インドに関する書籍の紹介 4
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1 | インドの不思議 | スニティ・L・ナーラーヤン | 図書出版社 | 1994.4.15 | タイトルがいちばんの不思議でした。 |
2 | インド大いなる母 | ヘザーウッド | 図書出版社 | 1993.10.31 | 大部の小説。疲れます。 |
3 | アジアの女性指導者たち | 山崎 朋子 | 筑摩書房 | 1997.7.20 | サッチャーさんは有名だけど、彼女に勝るとも劣らぬ実力派の指導者が清濁を含めアジアにはゴロゴロおりました。 |
4 | インド巡礼石の旅 | 山崎 脩 | 京都書院 | H9.11.1 | 写真だけ眺めていても、文章だけ読んでいても退屈は納まらなかった。 |
5 | インドの染色 | 色中 光享 | 京都書院 | 1997.10.15 | 日本と共通している物がたくさんあるのでした。 |
6 | インドの素朴絵画 マドゥバニー・ペインティング |
大崎 紀夫 | 京都書院 | H10.7.15 | 文章は付録、絵だけ眺めて。ミティラー画のことです。 |
7 | アジア宗教の救済理論 | マックス・ウェーバー | 勁草書房 | 1974.11.25 | 読んでいるうちにキリスト教も救済理論は当てはまるということに気がつきました。 |
8 | 日本語はどこから来たか | 大野 晋 | 中公文庫 | 1999.11.18 | 日本語のルーツを謎解くもの。仮説というが説得力は十分。1994.4初版 |
9 | アジアの純愛 | 游人舎編 | 小学館文庫 | 2000.7.1 | どこにでも転がっているエピソードの紹介なのでした。しかし、近頃ますますこの手の本が目に付くようになりました。 |
10 | アジアの地獄 | 游人舎編 | 小学館文庫 | 2000.7.1 | 同上。 |
11 | 世界遺産厳選55 | 世界遺産を旅する会編 | 小学館文庫 | 2000.1.1 | 文庫サイズの写真は迫力不足。 |
12 | アジアの不思議な町 | 巌谷 國士 | ちくま文庫 | 2000.5.10 | 素人っぽい写真が好ましい。 |
13 | 世界漫遊記 | 加藤 周一 | 講談社学術文庫 | 1977.6.10 | 日本を代表する知識人と目される人の文章がわずか三十年でこのように凋落するとは。時代に色褪せてしまったわけは、要するに鍍の知識でしかなかった事の証明でもあります。 |
14 | アジアの民族主義と経済発展 | 坂垣 興一 | 東洋経済 | S37.4.16 | アジアにおける西洋植民地支配とその脱却、ナショナリズムに目覚めるプロセスが書かれていますが、日本が果たした役割が抜け落ちています。画竜点睛を欠きますな。 |
15 | アガスティアの葉 | 青山 圭秀 | 三五館 | 1994.3.27 | タイトルに惹かれましたが、サイババ信徒の本です。信じるものだけが幸いなるカナ?! ですね。 |
16 | 日本語の起源 | 大野 晋 | 岩波新書 | 1994.6.20 | 文章が平易で素人にも良くわかる。日本語はインドがルーツだったのか?下手な小説を読むより楽しめます。 |
17 | タントラ東洋の知恵 | アドット・ムケルジー | 新潮選書 | S56.11.25 | タントラとはいったい何なのか? この本を読んだだけで解った人はお利口さんです。但し、解らなかった人も雰囲気だけなら十分感じ取れますから、それだけでも読む価値はあると思います。 |
18 | 世界歴史シリーズ(全23巻中) 第6巻 インド文化圏 | 世界文化社編 | 世界文化社 | S43.8.20 | 古書店に出回って、求めやすい値段になっているはず。最近出版されているインド本より十分価値あり。 |
19 | トラベルガイド (全18巻中) 第15巻 インド/西アジア | 教育図書出版編 | 山田書院 | 不明 | これも情報は古いけれど、写真を眺めているだけで十分楽しめます。昔の本のほうがいいなあ、やっぱり。 |
20 | 歴史の真実 | 前野 徹 | 経済界 | 2000.5.3 | パル判事が取り上げられていたので採りました。 |
