断腸亭日常日記 2013年 その11

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年のスペイン滞在日記です。
太字で書いたモノは2010年11月京都旅行。2011年3月奈良旅行東日本大震災、11月が京都旅行、2012年4月、11月、12月の京都旅行、2013年4月京都旅行5月出雲遷宮旅行10月伊勢神宮の遷宮旅行滞在日記です。

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 11月1日(金) 曇 28498/3

 ワールド・シリーズは、レッドソックスが4勝2敗で優勝した。地区優勝、リーグ優勝決定戦、ワールド・シリーズの優勝決定の瞬間とそこに立っていたのは上原浩治。最後の試合でセーブがつけば新記録になったが、6−1とリードして9回からではセーブはつかなかったが、完璧に抑えて世界一になった。しかも去年最下位からの優勝という快挙を成し遂げた。

「上原が、メジャー5年目の頂点に歓喜の涙を流した。米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)第6戦は、レッドソックス(ア・リーグ)がカージナルス(ナ・リーグ)に6−1で完勝。4勝2敗で6年ぶり8度目の世界王者となった。守護神の上原浩治投手(38)は5点リードの九回に登板して3者凡退。最後に空振り三振を奪い、1918年以来95年ぶりとなる地元での優勝を決めた。

 男泣きだ。捕手に抱え上げられた上原が、絶叫とともに右手の人さし指を夜空に突き上げた。大粒の涙を流しながら監督や同僚と抱き合った。 「もう、うれしい以外ない。今は脱力感しかない。早く休みたいです」

 上原が世界一のクローザーになった。5点リードの九回に登板。地元ファンの「コージ」コールの中、13球で3者凡退に抑えた。最後の打者を武器のスプリット・フィンガード・ファストボールで空振り三振。地区優勝、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズに続く三振締めで4度目の“胴上げ投手”になった。 メジャー5年目で初の頂点。原動力を尋ねられた上原は「反骨心。対マスコミのね」と即答した。レ軍は昨季最下位で、開幕前の予想も大半が最下位。上原の開幕時の役割も中継ぎだった。「雑草魂」を信条とする上原は今季、注目度が低いことを発奮材料にしてきたという。

 レンジャーズに在籍していた2011年は、ワールドシリーズの出場登録から外された。ポストシーズンに入ってからの不調が原因だった。相手は同じカ軍で、今回は5試合に登板して失点ゼロ。「打たれたらいろいろ書かれるが、今年はそこでキレることなく、切り替えがうまくいった」。実際には口元にヘルペスができるほどの重圧と戦っていた。

 チームも球史に残る下克上を果たした。地区最下位からの世界一は91年ツインズ以来2球団目。本拠地フェンウェイ・パークでの優勝決定は、1918年以来、実に95年ぶりとなった。「声援が力になっている。一緒に喜べるのはうれしい」と上原。開幕直後に起きたボストンマラソン爆発事件で傷ついた被害者に明るいニュースを届けられたことを素直に喜んだ。

 今や、地元ボストンでのヒーロー。最初に母音の「U」と「E」が続く上原の名前は米国人に発音が難しく「ユ・イ・ハラ」と呼ばれること多かったが「これだけ活躍すれば、ちゃんと発音できるようになる」と本拠地での公式記録員を務めるマーク・シャリン氏も証言。同一ポストシーズン歴代2位の13試合に登板して7セーブとフル回転した守護神は、優勝パレードでも正しい発音で名前を連呼されるはずだ。

 「本当に今年はでき過ぎで怖い。自分自身に『ゆっくり休め』と言いたい」。公式戦と合わせて86試合に登板した上原はオフの間、夢のワールドシリーズ制覇を達成した余韻に浸る。」 ーーサンスポよりーー

 「米国野球殿堂は10月31日、大リーグで6年ぶりにワールドシリーズを制覇したレッドソックスから上原浩治投手のスパイクなど主力選手が試合で使用した用具の寄贈を受けたと発表した。 スパイクは上原がワールドシリーズ全試合で着用したもの。抑え投手の上原はア・リーグ優勝決定シリーズで最優秀選手(MVP)に選出され、カージナルスとのワールドシリーズでも5試合で無失点。同一年のポストシーズンでの7セーブは最多タイ記録だった。また優勝を決めた30日の第6戦では九回を締めて“胴上げ投手”となった。 ワールドシリーズMVPとなったオルティス内野手のバットや、第4戦で決勝本塁打を放ったゴームズ外野手のバットなども寄贈された。」 ーー共同通信よりーー

