−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年、2014年のスペイン滞在日記です。
太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行と東日本大震災、11月が京都旅行、2012年4月、11月、12月の京都旅行、2013年4月京都旅行5月出雲遷宮旅行10月伊勢神宮の遷宮旅行11月京都旅行、2014年5月6月、7月の京都旅行の滞在日記です。
9月3日(水) 晴/曇 7303
コロンビアの首都サンタ・フェ・デ・ボゴタのサンタ・マリア闘牛場で、闘牛禁止決定にたいして闘牛士たちがハンガーストライキを起こしていた。スペインの闘牛士たちもこのストライキを支持している。コロンビアの大闘牛士セサル・リンコンが、趣旨には当然賛成であるが、これを続けると死人が出るので、辞めるように訴えた。
そして、憲法裁判所は、闘牛禁止は憲法違反であるという判決を出し、闘牛存続になるようだ。この決定は、バルセロナから始まった闘牛反対運動の歯止めになるのだろうか?今後の動きを注目したい。
9月4日(木) 晴/曇 13594
健康診断に行ってきた。バリウムを飲んで下剤を飲んだ。夕方までに、ほぼバリウムが出たようだ。血圧は下がっているが、少し太った。数値的にはどうなのかは、血液検査をで判る。夕方、MEGUさんと会って飲んだ。スペインの話や、色々話した。スペインのバルやレストランと違う、日本の居酒屋もまた、それはそれで良い。安く済むし、気取らずにすむ。MEGUさんと話すと頭の中がまとまる。どうすればいいかというのが見えてくる。
帰ってきたテレビ東京の『カンブリア宮殿』を観る。石川県金沢市にある会宝産業。中古車解体業者である。解体工場は綺麗でチリ1つ落ちていない。元気な挨拶、そして、スタッフは英語、ロシア語、中国語、スペイン語が出来る。解体した部品を世界74カ国のバイヤーと取引している。新車など作るのを動脈産業と言い、自分たちがやる、中古解体とリサイクル産業を、静脈産業という。動脈と静脈があって人間の体がバランスが取れているように、静脈産業として、アフリカなどに解体とリサイクルを現地の業者に教えに行っている。
非常に面白い事だと、社長の近藤典彦氏の話を訊いて思った。
9月5日(金) 曇 11945
♪命短し 恋せよ乙女♪ ゴンドラの唄は、女優松井須磨子が歌った大正時代の歌。『花子とアン』の時代だ。この歌は、涙を流して聞いた覚えがある。それは、黒澤明の映画、『生きる』の中でラストシーンで、志村喬がブランコに揺られながら、かすかに歌うあの歌だ。
黒澤明の映画は感動で泣いたことが何度かある。原節子が主演した『我が青春に悔いなし』は、スクリーンを観ながら嗚咽した。『生きる』は静かに涙が頬をつたった。映画評論家の淀川長治は、それをヒューマニズムという。確かに黒澤作品にはそういう物が強い。これは、手塚治虫と同じである。戦争を経験してきた事によって、そういう物を描いたのだろう。
『花子とアン』の脚本を書いてた中園ミホは、10代で両親を病気でなくし、荒れた20代はOL、占い師、ギャンブラーをし、30代でシングルマザーになった。ギャンブルは競馬をやっていたという。馬や騎手などの生年月日などを観ると1ヶ月に1回くらい1万円で、1ヶ月は悠々暮らせるくらいは稼げたという。
NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』の前回は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのマーケッティングを担当。倒産寸前の会社にヘッドハンティングされて立て直した森岡毅。今年、7月15日にハリーポッターをテーマパークの主力にして、観客を呼び込むことに成功した。その彼の仕事取り上げた。
「客の心をつかむ“科学者”
森岡を“軍師”たらしめているのは、統計学に基づく際だった分析力だ。例えばユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、すでに頭打ちだと思われていた10月の集客にこそ最大のチャンスがあると見抜き、そこに予算を集中させることで、来場者数を倍増させた。普通のマーケターでは素通りするような数字にも、森岡は「ガンマ・ポアソン・リーセンシーモデル」などの統計理論やアンケート調査を組み合わせ、隠れた需要の芽を見つける。