21 | アジアを行く アジャンタとエローラ | 立川 武蔵 | 集英社 | 2000.6.26 | 少し軽いかな、内容も新味がないし、カバーが厚くなった分、内容も濃くしてほしかった。 |
22 | アジアを行く 海のシルクロード | 辛島 昇 | 集英社 | 2000.6.26 | 同上。 |
23 | ニューインド最前線 | プレム・モトワニ | 時事通信社 | 1998.9.8 | インド人が書いたインド最前線の情報。が、日本人でも書けそうな内容でした。 |
24 | アジア大道曼荼羅 | アジアプレス・インターナショナル編著 | 現代書館 | 1993.3.30 | 写真家20名の記事を編集し1冊にまとめたもの。中身は軽い。アジア見・聞・読、だとのこと。 |
25 | 「魔」の世界 | 那谷 敏郎 | 新潮選書 | S62.12.25 | 「魔の世界」というより「世界の魔」についての考察とした方が間違えにくい。インドの魔がどのようなものか読んでみましょう。 |
26 | 地球環境報告 | 石 弘之 | 岩波新書 | 1988.8.22 | これでもかこれでもかといった環境破壊が、地球が癌にでも侵されているような錯覚を抱かせる。さしずめ人類は癌細胞であろうか。 |
27 | エビと日本人 | 村井 吉敬 | 岩波新書 | 1988.4.20 | 「バナナと日本人」という本があったけど、その系統に属するものです。要するに日本人が世界で行っている悪行を曝け出すのが狙いなのですが、善悪の二元対立で図式して見せようとする単純さが底の浅さを感じさせている。 |
28 | 世界の服飾全2巻 | A・ラシネ | マール社 | 1977.5.18 | スケッチされた民族衣装が童話のようです。 |
29 | 歓喜の街カルカッタ 上下 | ドミニク・ラピエール | 河出文庫 | 1992.4.25 | 映画化もされました。インドを描いても、やはりフランスの作家はフランスの香りがしますね。1978初版 |
30 | 世界名画の旅全7巻 第7巻アジア・アフリカ編 | 朝日新聞編 | 朝日文庫 | 1989.10.20 | アジア・アフリカの絵画を文庫サイズで迫力不足ですが、一覧するのも良いかもしれません。コンパクトにしすぎているから物足りないけど。 |
31 | 裏がえしのインド | 西丸 震哉 | 角川文庫 | S58.4.10 | 情報が古いのが難点で、かなりの部分実情から離れてしまっているが、記録としての価値はありそうだ。1962初版 |
32 | 続々私の映画の部屋 | 淀川 長治 | 文春文庫 | 1987.5.10 | サタジット・レイの映画が取り上げられています。S51.12初版 |
33 | 旅は俗悪がいい | 宮脇 檀 | 中公文庫 | 1988.12.10 | 文章に新味はないものの、写真がやはり建築家の視線で捉えられていて面白い。スケッチも覚書程度のものとしては味があります。1984.11初版 |
34 | 砂漠 | 小堀 巌 | NHKブックス | S48.8.20 | インドとは直接関係ありませんが、テーマが砂漠ということで共通点も多々あるかと思い取り上げました。実際読み進んで行くとインド文化と底通する部分が実に多くあります。 |
35 | ジャータカ物語 上下 | 津田 直子訳 | 第三文明社 | 1984,7.30 | インドの民話と仏教が結びついた読みやすい物語。大人はもちろんお子さんにもお勧めできます。読んで上げて下さい。 |
36 | 世界の旅(全10巻中)第2巻 インドから熱砂の国へ |
中央公論社編 | 中央公論社 | S31.1.15 | 執筆者が多士済済、この本の装丁者が森英恵というのにも驚きました。古書店を回る喜びはこんな些細な発見する点にありますね。 |
37 | インド塾の交差点 | 岳 真也 | 情報センター | 59.10.15 | 退屈でした。 |
38 | バニヤンの樹かげで | 松井 透 | 筑摩書房 | 1994.9.25 | 異文化の視線をこの一冊で、というのにはちと無理がある。 |
39 | インド万華鏡 | 武藤 友治 | サイマル出版会 | 1995.5 | 切り口が新鮮な感じを与えますが、守備範囲が狭い。 |
40 | インド料理はお好き? | 畑田 鈴子 | TBSブリタニカ | 1991.6.13 | 料理好きな方はどうぞ。 |
