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5月30日(金)

Dandy Warholsの『モンキー・ハウスへようこそ』(まんまヴォネガットだ)からのシングル'We Used to be Friends'はエアプレイ向きで明るく、'You Were The Last High'はイントロからDuran DuranかBryan Ferryか、というほどの売れ線狙い。 先日聴いたBlack Sessionでの退廃的なセットリストのほうが珍しいのかもしれないが、もしかしたらシングル曲とライヴのレパートリーを意識的に切り離しているのか。
疲れているとどうでもいいことが気になる。

5月28日(水)

仕事のピークにさしかかり終日入力業務。 さすがに疲れて帰りがけの気分転換にと中古屋に寄ると無欲の勝利か仕事のご褒美か、つい最近知って「聴いてみたいなぁ」と思っていたJellyfishのアルバムをみつけた。 凄い、と定評の2ndならもっと嬉しかったが贅沢は言えない。 これも一体いつ聴けるやら。週末に持ち越し。ちなみに朝はBe Bop Deluxe "Radioland"を聴いてすっかり気分は70年代。
  • Jellyfish "Bellybutton" (TOCP-53031)
  • X.T.C. "K - Rocking in Pasadena" (TR-234)
    X.T.C.って誰だろうねぇ。海賊盤の筈だがこんな凝った多面体ジャケットだったとはね。 誰が手放したか知らないがありがとう。 帰りの電車では褒めちぎられて上機嫌のスタジオライヴを聴いて疲れを忘れた。
C'est Lenoir / Black Session n°193 (The Dandy Warhols)
バンド名が気になりながらほとんど知らず、たまたま放送されていたスタジオライヴを聴く。 朝聴いたら出かけるのがヤになりそうな音楽だ。
  1. Be in
  2. Mohammed
  3. Over it
  4. Lou Weed
  5. Green
  6. Pete International airport
  7. Burned
  8. Sound

5月25日(日)

週末は地味に過ごしている。 午後から出かけたついでにブックオフ。
  • エヴァンス&ホールドストック編『アザー・エデン(Other Edens)』(ハヤカワ文庫SF827)
    「イギリス(だから「第二のエデン」か!)SF傑作選」14編読めてブックオフ価格300円なら、とついふらふらと。 でもまだ『冬の夜ひとりの旅人が』が途中なのだ。
NHKアーカイヴス『野のきよら 山のきよらに 光さす』
脚本:中島丈博
出演:左幸子・吉田日出子・杉田かおる・田村高廣
まさかこれがまたみられるとは! もちろん台詞の修正もいっさいなし。

5月24日(土)

たまたまついていたWOWOWで久しぶりに(でも忙しい時間帯でとびとびだが)映画をみた。 冒頭示されるキャストをみて「絶対コーエン兄弟だ」と確信する常連揃い、番組表を確認したらやっぱり『オー、ブラザー!(O Brother Where Art Thou?) 』(2000)だった。 『赤ちゃん泥棒』を見ている人なら、ホリー・ハンターが今度は意固地な子沢山の母親役で出ているのに笑ってしまうよ。

C'est Lenoir
  1. ZWAN : Come with me
  2. ELYSIAN FIELDS : Timing is everything
  3. CAT POWER : Free
  4. LIZ PHAIR : Rock me
  5. NU : Any other girl
  6. EELS : Saturday morning
  7. EELS : Love the loveless
  8. DANDY WARHOLS : You were the last high
  9. TINDERSTICKS : Sometimes it hurts
  10. CARS : Just what I needed
  11. STELLASTARR : Somewhere across forever
  12. PUNJABI MC : Ghalla Gurian
  13. SAINT THOMAS : Long long time
  14. GRANDADDY : The go in the go for it

5月23日(金)

Turin Brakesのオフィシャルより、アルバム"Ether Song"全曲をフルレングスで聴けるマイクロサイト開設の告知。 アルバム全曲だよ全曲、もちろん12曲目の後の(日本盤では隠れていない)隠しトラックまで。 アルバム買わなくてもこれで十分、という人でも「ライヴをみてみよう」と思えばチケット売上に繋がるし、ライヴがよければ、演奏された曲の入った前作を聴いてみようと思うかもしれない。 ハイリスク・ハイリターンを狙っているバカなのか、でもバカな子ほどかわいいものだ、というのは前にも書いたな。

