6月29日(水)
せっかくの着メロも常時マナーモードでは使い道がなく、目覚まし音に設定して日替わりで楽しむことにする。
「Ashes to Ashes」では白塗りのピエロが夢に出てきそうで爽やかな目覚めを期待できそうもなく、シルヴィ・バルタンの「あなたのとりこ」に変更。
明日の朝は「Paranoid Android」あたりを。
6月26日(日)
5年間家に置いたままの予備の携帯電話(待ち合わせ用や旅先でたまに持たされていた)の機種変更をして自分用にもらう。
お子が「取説なんか今まで読んだことがない」と言いながら、新しい携帯の設定を苦もなくやってのけるのをぼーっと眺め、結局1日この新しいオモチャにかかりきりで頭痛を引き起こす(バカ)。
片手での文字入力がつらいったらない。
6月25日(土)
ザルツブルグから6/20消印の郵便がもう届いたので、お世話になったAndreaさんに報告。
"PRIORITY" という見慣れないシールは、航空便に代わる表示(優先郵便 priority mail)のことだった。
6月24日(金)
家人に頼まれていた『ローマの休日』とBS-2で再放送された「アクターズ・スタジオ・インタビュー イアン・マッケラン自らを語る」の永久保存版をつくる。
先週『ベント』を観直したばかり。
6月23日(木)
今週から通勤のお供は『ゼノサイド(上)』。
レンタル落ちを買ってきたビデオの永久保存版づくりがてら、『メディカル・レッスン【青春解剖学】』原題は"Gross Anatomy"だったか"A Cut Above"だったか、を観る。
Matthew Modine出演作では先日観た"Orphans"が素晴らしすぎたからか、『プライベート・レッスン』以来の(以下自粛)
先週の話だが某所で知ったライヴ・コンピレーションCDシリーズ"Fingerprints"を注文してみる。
PHのライヴが2曲収録されているが、オーストリアへの注文でサイトがドイツ語。
難しそうなら諦めよう、注文できそうならしてみようとオーダーページの項目を順に埋めてクリックすると「!」マークのついたドイツ語が出た(この時点でまだ何がどうなっているのかわかっていない)。
翌日事務局から"You have ordered our 3 CDs Fingerprint Vol 1-3"というメールが届き、注文できたのか(おい)、で、支払方法は?口座振込(やったことない)……。
No we don´t have a PayPal account, and we don´t want to have one.
In Europe this is not used, and there are fees we don´t want to have.
PayPalで送金できないかとムシのいい問合せには「ダメ」、仕方ないな。
銀行で振り込むと代金より手数料のほうが高くついたが(郵便局なら格段に安かった、と後で知る)リサーチの甘い自分がいけなかったのだ。
週明けくらいにはそちらに着金予定だから、送る際に航空便か船便(海のない国だが)か教えてねとまたメール。下手な英語を我慢してつきあってくれてありがとう、とひと言つけ加えておく。
Hello ***** !
My English is not better than yours, maybe that´s the reason, why we can communicate easyly :-) !
I received the money yesterday 35,-- and I sent the 3 CDs also yesterday by airway. (Airplane)
You should receive it in a few days.
Have a nice time with the music, I hope you will enjoy it.
いい人でよかった。
オーストリアから届いたらすぐお礼のメールを書こう。
ちなみにドイツ船便はいまだ到着せず。
6月19日(日)
Bass Lines - D'addario Music Sampler / V.A. / CD
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- The Hammer Comes Down - David Ellefson
- See You Next Tuesday - Bryan Beller
- Rewind It and Play It Again - Oteil Burbridge
- Minute to Forever - Freakbass
- Stick-to-it-tive-ness - Jimmy Haslip
- The Divine Wind - Adam Nitti
- One Brick Shy - Gary Willis
- Diagonal Head Trauma - Michael Manring
- Cabana - Steve Bailey
- Gravity - Ric Fierabracci
- Freedom Town - Mark Egan
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Tさんからのレンタルビデオのおまけ、D'addario(弦メーカー)のサンプラーCD。
おまけといえど侮ってはいけない、Bryan Bellerだ!
ソロアルバム『View』収録曲で共演はMike Keneallyだ!
もちろんわたしがベース主体の音楽を一度に聴ける機会はゼロに近いし、このサンプラーで知っている名前はBryan BellerとMark Eganだけだったが全曲楽しめた。ふっふっふ。
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6月18日(土)
WOWOWで『Dreamcatcher』(2003)を観る。
原作Stephen King、監督Lawrence Kasdan、脚本William Goldman……原作は4分冊だそうだが、2時間ちょっとにまとめるには多分ストーリーを追うのが精一杯だったのでは?
