全快、というわけにはいかないが風邪はほぼ治った。なのでやっと田舎へ帰れるのであった。お風呂へ行って、お年取りをして、紅白を見て寝る。年越しそばも食う。

　熱はぜんぜん下がんない。風邪なら一回熱出しちゃったほうがいいと思ってたのだが、下がる様子もないので頓服を飲む。するとやっぱり見事に下がるんだなこれが。この薬はほんとに怖いな。しょうがないので医者に行くことにした。今日は最終日でやっているという。

　医者に行って、「一日中寝てたんですけどぜんぜん熱が下がらないんです」と言うと、「来るのが遅すぎですね」などと言いやがる。ばかやろう、てめえんとこ昨日日曜日で休みだったじゃねえかよ。診療も喉をチラッと見ただけで、「そんなに高熱が出るのはインフルエンザですね」などと言う。ほんとに見てんのか、この医者。

　頓服が効いて、インフルエンザの薬を飲んだら具合はどんどん良くなっていく。この日はもう眠れないくらい。薬って、やっぱし効くんだな。でも、こんなに効く薬はちょっとこわいぞ。

　心配していたことが来た。よりにもよって年末の土壇場に。風邪である。去年の年末もインフルエンザにやられたので、今年は絶対やられないようにイソジンでうがいをしたりして気をつけていたのだが、やられた。朝寒気がして、熱を計ってみたら38度5分。今年1度高熱が出ているのでインフルエンザの免疫はできてるつもりだったのだが、もう高熱で動けない。

　9連休なのに風邪ごときでくたばってたまるかと、死ぬほど寝る。またよく寝れるんだこれが。夢とも悪夢ともつかぬ、壁が次々に襲ってくる夢を何度も見ながら寝る。汗はかけるのでどんどん汗かいてどんどん着替えるが、熱は上がっていく一方。9度2分まで上がった。風邪薬やらユンケルやらでどんどんドーピングしても全然効き目なし。

　この日は一日寝たきり老人のように寝た。

　さて、今日からおやすみである。今年は実に9連休なので余裕しゃくしゃく。お片付け用のお買い物に出かける。衣装ケースを買ったり、洗濯ハンガーを新調したりする。帰省用にちょっといいシャツを奮発して買う。見た目は何の変哲もない白いシャツなのだが、これがたまらなくうれしい。

　夜、咳が出はじめる。昨日会社の子が変な咳をしていたので風邪がうつったのかとちょっと心配。

　さてさて仕事納めである。去年と比べたら今年はかなりのんびり。2軒ほどクライアントに挨拶に行って、あとはオフィスのお掃除。かといって年内に処理しとかなきゃいけない仕事が全部片付くかというとそうでもない。でもまあ、なんとかなった。というか先延ばしにしてしまった。

　ほんとは4時頃から納会をするつもりでビールを買っておいたのだが、みんな忙しそうだし、いきなり帰っちゃう子とかもいたりして、ゆっくり仕事納めってわけにはいかなかった。しょうがないので仕事しながらビールを飲んで今年の仕事は終了。まあ、今年は珍しく年末気分かな。

　そんなわけで晩ごはんは焼肉。久しぶりに冷酒なぞ飲んだらべろべろ。カラオケもいったのだが、もう何唄ったか覚えてないくらい酔ってしまった。

　クリスマス明けだというのにやはりあちこち忙しそうである。昨年は年末ばたばたしたので、今年の年末は出来るだけ何もせず穏便に済ませたいと思っていた。何しろ俺は何故だか土壇場になってから仕事を入れたり仕事を引き受けたりしてしまうタイプなのだ。試験の前日になって徹夜して寝不足になるタイプだな。

　なのでできるだけ地味に仕事をする。年内のことは年内にすませておこうと思って、あちこち行くが、忙しいせいかよかれと思った仕事でいやな顔をされたりする。でもやっとかないと怒られるしね。そんなわけでなんか年末気分で仕事をしたのであった。

