日々のつまらない出来事を、つらつら書き綴っています。
毎日毎日面白い出来事がある訳ではありませんが、ちょっと気になった事を書いてます。

無駄遣いシリーズ第1弾 クロムハーツのリング。

二本目のリングは果たして幸運を呼ぶのか。

     

5/31 fri.

このままひきかえせば 昨日までとおんなじさ

 どうも最近もやもやしている。中途半端に忙しく、するべき事を先延ばしにしたり、見なかったことにしたり。かといって手を抜いてるわけでもないのだが、なんかやな感じ。気がかりな事がいくつかあって、片付けちゃえばいいのだが、忙しいのを口実になかなか手がつかず、かといって忘れる事も出来ず、なんかどす黒い気分が胸の奥にこびりついている感じ。どこかでぶちきらねばなるまい。

 ところで自慢の吉田カバンのショルダーストラップがぶち切れた。布の部分が擦りきれたのではなく、金属の部分が金属疲労により切れた。どのくらい重い鞄を日々持ち歩いているのか御理解頂けるだろうか。腰痛も出るし、肩こりもひどいのでもうあまり重い鞄は持ちたくない。でも、必要な物しか持ち歩いてないんだけどな。あまり荷物減らすと仕事自体が不便になるし。困ったもんだ。

 そんなこんなで今週はけっこう飲み歩いている。浮き世の憂さを晴らすには酒が一番である。そんなに飲んで酒量ほど憂さがあるのかというのはまた別問題。外食ぐせ復活か。ということで今日はお誘いを頂いて友人と晩飯。週末の夜、小洒落た飲み屋で晩ごはんってのはちょっといいかも。またタク送。

5/30 thu.

誰か俺に愛をくれ

 俺の知らないうちに話がどんどん大きくなっていく。ま、なにがどうあれ俺は俺に出来る事をするだけだがね。大げさな話が好きな奴は多いのでしょうがねえか。仕事してる自慢や忙しい自慢はあんまりすきじゃないし、そもそも自慢話はあんまり好きじゃない。

5/29 wed.

キスして欲しい

 昨日けっこう旨かったので、今日も昨日と同じ餃子屋へ行った。今日は同僚と一緒なので、昨日と違った料理を頼んでみる。

5/28 tue.

 気になってた餃子屋へ行った。前から一度入ってみたかったのだがいつもけっこう混んでて、おねえちゃん達も多いのでひとりじゃちょっと入りにくかったのだ。でも今日は空いてたので思いきって入ってみた。うまかった。

5/27 mon.

 ロックンローラーである事を確認した日。大人のフリしてカッコつけたおっさんじゃなくてチンピラでいいんだって思いなおした。

 宇崎竜童はいつでもカッコよくて、阿木曜子は20年前から詩人だった。

5/26 sun.

 久しぶりに真面目にお掃除をした。俺はこう見えてもだいたい毎週掃除をしている。しかし、ここんとこ何故だかさぼりがちであった。もともと整理整頓が下手なのと、ものが増えつづけていつまでたっても片付かない部屋に嫌気がさしているのかもしれない。

 実は俺んちにはまだこたつが出ていたのだ。もちろん使うわけではないのだが、こたつ布団を片付けるのが面倒だったので今まで出しっぱなしだった。もうクーラーをつけようかという季節だというのに。だいたいGWの頃に片付けるのだが、今年はやっと今日片付けた。なんかちょっと季節が変わった。

 そういえば最近はインテリアってものに興味を失っている。前はインテリア特集の雑誌を買ったりしてたのだが、最近はとんとごぶさた。どんどん物が増えてる上に、「収納棚を買えば部屋が片付くというものではない」「基本的にものを減らさなきゃだめだ」ということに気付いたので、今は何も工夫をしてない。かといってものが減るかといえばそうでもない。ようするに何もしていない状態である。まあ、そのうち目先が変わって興味が出たら凝ればいいかと。

5/25 sat.

Magic on Saturday

 日記って、あとで書きなおそうと思って殴り書きにする場合もあるのだが、追加したり書きなおすのって意外と難しい。その日のノリもあるし、箇条書きみたいな文体を書き起こすのはけっこう大変。

 そんな訳で今日は休日出勤。昨日間に合わなかった仕事と、たまっている雑用を片付けに。おやすみにはもってこいのいい天気。あまりにいい天気なのでうちにいるのはもったいない。仕事とはいえおでかけが楽しいくらい。まあ仕事は楽しくないけど、お散歩がわりに会社まで。

 俺はもともと仕事とプライベートは完全に分けたいタイプで、持ちかえり残業なんてもってのほか、仕事の事を家で考えるのも嫌だし、休日出勤なんかさせられようもんなら2年くらい根に持つ男だった。今は休日出勤も前より増えたし、休みの日出も電話がかかってくるし、何より毎日の仕事時間が長い。仕事とプライベートを分けられないというか、圧倒的にプライベートの時間がない。だから今は生活の中に仕事を取り入れるというか、仕事も生活の一部であると考えるようになった。たとえば休みの日に仕事用の勉強だってするし、仕事が終わらなきゃギャラも出ないのに土曜日出勤する。

 ある程度、この商売でやっていく覚悟が出来たのかもしれない。今の仕事でスキルをあげていかないと先はないし、人間のレベルを上げていくのは生活そのものだしね。知識を身につけたり、勉強をしたりするのはプライベートな時間にしか出来ないし。まあ、大人になったってことなのかな。せざるを得ない状況ってことなのかな。

  

 そんなわけで気晴らしにちょっといい感じのイタ飯屋でランチ。通りすがりに見つけたのだが、入り口から見るとちょっと本格的なレストランみたいで一瞬ビビる。中へ入るとまあちょっとカジュアルなイタリアンレストランという感じ。「いいお天気の日にミナミへお出かけしてランチ」、という感じを出そうとしてビールもつけてみる。これは楽しい。ランチのパスタは3種類あって、俺はソーセージ入りトマトソーススパゲティにした。これが旨かった。ソーセージというよりもミートボールみたいな感じでピリ辛でおいしい。お給仕さんもまあちゃんとしているし、ちょっとおいしい関係のプチ・ラパンを思わせるようなこじんまりした店。晩飯もきっと旨いんだろうけど、ディナーは6000円もするのでまあくる事はないだろう。でもランチはまた来てもいいかも。ちなみにランチ1,000円でビール700円。ビール高すぎ。

 飯食ってビール飲んだら眠くなって仕事がはかどらない。やはり自主出勤といえども仕事中にビールは禁物だ。休みの日に出てきてビール飲んで仕事できなくなるなんて本末転倒である。ひとりなので誰かと喋って眠気を散らす事も出来ないし。まあ眠い目をこすって17時くらいまでやる。

 仕事を終えてさらに気晴らしにアニエスのシャツくらい買おうと思ってミナミをうろうろするが、アニエスの場所がわからない。けっこう探してみるが、オムは心斎橋界隈にはないのか見当たらない。おしゃれさんじゃないな、俺。しょうがないのでおあずけにして帰る。くやしいので家の近所の本屋でパトレイバーを最終巻まで買う。

 今日仕事だったので早く寝て明日早起きしていろいろしようと思っていたのだが、チャットにハマって26時まで。予定は未定。

5/24 fri.

