電車の回数券ってのは便利なもんだが、落としたときにはものすごく腹が立つ。そんなわけで昨日回数券カードを落とした。俺は最近回数券で浮いた分をコツコツ貯金しているので、これはかなりショックなのだ。あああ、もう20回券なんか買うもんか。

　と思っていたら、今日使いかけの電車のプリペイドカードを拾った。使いかけといっても2,000円近くあるのだ。普通落ちてるプリペイドカードって終わった奴だし、もちろん俺も落ちてるプリペイドカードを拾うなんてことはまずない。でもこの日はなぜだか拾ってしまったんだよな。まあよっぽど落としたことが気になっていたんだろう。

　そんなわけで落とした分は拾った。これでチャラだ。ラッキー。俺、こんなことで人生の運を使ってやしないだろうか。

　寒いけどまあ、昨日よりはまし。考え事をしたり、考えることから開放されたり、憂鬱だったり、いい感じだったり。一日の間でも気持ちって結構変わる。

　デロンギくんを買って、2回目の電気代の請求が来た。驚くなかれ、一ヶ月フルで使っていたら、なんと25,000円。いくらなんでも高すぎだ。半袖で快適に過ごせるほどあったかいわけでもないし、デロンギくんとコタツをつけるとブレーカーがぶっとぶ不便な生活。こんなことでいいのか。もうデロンギくんは使ってあげません。でもついつけちゃうのは何故。

　何故だか知らんが、今俺の中では「憎まれそうなニューフェイス」が流行っている。最近どっかで聞いたわけでもないのに何故だろう。最近の唄を知らないので、古い唄を思い出すしかないんだろうな。それにしてもなぜ吉川。

　寒い。雪舞うしゲロ寒。久しぶりに冬の感じ。というかスキー場にいるような寒さ。手袋をしてないと歩けない。こんな日でも外に出なくちゃいけない商売はやなもんだ。寒くて脳が凍りそう。なんだかボーっとしてくる。

　こんな日はケータイは不便。かかってきたら寒風吹きすさぶ中、立ち話をしなきゃいけない。喋ってるうちに声も震えてくるっちゅうねん。でも、昔、冬って寒かったよな。俺は田舎の子の成果も知れないが、雪はもっといっぱい降ったし、冬はもっと寒かった。いや、京都にいた頃だって冬はもっと寒かったし、北山あたりは結構雪降ったぞ。大体今年暖冬じゃねえのかよ。まあ、冬は寒くたっていいか。

　仕事は少し落ち着いているが、なんだか時間がない。気ぜわしいという感じでもないのだが、何かを落ち着いてやる時間がない。まあそんなものは昔からないのだが、何かに対してモチベーションが落ちている。時間があったらこれをやろうってものがないというか、時間があったら休みたいというか。いや、言うほど忙しくもないんだけどさ。何かから逃げてんのかな。それはまずいぞ。逃げてる暇なんかないんだから。

　環境が少しづつ変わりつつある。俺も回りもオフィシャルもプライベートも。年のせいかな。春のせいかな。ぐるぐる渦巻く中で、どこへ行けばいいのか解らない。行きたいほうへ行けばいいんだが、今はここで稽古を積んだほうがいい時期のような気もする。自分をいじめてタフにするというよりも、背伸びする時期のような気もする。どこか、次のステップへ行くために。

　なんかネガティブに見えるが、実はそうでもない。晴れた海辺で楽しそうにしてる奴と、泥沼に沈みながら我慢してる奴とどっちが楽観的なのかよくわからない。ネガティブな場所で明日を夢見てる奴が究極的なオプティミストのような気がしてならない。アリとキリギリスがいたらキリギリスのほうがオプティミストだが、結局はアリが勝つ。でも、雪の中で凍えながら次の春を待っているキリギリスがいたらそいつのほうがすごいような気がする。まてよ、働かないアリのほうがすごいか。

　話してわかんなくても、話さなきゃもっとわかんない。話すことで誤解が生じたとしても、話さないよりはまし。そう思いたい。

　よく寝るよく食うよくしゃべる。大事なことかも。電話もネットも便利なんだけど、「電話やメールじゃなんだから」って最近ちょっと思うな。

　グダグダした日。関係ない他人に仕切られるのは好きじゃない。偉そうにしてる奴が偉そうに見えるんだな。あと、自分の立場が判ってなくてものをしゃべる奴のほうが自由奔放で楽しそうだなと思った。

