時間が止まったわけじゃないんだけどね。今見ると日記は止まってる。いろんなことがあると、日記よりも日々の出来事に押されてしまうのかな。書きたいことや、書いておきたいことはいくらでもあるのに、書くより先に日々が動く。そして楽しかった出来事を忘れちゃうわけじゃないんだけど、感動は薄れちゃう。わかってんだけどなー。まだ書けない。

　日常に押され、非日常的な出来事を楽しみながら生きている。思わぬところに幸せはあって、幸せを食い潰しながら日常を過ごす。でも、今は幸せなのさ。何で幸せなのかは教えない。でも、幸せを応援してくれた人にはおすそわけをしなきゃ。

　時間がないってのは言い訳にならない。でもまあ、そんな時期もあるのよ。

　わくわくするようなおでかけはもちろん楽しい。でも、やっぱりうちも楽しいな。ここんとこ週末出っぱなし。ゆっくり書きものをしているヒマもない。まあヒマがあればいろいろするかって言うと、そうでもないんだけどね。

　横浜のイメージって、俺にとっては今でもこの歌だな。他に色々唄あんのにな。追いかけてヨコハマとか、かもめが翔んだ日とかな。なんでだろ。どうでもいいが、俺、横浜市民だったのよ。

　こんな日に限ってロクでもない電話がバンバンかかってくることになっている。普段かかってこないクライアントから3発くらい立て続け。普段かかってこない人からかかってくるということはどういうことか。緊急用件かクレームである。金曜の17時に電話かけて来て、月曜の朝までに何とかしろって、アホかお前。大体俺は大阪にゃいねえんだよ。めずらしく「無理です」と言い切って月曜日回しにする。もう一個はわがままなクレーム。「そりゃおたくの都合で言ってるだけだろ」って、当り前だろ。こっちにはこっちの都合があるし、いくら商売だからって言って客のいうことなんでも聞けるわけじゃないぜ。いくらごねたって出来ない事は出来ない。わかれよそんなこと。わかんねえか、客ってのは基本的にわがままだもんな。

　飛行機も取った、有休もとった。あとは明日ライブ会場へ乗り込むだけ。

　人間って、はたで見てると簡単なのよ。でも、簡単そうに見えることが出来なかったり、やってみても簡単なはずのことが出来なかったり。ギター買っただけでギタリストになってみたり、ただ単に何年もやってるだけで古株の顔してみたり。楽な顔するのは簡単だが、楽勝でこなしていくのは難しい。

届くのと掴むのは違うんだよな。一瞬、手は届く。それが自分のものになるのか、そこを越えていくのか、届いただけなのか。手の届く奴は多いのかもしれない。それを手中にするのは難しい。筋肉番付の話。

　こんな素人頼みの番組あっていいのかよ。年収くらいギャラやれよ。

　読売（この書き方はわざとイヤミ）、優勝したらしいな。俺はテレビ付けた時、今日阪神が優勝するのかと思ったくらい、甲子園はわいてた。勝ったときの六甲颪、今年一番じゃねえのかよ。

　巨人の逆転負け優勝。な、阪神とやってよかったろ。伝統の一戦。あたたかいじゃねーかよ阪神ファンは。オチもワイルドピッチだし。手放しの優勝じゃなかったが、これも面白いだろ。ま、読売ファンにゃ面白くなかったか。いや俺もそんなに野球好きじゃないけどね。つい見ちゃった。

　それにしてもナースのお仕事の最終回3時間押し。スポンサーともめねえのかな。

　昨夜久しぶりに酒飲みながら長電話したら、かなり飲んだらしく、結構な二日酔い。喋りながら飲むと喉が乾くから結構飲み過ぎちゃう。めずらしく昼くらいまで起きれなかった。

　なんかここんとこ色々あって、頭の中が軽いパニック状態。仕事でも、結構暇な日でもふたつくらい急用が入ると急に忙しくなるが、あんな感じかな。気ばっかり焦って、たいした事が出来ない。俺は予定を立てて行動するのがもともと苦手だし、ましてプライベートではあまり予定を立てて行動なんかしたくない。行きたい時に行って、嫌ならやめちゃうってのが気軽で好きだ。