 一時期ほど忙しくはないんだけどね。さほど忙しくないのにダラダラ仕事は長い。で、なんか気の重い仕事が多いせいかやる気がない。物理的に期限が迫ってないせいか、めんどくさい上にやりたくなくて、あとで困ることは目に見えてるのに後回しにしてる感じ。すぐ怒られるのにな。日々も暇なわけじゃないけど。

 倉敷に20時までいた。そういうと遅そうにみえるが大阪に帰ってきたら22時前。大してかわんないじゃん。そんな時間でも後輩からおかまいなしに電話くるし。

 ハイな時は忙しくてもいいんだけど、ハイじゃない時はだめだ。基本的には体調なんだが、体調なんかメンタルがハイだったら実はなんとかなるのよ。今やる気がない上に体調が悪くて、おまけにメンタルでやな仕事。どっかで気合入れればそんなにやな仕事じゃないんだがな。甘えてんのかな、俺。でもこない。

 

 人間はそれぞれの美学で生きている。一番の根本は快感原則、つまり気持ちいい方向へ行くのだが、次に分岐点があり、気持ちよく生きていくタイプとカッコよく生きていくタイプに別れる。でまあ、気持ちよく生きていくタイプの人は何の意識もないまま自分の思う様に生きていく。こっちへいくとわりと人の目を気にしなくなるので、人から見るとみっともなかったりする。カッコよく生きていくタイプの人は、自分の美学に酔いすぎてしまう場合もある。

 人間には品が大事である。最近はお行儀の悪い人が多いなと思う。お行儀の悪い人って世の中にはたくさんいるが、そういう人ってどういう教育をされてきたんだろうって思っちゃう。たとえば今日電車の前に座ったおばちゃん。まずいやそうな感じで座って、狭いのにもかかわらず隣りの人との間に平気でバッグを置く。で手に持っている飲みかけのジュースを飲み出す。次に鞄の中から食べかけのクッキーを取り出して食べる。なんで電車の中でこんなにくつろげるんだと思うほどあたりまえのように食べる。次に食べかけのチョコを出して食べる。なんでそんなに食べかけのものばっか持ってるんだよ。なんかこぎたない。お行儀が悪いと思う。するのそのおばちゃん、本を取りだす。本は「NHK俳壇」であった。お前俳句やる前に常識からやりなおせよと思ったが、彼女の中ではおそらくそれが美学なのであろう。すると知識や趣味と、人間としての常識や品性はあまり関係ないことがわかる。

 じゃあ人間として何が美しい。俳句をしてるとか、美人だとか、大企業に勤めてるとか、関係がない。通用口から出入りしてる業者の俺に向かって、一瞬目があっただけで「お疲れっす」って言ってくれるチンピラ風の金髪のアルバイトが美しい。ものごと外見に惑わされるが、挨拶がきちんとできるってことは俺の中ではすばらしいことなのだ。チンピラ風にみえるが、ごあいさつがちゃんとできる。そしてそれは出入り業者の俺に向かってすらきちんとしてくれるのだ。生まれもってのものなのか、誰かにトレーニングされたのか。でも、基本的には挨拶って、育ちの過程でトレーニングされるもの。だからこそ、その兄ちゃんが感動的に美しい。

 俺は武道家なので、礼儀にはうるさい。「礼に始まり礼に終わる」のが武道の基本である。誰が武道家だという批判もあろうが、これは本人の意識の問題である。小学生の頃から武道に携わってきたのは大体ほんとである。武道家の目標というのは「俺、強くなりすぎちゃったから喧嘩したら殺しちゃうよ。だからゆずってやるよ」という境地に達して人に優しくなることである。多少腹が立っても喧嘩は出来ない。だって、強すぎて殺しちゃうからである。だから譲ったり、殴られたりすることは恥ではない。むしろ中途半端に自分の力を誇示することが恥である。だからこそ、礼儀正しくなれるというところに帰着するわけだが、その境地に達するのは難しい。

 お行儀の悪い人に対抗すると自分もそのレベルに落ちてしまう。つまり電車の行列に割りこむ人に対抗して俺のほうが先に並んでいたと我先に乗り込むようなことをすると、どっちもどっちの品性下劣である。

 人間はなりたいものになる。お行儀良く生きていこうと思うと、お行儀のいい人になるし、センスのいい人になろうと思うとセンスのいい人になる。まあセンスの問題は人それぞれだが。俺は何になりたいんだろう。これ、また書きます。

5/23 thu.

 おすし屋さん、ってのはなんだかいつだって俺を幸せにしてくれる。おすしを食べるってのはいつだって特別なことで、おすしをおなか一杯食べるってのは幸せの象徴だ。くるくる寿司が出来てから、寿司ってのはずいぶん身近になって、食べたきゃいつでも食べられるし、むしろびんぼくさい感じすらする。でも、だからこそおすし屋さんがよけい楽しいのかな。

 鮨屋ってのはなんか妙なルールやかけひきがあるような感じがして、慣れないと居づらい。でもね、おすしはいいよね。おすしを食べたいってのはなんかちょっと贅沢したいとか、おいしいものが食べたいとかそんな時。だからお値段は気になるけど、やっぱり食べたいものが食べたい。俺は基本的にたことかカッパとか安いものが好きなんだけど、せっかくおすしを食べに行って食べたいものを我慢するのも馬鹿げてる。今日は平目と鯵がおいしかった。たくさん食べたいんだけど、酒飲むとそんなには食べられない。だからよけい考えちゃうね。値段よりも食べたいものを。などといいつつ平目の縁側や大トロは頼めないフトコロ。でもいいの。食べたいものは食べたから。

 連日の飲み会でちょっと弱ってるけど、今日はなんか素直に帰りたくなかった。キャバクラで遊びたいわけでもないし、ただ外でなんでもいい飯を食うのも嫌だった。そんなときちょっと幸せにしてくれるのはおすし屋さん。今日はこれが正解。

5/22 wed.

 なんかなー。仕切ったつもりでというか、俺の仕切りで飲み会。理由は俺が一回みんなで飲みたかったから。すると俺が仕切ったんじゃなくて、みんなが俺のわがままに付き合ってくれたんだって事がわかる。いや、とっても楽しかったんだけど、俺は年長さん。断れずにつきあわせちゃって悪かったかなーなんて思う。俺としては楽しかったんだけどね。でも、そんなに嫌なら来てくれないよな。だってたまにはみんなと飲みたいじゃん。でも酒飲みは俺だけ。みんなウーロン茶とか飲んでるし。やっぱあかんか。なんか悪いことをしたような気もするが、まあ俺が楽しかったからいいか。いいや。俺、酒飲んだときの俺がほんとの俺だし。御理解頂こう。楽しかったのよ、俺は。

5/21 tue.