　千と千尋の神隠しを見た。宮崎駿って、基本的に育ちとか礼儀とかにうるさいよな。全部が何かのたとえ話のような気もするし、何かに引っ掛けてあるような気がする。「いっしょうけんめいやればいいことあるってことさ」と言う単純な結論もそれはそれで正しいような気がする。

　立場が違えば考えは違う。あるひとは手伝わせて当たり前だと思う。あるひとは手伝って当然だと思う。あるひとはなんで手伝わなきゃいけないんだと思う。それぞれの立場で考えは違う。でもほんとはそうじゃない。手伝うのが当たり前だと思えて、手伝ってもらった人は感謝する。そんな空気が一番いいと思うのだが、そんなことはあまりない。その破片があって、その空気を感じとれる状況にいるということは幸せなこと。やな空気があるからいい空気も感じられる。ちょっと淋しいが、しょうがない。ひとの気持ちは変えられないし。俺はカウンセラーでもムードメーカーでもディレクターでもないし。でも、せめて自分のまわりの空気だけでも快適にしていきたい。

　すげえ寝不足。

　としよりなのかな。最近天気がいいだけでご機嫌。逆に天気が悪いと悲しいんだけどね。

　やる気がないので暇つぶしのような仕事をする。意外と時間がかかる。するとそれは以前俺の本業だったことで、実はそんなことに時間をとられていて日々忙しかったことを思い出す。ステージが上がったわけでもないし、偉くなったわけでもない。ただ、少し仕事が早くなったのかもしれないし、当たり前のことというよりも単なる仕事のひとつと思うようになった。仕事が広がったのか、キャパが増えたのか、やる気がないのか、昔の苦労を忘れたのか。ただ、以前はそれだけに一生懸命だったことが、今日のところは単なる雑用のひとつになった。それが進歩だといいのだけれど、自分の中では何も進歩していないと思う。

　俺は最近仕事のことで切れそうなのだが、切れそうってことは切れる暇があるっていうこと。前は忙しくてパニくってはいたが、他人に切れる暇はなかった。忙しいときは考えてる暇がないんだもん。だから何か言われても反論する余裕もなくてそれは嫌だったんだけどね。今日のところは文句言ってる奴って、文句言う暇があるんだろうなとちょっと思う。ほんとに忙しければ議論も喧嘩もしている暇はない。

　相撲取りがどのくらい儲かるのかの話を会社で話した。基本はごっつあんですで、飯も女も食い放題だろう。おまけに横綱となれば月給もものすごくて、有給1年半取ったって補償されるわけだ。さらに親方株となれば2億3億は当たり前。親方になろうとする程度の相撲取りなら十分ペイできると言う。貴乃花は藤島親方の株を持っているし、一代年寄ももらった。その気になれば二子山だって奴のもんだ。もう資産は現時点で軽く10億だろうという話をしていたら、サラリーマンやってるのが嫌になった。いや詳しくは知らんけどね。

　今日のテーマ。誰かを愛するためにはもっと努力が必要。愛があって目的があるもの同士、話せば解る。ま、愛のないもの同士は良かれと思って話し合っても喧嘩になるがね。もともと話しゃしないけど。

　北ノ湖が嫌いだった。強かった。俺はもともと相撲が始まると夕方のアニメが見れなくなるので、相撲自体が嫌いだった。何故かと言うとおじいちゃんが必ず相撲を見るからだ。その頃はうちにテレビはひとつしかなかった。

　大鵬が現役だった頃はもう覚えちゃいない。俺にとって一番強かったのは北ノ湖だった。いや、今でも北ノ湖だ。負けろ負けろと思ってもあのふてぶてしい面の北ノ湖はほとんど勝っていた。それはもう憎らしいくらいに。　

　ある日突然、ひとつのきっかけによって俺は北ノ湖を応援するようになった。彼はそれからどんどん強くなくなり、まもなく引退した。千代の富士もそうだった。ウルフ、がんばってるなー、と思い始めたら彼もまもなく引退した。大体俺に応援されたり同情されはじめたりする奴は、弱ってきてるから応援されるらしい。