41 | 我流・教科書検定 | 三浦 朱門 | 小池書院 | 1996.9.1 | 最終章にインドとイギリスの教科書比較が簡略に書かれていたので採りました。歴史教育のあり方を考える上での参考になるかと思います。どこの国も次代を担う子供たちに自国の行いを露悪的に教えている教科書はありませんな。それぞれに言い分があるからでしょう。 |
42 | 天竺への道 | 陳 舜臣 | 朝日文庫 | 1991.1.20 | 小説家の文章はやはり読ませますねえ。どんどん惹き込まれてゆくばかりです。三蔵の伝記でありながらそれで終わらない。 |
43 | 日本語の形成 | 大野 晋 | 岩波書店 | 2000.5.30 | その道を専門としていらっしゃる方には必携の一冊でしょうが、素人にはなかなか手が出せない、労作です。しかし、それにしても、書かれている内容より何より、手が出せない理由はその値段にあります。もう少し手頃な値段にしていただきたい。因みに定価は18,000円也。 |
44 | アーユルヴェーダの知恵 | 高橋 和巳 | 講談社現代新書 | 1995.2.20 | インド版の漢方医療の書といった所でしょうか。この中にはカレーも入っているんですねえ。 |
45 | 母なるインド | 春美・ウイリアムス | 芙蓉書房 | S45.4.25 | 書かれた時期が古いので、情報としてより、記録として面白いといえば面白いかな。 |
46 | はじめてのインド | 谷川 響子 | PHP | 1998.1.22 | まあ、こんなものでしょうか。 |
47 | 日本文化探求 | 川喜田二郎 | 講談社文庫 | S48.3.15 | 全文の中の一章のみカースト制が論じられているのですが、採り上げました。 |
48 | 瞑想するアジア | 森本哲郎編 | 文春文庫 | 1990.9.10 | 古代インドの歴史を写真を多用して書かれています。ここでも森本調が如何なく発揮され、素人はついつい乗せられがちですが、この際ですから、一度乗ってみて、後に訂正すべきは訂正し、知的世界を少しでも楽しんでおきましょう。 |
49 | ヒマラヤの花嫁 | 平尾 和雄 | 中公文庫 | S57.8.10 | 突き放した書き方が面白く、著者の視線がシンパシーを遠ざけるが、その点が又よい。 |
50 | 激動のアジアハイウェー | 土居 省三 | 芙蓉書房 | S47.7.15 | アジアハイウエー構想はその後どうなってしまったのでしょうね。ひところはよく話されたものですが。 |
51 | インドの日本式経営 | バスカ・チャタジー | サイマル出版会 | 1993.2 | 日本式生産方法が何処までインドで通用するか、この本はその記録です。 |
52 | 今の、インドと日本 | 岳 真也 | 情報センター | S59.11.5 | インド塾の交差点の著者ですが、とりあえず読ませます。 |
53 | 週刊 地球旅行 NO.83 黄金のベナレスと聖なる河ガンジス | 講談社 | 講談社 | 1999.11.18 | 写真がきれいです。 |
54 | インドがやがや通信 | インド通信編集 | トラベルジヤーナル | 1994.6.27 | ゴッタ煮の味はいかにも定番のインドの味がした。 |
55 | インドへの道 | フォスター | 筑摩書房 | 1985.8.15 | 映画にもなりました。 |
56 | グランド世界美術 (全25巻中) インドの美術 第4巻 |
講談社 | 講談社 | 1976.2.20 | 大判の写真の迫力は圧倒的。 |
57 | インド発国連職員の日々 | 高橋 英彦 | NHKBOOKS | 1995.8.20 | 世界に蔓延る麻薬の取締りを一国連職員の眼を通し、しかも場をインドに据え、その現状を淡々と語っている。 |
58 | 暁の寺 | 三島 由紀夫 | 新潮文庫 | S52.10.30 | 豊饒の海4部作の中の第3部。三島文学の最高峰とされておりますが、しかし嫌いな人も一読されては如何か。輪廻転生もテーマの一つです。 |
59 | 理性のゆらぎ | 青山圭秀 | 三五館 | 1993.5.1 | 相変わらずサイババについて。 |
60 | アジア連邦の世紀 | 大前研一 | 小学館 | 1996.12.10 | インド経済の発展と可能性について、過去の反省も含め書かれている。 |
