大冒険をした。その様子は差し支えのない程度に近日公開予定。タイトルは

　うーん、たいして面白そうなタイトルじゃないな。

　問題はタイガー･ウッズである。あの人なんなんだろうな。メジャー4連勝で2回目のマスターズ制覇。タイガー･ウッズを見ていると、もはやゴルフというものに何の意味もないように見えてくる。

　物事、度が過ぎるというか、あまり凄すぎると何の意味もなくなってくる。例えばフィルミケルソンだって凄いし、新庄が大リーグで活躍するのは凄いのよ。でもあまり格が違うと意味がなくなってきちゃうんだよね。例えばギター。あまりにも速過ぎる速弾きを聴いていると、「速い」ということに何の意味もなくなってくる。むしろギターである事にすら意味がなくなってくる。次元が違うというか、レベルが違いすぎると賞賛するよりも何か違うものに思えてしまう。例えばマイケル・ジョーダン。あんなにスーパースターの彼でさえまだ意味はある。バスケットは他人の行動に左右されるからね。いくらマイケル・ジョーダンがすごくたって、彼一人で勝手にワンマンプレイで出来る事ではないのでまだ凄みを感じる。

　しかしタイガー･ウッズ。「ゴルフの申し子」とか「神様」と言ってもなんら過言ではないのだが、そんな言葉には意味がない。「無敵」「完璧」でもない。というかその言葉は適当ではない。ジャックニクラウス、アーノルドパーマー、俺は見た事はないがジーンサラゼン、ベンホーガン。多分記録でいったら彼らよりすごいんじゃないのかな。その時は彼らが凄かったんだろうけど、どう考えてもタイガーは凄い、いや、変だ。

　なんだろう。日本の田舎の高校野球にやってきたベーブルースとか、俺にパソコンのレクチャーをするビルゲイツとか、カラーボックスのネジを止めるのに電動ドリルを使うといったくらいの意味のなさ。意味をなさないくらいレベルが違う感じ。「ラッキーボーイ」のかけらもない。力でねじ伏せるというか、力でねじ伏せるゲームなのに力む必要すらないという力量を感じる。今いなくなっても伝説になるだろう。もう十分だが、これでタイガー伝説が長続きしたら、もうゴルフはルールを変えざるを得ないと思う。意味がないと思わせるほどの凄さって、もはや感動的ですらない。

　花粉症はひどくはならなかったが、よくもならない。外に出ると鼻水も出る。明日からの仕事に差し支えなきゃいいんだが。いや、ほんとのところ仕事はどうでもいいんだ。鼻水さえ出なきゃ。

　今日は部屋を片付けたつもりなのだが、全然変わりがない。散らかってたごみを捨てただけで根本的には何も変わらなかった。いつか役に立つかもしれないいらないものを捨てるのはかなり勇気のいることだし、捨てて後悔するよりもとっといて日々捨てようかと悩むほうがまだましだ。

　生きている事は楽しい。眠い時に寝たり腹減ったときに飯食ったり、欲しかったものを買ったり。でも、生きていく事は意外と難しい。浮き世のことはどうでもいいと思えばどうでもいいし、楽しい事を見つけながら生きていくのは意外と大変だ。毎日生活の糧を得るために仕事をせねばならない。仕事が楽しい時はいいが、生活を維持していくために仕事をするモチベーションを維持するほどの楽しみを見つけるのはかなりの難問だ。

　その楽しみはそれぞれで、旅行であったり趣味であったり、買い物であったり食事であったりするだろう。あるいは仕事自体であったりするかもしれない。俺の場合は趣味はあまりなく、毎日を快適に生きていく事が趣味なので、人にも自分にも説明しにくいし、わかりにくい。食べたい時に食べたいものを食べ、のみたいものを飲みたいだけ飲む。まあ最近は身の程を知ったし、そんなに無茶もしないので経済上破綻もしてないのだが、たまにどっかでぶっ壊れないと気が済まないのかもしれない。いやぶっ壊れるっって言ったってたかがしれてるけどさ。

