インドについてのプロローグ 1
(コルカタのバザールについて)
★古典舞踊解説 ★Kokubo Subhaプロフィール ★1写 真 ★2写 真 ★1ムドラー ★2ムドラー ★パダヴェダ ★よく使われるムドラー ★ダシャバタラム ★練習着について ★ナバラサ 
★バーラタ・ナッティヤム素描 ★遺跡のなかの踊子たち ★衣装とアクセサリー ★古典と創作私の先生について ★ウダイ・シャンカールのこと ★練習風景 ★トゥループの記録 
★トゥループの〜折々の事〜 ★トゥループのチラシ&パンフレット1 ★トゥループのチラシ&パンフレット2

★1999年第1回インド公演それぞれのインド ★2004年第2回インド公演それぞれのインド ★2004年インドの思い出 ★2007年第1回アメリカ公演 それぞれのアメリカ
★2008年インドの思い出 ★2008年第3回インド公演それぞれのインド ★2010年第2回アメリカ公演 それぞれのアメリカ

★インドのバザールについて ★カルカッタの名所旧跡及び近郊 ★インド料理の作り方 ★インドの貨幣について ★インドの神々と日本仏教の相関関係 ★インド・データガイド
★インドと国境を接する国々
 ★インドの歴史 ★インド神様ポスター図解 ★ブッダガヤ探訪 ★カルカッタの風景 ★インドのお土産さまざま ★インドの細密画
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★コルカタところどころ ★コルカタの街角で ★NABCについて ★ママタシャンカール舞踊団

★1999年 第1回自主公演「インドの夕べ」 ★1999年 第1回インド公演 ★2000年 公演「Subha Chakrabortyの世界」 ★2001年 第2回自主公演「インドのこころ」
★2001年 アジア民族舞踊フェスティバル ★2003年 日印国交50周年記念特別公演 ★2004年 インドの物語公演 ★2004年 第2回インド公演
★2005年 第3回自主公演「インドへの道」 ★2007年 第4回自主公演「インドの風・日本の風」 ★2007年デトロイト公演
★2008年 第3回インド公演 ★2009年 第5回自主公演「インドへの祈り」 ★2010年 チャリティ合同公演 ★2010年アトランティックシティー公演
★タゴール生誕150周年記念公演 ★ナマステインディア2011 ★2012年 第6回自主公演「インドからのおくりもの」 
★2012年 東大寺奉納舞
 ★2013年 名古屋国際センター
 ★2013年 東大寺奉納舞

★Subha他・資料 97年 ★Subha他・資料 98年 ★Subha他・資料 99年(前) ★Subha他・資料 99年(後) ★Subha他・資料 00年(前) ★Subha他・資料 00年(後)
★Subha他・資料 01年(前) ★Subha他・資料 01年(後) ★Subha他・資料 02年 ★Subha他・資料 03年(前) ★Subha他・資料 03年(後) ★Subha他・資料 04年(前)
★Subha他・資料 04年(後) ★Subha他・資料 05年(前) ★Subha他・資料 05年(後) ★Subha他・資料 06年(前) ★Subha他・資料 06年(後) ★Subha他・資料 07年(前)
 ★Subha他・資料 07年(後) ★Subha他・資料 08年(前) ★Subha他・資料 08年(後) ★Subha他・資料 09年(前) ★Subha他・資料 09年(後)

★Subha他・資料 10年(前) ★Subha他・資料 10年(後) ★Subha他・資料 11年(前) ★Subha他・資料 11年(後)  ★Subha他・資料 12年(前) ★Subha他・資料 12年(後) 
★Subha他・資料 13年(前) ★Subha他・資料 13年(後) 
★3.11 七ヶ浜町震災慰問報告 ★写真アラカルト

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於・インド コルカタ わが町 〜バガジャティン〜
人々は朝早くマーケット(市場)に出かけ、その日一日分の食料を買い求めます。日本のように買い
溜めの習慣はあまり見られません。食料品の買い出しは一家の主夫である男性が専ら担当します。
 
生鮮食品は鮮度が命、毎日早朝6時頃から正午まで新鮮な果物、野菜、
鮮魚(主に川魚)が店頭に並びます。馴染みの客が多いのが特徴です。
 


 (ワンポイント)
よく見知らぬ人から声をかけられることがあります。「インドの方ですか?」「暑いお国でしょう、インドは?」 「額に付けているものは何というのですか?」「サリーって本当にきれいですね。どのように着られるのですか?」「インドはカレーの本場でしょう?」  等々、実に細かく他愛のない質問ばかりです。 またインドについて、このホームページを通じ多数の質問も寄せられます。なかには「これからインドに旅行するのですが、どのような点に注意すれば好いでしょうか、アドバイスをお願いします」とか「インドの大学に留学したいのですが、どの大学が良いか知りたいのですが…」というものや、あるいは大学で「インド古典舞踊を研究しているので詳しく教えて下さい」といった学生の方からの具体的専門的な質問もあったり内容は多岐に渡り様々です。私はこれらの質問に対し、私の解る範囲内で出来るだけ返事をすることにしています。総じてどの方もインドに対し好ましい印象を抱いて下さっておられるようですが、ただ残念なことはインドは昔から日本と深いつながりを持つ国であるにも関わらず、その情報はきわめて大雑把にすぎるといった印象をうけます。例えば上に記したような「暑いお国でしょう、インドは?」という質問の一般認識がどのていど精確なものであるのか…。インドは国土も日本の約9倍近くあり南北に長く東西に広がっており、山岳地帯もあれば高原もあり砂漠もあれば常夏の地帯もあるわけですから、暑いところもあれば寒いところもあり、とても一括りで「インドは暑い国である」とは言えないわけです。カレーについても、日本のカレーはイギリスから改良されて入ってきた経緯を持ち、全く同じもののように考えられがちですが、インドと日本のカレーにおけるその実質はおおよそ違ったもので、質量ともに日本とは比較にならないくらいインドのカレーはヴァリエイションに富んでいます。要するにインドと日本のカレーは同日には語れないということなのです。また「手を使って食べる」習慣に日本の人は興味をそそられるようですが、手で直接食べる習慣は何もインドばかりではありません。世界史的にみれば手で直接食べる習慣の方が主流でありヨーロッパに於いてさえ18世紀まではナイフもフォークも使ってはいませんでした。当時ヨーロッパの文化先進国であったイタリアでさえ16世紀の段階ではごく一部の貴族階級のみがようやくナイフやフォークを使いはじめた程度であり、他はみな素手で食べていたわけです(箸を使って食べる中国、朝鮮、ベトナム、日本の方が少数派に属していたのです)。またインドの人々も日本に対する認識の誤りが多く見られます。一例を上げれば日本の代表的食文化の「寿司」や「刺身」など食べ方のイメージが湧かず、捕った魚をそのまま包丁も入れず丸ごと食べていると考えている人もいます。インドと日本は心情的には互いに身近なイメージを抱きながら、事実は実に遠い懸隔を持っているようです。過剰な情報競争は刺激的なニュースを生み出し、ただ売らんがための偏向へと突出して走ります。しかし情報の氾濫している現代に於いてさえ、精確且つ客観的な情報というものは少なく、また述べられていることが事実であっても、それは事の一面に過ぎないということを十分考慮に入れ情報を取り入れて頂きたいと思うのです。

道路に面して小さなショップが軒を連ね生活用品から娯楽雑誌までおおよそ何でも手に入ります。

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