　オフィスに業者の人が挨拶に来た。ほんとにただ挨拶に来ただけだったのだが、やっぱり悪い気はしないもの。俺もまじめに挨拶回りをせねばと少し反省。

　晩ごはんは珍しくピザなどとってみる。

　クリスマスか。百貨店へ行ったらケーキ売り場、ものすごい賑わい。イブがメインだと思っていたがやっぱ今日クリスマスする人もいるんだな。

　そんなわけでお約束どおり今日はクリスマスをお正月に変えてやらねばならん。俺の仕事はたいしたことはないが、世間がクリスマスから一夜にしてお正月に変わるのは、実は今夜、ものすごい数の人がお仕事をしているおかげなのよ。夜通しね。

　終電に乗れないなと思ってた仕事は応援を頼んだおかげで割と早く済んだ。今日の会話。

「イブはどうでした」

「いや岡山で20時まで仕事で」

「さぶっ」

「もがさんはまさかデートなんかしてませんよね」

「仕事でした」

「あ、仕事だと思ってましたが、まさかってのは失礼でしたよね」

「・・・・」

　クリスマスに仕事をしている者同士、解りあったのか傷を広げあったのか。

　そんなわけでクリスマスイブである。みどりの日のおかげで何かのイベントは23日にやるようになったので、平日のイブは最近どうでもいい。ほんとのこというと昔からどうでもいい。

　夕方、取引先に行ったら、「あんたこのくそ忙しい日になにしに来たの」と顔に書いてあった。でもちゃんとお手伝いをしてあげたら、うれしそうな顔になった上に、「クリスマスイブなのにご苦労様です」と言ってくれた。そう、世の中にはクリスマスを支えている商売の人もいるのである。忙しいだけでたいして儲かるわけじゃないのにね。

　そんなわけでクリスマスイヴは20時まで岡山で仕事。これからデート。うそ。

　月曜日の祝日ってのは快適である。なにしろめざましテレビをやっていようが、笑っていいともをやっていようがおやすみなのである。しかし、痛快エブリデイを見るといやな気持ちになるので、普通のテレビを見ずにケーブルテレビにして、月曜日感を払拭することにする。

　小売さんや接客業の商売は曜日の感覚がないのか、月曜日と勘違いしたらしくいくつか電話が入る。まあこの時期このご時世、それはそれで甘いと思うのだがしょうがない。オフィシャルのケータイなんか休みの日は出なきゃいいじゃんって話なんだが、問題は早いうちに解決しといたほうがいいし、ただほっとくと俺ももやもやするしね。

　気がつけば来週は4日行ってもう仕事納め。意外と忙しいかも。

　問題は神戸である。ルミナリエ。何であんなに混んでんだ。震災のときより混んでんじゃねえか。

　警備のお兄ちゃん面白かった。さすが関西。元町、中華街、久しぶりの神戸。

恐ろしいほどの人波のルミナリエ。

　お買い物に行く。クリスマス商戦だからか、3連休だからか、年末だからか、結構な人出。ひとあたりするくらいごったがえしてる。あちこち見たりするが、欲しかったプレーンなシャツをひとつ買う。ギャップや無印で買えば4枚は買えようかというお値段。このタグのついたシャツ欲しさに金を払うって馬鹿げてる。でも欲しい。ブランドの価値ってそんなもん。願わくば、着ているうちにさすがだなと思わせてほしいんだが。

　いろんなことが少しずつうまくいかない。ここを真剣に受け止めるべきなんだろうが、ごまかそうと思えばごまかせる程度の、たいしたことでもないので少しだけ努力して、流す。そういう誤差の積み重ねが後で大きくなったり、その改善努力が地力の強さにつながることもわかってる。でも、流した。ツケはもしかしたら回ってこないかもしれない。でも、日々の改善のきっかけはその場でクリアしていかなければ日々の成長はない。わかっちゃいるつもりなのだが、また逃げる。余裕がないのか、やる気がないのか。人のせいにはしたくない。どんな環境であっても、最後にやるのは俺だ。