 絶望的な失敗は、いともたやすく、というか何の問題もなく解決した。

 予定より20分、寝坊した。普段なら時間の縮めようもあるが、今日は縮めようがない。なにしろ鳥取行きの電車は3時間に一本しかないのだ。これに遅れたらあとは3時間後。当然間に合わない。絶望感の中、また寝る。なにしろどうしようもないのだ。

 考えれば考えるほど嫌になる。業者さんとの待ち合わせに3時間遅れる。おまけに業者さんの連絡先がわからない。当然クライアントのアポイントにも間に合わないし、なんて言って良いか解らない。極めつけは3mの木の塊を搬入しなければならない上に、1m50cmの木の塊を引き取ってもらわねばならない。そしてその連絡をしてないので現場で頼まねばならなかったのだ。さらに悪いことにもしNGを出されたら俺はその木の塊をひとりでかついで大阪まで帰らなければならない。出来るわけがない。

 どうしようもないと思って二度寝したのだが、目が醒めるとさらにどうしようもない状況に気付く。朦朧としながら家を出る。幸いなことに待ち合わせの業者さんから電話がかかってくる。午後にもう一度来てくれと言う俺の無茶なお願いを聞いてくれた。クライアントも「今日来てくれればいいですよ」と、気のよいお返事。なんだよ、真面目にやってるといいこともあるじゃん。絶望は希望に変わった。

 現場につくとひとりじゃ無理だった仕事だと気がつく。出来ると思ってたが俺ひとりだったら楽々2時間はかかる準備仕事が待ち構えているのだ。俺の本業はそのあと4時間かかる。と言うことは俺は今日大阪へ帰れないってことだ。するとこの業者さん、なんていいひとなんだろう。二度足を踏ませたのにもかかわらず、俺の雑用を手伝ってくれるのだ。人手と力と技があればかなりの仕事も30分程度で終わる。俺が2時間と踏んでた仕事は彼が手伝ってくれたおかげであっという間に終わった。ありがとう米子太○工芸のおにいちゃん。俺はほんとに感謝してる。

 そんな訳であるひとりのおにいちゃんが苦労してくれたおかげで、絶望で始まったの俺の一日はとどこおりないどころか予想よりスムーズに終わった。自分の会社の仕事を手伝わない奴もいるし、よけいな仕事を手伝ってくれる人もいる。物事、金で動くんだろうけど、人間って金じゃないとこで心を揺り動かされるのかも。人の親切で絶望の一日がむしろスムーズな一日に変わった日。助けてくれる人には感謝をしよう。文句の多い日々だけど、気付かないところで俺は誰かに助けられている。

  

そばかすの天使

 新宿が嫌いだった。

5/20 mon.

 接待。いい年こいた酒飲みのくせに中途半端な店しか知らない自分が情けない。気の利いた座敷のひとつも持ってないのかね。まあ、俺は接待という経験がほとんどないのでしょうがないといえばしょうがないんだが、子供じゃねえし下戸じゃねえんだからひとつくらい持っとかんといかんな。それでもカニづくしの料理が出てくるとまあ接待っぽい。たらばとか毛ガニとか宝楽焼とか。接待経験はほとんどないが、それでも酔ったつもりで太鼓持ち。偉いさんへの中途半端なツッコミ。出来ないよりはましか。お車代を握らせるのにちゃんとくるんできっちり握らせることができるのは多分今の会社では俺だけ。世の中にはもっとうまい奴がいるんだろうけど、まあ今日のところは俺のほうがまし。その後新地へ。場所はクラブ。ボトルはバランタインの17年。バブル絶好調。なのに酔えない酒はきびしいな。クラブは身内だけだったんだけど、最初酔わないようにしてたせいか、酒量のわりに酔いが回らない。楽しかったんだけど、うちで酔うために飲む酒の方が楽しいかも。たとえつまみはポテチでも。明日6時起き。帰ってきたのは26時半。楽しかったんだけどね。俺は酒飲みでよかった。下戸だったらこんなものに付き合ってられない。ま、下戸にゃこの心理は解るまい。楽しいけど酔えない酒ってあるのよ。

5/19 sun.

 二連荘の飲み会で、二日酔いというほどじゃないんだがちょっと調子が悪い。なので一日家でグダグダ。一年ぶりにウォーターベッドのメンテをしたり、ちょっとだけ英語の勉強をしたり。まあ体調が万全じゃないとあまり動きたくないし、何もやる気が出ない。ちょっとした飲みすぎとはいえ、やはり体調は毎日万全じゃないといかんな。なんでかって言うと、人生はは普通の毎日の繰り返しだから。特別な日なんてあんまりない。だから毎日が健康で、毎日が楽しいことに対応できる気力体力じゃないとね。体調が悪いとふいの楽しいことも見逃しちゃう。健康が一番。お金と暇があっても、病気で動けなかったり、やる気もおこらなければなんにも楽しくないもん。明日からも元気で。

5/18 sat.

ボケとツッコミ

 根がどっちかで悩んでいた。俺としてはもともとツッコミだと思っていたのだが、最近ボケが好きなのだ。ただ単にボケてきたという話もあるのだが、最近どうもボケたいのだ。ボケたいというか突っ込んでほしい。どっちが本当の俺なのかちょっと悩んでいた。今日は久しぶりの友人達と飲んだので聞いてみることにした。

 友人達の答えは、俺はツッコミだと言う。俺自信もツッコミだとは思ってはいたが、ボケてる方が楽しい。楽しい方が本当の俺じゃないのか。しかし俺はボケではなかったようだ。俺のボケは決まったツッコミを期待している。つまりボケているようでもツッコミの答は俺が決めている。ツッコミが違った時にはボケきれないし、まして天然ボケではないし、ボケても誰も拾いきれない小ボケの方が多い。おまけにツッコミが違った時には「このボケ殺し」と言うし、突っ込まない奴には「突っ込めー」と突っ込む。それじゃまんまツッコミじゃねえか。

 俺の中のボケはツッコミが突っ込まれた時の逃げなのかもしれない。まあもともと小ボケや遠いボケを拾うツッコミのほうが難しいと思っているし、それは俺も望むところだ。そして人の評価がそうであるならばやはり俺はツッコミとして生きていかねばなるまい。いや、そんなたいそうなものじゃないんだがこれで決心が出来た。俺はやはりツッコミとして生きていく。今まではあまり知らない人や年上のひとには突っ込めないところがツッコミとして決定的な弱点だったのだが、中途半端な小ボケはやめよう。今日からボケはやめだ。ツッコミに磨きをかける。しかしな、俺、得意なだけに隙を見つけると愛のない無意味なツッコミになる場合があるしな。まあ、久しぶりにツッコミとして生きていこう。

5/17 fri.