　なにやら文章にすると結構深刻に聞こえるな。簡単に言うと明日から仕事だし、仕事はそんなに嫌じゃないけど、積極的に仕事に楽しみを見つけ出すのは難しいなってことなんだが。実はそれは明日は絶対鮨食おうとか、キャバクラに行こうとか、そんなレベルの事で解決する話なんだけどね。これだけ読んでると鬱病みたいだな。もう寝よっと。

　恐れていた事がとうとうきてしまった。花粉症である。今年はヤバそうだったが、今日完全に来た。目が痒くて鼻水とくしゃみが止まらない。明け方暖かったらしく、ふとんをはねのけて寝ていたので鼻風邪だったことにして風邪薬を飲んでみたが、やっぱり違った。完全に鼻炎だ。

　もうどこから出て来るんだかわかんないくらい鼻水が出てくる。だんだん粘度が薄くなってくるので、ほっとくと鼻から垂れてくる。頭もボーっとしている。どうにもしゃきっとしない。今日はお出かけしなきゃいけないので、しょうがなく鼻炎の薬を飲む。鼻炎の薬はちょっと効きすぎる傾向があって、喉乾くわ眠くなるわボーっとするわであまり飲みたくはないのだが背に腹は代えられん。どうせボーっとしているのなら鼻が止まった方がいいに決まっている。ミナミまでお出かけするのに鼻たらして行く訳にもいかん。

　そんなこんなで鼻は止まったのだが、お出かけから帰ってきても眠くてボーっとしている。体が弱ってんのかな、やっぱり今年は花粉がきついのかな。願わくば今日一日で鼻水が治まりますように。

　「金曜日の仕事の終わり方が悪いと、週末中仕事のことを考えちゃったりしてやだよね」などと喋っていたら、6時過ぎにまさしくそんな電話が掛かってきてしまった。まだもめてはいないのだが、確実にもめることが判っていて、かなりの調整が必要となる仕事の依頼。よりによってなんで週末の終業後にそんな電話をかけてくるのかね。噂をすればなんとやらだ。

　しかし、もめる事はもめるけど、まだもめてはいないので無理やり忘れて月曜日から考える事にした。しかし忘れたフリをしても気になるらしく、夜遊びをして帰ろうと思っていたのにもかかわらず、まっすぐ家に帰ってしまった。中途半端な感じで、夜遊びして忘れたいほどでもないし、夜遊びを楽しむには気掛かりであるといったところか。

　どうでもいいが金曜の夜の自宅はかなり散らかっている。だいたい俺は出したものをしまわないタイプなので、お掃除をする土曜日の前が一番部屋が散らかっているのだ。もう読みかけの本からクリーニングに出すシャツからDMから何から何まで床にほり投げっぱなし。長い事住んでいるとどうしても物が増えて収納に困っちゃう。もともと物持ちもよくて、物を捨てられないタイプだし。

　新しいベッドを買うためには少し部屋を広くしなきゃいけないので、少し見なおしてみよう。春だし、本来ならば新しい生活が始まるシーズン。新しい道へ進んでいくためには古いものは捨てていかなきゃね。最近真新しいスーツ姿のおねえちゃんたちがうろうろしているので、少し自分も変わろうかなどと感化されているのかも。

　結局は野茂である。マック鈴木には悪いが、事実上の第一人者として大リーグに出て行って、考えられないくらいの大活躍をして、今日もノーヒットノーランなんぞやりやがる。今シーズンやばそうだったが、これでなんとかなるだろう。久し振りに見た野茂はもはや完全な大リーガーだった。衛星で見る「Hideo Nomo」はもはや日本人ではなく、ただ単なる日本出身の大リーガーでしかなかった。すごいことだ。どのくらいすごいかっていうと、坂本九よりも森英恵よりも川久保怜よりもすごいんだ。例えばベーブルースが、いやそれはたとえ過ぎだな、少なくともNBAのピッペンが日本人だったような感じかな。