　小山卓治ファンとしては、今まで暇で暇でしょうがなかったのにここんとこ急に盛り上がってるし、ネットワークが急に広がってる感じ。いや俺が何をするわけじゃないんだけど、なんかこのムーブメントにのっとかないともったいないかなみたいな。

　東京であるライブはあきらめきれないし、かといって仕事はたてこんできそうだし、いや、日記書いてる暇はあるんで、そんなに忙しいわけじゃないんだけどさ。ネットも結構徘徊してるし。

　先週の三連休もなにかと忙しかったし、今週の三連休も一日東京にいたりして、なんか頭がスクエアな状態に戻らない。じーっとしてればいいってもんじゃないんだけど、ちょっと落ちつかない。遊びまくって結構な話なんだけどね。

　今日はドラムの練習へ行った。人と合わせるつもりで叩くとやっぱり結構難しい。ちゃんと叩こうとすると逆に叩けない。ということはいつもいかにいい加減に好き勝手に叩いているかということなのだが。何度叩いても曲のスケールが頭に入らない。頭悪いな、俺。叩きながらじゃなくてちゃんと聞いて寸法憶えないとダメだな。

　帰りにスーパー寄った。いつも行かないスーパーなのだが、スタジオの帰り道なので寄ってみた。何故かと言うと1,000円以上買うとおしょうゆをひと瓶くれるというチラシが郵便受けに入っていたからだ。晩ごはんのお買い物をして、しょうゆひと瓶もらった。とてもうれしかった。

　今日はうちでゆっくり。今日休んでも明日も休み。なんて素敵なウィークエンド。

　などとわくわくしつつ洗濯をして、ネット三昧。他に何してたんだろ、俺。なにもせずに一日が過ぎたぞ。こんなことでいいのか。まあ、いいか。こうして少しずつ歳をとっていくというのに、何もしないでいいのか。もう俺にはあまり時間がないというのに。でも、そんなに生き急いでもしょうがないよな。忙しがってる人って、俺、あんまり好きじゃないし。

　そういやにいさん筋にあたる先輩が転職するといっていた。いいなー、そんなにどんどんステップアップしてっていいのかよ。でも、俺人見知りだし、環境変えるの好きじゃないし、転職はあんまりしたくないな。

　夜通し飲み倒した為、ふらふらで姉のうちへ向かう。3時間程度しかいなかったのに、姉のうちでおひるね。全く迷惑な奴である。取って返して大阪へ向かう。新幹線の中で爆睡するつもりだったのだが、念の為、眠り薬変わりにビールを買う。しかしビールを飲む間もなく見事に爆睡。

　うちに帰っても眠いので、一杯だけ飲んですぐ寝る。

　メイクアップアーティストになるレッスンを受ける。いやそんなものにはなれんが、なかなか面白い。機会があったらメイクアップアーティストになろっと。夜間学校とかないかな。

　新しいボスがやってきた。このボス、噂によると俺より小僧らしい。外資ってのは何でもありだなほんとに。デンマーク人らしい彼はなんだか自信満々である。のし上がっていくタイプってのはこういう感じなのかな。プレゼンもわかりやすく、英語も多分わざとだろう、わかりやすい言葉を使った。俺でも7割解ったと思わせるくらいの英語だ。

　夜は倒れるような飲み会。ボスの歓迎会の後、二次会に誘われる。連荘の為、とっとと帰ろうと思っていたのだが、「いいとこ行くか」と言われたので連れてってもらうことにした。まあ、なかなか面白い体験であった。高かったんじゃねえかな。

　あちこちでシークレットギグがある。今日は東京出張の為、いつもだと飲み会があるのだが、今日は女子チームが女子だけでシークレットギグをやるという。といって男だけでやろうという奴がいるはずもなく、今日は先月やめちゃった女の子を囲む会をした。実はこの子が東京飲み会の影の主宰者なのである。