最後は中山

 何故だか知らんが、最近スポーツネタが続く。今日は中山である。

 こいつ、いつまでスーパーサブなんだろう。ここんとこの国際試合なんか全然出てないし、日本代表に召集されてないだろう。なのに最後に来るんだな、いつだって。ドーハの喜劇のあった前々回の時も最後のドサクサになって出場したし、前回も股関節かなんか痛めてて最後の最後で召集されたはずだ。それでも、最後にやってくれるのはいつだって中山だ。なにしろ、ワールドカップで得点をあげた唯一の男なのである。中山が来ずして誰が来る。しかし中山びいきの俺でさえ今回はもうないなと思っていたのだが、きたな中山。

 俺は中山が好きだ。泥臭いってよく表現されるが、実に軽やかだ。点取り屋、というかフォワードとして、いやサッカー選手として実に魅力的である。司令塔、ゲームメーカーなんてのが評価されがちな今日この頃だが、サッカーの華はフォワードである。問題は誰がゴールに蹴り込むかである。多分彼は努力家なんだろうと思う。中山はどう見ても天才肌じゃない。強いて言えば1%の天分を持たずに99%の努力をする男だ。それは1%の天分を持っていて98%の努力しかしない男より素敵なことだ。

 しかし中山って監督に評価されないタイプなんだろうか。土壇場では確実に活躍しているし、実績も出しているのになんか安定して代表として評価されてないような気がする。なぜだろう。俺の中ではいつだって最後に日本をひっぱってるのは中山なんだけどな。

 いつでもそうだが、今回は特に一発逆転を狙う場面にならないと中山の出番はないだろう。でも、いつだって最後は中山だ。トルシエ構想の中に中山があったとは思えないが、トルシエが世間の声に押されたとも思えない。がんばってるといいことあるのかな。とりあえず、がんばれ中山。いや、がんばってるけど。

 

 ひょんなきっかけで久しぶりに飲み会。どこもいろいろあるもんだ。たまには人のとこの話も聞いてみないとひとりよがりになって、自分の幸せにも不幸にも気付かない。

5/16 thu.

 柳家小さん師匠が亡くなった。まあ俺は「柳家」にも「小さん師匠」にも大した思い入れはないので、さほど感銘深いわけでもない。少し、考えるところがあるとすれば、小さん師匠は立川談志のお師匠さんで、米朝師匠より先に人間国宝になったらしいことだ。

 思うことは誰が言ったか忘れたが、「芸人は売れなきゃいけませんよ」という科白。小さん師匠はおそらく落語家の中で今1.2を争そう有名な落語家だと思う。プロとして、売れることは正義である。別に趣味半分でやってる奴は売れなくてもいいのよ。しかし、俺はプロ、つまり商売である限りは売れてる方が正義だと思う。

 たとえば何人かの落語会があって、10人出るとして俺の知ってる人は3人くらいだ。やはり芸人としてはどんな手段を遣っても、売れてる方がいいと思う。それは俺の商売でも同じこと。マニア受けの部分で食えてりゃそれはそれでいいが、そんな奴はいねえ。名前売る商売、人様に覚えていただかなきゃしょうがねえ。

 例えばこぶ平でいい。つまんねえ、って言われながらも売れてる。それはすごいこと。三平師匠の七光りだけではそうもいくまい。つまんねえ芸人、抱かれたくない男、来年消える芸人、それに名前が挙がるだけで、実はすごいことなんだよな。文楽や志ん生の倅、まあ談志の倅でもいいや、二代目が落語家なんだかどうだか知らないもん。志ん生の倅は志ん朝だったか。

 小さんとしては5代目らしい。大名跡なんだろうか。落語はあまり聞いたことがなかった。それでも思うところがある。合掌。

   

 ドラム見に行った。マンションだとペダルを踏むのがうるさいし響くので無理だと思っていたのだが、畳を敷けばかなり音や振動は緩和されるらしい。パッドだけのエレドラ買っても3万円くらい。フルセットで買っても10万くらい。買わないけどね。新しい趣味が出来るのはちょっと楽しいかも。

 「機動警察パトレイバー」を買った。なんか漫画が読みたかったのだが適当なものがなく、いつか制覇せねばならない作品ではあるのでいよいよ取りかかることにした。もちろん読んだことはあるんだけど。

 この作品は俺の中でオタクの代表作である。ガンダムよりもね。ガンダムオタクというのは実は世の中ゴロゴロいるが、ガンダムは世間で認知されている。ゆうきまさみのパトレイバーというのは世間に評価されていない「ガンダム」ではないかと思う。実は俺はガンダムについて全く知識がない。世代としてはファーストガンダム世代といわれる歳だと思うが、俺はガンダムに全く興味がなかったのだ。先日後輩がMGのガンプラをつくったといっていた。まあいつかはガンダムも制覇せねばならんと思ってはいるのだが、もう無理かな。

5/15 wed.

世界の青木

 青木の代名詞は「世界の」である。ジャンボ尾崎がいくらすごくたって、国内最強である。世界で勝った奴はやはり青木で、世界制覇した奴は岡本である。

 そしてとうとう丸山の時代がやってきた。いやもうとっくに来ているが、丸山米ツアー2勝目である。バイロン・ネルソン・クラシック。まあ伊沢やら友利やらメジャーでいいとこまでいってる奴もいるが、結局は優勝とそれ以下は天と値の差である。個人としての結果はメジャー何位で残るが、ゴルフの歴史に刻まれるのは勝った奴だけである。

 やっぱ丸山すごいな。世界で強い奴って、いつだって魅力的だ。しかし世界に出ていくにはやはり資質が要るんだろう。ゲロ強の頃の尾崎ですら世界は遠かったんだから。

 直行。京橋。なのに遅い。酒飲めない。ランチは英語の話。時間は1週間分ね。

5/14 tue.

多分最後の荻原健司

 荻原については何回か書いたことがある。俺は基本的にはスポーツは好きじゃない。俺の中で世界を感じさせてくれるのは、野茂、丸山、青木、岡本くらいである。中でも、荻原である。

 前の日のニュースでもちょっと見たが、朝刊の日経で荻原引退の記事を読んだ。泣きそうだった。泣くのをこらえて俺は奥歯を噛み締めた。誰がなんて言ったって荻原はすごいんだ。そう思ってスポーツ新聞買ってみたが、扱いは小さかった。けっ。

 天才肌って言うのかな。違う。俺にとって日本より世界の中で一流の奴が荻原で、荻原がいいのは世界の人なのに日本なんかしょってないこと。そうじゃない。日本を背負おうが、背負うまいがどうでもいい。強いて言えば荻原は世界標準だってこと。荻原荻原荻原。なんて言っていいんだろう。好きなんだ。スポーツマンとしては一番好き。だから俺は荻原の引退に泣いた。

 荻原のすごさはどこかで聞いてもらおう。なにかで調べれば多分誰かがいくらでもほめてるだろう。何度でも言うが、俺は荻原が好きなのだ。なんだろう。俺のイメージの中では天才に近いんだけど、多分そうじゃない、彼は努力家だ。強いて言えば変態に近い努力をするような感じ。しかも努力だとも思わずに。こう、オタクがオタクを好きで極めていく感じに近い。荻原シフトみたいなルール改正だってあった。でも荻原はやってくる。それは荻原が荻原だからだ。

 ある日突然やってきたかに見える天才は、俺の中でエースのまま消えていく。荻原の前に荻原なし、荻原の後に荻原なし。荻原のことはいつかちゃんと書く。今日、俺の中で歴史がひとつ終わった。泣くほど悲しい。実は俺は書きながらちょっと泣いてる。だけどそんなことは実は大した問題じゃない。これから荻原はもういないし、こないだのオリンピックだってもうたいしたことなかった。だけど、俺の中に荻原はいつだっている。忘れやしないし。忘れるはずもない。俺は荻原と同時代に生きててほんとによかった。あのかろみ、あの実績、あの努力。のぞむべきは、かなうならば荻原のように。無論出来る訳もない。だからこそ、荻原は素敵だ。

 今日荻原は引退した。とても悲しい。タイミングもいい訳じゃないし、カッコいい引き際でもない。てめえ北野建設で生きていけるのか。まあそんなことは俺の心配することじゃない。スポーツ選手の場合、選手生命は短い。荻原、俺より若かったんだな、やっぱり。

 ありがとう荻原。引退は淋しいけど、一生忘れない。まあ、俺のお手本だな。

 

 おねえちゃんとちょっと飲む。ちょっといい感じのごはんやさん。隣りにワハハの梅垣がいた。芸人さんだけあったなかなかいかつい感じであった。

5/13 mon.