　一時俺は否応無しにナショナリズムを喚起させる野茂の活躍が好きではなかったが、やはり野茂だな。昨日今日来た奴とは訳が違う。もはや彼は日本だけの財産ではないだろう。ああまだ褒め足りない。だから最後は野茂だ。

　ドジャース、メッツ、あと忘れたが今レッドソックス。生き残っている野茂はすごいと思う。行っただけじゃなくて生きていってるし、記憶にも記録にも残す仕事をしている。ぐうの音も出ない。

　今日は朝から南彦根まで行って、そのあと近江八幡。久し振りにオフィスには寄らなかった。オフィスに行くのは嫌いじゃないんだが、オフィスに行かないとめちゃめちゃ気楽だ。特に毎日オフィスに行かなきゃいけない必要もないんだが、最近「オフィスに寄らないといけないんじゃないか病」と、「ケータイが怖い病」にかかっているので直行直帰はなんか気楽。

　久し振りに早上がりできたので、日記を書きなおそうと思ったのだが、酔っ払って書いてても、その時思いついて書いたことはその時で完結してるらしく、書きなおすと違う事になってしまうので、ほとんど手直しできなかった。まあタイトルがなげやり日記なので、書きなぐりでもなげやりでもそれはそれでいいんじゃないかなと思う今日この頃。

　ま、いいか。

　問題は新庄である。半ば追放気味に出て行って大活躍した野茂でもなく、期待されるべくエースとして出ていったイチローでもなく、３Aからやるんだろとどうでもよく思われていた新庄だ。期待されて期待に応えねばならないイチローの気持ちは解らないが、みんながイチローに期待している感じはよく解る。彼はトヨタかホンダだ。当たれば儲けもんのベンチャー企業ではない。

　ところで新庄。なんだろう。強いて言えば世界に出ていった阪神百貨店。イチローも一応神戸扱いのエースだが、イチローは日本のエース。新庄は日本のエースじゃない。大阪のエースなんだよな。でもやってくれる。それがめちゃめちゃ嬉しい。この後どうなるか解らないけけど、俺は新庄の活躍が、期待通りのイチローの活躍より嬉しい。

とりあえず書きなぐりで更新だけしてみる今日この頃。物書きとしてはよくないが、アップデイトしてると自分でも楽しいかなと。

　会社に10時半までいた。せめて家で3時間くらいは過ごしたいな。俺は仕事とプライベートを分けるタイプなのだが、最近は仕事とプライベートの融合を考えざるを得ない状況だ。仕事をしつつ遊び、私生活でも仕事のことを考えざるを得ない。この項は別項で詳しく。→まだ書いてませんけど。

　俺に上等くれた奴には、もらった上等を必ず返す。こう見えても意外としつこいタイプだ。最近こればっかりだな。でもそんなに子供でもないので、捨て台詞くらいは言わせてあげなきゃいけないなと最近思う。捨て台詞くらい言わなきゃやってられない状況もあるし、クレームを言わなきゃいけない立場ってのも往々にしてある。

　今日、「クレームは色々あるんだけど」と言われたが、内容はなにも言われずに納まった仕事がひとつある。こっちからしたら当然の結末なのだが、向こうからしたら文句のひとつも言いたいだろう仕事。結果的には、そして帳面上ではきちんと収まったのでよかったのだが、どうもすっきりしない。いや、これ以上の解決方法もないのだが、やな仕事だ。みんながきちんと納得するようにコーディネイトするのは不可能だろう。いろんな思惑があるんだから、みんなが、あるいは誰かが少しずつ妥協せねばならないのだが、物事は理想的にはいかない。でも今日は最悪のケースは避けられた。それは、幸せな事だと思いたい。

　いちおう小ネタ仕込んだのに、何の反応もなかったので、ちょっとつまんない。これがさぶいっていう奴かな。小山のとこの大ネタにはけっこうはまった。あれがほんとに13万くらいだったら、買うかも。

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