　俺達はローカルエリアに住んでいる為、彼女の送別会に参加していない。だから今回は花を買って行った。安物だがね。花を買うのは久しぶり。

　久しぶりの彼女は自分で言うようにかなりふっきれて見えた。もう会社にいたことは遠い過去のことのような気がするといっていた。その気持ちはなんとなくわかるな。プライド、という言葉を彼女は何度か使った。プライドはいつだって、何にだって優先する。くだらないプライドは捨てちまった方がいいが、捨てたつもりでもどこかに残っているものだ。最後に残しておくべきプライドは、その程度でいいのかもしれない。プライドを持って生きていくのは素敵なことだが、生きていくのに障害となるプライドは邪魔なだけだ。

　俺、政治経済には詳しくないが小泉訪朝、政治的にはパーフェクトだろ。ニュース見てると拉致された人のブーイングの方が多いが、それはとても必要なこと。

　しかし政治的に見てみたらこれ、大成功なんじゃねえの。不満があるっていうレベルではあるかもしれないが、あけてみたら不満があるっていうレベルで、これ以下だったら小泉辞めなきゃいけねえだろう。

　政治的に見れば、もちろん事務レベルで処理していたんだろうけど、大成功だろう。これ、日中国交回復を果たした田中角栄と同じレベルで歴史に残るんじゃねえのか。まだ回復してないけどさ。

　ご遺族と当事者の気持ちは理解する術もないが、結論は出た。そして小泉は喧嘩を売りにいったわけじゃない。そんなにいっぺんに問題は解決しないだろう。数時間で。

　でも、くやしいよな。俺は傍観者だ。軽々しく書くことじゃないかもしれない。思いつきで書いちゃいけないな。犠牲を伴ったすごい進歩のような気もする。個人名の出ている殺人を含んだ戦争なのか。

　何日か経っても評価よりはブーイングの方が大きいようだ。やはり日本の評価は変わらないみたいだ。でもな、北朝鮮だぜ。期待し過ぎじゃねえのかな。不幸な結果は残念だが、あれ以上なんか出してくるとも思えないのだが。

　3連休のすごいとこは、2日出掛けたっていうのに、今日もおやすみっていうところ。どこへも行かずに。昨日触発されてタイコの練習へ行きたいところなのだが、なんか書いてたら一日終わってしまった。せっかく担いできた会社のパソコンも開けずじまい。日がな一日パソコンの前。まあ、嫌いじゃないけど。

　いろんな事があった。初めてのような、若い頃に戻ったことのような、素敵なことのような、苦手なことのような。

　ひとつだけいえることは、まだ遅くないし、やっとできるようになったし、若い頃に戻る必要もないけど、ガキみたいにわくわくしたっていいじゃんって思う。ガキの頃したかったことが今出来る。大人ぶる必要はないじゃん。その頃出来なかった事が今出来るんだから、ガキに戻ればいい。

　ガキの真似する必要もない。俺達は大人で、大人だから出来ることがあるし、ガキだった頃うまく出来なかったことは大人として対処すればいい。手法は大人で、気持ちは子供で。うわー、俺今ものすごいおっさんくさい事いってるぞ。

　そうじゃねえ。いつだってやりたいことをやればいい。すぐ出来るようになるか、出来るようになるまで待つのかは人それぞれ。経済的なものが出来た時点には興味なくなったりな。

　だから今、正念場。俺は何になりたいのか。いや、なりたいものになるし、やりたいことをするけどね。

　まだ僕らには沢田研二がいるし。いねえか。

　まじかよー。電波少年のなんとか少女漂流記、終わってるじゃねーかよ。先週休日出勤の時に見逃した分が、脱出の回だったらしい。マジかよー。毎週見てたのにオチだけ見逃すなんてありかよー。ちくしょー。くやしいよー。再放送しやがればかやろう。

