断腸亭日常日記 2011年 その20

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年のスペイン滞在日記です。

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 11月28日(月) 曇 8295

 ♪京都の秋の夕暮れは コートなしでは寒いくらいで♪ ーー歌詞:加川良よりーー

 京都は底冷えがするようになったと、ISOさんがメールで連絡をくれた。22日23日辺りから寒くなっていたが、本格的に寒くなってきたようだ。今が紅葉の見頃なのだろう。1週間早かった。それはそれで仕方がないこと。その年によってそれくらいはずれる。25日は、苔寺のあとは嵐山から天龍寺を観た。天龍寺は、思ったより広く裏が山になっていて、そこが紅葉真っ盛りだった。そこをゆっくる散策して、戻ってくると、池に出る。これが有名な写真になっているところで、池に映った紅葉が綺麗だ。朝は日が当たり風がないために1番良い条件が揃うという。勿論人も少なくて良いだろう。

 結局この日は、万希ちゃんは体調不良、中村さんも夕方会えるかもと言っていたが、原稿が増えてこれなかった。これからバスで大覚寺へ行った。のんびり出来ような処だった。ここでは1枚良い写真が撮れた。それから嵐山まで歩いてJRに乗って京都駅まで戻り、おみやげを買った。アジャリ餅を買いたかったので、伊勢丹に行ったら、20m位並んでいたので諦めた。駅に入っておみやげを売っていたのでそこを観るとなんとあった。直ぐ買えた。駅で買った方が買いやすいようだ。そして、予定より少し早めに東京に戻った。

 「第31回ジャパンカップ(27日、東京10R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝2400メートル、1着本賞金2億5000万円 =出走16頭)1位入線から2着降着−。昨年の悪夢がよみがえった松田博資調教師(65)=栗東=は、1年を経てつかんだ勝利に、思わず涙を流した。「海外の馬は分からないが、日本の馬には負ける気がしなかった」という自信が現実に。GI6勝目を挙げた名牝は、次走の有馬記念(12月25日、中山、GI、芝2500メートル)がラストラン。「最高の状態で送り出したい」と松田博師は全力投球を誓った。

感極まる雪辱劇だった。これまで勝負事で、涙を見せたことのなかった松田博資調教師が、人前で思わず目頭を熱くさせた。 「昨年はスミヨンに悪いことをした…。今年は勝てて良かった」 クリストフ・スミヨン騎手が騎乗した昨年は、ローズキングダムに1馬身3/4差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。しかし、長い審議の結果、2着に降着。抜け出す際に内に切れ込み、ローズの走行を妨害したと判定された。賛否両論で物議を醸した結果に「あれはかわいそうやった」とトレーナー。非難を一身に浴びたスミヨンの事を常に気に懸けていただけに、1年前を思い出し、涙で目を赤く染めた。

 秋初戦の天皇賞で4着に敗れ、一部で衰えをささやかれようと「天皇賞の時より格段に良くなっていた。海外の馬は分からないが、日本の馬には負ける気がしなかった」と、松田博師は絶対の自信を持って臨んだ。完ぺきにエスコートした岩田康騎手にも「きょうは最後まで落ち着いていた」と満面の笑みで称えた。

 メジロドーベル、ウオッカに次ぎ、牝馬では史上3頭目となる2歳時から4年連続でのGI制覇を果たしたブエナビスタは、すでに来春の繁殖入りが決定済み。有馬記念がラストランとなる。

 3冠馬オルフェーヴルと初対決となる注目のグランプリに「精一杯努力して、最高の状態で送り出したい」。松田博師は、希代の名牝の有終を飾るべく、全力を尽くすことを誓った。

 ブエナビスタを勝利に導いた岩田康誠騎手は「やっとブエナビスタの強さを見せられたということと、この馬が“現役最強馬”ということが証明できたことがとてもうれしいです。まだ、(ブエナビスタで)勝ったことがなかったので、最高の結果を出せれば…と思っていました」とコメント。

 レースについては「中団よりちょっと前でレースをして、途中から激しいレースになりましたが、この馬の負けん気の強さでよく上がってきてくれたと思います。スタッフが最高の状態にしてくれたので、返し馬の感じもすごく良かったです。前回(天皇賞・秋)は自分自身の判断ミスもあり、ブエナに申し訳ない騎乗だったのですが、今回は最高の騎乗ができたと思います」と振り返った。」 ーーサンスポよりーー

 馬券は取れなかったが、良い競馬だった。有馬が楽しみだ。


 11月29日(火) 晴 16010

 京都から帰ってきてスパに行った。何だかのんびりした気分になって時間を忘れさせてくれるのが良い。岩盤浴の合間を縫って食堂に行ってタバコを吸いながら読書。岩盤浴、読書の繰り返し。読書の秋、紅葉の秋、天高く馬肥ゆる秋。京都で撮ってきた写真を見ているとあっという間に時間が過ぎる。早くHPにアップしなければ思うのだが、なかなか作業が進まない。


