インドについてのプロローグ 16
(ブバネシュワル探訪)  
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★2001年 アジア民族舞踊フェスティバル ★2003年 日印国交50周年記念特別公演 ★2004年 インドの物語公演 ★2004年 第2回インド公演
★2005年 第3回自主公演「インドへの道」 ★2007年 第4回自主公演「インドの風・日本の風」 ★2007年デトロイト公演
★2008年 第3回インド公演 ★2009年 第5回自主公演「インドへの祈り」 ★2010年 チャリティ合同公演 ★2010年アトランティックシティー公演
★タゴール生誕150周年記念公演 ★ナマステインディア2011 ★2012年 第6回自主公演「インドからのおくりもの」

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 ウダヤ ギリ 
紀元前2世紀に造られたというジャイナ教 石窟寺院
 
         
  天井低く広さ二畳に満たぬ広さの部屋が幾つも続く
 
 正面から見た部屋。ドアはもちろんありません
 
ワンポイント 1
ブバネシュワルの郊外に谷をへだてた向かい合う二つの丘にジャイナ教石窟寺院がある。寺院というより現在では遺跡となっている。まるごと丘の岩をくりぬいた遺跡で紀元前200頃のものだといわれている。ジャイナ教は仏教とほぼ同時代に開かれた教義的にもよく似た宗教であり、仏教はインドの地では根付くことなく次第に廃れていったが(反対にインド以外の国々ひろまり世界宗教の地位を占めている)、ジャイナ教は少数派でありながらも、現在もインドの地に確乎とした地位を占めている。
 
 
  
 一個の大石の内部をくりぬき部屋としている。
左の穴が入口、右の穴が窓
 
 観光客相手に猿の餌が売られている
 
ブバネシュワルの市街が望見できる
 

カンダ ギリ
 ウダヤギリの向かいの丘のカンダギリ
 オレンジ色の建物の下の岩盤には多くの石窟が今も遺されている
 
 
 リンガラージ寺院
 
異教徒は境内には入れない
 
寺院の四周は高い塀で囲まれ、尖塔のみうかがわれるものの、
その寺院内部の大部分は窺い知ることが出来ない
 
 
 リンガラージ寺院正門前の賑わい
 
 リンガラージ寺院正門
 
 異教徒観光のため塀のそばに見晴らし台が建つ。
以下この写真はそのポジションより撮影したもの
 
 
 
 
 
 
 
 
 
寺院内部の景観
 
 
寺院内部の景観
 
ワンポイント 2
寺院をとりまく高い塀に隣接して、一ヶ所だけ異教徒のための見晴台が造られている。見晴台に登るには料金が徴収される。しかしそれは正規のものではなく、徴収者も正規の人々ではない。本来、払う必要のないものなのだ。しかも彼らは寺院とはなんの関係もない人たちである。だが観光客はそれを知らない。また、インドの人々の多くもそのことを知る人はいたって少ない。しかし寺院のお坊さんにわけを話し、掛け合って貰えば当然支払わなくてすむ(勿論、それだけの気力、精力を注ぎ込むだけの時間と労力が必要だが)。料金徴収者は堂々としているせいか、まるで役人のようで、その威風の前に、異国の観光客はごく当然のようにお金を払っている。料金も一定ではなく、喜捨という名目で、これまで登った観光客の国名、名前、住所、支払った金額までが記名されているノートが渡される。なかには800ルピーも払っていた観光客もいた。この一事で、あらかじめ払う必要がないという予備知識を持って訪れる観光客も動揺し、惑わされ、本来支払わなくてもよい料金を支払わされることになる。

プーリからブバネシュワルへ到る風景
 
こんな風景がどこまでもつづく
 
田園風景の向こうの小高い丘の上にに白い建物が見える。妙法寺である
 
日本山妙法寺

 
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