 「米大リーグ、レッドソックスが6年ぶりにワールドシリーズ優勝を遂げてから一夜明けた31日、地元紙ボストン・グローブは一般面のトップに上原が左手を上げて喜んでいる写真を据え「レッドソックスが起こりそうもない最下位からの優勝を成し遂げた」と報じた。スポーツ面でも詳しく伝えるなど選手の活躍をたたえた。

 USAトゥデー紙もスポーツ面のトップで上原が捕手のロスと抱き合って、右手人さし指を突き上げている優勝を決めた瞬間の写真を掲載。ボストン・ヘラルド紙の1面はMVPのオルティスだった。

 プロビデンス・ジャーナル紙(電子版)は「オルティスがMVPで(エースの)レスターが次点だったと思われるが、上原が達成してきたことを軽んじるわけにはいかない」と活躍ぶりを伝えた。」 ーー共同通信よりーー

 元読売の上原は言ってみれば敵だが、こういう活躍には両手を挙げて賞賛したい。正直嬉しくて涙が出た。昨日はそれから夜になり、日本シリーズが行われ楽天が巨人に4−2で競り勝った。これで3勝2敗で、地元仙台に戻ってマー君が投げる。楽天が日本一になるだろう。いや、なって欲しい。


 11月2日(土) 曇 15548

 11月になって京都新聞には、紅葉情報が乗り始めた。貴船神社、神護寺や大原にある勝林寺や北にある実相院が色づき始めているという。でも、黒谷、真如堂、永観堂も色づき始めているというのは、高低差からいうと信じられないことだが、これが京都なのだ。紅葉の名所といわれる黒谷、真如堂、永観堂は、街中でも色づくそれは、高低差を乗り越えて鮮やかに映える。手が届く紅葉を観るなら京都だ。


 11月3日(日) 曇時々雨 6725

 昨日マー君で負けた楽天が、今日美馬の先発で、則本、マー君と繋いで3−0で勝って日本一になった。『八重の桜』を見て、茂木健一郎のテレビを見て、BSで、『中島みゆき』の番組を見ながら酒を飲み始めた。出演している茂木健一郎が言うには、「扁桃体鷲掴みの楽曲」はやはり素晴らしい。


 11月6日(水) 曇 30599/3

 ♪春は菜の花 秋には桔梗♪ 中島みゆきはデビュー曲、『アザミ嬢のララバイ』でこう歌った。『ためしてガッテン』は録画にまかせて、BSで、『京都 秘密の月見旅〜名月を味わう古都百景』を観ている。京都は見所が一杯あってテレビで観ていても、行ったところ、行っていないところも、関心を持って観れる。東京もめっきりと秋めいてきた。今日の朝は寒かった。これから来週にかけてドンドン温度が下がっていくという。

 和食が世界文化遺産に登録された。これは、家庭から和食が消えてきている現状を憂いて登録への話し合いがもたれ、登録にこぎ着けた。和食はお金がかかり、手間がかかる。だから、家庭から和食が急激に減っているのだ。京都へ行ったら何軒か和食の料理を楽しみたいと思う。京都の本を読んでいると面白い。


 11月8日(金) 曇 20694/2

 朝、飯を食ってしまったので、夕方近くまで我慢して、採血に行ってきた。これで来週行ってデータを見せて貰い、処方箋が正しかったどうかが判ることになる。めっきり寒くなって、いつも通る道の桜の木は、赤や黄色に色づいている。中には落葉している葉もある。京都新聞の紅葉情報では、神護寺が一部見所になっている。

 医者に行った帰りに、空腹を満たすためにスナックのような喫茶店の様なところに入って、鮪のタタキに味を付けた物と、とろろ、メカブ、納豆が入った丼とみそ汁を食べた。タバコも自由に吸える。今時珍しい所だ。食事の後は、コーヒーを飲みながら本を読んだ。読後、スーパーで買い物をして帰ってきた。それから、テレビで出雲大社の美術館や、足立美術館の日本一の庭園をやって来たので思わず見とれてしまった。

 5月に行ったときに、物凄く迷って結局行けなかった足立美術館。今度行くときは、絶対観たい庭園だ。秋の紅葉の頃か、春の花が咲く頃が良いと思う。それから競馬の印を打ち始め、風呂に入り鍋を作って食べた。読んだ本の中に、空也が、京都の鳥野辺の辺りの六原で、成仏出来ない霊の声が聞こえ、その霊が集まった所に行き、「ひとたびも南無阿弥陀仏という人の はちすの上に昇らぬはなし(一度でも念仏を唱えれば、極楽のはすの葉の上にのぼれる)」と唱えると、次々に小さな阿弥陀仏が現れるのを観て、霊たちは次々に成仏して消えていったという。空也は全ての霊が消えるまでこの和歌を唱えたという。