 12月1日(木) 雨 30070/2

 京都の写真集をアップすべく作業した。なかなか進まないが取り合えず、西芳寺(苔寺)の初めの部分のみをアップした。これから莫大なデータからの編集作業が待っている。


 12月3日(土) 雨 43071/2

 今日のステイヤーズ・ステークスは、不良馬場の中山競馬場で行われた。馬券を買えなかったが予感としてマイネルキッスが来るんじゃないかと思っていたら、本当に優勝した。2着が人気薄のイグアスが来たので馬連で5050円もついたがGT馬の復活を演出した三浦皇成はガッツポーズで喜んでいた。阪神の鳴尾記念は、三冠馬オルフェーヴルを破っているレッドデイヴィスが、骨折明け7ヶ月ぶりのレースでプラス20キロの馬体重にもかかわらず優勝した。この騙馬は化け物かも知れない。有馬記念に出てきたらどうする。

 京都の寺を観てきたせいか、日本の仏教についての文章が無性に読みたくなる。特に、禅寺が何故、室町時代に栄えて今日に至るのかというのは、松岡正剛の本を読んでいると非常に参考になる。禅がなければ、『万葉集』『古今集』『新古今集』にはなかった「冬の美」の発見。そこから「冷え寂び」というコンセプトが出て、それがあったからこそ、茶の湯も、立花も、能楽も、生まれなかったといってもいいくらいの、重要な感覚という言葉にはしびれた。

 一休がいた大徳寺に、織田信長、石田三成、などの戦国武将の多くの墓があるのかを考えても禅寺が、武家武士にいかに支持されたかがよく分かる。元々京都五山、鎌倉五山は、全て禅寺である。鎌倉幕府という武家政権になった事により仏教は大きく変わる。そういう流れは徳川になっても変わらず禅寺が重要だった。沢庵和尚も禅寺の坊主だったし、隠元、白隠も禅である。


 12月5日(月) 晴 21627/2

 仕事の帰りに、ドンキホーテに寄った。中に入って観ていたら、良い枕あり、欲しくなった。来年の手帳も買わないとと思って観ていた。それで隣の本屋に寄った。手帳を見るつもりが、本を見ていたら3冊買った。『日本の心』小泉八雲著。『こんなに変わった歴史教科書』山本博文ほか著。『日本の歴史 がたった2時間でわかる本』歴史の謎を探る会 編。

 「数ある日本独特の美しい事物の中でももっとも美しいのは、参拝のため、あるいは休憩のための小高い場所に上っていく途中の道である。それはいわば、何でもない所に通じる道、無に至る階段である。
 その特別な魅力は、偶然が重なってできる魅力である。人間の手によるものと自然の条件−−光と形と色−−とが調和して生まれる効果であって、雨の日には消失したりする。だが、変わりやすいものでありながらも、やはり素晴らしいものである。」 ーー『日本の心』旅の日記から 小泉八雲よりーー

 こういう文章を読むと、なるほどなぁと思うところがある。今回京都へ行った所では、古知谷の阿弥陀寺の本堂へ昇る参道の坂道や階段の風景、大原の寂光院へ行く上り坂や本堂へ昇る階段などがそうだ。寺と自然が調和した風景は非常に印象に残る。坂道や階段ではないが、嵐山の渡月橋も天龍寺の門前なのだろうが、インパクトが強いし、大徳寺の寺の中の塀と道しかない風景、大覚寺の門を入って直角に曲がる石畳と庭も強い印象を残す。京都ではないが、地元の中尊寺に昇る月見坂参道の両側にある大木の並木は、もうそれだけで美しい。

 八雲は、日本が何百年経とうと、変わらぬ日本の風景の源像を書き記しているような気がしてならない。今回の京都旅行で撮ってきた写真の中にも、そういう写真がある。そういう風景があっての寺社なのだと、この文章を読んでいると思った。

 「第12回ジャパンカップダートは、藤田伸二騎手騎乗の1番人気トランセンドが大外から強気にハナを奪い、マイペースに持ち込むとそのまま逃げ切り勝ちを果たした。勝ち時計は1分50秒6(良)。フェブラリーS、南部杯、そしてJCダートと今年JRAで行われたダートG1を完全制覇。このレースは昨年に続いての連覇となった。鞍上の藤田騎手と本馬を管理する安田隆行調教師もこのレースは連覇。2着は2馬身差で和田竜二騎手騎乗の5番人気ワンダーアキュート。3着はハナ差で佐藤哲三騎手騎乗の2番人気エスポワールシチー。

