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2月29日(金)

読んだ短編:
  • シャーロット・アームストロング「籬をへだてて (The Hedge Between)」日本版EQMM 1957/3 No.9
    伯父の家の庭にあるツリーハウスからは、生垣越しに隣の家が見下ろせる。 隣のご主人が玄関先で撃たれた時ツリーハウスにいながら不覚にも眠っていた8歳のメレディスは、殺人事件の唯一の目撃者になり損ねてしまった。 事件は迷宮入り。 7年後、メレディスは作家を志す少女になっていた。 伯父の制止も聞かず隣の未亡人に接近し、自力で事件の解決を試みる……
    読後感すっきり。

    2月28日(木)

    実は昨晩から熱を出している。くしゃみ・鼻水・鼻づまりにあまつさえ咳まで。しかし明日は休めない。 柚子茶を買ってきてもらったので飲んでおとなしく寝よう。
    読んだ短編:
  • ロアルド・ダール「告別 (A Connoisseur's Revenge)」日本版EQMM 1957/3 No.9
    1953年に発表された当時の題は"Nunc Dimittis"、この"A Connoisseur's Revenge"というタイトルは1955年本国版EQMMに再録時のもの。 「裸のマハ」と「着衣のマハ」ね。 人を呪わば穴二つ。

  • クエンティン・パトリック「11才の証言 (Witness for the Prosecution)」日本版EQMM 1957/3 No.9
    翻訳は都筑道夫。 知恵のまわる少女、恐るべし。

    2月27日(水)

    先に行ってきたお子からの情報で、車で15分ほどのTSUTAYA&DiscStationが来月いっぱいで閉店するため新品CD・DVDの売りつくしセール中とのこと。 家人の帰宅を待ち店舗の立地からそれほど期待しないで行ったら、意外な収穫にほくほくして帰る。
    • ミシェル・ガスト監督『墓にツバをかけろ』(1959) DVD(IVCF-153)
      ボリス・ヴィアン原作・脚本

    • ニール・ジョーダン監督『狼の血族』(1984) DVD(TBDL 1068)
      これで中古ビデオよ、さようなら。

    • 原作:森川久美『南京路(ナンキンロード)に花吹雪』CD (COCC-72219)
      11曲中7曲の作曲/編曲/演奏は小林克己(四人囃子・ハルヲフォン)。 森川久美の前作「蘇州夜曲」も好きだったが「南京路…」はいつアニメ化されていたのか?イメージCDが出ていたとは知らなかったなぁ。

    2月26日(火)

    録画した映画:
  • ロバート・アルトマン監督『ナッシュビル (Nashville)』(1975)
    朝8時からの放映なので出勤前に慌てて録画予約を。 アルトマンの群像劇は見ごたえがあるので、ぜひ一度観てみたかったもの。

    2月25日(月)

    読み始めた長編:
  • ロザリンド・アッシュ「蛾 (Moths)」
    大学で教えているという語り手の所有するレコードに、コール・ポーターとともにテンペランス・セヴ ンの名が。
    The Temperance Seven の演奏する姿はスティーヴンソン「箱ちがい」を映画化した作品"The Wrong Box"で観られ、 これがまたThe Bonzo Dog Bandの先輩みたいな楽しいものなのだ。

    2月24日(日)

    読んだ短編:
  • ロード・ダンセイニ「世界の涯にて (Near the Back of Beyond)」日本版EQMM 1957/3 No.9
    ビリヤードクラブに集まった仲間が、自分のお気に入りの葡萄酒の名を挙げ、ほめそやしている。 するとジョーケンズが「シャトー・イーケムにかなうものはあるまい」と、そのすばらしさについて力強く語り始めた。 アフリカの奥地を旅行中に知り合った謎のイギリス人の重い口を開かせ、身の上話を引出した極上の葡萄酒、シャトー・イーケム。
    ともかく酒は彼の想像力を素晴しく飛躍させた。 もしこの話が想像力から生れたとすればだがね。 しかし、もしこの話が一語一句本当だとすれば正しくこの酒があの破天荒な話を引出したことになるのだ。 恐らく他の酒を飲んでは、誰も打明けなかっただろうと思うんだが。
    身の上話の内容が本当ならひどい話だが真偽のほどは曖昧なまま。 まあそれでもいいか(もちろん本当はよくないのだが)、と思えるのは、一宿一飯(「一杯」なのかな)の恩義を大切にするジョーケンズの心意気に共感してしまったからか。
    ところでChateau Moulin Eyquemって本当にあるんだな!

    録画した映画:
  • ヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン監督『リトル・ミス・サンシャイン (Little Miss Sunshine)』(2006)
    アラン・アーキンだもの!

