−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年のスペイン滞在日記です。
太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行と東日本大震災、11月が京都旅行、2012年4月、11月、12月の京都旅行、2013年4月京都旅行5月出雲遷宮旅行10月伊勢神宮の遷宮旅行11月京都旅行の滞在日記です。
5月22日(木) 晴のち雨 6413
紫陽花の花のつぼみが小さく出来てきた。梅雨時になると満開になるだろう。今年は何処で観るのだろう。鎌倉ではないところで観たいと思っている。ポール・マッカートニーが声が出なくなったとコンサートを中止した。そして日本で入院した。田中将大が、昨日負けた。雨の中での登板だったが、微妙に影響しているのだろう。しかし、連続のバント処理は、見事と言うしかない。バントでは俺を崩せないぞと、他チームにアピールしたプレーだった。日本のピッチャーって、こう言うところも凄いよな!
大飯原発の再稼働を、裁判所は認めなかった。しかし、政府は、原子力規制委員会の安全審査を経た原発を再稼働させる政府方針は「まったく変わらない」と言っている。関西電力は、控訴して裁判は続くだろう。そうなれば、当然のように原発は再稼働することになる。
5月23日(金) 雨のち曇 16768
寒い朝だった。冷えるという感じで、寒くて鳥肌になる。オークスの枠順が発表された。ハープスター中心と考えて良いのレース。普通に考えると、松田博資厩舎の親子丼になるだろう。しかしこうなると、配当が低いだろう。そうなると、3連複や3連単になってくる。そうなると、まぎれが生じる。その辺の兼ね合いが、馬券のみょうだ。発走前までに、結論を出そうと思う。
日曜日の朝には、CLの結果が出る。アトレティコかレアルか?マドリード決戦は、異様なプレミアが付く、ダフ屋切符がネットやり取りされている。1000ユーロは当たり前の世界で、1万ユーロ以上する切符まである。過熱する切符争奪戦。これも、アトレティコがリーガ・エスパニョーラで優勝したからだ。もし、レアルに勝って、2冠達成ということになったら、ディエゴ・シメオネの名声は天に昇ることだろう。もはや、リーガでは、シメオネの革命が起こっているといって良い状態だ。マドリードに居て、これを感じれないのは残念だが、楽しみに待とう。
5月27日(火) 雨/曇 45227/4
CL決勝は、1−0でリードしたアトレティコだったが、アディショナルタイムの93分にCKからセルヒオ・ラモスがヘディングで同点に追い付いた。5分のアディショナルタイムだったので、あと2分踏ん張っていればアトレティコの優勝だった。延長では、レアルの猛攻で、アトレティコの選手は、体力が落ち走れなくなっていた。3点入れられ1−4で負けた。
ディエゴ・シメオネとアトレティコ・デ・マドリードの野望は絶たれた。レアルの10回目の優勝が決まった。
「シメオネ:悲しさではなく、ほろ苦さ
審判にもヴァランにも冷静
アトレティコ・マドリーは24日、チャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーに敗れた。ディエゴ・シメオネ監督は、悲しさではなく、ほろ苦い気持ちが残っていると述べている。
アトレティコ・マドリーは、優勝まであと一歩だった。しかし、1点リードで迎えた後半アディショナルタイムに同点弾を許し、延長になって逆転されている。
試合後のシメオネ監督が次のように話した。
「悲しさは感じない。自分の目標に達することができなかったことに対するビターな気持ちが残っている」
「レアル・マドリーは後半、より良くなった。我々は全員疲れていたが、相手は少し良くなったね」
アトレティコ・マドリー指揮官は、主審や相手DFラファエル・ヴァランを責めなかった。
「レフェリーは望むとき、試合は終わる。私が言うことはない」
「ヴァランはこれを経験にしてくれるといいね。ここから学べばいい。彼は素晴らしい将来が待っている偉大な選手だ」
先発で起用したものの、9分に交代させたFWジエゴ・コスタについても触れている。
「コスタの起用は私が決めた。私が間違えたんだ。昨日見たような良いコンディションではなかった」 」 ーーGoal.comよりーー
「アトレティコ会長:「より幸運だった者が勝利した」
CL準優勝に誇り
24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーに1−4と敗れたアトレティコ・マドリーだが、エンリケ・セレソ会長はチームの戦いぶりを誇っている。
アトレティコは36分にDFディエゴ・ゴディンのゴールで先制。1点リードで優勝目前に迫っていたが、後半アディショナルタイムに失点すると、延長戦に3ゴールを許して準優勝に終わっている。
しかし、セレソ会長は最後まで全力を尽くした選手たちを労い、勝利と敗北のあとの振舞い方を心得るべきだと語った。試合後の同会長のコメントを、スペイン『アス』が伝えている。
「(敗者の振る舞いを)知らなければいけない。それができない者は、フットボールの世界にいるべきではない。ここにいられること、このチーム、ファンを持てることは非常に誇りだ。健全でエレガントなファンたちだよ。彼らは勝利と敗北後の振る舞いを知っている」
「今日はマドリッドの街が勝利した。スポーツ的な側面で言えば、より幸運を持っていた方が勝利を収めたね。うまくプレーするのと同じくらい、運も重要なんだ」
開始9分で交代を余儀なくされたFWジエゴ・コスタにも触れた。
「まだ彼を見ていないよ。ほかの全員と同じように疲れきっているはずだ。今は、彼らに士気や気力といったものを与えてあげなければいけない。彼らがこの写真を記憶に留めてほしくないね。それはフェアじゃないし、彼らはそれに値しない」 」 ーーGoal.comよりーー
