インドについてのプロローグ 22
(在米インドの人々)
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★2008年インドの思い出 ★2008年第3回インド公演それぞれのインド ★2010年第2回アメリカ公演 それぞれのアメリカ

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★1999年 第1回自主公演「インドの夕べ」 ★1999年 第1回インド公演 ★2000年 公演「Subha Chakrabortyの世界」 ★2001年 第2回自主公演「インドのこころ」
★2001年 アジア民族舞踊フェスティバル ★2003年 日印国交50周年記念特別公演 ★2004年 インドの物語公演 ★2004年 第2回インド公演
★2005年 第3回自主公演「インドへの道」 ★2007年 第4回自主公演「インドの風・日本の風」 ★2007年デトロイト公演
★2008年 第3回インド公演 ★2009年 第5回自主公演「インドへの祈り」 ★2010年 チャリティ合同公演 ★2010年アトランティックシティー公演
★タゴール生誕150周年記念公演 ★ナマステインディア2011 ★2012年 第6回自主公演「インドからのおくりもの」

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 歴史的にみれば、世界三大商人のうちユダヤ人、中国人(華僑)は広くその名を知られているが、インド商人(印僑)の名はあまり知られていない。実際には中国人(華僑)より何百年も早くにインドの人々は世界を股にかけ商売をしていたお国柄である。祖国との繋がりを大切にする一方、海外で暮らすことを厭わない。
 時代が降り、ボーダレスの時代とも言われる現代、世界三大商人という呼び名も古臭いイメージを与えるが、今回、商売ではなく、頭脳だけで世界に羽ばたいている(於けるアメリカ)インドの人々の暮らしを垣間見る機会を得、その一端をここに紹介する。

 デトロイト在住のインドの家族

 

 

 



 

 



地 下 室
 



 

ワンポイント part 1
 夫婦共働きで子供が二人。家はデトロイト郊外の空港から15分ほどのところ。家は二階建で、一階の間取りは4LDK。二階には夫婦の寝室、二人の子供部屋が各一室ずつ、そして客室がある。部屋の広さは日本に比べ若干ゆったりしている。興味深いのはとても広い地下室があることだ。車庫には夫婦の車が各一台ずつある。
 上の娘がピアノを弾いて私たちを歓迎してくれた。イギリスから来ていた叔父が滞在しており、彼はイギリスで大きな病院に勤めているドクターである。患者の診察のかたわら小説も書いており、最近ではそちらの方が有名になって、近い将来ドクターから小説家へ転職するという。彼はボンゴションメロンの招待でセミナーと討論会に参加するために今回デトロイトにやってきたのだという。会期中、協会が用意したホテルに泊まらずこの姪の家に宿泊していた。


 ダラス郊外にあるヒンズー教寺院 ―アメリカに棲むインドの神々― 

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インドの食材ならほぼ何でもそろっているインド専門の大型スーパー

 

 

 



独立記念日(7月4日) 人種の坩堝 
人種も民族も宗教の違いも一呑みにしてアメリカ合衆国は成立しているのだ。独立記念日に集まった多くの人たち。
ビルの谷間に挟まれた一画でコンサートが行われていた

 

 

 

 



ビルの谷間のオアシス
運河のように演出した造りが面白い。以前は舟もあったという

 

 

 

アメリカの道路事情とダラス

アメリカは車社会といわれているが、確かに道路を走っているだけでそんなことが実感される
町から町へと繋ぐ幹線道路はほぼこのように4から5車線がキープされている信号も見られない。

 

正面に見える建物はダラスタワー
 

 

 

ケネディーが暗殺された場所。このビルの六階
から狙撃された。現在は博物館になっている

 

 

このルートを走っているさなかの出来事であった
大勢の観光客が道路の端に佇み暗殺現場を眺めていた

 

 

オズワルドが狙撃したといわれる六階の窓(絵葉書)


パレードの道筋(絵葉書)

ダラスの街角で


 

 

 

よく見かけるガソリンスタンド(必ずコンビニと対である)
  

 ダラス在住インドの家族

外 観


緑の芝生が家の周りを大きく取り囲んでいる
 

パーティーあるいは会議室
天井が高い
 

居 間


 

キッチン 食堂
 



 

二階 神様を祭る部屋


一階 ゲストルーム バス・トイレ付


      

な、なんとこの家には日本庭園までありました

 

 

    

    



野生の孔雀が遊びに来て


この窓から日本庭園を楽しめる


ワンポイント part 2
 大きな家であった。現在夫婦の二人暮らし。ひとり息子はワシントンで弁護士の学校に通っている。敷地坪数からいえば日本の4LDKの建売住宅を10軒分ほどあわせたくらいの広さになろうか。階上、階下にはバス・トイレ付のゲストルームが各一室ずつあり、中二階には二十畳ほどの特別ルームもある。上の写真はほぼ一階だけを写したものだが、それでも夫婦の寝室など遠慮すべき部屋等は写真に収めていない。また、神様だけの部屋というのも二階にあり、その部屋は写真に収めた。
 総じてアメリカで暮らすインドの人々の生活レベルは日本人が想像する以上に高い。この家の主は滞日経験が四年あり、家のそこここに日本趣味が漂っていて、大の親日家である。 周りは同じような家々が建ち並び、プール付は当たり前の風景になっている。
 朝早くに散歩に出るとリスやウサギが人目も怖れずに走りまわっている。生活してゆくうえでこれ以上の環境はない。ただ、アメリカは車社会であり、すべて車が人々の足の代わりとなっており、近くをバスも電車も走っていない。買い物も車である。エネルギー源であるガソリンが途切れたらと考えてみるが…。とにかくアメリカは大振りな国柄である。

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