、『ミザリー』『スタンド・バイ・ミー』と同じ人の脚本とは思えなかった。
大人になったダディッツ役が、元New Kids On The Block、元放火犯、松田聖子とデュエットしたこともある、そして弟はあのMark Wahlbergという「歩くトリビア」Donnie Wahlbergだって。
弟は2003年に"The Italian Job(ミニミニ大作戦のリメイク)"の次は2006年予定の"The Brazilian Job"で再びCharlie Croker役を演じるんだそうだ。やめて、お願い。
夜はNHK BS-2で第59回トニー賞授賞式の後半(前半見逃した)を見る。
チャンネルを替えた時にやっていたのが作曲賞候補の紹介で「ペテン師と詐欺師」でノミネートされていた(XTCトリビュートの仕掛け人、といえば知っている人もいるだろう)David Yazbekが映り、もう完全にスキンヘッドなのに歳月を感じた。
作品の紹介ではステージで俳優たちが実際に"Monty Python's SpamAlot!"のパフォーマンスを披露。アーサー王はTim Curryだし、映画ではギリアムが演じた従者の扮装もそのまま(ココナツは持っていたかな…)だし、お色気尼さんはたくさん出てくるし。
ミュージカル部門の作品賞と監督賞、助演女優賞も取ったのか。
Ericのタキシードが派手派手で、スタッフキャストを壇上に迎える音楽が「Always look on the bright side of life」 で、製作のビル・ヘイバーのスピーチはまずクリーズの十八番"And now... For something completely different"!「モンティパイソンと脚本のエリック(Idle)にも感謝しない。音楽のジョンにも振り付けのケイシーにも監督にも感謝しない」と元ネタを知っているとさらに笑える。
6月17日(金)
米CBS製作のミニシリーズで、先月WOWOWで一挙放送された「ヒットラー(Hitler: The Rise of Evil) 第二部 台頭 」再放送分を観る。
オブセッションを演じさせたらロバート・カーライルに敵なし(ちがうか)。
SA幹部を中心に粛清した「長いナイフの夜」ももちろん描かれ、その連想からテレビ台の奥に眠っていた『ベント 堕ちた饗宴』の永久保存版をつくる。音楽はPhilip Glass。
6月15日(水)
Turin Brakes / JackInABox (2005) / CD+DVD (Source CDSOURX110)
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- They Can't Buy The Sunshine
- Red Moon
- Forever
- Asleep With The Fireflies
- Fishing For A Dream
- Road To Nowhere
- Over And Over
- Last Clown
- Above The Clouds
- Buildings Wrap Around Me
- Jack in A Box
- Come And Go (+ hidden track)
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Written, performed, produced and engineered by Turin Brakes.
育ったサウスロンドンに構えた自前のスタジオでつくりあげたサードアルバムのキーワードは"organic"。
「Road To Nowhere」で柔らかな音色を鳴らすハーモニウムはGaleが地元のリサイクルショップで見つけたアメリカ製の年代ものだそうだ。
望んでDIY精神を発揮した新作ではすっかり開き直ってドラムはスカスカ、かえって息の合った彼らの持ち味は十分引き出せたと思う。
先行シングルの「Fishing For A Dream」のイントロが「Angeles」に似ているのは、大好きだというElliott Smithからの影響のあらわれだろう。
メランコリックな「Come And Go」はOllyによると「ボサノヴァ・21世紀ヴァージョン」。
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6月13日(月)
英国密林マーケットプレイスで注文後2週間過ぎても届かない商品について問合せたらすぐ回答が。
you ordered from overseas (remember, we are located in Hamburg, Germany,
Europe) which usually takes 3-12 weeks to receive.
Average shipping times for surface mail is:
-UK/Europe: 1-2 weeks
-USA/Canada: 3-6 weeks
-Japan, far east countries: 4-8 weeks
-mid/south america, Australis: 6-12 weeks.
If a reasonable time has passed after your order was shipped, please let
me know by replying with the entire eMail. Then I will follow up on your
order to your satisfaction.