　そんな訳で今日もおでかけ。

　おやすみはいいねえ。おやすみの日に休める幸せ。先週は休日出勤で休めなかったし、バタバタの仕事で気が重かったんだけど、仕事も大体片付いて、3連休で、やっとひと段落。今日は楽しいこともあるし、おやすみを堪能しよう。おでかけもあるし。

　うーん、忙しいんだけどスケジューリングがうまくいかない、みたいな日。やっつけなきゃいけない仕事は一杯あるのに、飛び飛びにアポイントがあってそのあいだは何も出来ないとか。

　先週の今日はイベントでてんてこ舞いしてたななんて思いながら、先週入り浸りだった現場へお礼のご挨拶に行く。祭りの後の処理はあんまり楽しいものじゃないわりに時間がかかったりする。2回目のイベントなのでなかなかシビア。前回はみんな手探りなので手放しでほめてくれたのだが、今回は目標も高く成功も求められるし、たいしてほめてくれないくせに注目度は高く、レポートも詳細に求められる。いや楽しそうに派手にやってるように見えるけど、見えないところで汗だくなのよ。

　しいていうと男ひとりで美人のおねえちゃんに囲まれて酒飲んで大笑いしてて、端から見てると楽しそうに見えるけど、本人は仕事で酔うわけにもいかず、気を使いながら盛り上げながら、ご機嫌とって明日の段取りを練ってるみたいな。俺、女との仕事には絶対向いてないな。

　おすしはね、やっぱり人を幸せにしてくれるのよ。しかもおなかいっぱい食べるぞー、なんて思った日にゃ、幸せなのよ。おすしは人の金より自分の金の方がいいな。気がねなく食べられるし。いや、トロも平目の「縁側」もしまあじも食いたいんだけど、そうもいかないんだけど、おすしはしあわせ。

　大将がね、愛想いいんだけど、俺なぞ子供扱いでね。「にいちゃん久しぶりやね」なんてね。ガキ扱いじゃなくて、子供扱いってのがちょっと楽しい。ネタ頼んでもね、「てっきゅうって鉄火ときゅうりなの」「そうよ。てっきゅうしたげよか」みたいな。「したげよか」なんてさんまの言い回しでしか聞いたことないのだが、してもらうのはちょっと楽しい。

　今日、外したり、負荷もらったり、ちょっと親しげな話をしたりできたけど、ダメ出し食らったり、ちょっとへこんだ日だった。でも最後のおすしで幸せにしてもらった。おすし食べればいつでも幸せになるってもんでもないけど、今日の終わりにおすしが俺を幸せにしてくれたので、今日はいい日。おすしはいつだって俺を幸せにしてくれる。

　サイトを張っている以上、そしてその話題が私的なものでない以上、裏に逃げるのは卑怯かもしれない。

　正直言って、9月11日にはあまり興味がない。日時で語られるそれは1月7日と同じ様に大きな出来事であるのだが、俺にとっては大きな意味を持たない。去年の当日、俺は自分のクレーム処理で精一杯で、俺の中ではテロより俺のクレームの方が大事件だったこともある。正直、テロよりもクレームの言い訳になる台風の方がありがたかった。

　俺はあの映像を見ると、美しい、と思ってしまうのだ。顰蹙は承知である。エアの中の人の心理も惨事も、崩れ落ちたNYもあまりよくわからない。俺、NYに知り合いいないし。だけど、あのビルを見事にぶち抜いた映像の美しさが忘れられないのだ。事実は小説より奇なりというか、どうやってもあれ、映像化できないだろ。

　映画屋がやろうとおもっても予算が許さないし、両翼を見事にビルの中に納めるような芸当はできないだろう。ありえない。多分誰かがやろうと思っても出来ないし、金輪際ありえないことだから俺は引きつけられる。