「ものが売れるためには、なぜものが売れているのかっていうことを科学的に分析しないとダメで、数字にある裏側を読むんです。単に数字を“見る”のではダメで、意図を持って数字を“診る”。」
マーケティングに必要なのは、創造力やセンスではなく、データを積み重ね、分析していく粘り強さ。その日常は、サイエンティスト(科学者)に近いと森岡は言う。
数字に“熱”を込めろ
徹底的な分析に加え、森岡が大事にしているのが、誰よりも現場を歩き、自身の熱を現場の人たちに直に伝えることだ。会議、会議に追われる中でも、1日に1度はパークに出て、客の反応や新たなアトラクションの進展状況を見回る。改善点が見つかれば、その場ですぐに議論する。分析しつくし、緻密に戦略を練ったとしても、100%成功する企画はない。100回サイコロを振って99回勝てる勝負でも、最初の1回で負けが出てしまう可能性もある。
「どこまで行っても100%がない中で、残りの数%を埋めていくのは、やっぱり意思の力、情熱の力。数字に熱を込めるっていうことなんだと思います。」
右手に冷静な数字、左手に熱い意志、その両方があってこそマーケターだと考えている。
どんな立場でも厳しい道を選ぶ
森岡さん最大の挫折が、前の会社で担当した高級シャンプーの日本展開だった。チームリーダーの森岡さんは、売れない可能性が高いと分析しながら、上司の意向に従い、部下に「絶対に売れる」とげきを飛ばした。だが実際に販売が始まると、森岡さんの予想通り惨敗。森岡さんのチームは解散を命じられた。森岡さんは、失敗を知りながら、自分の考えを上司に主張できなかったことを恥じた。
そんな森岡さんの心につき刺さったのが、父、正さんが口にした「どんな立場になっても、厳しい方をとらなあかん」という言葉だった。正さんは自分の会社が倒産したとき、給料も出ないなか最後まで残り、債務整理や部下の就職の世話をした。内心「要領が悪い」と感じていた父の言葉が響いたという。
以降森岡さんは、迷ったときは、常に自身にとって厳しい選択をすると心に決めているという。
積み重ねの量が、ヒットを生む
「上司が残っていたら、部下はやりにくくてしょうがないでしょ。」森岡さんは、よほどのことがない限り、18時に仕事を終え家路につく。だが家での過ごし方こそが、森岡さんの真骨頂。次の企画を考えるための仕掛けが随所にある。例えばお風呂の温度は44度。のぼせるまでの時間にアイデアを練る。時間に制限を加えることで脳を追い込み活性化させるのだという。
さらに風呂から上がれば、夕食もそこそこに話題のゲームや漫画、DVDを、深夜1時過ぎまで分析する。徹底的にやりこみ、読み込み、なぜ売れているのかを理解する。「ひらめくならこんなことやらないですよね。アイデアを生む確率を高めるためには、確率を高める努力をするしかないんです。」
自分はクリエイティブな才能がないという森岡さん、積み重ねの量が、ヒットを生むと信じている。」 ーーNHKHPよりーー
マーケティングででたデータを分析して、次の手を打つ。その手腕は本当に素晴らしい。数字に熱を込めると言うのも気に入った。そういうことを競馬でやろう。
曇風と 日暮れの虫の音 秋気配 風吟
白露や まだ咲き誇る 百日紅 風吟
9月10日(水) 曇 48268/5
仲秋の名月の昨日、サッカー日本代表は、ベネズエラと対戦し、2−2で引き分けた。先制の1点目が武藤、2点目が、柴崎と新メンバーが躍動した。カウンターからの得点は、今までにない日本の特徴にこれからなっていくだろう。それにしても守備のミスは致命的だ。特に川島のミスは、救いようがない。満月はしっかりその姿を見ていた。第1戦でミスをした坂井、酒井宏と4失点全てが、ミスによるモノ。
円安が進んで1ドル106円台になった。安部内閣も改造して5人の女性閣僚が繁盛したが、保守主義丸出しの顔ぶれ。このまま、閣議決定した集団的自衛権行使が国会で通るも思えない。国民的な議論なしに憲法9条に抵触する法案を通していはずがない。