61 | わがふるさとインドの変貌 | プラフルラ・モハンティ | 平凡社 | 1992.3.25 | インド人によるインド観察日記風読み物。読ませます。 |
62 | ヨーガの思想 | 馬場 一雄 | NHKBOOKS | 1986.4.20 | この一冊でヨーガは十分かもね。 |
63 | インド人の世界 | 蜷川 真夫 | 朝日ソノラマ | S54.5.10 | インドの不思議がこれ見よがしに書かれておりますが、現在もこの手の書き方、及び視点は相変わらず踏襲されておりますな。 |
64 | 星降るインド | 後藤 亜紀 | 講談社 | 1981.8.20 | インド体験記。今では少しも珍しくなくなっております。 |
65 | モンスーンの国ぐに | 朝日新聞外報部 | 朝日新聞社 | 1983.11.30 | カタどおりのアジア報告。昔はこれでも新鮮な情報だったのでしょうね。 |
66 | 誰も書かなかったインド | 高尾 栄司 | サンケイドラマブック | S50.10.4 | 誰もが似たような事を書いておりますが、書かれた時代を考慮に入れて読みましょう。 |
67 | 紀行全集世界体験 (全12巻中) 第9巻 インド | 河出書房新社編 | 河出書房新社 | 1978.10.24 | インドアンソロジー、著名人が多数収録されておりますがそれなりに…。筆者、構成が「世界の旅・第2巻」と多分に重複しております。 |
68 | 文化誌・世界の国 (全24巻中) 第5巻 インド・南アジア諸国 |
講談社編 | 講談社 | 1973.8.25 | 地理、もしくは歴史書といってもよい。 |
69 | インドのキララ星 | 中川 めぐみ | 毎日コミュニケーションズ | 1997.3.10 | インド観光案内書として読めばそれなりに楽しめる。 |
70 | マンダラの読み方 | 小林 峻 | 日本実業出版 | 1989.10.25 | 本で読み、実物に接してみましょう。 |
71 | 娘と私のアホ旅行 | 佐藤 愛子 | 集英社 | S57.5.25 | 筆者と娘のドタバタ珍道中旅行記。 |
72 | 文明の衝突と21世紀の日本 | ハンチントン | 集英社新書 | 2000.1.23 | 文明の概念を新しい視点で展開している。当然インドも入っております。 |
73 | 西尾幹二の思想と行動 (全3巻中) 第1巻 |
西尾 幹二 | 扶桑社 | 2000.9.30 | 本書の中の一章のみだが、ヨーロッパのインド学(思想)の流れを批評を加えつつ書かれている。 |
74 | ゆたかさへの旅 | 森本 哲郎 | ダイヤモンド | S47.11.2 | 少し古いけど安心して読めます。 |
75 | インドの黄金寺院 | 那谷 敏郎 大村 次郷 |
平凡社カラー新書 | 1981.1.8 | インド関連の書物にしては珍しくスィーク教及びスィーク教徒をおもに取上げていて面白い。 |
76 | アジアの世紀は本当か | 中嶋 嶺雄 深田 祐介 |
PHP研究所 | 1995.11.9 | 時事と経済を扱っている本は古びるのもハヤイ。ひたすら評論家の先見性のみが検証され得る。ということでこの一冊。 |
77 | アガサ・クリスティー殺人事件 | 河野 典生 | 祥伝社文庫 | S61.11.1 | インドが舞台という事で載せましたが、インドの雰囲気はほとんど出ていませんでした。まぁ、しかし息抜きとして遊んでくだされ。 |
78 | 爆笑インド神話 | シブサワ・コウ編 | 光栄 | 1995.12.15 | マンガチックですがマンガほどには笑えず、かといって勉強の足しにもなりません。 |
79 | 蒼空に出逢いを求めて | 桐島 洋子 | PHP研究所 | 1976.5.20 | 世界各地を旅する著者がそこで出会った日本人とのエピソード。小さな感動が心に残ります。 |
80 | アジアのことがわかる本 | 三和総合研究所監修 | かんき出版 | 1995.6.16 | アジアの国ぐにを網羅的且つ多角的に捉え、統計をまじえ解説している。資料が少し古いのが難点だが、基礎的な資料はまだ十分活用できる。 |
81 | 日本人の神 | 大野 晋 | 新潮文庫 | H13,5,1 | 日本の神とインドの神を(南インド)言語学的に探っている点が興味深い。 |