5月22日(木)

インターネットラジオでJellyfish 『S.O.S.』(←わっはっは)と'Surrender'(Carsから「リック」繋がり即興メドレー)と女性コーラスの 'Happy Talk'、DEVOづくし(お喋りの後ろで『サティスファクション』もかかっていたような気がする)。 あと騒音寺のハーモニカが入る曲好きだなぁ。 最初何のライヴかわからなかったの、"a school guide to ○○○"からの'Neon Shuffle''Do You Really'。 途中何度か部屋を出入りして聞けなかったところもあるが、基本がだらだら系だからあまり話が進んでいなかったりしてこちらも楽。
で、いろいろ薫り高い話が聞けたがBuzzcocksは「唸る○○○」の複数形をビジュアル的に想像して、とても音読できないんだな(今更何を言うか)。

5月21日(水)

届いたCDを往復の電車で聴こうと楽しみにしていたのに、CDだけ入れてプレーヤーを忘れた。
BBC 6 musicで'There There'のPVをみる。 Thom Yorkeの役者ぶりが笑える(怖いんだけど)。 TOP SEARCHES THIS WEEKの欄にXTCが食い込んでいてびっくり。 今月BBCのライヴがDream Ticketで放送されたからか。

5月19日(月)

公式サイト(中国語版)らしいが、阿仙奴と表記するようだ。 GK=門將、D=中堅、と読んでいくとなんだか剣道みたいだが、 前鋒(F)の法蘭西斯謝菲斯(Francis Jeffers)が「惜 上 季 因 受 傷 患 困 擾 而 欠 缺 表 現 機 會 」なんだかわかったような……。

5月18日(日)

Turin Brakesのオフィシャルに時折メッセージを載せるOllyが、今回の"Horse's Mouth"で(セカンドアルバム"Ether Song"のEU盤と日本盤がこれで発売された)コピーコントロールCDについて書いていた。 いわく

--- In fact we were not even made aware that our album would be tarnished with it!
---We belong to the "Copying ends up helping the band" school of thought and we are currently discussing the situation with our label.


何かで読んだが、録音したライヴ音源も、無償で配布する限りマネージャーはともかく彼ら自身は「構わない」というスタンスらしく、"Ether Song"についても「UKとUS盤ならコピーコントロールがかかっていないからMP3プレーヤーでもPCでも問題ないと思うよ** コピーを勧めているわけではなく、再生時プレーヤーに不具合が生じない、という意味で。念の為との助言つき。 フォーラムを読んでいるんだなぁ。 風通しのいいオフィシャルサイトだ。 ロックパラストのクリスマスチャットではファンとのやりとりで「ボビー・ギレスピー知ってる?最高だよ」と見事に普通の兄ちゃん、というか無邪気ないちファンぶりを発揮していたが、無邪気すぎて上から叩かれないといいけど。

5月17日(土)

裏にまわってメンテナンスを少し、それからキャプテンのシングルを出してきて久々に聴く。 マウスの調子が悪くて中の掃除をしたら、埃がたくさん出てきた。 これじゃ引っかかるわけだ。

5月15日(木)

『魁!!クロマティ高校』(都立らしいが校風は花園学園、って誰も覚えていないか)というマンガをお子から借りて読んでいる。 主人公はラジオに投稿するのが趣味、ペンネームは「ハチミツボーイ」。 池上遼一を知っている人には「男組」「サンクチュアリ」の絵柄でギャグマンガといえばわかりやすいか。 読んで笑っていると前作という『課長バカ一代』も持ってきた。

C'est Lenoir
  1. SONIC YOUTH : Dirty boots
  2. STELLA STAR : Somewhere across forever
  3. HOT HOT HEAT : Bandages
  4. SOLEX : Shady lanes
  5. KINGS OF LEON : California waiting
  6. SALOON : Shoot the singer
  7. THE THRILLS : One horse town
  8. MARTIN GORE : I cast a lonesome shadow
  9. BASHUNG : Aucun express
  10. DANDY WARHOLS : I am a scientist
  11. MIDNIGHT CHOIR : Depths of the earth
  12. RADIOHEAD : Sit down stand up
  13. TINDERSTICKS : Trying to find a home