　さて俺は貴乃花には何の興味もないが本日引退。史上4番目に優勝した横綱だという。そんなに強かったイメージもないけどな。大体が1年半も休んでなおらねえような体じゃ、もうだめだろう。で、2回くらい出てきて引退だろ。事実上引退してたようなもんじゃねえか。1年半休んで生活が保障されたり、復帰できるサラリーマンがどこにいるんだどこに。で、功労金1億3000万ももらわれた日にゃあたしらどうしていいかわかりませんや。華と散るっていってる奴もいるが、冗談じゃねえ、休んで枯れまくってるだろ。めちゃめちゃ太ってるし。

　少しかわいそうなのは、無理をしてちょっと引退に追い込まれたイメージがあること。まあ、1年半も休んでりゃ当たり前だし、再起不能だろうしな。横綱の場所待ってる奴だっていくらでもいるんだし。しかし、相撲界のプリンスであり、相撲を注目させたことには一役も二役も勝ったかもしれない。二世としては長島ジュニアの比ではないし、社会で、同業で生きることになった親子関係の断ち切り方は、野村に見せてやりたい。

　面白いことに、俺はまだ貴乃花を応援していない。どっちかっていうと憎らしい。だからまだ、彼は現役でできたんじゃないかなと思うのだ。俺に同情されてない奴はまだ現役のような気がする。結果はどうあれ、憎らしいまま貴乃花は引退した。何も感銘深くもないし、平成の大横綱だとも思わない。30歳が相撲レスラーとしてどんな歳だかわからないが、休みさえしなければもう少し見てみたかった。

　チャンプじゃなくて、グランドチャンピオンらしい。後戻りは許されない横綱。だからこそ必死で、しがみつきたくても頂点で引かざるを得ない引退が美しいのかもしれない。

　久しぶりにごはんを炊いた。朝ごはんから。何年ぶりだろう。電気釜壊れてなくてよかった。朝ごはんは白いご飯と、昨日買っておいた明太子と、赤だし。そんなことがなんかとっても幸せ。カンがにぶってごはんはちょっと硬めだったけど、そんなことはたいした問題じゃない。残ったご飯は最近売ってる一膳冷凍用のパックで冷凍。これでいつでもご飯が食べられる。所帯じみてると笑わば笑え。コンビニの弁当なんか食うより百倍幸せ。

　今日もたいしたことは出来なかった。いっぱいやりたいことはあるのにな。日がな一日パソコンの前に座って、色々してたけど、もっとやりたいこともあるのに。パソコンは魔物だな。なんでもパソコンで管理したくなる。まあ、パソコンで一律管理できれば便利なので、それはそれでいいけどね。

　おやすみおやすみ楽しいな。でも昨夜遅かったのと二日酔いで身体が思うように動かない。それでも今日は新しい靴にクリームを入れたり、窓ガラスのお掃除をしたりして、懸念の件をちょっとだけ片付ける。緊急避難用のデイパックの入れ替えもする。今は本気じゃなくて形式上みたいなところもあるが、中身を見直して、水とチョコレートとカロリーメイトを新しいものに入れ替える。食料品も水とカップヌードルだけは切らさない。そんなくせはまだ残っている。

　久しぶりに新しいパソコンソフトを買ったので結構はまった。「ゾンビ打　THE TYPING OF THE DEAD 2003」である。これ、もともとはゲーセンのアーケードゲームとして出ていたタイピングゲーム。俺も結構はまっていたのだが、あいにく古いパソコンじゃ動かなかったので買えなかったのだ。タイミングよく2003年バージョンが出ていたので早速購入した。

　これが面白い。俺、タイピングソフトは結構好きなのだ。タッチタイプが早いって、なんかかっこいいじゃん。久しぶりにやってみると、俺もともとそんなにタイプは早くはないのだが、結構なまってる。面白いので鍛えなおす覚悟である。

　結局、欲しいものは買っちゃうのである。ここんとこずーっと新しい靴が欲しくてあちこち見ていたわけであるが、結局買ってしまった。で、普段履きの普通の靴が欲しいなと思っていたのに、サイドゴアブーツなんか買ってしまうんだな俺は。ブーツは履くときに座らなきゃいけないので、実はめんどくさいのである。しかし俺はブーツ好きなので、うっかりするとついブーツに目がいってしまうのである。