    2月23日(土)

    読んだ短編:
  • コーネル・ウールリッチ「死者もし語るを得ば (If the Dead Could Talk)」日本版EQMM 1957/1 No.7
    彼は彼女を見つめていた。 彼女が見つめている動かない人影には目もくれず、ただ彼女だけをじっと見つめていた。
    サーカスの花形である息のあった空中ブランコ曲芸師トリオ、いつしかトリオはカップル+1に。 密かな殺意と、一瞬の決断。 ことの真相はあまりにも切ない。

    2月22日(金)

    お子は大阪へ遊びに行き、私の実家で一泊する予定。
    昨日今日と、昼休みにもコートなしで外を歩けるほどの暖かさで、仕事の後の気分転換にひと駅歩いた。 店頭均一本5冊300円の中に筒井康隆の文庫本を見つける。 昭和時代に単行本化された作品は実家に置いたまま処分されたので、買い直し。 『浴槽で発見された手記』を読み再読したいと思っていた『脱走と追跡のサンバ』は残念ながら見当たらず。 そのうちどこかで縁あれば、よろしく。
      職場そばの古書店にて:
    • 筒井康隆『48億の妄想』(文春文庫)
    • 筒井康隆『国境線は遠かった』(集英社文庫)
    • 筒井康隆『俗物図鑑』(新潮文庫)
    • 筒井康隆『メタモルフォセス群島』(新潮文庫)
    • 筒井康隆『宇宙衛生博覧會』(新潮文庫)

    2月20日(水)

    読んだ短編:
  • F・W・クロフツ「千慮の一失 (The Oversight)」日本版EQMM 1961/2 No.56
    クロフツに多い「遺産狙い」の倒叙もの。

    2月19日(火)

    昼休みに職場そばの古書店に出向くと、今まで店内で500円くらいの値段のついていた昔のエラリィ・クイーンズ・ミステリ・マガジンの1957年から1962年までのバックナンバーが、ついに店頭均一コーナーに移動していた。 18冊のうち1,2冊は手持ちと重複してしまうかもしれないが、時間がないので全部紙袋に入れてもらう。大荷物で帰ってきたら手持ちと5冊もダブっていた。 きれいなほうを残し、あとはどうしよう……

    読み終えた長編:
  • ハーバート・リーバーマン「地下道 (Crawlspace)」
    子どものない老夫婦が迎え入れた孤独な青年リチャードとの擬似家族。 しかしリチャードの渇望していた「家族」と自分たちの思い描く楽しい家族「ごっこ」の温度差が老夫婦にはしだいに耐えがたくなっていく。 夫婦は常にリチャードの監視下に置かれ、すでに保安官を始め住民からも孤立していた二人には助けを求める相手も、なすすべもないように見えたのだが……。

    あらすじからはホラーとしか予想できなかったが、内容はきしるような密室心理劇だった。 Oさんにご教示いただいたのだが、Arthur Kennedy, Teresa Wright 出演で70年代にテレビ映画化されDVDもリリース(USAのみ)されているとのこと。
    私はそれがここにある実際のすべてだと思う ― 夜明け前のひんやりとした、暗い時刻に、荒涼たる平原で、ほんの一握りの生きものが体を寄せ合い、 いつ訪れるとも知れぬ暁を待って、互いに助け合っている姿が。(p442)
      到着便:
    • 「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX

    2月17日(日)

    「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX
    が「まもなく発送されます」に!

    2月16日(土)

    引き続き一日寝て休養。 「ちりとてちん」今週分のあと、うつらうつらしている耳に力強い和太鼓の連打。
    佐渡島を拠点に活動する和太鼓集団、鼓童による国際芸術祭「アースセレブレーション2007」。3日間にわたる城山コンサート最終日の8/19、鼓童とジャズピアノの山下洋輔のコラボレーション『ボレロ』、朦朧とした頭に響く心地よいリズムにピアノも打楽器なのだと改めて思う。

    聴いた(残念ながら画面は観ていない)番組:
  • NHK-BS(再放送) 『太鼓芸能集団「鼓童」 〜佐渡島が育んだワールドミュージック〜』

    2月15日(金)

    前日からだるかったがなんとか仕事を終え帰りの車中で本を読む気力もなく帰宅、38度弱の熱を出していた。 ふしぶしが痛く喉が渇く。 家人は広島出張、お子は実習先で夕食を食べて帰るので気がねなくひたすら寝る。 きっと旅行の疲れとVdGG初来日ショックですぜ。

    2月14日(木)

