〜2012年 東大寺奉納舞〜
小久保 シュヴァ チャクラバティ |
大仏殿 高さ46.8m 間口57m 奥行50.5m。創建から平安末、戦国時代と二度にわたり焼亡したが、江戸時代中期に再建された。これが現在の東大寺の概要であるが、高さ、奥行は創建時と同様ながら、間口のみ2/3に(創建時88m)縮小されている。 |
〜 インディアン クラシカル ダンス トゥループ 東大寺奉納舞 出演者 〜 代表 小久保 シュヴァ チャクラバティ 夏目 由紀子 ・ 岡田 さち代 ・ 鈴木 文子 ・ 木下 浩子 ・ 市川 ゆみか ・ アンナ ラウラ シュッカ |
ダーガルファミリーとは20年ぶりの再会でした。思い出話に花が咲きました。1992年の日印国交40周年記念の年、このダーガルファミリーと三ヶ月間を日本全国公演で一緒にまわった思い出があります。当時は姉のニローファと叔父のザヒルディンもいて、都合6人で来日されていました。今回は4名の来日で、声楽のワシフディン、姉でタンプーラのカマル、パッカワージ奏者のモハン、フランス人のお弟子さんはタンプーラ担当。ニローファとザヒルディン以外、今回の来日メンバーは当時と少しも変わっておりませんでした。 |
〜東大寺ミュージアム〜
金鍾会館ホールの舞台〜パッラヴィ〜
〜シヴァ ストットラム〜
〜木下 浩子〜 ナマシュカー、シュヴァ先生 昨日はありがとうございました。私はまだ奈良にいて、今は東大寺ミュージアムにいます。先ほどは大仏様も見て、改めて昨日踊ったことを感慨深く思い返しました。まるで夢のようでした。本当にありがとうございました。本当は先生への出演依頼だったのに、私たち生徒も連れて来ていただき、貴重な体験をさせていただきました。先生のお心遣いを考えると、本当にありがたい気持ちでいっぱいになります。同時に、昨日中門を眺めていたら、先生がソロで踊っているところを想像し、鳥肌がたちました。先生と一緒に踊らせていただき本当に幸せでしたが、先生のソロも見てみたいというのが正直な気持ちです。奈良に二日滞在し、日本の歴史を肌で感じました。その歴史の中で、インドと密接に関わっていて、インドから多くのことを学んでいることを今回の東大寺でより強く感じました。私はもっと勉強しなければいけません。そして、踊りたいという強い情熱をもって練習していきたいと思いました。本当にありがとうございました。 また公演を見た友人から以下のメールが届きました。率直な意見が述べられていると思いますので、先生にお伝えします。文中の「へろちん」は私のニックネームです。 「シュヴァ先生のシバ神の踊りは何回観ても迫力があって圧倒されるわ。素晴らしかった。そして何より、他の教室の生徒さん達とのレベル差に驚いた。考えてみれば、私はへろちんの教室の踊りしか見たことなかったのよね。他の教室の先生の踊りは身体の軸がしっかりしてて素敵だったけど、その生徒さんたちのレベルは低いわ。へろちんたちは全員上手かったもん。いい先生に出会ったんだね」と。シュヴァ先生に出会えて、私は本当に幸せです。 |
〜大仏殿〜 一般の人は立ち入れない大仏殿に隣接して建つ集会館前庭
〜東大寺 奉納舞〜
大仏殿奉納舞 中門にて 司会の波多野むつみさん今から1260年前の天平勝宝4年(西暦752年)、ときの聖武天皇のもと、大仏開眼法要が執り行われました。この開眼法要には一万人にも及ぶ大勢の人々が参集し、現在の韓国、中国、ベトナム、インド等の国々から高名な僧侶等が招かれ、国際色豊かな一大絵巻が繰り広げられたということです。インドから迎えられた僧のお名前は菩提僊那と言われるバラモン僧で、大仏開眼の導師を務められ、実際に大仏様の眼を入れられたそうでごさいます。ここ東大寺では、聖武天皇、行基大僧正、良弁僧正と共に菩提僊那を入れ東大寺「四聖」としてその功を称えられていると聞いております。私たちインディアンクラシカルダンストゥループの代表小久保シュヴァチャクラバティもまた、インドで生まれ、インドで育ち、バラモンの家系に繋がる一族の出でございます。今は第二の故郷となったこの日本で舞踊を仲立ちとして日印交流に努めておりますが、本日は毘盧遮那仏の膝下に、あまねく人類を照らす慈悲の心と菩提僊那の威徳を偲び、また昨年の東北関東大震災でお亡くなりになられた方々に祈りの思いを込め、本日のために小久保シュヴァチャクラバティ作によるバラタナッティアムを捧げます。 |
大仏にインドの調べ - 東大寺で日印国交樹立60周年コンサート
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〜ダーガル 古典声楽〜
〜すべての行事を終了して〜
大仏殿に向かって祈りを捧げている……ように見える!?