　靴が欲しいってのはどういう願望なのかね。活動的になりたいとか、どこかへ逃げたいとかそんな願望でもあるのかな。靴フェチの人のようにオールデンとかも欲しいのだが、あまり高い靴はもったいなくて履かないと思うので、まあ普通の靴ばかり買っている。今数えたら玄関に１９足出ている。そりゃ玄関も狭いわけだ。しまってある靴も何足かある。誰か俺を止めてくれ。

　久しぶりに後輩と晩ごはん。なんかゆっくりしゃべるのは久しぶり。歳とると若い頃のことって結構忘れちゃうのかな。なんか、「あ、その歳でももうそんなこと考えてるんだ」とか、「若いのに大変だな」みたいなことがいくつかあった。新鮮と言うか、ちょっと発見があった。若い子ががんばってるんなら、俺ももっとがんばんなきゃな、などと思った。小僧ごときに負けてられない。

　随分過去のことになってしまったような気がする。何年目かなんてすぐには思い出せない。テレビの特番とかも減ったし、俺の回りには直撃弾受けた人も少ないし。それでもやはり思い出す。表は随分綺麗になったけど、話に出ないところでずーっと引っ張らざるを得ない人も多いはず。防災に対する俺の意識もかなり下がったし、人の役に立つ仕事につきたいなんて殊勝な気持ちも薄れた。忘れちゃいけないなんて思わないけど、やはりこの日くらいは思い出す。

　バーゲンシーズンなのであちこち覗いてみるわけだが、アパレルの売り子さんたるもの、気合が入っているほうが望ましい。最近ローライズパンツはちょっと減ったみたいだが、ミニスカートが増えていて、なんか楽しい。今年のトレンドはマイクロミニがくるというので、今から楽しみである。

　で、一番気合が入っていたのは○インキー＆ダイアンのおねえちゃんである。ブランドのせいか年齢層は高いんだが、これがもうワンレンの金髪のこれでもかって感じ。おまけに全員ノースリーブ。昔で言うイケイケ風である。昨今、冬でもノースリーブは多いが、この時期の半袖っておしゃれさんぽくて、俺は実はとても好きである。やはりアパレルのお姉ちゃんはおしゃれさんで、BAさんは厚化粧で、美容師さんはファンキーな金髪でなければならん。わかりやすいし、見ていて楽しい。

　毎日楽しいといいんだけど、世の中そうも行かない。でも今日楽しいことがあれば、それを楽しめばいいと思う。今日も楽しく一日が終わった。素敵なことじゃん。

　今が嫌いなわけじゃない。でも、昔の知り合いと会って、昔話して懐かしんだり、昔みたいに過ごすことはとても楽しい。今日会った人と話が弾んだり、初めて行った店のランチが旨かったりすることも楽しい。そしてそれは今のこと、今日のこと。今が楽しければいいじゃんって言い方はちょっと刹那的すぎるが、今日一日を楽しく過ごすのはとても大切なこと。そして今日俺は一日楽しく過ごせた。そんなことがうれしい。明日も楽しく暮らせますように。

　さて連休ボケ。朝からちょっとした仕事。最近はちょっとした仕事が終わると気が抜けてしまって、なまけてしまう。たるんでるな。忙しいと大仕事でもルーティンワークの一環だし、暇なら大仕事に手をかけるかというとそうでもない。余裕がないとやっつけ仕事のような気がするが、余裕があるからきめ細かい仕事が出来るかというとかと言うと、実はそんなこともないのよ。

　お直ししていたスーツを取りに行く。前に裾上げでひどい目にあったことがあるので試着をしてみる。どうみてもパンツ丈が長いのだが、またお直しするのもめんどくさいのでそのままもらってくる。じゃあ試着しなくても同じじゃないかというと、そうでもない。うちに帰ってきてはいてみて取り返しがつかなくて我慢するのと、店ではいてみて納得するのとは天と地ほど差があるのである。おニューのスーツがうちに来る喜び。楽しいのよ。でも背抜きなので春まで着れないけどね。