    読み終えた長編:
  • J・G・バラード「夢幻会社」
    If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is: infinite. For man has closed himself up, till he sees all things thru' narrow chinks of his cavern. (William Blake)
    狂騒的な中盤から、それなりの報いを受け、その償いをし、すべてを与えつくし満ち足りた思いで静かな休息につこうとするブレイクの後姿を見送る。 この作品は冒頭に物語の結末がきて、改めて主人公ブレイクの回想が始まるためわかっているはずなのだが、やはり彼のたどる数奇に満ちた濃密な一週間の経験ののち読者の味わう感慨は深い。 過去のバラード作品の集大成と書かれているのも納得の、すばらしい物語だった。
    移動中の車内や機内で読んでいる間はイメージのつかめなかった「バンヤン樹」、初めて見るその圧倒的な姿に目から鱗が落ちた気分。画像でご教示下さった翻訳者のMさん、もちろんここはご存じではないが心から感謝したい。 ありがとうございました。
    樹形は横に張り出し、枝から出る多数の気根は地面につくと幹のような支柱根になり、それぞれ木の幹となる。 ベンガル菩提樹ともいい、インドでは長寿と豊穣のシンボルである神聖樹だそうだ。

    2月13日(水)

      職場そばの古書店にて:
    • ハーバート・リーバーマン『地下道』(角川文庫)
    「鼠」「霧」の作者、あれはジェームズ・ハーバートだ、などと考えつつタイトルに惹かれ手に取る。 カバー折り返し部分のあらすじを読んで即購入。

    2月12日(火)

    金曜日休んだぶんと週明けの忙しさ、連休中の疲れが重なり昼休みはドトールへ逃げこむ。 1杯210円也の本日のコーヒーはマウカメドウズ。 珍しく携帯にメールが入っているのでどれどれと開いてみると、前回PH来日公演チケットを携帯から申し込んで以来こちらへも届くReal&Trueのアーティスト・公演関連情報のメーリングサービスだった。 来日公演アーティストとチケット情報を順にたどり、
    6/27-29 ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター (Van der Graaf Generator)
    驚きのあまり冗談でなくコーヒーを吹きそうになった。

    2月11日(月)

    甥(義姉の長男)にJRの最寄り駅まで送ってもらい、長崎駅前から九州号という高速バスで3時間弱の福岡空港へ。 12時の便まで2時間ほどあり、楽しみにしていた博多ラーメンを食べたのだが空港内の店はリピーターに気を遣う必要もないからか、おいしくなかった。店はち○ぜん。 家から車で10分ほどのイトーヨーカ○ーのフードコートのラーメンのほうがだんぜんおいしい。 そのぶんを土産でとりかえすべく辛子明太子とチョコスフレを購入。

    行きと違いよく晴れており下界を見下ろしつつ快適な空の旅を終え、中部国際空港セントレアから帰宅。 そういえば今回、一度も頭痛薬のお世話にならなかった。 私としては快挙である。

    2月10日(日)

    お墓参りと義父の23回忌、夕食は「新地」と呼ばれる長崎市内の中華街で。 中国の旧正月と2/7から開催中の中国色ゆたかな灯の祭典ランタンフェスティバルで人出が多く、乳幼児を含め総勢16人様ご一行は混雑のなかようやく目的の店に辿り着く。 店外の喧騒をよそに予約を入れてもらっていた2階の座敷は広くて静かだが、厨房も大忙しだったのか出てくる料理と料理の間が長く、デザートまで2時間以上かかったんじゃなかろうか。

    湊公園で三国志や西遊記のキャラクター、中国の伝説につきものの龍などの巨大オブジェを楽しんだ後は秋にオープンしたばかりという温泉に浸かり、風呂のあとの定番コーヒー牛乳でひと息つきご一行は帰宅。 ハードスケジュールの舵取りは、何年かぶりで集う家族のためいろいろ心を砕いてくれるバイタリティあふれる義姉の腕のみせどころである。

    2月9日(土)

    前日より実家へ移動し、法事に備え大阪国際空港(伊丹)から家人の実家のある長崎へ帰省。 長崎への空の便は名古屋より大阪、復路の空の便は長崎より福岡からのほうが便数も多い……のだが、週間予報どおり昼前より近畿地方に珍しく雪が降り、蛍池のモノレール駅の周りはすでに銀世界。 滑走路の除雪作業が長引いて大阪→長崎の飛行機も離陸が1時間20分遅れ。 これから冬の移動は陸路が確実だろうなぁ。 着いたのは19時過ぎ。合流した大家族が掘りごたつを囲み、皿うどんと大皿の刺身に舌鼓をうつ。

    2月7日(木)

    XTCの"Desert Island"を引っ張ってきたのは「島」からの連想だが、もしかしたらAndy Partridgeはバラードのこれらの小説やゴールディングの「蝿の王」を読んでいるかもしれない……などと勝手に思いながら、このけだるい曲が「夢幻会社」の脳内BGMとなっている。
    「彼ら自身は気づいていないが、この郊外の町のおとなしい住民たちは、水棲哺乳類の夢にあふれる心を持ったエキゾチックな海洋生物なのだ」 これが、"The Unlimited Dream Company"なのか!  これだからバラードはやめられませんな。
    Don't rescue me, no
    This is my home sweet home dear
    Don't rescue me, no
    I am far from alone here