　顰蹙を買うのは百も承知じゃない。誰かに一言言われれば、すぐにへこむし、多分不謹慎なことを言ってるし、嫌な気持ちになる人もいるかもしれない。でも、俺はそう思った。

　亡くなった人や遺族の気持ちを考えられない。思いもつかない。想像もつかない。NYは俺が初めて行った日本以外の場所。なのにやっぱりなんだか他人事だ。スプリングスティーンのニューアルバムも俺には重いだけだ。

　だけど、書いてみた。俺は、そんな奴だ。

　なんかな。やっとひと仕事終わった。すべきことの優先順位は偉い人にはわかってないって言われるかもしれない。でも、現場には現場のやりかたがある。現場を整えるのは俺の仕事だしね。上のいうこと聞くのも下の仕事だけど、無理強いして現場が荒れたままじゃ俺の仕事が差し支える。無理強いするのは上の仕事、バランスとるのが俺の仕事。横流しできない奴は、自分でかぶるしかない。

　人に頼んでもいいけど、命令じゃない限り好意でやってくれる人は少ない。であれば、自分でやるしかない。俺は基本的に他人を信用していない。というより、俺に責任があること、最後にやるのは俺だ。会社の方針も、人に恃んで出来なかったことも、俺が窓口である限りは俺の責任だ。クレーム処理は俺の仕事。そして、それでいい。人のせいにするよりはどんな理不尽でも甘受できるようでなければ、先はない。

　俺は今日実はおやすみなのである。土日と休日出勤をしたので今日は代休。けっこう大きめのイベントがあったので、俺は3日間とも付きっきりで仕事をしていなければならなかった。ほんとは月曜日に休みたかったのだが、仕事の結果を聞く電話が鳴りまくることはわかっているし、報告も上げねばならん。だから今日休むことにしたのだ。

　しかし朝から何をやっているかというと、イベントのビデオのダビングをしているのだ。零細企業というのは大変で、イベント統括責任者兼カメラマン兼ビデオ編集係までせねばならん。もちろん打ち上げ場所の設定や予約もね。

　そんなわけで仕事の雑用もせねばならんし、いつもの休日の雑用もせねばならんし、気ばっかり焦っている。平日なので仕事用のケータイはお構いなく鳴るし。で、とりあえず何をするかというと朝からネットして日記書いたりしてるんだなこれが。何も片付かねえじゃねーか。

　なんかフラフラなのだがお仕事へ。わかっちゃいたが朝からケータイ鳴りまくり。一発目から話が噛み合わず、朝イチからなんか不愉快になる。大仕事の後なので、肩の荷おろしてほっとしたいとこなのに、なんだかな。いい仕事したんだから、誰かもっと俺をほめてやれよ。

　体調が悪いのか秋なのか、今日は空気がかなり涼しい。頭痛もする。風邪でも引くのか。バファリン買って飲んだら治ったので一安心。早く帰るつもりだったのだが、そんなに早くは帰れない。今日は4日ぶりにうちでごはん。やっとゆっくりだ。

　某雑誌からの電話取材を受けた。これで俺も物書きの端くれだ。いや書くのはむこうなんだけど。某雑誌とは、あるマネー雑誌である。この手の雑誌って何故か知らんがアンケートに熱心で、郵送でアンケート送ってきてそれに答えると500円の図書券をくれるってことがよくある。

　先日、寄った勢いでちょっとのってしまって、ちょっと長めに真面目にアンケートに答えたのだ。おまけにうっかり「追加取材OK」に○をしてしまったらしい。夜結構遅い時間に電話がかかってきて、追加で電話取材をしたいという。俺はもういっぱい飲んでいたので、あることないことベラベラ喋ってしまった。大丈夫かな。まあ、おもしろけりゃいいだろう。掲載が楽しみ。

　関東にしばらく住んでいた。大阪暮しの方が長くなったら、大阪の方が可愛くなった。関西に住んだ事もない奴から「大阪って〜だよね」って言われると腹が立つ。ネイティブじゃないのに。