5月12日(月)

恒例のインターネットラジオで10cc 'Don't Hang Up''I'm Mandy Fly Me'にダムドの'New Rose''NiNiNi もといNeat Neat Neat'、それから全然聴いたことのなかったJellyfishをいくつも聴かせてもらった。 'Jet'(はカヴァーか)'Joining A Fan Club 'にエンディングの'I Wanna Stay Home'、最初にかかったのは何だったかな。 コレクターズ「マーブルフラワーギャング団現わる!」はお子の前で聴いてもよいものか。 しかし今日一番笑ったのは、テレビの深刻なSARS(新型肺炎)ドキュメントがかかっている横で、素っ頓狂な「開国シーテクーダサーイヨゥ(ペリーのお願い)」がスピーカーから流れた瞬間……

5月10日(土)

It is no use crying over spilt milk しかし逃がした魚は大きい。

Captain Sensibleの初期音源集が出ていたのにちっとも気がつかなかった。 A&M時代に出た2枚のソロアルバムから'Who Is Merody Lee, Sid?' 'Gimme A Uniform' 'Secrets'以外の収録曲がCDで聴けるわけだ。 キャプテン、A&Mでなくマネージャーの経営するプロダクションと契約書を取り交わしていた為に、マネージャーを切ったらA&Mとも縁が切れてしまったのだった。

5月9日(金)

今日のC'est Lenoirはフランスなのにアジアンテイストをテーマにしていたらしい。 Edwyn Collinsは最初声を聴いてDavid Bowieかと思った。 Blurの新曲、"Think Tank"からの'Brothers and Sisters'が気に入ったが(CCCDでない限定盤も出ているが高いし)、ラジオで聴ければそれでいいか。 消費活動に多少は歯止めがかかるわけだ。
  1. EDWYN COLLINS : What presence ?
  2. NATACHA ATLAS : Eye of the duck
  3. ASIAN DUB FOUNDATION : Dohl rinse
  4. SUSHEELA RAMAN : Ye meera divanjan hai
  5. DAVID SYLVIAN : Krishna blue
  6. BLUR : Brothers and sisters
  7. AN PIERLE : Sorry
  8. JACQUES DUTRONC : Face a la merde
  9. GRANDADDY : Now it's on
  10. TOM MC RAE : Overthrown
  11. FRED POULET : ED l'epicier
  12. GOLDFRAPP : Crystalline green
配信が終了する間際に駆け込みでDream Ticketのあるライヴを録音したが、トラック分けと'erase'を間違え、一瞬にして全部消えた。 時にはこういう失敗もあるんだなぁ。

5月8日(木)

きのうのつけがまわってきて(以下5/6とほぼ同内容)。 報告書の内容をなかば自動書記(怖い)のように入力していたら「○○と面談」というところを「○○と漫談」としたまま確定するところだった。 これは限界だと思い、切り上げて帰る。

5月7日(水)

どしゃ降り。 午後から進路説明会で学校へ。 帰りのバスが1時間に2本、しかも雨ときている。 雨宿りに寄ったブックオフでP.K.ディック『フロリスク8から来た友人(Our Friends from Frorix 8)』(創元SF文庫)を見つける。 店頭でみかけたのは初めてだ、珍しい。 『冬の夜ひとりの旅人が』を(まだのろのろと)読んでいる状態ではいつになることやら。

Top of the Pops2 のサイトで動くといってもソロ転向後はquiet manで静止画像とそう変わらないがJohn Foxxを初めて見た。 チャート40位以内に入らないと出演できないとかそんなことを聞いたような気がしたが、'Underpass'はそんなにヒットしたっけ? にしても直立不動で口パクだからやっぱり見るならUltravox!時代がいいなぁ。

5月6日(火)

連休中に半休・有休を取ったつけが回ってきた。 明日も昼から学校に行かなくてはならず、社の定時を過ぎてもまだ仕事していたら「お迎えは大丈夫?」と聞かれ、へ?と思ったが、誰かと勘違いされたらしい。 うちには(ゴロツキ、なら別の曲だ)幼稚園児はいません。 今教室までお迎えに行ったら立派なイヤガラセだよ。