82 | 世界地図から歴史を読む方法 | 武光 誠 | 河出書房新社 | 2001,4,1 | 簡単な歴史書。世界史。暇つぶしにどうぞ。 |
83 | 民族の世界地図 | 21世紀研究委員会編 | 文春新書 | H13,5,20 | 簡単な歴史書。世界史。暇つぶしにどうぞ。「世界地図から歴史を読む方法」と読み比べてみるのもよいでしょう。 |
84 | パール判事の日本無罪論 | 田中 正明 | 小学館文庫 | 2001.11.1 | インドの良心です。 |
85 | 私たちインドに行きました | 黒古 綾、麻巳 | 六興出版 | 1991.2.25 | 十代の姉妹がインドで幾多の驚きを体験した感想記。カルチャーショックは若い頃のほうが鮮度がよい。 |
86 | 海の世界史 | 中丸 明 | 講談社新書 | 1999.12.20 | 文字通り、海を通じた歴史が取り上げられています。これを読むと、大航海時代が近世から始まったなどとはとても言えませんな。 |
87 | アジア情勢を読む地図 | 浅井 信雄 | 新潮文庫 | H13.12.1. | アメリカテロ事件に関連してタイムリーに出されたものですが、アフガニスタンもインドもパキスタンも当然含まれております。 |
88 | 四大文明インダス | 近藤 英夫編著 | NHK出版 | 2000.8.10 | テレビでも紹介されておりますが。 |
89 | 大英帝国衰亡史 | 中西 輝政 | PHP研究所 | 1997.2.4 | 英国の歴史を通じて日本を知る。当然、植民地インドのことにもふれられています。 |
90 | 文明の衝突 | サミュエル・ハンチントン | 集英社 | 1998.6.30 | 日本が世界の文明の一つに数えられているのが新鮮でした。 |
91 | 意識の形而上学 | 井筒 俊彦 | 中公文庫 | 2001.9.15 | 仏教の真理を分かり易くまとめた論文。因みに井筒俊彦さんはイスラム学の泰斗でもありました。 |
92 | インドのしくみ | 島田 卓 | 中経出版 | 2001.12.10 | タイトルとは裏腹にインドのしくみはよく判りませんでした。ただ、使われているデータの数字が新しい。 |
93 | 世界の教科書は日本をどう教えているか | 別技 篤彦 | 朝日文庫 | 1999.9.1 | 世界の国々の教科書では日本をどのように教えているか広く浅く紹介されています。当然インドも載っています。 |
94 | 天皇と戦争責任 | 児島 襄 | 講談社文庫 | 2002.2.15 | これもインドの良心です。 |
95 | アラハバード憤戦記 | 牧野 由紀子 | アイオーエム | 2001.5.10 | 日本人のインドにおけるキリスト教の布教活動。地に足をつけた活動をしているようだが空回りも目立つ。独善的にならなければ布教というものは行えないのだ。 |
96 | ガンジス河でバタフライ | たかの てるこ | 幻冬舎 | H14.3.25 | 相変わらずこの手のインド本が書かれ、読まれているのかと思うとがっかりする。実際インドに行って体験談を語っているのだから本当のことなのだろう、と読者は信じ込むだろう。しかし、体験談といえどもフィクションが織り込まれていることを、賢明なる読者は感じ取られるであろう。明らかにこの本の著者は勢いで書いており、インドの情報が正確ではない。またノンフィクションとして読んでも詰まらない。 |
97 | 象は痩せても象である | アフターブ・セット | 祥伝社 | H13.12.15 | インド駐日大使の書かれたもので、文章も平易で読みやすい。書かれている内容に新味はないものの、日本を愛する心が伝わってくる一冊。 |
98 | 狼に育てられた子 | J.A.L.シング | 福村出版 | 1977.2.10 | この本は昔から有名でしたね。 |
99 | アジア大バザール | 下川 裕治 | 講談社文庫 | 2000.7.15 | 二十人の旅のアンソロジー。結構楽しく読めました。 |
100 | アジアの聖地はどこかアヤシい | 清水 正弘 | 青春出版社 | 2000.8.20 | インドの聖地もいくつか出ております。タイトルから感じ取られるほどには不真面目でもありませんでした。 |