 六原は、八坂神社裏から清水寺舞台の下辺りまでが昔、風葬された地帯で、死体の捨て場になっていた。京都には他に、西院と、化野(あだしの)がある。六原は、のちに平家の拠点になる、六波羅と名前を変える。六波羅蜜寺には、運慶の四男、康勝が彫った空也上人立像がある。口から発した和歌が、阿弥陀仏に変わったという言い伝え通り口の先には六体くらいの阿弥陀仏があるという。

 詳しくは知らないし、調べていないが、おそらく鎌倉新仏教といわれてる、念仏を唱えれば極楽へ行けると物は、この空也から始まったのだろうと感じた。


 11月11日(月) 曇一時雨 45819/3

 北海道では雪が積もり、青森、秋田では雪が降った。東京では、雨が降り木枯らしが吹いた。秋が深くなって冬がそこまで来ている。ぐんーと寒くなった。医者へ行ってきた。数値が思ったほど下がっていなかったので、新しい薬が処方された。本当に風が冷たかった。

 昨日のエリザベス女王杯は、3歳馬のメイショウマンボが快勝した。1番人気のヴィルシーナは、4コーナーで武幸四郎のメイショウマンボに、内の閉じこめられるような感じになり、10着と惨敗した。雨の降る京都競馬場。2着には前走条件戦を楽勝したラキシスが入り、3着はアロマティコだった。幸四郎の見事な騎乗でヴィルシーナを封印した。

 昨日は朝に地震があって、電車が止まったり調子が狂った。競馬にも引きづった様な感じで、そこそこの結果になってしまった。幸四郎は7年間GTから遠ざかっていたが、メイショウマンボに出会ってこの半年で、GT3勝した。ここ3年勝ち星が激減したが、復活の手応えを感じているのだろう。自信を持って乗っているし、良いレースをした。牝馬のレースは、買う方としては難しい。古馬のレースでもそう。

 土日のレースを振り返って、Mさんと反省会。ちょっとした精神状態で、軸がずれたり、軸が合っていてもヒモが外れたりする。人間ってやっぱり動物だ。だから、いつもというか、頻繁に話をしたりして、調整していかないととんでもないところに行ってしまうのかも知れない。反省会をしながらそんなことを感じた。


 11月15日(金) 曇/雨 42689/4

 雨上がりの夕方、上野の国立博物館へ行った。、目的は今開催されている『京都展』だ。キャッチコピーは、「京都で見ることがきない京都。」。日本テレビ開局60年記念の催しだ。洛中洛外図が何点も展示されている。観たかった、上杉本は、展示期間が過ぎていたため観れなかった。が、岩佐又兵衛の「洛中洛外図 舟木本」を題材にした3Dプロジェクションマッピング「KARAKURI」を金曜日の17時から10分おきに1/25の模型に写している見せてくれる。それを最後に観た。

 次が、京都御所の障子絵、屏風、襖絵など。次が、臨済宗妙心寺派の世界遺産、龍安寺石庭を4Kで録画して石庭の四季を見せてくれる。そして、アメリカの美術館に流出した龍安寺方丈の襖絵が観れる。最後が、二条城の襖絵全84面。

 実は講演があって、運慶と快慶の事を、博物館の館員が説明してくれた。30分ちょっとだったが、面白かった。それが終わった後、急いで本館の15号室へ行って運慶作と言われる大日如来座像2体を観た。ああいう説明を受けると今まで気付かなかった事が気になる。

 3Dプロジェクションマッピング「KARAKURI」は、ネットでYoutubeの動画で何度か観たが、どうしても動画というのは、平面だが、1/25の模型の上で上映されると、その立体感は実際の目で見るのとでは感覚とか印象が大分違っていた。そういうことに気付いたのが面白かった。


 11月16日(土) 晴 12768

 テレビでは、紅葉の名所を放送している。今、鮮やかな紅が観れるのは、東北の山々のようだ。京都も一斉に色づき始めている様だ。京都新聞の紅葉情報には、一部見頃になっているところもある。今年は京都へ行く頃には、見頃の時期になりそうだ。

 マイルちゃんピンシップの枠順が発表された。ピンと来ない。難しいレースになりそうだ。


 11月18日(月) 晴 25272/2

 サッカーの親善試合で、オランダに2−2で引き分けた。0−2からの引き分けで、後半は日本が試合を支配していた。前半終了間際の大迫のゴールは素晴らしかった。冷静さとセンスを感じさせる。本田の同点ゴールは、ワンタッチ・パスの連続で、完全にオランダディフェンスを崩して取った得点で、オランダを愕然とさせただろう。こういう戦いが出来るのだから、勝って結果を出したかった。ファンハール監督は、バルセロナ時代から大嫌い。こいつにガツンとダメージを与えるには、しっかり勝ちきる事が大事である。