ぱっぱっぱ、しゃるらるる、ぱっぱっぱ、 BGMは'Cars & Girls' by Prefab Sprout。
上の子は『レオン』エンドテーマ'Shape of My Heart'が好きで、「持っている」という友人にCDを借りて喜んでいたが、それは本人の聴きたかった曲ではなくCraig Davidの'Rise & Fall'という(Shape of My Heartのギター部分を使った、つまりStingですらない)別ものだった。 'Shape of My Heart'収録のベスト盤なら持っている(た)が、こちらにあるか別荘にあるか、または処分したか、さて覚えていない。

5月4日(日)

昼をごちそうになり15時の近鉄特急で帰宅。
2日の遠足で潮干狩りをした上の子に様子を聞くと、弁当を食べる時間も惜しんで真剣に獲ったとのこと。 一箇所に生徒をかためて引率の教師は楽だね、と言ったら「生徒そっちのけで掘っていた」あそ。 持ち帰ったアサリは海水で砂出しして家族3人でたいらげたそうだ。

5月3日(土)

習慣とはおそろしいもので5時半には目が覚めてしまう。 年寄りを笑えない。 梅田に朝の10時から開いている古書店などなく、開店まで近くの有名なインターネットカフェで待つ。 ホテルのフロントのような受付のある店内は薄暗く、席番号は129!養鶏場に来た感じ。
阪急の高架下にある「古書のまち」はどの店もワゴンセール中だった。 運がいい。 心斎橋でやたら行列のできているオムライス屋を横目に、タワーレコードへ。 まさかこのバンドのアルバムがこんなに店頭にあったとは……
  • Prefab Sprout "Two Wheels Good" (EPIC EK-40100)
  • Robyn Hitchcock "Robyn SIngs" (PAF 002)
  • The Sugarplastic "Bang, The Earth Is Round" (DGCD-24961)
  • The Sugarplastic "Primitive Plastic" (AIRCD-038)
  • The Sugarplastic "Resin" (AIRCD-037)
  • サイモン・ブレット『殺意のシステム(A Shock To The System)』(ハヤカワ・ポケット・ミステリ1479)
布団を干していたので日のあるうちに別荘に戻り、夕食時にまた実家へ。 夕食も外でひとりで食べてみたいが、母の楽しみを奪うわけにもいかない。 「焼きそばが3玉もあるから食べてくれない」と切り出され、明日の昼も実家でとることに。 じつに消極的な親孝行だ。

別荘に戻り、"Two Wheels Good"を聴く。 'Bonny''Goodbye Lucille #1 (Johnny Johnny)''When Love Breaks Down''When The Angels'は先日のBBC 6 music のDream Ticketで聴いたばかりなので知らないアルバムのような気がしない。

5月2日(金)

世間様は平日だが。 お子たちは剣道だの模試だので休日も忙しく、摂津守が留守を預かってくれるというのでひとりで別荘の掃除と実家への顔出し。 満開の野生の藤の花と田んぼに立つ水鳥の姿勢のよさに目を奪われる。 片道2時間の車中で木枯し紋次郎14巻と15巻を読む。 ちょっと宿敵の小道具に無理があるかなぁ。 新幹線なら1時間だが今回は近鉄特急利用なので所要時間は倍、それでも本があれば時間を忘れる。

昼過ぎに難波着、関西古書センターというところに初めて行ってみる。 ビルの1階に古書店が5軒ほど集まっていて、店主は鼻歌を歌っていたり常連と思しき人と世間話に興じていたり、こちらも気が楽。 周辺にいくつもある中古・輸入盤専門店にも寄ったが「買わない」前提で見ると物欲に溺れずなんとかなるものだ。 いや、今まで「来たからには何か買う」とさもしい根性で入ったがためにえらい目に遭った(自分のせいだが)ことは数知れず。 梅田に移動し、懐かしいあずき色の阪急電車に乗って実家へ。 夕食後しばらく母と話し、今夜から2泊する別荘(摂津守の借りている部屋)までてくてく歩く。 夜の9時半から掃除機をかけ洗濯をし、テレビもつけることなく就寝。
  • ピエール・ルイス『欲望のあいまいな対象(Cet Obscur Objet du Désir)』(角川文庫)
    ただし原題は"La Femme et la Pantin"つまり女と操り人形……

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