　月曜なのにおやすみ。3連休ってのはありがたいというかうれしいねえ。

　朝から長いことの懸念であった前のパソコンから新しいパソコンへデータ移植をする。まあ、必要最低限のめんどくさいことはやってあったのでただファイルを移動するだけ。でも、2台のパソコンをケーブルで繋げるほど知識もないので、せこせことスマートメディアでお引っ越し。必要なファイルってのはそんなになくて、何回かやってCDに焼いて思ってたよりは簡単に終了。人間、必要なことってのはまず真っ先にするもんなんだなと妙に納得。で、やる気があれば意外と短時間ですんだりするんだな。まあ、時間がたっぷりあるから短時間に感じられるんだろうけど。

　ちょっとだけ部屋の模様替えもする。シンプルな部屋を目指しているのだが、雑誌に出てくるような部屋は絶対住むのには不便なはず。よほど収納があれば別だが、普通の人はあんなに綺麗に出来ないね。俺は部屋に関しては美学よりも便利さを取ると思う。いや、基本的には殺風景なくらいすっきりとした部屋のほうが美しいと思うのだが、俺には無理だ。でも、目指すけどね。必要なものだけに囲まれた生活。徹底すればそれは可能なはず。とりあえず日々、自分の限界に挑戦していこう。部屋やものを見直すことが、毎日の、そしてこれからの生活を見直すことになると思うし。

　今年はたいしてやる気もなかったのだが、今日もバーゲンツアーへ。実は俺は今年はめちゃくちゃ物を買っている。やる気はないのだが、出物があるというか、何か買いたい年頃というか、なんか買いたいのである。

　服で思いつくだけでも、プロパで買った結構高い何の変哲もない白いシャツ１枚。いつ着ればいいんだか解らない厚手のくせに背抜きのスーツ１着。ボタンダウン２着。変な黒いシャツ１着。仕事用のシャツ１着とタイ３本。革のジャケット１着。長袖Tシャツ４着。革パン１着。細かいものまで入れたらまだまだある。

　量的に言えばたいしたことはないんだが、以前に比べるとちょっとずつ単価が上がってるので、トータルすると結構な額になる。最近訳わかんなくて、例えばTシャツでもいい奴が欲しいのだが、GAPとかでもいいような気がする。で、どうするかというと両方買うんだなこれが。だから全然安上がりじゃない。

　しかもネクタイとか悩んで悩んで、昔だったら１本いいの買って、もう一本安い奴を買っていたのだが、最近は、悩んで買わずに後悔するくらいだったら両方買っちゃえ、と大人買いをしてしまうのである。これは実は失敗する。先シーズン、ピンクのタイを２本も買ってしまって全然締める機会がないのである。

　そんなわけで今年のバーゲンツアーはあっという間に予算オーバーになった。いつもだったら長期にわたってちびちび買ったりするのだが、もう何も買えないくらい予算がない。うーん、財布の紐がどこかで緩んでしまったのか、やる気がなかった割に思い切ったところもあって、かなり買い込んでしまった。まあ、そんなシーズンもあるかなと。

　帰ってきて靴のメンテはするわ、磨き倒すわ、キッチンの壁は研くわ、レンジはこするわで、大掃除もほぼ完了。やっと年末の懸念の件も終わった感じ。気になることは一つ一つカタをつけていけてるかな。

　久しぶりのお休み。しかも三連休。楽しくないわけがない。選択をして、年末の大掃除をしなかったので、ちょっと念入りにお掃除。お風呂も壁や換気扇までちゃんと掃除したりする。バーゲンツアーに出かけるつもりだったのだが、寒いし、なんとなく気忙しいのでお出かけなしないことにした。まだまだ初日。楽しいぞ。

　最近この歌詞がめちゃめちゃ気に入っている。押してもだめなら引いてみなってのはあるが、押し倒す、っていう王道と力技が気に入っている。別の方法論をとるんじゃなくて、押すなら最後まで押す。押して、押し倒す。うーん、すばらしい。

　なんか本来あるべきような仕事をした。本来あるべきなのだが、どうも俺には向いてないかもしれない。いや、向いてないわけじゃないな、あまりやってないから慣れてないだけだろう。ちゃんとできるほうへ向かわないと、どんどんなまっちゃうぞ。なまけて楽なことばっかりしてると、楽なことしか出来なくなる。