 ひとのパソコン壊した。へこんだ。

5/12 sun.

 最近懸賞に応募していない。以前は毎週必ず1時間程度懸賞サイトで応募しまくり、雑誌を買っても切手のいらないものは必ず応募していたのだが、ここ最近はあんまりやっていない。しばらく忙しかったせいもあるのだが、「もう飽きたのでめんどくさい」のと「たいしたものは当たらない」というのが主な理由である。たまに応募しても大物か大人数のものにしか応募しなくなった。

 それでもほんとに久しぶりに当たった。ひとつは「あるじゃん」から「JCBのギフトカード」。これはまあ懸賞というよりもあるじゃんから送られてきたアンケートに対する謝礼みたいなもの。もちろん普段のアンケートを何回も送ったのできたものである。商品券ではあるが、1,000円タダで儲けようと思ったら大変なので、うれしい。

 もうひとつは「カロリーメイト オフィスデリバリーキャンペーン」で「カロリーメイトスティックチョコレート味 10箱」が当たった。オフィスアンケートってわりと当たるっていうが、意外と当たる。俺、オフィスものでは過去4回くらい当たっている。うるさい会社だと応募するとまずいんだろうな、きっと。

  

 今日もタイコの練習へ。先日ドラムサイトをうっかり見てたら、エレドラ買いそうになった。いくらエレドラでもマンションではあかんやろ。だいたいエレドラ買う予算分スタジオ行ったら大概叩けるっちゅうねん。楽しいな、タイコ。適当にしか叩けないけど、楽器の基本は打楽器なんだろうな。少なくとも俺の場合はリズムセクションというより打楽器だ。もう力入る入る。子供のとき遊びで叩かせてもらったお祭りの太鼓を思い出すね。いや、あれが基本で、あれをやりたくてしょうがないんだろうな。叩いてると、初心者ながらもいろいろある。ちゃんとしようかなと思う曲、難しいなと思う曲、そして思わずのってしまう曲。叩けるのも面白いんだが、叩かせられちゃう曲の方が面白い。人間は背伸びしがちな動物というか、面白い方へ進むんだろうな、きっと。

5/11 sat.

 倒れるように寝た次の朝、ほんとに今日おやすみで良かったなと思って目が醒める。ゆっくり寝た。なんかしよかなと思ってたんだが、なにもせず、日記を書いて、たまってた洗濯をして、ウォーターベッドのメンテなんかしてたらほぼ一日は終わる。

 電話で友人と少し話をする。事実は小説より奇なり。世間じゃあたりまえのことなのに信じられないことってあるななんて話をした。それは世間以下の俺の生活の話。信じろっていっても世間じゃもう信じてくれないんだよな。はたから見たら、俺、世間で想像される普通の人なんだろうな。いや、普通だけど、平均値じゃねえぞ。歳とるとな、ビンボくさくなるので、服とか、生活とかに気を遣わないとななんて話をした。エクスキューズのないシングルは特にね。所帯持ちで、子供がいたり家買ったりしてビンボくさいのはまだありだが、シングルがしょぼいと、「だからだよ」なんて俺より貧乏くさくてボンクラのおっさんに注意されかねないからな。もう歳とると貧相に見えてくるのよ。破れたジーパンなんぞはいてた日にゃ、なに言われるかわかんねえ。はかないけどさ。

5/10 fri.

 朝から東京へ出張。今日は飛行機なので6時に起きてタクシーを呼ぶ。しかし名指しにするが阪急タクシー、お前らやる気あんのか。毎回そうだが、こいつらいつ電話しても「今空きがありません」とか「7時(つまり1時間後)になります」とか言いやがる。タクシー業界なんて今暇だし、人も車も余ってるだろ。どの運ちゃんに聞いてもそう言うぜ。少しくらいシフト考えて増員したらどうだ。そんな朝早くから人が乗らない、なんて思ってるわけじゃあるまい、毎回車がいねえんだから。そんなわけで金輪際阪急タクシーは使わん。今度からKANKYOを使うことにした。

 久しぶりにJALに乗った。やっぱ大きい飛行機はいいな。最近飛行機にも乗ることは乗るが、松江行きの小さい飛行機ばっかりだったので、ちょっとやだった。マイレージカードも作ったのでなんか楽しい。ま、マイレージでどこかへ行けるほど頻繁に乗るわけじゃないがね。

   

 悩んだ末に帰りは最終ののぞみにした。誰にも解らんと思うが、会議の後、新幹線の時間に合わせてそそくさと帰るのは、何の愛想もないし、ちょっと自分でも淋しい。かといってお泊りするのもけっこうしんどい。姉きんちがあるので泊まるのはそんなに難しいことじゃないんだが、次の朝上野駅でひとりぽっちでいるのはこれがなかなか孤独感を感じてしまう。何故上野駅かというとつい中田商店に寄ってしまうからである。じゃあ、めいっこ達と遊んでくればいいのだが、次の日一日東京で遊んでこようと思うとそれはそれで覚悟がいるのよ。なにしろ俺は土日は引きこもっていないと気がすまない男だから。おまけに先週の土日は大阪にいなかったし。

 なので俺が選んだのは最終の新幹線。これが俺の中では最良の選択。ちょっとゆっくりできて、淋しくないようにちょっとだけでも飲めて、その日のうちに家に帰れるという。最終といっても21:18なので、実質飲んでられるのは20時過ぎくらいまで。それでも大阪へ着くのは24時近く。大阪はやっぱり遠いな。

 めずらしくオフィスでちょっと愛想をふったりして、近所のビアレストランへ。今日はお誕生日の子がいるので、ひとりの子がケーキを焼いてきた。なかなか凝った演出である。

 仕事のことでちょっと話す。「最近大変なの?」と聞かれて、最初何のことだかわかんなかった。なんか俺のことを心配してくれているようなのだが、俺は最近仕事もひと段落したし、抱えてるクレームもないので別にそんなに大変な時期ではないのだが、なんか俺、大変なのかな。もしかして俺が気付いてないだけで、俺のまわりで大変なことが起こっているのかな。それとも俺が気楽にしてる分だけ、誰かが苦労してるのかな。どうも年長さんの分だけ俺になにか心労があるんじゃないかと心配してくれてるようなのだが、別にそんなことは苦労じゃないしね。まあ、心配してもらうってことはありがたいことだ。まわりも俺には気を遣ってくれてるし、俺も気を遣ってるし、かといって遠慮して他人行儀な関係じゃないし、うまくいってると思ってるんだけどな。なんか違うんかな。