　そんな話をタクの運ちゃんにしたら、「そんな事で悩んでたら富良野に2ヶ月住んだだけで北海道を背負ったような顔して顰蹙買ってる倉本聡はどうなるんですか」って言われた。おそらく日本中が倉本に騙されている中、富良野にいる人だけが、倉本に富良野の何がわかるんだよって思ってるに違いない。

　大阪へきた当時は東京のことも大阪のこともわかってるつもりだった。東京以外の地域によくある東京コンプレックスがなんかよくわからなかった。地方へ来てわかった。東京でしか仕事をしたことがない人って、地方の事を知らないので東京だけが世界の中心だと思ってるのだ。東京コンプレックスじゃなくて、東京のことしか知らないあほうが偉そうに東京の自慢話をし、地方を馬鹿にした言い方をするのが腹が立つのだ。ま、俺に言わせりゃ東京しか知らない奴がカタワなんだがね。

　縮図ってのは確かにあって、それが偉いわけじゃないんだが、俺は今日、普通に過ごしていれば3年分くらいの問題点と長さを3日で過ごしたような気になっている。

　東京の壁がある。その壁に向かってひとりだったら身動き取れないが、仲間がいれば大阪チームを作る事が出来る。これはすごい進歩。大阪にチームが出来るんだから。意識や概念だけでもね。問題は、大阪チームが東京の壁を楽々越えなきゃいけない事。

　100%だとしよう。東京のシェアは70%、大阪のシェアは30%。絶対値で言ったら大阪は負ける。コストは同じ。じゃあダメじゃん。いやダメじゃなくて、大阪に大阪チームの芽が芽生えた事が嬉しいんだけど、どう育ててやろうか。育てる力量を期待される歳になったかもしれない。伊達に歳とっても、そんな事はあるんだな。チーム大阪の概念。いいぜ。

　打ち上げを適当に切り上げ、南海の終電に乗ったら、阪急の終電に間に合わなかった。大阪終電早いぞ。今日もタク送。

　人間には本音と建前が必要である。絶対という言葉は好きじゃないが、絶対必要である。そんなものいらないよという奴は、よほど我を通す奴か、よほどいい奴かのどっちかであろう。俺なぞ好き放題書いてるようであるが、この日記だって建前だらけである。

　圧倒的な正義感を振りかざしてくる人に譲ったところで、さらに押し込んで自分の正義感をとうとうと語られるだけで、話は何も解決しない。かといって正義に反論しても、そいつにとってはそれが正義なのでこちらのいうことに耳を傾けようともしない。この穏健派で名高い俺様が喧嘩を売ってもいいと思うほどなのだが、そことは上手くやらねばならん。ただひとつ言えることは、偉そうに人様を非難できる奴は俺の嫌いなタイプで、そんな奴にいい奴がいたためしがない。

　まあ営業なんぞしてると面白い出来事もたまにはあるわけだが、感動したり、うれしかったりすることってそんなにない。今日はうれしかったし、感動した。ちょっと泣きそうだった。

　23時頃仕事上がり。通りすがりの焼鳥屋で晩飯。これが意外と旨かった。めんどくさいので遅くなったことにして今日もタク送。

　あしたからイベントなので設営と打ち合わせ。堺からタク送。1万円もかかった。これ、経費で落ちるのか。

　久しぶりに遅かった。うちへ帰ってきたら筑紫哲哉が始まっていた。なまけていたわけではないのだが、明日出来る事を今日するな、を座右の銘にしている俺は、ここんとこ帰りが早かったのである。

　しかし鍛えているというのはこういうことだ。鍛えてなければ、まあ慣れてなければ「なんで毎晩こんなに遅くまで仕事しなきゃいけねえんだよ」ということになるが、経験値があれば「また始まったか」ということになる。

　過去にやってて、それなりの経験値があって、鍛えられているということは大事なこと。毎晩帰りは23時、毎週3泊の出張がある、毎日200キロ車に乗る。やったことがない人は「そんな生活に絶対慣れない」っていうかもしれないが、一回やってれば、「またやんのかよ」で済む。