　ひととけんかしたり、険悪になってるときはやっぱり楽しくない。出来るだけ毎日楽しいほうがいいな。多分みんなそう思っているはずなんだけど、世の中喧嘩腰の人って多いよな。まあ、みんな忙しいし思い通りにならないんだと思うけど、せめて自分だけでも勝手に楽しくなろっと。

　久しぶりにいつものペースに戻った。早寝をして、ゆっくり寝て、普通に起きる。ここんとこ夜型だったので、なんだか久しぶりだし、時間に余裕もある。余裕があるってのは素敵なことで、いらいらしたり、物理的に時間がないと絶対余裕がなくなる。心理的に余裕をつくるのに一番いい方法は物理的に時間があることだ、などとふと思う。

　時間があるからといっても余裕はないのが仕事のこと。明日までって言われれば明日までだし、あちこちの調整をするのは難しい。何でもイケイケなら楽なのだが、あっちにばれちゃまずいので根回ししたり、ほんとのところはどうなんですかって仕事は心理的によろしくないな。まあ、そんなことが気づくだけでも成長したし、あとで怒られるよりも数段ましだけどね。やるべきかやらないほうがいいのか判断しづらい仕事はほんとにしんどい。やらないけどパイプだけは残しとけって、金も払わずそんなこと出来るかよ。まあ、誰にも判断がつけづらい仕事、俺の力量で止めてもいいけど、止めたら終わりだしね。つかず離れずは関係性を保ちたいほうからは難しい。生かさず殺さずでされることはよくあるけど。

　しなくてもいいことはしなくてもいいけど、そうすると何もしなくなるしな。そうしている間に使いものにならなくなる。

　リフレッシュ日。ちょっとした時間があれば、それはまったくの空白で時間がとれるって言う意味で、時間があればものごとって意外と簡単に済むのさ。そうだな、懸念のことだけなら8時間あれば解決する。ただ、日々の日常の中で8時間ひねり出すのは難しいし、完全な自由時間で8時間とるってのは難しい。

　でも、8時間ですむなら8時間作ればいい。そんなことで日々のイライラが消えるなら。まあそんなわけにもいかんがね。時間があったとしてもしないことも多いし、出来ることも少ないし。

　人間と人間が話をするって言うことは、実は世界観と価値観のぶつかり合いなのである。最近よく感じる。例えば俺は爆笑問題のような喋り系のお笑いが好きなのだが、大阪の子はわりとヨゴレ系の芸人さんが好きだったりする。例えば坂田利夫とか西川のりおとか江頭とか、からだ張り系の人。俺は嫌いなのだが、好きな人からしてみれば「お笑いである限り、体を張ってまで笑いをとろうという姿勢が本来お笑いのあるべき姿である」ということになる。そしてそれはひとつの正論である。吉本新喜劇を見て育った人と、落語を見て育った人とはやはり若干世界観が違うだろう。それをすり合わせるってのは至難の業だな。いや、話だけならいいんだけど、「結局どっちが面白いんだ」って結論を出そうとするとそれはもめるし、事実上不可能だよな。人間、譲れない部分での話し合いは難しい。

　そして、何でも言える人生を送ってる人って意外と少なかったりする。特に家庭環境については。例えば親御さんがいなかったり、自分の親とめちゃめちゃ仲悪かったり、親族でもめてたりとかね。そういう人にとっては家族の話っていい話題じゃなかったりするだろうし、俺なんかはわりとサザエさん系ののほほんとした家庭環境に育ってきたので、ついうっかり人の家庭のこともズケズケと聞いてしまったりする。家庭が違えば発想も違う。親の言うことなんかどうでもいいと思ったりする人もいれば、親は大事にしたいと思う人もいるわけだ。様々な人が様々な世界観と価値観を持っている。だからこそ面白いのかもしれないけどね。

　寒い。まいるくらい寒い。なのでやっとマフラーを出した。ほんとは手袋もしたいとこなのだが、朝急いでいたのでどこにあるかわからなかった。

　クライアントへ挨拶。一旦会社へ帰ってきてお神酒を飲む。最近は会社や挨拶回りのときにお神酒飲む会社って少ないのかな。でも俺は結構その習慣が長かったので、お正月くらいお神酒を飲まないとやなのだ。なので無理やりにでも飲む。