ようやくというか、知らないうちにと言うか、気がつけば時差ボケは解消していた。
虫の音が しみる夜空を 仰ぎ観て 探す仲秋の おぼろ月かな 風吟
9月11日(木) 雨 11217
北海道は、凄い雨で大変そうだ。約80万人に対して避難勧告を出しているというのは異常事態だ。地球の異常気象は押さえようがない状態になってきている。
面白いなぁと思う記事が載っていた。「9月9日、英紙『ガーディアン』にこんな記事が掲載された。
「チェルシー、26選手をローンへ。ルール改訂の時期か?」
今シーズン、チェルシーは26人もの選手をレンタル移籍に出している。実に1チームを作れる人数で、レンタル選手の市場価値だけで「総額1億ポンド」と言われている。
境遇は様々。たとえば、今夏アンヘル・ディ・マリアに塗り替えられるまで“英国最高額の男”だったフェルナンド・トーレスは、2年間のレンタルでミラノに旅立った。彼はチェルシーとの契約が残り2年。二度とスタンフォード・ブリッジで青いシャツをまとうことはないだろうというのが一般的な見方だ。
マルコ・ファン・ヒンケル(ミラン)やマルコ・マリン(フィオレンティーナ)、ヴィクター・モーゼス(ストーク)あたりは代表クラスの実力者で、獲得にもそれなりの金額がかかったが、出場機会を求めてレンタルに踏み切っている。
一方で、20歳のDFケネス・オメルオ(ミドルズブラ)はナイジェリア代表のレギュラーとしてワールドカップに出場しているが、2011年夏にスタンダール・リエージュから引き抜かれて以降、チェルシーのファーストチームでは一度もプレーしたことがなく、12-13はオランダのADOで、そして昨季後半と今季はミドルズブラへの“修行”だ。
26人の大半はこのオメルオと同じく、10代後半〜20代前半の若者で、チェルシーの公式戦では青いユニフォームを着たことがなく、そして今後もほとんど着ることがないであろう選手たちだ。
多くは“フィーダークラブ”である2部のミドルズブラやオランダのフィテッセ、その他欧州各国のクラブに出向する。たとえそこで活躍しても、フィテッセで輝いたルーカス・ピアソン(フランクフルト)やトマス・カラス(ケルン)のように、復帰後すぐに再レンタルに出るパターンが多い。
結果、同じ“フィテッセ組”で今夏サンダーランドへの完全移籍を選んだパトリック・ファン・アーンホルトのように、伸び悩んだままチェルシーと決別する選手も出てくる。彼はクラブが「アシュリー・コールの後継者」として名前を挙げた左サイドバックだったが、そうはならなかった。彼と並んで指名を受けていたライアン・バートランドも気付けば25歳になり、今季は買い取りオプション付きでサウサンプトンにレンタル移籍していった。
『ガーディアン』の記者は、この現状に懸念を投げかけている。もちろん選手個々の実力や資質も関わってくるが、ファーストチームでプレーすることすらなく潰れていく選手が多く生まれてしまうのは、チェルシーの戦略とレンタルのシステムに問題があるのでないか。それが同紙の主張だ。
今夏、エヴァートンに完全移籍したロメル・ルカクのように、結果的に「安く買って高く売る」ことになってチェルシーに利益をもたらした選手や、アトレティコ・マドリードで飛躍し、チェルシーの正GKとなったティヴォー・クルトワのような“成功例”もあるが、それはひと握り。選手だけが“犠牲者”になるパターンがあまりに多いのだ。
21歳のMFジョシュ・マクイクラン(フィテッセ)は、7歳からチェルシーに在籍する生え抜きで「未来のイングランド代表」と誉め称えられた選手だが、カルロ・アンチェロッティ時代にチャンスをもらって以降は伸び悩みが続いている。スウォンジー、ミドルズブラ、ワトフォード、ウィガンと渡り歩き、今季はオランダへ。イングランド国内では、チェルシーのレンタル戦略が彼の成長を阻害していると批判の声が挙がっている。
国内では、今夏のプレシーズンで活躍したにも関わらず最終的にレンタルに出されたU-21代表MFナサニエル・チャロバー(バーンリー)がマクイクランの“二の舞”になってしまうのではないかと心配されている。