　逆立ちして腕立て伏せを30回出来る。やったことがないひとは「そんなことできねえよ」って言うだろう。でもいつも鍛えてる人はすぐ出来る。そして筋肉は落ちても出来てた人は、「おかしいなー、前は楽勝で出来たんだけどなー」と言いつつ出来る確信がある。まだ見ぬ目標への挑戦より、出来てたことへの到達はそんなに苦じゃない。

　経験値が大事ってのはそんなことだろう。「昔は俺もよくやったもんさ」って、今出来ねえくせに偉そうにあぐらかいてる奴にはなりたくないが、経験値って大きいかもと思う今日この頃。

　なんかどうでもいい日。どうでもいい日なんて言えるなんて、なんて人生に余裕があるんだろう。適当に二日酔いで、適当にアポがあって、適当に仕事をして、適当に帰る。早上がりなので無印良品でお買い物までして。しいて言えばこの「適当」は国語のテストの「もっとも適当と思われるものに丸をせよ」という適当に近い。

　余裕があるのか。クライアントへいっても時間にも商談にも余裕があるので、イライラしないし、無駄口のひとつも叩いてくる。普段仕事の話しかしない地方の同僚から電話があっても、「最近どうよ」なんてひとこと言って、近況が聞けたりする。ピリピリしてないことが、少し時間に余裕があることが、かなり俺に情報をもたらしてくれる。

　余裕も時間もなくてガツガツしてる時の方が、実際には仕事量も情報量も多いと思うのだが、「それ」以外の話が出来るのはこんな時しかない。めざましテレビじゃ最悪の日だったが、悪くない一日だったような。

　後輩と焼肉。久しぶりに話をしようと思ったらなんかむこうが色々あるらしく、終始聞き役になってしまった。おまけに人と飲んでるのにメールばっかしてるし。

　貴乃花、かわいそうだがもうダメだろう。はっきりいって再起不能ってことだろ。一年も休んで復帰できねえんじゃダメだろう。相撲って、横綱になったら引退するしかないシステムなので、しょうがねえな。みんなそうしてきたんだし。チャンピオンじゃなくて、グランドチャンピオンなんだろ。俺の記憶じゃ、北勝海なんて、横綱になってほとんど休んでたんだが、それ以上ってことだもんな。大体俺は相撲が好きじゃないのだが、俺に同情されはじめた奴はすぐ引退しちゃう。末期なんだろうな。北ノ湖しかり、千代の富士しかりな。

　さて早いものでもう9月である。涼しくなると冬まであっという間だもんな。今日も晴れ。なにしよっかな。

　タイコの練習に行こうと思ったら、今日はスタジオは一杯だった。個人練習は当日しか受けつけてくれないので、不便なような便利なような。

　なのでうちの片付けは続く。しかし日曜日の昼下がりにインテリア雑誌を買って来るのはいかがなものか。どうせなら金曜日の夜に買ってくればいいものを。で、結局まだ読んでないし。

　うちの工夫として目隠しの帆布を、料理の工夫として、伯方の塩を買ってみた。たいして変化はない。でも、変えようと思って変えたものはそんなもの。劇的に変えようと思ってたわけじゃないし。

　まあ、いいか。本気で変えたければ引越しって作戦はあるし、本気作戦をしたいわけじゃないし。それほどでもない。　

　タイコの練習が潰れたのでダンスの練習をちょっとするが、ヘロヘロ。筋肉痛になる前にヘタってやめちゃう。英語の勉強はまた先延ばし。なんか俺、小僧みたいだ。意外と忙しいぞ。なんかかんかかじってみるのに。

　田中康夫な。発破としてはいいけどな。県知事選、当確出たらしい。作品読んでるだけに、なんか嫌というか複雑。高校、確か深○だろ。高校生をどこで過ごしたかで人生決まるって話もあるが、なんかよその子のような気もする。まあ、長野県、発破は必要だと思うし、いいネタがあるのは悪いことじゃない。とりあえず、やっとけ。動きは必要なのよ。

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