　そんなことをして挨拶回りに出かけたら、通りでクライアントの偉い人に会ってしまい、お酒がかなり顔に出ていたらしく「いい色してるねー」などと言われてしまった。まあ、正月なのでいいか。

　新年早々新年会。なんかひとと飲むのは久しぶりのような気がする。そんな訳もないのにね。

　今年のテーマについて少し考えている。今年は「俺のやりたいようにする」「ちゃんとする」をテーマにしようかと考えている。もちろん、俺のやりたいように出来ることなんて実際には少ない。でも、やりたいことはやって、出来なくても俺はこうしたいって意思を明確に出していこうと思う。俺はもともと優柔不断な上にあまりものを考えていないので、「あんたとしてはどうなの」とか「君はどうしたいの」と聞かれることがたまにある。仕事だと特にね。でも今年は何がしたいのか、どうしたいのかを少し考えていきたい。どう見られるかとか、どうした方がいいじゃなくて、俺がどうしたいか。だって俺がどうしたいのかわからなきゃ、俺が誰だかわかんないじゃん。俺の人生なんだから好きなようにするっちゅうねん。

　あと、「ちゃんとする」。できるだけやっつけ仕事みたいなことはやめて、気になってることや、いつかやろうと思っていることを着実にしていきたい。ひとつひとつ細かいところまでまで考えて、こだわっていきたい。俺、こだわるって言葉はあまり好きな言葉ではないのだが、基本的には完璧主義者なので、出来るだけ自分の納得できるまでものごとをやっていきたいと思う。

　あっという間に正月休みも最終日。早いなー。例によって風邪ひいて何日か潰れて、あとは酒ばかり飲んでいたらあっという間だった。

　さて初売り間も無くバーゲンである。今年はバーゲンの立ち上げが早い上に、いつもだと偉そうに遅れてバーゲンをするブランドもほとんどがもうバーゲンにかかっている。なので本調子でもないのにふらふらと梅田まで。たいしたものは買ってないのに、妙に単価が高い。昔に比べて贅沢になってるんだろうな。前はバーゲンで6000円のタイなんて安いと思わなかったのでそんなに何本も買わなかったのだが、最近は悩むより買っちゃえ、になってるのでちょっと財布の紐もセンスも甘くなってるな。

　お決まりのとおり○ルックスと阪急を流しただけなのに結構な時間。出物はそんなになかったのだが、革のジャケットがどうしても気になっている。インナー、パンツとも革ジャケットに合わせる服なんか持っていないのでとりあえず今日のところは買わずにすんだ。このまま買わずにすむかな。

　晩ごはんはまたピザ。最近こっている。

　ちょっと早めに大阪へ戻る。何しろ年末ぶっ倒れていたので、大掃除もしていないし、年賀状すら書いていない。といっても帰ってきたらもう夜なので、また酒を飲んで寝るのであった。

　お正月なのにめずらしくお出かけ。近所でもないのだが、車で1時間ほどのところにあるパルコへ行ってみる。ところがまだバーゲンじゃなかったので、何も買わずに帰ってくる。

　めいっこたちが来てくれたが、なんかバタバタしていてあんまり遊べなかったのが残念。

　うーん、こうしてみると俺って実にたいしたことのない人生を歩んでいるな。まあ、たいしたことがないってのはそれはそれでいいと思っているので、やなことがあるよりは何もないほうが全然マシなのである。

　いま少し去年の日記を振り返って読んでみたのだが、こまごまとしたことはいろいろやってるんだよね。ドラムとか、ダンスとかね。すぐ飽きちゃったけど。でもそんなに大きな出来事はなかったかな。それでも充実した一年であった。「プライベートを充実させる」ってのが今年のテーマではあったのだが、それはまあよかったと思う。仕事は前ほど忙しくない割に、時間はほんとにいくらあっても足りない感じがする。今年もきっと忙しくなるな。楽しい一年にしたいものである。

　そんなわけで寝正月。お昼頃まで寝ていたので、爆笑ヒットパレードもゆっくり見れず、お神酒を食らってゴロゴロするのであった。

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