 くいくい飲んで途中で離席して東京駅へ向かう。水割り2本とビーフジャーキーを買い込んでのぞみへ。

 隣りに座ったおねえちゃんはなかなかお行儀がよい。座ったとたん後ろの人に「ちょっと倒してもいいですか」とちゃんとお断りして座席を倒すし、席を立つときも通路側の俺に「すいません通してください」と言ってから通るのである。見た感じはお嬢さんというよりも今風の子で、そんなにバカ丁寧な言葉遣いではないのだが、お行儀がものすごくきちんとしているのである。

 「すいません」とか手で合図したりすることはよくあるが、そういう時って思ってもきちんと言葉に出して言うことはむずがしい。が、言われるとかなり気持ちがいいものだ。ちょっといいできごと。

 のぞみではもう居眠りというより本格的に寝てしまって、もうふらふら。タクで帰る。しかしな、ここでもちょっと腹が立つのが、タクシー。白タクなんか近所の客を拾いに声かけてくるのに、俺の乗ったタクは返事もしねえ。「けっ、近場の客拾っちまったぜ」と後ろあたまに書いてあった。近場といっても3,000円も乗るんだが。最終の新幹線、ロングの客を期待する気持ちも解るが、そんなタクシーが多いから客は増えねえんだよな。乗って気分悪くすることが多いから、できるだけタクシーなんか使わないようにするって意識になるもんな。

5/9 thu.

 今日はそこら中をぐるぐる。思いの外仕事にのってしまった。で、丸一日の仕事が終わった後、21時からまたもや同僚の応援に。けっこう遅くまでかかる予定だったのだが、そこはそれ腕っこき二人。考えていたより早く仕事は片付き、軽く晩飯を食って帰る。うちに着いたら午前様。明日早いのにー。

5/8 wed.

 さすがにヘロヘロ。昨夜遅かったので二日酔いというよりもまだ酔ってる感じ。足にまだアルコールが残っているのが解る。で、何故だかこんな日はアポイントがあることになっている。もう時間もないし、しんどいしで途中からタクシーに乗ったが、ゲロ混みの地区なのでよけい遅くなってしまった。なにやってんだか。

5/7 tue.

 そんな訳で連休も終わり、リフレッシュしたはずなんだけど、やっぱり身体は疲れてる。というか、リラックスしたので仕事の緊張感に戻すのにはちょっと時間がかかる。まあ、オフィスに行っていろいろしてるとのんびりムードも束の間、いろんな仕事が入ってくるし、締め切りも思い出してくる。

 今日は21時半から仕事がらみの飲み会がある。連休明けに遅くからのアポもつらいが、あまり話す機会ないし、一度ゆっくり話をしてみたいと思ってた人なので俺としては楽しみ。相手はバリバリのキャリアウーマン(古)。とても俺ひとりではたちうちできないので、嫌がる同僚を無理やり引っ張っていく。

 きちんと仕事をしていて、自分の仕事に自信があって、それが自慢じゃないひとって、なんかきりっとしてるな。男でも女でもそうだけど、すごい事してても自慢げに言うひとってかなり興ざめ。美人ってのは顔の事じゃなくてスタンスの事なのかななんて北関東生まれの美人と話していてそう思った。

 彼女は俺の好きなタイプで、きりっとしている。なんかイメージとしては絵に描いたような美人のキャリアウーマンを演じているタイプのひと。俺なんか楽な方へ楽な方へとダラダラしていくのだが、彼女は無理してがんばってるようにも見える。いや、そうじゃなくて好きなんだろうな、しゃんとしてる事が。つまり美人であるための美意識の方が、ゴムのスカートをはく快感に勝ってるんだと思う。自分の失敗で笑いをとるのは苦手だろうと思うが、カッコいいライフスタイルを語らせたら負けないわよみたいな感じ。生まれを尋ねたときに「北関東です」とはっきり言ったところにその意志を感じる。県もはっきり言わず、それ以上突っ込まないでみたいな雰囲気を感じた。でも、話しているうちにちょっとづつ素の顔が見えてくる。意外といじられキャラなんじゃないのかなこのひと。

 思いの外話は弾み、気がつけば朝の4時。連休明けからタク送。景気いいな。

5/6 mon.

振替休日 GW最終日

 で、今日で連休も終わり。のんびりした田舎のおやすみであるのだが、意外と忙しいのよこれが。のんびり日記を書いてる暇も、ベラベラステーションを覚える暇もない。

 そんなわけで今日のお昼はドライブがてら、旨い蕎麦屋へ蕎麦を食いに行くことにする。信州信濃の名物は今んところ蕎麦である。蕎麦にしちゃ結構なお値段をとるんだが、旨い。ざるそばのくせに1,000円はとるからね。まあとにかく大阪の蕎麦とは比べものにならん。まあ、慣れのせいもあるけど。ただ、どこでも旨いかっていうとそうでもない。それぞれに味と工夫があって、蕎麦とつゆのバランスってものがある。それが高いレベルでバランスがとれてる蕎麦屋が旨いわけだが、まあ好みはひとそれぞれだからね。なんかそばっ食いの薀蓄講座みたいになってきてちょっと嫌。

 で、今日の蕎麦屋はけっこうあたり。ついでにマレットゴルフというゲートボールとパターゴルフのあいのこみたいなものをしてくる。意外と燃える。

 そんなこんなで午後大阪へ戻る。新幹線が意外と混んでてびっくり。晩ごはんはママの作ってくれた炊きこみごはんのおにぎりとおかず。大阪へ帰ってきてもママのお弁当があるとなんだか実家にいるような気がして、ちょっと楽しい。これが母の味って奴か。

 しかし実家にいるとき母に「赤いウィンナーでたこの奴が食いたい」と言ったら、「そんなのまずいからやだ」と却下されてスパイシーペッパーウィンナーにされてしまった。めいっこもいたので作ってもらえるかと思ったのだが、あれはけっこう面倒くさいのか。文句を言ったら「これで作ってやろか」というのだが、赤いウィンナー以外のたこさんウィンナーはへんなので、やめた。でもくやしいのでボイルじゃなくて炒めてもらった。だからウィンナは炒めたほうが香ばしくて旨いんだってば。

 そんな訳でゴールデンウィークも終わり。意外と忙しくて、いろいろして楽しかった。海外とか行って違った経験をするのも楽しいんだろうけど、俺はこんな事が好きなんだな。だって、それでいいじゃん。でも、今度みんなでハワイに行くことにした。楽しいかも。でも、それは毎回言ってるので話だけで終わるだろう。

  

 吉田拓郎の特番を見た。見直したというか、今もってというか、俺にとって吉田拓郎は神様だ。昔泣くほど見たかったつま恋や篠島の映像も見れた。ビデオとっていたのだが、調子が悪く途中で止まって死ぬほどビデオに怒鳴ってやった。

 20年前も拓郎はカッコいい。無論、今でも素敵だ。何故今もカッコいいかというと、現役だからである。死んじまって伝説になるのは簡単だが、拓郎は生ける伝説である。

 ただひとつ残念なのは、彼の今の歌は俺の耳に届いてこない。俺も探してもいないし、届いてもこない。だからといって拓郎の価値が下がるわけではない。しかし俺はこんなに拓郎が好きなのに、俺の中で過去の人になってることがちょっとびっくりだ。

5/5 sun.