　久しぶりに遅くまで仕事。まあ帰ってきたらニュースステーションがやってる時間なので、世間様から見たらたいした時間じゃないけどね。陽が落ちるのが早いので、ちょっと遅くなっても夜中のような気がする。

　平日定時に速攻帰って髪を切りに行った。何故かというと週末は忙しいし、なにより今週までは料金が20％OFFなのだ。しかしこうしてくれとショートの頃の写真まで持っていったというのに、おねえちゃんは俺の思ったとおり短くは切ってくれない。何故か。おそらく俺はこの半年間「伸ばす」と言い続けているので、おねえちゃんは伸ばしながら切るんだろうなという呪縛から逃れられていないのだ。

　といってこのおねえちゃん、「さっぱりさせて」というと必要以上に短くしてくれたりするのだ。いや、気に入ってないわけじゃないんだが、いつでもちぐはぐ。文句言いながら通ってるってことは気に入ってるってことなんだが、なかなかドンピシャにはならない。もしかすると深層心理では俺の気持ちにあってるのかもな。

　問題は美学である。意志と言い換えてもいい。何が美しいのか、何に金を遣うのか、何に時間を使うのか。自分の美学を貫けば道はおのずと見えてくる。ところがこの美学ってやつは誘惑に弱かったりする。ことに新しい服とか、酒の誘いにはことさら弱い。

　無理して買ったものは往々にしていつまでも可愛がってあげられる。間に合わせで買ったものは間に合わせのままいつまでもうちにあったりする。どっちがいいかは明白だ。そろそろ「一生使えるもの」、なんて言葉がリアルに感じられるようになってきた。実際10年選手の服や靴なんて結構あるし、家具だって一回買ったら意外と壊れない。カラーボックスですら。

　高くても、欲しいものを買えばいい。安物を買ってセンスを落とすくらいなら、美学を貫け。いや、新しいコートが欲しいだけの話なんだが。

　結局初めて買ったDVDはヒスブルになってしまった。いや、意外といいのよこれが。

　立ち飲み屋に行ってみる。そう、大阪名物串揚げの立ち飲み屋。ソース二度づけ禁止というあれである。初めてではないのだが、大阪に来たころ友人と一度立ち飲み屋を体験してみようと行ってからさすがについぞ行く機会がなかった。一人で入るのは今日が始めて。大人の仲間入りである。

　実は俺はビールをきゅっと一杯だけ飲めるような場所を探していた。最近、ゆっくり飯を食いたいわけじゃないんだが、しらふじゃ帰れないって時がある。そんな時一人でビールを一杯だけ飲める場所って意外とない。そんな時にうってつけなのが実は立ち飲み屋なのだ。逆に長居も出来ないしたいしたつまみもないし、人と一緒にはなかなか行かない。串揚げをちょっとつまんでビールをくいっ。これである。

　とはいえあまりに大人の場所過ぎて、実際には近寄りがたい。今日はなんばで向かい合わせに立ち飲み屋が二件あったのだが、すいてる方に入ってみた。混んでる方が旨いんだろうけど、混んでる方は玄人さんばっかりで、俺のような小僧の入れる場所ではないような気がしたのだ。

　ビール一杯飲んで、ウィンナーとキスと牛カツを1本づつ頼んで、食べ放題のキャベツをばくばく食べて、しめて810円。これは結構使えるかも。はまったらどうしよう。

　革ジャン屋のファミリーセールに行く。どんなルートで住所が出たかちょっと気になるが、DMがやってきたのだ。割と好きなブランド。のこのこと行ってみると、なんか住宅街の一角で貧相な感じでやっている。が、ファミリーセールなんてのは、ていのいい返品処分や在庫処分なのでそんなにコストもかけていられないだろう。最終日なのでたいした出物はなかったのだが、うっかり馬革のA-2を買いそうになる。買わないけどね。欲しいものがなくて良かったような、時間の無駄なような。でも行かなかったら後悔することはわかっていたので、よしとしよう。来年は初日に行く。