ドイツから船便(膝をつく)。あと最長6週間待てということですかそうですか。
6月12日(日)
セルビデオ『Kill Rock Stars』『Robert Wyatt - Little Red Robin Hood』の永久保存版をつくる。
Elliott Smithのミニドキュメンタリー「Lucky Three」が入っている『Kill Rock Stars』は輸入ビデオを新品で購入した筈なのだが、テープの最後に消し忘れと思しき日本語吹替え版洋画が残っているのを発見した。
紙パッケージだけ本物で、誰か(買った店の店員が一番怪しいが、その店も今はない)に使いまわしのダビング用テープと中身を差し替えられたらしい。
ブックオフにて。
- ミシェル・バタイユ『クリスマス・ツリー (L'arbre de Noel)』(角川文庫)
- ハリィ・ハリスン『銀河遊撃隊 (Star Smashers Of The Galaxy Rangers)』(ハヤカワ文庫SF415)
- ジェイムズ・ロング『ファーニー (Ferney)』(新潮文庫)
『クリスマス・ツリー』は原作を読んでから映画を(○曜洋画劇場で)観るまでがかなり長かった。
実家に置いてきた原作もどこかに行ってしまったので気長に探していたもの。
水爆実験の放射能を浴び余命僅かと告げられた男の子と、その父親と狼くらいしか出てこないのだが、『シベールの日曜日』といいこの作品といい、フランス映画のクリスマスは静かで美しくて、胸を衝かれるものが多い。
6月11日(土)
この地方も梅雨入りしたそうだ。1日雨。
英国密林から6/1発送通知のVdGGのリマスター3枚がようやく届いた。
分厚いブックレットが嬉しいが、NHK BS-2で放送された「吉田美奈子 with Brass Art Ensemble」の永久保存版を(DVDを買っていないのだ)つくったりしていたのでまだ聴いていない。
きのう23区内に送った郵便はもう届いたそうだ。
で、バンド名しか知らずに買ってきたManicsシングルだが、失踪したのはリズムギターと作詞担当の人だということがわかり、てっきり失踪したのはヴォーカリスト(で、他のメンバーがヴォーカルを引き継いだ)と思い込んでいた自分が持っていてもやはり猫に小判だった……。
どうもNew OrderやFoo Fightersからの先入観があったらしい。
6月10日(金)
Paullina Lerche / Katrilli (2002) / CD(RUOCD102)
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- Vot I Kaalina
- Rapakatrilli
- Orvokin Valssikatrilli
- Kirkonkellot - Lemmen Katrilli
- Tuuli Taivutti - Lanssi
- Liianmies
- Kadonneet Kirkonkellot
- Vipukatrilli
- Kaalina Timojaa
- Katrilli Kintaan Kylästä
- Delhi.katrilli feat. sarathi chatterjee
- K.K.K. Remix
Produced by Peter Lerche
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ギタリスト(夫でもある)Peter Lercheのプロデュース。
出身地カレリア地方の伝統音楽から影響を受けているとのこと。
EXPO会場では15弦カンテレの他に白黒の(少なくとも5列はあったように思う)ボタンアコーディオンも演奏して、伝統音楽だというダンス音楽の伴奏にもぴったりな歯切れのいい音がした。
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郵便局で中身を聞かれCD(厳密には違う)、と言うと「ビデオやCDは、補償はつかないけれど書籍小包扱いにすると安く送れますよ」とのこと。
知ってはいたのだがなかなかきっかけをつかめず……ということで、Manic Street PreachersのCDその他は今日発送済み。
CD嫁入り先から完成間近のギターの写真が送られてきた。近い将来、実物を目の当たりにする可能性なきにしもあらず。
6月9日(木)
Orphans / Alan J. Pakula監督 / 1987年米
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Albert Finney
Matthew Modine
Kevin Anderson
まずFinneyとModineというキャスティングで観たくてたまらなかったのだ。
Kevin Andersonは知らなかったが、演技が演劇畑の人かなとは思った。調べてみるとやっぱりSteppenwolf劇団の一員で、ここの"Orphans"でも舞台に立っているそうだ(←というより舞台のほうが先)。
Steppenwolf繋がりで思い出したが、Gary SiniseとJohn Malkovichの『二十日鼠と人間』も永久保存版にしておかなくっちゃ。
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Lyle Kesslerの舞台劇の映画化。
Albert Finney is Harold, a slick mobster who enter the bleak world of two teenaged orphans - Treat and his younger brother Phillip.
The boys are urban scanvengers who steal and mug for a living, warily keeping the outside world at arm's length.