    Cast away on a desert island
    Me and one nation are sharing the same fate
    Cast away on a desert island
    With Great Britain written on its name plate
    Cast away on a desert island

    2月6日(水)

    読み始めた長編:
  • J・G・バラード「夢幻会社 (The Unlimited Dream Company)」(1979)
    創元SF文庫版訳者あとがきによると原題どおりに訳せば『限りない夢の仲間』であるが、原題の簡潔さをいかしたいために 無限と夢幻をかけこのタイトルにしたとのこと。 テクノロジー三部作の神の視点から一人称「おれ」の目線に変わる。
    ブレイクは空を飛ぶ夢にとりつかれていた。 ある日彼は、空港から一機のセスナを盗んで飛びたつが、そのセスナはロンドン郊外の田舎町シェパトンに、 火だるまになって墜落してしまう。 ブレイクは幸いにも住民の手で救出された。 だがこの町から脱出することができずに過ごすうち、彼の周囲にはあいついで奇妙な出来事が起こりはじめた。 そして、やがてこの閑静な町は、熱帯のジャングルと鳥たちの楽園に変貌してゆく……! (扉より)

    With my umbrella I go walking
    Through all the sands on a building site
    Across the shopping malls and motorways
    Birds from Heathrow fill the
    Night with people flying to escape
    Friday comforts me and says it's pay day

    The game and coconuts is plentiful
    You pick 'em right off of a supermarket shelf
    And all the man-eaters are parked away
    Down in garages
    While their selfish owners drinking to escape
    Lord of flies with cocktails in his conch shell

    2月5日(火)

    Cast away on a desert island
    Me and poor Crusoe are sharing the same fate
    Cast away on a desert island
    With Great Britain written on its name plate
    (XTC "Desert Island")
    投げ出された高速道路の中央分離帯「コンクリートの島」で、主人公メイトランドはそこで暮らしている知恵遅れの浮浪者に(ロビンソン・クルーソーがフライデーにそうしたように)文字を教えるのだ。

    読み終えた長編:
  • J・G・バラード「コンクリート・アイランド」
    テクノロジー三部作をめでたく読み終えたので、いよいよ架空対談の掲載されたサンリオ版で『夢幻会社』にとりかかる。

    2月4日(月)

      職場そばの古書店にて:
    • ゴア・ヴィダール『マイラ』(早川書房)

    2月3日(日)

    母の誕生日。

    『十三階の女』より、読んだ短編:
  • シオドア・スタージョン「熊人形 (The Professor's Teddy Bear)」
    くまじゃないって!
    人形でもないって!
  • ルイス・C・ストウ「ブロンドの犬 (The Blond Dog)」
    犬かもしれない……

    こんな短編読んだらよくない夢を見そうだ。

    2月2日(土)

    「♪ダバダ〜、ダバダバダバ」で始まる有名なスキャットがダニエル・リカーリの「ふたりの天使 (Concerto pour une voix)」という曲だと、 初めて聴いた時からえんえん数十年ごしでようやく判明した。 たぶん誰もが一度は耳にしたことのあるフレーズだと思うのだが。 ついでに調べてみると、もうひとつの渋い「♪ダバダ〜」ネスカフェ・ゴールドブレンドのCMは『11PM』の「♪シャバダバシャバダバ」と同じ伊集加代子さんの歌声だそうだ。 スキャットも奥が深い。
      到着便:
    • アンナ・カヴァン『愛の渇き』(サンリオSF文庫)
    • J・G・バラード『死亡した宇宙飛行士』(NW-SF社)
    読んだ短編:
  • ドナルド・ワンドレイ「生えてくる (It Will Grow on You)」
    しかも伝染るんです。

    読書中:
  • J・G・バラード「コンクリート・アイランド」
    「クラッシュ」の事故現場から「コンクリート・アイランド」へ投げ出され、遠景には「ハイ=ライズ」、 テクノロジー三部作のランドスケープが素敵。

    2月1日(金)

    今週と来週連続で『デスノート』『デスノート the Last name』放映だが設定が全然違うので途中で観るのをやめ、原作12巻+おまけ1巻をお子の部屋から出してきてもらって読み返す。 それでわかったのは5巻を読んでいなかったこと。

      個人のコレクションより。到着便:
    • 山野浩一『X電車で行こう』(ハヤカワ文庫JA7)……りんたろう監督のアニメでは山下洋輔が音楽を担当。
    • 山野浩一『鳥はいまどこを飛ぶか』(ハヤカワ文庫JA65)

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