　ででんでんでん。お買い物にお出かけ。まあクリスマス前なのでショッピング街ってのは混んでるわな。くわえタバコも出来ないような混雑。

　東京会議。まあもめたようなしらけたような、どうでもいい感じ。今オフィシャルでも色々変化があるのだが、結構な大ネタをさらっと言われたりして事態の深刻化に気がつく。まあ今までがのんきな会社すぎたのだが、そろそろ極端なくらいコストカットがやってきそうだ。カルロス・ゴーンは今はエースのように見えるが、俺にはその裏側でひどい目にあった人の姿が見える。勝ち組と負け組みとよく言うが、勝ち組で生き残った奴だけが勝ち組なんだよね。

　忙しいんだってばよ。なのに昨日外人が色々宿題を出していったので、その宿題をやらねばならん。外人ってのは何でも即決なのかね。かといって社長命令であればやらないわけにはいかない。バイリンガルって言葉はよく聞くが、バイカルチュラル、とか言う言葉を始めて聞いた。外人とビジネスをするのには、外人らしい発想や論法を学ばねばならない。いや、俺は外人と喋るわけじゃないけどね。

　外人きやがる。忙しいんだってばよ俺は。まあ、勉強になる。外人の仕事のやり方や、話の進め方、表現方法。日本人同士とはちょっと違うらしい。そういうノウハウを教えてもらえるのはやはりありがたいこと。

　半年分の英語一日で聞いたな。俺、一応英語をMDで聞いてたりするんだが、10時間近く外人さんと一緒にいたら、脳が固まってしまった。まああのくらい毎日真剣に英語を理解しようと思って聞いてたら、聞けるようになるわな。でもきっとあんなに聞いてたらうなされると思う。事実俺は目の前で話をしているのに何言ってるかわからずに眠くなってしまった。英語使いへの道は遠い。いや、遠いなんていってられねえんだよな。毎日そのくらいやらなきゃ。

　で、夜はしゃぶしゃぶ。相変わらず俺、ミナミの店をよく知らない。まあ接待で行くこともないし、いい店に連れてってもらったこともないしね。だとしても仕事用の飲み屋も知らないようじゃ酒飲みとは言えまい。

　社長が大阪オフィスにやってくるってんで、前準備で忙しい。なのにアポイントの待ち時間があったりして暇はあったりする。珍しくタワーレコードなんか行ってDVDなんか物色する。ヒスブルのビデオクリップを見たいのだが、ヒスブルが一番最初に買うDVDってのはちょっと嫌。

　懸念の件を片付けようと思うと、後回しにしてた懸念の件が爆発するんだなこれが。爆破処理をしていたら懸念の件はどこへやら。今日はもうパニックにはならず、あきらめの境地。できることしかできないのなら、できることをすればいい。手を抜いてるのかな。地力かな。意外と力量ないぞ、俺。

　日がな一日パソコンをしたいところなのだがなかなかそうもいかん。正直なところ、動くようにはなったが、「使える」というレベルにはなっていない。辞書もアドレス帳もお気に入りも入っていないので、ハイスペックのくせにあかんぼも同然だ。おまけにマウスでしか動かないし、キーボードサイズも違うので、まだまだつきあいはじめの女と同じで、勝手がわからない。

　アンテナをつないで、プリンタもつないで、接続だけはほぼ完璧にするが、写真もプリントしてみたいし、CD‐Rも焼いてみたいしDVDも見たいし焼きたいし、何よりファイルも移したい。しかしお掃除もしなきゃいけないし、買出しもしなきゃいけないし、気ばかりあせって意外とできることは少ない。ほっとくと黙って変な動画見てたりするし。いや、パソコンで動画が見れるなんて当たり前に思ってる人もいるかもしれないが、買ったばっかりのやつには珍しいんだってば。

　やろうと思ってやる気があっても意外とできることは少ない。

　さてさておニューのパソコンがやってきた。いやパソコンそのものは月曜日に到着していたのだが、平日はセットアップしているヒマもなく、やっと今日日の目を見たのである。買ったらすぐで、我慢できない俺がよく一週間もほっといたものだ。理由はある。万が一うまくいかなかったとき、俺は明日の仕事もかえりみず、寝ずにセットアップを続けてしまうことが解っているからだ。今のパソコン買った時に、4時までセットアップしてて、大仕事に大遅刻したことがあるのだ。おまけに酒も飲むので、はまった時には泥沼の堂々巡りから抜け出せない可能性もある。