こどもの日

 今日はゴルフである。こどもの日なのでパパとママのおごりでゴルフである。ゴルフをおごってもらう子供ってのがありかなしかは疑問だが、しめしめである。なにしろ2年ぶりのゴルフ。ちょっと心配なので一旦練習場へ寄ってからコースへ向かう。

 うちの方のコースは昔はけっこう高かったらしいのだが、最近ゴルフ場も不景気らしく、今はけっこうお手頃な値段で、しかも二人で回してくれるのである。これはなかなかいい。キャディーさんはいないが別にキャディーさんはいらないし、しかもちゃんと電動カートなのである。

 お天気は絶好調のゴルフ日和。綺麗に晴れてるし、まだ暑くないし、半袖で回ってちょうどいいくらい。昨日は雨だったのだが、今日は晴天。芝はちょっと湿ってるけど、まあよしとする。久しぶりのスコアはまあまあ。やっぱりゴルフは楽しい。機会があったらまたはまってもいいな。もともとそんなに上手いわけじゃないので、多少スコアが悪くたって大して気にならないし、プライベートゴルフなんか楽しくやるのが一番。問題は父に負けるんじゃないかと思ってひやひやしていたこと。まあ、僅差ではあったがまだ父に負けるほどではなく、まあ満足。ゴルフ上がりはまたお風呂。そのうちふやけるな、俺。

 「日焼け止めを塗っていきなさい」という母の忠告を聞かず、なにも塗らず帽子もかぶらずゴルフをしたのでかなり焼けた。腕と顔と首筋がヒリヒリする。帽子はクラブハウスでかおかなと思ったのだが、5000円もするのでやめたのだった。

 しかし帰ってきて驚くべき事実が発覚。今回のコースは「回り放題」なので、もうハーフやってもよかったのだ。上がりしなまだ10ホールにけっこう人がいたので「今から回るのかな。それにしちゃ遅いよな」などと話をしていたのだが、もうハーフする人で混んでいたのである。うーん、ちょっともったいなかった。

帰りしなトマトなどの苗を買う。畑で作るのである。まあ、俺が作るわけじゃないけど。うちの方、何故だかスイカやメロンは作っても失敗するんだよね。気候が悪いのか、土壌が悪いのか。

 帰ってきて父のパソコンをいじる。だいたい俺はIBMで父はソニーなので、入っているアプリケーションソフトがかなり違う。だから俺に聞かれても実は解らない事が多いのだ。そもそも父のパソコンはソニーだし、俺のより数段新しいし、ソニーのデジタルビデオカメラも持ってるので、その気になれば映像系はいろんなことが出来るはず。なにがくやしいって俺の旧愛機のデジカメを父にやろうと思ったら、「俺のはデジタルビデオだし、静止画も撮れるからいらん」と言われたのである。まあ、そのデジカメは今回めでたくめいっこのところで活躍する事になった。

 くやしいのであまりいじってなかったのだが、ちょっと時間があったのでいろいろしてみる。

 駅にタバコを買いに行ったら、売店がしまっていた。せっかく駅まで来たので帰りの切符を買ったら財布を忘れていた。恥ずかしかった。

5/4 sat.

国民の休日

 国民の休日なので、国民の義務として休まねばならん。しかしそれでも働いている人がいるのはご苦労様なことである。暦通りのサラリーマンなんてのは、サラリーマンとしてはまだましだな。

 で、今日は真っ昼間から温泉へ行くのである。雨なので、お外では遊べないし。その温泉は以前めざましテレビで温泉ランキングの1位になったせいか、ゴールデンウィークのせいかけっこう混んでいる。ランチバイキングと温泉のセットで3,000円くらいするらしい。しかしランチまで2時間も待ちだという。しょうがないのでその辺を探険に。すると動物小屋があって、ひつじやヤギやうさぎやリスがいる。で、うさぎのとこには入れるし、餌もやれるのである。ちなみに餌のにんじんセットは200円。動物達はおなかを空かせているらしく、身を乗り出して餌をくれといってくる。ひつじも可愛いが、やはりリスは可愛い。手で持って食べるのが可愛いんだな。めいっこたちは可愛いけど恐いけど餌はやりたいという複雑な心境で楽しそうであった。

 で、馬もいる。馬は木曽駒なのかな、短足である。餌やってたらボス馬らしき奴が「俺の餌食うんじゃねえよ」と他の馬に噛みついて怒っていた。ちょっと恐かった。

 そんなことをしてたらけっこう時間はつぶれて、温泉に入る。露天風呂は岩風呂や檜風呂や打たせ湯みたいなものもあり、ここの温泉がこのへんでは一番いいかな。久しぶりにサウナも入る。

 バイキングはけっこういろいろあってローストビーフやおすしやからあげなどを食べる。で、なにしろここは地ビールレストランなのでビールも飲まねばならん。ジョッキに2杯も飲んでしまったので帰りの運転は父に任せてぐうぐう寝てくる。俺だけ飲んで運転はおまかせってのはどうかと思うが、父はビールがあまり好きではないので、まあよしとする。

 夕方めいっこ達は帰っていった。お別れのちゅをしてもらうのを忘れた。いやもうしてくれんと思うが。

5/3 fri.

憲法記念日

 さて、今日はみんなでおでかけである。今日はフィールドアスレチックに行くんだそうな。何かというと丸太とタイヤとロープで作った障害物をどんどん越えていくというコースがあるのである。しかし子供は元気である。もう走る走る。あの小さな身体のどこにそんなにエネルギーが隠れているのであろうか。おじちゃんはもう歩いてついていくのが精一杯よ。でも子供たちはとととっと先に走っていって、みんなが遅いとまたたたたっと走って戻ってきて「おそいよ」といってはまた走っていくのである。すごいわ。

 ここはキャンプ場も隣接しており、オートキャンプも出来たり、バンガローもあったりするのでけっこう小さい子供を連れた家族連れが来ている。大体俺は田舎もんなので、キャンプにくるという奴が信じられない。山の中にテント張って不便な生活して何が楽しいんだろう。何しろ俺んちは山が見たけりゃ窓を開ければそれですむのだ。山が見たけりゃ窓を開ければいいし、バーベキューがしたきゃ庭ですればいいじゃん。

 おやつに五平もちを食べて、釣りもする。川をせき止めた釣堀で鱒を釣るのである。釣り竿を200円で貸してくれるのだが、これがもう入れ食い。子供でも釣れる釣れる。あまりに連れすぎるので後半はリリースしてしまう。で、このマスをどうするかというと、自分で焼いて食うのだ。これがけっこうワイルドで、いつもの釣堀は釣った魚は焼いてくれるのだが、ここは自分で勝手に焼けという。魚をさばくのも火をおこすのも、串を刺して焼くのも全部自分でしなきゃいけない。串やマキはくれるのだが、後はご自分でどうぞ。キャンプ気分大満喫である。結果は焼き魚というよりも魚の焼死体のようになってしまった。まあ、それはそれで面白いんだけどね。

 お昼は最近出来たという蕎麦屋へ。十割蕎麦というのが売りらしい。実は田舎の蕎麦屋ってけっこう高くてざる一枚1,000円もするのである。味の方はまあまあだったが、まあまあという感じ。

 帰りしな近所の温泉に入ってくる。温泉から帰って来るとビールを飲む暇もなく、お墓参りへ。なにしろ今日はおじいちゃんの命日である。便りのないのはよいたより。おじいちゃんもまあ元気なんだろう。つづいてはめいっこのご希望で本屋さんへ。おじちゃんとしては一冊本を買わされる羽目になる。

 そんなこんなで晩ごはんを食べてめいとちょっと遊んで、ベラベラステーションとかやって田舎の夜は更けていくのであった。ちなみにこの日のお酒は久保田の千寿。満足。

5/2 thu.