But when Treat kidnaps Harold, the gangster - himself an orphan - turns the tables to become an unlikely parent who changes their lives forever.
日本で公開されたんだかビデオ化されたんだかTV放映されたんだ(少なくともビデオ化はしていないと思う)か、これだけがどうしても観られなかったが、米国密林で中古ビデオを入手して半年、ようやく落ち着いて観ることができた。
そして即永久保存版をつくる。
三人の関係を手っ取り早くあらわすにはトリート(Modine)=英一、フィリップ(Anderson)=英二、ハロルド(Finney)=ゼネツィオまたは青木と言うのが一番か。
生活のすべてを兄に依存する弟、幼い頃から弟を養うことに全存在をかけてきた兄。
弟がハロルドを父親のように慕い始めるのに内心焦りを、また半分は嫉妬を(本当は自分もハロルドに甘えたいのだが、気づいていない)感じたトリートは、弟の好きなマヨネーズの特大サイズの瓶を買って帰るのだが、「ハロルドのキャベツとコンビーフ料理のほうがおいしい」とそっけない。
ハロルドに励まされ精神的にも自立し始める弟と反対に、アイデンティティを失った兄が母親のコートを握りしめ身体を縮めて眠っている姿にはなんともいえない(ただでさえガタイのいいModineだし)。
この手の専門用語を下手に使うと玄人はんの失笑を買うのがオチなのでやめとく。
ハロルドを失い「俺はdead end kidだ」とむせび泣く兄をいたわることができるまでに成長した弟の姿にかすかな希望を見せて、物語は幕を閉じる。
兄弟と関わるハロルド役のFinneyがもううまいのなんのって。
彼といいTom Courtenayといい、『ドレッサー』コンビは二人合わせて何回オスカーを逃しているのだ。
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6月8日(水)
雨が降り出した木曜の帰りに自転車を駅前に置いて歩いて帰り、月曜の朝いつもどおりに下の駐輪場に行って自転車のないことに気づき、久しぶりに全力疾走したツケがまだ尾を引いている。
こんなヤワな体力で7/1大丈夫かしらん。
そこにもってきて、あのご一行が今回ローディなし機材手持ちで来日するという話を聞いたひにゃ、広島大阪名古屋東京と心配にもなるというもの。
写真でみる限りVanianは重い荷物も大丈夫そうだが、彼はヴォーカルだから……。
6月4日(土)
Oingo Boingo / Februally 4, 1980 / Westlake High School, CA
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- Open Eyes
- Teenage Monster
- What You See
- Controller
- You Really Got Me
- Imposter
- On The Outside
- Cinderella Undercover
- California Girls
- Little Girls
- I'm So Bad
- Violent Love
- Only A Lad
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1曲目は日本では卒業式や閉店の定番「蛍の光」としておなじみの曲で、原題は"Auld Lang Syne (Old Long Ago)"。
スコットランドの伝承歌にRobert Burnsが旧友との再会を祝して一杯(Aleで)やろう、という詩をつけたものだそうだ。
別れどころか再会の歌、というわけで「蛍の光」がライヴの幕開けに演奏された訳もこれでスッキリ。
ホーンセクション入り「You Really Got Me」やDanny Elfman版の「California Girls」などカバーも楽しいが、曲の内容が家族に知れたら即「ヘッドフォンで聴け」と言われかねない「Little Girls」を流すのがまた快感。
知らなかったが現在Elfman夫人はBridget Fonda!
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6月2日(木)
夜再配達依頼したブツを届けてくれた局員さんに
「実は来週もお願いすることになりそうです」と先に謝っておく。
今夜届いたものは7インチシングルと同梱で厚みがあるため、下の集合ポストに入らないのだ。
VdGGボーナストラック付リマスターの国内盤は2,600円。
オフィシャルで取り扱うものはなるべくそこで注文するようにしているが、今回は新譜でない以前に余裕がなく(何枚出るのだ)"The Least We Can Do Is Wave to Each Other"
"H to He Who Am the Only One"
"Pawn Hearts"の3枚は送料込みでも£32.06(6,337円)と安い英国密林で注文した。
6月1日(水)
新譜優先するとDamnedの25周年記念盤はいつも後回し、もう買わないかもしれない。
通勤のお供に手持ちの"The Radio One Sessions""The Peel Sessions"を入れ、「Is It A Dream?」はやっぱりいい曲だと思う。
渋谷クアトロのチケットは売り切れたそうだが、名古屋もたくさん入ってほしい。
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