　そんな訳で俺は今、おニューのパソコンを前に旧型のノートで日記を書いているのであった。ラック組み立て。

　日常業務ではない、ちょっとしたイベントみたいな仕事。非日常の仕事だし、とくにノルマもないし、わりと人気者になれるので意外と楽しい。世の中って探すとこっそりいろんなことをしてるんだよね。

　といいながら最近ピリピリしている自分に気付く。もう地下鉄に乗る時ちょっと割りこまれたり、混んだ電車の中でおばちゃんの肩が当たるだけで捨て台詞を吐かないと気が済まないくらい安定していない。

　そんな時電車の回数カードが3回続けて引っ掛かってしまい、駅員さんに文句を言ったが要領を得ないので舌打ちをして捨て台詞を吐いて帰ってきた。帰りしなやっとピリピリしている自分に気付く。それは駅員さんが怒って帰る俺の背中にいつまでも謝りつづけていたからだ。大人げないというか、何をそんなにイライラしているんだろう。いや、まわりでも色々あってなんとなく落ちつけない感じではあるのだが、ピリピリしたってしょうがないじゃん。自分の気分が悪くなるだけなんだもん。楽しいことを考えて、出来るだけ安静に過ごしていきたいものである。

　ちょっと気になってたことが解決して、ひと安心。心に引っ掛かりがあるときは何をしても楽しくないし、お買い物もする気になれない。でも解決すると、お天気が晴れているだけで楽しくなったりね。毎日楽しく生きていく努力をしよう。どうせ一度の人生さ。まあ俺は天使じゃないけど。

　今日飲んでた時、となりのおっさんの会話が妙に気になった。同僚らしいのだが妙なところで敬語をはさんだり、どっちかが強気になってダメ出しをしあったり、納得しあったりしている。まあそんな関係はよくありがちなんだがね。中でも気になったのは「俺、営業向いてねえよな」みたいな台詞。

　話聞いてると昨日今日転職したわけでもなさそうだし、年は俺からみておっさんに見えるのでどう見ても不惑以上。それでも色々なやんでんねんなーとなんだか不思議な気分。いくら歳とったって、悩みはあるよなー。しかも俺と同じような。なんか俺の将来を見たような気もするし、おっさんがんばれよとも思った。

　なんとかなるか人生は。しがみついていて見えなくなることは多々ある。一生懸命がんばってるのは可愛いが、まわりも見えずに必死にしがみついているのは、カッコ悪いし馬鹿げているのかもしれない。引いて見れば世の中にはいろんな選択肢があるのかも。余裕ぶっこいてる奴も腹が立つが、リスク回避はいつだって必要かも。

　ゆっくりちゃんと仕事をする。ということはちゃんとするだけの余裕があるってことだ。まあ、明日に回した仕事もあるがね。

　ミーティングで結構シビアな話をする。が、俺が発言する機会は少なかった。少し、ずれているのかなと思う。大人ぶって偉そうな顔をするのは簡単だが、きちんと噛んだ話が出来なくなっているのかなという懸念がある。

　俺がゆずってやってんだからお前も譲歩しろという態度は解りにくいんじゃないのか。俺がこれだけやってんだからお前も考えろってはっきり言った方が解りやすいか。謙譲の美学というのは好きだが、世の中ガチンコじゃないと解りにくい奴もいるのかな。

　やろうと思っていたことはままならず、くだらないことで時間を費やしてしまう。くだらなくもないのだが、雑用を言い訳にして日々を過ごす。俺は急いでたはずじゃなかったか。

　あるものが届く。詳しい話はゆっくり書きたいので今日のところは内緒。

　当り前だが12月。もう今年も一ヶ月になってしまった。早いなー。今月もきっとあっという間に過ぎるんだろうな。

　日がな一日ダラダラして過ごす。

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