 スタートはややバラつき気味。注目の先行争いは内から押して6番エスポワールシチー。しかし、外から12番ニホンピロアワーズ、15番トウショウフリーク、さらに16番トランセンドが勢いよく飛び出していった。結局、トランセンドが先頭に立って1コーナーをカーブ。1馬身差の2番手にエスポワールシチーとトウショウフリークが並んでの追走。2馬身差の4番手に控えたのがニホンピロアワーズで、その内からラヴェリータ。2馬身差の6番手にバーディバーディ、2番ソリタリーキング、13番ダノンカモン、7番ダイショウジェットがかたまって中団からの追走。その後ろから10番フリソ、9番ワンダーアキュート。11番ミラクルレジェンド、1番マカニビスティー。後方から5番テスタマッタ、3番エイシンダッシュ、14番ヤマニンキングリーで、後方集団も中団から離されず、かたまっての追走となった。

 前半1000m通過は60秒9でやや緩い流れ。トランセンドが単騎のマイペースで後続を引っ張った。3〜4コーナー中間でエスポワールシチーが単独2番手に上がり、トランセンドの外から半馬身差まで迫る。3番手のトウショウリーク以下も差がなく追走し、ダノンカモンは外から押っつけにかかった。大外からはテスタマッタが動いた。

 人気の2頭がほぼ並ぶ形で引っ張り4コーナーをカーブ。手ごたえ十分のまま最後の直線に入った。エスポワールシチーをジリジリと突き放すトランセンド。ラチ沿いでラヴェリータが懸命に食い下がる。残り200mでトランセンドが2馬身突き放し完全に先頭。2番手はラヴェリータ。3番手に落ちたエスポワールシチーだが、二枚腰の粘りを見せて、後続には差されない。ラヴェリータを差し返し、単独2番手。しかし2頭の間から鋭く伸びたのがワンダーアキュート。先頭はトランセンドだったが、ゴール寸前でワンダーアキュートがエスポワールシチーを差して2着に上がった。

 勝ったトランセンドは大外発走ながら一気にハナを奪いに行く作戦。1コーナーのところで審議対象になったが、気合いで先頭に立つと、その後は理想的な競馬ができた。南部杯に続きエスポワールシチーを難なく撃破。前走JBCクラシックではスマートファルコンに敗れたが、今年のJRAダートG1は完全制覇と強さを見せつけた。2着ワンダーアキュートはスタートでやや躓くような感じだったが、内々で脚を溜めて、最後は狭いところを抜けてきた。これまでG1ではもう一つの内容が続いていたが、今日のような競馬ができれば今後楽しみが増えそうだ。」 ーーJRA-VANよりーー

 レースを観ながら最後の直線でエスポワールシチーが負けてトランセンドが勝ったのが判った、何とかエスポが2着に残ってくれないか思っていた。一旦武豊のラヴェリータに交わされたが、再び盛り返して残りそうだと思った瞬間に内から、黄色い帽子が一気に上がってきた。頼むと祈ったが、どっちが先着したかは、肉眼では判断できなかった。結果は交わされて3着になった。良い競馬だったが、2週続けて溜息をついた。


 12月6日(火) 曇 4747

 昨日は暖かかった。一昨日は寒かった。今日はどうやら寒い日のようだ。1日おきに寒暖の差をつけられるとどうも体の調子が狂ってくる。これで風邪を引く人もいるだろう。体調に気を付けながら日々を過ごしていきたい。テレビを観なくなって大分経つ。最近買ってきたグロリア・エステファンのDVDをかけっぱなしにしてパソコンをいじったり、本を読んだりしている。


 12月7日(水) 曇 15029

 スパに行って岩盤浴してきた。休憩しながら水分補給と、タバコを吸いながら、『日本の歴史 がたった2時間でわかる本』歴史の謎を探る会 編を読んだ。何となくだが日本史の流れが判った。鎌倉時代に仏教が大きく変わる。それは平家滅亡と関係が強い。栄華を誇った平家、それに代わった源氏。浄土宗(法然)、浄土真宗(親鸞)、時宗(一遍)、臨済宗(栄西)、曹洞宗(道元)、日蓮宗(日蓮)の鎌倉六宗。その中で座禅悟りの境地を目指した臨済宗、曹洞宗の禅宗が武家の支持を受けていく。