 マイルチャンピオンシップは、武豊騎乗のトーセンラーがゴール前で抜け出し、鮮やかに勝った。これで武豊は、GT、100勝目。凄い数字である。何かこういう結果かと考えてしまった。今回は、アイデアが浮かんだ感覚を大事にした方が、予想と結果が結びついていた。今やっている予想方法のままで良かった。

 さて、会の開催を食事会という形で、やることとして日時を決めたが、場所が未だ決まっていない。参加できない人にもメールしてことわりを入れた。何処でやるかは、返信のメールの意見次第になる。


 11月20日(水) 晴 25222/2

 日本時間早朝に行われた、日本対ベルギーのサッカー親善試合は、3−2で逆転勝ちした。ベルギーは個々のレベルは高いが、チームとしては日本の方が上回っていた。

「国際親善試合(19日、ベルギー2−3日本、ブリュッセル)ベルギーを破った日本の戦いぶりを海外メディアも速報し、称賛の言葉を並べた。 ロイター通信は「軽快なパスサッカーでオランダと引き分けたのに続き、日本はさらなる進歩を証明した」と欧州遠征2連戦の内容を高く評価。AP通信は「フロックだと思われるかもしれないが、1年以上にわたるアジア予選は、来年のブラジルW杯に向けて多くのものをもたらした」と打電した。」 ーー共同通信よりーー

 オランダ戦後、辛口だったセルジオ越後は、代表を賞賛した。「 「今日は本当にいい試合だった。内容だけでなく結果を求めた中で、きちんと結果もついてきたのは素晴らしい。この遠征は1勝1分けの勝ち点4。10月の遠征が1試合目だとすれば、来年の本大会でグループリーグ突破の可能性を示した、というところだ。ベルギーは高さがあってフィジカルコンタクトに強かったけど、日本の良さであるダイレクトプレーに弱かった。そこがピタリとはまった。怖さがあったのはセットプレーだけだったね。それ以外で日本が崩されたというシーンはないし、特にベルギーのダブルボランチは攻守に全然機能していなかった」
 
「今日の試合で一番素晴らしかったのは間違いなく本田だ。ゴールシーンだけでなく、守備での貢献度が高かった。すごい運動量だったよ。気持ちの伝わるプレーだった」

「課題は、やはり失点の多さだ。10月からの4試合で、7失点。全試合で先制を許している。攻守のバランスの話にもつながるが、ここは放置してはいけないだろう。この遠征で日本代表が蘇った要因の一つとして、メディアやファンがようやく監督やチームに対して懐疑の眼差しを向け、疑問の声を上げたこともあるだろう。それによって選手たちの目の色も変わった。だから勝っても課題は残して、そこは追求していかなければならない。大事なのはW杯本番で勝つことだからね」 」 ーーサッカー・キングよりーー

 チーム内のポジション争いも激化してきた。こういう競争は歓迎だ。今回、オランダ戦から中2日で先発を6人入れ替えて挑んだが、ちゃんと結果が出た。これは、ワールド・カップの本戦のグループリーグもこういう感じでやるんだろうという、予行演習が出来たということだろう。希望が湧く遠征だった。


 11月21日(木) 晴 23309/2

 今日から新しいことが始まる。仕事についてもそうだし、他のことについてもそうだ。アメリカでは、ケネディー大統領の50年目の命日だという。オバマ大統領とクリントン元大統領夫妻が、墓地を訪ねてケネディー家に挨拶をしたりした。長女のキャロライン・ケネディーは、日本大使として来日している為出席はしていない。ボストン・レッドソックスの球場で、7回か8回に流れる、ニール・ダイヤモンドの『スイート・キャロライン』は、彼女に捧げられているという。

 ケネディー暗殺で傷ついた幼女のキャロラインを励ます為だったと言われている。ケネディー家は、呪われた様にその後、暗殺や事故死が続く。不幸や呪いから逃れるように、日本に赴任した様な気さえする。


 11月24日(日) 晴 36596/3

 昨日夜、会のメンバーが集まって食事会を開いた。楽しい話に花を咲かせた。久々に会って話を訊くと、みんな色んな日々を過ごしているし、面白い話を話すものだと思った。JCは、取れなかった。これじゃなぁ。どうも、合わない感じがする。


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