GW 開始

 さてそんなわけで今日からゴールデンウィークのスタートである。やる気満々というか休む気満々というか、ひきこもりモード全開というか、そんな感じ。で、こんな日に限って朝の9時からケータイが鳴ることになっている。朝から日記を書いているとまずいリズムでベルが鳴る。しかもうるさがたの取引先。出てみるとめったにかけてこないようなめずらしい人から。なんでこんな日に限ってかけて来るんだろう。向こうも「今日お休みですか」と聞いてくる。さすがゴールデンウィークである。まあクレームでもなく、たいした話じゃなかったのでそれはそれでよかったのだが、せっかくのおやすみモードが台無しである。なのでこれからご機嫌を直さねばならない。まあすぐなおるけどね。何しろおやすみはまだ5日間もあるんだから。

 そんな訳でおでかけである。おでかけといっても田舎へ帰るだけなのではあるが、ほぼ半年振り。おまけに去年のゴールデンウィークは両親が海外旅行に出かけていて俺は帰省も出来ず、あまりに暇なので自宅に引きこもってウォーターベッドを買うという暴挙に出てしまったので、春先の田舎は久しぶりなのである。

 おニューのグラサンと、20年ぶりに引っ張り出してみたら意外と今もいけるかなと思わせる死ぬほどくたびれたGジャンと、買ったばかりのモンクストラップのブーツでおでかけ。俺的にはいけてるのだが、なんかミスマッチ。おしゃれさんを目指して買ったはずのグラサンは、グラサン自体は悪くない筈なのだが、今の角刈りと合わせるとなんかガラが悪い。Gジャンも気に入ってはいるのだが、ちょっと時代を感じさせる。やはり今となってはかなり着こんだリーバイスのセカンドくらいにしたいもの。それはそのうち買う。ひとつひとつは全部俺の趣味で気に入ってるし、何の文句もないのだが、コーディネイトのセンスがないようだ。

 キディランドによっておみやげを買う。キティちゃんにしようか、マイメロにしようか、スヌーピーにしようかさんざん迷ってやはり王道のキティちゃんにする。

 いつものように自由席で座って帰れる。おまけに今日はまだ平日なのでいつもより空いている。時間的に余裕があったので、久しぶりに名古屋駅のホームできしめんを食う。

 うちに帰ってきて父のパソコンのメンテナンス。プリンタの調子が悪いので見てみることに。カートリッジを交換すれば済むのだが、やりかたがよくわかんなくて絨毯にインキをこぼして怒られる。

 夜、学校が終わってからめいっこ達がやってくる。さんざん悩んだキティちゃんのバッグはなかなか好評で満足。

5/1 wed.

 さていよいよ五月である。すでに今年も3分の1が終わってしまったことになる。早いもんだ。今年中になにかをやろうと決心してもあと7ヶ月しか残されていない。いや、なにも決心しないけどさ。

 そんなわけで今日もお仕事。なんか連休モードでやる気がない。というかいつもあんなに鳴りまくるケータイも鳴らないし、クレームもないし、なんか頼まれても「連休明けにでも連絡ください」とか言われるし、なんかお気楽。

 仕事にいきしなの南海電車のホームでババアが怒鳴っている。なにかおばあちゃんにイチャモンをつけているらしい。突き飛ばしたりしているようだ。どっかのオヤジが一応仲裁に入ってるみたいだが、もう南海電車のホーム中に響き渡るような大声で罵声を飛ばしている。イチャモンをつけられてるのは品の良さそうなおばあちゃんで、喧嘩を売ってるのはもう見るからに下品なババア。やっぱり品って、顔に出るな。年取っても喧嘩売られることってあるんだな。やっぱりいざってときに喧嘩を買えるように体を鍛えておかねばならんなと思った。

 久しぶりの取引先に行ったらめちゃめちゃ時間がかかってしまい、やろうと思っていたことの半分も出来なかった。しかし今日は別にそんなに急ぎの仕事でもないので20時には終わり。こんなことしてるとGW開けに忙しくなるのは目に見えてるのにね。でももうやらない。

 テレビでよく、「ディスカウントストアの裏側に潜入」とか、「激戦 開店寿司生き残り大戦争」みたいなのをやってて、好きでよく見る。しかし昔は感心して見ていたが、最近はぬるいなー、と思って見ちゃう。「彼の帰宅時間は今日も深夜零時過ぎであった」とか言われても、そりゃそんな日もあるだろ。忙しきゃ遅くなるし、遅くまで働きゃ偉いってもんじゃねえしな、とか思うし、「仕入れの商談には罵声が飛び交う。真剣勝負である」とか言われると「馬鹿じゃねえのお前ら買うほうじゃん。罵声飛ばされる売り込みの営業の立場に立ってみろよ」と思っちゃう。「急な転勤での慣れないひとり暮し、まだまだ地元には帰れそうもない」だからひとり暮しも転勤もなんにもえらくないし、俺なんか転勤されられたまんま大阪の子になっちゃいそうだってばよ。随分俺も変わったもんだ。


●これより前の日記●2002年4月

●これより前の日記●2002年3月

●これより前の日記●2002年2月

●これより前の日記●2002年1月

●これより前の日記●2001年12月

●これより前の日記●2001年11月

●これより前の日記●2001年10月

●これより前の日記●2001年9月

●これより前の日記●2001年8月

●これより前の日記●2001年7月

●これより前の日記●2001年6月

●これより前の日記●2001年5月

●これより前の日記●2001年4月

●これより前の日記●2001年3月

●これより前の日記●2001年2月

●これより前の日記●2001年1月

●これより前の日記 ●2000年1月 ●2月 ●3月 ●4月 ●5月 ●6月

           ●7月 ●8月 ●9月 ●10月 ●11月 ●12月

●始めの頃の日記 ●1999年5月〜9月 ●10月 ●11月 ●12月

ウォーターベッド購入記


●なげやり倶楽部 ●なげやり日記 ●なげやり掲示板
●小山卓治 ●レザージャケット ●二流販売士の作り方
●ジョルナダくんとわたくし
●ベルリッツ受講体験記 ●TOEICプロジェクト
●一考察
●シンディ・クロフォード ●プロフィール ●勝手にリンク