 12月8日(木) 曇 4736

 かなり寝不足になっていたので、体がだるい。こうなると1日や2日では解消されない。ちょっと時間がかかりそうだ。


 12月9日(金) 雨のち曇 13929

 本屋で買い忘れていた、NHKテレビテキスト『100分 de 名著 銀河鉄道の夜 宮沢賢治』ロジャー・パルバース を買おうと出掛けた。こういうシリーズがあるんだと思って、本棚を観ていたら『100分 de 名著 マネジメント ドラッカー』上田惇生 があったのでそれも購入した。合わせて、『3・11以降』茂木健一郎 竹内薫 を買ってきた。帰りの電車で、銀河鉄道の夜とマネジメントのテキストの「はじめに」を読んでいたら涙が出てきた。

 ロジャー・パルバースと上田惇生が書いているのは、人類の共通の幸福という事を書いている。人と関わる事によって幸福を探し、それを得ようということ。そういうところに惹かれる。ドラッカーは会社組織が、利益を上げるためだけに存在してはいけないことを訴えている。ジャーナリスト時代ヒットラーに直接インタビューをして、経済至上主義も全体主義も人々に幸福をもたらさないと考え、20代後半にアメリカに移住。経営コンサルタントとしてGMなどで現場を観て60代で集大成として『マネジメント』を書く。

 彼にとって『マネジメント』は、『資本論』や他の経済学の本に代わる思想といって良い物だ。「利益は目的ではなく。継続の"条件"である」というように、組織の目的を明確にすることによって、社会貢献できる組織を目指すべきだと訴えた。

 こういう風にNHKテレビテキストを手にすると、無性にテレビが観たくなる。今月は銀河鉄道の夜をやっている。誰か録画して貰えないでしょうかと、思ってしまう。


 12月10日(土) 曇 5986

 「すべての財とサービスが組織で生みだされ、すべての人が組織で働いているとするならば、それらの組織をよりよいものにしていけば、組織の集まりである社会もよくなるはずだ」 ーードラッカーよりーー

 「人間は幸せにも不幸にもなる。それならば、「イズム」に代わるものとしての、組織運営の仕方(=マネジメント)にこそ注目すべきではないかーー中略ーーしかし、ドラッカーは儲けるための組織運営を行なえと、と言っているのではありません。彼の頭のなかにあるものは、あくまで中心に「人」がいる組織である社会です。ーー中略ーー「組織に成果をあげさせられるマネジメントこそ、全体主義に変わる唯一の存在である」と書いているように、彼はマネジメントを脱経済至上主義の新しい手法と定義したというわけです。」 ーー『100分 de 名著 マネジメント ドラッカー』上田惇生よりーー

 本なんて読んでいるときりがないが、読めば読むほど、面白くなる。去年から引き続き、ドラッカーだし、今年は仏教だし、面白い感じる物が、変わってきている。


 12月11日(日) 曇 12430

 早いけど忘年会のような飲み会があって出掛けた。あまりそういう物に参加しないが、何度も飲み会の度に誘われていて、ようやく時間があって参加出来た。殆ど1年ぶりに見る顔。中に5年ぶりに見る顔もあった。楽しい忘年会だった。二次会がカラオケ。カラオケも久々に歌った。たまにこうやって馬鹿になるのもいい。

 仕事の話もしたが、そうなるとあいつの悪口ばかりになるのは当たり前だ。そのことに本人が気付いていないという。そうとうどうかしている。他人を1番批判して怒鳴り声まであげる人間だからこそみんなに嫌われるのだ。そして、自分の事をいつも棚に上げて怒鳴る。そういう人間だから悪口の種が尽きないのだ。みんな楽しくやりたいから本当はそういう話はしたくない。暗くなるから。でも、悪口で盛り上がる。もううんざりしているようだ。そう俺が闘牛の会を辞めるときの気分と同じ状態にみんながなっているようだ。職場がこうなったら終わりでしょう。

 昼寝していて阪神ジュベナイルフィリーズをやらなかった。ブエナの下が圧勝した。これは大物になるだろう。三冠だけじゃなく牡馬相手にしてもGTを勝ているようになるかも知れない、底力があるかも知れない。最近は牝馬の当たり年が続いているが、この馬もそういう馬に続いていける可能性を大いに感じさせる走りだった。


 12月12日(月) 晴 7499

 減塩の食事はまだ続いている。ただ、寝坊して作る時間がないときは、そのまま出勤するので、外食になるが、家で食べるときは減塩を続けている。昨日様に飲んだりすると、一般の食事になるので、塩分は多くなるが、酒で流すので、それは良しとする。だいたいラーメンすら食べない生活になってきて、いつ食べるかと考える日々が続くが、今は行く機会がない状況だと思っている。実は京都に行ったときに、ISOさんと行く予定だったが、それが出来なかったので、今までのびているだけだ。

 今年は年末年始は田舎に帰らないことにした。それで年明けに時間を作って帰るつもりだ。松岡正剛の連塾の第3弾完結編が出たようだ。早速買うことにした。


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