国外組では、ガエル・カクタ(ラージョ・バジェカーノ)が象徴的な“犠牲者”とされる。小柄なドリブラーは07年にフランスのRCランスからやってきたが、当時は引き抜きを巡ってFIFAとひと悶着があったことで有名だ。そこまでして獲得した選手も、フルアム、ボルトン、ディジョン、フィテッセ、ラツィオとレンタルに出され、今季はスペインへ。チェルシーのファーストチームでプレーしたのはわずか6試合で、最後にプレーしたのは5年前。明らかに成長の跡が見えない。
テクニカル・ディレクターのマイケル・エナメロは、「18歳〜21歳は選手にとって大事な時期。チャンスがあるクラブで競争するのがベストな選択」と語る。だが、実際には有望株と言われた選手がファーストチームでチャンスをもらう例はほとんどなく、いたずらにレンタル選手が増えていく現状で、元々「若手にチャンスを与える」ために生まれたこのシステムが機能しているのかは議論の余地がある。
現在、プレミアリーグの規約では、国内クラブからシーズンレンタルで獲得できる選手は1シーズンに2選手まで。同じクラブから同時に複数の選手を借りることはできない。ただ、FIFAの規約とも関わってくる“国外からのレンタル”に関しては規制がなく、レンタルに“出す人数”については国内外関係なくノールールだ。
元々、「ビッグクラブの若手が成長できる」「ビッグクラブは労せず選手に経験を積ませることができる」「資金力のない中小クラブは補強がしやすい」という3点で全員に利益があったはずのレンタルシステムだが、肝心の1番目の要素が成り立たないならこれは機能していない。
現状、プレミアリーグはU-21リーグを“育成の柱”としており、この件に関しての議論は盛んとは言えない。だが、こんな『ガーディアン』の声が、ここからどう波及していくのか。今後も注目してみたい。」 ーー記事/Footmediaよりーー
かと思えば、「8シーズンで獲得した101選手は全て無料…ラージョの驚くべき補強戦略
今夏、リーガ・エスパニョーラには、コロンビア代表MFのハメス・ロドリゲスやウルグアイ代表FWのルイス・スアレスなど、ブラジル・ワールドカップでお茶の間を賑わせたスターたちが次々とやってきた。前年度優勝クラブのアトレティコ・マドリードも補強費に1億ユーロ以上を投じるなど、例年になく、羽振りの良さが目立つ夏だったと言える。
そんな中、スペイン紙『アス』は、最近8シーズンもの間、一銭も支払うことなく次から次へと選手を獲得するクラブがあると紹介している。そのクラブとは、首都マドリードの“第三勢力”と言われるラージョ・バジェカーノ。同紙によれば、彼らが最近8シーズンで獲得した選手、計101名にかかったコストは“ゼロ”だという。またこの間、彼らはレンタル料すら支払っていないそうだ。
2007年夏、元スペイン代表MFフェリペ・ミニャンブレス氏がクラブのスポーツディレクターに就任した時から、今に続く補強術は始まった。当時3部に在籍したラージョは、8名の選手を移籍金ゼロで獲得。すると同シーズン、クラブは2部昇格を達成し、翌シーズンは9名の選手を無料でチームに加えた。ちなみに現在もチームに在籍するGKダビド・コベーニョは、この時に加入した選手である。その後、移籍金ゼロでの選手獲得数は、毎シーズン2桁に達するようになった。
なお同期間内には、この補強術をより一層、定着させる出来事があった。それが、2011年6月の倒産法申請である。ラージョはそのわずかひと月前、9シーズンぶりの1部昇格を実現させたばかりだったが、クラブ財政は火の車で、一転して存続の危機に立たされた。それ以後、“コストゼロ”かつ“単年契約”での選手獲得は、図らずしも生き残りをかけた処世術となったのだ。
実際、倒産法申請後の選手獲得数は、2011-12シーズンを皮切りに、15名、14名、16名とトップチーム登録メンバーの約3分の2を占めるまでになり、今シーズンはついに過去最多の17名を記録。もちろん、全員が移籍金ゼロでの加入である。もっとも、この17名は夏の移籍市場のみの数であり、冬の移籍市場でさらにその数が増える可能性もある。