「アトレティコ、マドリーのCL決勝での振る舞いに不快感
ペレス、C・ロナウド、ヴァランに対して「勝ち方を知らない」
アトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ決勝でのレアル・マドリーの振る舞いに不快感を覚えているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
『マルカ』は、アトレティコ内のどのような人間であるかは言及しないものの、同クラブがマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、FWクリティアーノ・ロナウド、DFラファエル・ヴァランの所作を煩わしく感じ、「勝ち方を知らない」と話していることを報じている。
ここ数カ月で急激に関係が冷え始めたペレス会長については、延長後半にMFガレス・ベイルが2−1とする勝ち越し弾を決めた際に、喜びを共有するためにホセ・マリア・アスナール元スペイン首相を探したことについて。アトレティコはこの一戦が同じ国、同じ街のチーム同士の対戦であることが前提にあり、ペレス会長の行為が不適切なものであったと感じているようだ。
またC・ロナウドについては1−3と決着がついているにもかかわらず、PKの得点でユニフォームを脱ぎ去てるなどのパフォーマンスを見せたことが、アトレティコにとって傲慢な態度に映ったという。そしてヴァランについては、その4点目が決まった際にアトレティコベンチに向けボールを蹴り込んだことだ。それに激昂したディエゴ・シメオネ監督はピッチ内に踏み入って退席となり、会見では「彼はまだ意味のない行動を取る若者」と発言している。
アトレティコは一方、エスタディオ・ダ・ルスを訪れた自チーム、またマドリーファンの振る舞いについては、模範的であったと満足感を得ているという。
」 ーーGoal.comよりーー
カシージャスの嬉しそうな顔には、グッと来る。レアルが好きだった頃から居る彼だから。セルヒオ・ラモスの同点ゴールでの絶叫は、喜びを表現する最高の形だろう。延長になって、セルヒオ・ラモスにカシージャスが抱きつきキスをしたのも、真情は判る。アトレティコに先制されたとき、カシージャスが飛び出すミスを犯した。同点にしてくれてありがとうというキスだ。
それにしても、これをやったら相手が怒るだろうという振る舞いを、レアルは続けた。相手ベンチにボールを蹴り込む事は非常識だ。しかも、勝っているチームが負けているチームにやる行為は、アトレティコ関係者が言うように、侮辱だ。シメオネが激昂したのも判る。そうしなければ、選手も何だよと、思っていただろう。
ところで、試合前にアトレティコの選手のインタビューを読んでいて感心した。彼が言うこの場の中に、今シーズンのアトレティコを象徴しているのだと思った。
「アトレティコ・マドリーMFチアゴ・メンデスが、24日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝を前に、ディエゴ・シメオネ監督を改めてたたえている。
レアル・マドリーとの大一番を前に、チアゴはシメオネ監督が「神」だと語った。スペイン『マルカ』が伝えている。
「僕らクラブにいる全員にとって、シメオネ監督は神のようなものなんだ。彼はアトレティコに来て、すべてを完全に変えた。彼が言うことは実現する。だから、彼が僕らに橋から飛び降りるように求めたら、僕らはそれをする」
「彼はサッカーのことをたくさん知っており、僕らは徹底的に彼についていくんだ。彼が監督で、僕らはうれしく思っている」
また、チアゴはレアル・マドリーとの大一番に向け、次のように述べている。
「とても自信を感じているよ。僕らには非常に強いアイデンティティーがあるからだ。僕らはシーズンを通じ、すべての試合で自分たちが何をすべきか分かっていることを示してきた。明日もそれは変わらない。いつもの試合をする。相手はレアル・マドリーだけど、これまでないほど力強くね」 」 ーーGoal.comよりーー
あと2分まで、勝利を手中に入れていた。アトレティコは、勇敢に戦い敗れた。試合後、会見を終えて去ろうとするシメオネに、記者席から拍手が起こったという。今シーズンの活躍に対する敬意が込められていた。
オークスは、ハープスターが負け、ヌーヴォレコルト勝った。岩田騎手は、インタビューで、「後藤さんを落としてしまったことに、本当に自分の不甲斐なさを感じます。1日も早く復帰することを願っています」と、わざわざ言っていた。こういう風に懺悔しないと、夜道を歩けなくなるだろう。まー君は、7勝目をあげ、なでしこは、アジア大会初優勝した。岩手出身の石清水が準決勝、決勝と決勝点を入れた。そして、23日ラス・ベンタス闘牛場のサン・イシドロで、ミゲル・アンヘル・ペレラが耳2枚、耳1枚でプエルタ・グランデした。
5月30日(金) 晴 38308/3
暑くなってきた。歩いていても、汗が流れるような季節の始まりだ。夜も少し肌寒かったのが、気持ちが良い気温になってきた。これを過ぎると蒸し暑くなる。ダービーの枠順が決まった。これを観ていると、内から2番ワンアンドオンリー、5番トゥザワールド、6番ショウナンラグーン、7番ウインフルブルーム、13番イスラボニータ、16番レッドリヴェールなどが有力に見える。
去年一緒に行った、仲間からお誘いのメールが来たが、今年は友人と一緒に行くことに決めたので、それを伝えた。場所も東京競馬場じゃないし、違うところでダービーを観るのも良いと思う。明日の夜には、東京を離れる。旅の準備は、そこそこに・・・。楽しみだ。
29日のサン・イシドロは期待の日だった。カステージャ、マンサナレス、タラバンテ。しかし、耳は出なかった。
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