一方で、ラージョは選手売却の面でも、やり繰り上手を発揮している。例えば、FWレオ・バプティスタンは、昨夏にアトレティコ・マドリードへ移籍金700万ユーロで売却したが、逆に今夏、レンタル移籍でクラブ復帰を果たした同選手のレンタル料は、全くかかっていない。また2011年夏には、DFコケを移籍金180万ユーロでセビージャに、また2012年夏には、MFミチュを移籍金250万ユーロでスウォンジーにそれぞれ売却したが、前者はカンテラ出身、後者はセルタからフリーで獲得した選手であり、いずれも獲得費用はゼロだった。
先日、スペイン紙『マルカ』では、「今夏、リーガで最も効率の良い補強・放出をしたチーム」と題した読者アンケートが行われ、ラージョは、バレンシア(7.5点)、アトレティコ(7点)に次ぐ6点を獲得した。現地のサッカーファンからも、独自の補強術については高く評価されている。もし今シーズンも残留を達成すれば、クラブ記録の5年連続1部在籍が確定し、そうなった暁には、この“ノーリスク・ハイリターン”の強化策は今以上にスポットライトを浴びることになりそうだ。」 ーー(記事/Footmedia)よりーー
アトレティコとレアル・マドリードが1億ユーロ使ったとか、マンチェスター・ユナイテッドが260億円使ったとか移籍市場が活発だった今年。上記2つの記事を読むと面白いと思う。選手をかき集めてレンタルしているチームと、財政難でタダで移籍して、活躍すれば売って儲けるチームもある。ラジョ・バジェカノのユニークさだけが浮き彫りになる。
9月12日(金) 曇一時雨 16871
相変わらず、不安定な空模様。いつ積乱雲が突然出来ても不思議じゃない。もう蝉は殆ど鳴き声を聞かなくなった。暑いと蝉は鳴かないというが、スペインでは暑くても鳴くのだろうか?それとも殆どいないのだろうか?日本では、もう時期的に蝉の時期じゃなくなった。雨が降れば、蝉も土からでないし、8月の後半からそういう天気が続き、今はもう秋。
競馬も秋競馬。本来なら中央場所になり、中山と阪神で開催されるが、今年は工事で中山ではなく、引き続き新潟で開催される。マラガで撮ってきたビデオはDVDに起こした。マドリードの分が残っている。それと編集はこれから。取り合えず週末は競馬である。
9月16日(火) 晴 57310
驚きの結果が、3つあった。まずは、香川真司がドルトムント復帰初戦で大活躍したこと。アトレティコ・デ・マドリードがレアル・マドリードにサンティアゴ・ベルナベウで勝ったこと。そして、ディエゴ・コスタが、ハットトリックを決めてデビューから7点目を取った事。凄いことだ。
9月17日(水) 晴/曇 10712
曼珠沙華、別名、彼岸花も咲き始めた。朝夕はすっかり秋の気配が漂っている。日中はまだ、夏を思わせる陽気の時もあるが、もう秋。それは、女たちの服装からも判る。もう9月の半ば。ヨーロッパのサッカーも始まり、チャンピオン・リーグも始まった。香川真司は出場しなかったが、ドルトムントは、ホームでアーセナルに2−0と快勝。クロップ監督は、試合後、「今日は“プレッシング・マシーン”としてプレーしたかった。それを完璧に近い形で表現できたと思う。プレスや“ゲーゲンプレッシング”をかけたいくつかの場面を、私は長く覚えているだろう。私が好むサッカーをできたんだ」
「スペースを見つけ、それを利用した。我々は相手にとって嫌な相手となり、決心を持ちながらプレーしたんだ。すべてを出し切る姿勢で挑んだよ。それらすべてに満足している。今日のゲームは、私にとって永久保存版としてとって置きたい試合だ」と、自画自賛した。ゲーゲンプレッシングとは凄いサッカーだ。こういうサッカーは近代サッカーの究極のようなサッカーだ。ダイジェストしか見ていないが、アトレティコ・デ・マドリードの試合よりも面白いかも知れない。
そのアトレティコは、敵地で2−3で負けた。こんな事もあるのがサッカー。ミスをすれば負ける。レアル・マドリードはホームで5−1と快勝。あれだけの選手がいれば、地元で自力を発揮すればこれくらいの点差になるだろう。しかし、相変わらず守備は悪い。不安点はそこにある。全て上手く行くということはない。そういうチームは、優勝するだろう。バルサなどは、日本時間の明日未明に行われる。
スペインに行く前からだが、何故かは判らないが、腹の調子がどうもしっくりしない。困ったモノだ。
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